JPH0688892A - 制御棒駆動機構保護装置 - Google Patents
制御棒駆動機構保護装置Info
- Publication number
- JPH0688892A JPH0688892A JP4238056A JP23805692A JPH0688892A JP H0688892 A JPH0688892 A JP H0688892A JP 4238056 A JP4238056 A JP 4238056A JP 23805692 A JP23805692 A JP 23805692A JP H0688892 A JPH0688892 A JP H0688892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- flow rate
- crd
- valve
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】水圧制御ユニットの駆動水圧が異常に高圧にな
った場合、制御棒の誤動作を防止し、CRDを保護す
る。 【構成】CRDポンプ1は復水貯蔵タンク2内の水をC
RD3に供給するが、CRD3までの系統の流量制御弁
8、流量検出器6、安定弁11および差圧検出器14が順次
直列接続され、差圧検出器14の下流側は冷却水ヘッダ13
に接続している。安定弁11には圧力制御弁12が並列接続
している。冷却水ヘッダ13はCRD3に接続している。
差圧検出器14は警報設定器15に接続し、信号を出力す
る。警報設定器15は信号線19により冷却水戻り第1止め
弁16に信号線22により流量制御器7に信号を出力してい
る。流量検出器6からの流量信号を流量制御器7に入力
する信号線21と、流量制御器7からの設定流量信号を流
量制御弁8に入力する信号線20を有している。
った場合、制御棒の誤動作を防止し、CRDを保護す
る。 【構成】CRDポンプ1は復水貯蔵タンク2内の水をC
RD3に供給するが、CRD3までの系統の流量制御弁
8、流量検出器6、安定弁11および差圧検出器14が順次
直列接続され、差圧検出器14の下流側は冷却水ヘッダ13
に接続している。安定弁11には圧力制御弁12が並列接続
している。冷却水ヘッダ13はCRD3に接続している。
差圧検出器14は警報設定器15に接続し、信号を出力す
る。警報設定器15は信号線19により冷却水戻り第1止め
弁16に信号線22により流量制御器7に信号を出力してい
る。流量検出器6からの流量信号を流量制御器7に入力
する信号線21と、流量制御器7からの設定流量信号を流
量制御弁8に入力する信号線20を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力プラントの制御棒
駆動水設備における制御棒駆動機構保護装置に関する。
駆動水設備における制御棒駆動機構保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰水型原子炉プラント制御棒駆
動系(以下、CRD系と記す)は、CRDポンプ、流量
制御弁(FCV)、安定弁、圧力制御弁(PCV)、水
圧制御ユニット(以下、HCUと記す)、制御棒駆動機
構(以下、CRDと記す)および弁、計装品等から構成
されている。
動系(以下、CRD系と記す)は、CRDポンプ、流量
制御弁(FCV)、安定弁、圧力制御弁(PCV)、水
圧制御ユニット(以下、HCUと記す)、制御棒駆動機
構(以下、CRDと記す)および弁、計装品等から構成
されている。
【0003】プラント運転時のCRD系の状態は、復水
貯蔵タンク(CST)または復水を水源とし、CRDポ
ンプによりCRDの冷却水が供給されている。その供給
量は流量制御弁により制御され、また、供給圧力は圧力
調整弁により、制御棒の駆動圧力とともに制御され、冷
却水の供給圧力としては、制御棒の駆動圧力以下の原子
炉圧力プラス約1〜2kg/cm2 となっている。
貯蔵タンク(CST)または復水を水源とし、CRDポ
ンプによりCRDの冷却水が供給されている。その供給
量は流量制御弁により制御され、また、供給圧力は圧力
調整弁により、制御棒の駆動圧力とともに制御され、冷
却水の供給圧力としては、制御棒の駆動圧力以下の原子
炉圧力プラス約1〜2kg/cm2 となっている。
【0004】しかし、定期検査時においては、制御棒、
CRD等の点検のため、HCUの隔離を行う必要があ
り、制御棒の駆動圧力が上昇し、制御棒が不用意に動作
しないように種々の安全処置が行われている。
CRD等の点検のため、HCUの隔離を行う必要があ
り、制御棒の駆動圧力が上昇し、制御棒が不用意に動作
しないように種々の安全処置が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のCRD系は、通
常プラント運転時においては、系統仕様上の冷却水を通
水することで何ら問題はない。しかしながら、定期検査
時のHCUの隔離等の流量制限を行った場合、冷却水の
圧力が上昇し、制御棒を誤動作させてしまう可能性があ
る。この事象により、プラント停止時の安全を阻害およ
びCRDに過大な圧力が加わり、CRD自体に損傷を与
える課題がある。
常プラント運転時においては、系統仕様上の冷却水を通
水することで何ら問題はない。しかしながら、定期検査
時のHCUの隔離等の流量制限を行った場合、冷却水の
圧力が上昇し、制御棒を誤動作させてしまう可能性があ
る。この事象により、プラント停止時の安全を阻害およ
びCRDに過大な圧力が加わり、CRD自体に損傷を与
える課題がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、定期検査時の作業を考慮し、CRD系の運転
時、HCUに設計流量以下の小流量が通水され、冷却水
に異常な高圧が負荷された場合に、制御棒の誤動作を防
止して、原子力プラントの安全の確保およびCRD自体
を保護するCRD保護装置を提供することにある。
たもので、定期検査時の作業を考慮し、CRD系の運転
時、HCUに設計流量以下の小流量が通水され、冷却水
に異常な高圧が負荷された場合に、制御棒の誤動作を防
止して、原子力プラントの安全の確保およびCRD自体
を保護するCRD保護装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は復水貯蔵タンク
を水源とした制御棒駆動機構ポンプで制御棒駆動機構に
冷却水および駆動水を供給する系統を設け、この系統に
前記制御棒駆動機構ポンプの吐出側から分岐して前記復
水貯蔵タンクに接続するミニマムフローラインを設け、
前記制御棒駆動機構ポンプの吐出側に流量制御弁、流量
検出器、安定弁および差圧検出器を順次直列接続し、か
つ前記安定弁に圧力制御弁を並列接続し、前記差圧検出
器の下流側に冷却水ヘッダを接続し、この冷却水ヘッダ
から分岐して第1止め弁および第2止め弁を有する冷却
水戻りラインを接続し、この冷却水戻りラインの下流側
を前記ミニマムフローラインに接続し、前記差圧検出器
の出力信号を前記差圧検出器の出力側に接続した警報設
定器に入力し、この警報設定器の出力信号を前記第1止
め弁および前記流量制御器に入力する信号線を設けると
ともに、前記流量検出器で検出した流量信号を前記流量
制御器に入力し、この流量制御器からの設定流量信号を
前記流量制御弁に出力する信号線を設けてなることを特
徴とする。
を水源とした制御棒駆動機構ポンプで制御棒駆動機構に
冷却水および駆動水を供給する系統を設け、この系統に
前記制御棒駆動機構ポンプの吐出側から分岐して前記復
水貯蔵タンクに接続するミニマムフローラインを設け、
前記制御棒駆動機構ポンプの吐出側に流量制御弁、流量
検出器、安定弁および差圧検出器を順次直列接続し、か
つ前記安定弁に圧力制御弁を並列接続し、前記差圧検出
器の下流側に冷却水ヘッダを接続し、この冷却水ヘッダ
から分岐して第1止め弁および第2止め弁を有する冷却
水戻りラインを接続し、この冷却水戻りラインの下流側
を前記ミニマムフローラインに接続し、前記差圧検出器
の出力信号を前記差圧検出器の出力側に接続した警報設
定器に入力し、この警報設定器の出力信号を前記第1止
め弁および前記流量制御器に入力する信号線を設けると
ともに、前記流量検出器で検出した流量信号を前記流量
制御器に入力し、この流量制御器からの設定流量信号を
前記流量制御弁に出力する信号線を設けてなることを特
徴とする。
【0008】
【作用】定期検査期間、冷却水元弁を開運用することに
より、定期検査期間時に、計画外に冷却水ヘッダライン
に異常高圧を加えた場合、圧力検出器が異常圧力を検出
し圧力制御弁を開放して復水貯蔵タンクへの戻りライン
に流体を逃す。これにより、HCUの異常高圧を回避
し、制御棒の誤動作を防止する。
より、定期検査期間時に、計画外に冷却水ヘッダライン
に異常高圧を加えた場合、圧力検出器が異常圧力を検出
し圧力制御弁を開放して復水貯蔵タンクへの戻りライン
に流体を逃す。これにより、HCUの異常高圧を回避
し、制御棒の誤動作を防止する。
【0009】
【実施例】本発明に係るCRD保護装置の一実施例を図
1を参照して説明する。図1は沸騰水型原子炉における
CRD系の概要系統図である。CRDポンプ1は復水貯
蔵タンク2を水源とし、CRD3に冷却水および駆動水
を供給する系統を有している。
1を参照して説明する。図1は沸騰水型原子炉における
CRD系の概要系統図である。CRDポンプ1は復水貯
蔵タンク2を水源とし、CRD3に冷却水および駆動水
を供給する系統を有している。
【0010】この系統にはポンプ過熱保護のため、CR
Dポンプ1の吐出側から分岐してミニマムフローライン
4およびミニマムフロー弁5が設置されている。CRD
系の系統流量は流量検出器6で流量を検出し、流量制御
器7で設定流量になるように流量制御弁8で制御されて
いる。
Dポンプ1の吐出側から分岐してミニマムフローライン
4およびミニマムフロー弁5が設置されている。CRD
系の系統流量は流量検出器6で流量を検出し、流量制御
器7で設定流量になるように流量制御弁8で制御されて
いる。
【0011】流量制御弁8の下流側に駆動水ヘッダ9が
設置され、個々の水圧制御ユニットHCU( 1100MWe級
プラントで 185個ある)にCRD3の駆動水を供給す
る。ただし、CRD3に接続して制御棒の駆動を制御す
る4方向制御弁10は制御棒駆動の要求がない場合は閉と
なっているため、駆動水は通常では供給されていない。
設置され、個々の水圧制御ユニットHCU( 1100MWe級
プラントで 185個ある)にCRD3の駆動水を供給す
る。ただし、CRD3に接続して制御棒の駆動を制御す
る4方向制御弁10は制御棒駆動の要求がない場合は閉と
なっているため、駆動水は通常では供給されていない。
【0012】また、流量制御弁8の下流側に安定弁11と
圧力制御弁12が並列接続されている。安定弁11は制御棒
の引き抜きに必要な流量が設定されている弁と挿入に必
要な流量が設定されている弁の2つで構成され、制御棒
動作時に動作側流量設定の弁を閉じ、駆動水側に供給す
ることにより、系統の流量の安定化を図っている。
圧力制御弁12が並列接続されている。安定弁11は制御棒
の引き抜きに必要な流量が設定されている弁と挿入に必
要な流量が設定されている弁の2つで構成され、制御棒
動作時に動作側流量設定の弁を閉じ、駆動水側に供給す
ることにより、系統の流量の安定化を図っている。
【0013】圧力制御弁12は制御棒の駆動に必要な駆動
圧力を設定するためのものである。駆動圧力は原子炉の
圧力と駆動水ラインの差圧がCRD3のピストンの駆動
圧力となるものである。また、冷却水は圧力制御弁12を
経て、冷却水ヘッダ13を通し、個々のHCUの挿入ライ
ンを通じCRD3のピストン下部に供給されている。
圧力を設定するためのものである。駆動圧力は原子炉の
圧力と駆動水ラインの差圧がCRD3のピストンの駆動
圧力となるものである。また、冷却水は圧力制御弁12を
経て、冷却水ヘッダ13を通し、個々のHCUの挿入ライ
ンを通じCRD3のピストン下部に供給されている。
【0014】冷却水の供給圧力はCRD3のピストンを
駆動させない微小圧力(通常1〜2kg/cm2 )となるよ
うなシステム設計となっており、その冷却水の差圧を監
視するために差圧検出器14が設置され、冷却水の圧力と
原子炉圧力の差圧を検出している。
駆動させない微小圧力(通常1〜2kg/cm2 )となるよ
うなシステム設計となっており、その冷却水の差圧を監
視するために差圧検出器14が設置され、冷却水の圧力と
原子炉圧力の差圧を検出している。
【0015】差圧検出器14の出力信号は警報設定器15に
入力され、警報設定器15から流量制御器7および冷却水
戻り第1止め弁16に信号線19,22により信号を出力す
る。冷却水ヘッダ13には冷却水戻りライン17が接続さ
れ、この冷却水戻りライン17は冷却水戻り第1止め弁16
および冷却水戻り第2止め弁18を有し、その下流側はミ
ニマムフローライン4に接続している。次に本実施例の
作用について説明する。
入力され、警報設定器15から流量制御器7および冷却水
戻り第1止め弁16に信号線19,22により信号を出力す
る。冷却水ヘッダ13には冷却水戻りライン17が接続さ
れ、この冷却水戻りライン17は冷却水戻り第1止め弁16
および冷却水戻り第2止め弁18を有し、その下流側はミ
ニマムフローライン4に接続している。次に本実施例の
作用について説明する。
【0016】原子力発電所の定期検査時には制御棒ある
いはCRD3の点検のために、HCUが隔離する作業が
発生する。この作業時に、系統流量を流量制御弁8で減
少させるか、またはCRDポンプ1を停止するか、ある
いは圧力制御弁12の下流側の負荷を増加させる等の処置
を採らないと、冷却水差圧を増大させることになる。
いはCRD3の点検のために、HCUが隔離する作業が
発生する。この作業時に、系統流量を流量制御弁8で減
少させるか、またはCRDポンプ1を停止するか、ある
いは圧力制御弁12の下流側の負荷を増加させる等の処置
を採らないと、冷却水差圧を増大させることになる。
【0017】冷却水差圧が増大すると、CRD3の下部
ピストン側に圧力が印加され、ある圧力以上になるとピ
ストンを駆動させてしまうことになる。また、冷却水差
圧が著しく上昇すると、CRD3の駆動設計圧力を超
え、CRD3自体を損傷してしまうことがある。
ピストン側に圧力が印加され、ある圧力以上になるとピ
ストンを駆動させてしまうことになる。また、冷却水差
圧が著しく上昇すると、CRD3の駆動設計圧力を超
え、CRD3自体を損傷してしまうことがある。
【0018】本実施例はこのような状況を考慮して、制
御棒の不用意な作動およびCRDの損傷を防止すること
を目的としている。冷却水差圧が前述したような何らか
の原因で上昇した場合、冷却水差圧を差圧検出器14およ
び警報設定器15が検知し、CRD3を駆動させる圧力に
達する前に、流量制御弁8に全閉信号を発信し、冷却水
差圧の上昇となる主因のCRDポンプ1からの水の供給
を停止する。
御棒の不用意な作動およびCRDの損傷を防止すること
を目的としている。冷却水差圧が前述したような何らか
の原因で上昇した場合、冷却水差圧を差圧検出器14およ
び警報設定器15が検知し、CRD3を駆動させる圧力に
達する前に、流量制御弁8に全閉信号を発信し、冷却水
差圧の上昇となる主因のCRDポンプ1からの水の供給
を停止する。
【0019】また、冷却水差圧を減少させるため、冷却
水戻り第1止め弁16を開放し、冷却水をミニマムフロー
ライン4を通し、復水貯蔵タンク2に冷却水を放出させ
る。冷却水戻り第2止め弁18はプラント通常運転時の冷
却水戻り第1止め弁16の誤開放を考慮して設置したもの
であり、通常運転時にはこれを閉運用することにより、
単一故障に対してCRD系の機能は維持される。
水戻り第1止め弁16を開放し、冷却水をミニマムフロー
ライン4を通し、復水貯蔵タンク2に冷却水を放出させ
る。冷却水戻り第2止め弁18はプラント通常運転時の冷
却水戻り第1止め弁16の誤開放を考慮して設置したもの
であり、通常運転時にはこれを閉運用することにより、
単一故障に対してCRD系の機能は維持される。
【0020】以上の装置および構成により、プラント定
期検査時のCRD系の冷却水差圧の上昇時、CRD3の
誤動作およびCRD3の損傷を防止することを図ること
ができる。
期検査時のCRD系の冷却水差圧の上昇時、CRD3の
誤動作およびCRD3の損傷を防止することを図ること
ができる。
【0021】なお、本実施例においては、冷却水ヘッダ
13からの冷却水戻りライン17の接続先を原子炉圧力容器
の接続配管等の他のラインにすることもできる。また、
冷却水戻り第2止め弁18をプラント停止条件(例えば、
原子炉モードスイッチ「燃料交換モード」アンド「炉水
温度 100℃以下」等)で自動運用とすることもできる。
13からの冷却水戻りライン17の接続先を原子炉圧力容器
の接続配管等の他のラインにすることもできる。また、
冷却水戻り第2止め弁18をプラント停止条件(例えば、
原子炉モードスイッチ「燃料交換モード」アンド「炉水
温度 100℃以下」等)で自動運用とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば定期検査時のCRD系特
殊運転時に、冷却水差圧が異常になった場合、冷却水の
供給を止め、冷却水ヘッダから復水貯蔵タンクへ冷却水
を戻す。これにより冷却水の差圧を降下させ、CRDの
誤動作およびCRDの損傷を防止することができ、その
結果プラントの安全を確保することおよびCRD自体を
保護することができる。
殊運転時に、冷却水差圧が異常になった場合、冷却水の
供給を止め、冷却水ヘッダから復水貯蔵タンクへ冷却水
を戻す。これにより冷却水の差圧を降下させ、CRDの
誤動作およびCRDの損傷を防止することができ、その
結果プラントの安全を確保することおよびCRD自体を
保護することができる。
【図1】本発明に係るCRD保護装置の一実施例を示す
系統図。
系統図。
1…CRDポンプ、2…復水貯蔵タンク、3…CRD、
4…ミニマムフローライン、5…ミニマムフロー弁、6
…流量検出器、7…流量制御器、8…流量制御弁、9…
駆動水ヘッダ、10…4方向制御弁、11…安定弁、12…圧
力制御弁、13…冷却水ヘッダ、14…差圧検出器、15…警
報設定器、16…冷却水戻り第1止め弁、17…冷却水戻り
ライン、18…冷却水戻り第2止め弁、19〜22…信号線。
4…ミニマムフローライン、5…ミニマムフロー弁、6
…流量検出器、7…流量制御器、8…流量制御弁、9…
駆動水ヘッダ、10…4方向制御弁、11…安定弁、12…圧
力制御弁、13…冷却水ヘッダ、14…差圧検出器、15…警
報設定器、16…冷却水戻り第1止め弁、17…冷却水戻り
ライン、18…冷却水戻り第2止め弁、19〜22…信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】 復水貯蔵タンクを水源とした制御棒駆動
機構ポンプで制御棒駆動機構に冷却水および駆動水を供
給する系統を設け、この系統に前記制御棒駆動機構ポン
プの吐出側から分岐して前記復水貯蔵タンクに接続する
ミニマムフローラインを設け、前記制御棒駆動機構ポン
プの吐出側に流量制御弁、流量検出器、安定弁および差
圧検出器を順次直列接続し、かつ前記安定弁に圧力制御
弁を並列接続し、前記差圧検出器の下流側に冷却水ヘッ
ダを接続し、この冷却水ヘッダから分岐して第1止め弁
および第2止め弁を有する冷却水戻りラインを接続し、
この冷却水戻りラインの下流側を前記ミニマムフローラ
インに接続し、前記差圧検出器の出力信号を前記差圧検
出器の出力側に接続した警報設定器に入力し、この警報
設定器の出力信号を前記第1止め弁および前記流量制御
器に入力する信号線を設けるとともに、前記流量検出器
で検出した流量信号を前記流量制御器に入力し、この流
量制御器からの設定流量信号を前記流量制御弁に出力す
る信号線を設けてなることを特徴とする制御棒駆動機構
保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238056A JPH0688892A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 制御棒駆動機構保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238056A JPH0688892A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 制御棒駆動機構保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688892A true JPH0688892A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17024511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4238056A Pending JPH0688892A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 制御棒駆動機構保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064548A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Toshiba Corp | 制御棒駆動機構の駆動制御システム |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4238056A patent/JPH0688892A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064548A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Toshiba Corp | 制御棒駆動機構の駆動制御システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2809977B2 (ja) | 制御装置 | |
US8528588B2 (en) | Safety valve drive system | |
JPH0688892A (ja) | 制御棒駆動機構保護装置 | |
JPH06201883A (ja) | 沸騰水型原子炉設備 | |
JPH03246492A (ja) | 非常用復水器系 | |
JPH0634782A (ja) | 制御棒駆動水圧装置 | |
JP2539514B2 (ja) | ボイラ給水制御装置 | |
JP2509631B2 (ja) | ポンプ制御装置 | |
JPH0470600B2 (ja) | ||
JPH05119189A (ja) | 原子炉注水流量自動制御装置 | |
KR20220138755A (ko) | 증기발생기 고수위 방지를 위한 안전주입 제어시스템 | |
JPH0222360B2 (ja) | ||
JPH0518506A (ja) | 給水制御装置 | |
JPS58168111A (ja) | 給水調整弁制御装置 | |
JPH0416601B2 (ja) | ||
JPH0113080B2 (ja) | ||
JPH04339298A (ja) | 原子炉非常時注水装置 | |
JPH0572378A (ja) | 原子炉故障検出方法及び装置と原子炉出力制御方法及びその装置 | |
KR820002393B1 (ko) | 증기발생기의 공급수 배관 자동재배열 방법 | |
JPS6364758B2 (ja) | ||
JPH0574037B2 (ja) | ||
JPS5897697A (ja) | 給水再循環流量協調制御装置 | |
JPH0733889B2 (ja) | 給水ポンプ出口弁制御装置 | |
JPS63101794A (ja) | 緊急炉心冷却装置 | |
JPH0634070B2 (ja) | 原子炉炉心冷却系監視装置 |