JPH0688841A - ピーク値検出方法 - Google Patents

ピーク値検出方法

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Publication number
JPH0688841A
JPH0688841A JP23857592A JP23857592A JPH0688841A JP H0688841 A JPH0688841 A JP H0688841A JP 23857592 A JP23857592 A JP 23857592A JP 23857592 A JP23857592 A JP 23857592A JP H0688841 A JPH0688841 A JP H0688841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
peak
point
waveform data
positive
Prior art date
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Pending
Application number
JP23857592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nagano
昌生 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP23857592A priority Critical patent/JPH0688841A/ja
Publication of JPH0688841A publication Critical patent/JPH0688841A/ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 波形データのピーク値を容易、かつ正確に検
出する。 【構成】 まず、最大値maxと最小値minを検出し
ながら、右側(上位の要素)へ進み、現在値ycurr
と最小値minの差がピークレベル判別値dyを越えた
かどうか判別する。の点で、現在値ycurrと最小
値minの差がピークレベル判別値dyを越えると、こ
れから右側には正のピークが存在する可能がある。そこ
で、最大値maxだけを検出しながら右側へ進む。の
点は最大値maxをとるが、その右側にdy以上低い点
が存在しないので正のピークとみなされない。の点は
最大値maxをとり、かつその右側にdy以上低い点
が存在するので、正のピークである。これから右側には
負のピークが存在する可能性がある。そこで、今度は最
小値minだけ検出しながら右側へ進む。の点は最小
値minをとり、かつその右側にdy以上高い点が存
在するので、負のピークである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形データの正および
負のピーク値を検出するピーク値検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム・アナライザ等の波形処理
装置は、ネクスト・ピーク・サーチ機能を有しており、
図6に示すような波形データに対し、図7に示すよう
に、△Xポイント先の波形データが△Yポイント以上増
加する点(A点)を立ち上がり点とし、次に△Yポイン
ト以上減少する点(B点)を立ち下がり点とし、A点と
B点の区間内の最大値となる点を正のピーク値としてい
る(負のピーク値も同様である)。これは、ピークに一
定の条件をつけ、ノイズ等の不必要なピーク値を検出す
るのを避けるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のピーク
値検出方法は、測定する波形の形状に応じて、△X/△
Yを設定しなければならず、しかも、複雑な波形のピー
クをサーチするためには、最適な△X/△Yを設定する
のが困難であり、△X/△Yの値が波形に対して不適当
な場合は、ピーク値を正しく検出できない場合もあると
いう欠点があった。
【0004】本発明の目的は、波形データのピーク値を
容易に、かつ正しく検出できるピーク値検出方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のピーク値検出方
法は、波形データを最初の点から順次調べていき波形デ
ータの最大値と最小値を求め、現在値−最小値≧ピーク
レベル判別値となる点または最大値−現在値≧ピークレ
ベル判別値となる点を検出する第1の段階と、 第1の
段階で、現在値−最小値≧ピークレベル判別値なる点が
検出されると、および第4の段階の後、波形データを順
次調べていき波形データの最大値のみを検出し、最大値
−現在値≧ピークレベル判別値となる点が存在すれば、
該最大値を正のピーク値とする第2の段階と、第1の段
階で、最大値−現在値≧ピークレベル判別値となる点が
検出されると、該最大値を正のピーク値とする第3の段
階と、第2および第3の段階の後、波形データを順次調
べていき波形データの最小値のみを検出し、現在値−最
小値≧ピークレベル判別値となる点が存在すれば、該最
小値を負のピーク値とする第4の段階とを含む。
【0006】
【作用】本発明では、その左右にそれ自身の値よりdy
(ピークレベル判別値)以上低い値を持つ点を正のピー
クとする(図3(1))。別な言い方をすれば、正のピ
ークを谷と谷にはさまれた山とし、dyを山と谷の高低
差の基準(谷の深さまたは山の高さ)とし、高低差がd
yより大きい場合に、山を正のピークとみなす。負のピ
ークは正のピークの場合と同様であるが、ピークの山と
谷の関係が逆になり、その左右にそれ自身の値よりdy
以上高い値を持つ点を負のピークとする(図3
(2))。
【0007】以上から必然的に、正のピークと負のピー
クは対のもので、波形の左右端を例外として、正のピー
クが存在すれば負のピークが存在するわけで、これらを
同時に検出することができ、非常に能率の良い処理であ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のピーク値検出方
法を示すフローチャートである。
【0010】まず、ピーク点の個数pKN、波形データ
の点の個数&currを0に、ピークレベル判別値mk
pxを設定する(ステップ1)。次に、波形データの最
大値max、最小値minの初期値を設定する(ステッ
プ2)。次に、&currを+1する(ステップ3)。
&currが波形データの総数700を越えた否か調べ
る(ステップ4)。越えていれば処理を終了し、越えて
いなければ波形データの現在値ycurrを最大値ma
xと比較し(ステップ5)、ycurrの方が大きけれ
ばycurrを最大値maxとする(ステップ6)。次
に、ycurrを最小値minと比較し(ステップ
7)、ycurrの方が小さければycurrを最小値
minとする(ステップ7)。次に、ycurr−mi
nをピークレベル判別値mkpxと比較し(ステップ
9)、ycurr−min≧mkpxであれば、最大値
のみを求める。まず、&currを+1し(ステップ1
1)、&currを波形データの総数700と比較し
(ステップ12)、&currが700を越えていれば
処理を終了する。越えていなければ、波形データの現在
値ycurrを最大値maxと比較し(ステップ1
3)、最大値maxより大きければ現在値currを最
大値maxとする(ステップ14)。次に、max−y
currをピークレベル判別値mkpxと比較し(ステ
ップ15)、max−ycurr<mkpxであればス
テップ11に戻り、ステップ11〜15を繰り返す。m
ax−ycurr≧mkpxであれば、正のピーク値P
PEAKYが求まったことになり、最大値maxを正の
ピーク値PPEAKY、最大値maxのX座標xcur
rをPPEAKXとし、ピーク値の個数pKNを+1す
る(ステップ16)。現在値ycurrを最小値min
とし、最小値minを更新する(ステップ17)。次
に、最小値のみを求める。まず、&currを+1し
(ステップ18)、&currを波形データの総数70
0と比較し(ステップ19)、&currが700を越
えていれば処理を終了する。越えていなければ、波形デ
ータの現在値ycurrを最小値minと比較し(ステ
ップ20)、最小値minより小さければ現在値ycu
rrを最小値minとする(ステップ21)。次に、y
curr−minをピークレベル判別値mkpxと比較
し(ステップ22)、ycurr−min<mkpxで
あれば、ステップ18に戻り、ステップ18〜22を繰
り返す。ycurr−min≧mkpxであれば、負の
ピーク値NPEAKYが求まったことになり、最小値m
inを負のピーク値NPEAKY、最小値minのX座
標xcurrをNPEAKYとし、ピーク値の個数pK
Nを+1する(ステップ23)。次に、現在値ycur
rを最大値maxとし、最大値maxを更新する(ステ
ップ24)。次に、ステップ11に戻り、最大値のみを
求める。ステップ9でycurr−min<mkpxで
あれば、max−ycurrとピークレベル判別値mk
pxを比較し(ステップ10)、max−ycurr≧
mkpxであれば、最大値maxが正のピーク値PPE
AKXであるので、ステップ16に行く。max−yc
urr<mkpxであれば、ステップ3に戻り、再度、
最大値max、最小値minを求める。
【0011】次に、ピーク値検出の具体例を図2の波形
データの場合について説明する。
【0012】まず、最大値maxと最小値minを検出
しながら、右側(上位の要素)へ進み、現在値ycur
rと最小値minの差がピークレベル判別値dyを越え
たかどうか判別する。の点で、現在値ycurrと最
小値minの差がピークレベル判別値dyを越えると、
これから右側には正のピークが存在する可能性がある。
そこで、最大値maxだけを検出しながら右側へ進む。
の点は最大値maxをとるが、その右側にdy以上低
い点が存在しないので正のピークとみなされない。の
点は最大値maxをとり、かつその右側にdy以上低い
点が存在するので、正のピークである。これから右側
には負のピークが存在する可能性がある。そこで、今度
は最小値minだけ検出しながら右側へ進む。の点は
最小値minをとり、かつその右側にdy以上高い点
が存在するので、負のピークである。これから右側には
正のピークが存在する可能性があるので、区間IIの処理
に切換えられ、正のピークが検出される(の点が
の点よりdy以上低いため)。このようにして、区間I
の後、区間IIと区間III の処理が交互に繰り返される。
【0013】図4(1)は元の波形データ、図4(2)
はそのピークの集合、図4(3)は図4(2)の波形を
元データとし、そのピークを縦線で示したもの、図4
(4)は図4(2)の波形に図4(3)の縦線を重ねた
ものである。
【0014】図5は本発明のピーク値検出方法を実施す
る波形処理装置の概略構成図である。
【0015】メモり33にはアナログ回路31を通り、
A/D変換器32でA/D変換された全ての測定ポイン
トのデータが格納されている。CPU35はメモり33
に格納されている波形データを最初の点から順次、入力
し、図1に示すアルゴリズムにより、正および負のピー
クを検出し、表示装置34に表示する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、左右にそ
れ自身の値より所定値以上低い値を持つ点を正のピー
ク、左右にそれ自身の値より所定の値以上高い値を持つ
点を負のピークとするアルゴリズムにより正および負の
ピーク値を容易に、かつ正確に検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のピーク値検出方法を示すフ
ローチャートである。
【図2】ピーク値検出の具体例を示す波形図である。
【図3】正および負のピークを示す図である。
【図4】元の波形データ(図4(1))、ピークの集合
(図4(2))、図4(2)の波形を元データとし、そ
のピークを縦線で示したもの(図4(3))、図4
(2)の波形に図4(3)の波形を重ねたもの(図4
(4))である。
【図5】本発明を実施する波形処理装置の概略構成図で
ある。
【図6】波形データの一例を示す図である。
【図7】極大(正のピーク)の判定方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1〜24 ステップ 31 アナログ回路 32 A/D変換器 33 メモり 34 表示装置 35 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形データを最初の点から順次調べてい
    き波形データの最大値と最小値を求め、現在値−最小値
    ≧ピークレベル判別値となる点または最大値−現在値≧
    ピークレベル判別値となる点を検出する第1の段階と、 第1の段階で、現在値−最小値≧ピークレベル判別値な
    る点が検出されると、および第4の段階の後、波形デー
    タを順次調べていき波形データの最大値のみを検出し、
    最大値−現在値≧ピークレベル判別値となる点が存在す
    れば、該最大値を正のピーク値とする第2の段階と、 第1の段階で、最大値−現在値≧ピークレベル判別値と
    なる点が検出されると、該最大値を正のピーク値とする
    第3の段階と、 第2および第3の段階の後、波形データを順次調べてい
    き波形データの最小値のみを検出し、現在値−最小値≧
    ピークレベル判別値となる点が存在すれば、該最小値を
    負のピーク値とする第4の段階とを含む、ピーク値検出
    方法。
JP23857592A 1992-09-07 1992-09-07 ピーク値検出方法 Pending JPH0688841A (ja)

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JPH0688841A true JPH0688841A (ja) 1994-03-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099148A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 日置電機株式会社 測定データ処理装置および測定データ処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099148A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 日置電機株式会社 測定データ処理装置および測定データ処理方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011107