JPH0689000A - 複写機のミラー汚れ検出装置 - Google Patents

複写機のミラー汚れ検出装置

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JPH0689000A
JPH0689000A JP4239841A JP23984192A JPH0689000A JP H0689000 A JPH0689000 A JP H0689000A JP 4239841 A JP4239841 A JP 4239841A JP 23984192 A JP23984192 A JP 23984192A JP H0689000 A JPH0689000 A JP H0689000A
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Masaru Ushio
勝 牛尾
Junji Sato
純二 佐藤
Kazuhisa Maruyama
和久 丸山
Kazuhiro Nakazawa
和浩 中沢
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複写機におけるミラー汚れを、原稿濃度センサ
を用いて高精度に検出する。 【構成】自動濃度調整のために原稿濃度を検出する濃度
センサ31の出力信号を、個別に設けられた2系統のアン
プ回路A,Bにそれぞれ入力させる。前記アンプ回路A
は、原稿濃度検出用として設けられており、全光量域を
略均等に読み取れる特性にセットされている。一方、ア
ンプ回路Bは、ミラー汚れ検出用として設けられてお
り、光量の多い側で広いダイナミックレンジを有するよ
うにセットされている。そして、基準濃度部からの反射
光を濃度センサに入光させ、このときに前記アンプ回路
Bを介して出力されるセンサ出力のレベル変化に基づい
て、ミラー汚れを検出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機のミラー汚れ検出
装置に関し、詳しくは、原稿からの反射光を反射させる
ミラーの汚れを、前記ミラーを介して入光される基準濃
度部からの反射光量に基づいて検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な複写機としては、透明ガラス上
に置かれた原稿を下方から照明しつつ、その反射光像を
ミラーで反射させてレンズユニットにて感光体ドラム上
に結像させ、該結像した像を前記感光体ドラム上にトナ
ー像として現像した後、複写紙に転写して定着する構成
のものが知られている (特開昭64−82068号公報
等参照) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
の複写機においては、原稿の光像を反射するミラーがト
ナー等によって汚れてくると、ミラーの反射率が低下
し、複写記録の濃度が濃くなり、複写物が全体的に黒ず
んでくるという問題があった。このため、前記ミラーの
汚れを検出できる装置の提供が望まれるが、ミラーの汚
れを検出するために専用のセンサを設けることは、コス
トアップになってしまう。そこで、原稿濃度に応じて複
写記録される複写物の濃度を自動的に調整する自動濃度
調整用として従来から備えられている原稿濃度センサを
用い、基準濃度部(基準白色板)における反射光量を前
記原稿濃度センサで検出させ、前記ミラーの汚れによっ
て前記基準濃度部からの反射光量が低下することを検出
させる装置を、先に提案した(特願平4−187142
号参照)。
【0004】しかしながら、原稿濃度センサによる原稿
濃度検出系においては、種々の原稿濃度に対応できるよ
うに、広い光量範囲を読み取れるように設定されている
ため、かかる原稿濃度検出系をそのまま用いたのでは、
ミラー汚れによる僅かな光量低下を高精度に検出するこ
とができないという問題があった。また、高精度にミラ
ー汚れの検出させるためには、原稿濃度センサ等のばら
つきに対応するために、センサの出力処理系(アンプ回
路)の調整(ゲイン,オフセット調整)を行う必要が生
じるが、サービスマン等がテスターを用いて前記調整を
行うことは煩雑であるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、原稿濃度センサを用いたミラー汚れ検出の精度を
向上させると共に、前記精度を確保するための調整作業
を自動化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
複写機のミラー汚れ検出装置は、光源からの照明光を原
稿に照射し、原稿からの反射光をミラーに反射させて光
学系で結像させ、該結像した光画像を現像する構成であ
ると共に、前記ミラーを介して入光される原稿からの反
射光量を検出する原稿濃度センサと、この原稿濃度セン
サによる濃度検出の基準となる基準濃度部とを備えた複
写機において、原稿濃度検出系と、この原稿濃度検出系
よりも高反射率側でダイナミックレンジの広いミラー汚
れ検出系との2系統の出力処理回路それぞれに前記原稿
濃度センサから検出信号を入力させ、前記原稿濃度検出
系の出力処理回路を介して得られる原稿濃度センサの検
出信号に基づいて原稿濃度を検出する一方、基準濃度部
からの反射光を前記原稿濃度センサに入光させたときに
前記ミラー汚れ検出系の出力処理回路を介して得られる
原稿濃度センサの検出信号に基づいて前記ミラーの汚れ
状態を検出する構成とした。
【0007】また、光源からの照明光を原稿に照射し、
原稿からの反射光をミラーに反射させて光学系で結像さ
せ、該結像した光画像を現像する構成であると共に、前
記ミラーを介して入光される原稿からの反射光量を検出
する原稿濃度センサと、該原稿濃度センサによる濃度検
出の基準となる基準濃度部とを備えた複写機において、
前記基準濃度部からの反射光を前記原稿濃度センサに入
光させたときに、前記原稿濃度センサから出力処理回路
を介して出力される検出信号に基づいて前記ミラーの汚
れ状態を検出する構成としたミラー汚れ検出装置におい
て、前記光源を予め設定された相互に異なる第1光量レ
ベルと第2光量レベルとに切り換えて作動させ、前記基
準濃度部からの反射光を前記原稿濃度センサに入光さ
せ、前記両光量レベルのときに前記出力処理回路を介し
てそれぞれ出力される検出信号の偏差が所定値になるよ
うに前記出力処理回路を調整するよう構成した。
【0008】
【作用】かかる構成の複写機のミラー汚れ検出装置によ
ると、原稿濃度センサを本来の原稿濃度の検出用として
用いるための出力処理回路と、ミラー汚れの検出用とし
て用いるための出力処理回路とが個別に2系統設けられ
ており、然も、ミラー汚れ検出系の出力処理回路は、原
稿濃度検出系よりも高反射率側でダイナミックレンジが
広くなるように設定されている。従って、出力処理回路
を使い分けることで、種々の原稿濃度を広く読み取るこ
とができると共に、高反射率側でのミラー汚れによる反
射率の低下を、原稿濃度センサを用いて高精度に検出し
得る。
【0009】また、光源を第1光量レベルと第2光量レ
ベルとに切り換えて作動させれば、ミラー汚れによって
第1光量レベルと第2光量レベルとの偏差分だけ光量が
低下した状態を疑似的に作り出すことができ、このとき
の検出信号の偏差が所定値になるように出力処理回路を
調整すれば、実際の反射光量レベルの低下に対して一定
に出力変化を得る調整が行える。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明に係るミラー汚れ検出装置を備えた複写機の全体
構成を示す。まず、基本的な構成及び動作を説明する
と、原稿Pはプラテンガラス1上に置かれ、原稿カバー
2を閉じ、複写開始スイッチ3を押すと、露光ユニット
4が副走査方向に移動する。露光ユニット4にはランプ
(光源)5及び第1ミラー6が一体に装着されており、
副走査方向の移動により原稿Pの記録面がプラテンガラ
ス1を介して照明され、その反射光が副走査方向に直交
する主走査方向に長いスリットを介して第1ミラー6に
導かれ、該第1ミラー6により副走査方向に向けて反射
される。
【0011】露光ユニット4の副走査方向には、可動ミ
ラーユニット7が備えられる。該可動ミラーユニット7
は上下に第2ミラー8及び第3ミラー9が線対称状に装
着されており、露光ユニット4と同一方向で1/2の速
度で移動しつつ、前記露光ユニット4の第1ミラー6か
らの反射光を第2ミラー8,第3ミラー9が順次反射し
てレンズユニット (光学系) 10へ導く。
【0012】レンズユニット10で集光された原稿Pの光
像は、レンズユニット10後方に配設された第4ミラー1
1,第5ミラー12,第6ミラー13に順次反射した後、回
転する感光体ドラム14上に結像される。該感光体ドラム
14の外周面には光導電層が設けられ、前記光学系からの
像が導かれる前に、直流高電圧が印加されて例えば正に
一様に帯電されており、この状態から前記光学系の露光
走査により光像を受けると、受光された部分の帯電電荷
はドラム14の金属面に放出され、受光されない残りの部
分が正に帯電されたままとなる。これにより、光導電層
の面に原稿の画像に対応した静電潜像が形成される。
【0013】感光体ドラム14が更に回転すると、前記正
の電荷が帯電している部分に現像装置15から負電荷を有
するトナーが静電力で吸引され、トナー像が形成され
る。複写紙は、給紙ユニット16内の選択された給紙カセ
ットから給紙ローラ17を介して供給され、該複写紙に直
流高圧が印加された転写極18によって前記トナー像が転
写される。トナー像を転写された複写紙は交流電圧が印
加された分離極19により感光体ドラム14から分離され、
更に定着器20へ搬送されトナー像が定着され、その後排
紙ローラ21によって所定のトレイ22上に送り出される。
【0014】次に、自動濃度調整のために設けられた構
成について図2及び図3に基づいて説明する。図2及び
図3において、レンズユニット10の外側に位置して、原
稿濃度を検出する濃度センサ(EEセンサ)31が装着さ
れている。該濃度センサ31は、原稿Pからの反射光を第
1ミラー6,第2ミラー8及び第3ミラー9を介して入
射し、入射光量を光電変換して検出することによって、
原稿Pの平均的な濃度を検出するものであり、この濃度
センサ31によって検出される原稿濃度に応じて記録濃度
を自動調整する自動濃度調整モード(EEモード)が選
択できるようになっている。
【0015】一方、プラテンガラス1の先端部を保持す
る枠体32の下面に表面濃度を基準濃度(基準白色)に設
定した基準濃度部33(基準白色板)が装着してある。そ
して、図示のように露光ユニット4が原稿載置領域の外
側の領域にあるときに、基準濃度部33からの反射光が第
1ミラー6によって反射され、更に、可動ミラーユニッ
ト7の第2ミラー8,第3ミラー9を順次反射して、前
記濃度センサ31に入射するように設定されている。
【0016】そして、自動濃度調整モードが選択されて
いるときには、複写記録のための露光走査に先立って予
備走査が行われ、前記濃度センサ31で原稿からの反射光
を検知させる。更に、原稿濃度を検知した後に、前記基
準濃度部33からの反射光量を検出させ、前記基準濃度部
33からの反射光量を基準濃度として原稿濃度を判定し、
該判定結果に基づいて自動濃度調整(原稿濃度に応じた
バイアスデータの出力)を実行する。
【0017】ここで、前記濃度センサ31は、図4に示す
ように、光電変換素子41,電流電圧変換回路42,アンプ
回路43を備えて構成される。そして、該濃度センサ31か
らの入射光量に応じて出力される検出信号(電圧信号)
は、図4に示すように、自動濃度調整用(EE用)と、
ミラー汚れ検出用とで個別に2系統設けられたアンプ回
路(出力処理回路)A,Bにそれぞれ入力され、図示し
ないマイクロコンピュータにそれぞれA/D変換されて
読み込まれる。
【0018】前記アンプ回路A,Bにおける特性は、図
5に示すように設定されており、自動濃度調整用のアン
プ回路Aでは、種々の原稿濃度に広く対応できるよう
に、反射率0%から100 %までの全域について分解能を
有するように設定してあるのに対し、ミラー汚れ検出用
のアンプ回路Bでは、高反射率側(90%〜100 %)だけ
で最小値から最大値までのダイナミックレンジを使い切
るようにして、高反射率側をより高い分解能で読み取れ
るように設定してある。
【0019】これにより、基準濃度部33(白色基準板)
からの反射光を各種ミラーを介して濃度センサ31で検出
するときに、ミラーの汚れによる僅かな光量の低下を専
用のアンプ回路Bを用いて高精度に検知することが可能
となる。例えば濃度センサ31が、図6に示すような出力
特性である場合、光量が0%から100 %までの範囲を検
出する自動濃度調整においては、センサばらつきがあっ
ても最低で0.28V、最大で1.25Vのダイナミックレンジ
を、センサ出力が備えることになるが、一般的なミラー
汚れでは、10%以内の光量変化を捉える必要があり、こ
の場合、ダイナミックレンジの最も狭いセンサで0.028
V、最大のダイナミックレンジを有するセンサでも0.12
5 Vの範囲内で光量変化を捉える必要が生じる。
【0020】従って、自動濃度調整用の検出データをそ
のままミラー汚れ検出に流用して、ミラー汚れを検出さ
せると、ミラー汚れによる僅かな光量変化を高精度に捉
えることが困難である。ミラー汚れ検出においては、光
量100 %〜90%の範囲内で広いダイナミックレンジを確
保したいので、前述のように、ゲイン特性の異なる2つ
のアンプ回路A,Bを設け、自動濃度調整用としては0
%から100 %までの光量範囲で出力がなだらかに変化し
て広い光量範囲を検出できるようにし、また、ミラー汚
れ検出用としては、光量100 %〜90%の範囲内で最小出
力から最大出力まで急激に変化して前記高反射率側の光
量範囲を高い分解能で検出できるようにした。
【0021】前記濃度センサ31,基準濃度部33,アンプ
回路Bを用いたミラー汚れ検出は、具体的には以下のよ
うにして行われる。即ち、図7に示すように、作像完了
後に、露光ユニット4がホームサーチ動作をするとき
に、基準ポジションセンサ(基準PS)による最初の検
出タイミングでランプ5に最大電圧を印加してミラー汚
れ検出用として作像動作とは関係なくランプ5をONさ
せ、基準濃度部33からの反射光が濃度センサ33に入射す
る位置であることが基準濃度ポジションセンサ(白色板
PS)で検出されると、そのときにアンプ回路Bを介し
て読み込まれる反射光量データをサンプリングする。
【0022】そして、前記サンプリングされた反射光量
データと、汚れの無い状態に対応する基準反射光量デー
タとを比較し、反射光量が所定レベル以上に低下してい
ることが検出されると、これをミラーの汚れによるもの
と判断する。上記のようにしてミラーの汚れが検出され
ると、ミラー汚れの発生を警告するランプを点灯させた
り、又は、ミラーの汚れ度合いに応じて複写時にランプ
5の光量を増大調整したり、現像時の現像濃度を減少補
正し、原稿画像の反射光の光量がミラー汚れによって低
下し、通常よりも濃く複写記録されてしまうことを回避
する。
【0023】ところで、前記濃度センサ31を用いた自動
濃度調整機能を有した複写機においては、前記濃度セン
サ31の特性ばらつきなどに対応するために、前記アンプ
回路Aのゲイン調整及びオフセット調整を行うのが通例
となっており、本実施例のようにミラー汚れ検出用とし
て別系統のアンプ回路Bを設けた場合にも、同様にゲイ
ン調整,オフセット調整を自動的に行って、安定した検
出精度が確保できるようにすることが望まれる。
【0024】そこで、本実施例では、以下の説明するよ
うに、自動濃度調整用のアンプ回路Aの調整に続けて、
ミラー汚れ検出用のアンプ回路Bの調整を行うようにし
てある。ここで、前記自動調整の様子を、図8〜図14の
フローチャートに従って説明する。
【0025】図8のフローチャートにおいて、まず、S
1では、調整作業を指示する調整スタートビットがセッ
トされているか否かを判別し、調整スタートビットがセ
ットされている時には、S2へ進み、調整スタート処理
を実行する。前記S2の調整スタート処理の内容は、図
9のフローチャートに示してある。調整スタート処理と
しては、露光ユニットを所定の露光位置に移動させ(S
21)、また、各種フラグのセット,リセットを行い(S
22)、更に、自動濃度調整側のアンプ回路Aのゲイン調
整を起動させるタイマーのセットを行う(S23)。
【0026】前記調整スタート処理が行われると、前述
のように、自動濃度調整(EE)側のゲイン調整を起動
させるタイマーがセットされるから、図8のフローチャ
ートにおいて、S3からS4へと進み、自動濃度調整
(EE)側のゲイン調整を実行する。自動濃度調整(E
E)側のゲイン調整は、図10のフローチャートに示して
ある。尚、自動濃度調整(EE)側のゲイン調整におい
ては、予め調整用のチャート(白紙)をプラテンガラス
1上にセットしておいて、前記調整用チャートからの反
射光が濃度センサ31で検出させるようにし、後述するよ
うに、露光ランプをON・OFFしてそれぞれでの調整
用チャートからの反射光量を検出させ、該検出結果に基
づいてゲインを調整する。
【0027】図10のフローチャートにおいて、まず、S
31では、濃度センサ31からアンプ回路Aを介して入力さ
れる反射光量の検出データ(電圧値)をA/D変換して
読み込む。次のS32では、反射光量の検出データの読み
込みが10回行われたか否かを判別し、10回に至っていな
いときには、S41へジャンプして、再度自動濃度調整側
のゲイン調整を起動させるタイマーのセットを行わせ、
継続して検出データの読み込みが行われるようにする。
【0028】10回の読み込みが終了すると、S33へ進
み、10回の読み込みで得られた10個の反射光量データの
平均値を計算する。そして、次のS34では、露光ランプ
がONされていたか否かを判別し、初期状態である露光
ランプのOFF状態で濃度センサ31の検出結果を読み込
んだときには、S35へ進む。
【0029】S35では、前記計算した平均値のデータ
を、反射率0%(ランプOFF)に対応する検出データ
として保存し、次のS36では、次いで露光ランプを最大
電圧でONさせる。そして、露光ランプを最大電圧でO
Nさせているときに、10個の反射光量検出データがサン
プリングされ、その平均値が計算されると、今度は、S
34からS37へ進む。
【0030】S37では、露光ランプをOFFしたときに
求められた検出データと、露光ランプをONさせたとき
に求められた検出データとの差(電圧差)を計算する。
次のS38では、前記計算された電圧差が所期値に一致し
ているか否かをチェックし、電圧差が所期値に一致して
いないときには、S39へ進み、前記電圧差が所期値に近
づく方向に、アンプ回路Aの初段アンプA1のゲインを
変化させ、次のS40では再度露光ランプをOFFさせ
る。
【0031】これにより、調整後のゲインで、露光ラン
プOFF及び露光ランプONでの検出データが再度サン
プリングされる。上記のような調整を繰り返すことによ
って、露光ランプOFF時の検出電圧値と露光ランプO
N時の検出電圧値との電圧差が所期値に一致するように
なると、S38からS42へ進み、調整結果のゲインを不揮
発データとして保存する。
【0032】次いで、S43で露光ランプをOFFし、次
のS44では自動濃度調整(EE)側のオフセット調整を
行わせるために、オフセット調整用のタイマーをセット
する。ゲイン調整が終了し、オフセット調整用のタイマ
ーがセットされると、図8のフローチャートにおいて、
S5からS6へ進むようになり、自動濃度調整(EE)
側のオフセット調整が実行される。
【0033】前記オフセット調整は、図11のフローチャ
ートに従って露光ランプOFF状態で行われるようにし
てある。オフセット調整においても、前記ゲイン調整と
同様に、10回に渡って濃度センサ31の検出データを読み
込み(S51,S52)、その平均値を計算させる(S5
3)。
【0034】そして、その平均値が予め設定されている
基準レベルに一致しているか否かをチェックし(S5
4)、一致していない場合にはアンプ回路A(アンプ回
路Aを構成するアンプA2)のオフセット量を変更して
再セットし(S55)、オフセット調整用タイマーをセッ
トして(S56)、オフセット調整が終了するまで、デー
タ読み込み,データチェック,オフセット変更が繰り返
されるようにする。
【0035】オフセット調整が終了すると、最終的なオ
フセットデータを不揮発データとして保存させる(S5
7)。次に、ミラー汚れ検出系のアンプ回路Bの調整を
行わせるために、露光ユニットを、基準濃度部33(基準
白色板)からの反射光が濃度センサ31で検出される位置
に移動させ(S58)、また、露光ランプを90%光量(最
大電圧を印加したときに得られる最大光量の90%)で発
光させるように電圧V2 を印加してONさせ(S59)、
ミラー汚れ検出系のゲイン調整用タイマーをセットする
(S60)。
【0036】ミラー汚れ検出系のゲイン調整用タイマー
がセットされると、図8のフローチャートで、S7から
S8へ進むようになり、ここで、ゲイン調整とオフセッ
ト調整とのいずれの調整モードであるかが判別され、か
かる判別結果に応じてS9又はS10のいずれかに進んで
調整作業を行わせる。調整作業はまずゲイン調整側から
行われる。図8のフローチャートのS9に示されるミラ
ー汚れ検出系のゲイン調整の内容は、図12のフローチャ
ートに示されている。
【0037】図12のフローチャートにおいて、基準濃度
部33からの反射光量のデータが10回に渡って読み込ま
れ、その平均値が計算される(S71〜S73)。そして、
前記平均値が露光ランプの90%光量発光状態におけるも
のであるかを判別し(S74)、90%光量発光状態でない
場合、即ち、露光ランプを100 %光量で発光させている
場合には、S74からS75へ進み、露光ランプを100 %光
量で発光させているときに、かかる照明光が基準濃度部
33で反射し、各種のミラーを介して濃度センサ31で検出
された反射光量のデータを保存する。
【0038】次いで、露光ランプを90%光量で発光させ
ているときの反射光量の検出データをサンプリングさせ
るために、最大電圧を印加時の光量(100 %光量)に対
して90%の光量を得る電圧を印加させる(S76)。そし
て、露光ランプを90%光量で発光させているときの基準
濃度部33からの反射光量が濃度センサ31で検出され、そ
の平均値が計算されると、90%光量での検出データ(電
圧値)と100 %光量での検出データの差(電圧差)を計
算させる(S77)。
【0039】ここで、前記計算された電圧差が予め設定
された基準電圧差に一致しているか否かのチェックが行
われ(S78)、基準電圧差になっていない場合には、ア
ンプ回路Bのゲインを調整し(S79)、再度露光ランプ
の光量を100 %にセットし(S80)、調整後のゲインセ
ット状態で100 %光量(第1光量レベル)での検出値と
90%光量(第2光量レベル)での検出値とがサンプリン
グされるようにする。
【0040】即ち、光量レベルで10%の低下が生じたと
きに、濃度センサ31でこの10%の低下に見合った検出電
圧値の変化が生じるか否かを、前記電圧差で判別させ、
光量が10%低下したときに、一定の電圧値だけ変化する
ようにアンプ回路Bのゲインを調整するものである。90
%光量での検出値と100 %光量での検出値との偏差が基
準に一致するようになると、ゲイン調整の終了を判断
し、最終的な調整ゲインを不揮発データとして保存する
と共に(S81)、次にオフセット調整を行わせるため
に、露光ランプを100 %光量で発光させるべく最大電圧
を印加し(S82)、また、オフセット調整モードのセッ
トを行う(S83)。
【0041】尚、S84ではミラー汚れ検出系の調整を継
続するためのタイマーのセットを行わせ、このタイマー
がセットされている間は、図8のフローチャートにおい
てS7からS8へ進んで、ミラー汚れ検出系の調整が行
われる。前記図12のフローチャートのS83でオフセット
調整モードが設定されると、図8のフローチャートにお
いて、S8からS10へ進み、ミラー汚れ検出系のオフセ
ット調整が、図13のフローチャートに示すようにして行
われる。
【0042】オフセット調整は、露光ランプを100 %光
量で発光させた状態で、基準濃度部33からの反射光量の
濃度センサ31による検出値のサンプリングを10回行わせ
(S91,S92)、その平均値(S93)が予め設定された
基準レベルに略一致するか否かを判別させ(S94)、露
光ランプを100 %光量で発光させたときの検出データが
略基準レベルに一致するようにアンプ回路Bのオフセッ
トを変更し(S95)、最終的に調整が終了すると、その
オフセットデータを不揮発データとして保存させ(S9
7)、また、調整エンド処理を実行する(S98)。
【0043】尚、上記のオフセット調整が終了するまで
は、S96に進んでオフセット調整用のタイマーをセット
して、継続的にオフセット調整が行われるようにする。
上記のようにして自動濃度調整側のアンプ回路Aにおけ
るゲイン,オフセット調整に続けて、ミラー汚れ検出側
のアンプ回路Bにおけるゲイン,オフセット調整が終了
すると、図8のフローチャートにおいてS11からS12に
進むようになり、前記S12で図14のフローチャートに示
す調整エンド処理を実行させる。
【0044】調整エンド処理では、露光ユニットを所定
の露光位置(ホームポジション)に移動させ(S101
)、また、各種フラグのセット・リセット(S102
)、各タイマーのリセットを行わせ(S103 )、更
に、全ての調整が終了していることを示す調整エンドビ
ットのセットを行う(S104 )。次に、上記のようにし
て行われるミラー汚れ検出系のアンプ回路Bのゲイン,
オフセット調整におけるより具体的な作業内容を説明す
る。
【0045】図15は、前記図4に示したミラー汚れ検出
系のアンプ回路Bの詳細な構成を示す図であり、濃度セ
ンサ31からの検出信号(電圧信号)は、まず、ゲインG
が10にセットされたアンプ回路B1に入力され、該アン
プ回路B1からの出力電圧V 01は、ゲインGが2〜9の
範囲で可変設定可能なアンプ回路B2に入力される。更
に、前記アンプ回路B2の出力電圧V02は、ゲインGが
2にセットされたアンプ回路B3に入力され、このアン
プ回路B3からの出力電圧V03がミラー汚れ検出用のセ
ンサ出力として読み込まれるようになっている。
【0046】尚、前記アンプ回路B2の出力電圧V02
調整データとしてA/D変換されて読み込まれるように
してある。また、前記アンプ回路B2,B3には、図示
しないD/A変換器からオフセット制御データに応じて
1V〜9Vの範囲内で可変設定されて出力される電圧
が、オフセット電圧として入力されるようになってい
る。更に、アンプ回路B1には、オフセット電圧として
4.2 Vが固定電圧として入力されるようになっている。
【0047】前記アンプ回路B1においては、図6に示
すように濃度センサ31自体が全光量域(0〜100 %)で
有するダイナミックレンジの広さを、10%の光量変化で
得られるように、前述のようにゲインを10に設定してあ
る。これにより、濃度センサ31の出力特性が図6に示す
ようにばらついても、アンプ回路B1の出力電圧V
01は、図16に示すように、光量100 %〜90%の範囲内
で、最低でも0.28V、最大で1.25Vのダイナミックレン
ジを備えるようになっている。
【0048】ゲイン調整においては、まず、前記アンプ
回路B2のゲインを最低値の2にセットし、更に、オフ
セット電圧を中間値の5Vとする。ここで、露光ランプ
を最大電圧でONさせ、100 %光量が基準濃度部33で反
射して濃度センサ31に入光されるようにする。そして、
このときにアンプ回路B2の出力電圧V02をサンプリン
グし、前記出力電圧V02が1V〜8Vの範囲に入ってい
る場合には、そのときの出力電圧V01を計算で求める。
尚、前記アンプ回路B2の出力電圧V02の特性を図17に
示してある。
【0049】出力電圧V02は、アンプ回路B2のゲイン
を2、オフセットを5Vとしたときに、V02=(V01
5)×2+5として出力されるから、V01=(V02
5)/2なる計算式によって出力電圧V02から出力電圧
01を計算で求めることができる。尚、前記出力電圧V
02が1V〜8Vの範囲に入っていない場合には、アンプ
回路B2,B3に共通のオフセット電圧を変更して、出
力電圧V02が1V〜8Vの範囲内になってから、その条
件での出力電圧V01を計算で求める。
【0050】上記のようにして、最大電圧で露光ランプ
をONさせたとき(100 %光量)の出力電圧V01を求め
ると、次いで、前記計算で求められた出力電圧V01の10
%変化に対して2.5 Vの変化を出力電圧V02として得る
ためのゲインG(=2.5 /(V01×0.1 ))を求める。
即ち、ゲインが2に設定されているアンプ回路B3から
の最終出力である出力電圧V03が、図18に示すように、
90%〜100 %の光量範囲で0Vから最大の5Vまで変化
する特性となるように調整したいので、アンプ回路B2
においては、概略的に入力データV01の10%に対して出
力電圧V02として2.5 Vが得られるようにすれば良い。
そこで、前記ゲインG=2.5 /(V01×0.1 )から、ア
ンプ回路B2において要求されるゲインを概略求める。
【0051】アンプ回路B2の概略的なゲインGが求め
られると、実際に前記計算で求められたゲインGにアン
プ回路B2のゲインを合わせる調整を行う。かかる状態
で再度出力電圧V02をサンプリングし、前記計算で求め
たゲインGで100 %光量のときに、出力電圧V02が1V
〜8Vの範囲内に入っているか否かを判別する。そし
て、出力電圧V02が1V〜8Vの範囲内となるように、
アンプ回路B2,B3に共通のオフセット電圧を調整す
る。
【0052】上記のようにミラー汚れ検出系のアンプ回
路Bのゲイン及びオフセットを、概略調整すると、次
に、ゲインの正確な調整を行う。かかるゲイン調整は、
前述のように、100 %光量のときの出力(V03)と90%
光量のときの出力(V03)とを求め、両者の差を所定電
圧(5V)に一致させる方向にゲインを調整し、再度、
アンプ回路Bを介して得られる光量データをサンプリン
グして、前記差が所定電圧に一致するまでゲインの調
整,光量の切り換え,光量データのサンプリングを繰り
返す。
【0053】露光ランプの切り換え制御の様子を示す
と、図19のようになる。即ち、始めの所定時間(図では
0.5 sec )では、前述のように概略的なゲインを計算で
求めて、このゲインで出力電圧V02が1V〜8Vの範囲
内となるようにオフセットを調整するところまで行わせ
る。そして、次には、露光ランプに対する印加電圧を、
最大電圧V1 と、この最大電圧V1 を印加したときに得
られる光量の10%ダウンの光量が得られる電圧V2との
間で切り換え、各印加電圧(各光量レベル)のときにア
ンプ回路Bを介して得られる出力をサンプリングして、
サンプリングデータの偏差が所定電圧に一致していない
ときには、ゲインを変化させて再度印加電圧を切り換え
制御して出力をサンプリングさせる調整を繰り返す。
【0054】光量10%ダウンした状態を上記のように疑
似的に作り出して、そのときの出力変化を一定値にする
ゲイン調整が完了すると、次に最大電圧V1 を継続的に
印加させておいて、出力電圧V02が5Vになるようにオ
フセット調整を行って、アンプ回路Vのゲイン調整及び
オフセット調整を完了する。尚、本実施例では、ミラー
汚れ検出系で、光量90%〜100 %の範囲でアンプ出力が
最小から最大まで変化する特性に設定し、前記光量範囲
のみで分解能を有するようにしたが、ミラー汚れ検出用
としての検出光量範囲を上記に限定するものでないこと
は明らかであり、例えば検出光量範囲を80%〜100 %に
広げたい場合には、アンプ回路Bの調整時に、ランプの
光量を80%と100 %との間で切り換え制御させるように
すれば良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる複
写機のミラー汚れ検出装置よると、自動濃度調整用とし
て設けられた原稿濃度センサを流用して、ミラー汚れを
検出でき、然も、前記センサからの検出信号を別系統の
出力処理回路で処理することで、高い精度でミラー汚れ
を検出できる。
【0056】また、光量レベルを切り換えて光源をON
させることで、疑似的にミラー汚れにより光量が低下し
た状態を作りだし、かかる一定の光量低下に対して実際
の検出値が一定値だけ変化するようにセンサの出力処理
回路を調整するようにしたので、ミラー汚れを高精度に
検出させるための自動調整を容易に実行させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミラー汚れ検出装置を備えた複写
機の全体構成を示す図。
【図2】同上複写機における原稿濃度検出部の構成を示
す縦断面図。
【図3】同上複写機における原稿濃度検出部の構成を示
す平面図。
【図4】濃度センサの出力処理回路を示す回路図。
【図5】アンプ回路(出力処理回路)の特性を示す線
図。
【図6】濃度センサの出力特性例を示す線図。
【図7】ミラー汚れの検出タイミングを示すタイムチャ
ート。
【図8】アンプ回路調整の全体的な流れを示すフローチ
ャート。
【図9】アンプ回路調整のスタート処理を示すフローチ
ャート。
【図10】EE側のゲイン調整を示すフローチャート。
【図11】EE側のオフセット調整を示すフローチャー
ト。
【図12】ミラー汚れ検出側のゲイン調整を示すフローチ
ャート。
【図13】ミラー汚れ検出側のオフセット調整を示すフロ
ーチャート。
【図14】アンプ回路調整のエンド処理を示すフローチャ
ート。
【図15】ミラー汚れ検出側のアンプ回路を示す回路図。
【図16】ミラー汚れ検出側のアンプ回路の出力特性図。
【図17】ミラー汚れ検出側のアンプ回路の出力特性図。
【図18】ミラー汚れ検出側のアンプ回路の出力特性図。
【図19】ミラー汚れ検出側の調整におけるランプの切り
換え作動を示すタイムチャート。
【符号の説明】
5 ランプ 6 第1ミラー 8 第2ミラー 9 第3ミラー 10 レンズユニット 14 感光体ドラム 31 濃度センサ 33 基準濃度部 A アンプ回路(自動濃度調整側) B アンプ回路(ミラー汚れ検出側)
フロントページの続き (72)発明者 中沢 和浩 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの照明光を原稿に照射し、原稿か
    らの反射光をミラーに反射させて光学系で結像させ、該
    結像した光画像を現像する構成であると共に、前記ミラ
    ーを介して入光される原稿からの反射光量を検出する原
    稿濃度センサと、該原稿濃度センサによる濃度検出の基
    準となる基準濃度部とを備えた複写機において、 原稿濃度検出系と、該原稿濃度検出系よりも高反射率側
    でダイナミックレンジの広いミラー汚れ検出系との2系
    統の出力処理回路それぞれに前記原稿濃度センサから検
    出信号を入力させ、前記原稿濃度検出系の出力処理回路
    を介して得られる原稿濃度センサの検出信号に基づいて
    原稿濃度を検出する一方、基準濃度部からの反射光を前
    記原稿濃度センサに入光させたときに前記ミラー汚れ検
    出系の出力処理回路を介して得られる原稿濃度センサの
    検出信号に基づいて前記ミラーの汚れ状態を検出するこ
    とを特徴とする複写機のミラー汚れ検出装置。
  2. 【請求項2】光源からの照明光を原稿に照射し、原稿か
    らの反射光をミラーに反射させて光学系で結像させ、該
    結像した光画像を現像する構成であると共に、前記ミラ
    ーを介して入光される原稿からの反射光量を検出する原
    稿濃度センサと、該原稿濃度センサによる濃度検出の基
    準となる基準濃度部とを備えた複写機のミラー汚れ検出
    装置であって、 前記基準濃度部からの反射光を前記原稿濃度センサに入
    光させたときに、前記原稿濃度センサから出力処理回路
    を介して出力される検出信号に基づいて前記ミラーの汚
    れ状態を検出する構成の複数機のミラー汚れ検出装置に
    おいて、 前記光源を予め設定された相互に異なる第1光量レベル
    と第2光量レベルとに切り換えて作動させ、前記基準濃
    度部からの反射光を前記原稿濃度センサに入光させ、前
    記両光量レベルのときに前記出力処理回路を介してそれ
    ぞれ出力される検出信号の偏差が所定値になるように前
    記出力処理回路を調整するよう構成したことを特徴とす
    る複写機のミラー汚れ検出装置。
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