JPS6375573A - 波形識別方法 - Google Patents

波形識別方法

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JPS6375573A
JPS6375573A JP62208067A JP20806787A JPS6375573A JP S6375573 A JPS6375573 A JP S6375573A JP 62208067 A JP62208067 A JP 62208067A JP 20806787 A JP20806787 A JP 20806787A JP S6375573 A JPS6375573 A JP S6375573A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/16Spectrum analysis; Fourier analysis

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は波形処理方法、特にスペクトラム・アナライザ
に表示される波形から所望の波形を識別すると共にスベ
ク)・ラム分析に意味のあるデータを検出する波形識別
方法に関する。
[従来技術とその、問題点] スペクトラム波形を一定の手順に従って識別する波形処
理ルーチンは、1970年代初期のスペクトラム・アナ
ライザに応用されたのが最初である。従来のスペクトラ
ム・アナライザにおける波形識別方法は、波形のピーク
値及びピーク値の両側にあってピーク値から3dB低下
した2個のデータ(以下単に3dB低下点とする場合が
ある)により波形を特6定するものである。ところで、
3dB低下点間の周波数幅は、スペクトラム・アナライ
ザに使用される分解能帯域幅フィルタの帯域幅に合致す
る必要がある。したがって、スペクトラム波形の幅が狭
すぎる場合には、この波形を識別することは出来ない。
つまり、従来の波形識別の処理ルーチンでは、連続スペ
クトラム波形の識別は可能であるが、パルス状の無線周
波スペクトラム波形成いはスプリアス(インパルス)ス
ペクトラム波形の識別はできない。
[目的コ したがって、本発明の目的は、連続スペクトラム波形に
限定されることなく、使用者の選択に応じ、連続スペク
トラム波形を含む種々のスペク1へラム波形を識別でき
る波形識別方法を提供することである。
[発明の概要] 本発明の波形識別方法では、複数の波形処理手順を階層
的に実行する。各波形識別のための処理回数は、使用者
が選択した処理モード及び識別しようとする波形の種類
により決まる。スペクトラム・アナライザに取り込まれ
た被測定アナログ信号はデジタル化されてデジタル表示
記憶手段に記憶される。この記憶手段のメモリアドレス
は波形の周波数に対応し、メモリアドレスに記憶された
値は波形を構成するデータの振幅に対応する。スプリア
ス(或いはインパルス)処理モードでは、インパルス状
のスペクトラム波形認識のために、閾値を使用すると共
に波形幅のチェックを行う。
一方、パルス状の無線周波処理モードでは、スペクトラ
ム波形を構成するデータを波形処理出発点(周波数)か
ら右又は左方向(高周波又は低周波方向)にサーチして
ピーク値を求め、サーチ範囲内に既知のピーク値以上(
ピーク値を含む(以下同様))の値の新たなピーク値(
データ)を検索する。サーチ範囲内に既知のピーク値以
上のデータが存在しない場合には、上述の波形処理出発
点がち逆方向にサーチを行い既知のピーク値以上のピー
ク値を検索する。更に、連続波処理モードでは、3dB
低下点の間の帯域幅が所定値以上であるかを判断する。
「実施例] 以下、添付の図面を参照し、本発明に係る方法を説明す
る。
第1図に3種類の異なったスペクトラム波形を示す。こ
れらの波形は通常のスペクトラム・アナライザの管面上
に表示される波形である。第1図において、Aは連続波
(CW)であるスペクトラム波形、Bはパルス状の無線
周波(RF)スペクトラム波形、Cはスプリアス(或い
はインパルス)スペクトラム波形である。各波形は、表
示記憶手段であるデジタルメモリに記憶されている複数
のデータ(黒点で示す)から構成されている。データの
周波数はメモリアドレスに対応し、データの振幅はその
データの周波数で特定されるメモリアドレスのメモリに
記憶されている値により示される。第1図から明らかな
ように、波形Cの幅は波形Aの幅よりも狭い。したがっ
て、帯域幅で波形識別を行う従来の方法では、波形Cは
(同様に波形Bも)認識できない。
本発明では、使用者が選択した波形処理モードに従い、
階層形式の5個(第1乃至第5)の波形処理手順により
スペクトラム波形を識別する。尚、使用者が3種の波形
処理モードから1つのモードを選択するのは、1波形処
理モードのみで全部の波形を識別できないからである。
第1図に示したスペクトラム波形A、B及びCに対し、
夫々、3種の波形処理モード、即ち、CW(連続波)モ
ード、PULSE (パルス状の無線周波波形)モード
及び5PUR(スプリアス)モードを適用する。
5PURモードでは周波数スペクトル内の各パルス状波
形を処理してスペクトラム波形を識別し、PULSEモ
ードではRFスペクトラム波形を構成する線及び密集ス
ペクトラムのデータを処理して波形を識別し、CWモー
ドでは連続スペクトラム波形を識別する。上述の3種の
モードは共に第1及び第2の波形処理手順を実行し、P
ULSEモードでは第3及び第4の波形処理手順を実行
し、CWモードでは第5の波形処理手順を実行する。
第1の波形処理手順では、ピーク値のチェック、即ちこ
のピーク値が所定の闇値以上かどうかを判断する。閾値
は、使用者が設定する任意の絶対値、或いは、機器の内
部雑音より僅かに大きい自動設定レベルである。第2の
波形処理手順は、第2図に示すように、ピーク値の両側
に3dB低下点が存在するかどうかをチェックする。尚
、第2の波形処理手順において、3dB低下点間の周波
数間隔は問題ではなく、したがって第1及び第2の波形
処理で識別される波形は必ずしも連続スペクトラムない
第3及び第4の波形処理ではサーチ範囲を使用する。サ
ーチ範囲とは、第3図に示すように、基準データ(最大
点)の両側において、基準データの振幅以上の振幅を有
するピーク点をサーチする周波数幅に相当する。第3図
の左最大点及び右最大点は、データの振幅が同一の値(
ピーク値)を有する周波数範囲を特定するデータであり
、デジタルメモリに記憶される。サーチ範囲は、例えば
、分解能帯域幅の174或いは表示幅の4%にする。
第3の波形処理は、波形処理開始点の右側のサーチ範囲
内(即ち波形処理開始点の周波数よりも高い周波数範囲
内)に波形処理開始点(或いは新たに検出した新基準デ
ータである最大点)の振幅以上の振幅を有するデータが
ないかをチェックする。
チェックの結果、例えば同一振幅のデータがあれば、直
前の最大点(基準とされたデータ)のメモリアドレス(
即ち周波数)を左最大点のデータとして記憶し、チェッ
クの結果発見した新しいデータのメモリアドレス(即ち
周波数)を右最大点として記憶する。一方、チェックの
結果、波形処理開始点或いは基準データの振幅を超える
振幅のデータがあれば、そのデータを「左及び右」最大
点とし、次のデータに再び第1及び第2の処理を行う。
つまり、更に右側(周波数の高い方)方向に次のピーク
値をサーチする。右側に新しい右最大点が存在しない場
合には、第4の波形処理により、左最大点の左側のサー
チ範囲内に左最大点の振幅以上の振幅を有するデータが
存在するかどうかをチェックする。存在する場合には、
基準データである左最大点よりも低い周波数範囲に左最
大点が存在することが判る。上述のサーチループは、新
教小点及び新最大点(次のピーク値を示す)を検索する
ことにより、最初の波形処理手順から再び開始される。
一方、CWモードでは、第5の波形処理手順により、3
dB低下点間の周波数幅を求め、その幅が、従来例と同
様に、所定の帯域幅(通常は分解能帯域幅の172)以
上かどうかを判断する。
上述した如く、5PURモードを選択することにより、
使用者は、周波数スペクトルに沿って各インパルス波形
をチェックできる。一方、PULSEモードを選択すれ
ば、パルス状RFスペクトラム波形の密集スペクトルの
ピークを順に検索することかできる。更に、CWモード
を選択することにより、スプリアス及びRFスベク1−
ラム波形を無視しつつ連続スペクトラム波形を順に検索
することかできる。
第4図を参照し、上述の3種類の波形処理モードを説明
する。第4図は、説明の便宜上付加したピーク点を示ず
A、B、C,D、E、F、波形処理開始点を示す5TA
RTを除けば、通常のスペクトラム・アナライザの表示
画面を示している。
第4図において、波形処理開始点は5TARTで示した
カーソル(黒丸)で示されている。この波形処理開始点
から右方向にピーク点をサーチしていく。例えば、Aで
示すピーク点が第1及び第2波形処理において閾値及び
帯域幅を満足する最初のピークとすれば、5PURモー
ドでは、ピーク点Aは波形処理開始点の右側の次のデー
タである。一方、ピーク点Aは、PULSEモードでは
、第1及び第2の波形処理を満足する最初のピーク点で
ある。しかしながら、ピーク点Bがピーク点Aからのサ
ーチ範囲内にあり且つピーク点Bはピーク点Aよりも大
きいので、第3の波形処理において、メモリアドレス・
インデックスはピーク点Bを示し、ピーク点Bを「左及
び右」最大点とする。次に、再び第1及び第2波形処理
を実行し、第3の波形処理に移る。サーチ範囲内にピー
ク点Bを超えるピーク点Cが存在するので、上述の場合
と同様にピーク点Cを「左及び右」最大点とする。以後
この波形処理手順は、メモリナトレス・インデックスが
ピーク点りを示すまで繰り返えされる。ピーク点りは第
1及び第2波形処理において閾値及び帯域幅を満足する
ピーク点であり、次の第3の波形処理では、ピーク点り
と等しい振幅を有するピーク点Eが検出される。したが
って、ピーク点りを左最大点として記憶し、ピーク点E
を右最大点として記憶する。第3の波形処理が繰り返え
され、ピーク点E及びDと同一の振幅のピーク点Fを検
出するので、このピーク点Fを新しい右最大点として記
憶する。図示の如く、ピーク点Fの右側にはピーク点F
以上のピーク点は存在しないので、第4の波形処理(左
方向のデータ検索)を左最大点であるピーク点りを基準
として行う。左最大点及び右最大点は夫々異なった周波
数を有するので(即ち異なったデータなので)、中点或
いは中点に最も近い最大ピーク点を求める。
波形処理開始点(サーチ出発点)がピーク点Fの右側で
あったと仮定すれば、第3の波形処理ではピーク点を検
出できないが、第4の波形処理により波形処理開始点の
ピーク値よりも大きいピーク点を左側に検出する。した
がって、波形処理手順は、次のピーク点を検索するため
に第1の波形処理手順に戻り、次の最大点を検出する迄
、第1から第4の波形処理手順を繰り返す。
CWモードでは、サーチ範囲が狭いので、ピーク点Aは
第1及び第2の波形処理、更には、第3及び第4の波形
処理で検出される。しかし、ピーク点Aは、3dB低下
点間の周波数差がCWモードを選択する際に設定される
帯域幅よりも狭いので、第5の波形処理では検出されな
い。同様に、第5波形処理では、第4図に示す各ピーク
点を検出できない。したがって、第4図に示す表示波形
では、連続スペクトラム波形は存在しない(つまり認識
されない)。
上述の3種の波形処理モードにおいてピーク値の中心点
を求める方法を第5図に示す。即ち、連続するピーク波
形の正確な中心点をECとすると、EC−左最大点 +1/2(右最大点−左最大点) である。上式から求めた中心点の値が最大値に等しけれ
ば、その点は正確な中心点である。一方、上式から求め
た中心点の値が最大値に等しくなければ、上式から求め
た中心点は正確な中心点く最大値に等しい値を有する)
に最も近い点である。
このように、波形のピーク点或いはピーク点に最も近い
ピーク点にカーソル(又はマーカ)を自動的に移動でき
るので、スペクトラム・アナライザの管面上には、カー
ソルで示されるデータの周波数及び振幅値がデジタルで
表示される。したがって、スペクトラム分析を極めて効
率良く遂行できる。
第6A図、第6B図、第6C図のフローチャート図を参
照し、本発明を更に詳細に説明する。
第6A図は、使用者が設定した波形処理設定条件(表示
パラメータ)に基づく前置処理(本発明の波形識別処理
の最初の部分)を説明するフローチャート図である。先
ず、5PURモードが選択されたかどうかを判断する(
ステップ10)。5PURモードが選択された場合には
、サーチ範囲を1データ(管面上に表示される1データ
)に設定する(ステップ11)。一方、使用者が5PU
Rモードを選択していない場合には、PULSEモード
或いはCWモードの何れが選択されたかをステップ12
で判断する。PULSEモードが選択された場合には、
最小サーチ範囲を、例えば、表示可能範囲の4%に設定
する(つまり、表示装置に1000個のデータが表示可
能であればその4%である40個のデータを最小サーチ
範囲として設定する)。一方、使用者がCWモードを選
択したのであれば、ステップ16において最小サーチ範
囲を1データに設定する。次に、ステップ18において
、使用者が選択した波形設定条件により、サーチすべき
波形が1ビツト以下の場合(即ち極めて狭い幅の波形の
場合)には、サーチ範囲を0(データ)に設定する(ス
テップ20)。一方、使用者が設定したサーチ幅が表示
装置の表示幅以上の場合には(ステップ22で判断)、
サーチ範囲を最大値である255(データ)に設定する
(ステップ24)。それ以外の場合(即ち、使用者が設
定したサーチ波形の幅が1ビツト以下でなく且つ表示装
置の表示幅以上でもない場合)には、ステップ26にお
いて、分解能帯域幅及び使用者が選択した周波数スパン
に基づき、サーチ範囲の値を計算する。即ち、サーチ範
囲の値は、連続スペクトラム波形を特定するのに必要と
される3dB低下点間の帯域幅を計算し、この帯域幅を
2で除する(この商を分解能帯域幅(RESBW)とす
る)ことにより求められる。即ち、サーチ範囲は、 100 X 1tEsBW/ (表示データのスパン)
である。このようにして求めたサーチ範囲が255(デ
ータ)を超えているかどうかを判断しくステップ28>
、255を超えていれば、サーチ範囲を255とする(
ステップ24)。一方、ステップ26で求めたサーチ範
囲が255データ未溝の場合には、サーチ範囲を分解能
帯域幅(R,ESBW)の値とする(ステップ30)。
ステップ30で設定されたサーチ範囲が最小サーチ範囲
未満かどうかを判断しくステップ32)、最小サーチ範
囲未満であれはサーチ範囲を最小サーチ範囲とする(ス
テップ34)。最後に、3dB低下点或いは3dB低下
点に対応する垂直軸値を、使用者が選択した1目盛り当
りのデシベル値(dB/div)により計算する。この
ようにして、後述するスペクトラム波形識別に使用する
パラメータ(即ち波形処理条件)の設定を終了する。
第6B図を参照して本発明の波形識別処理について更に
詳細に説明する。スペクトラム波形を構成するデータの
サーチは、使用者が設定した表示画面上のカーソルで決
まる波形処理開始点の右側或いは左側のいずれかの方向
に行われる。第6B図のフローチャート図は右方向のサ
ーチのみに関する。左方向のサーチは、右方向のサーチ
と同様なので説明を省略する。
先ず、初期設定(ステップ40)において、(a)メモ
リアドレスXで特定される表示バッファの値(DBUF
 (X))を最小振幅値(MINY)とし、(b)最大
振幅値(MAXY)を最小振幅値(MINY)に等しく
し、(C)データ検出フラグSIG、FOUNDをリセ
ットし、(d)右最大点(RT、LOG)をメモリアド
レスXとし、(+3)左最大点(LT、LOG)を右最
大点に等しいとし、(f)フラグ(RESET、MAX
)をセットする。
メモリアドレスXにより特定されるデータ(以下[現在
処理中のデータ」とする場合がある)の周波数が表示最
大周波数(MAX)未満であれば(即ち、X<MAX)
 、現在処理中のデータの周波数Xで特定される表示バ
ッファ・アレイの値(DBUF (X))をメモリアド
レスXで特定される周波数のデータの振幅値(Y、VA
LUE)とする(Y、VALUE=DBUP (X))
(ステップ42)。尚、表示バッファ・アレイは、例え
ば、全表示用として1000個のデータサンプルを有す
る。メモリアドレスXで決まる周波数のデータの振幅値
(Y、VALUE)が最大振幅値(MAXY)を超えて
いれば(ステップ44.46での判断)、メモリアドレ
スXで決まる周波数の振幅値(Y、VALUE)を最大
振幅値(MAXY)とし、データの左及び右最大点を共
にXにする(LT、LOC=X、RT、LOC=X) 
 (ステップ48.50)。一方、ステップ44.46
において、メモリアドレスXで決まる周波数の振幅値(
Y、VALUE)が最大振幅値(MAXY)に等しいと
判断されれば、右最大点の周波数のみをXに更新する(
ステップ50)。次にXを増加させ(ステップ52)、
後続するデータの振幅が増加する間、上述の処理を続け
る。
ステップ44において、メモリアドレスXで決まる周波
数の振幅値(Y、VALUE)が最大振幅値(MAXY
)未満と判断されれば、ステップ54において、最大振
幅値(MAXY)のデータの両側に3dB低下点が存在
するかどうかを判断すると共に最大振幅値(MAXY)
が闇値を超えているかどうかを判断する。即ち、ステッ
プ54において、(a)最大振幅値(MAXY)から現
在処理中のデータの振幅値(Y、VALUE)を減算し
て3dB以上かどうかを判断すると共に、(b)最大振
幅値(MAXY)から波形処理開始点の振幅値或いは波
形処理開始後に検出された最小振幅値(M I NY>
を減算して3dB以上かどうかを判断し、更に(C)最
大振幅値(MAXY)が所定の閾値を超えているかどう
かを判断する。若し、上記(a)及び(b)において減
算結果が3dB以上であり且つ上記(C)において最大
振幅値が閾値を超えていれば、ステップ64以降でサー
チ範囲のチェックを行う。逆に、上記(a)及び(b)
において減算結果が3dB未満であり且つ上記(C)に
おいて最大振幅値が閾値以下であれば判断ステップ56
に行く。ステップ56において、現在処理中のデータの
振幅値(y、VALUE)が処理開始データ或いは波形
処理開始後に検出された最小振幅値(MINY)未満と
判断されれば(YESの場合)、現在処理中のデータの
振幅(Y、VALUE)を最小振幅値(MINY)とす
る(ステップ58)。
ステップ60においてフラグRESET、MAXがセッ
トされていると判断されれば(YESの場合)最小振幅
値を最大振幅値としくMAXY−MINY)(ステップ
62)、処理すべきデータを特定するメモリアドレスX
の値を増加させて(ステップ52)、次のデータについ
て処理を行う。
一方、ステップ56.60において、上述の場合と逆の
判断がされれば(Noの場合)、共に、ステップ52に
おいてXの値を増加させ、次のデータについて処理を行
う。
ステップ64において、サーチ範囲が2デ一タ未満(即
ち5PURモードの場合)と判断されれば(即ち、5P
URモードの場合)、1個の波形が検出されてフラグS
IG、FOUNDがセットされ(ステップ66)、後述
するステップ78に行く。一方、ステップ64において
、サーチ範囲が2データを超える(即ちPULSE或い
はCWモードの場合)と判断されれば(Noの場合)、
右最大点(RT、LOG)とサーチ範囲(SEARCH
)を加算しくステップ68)、加算値を新しいサーチ範
囲LOOPとし、ステップ70においてサーチ範囲LO
OPが表示最大周波数(MAX)以上かどうかを判断す
る(LOOP>M’AX?)。ステップ70において、
LOOP>’MAXであればデータが存在しないことが
判明して終了する。一方、ステップ70でサーチ範囲L
OOPが表示最大周波数(MAX>に達していないと判
断されれば、ステップ72において、左最大点(LT、
LOC)からサーチ範囲(SEARCH)を減算してそ
の値が正かどうかを判断し、正であれば第6C図のサブ
ルーチン(後述)を実行して(ステップ74)第6B図
のステップ76に戻る。
即ち、サーチ範囲LOOF’が(右最大点+サーチ範囲
(SEARCH))と(左最大点−サーチ範囲(SEA
RCH))の間にあるかをチェックし、サーチ範囲LO
OPが表示範囲内かどうかを判断している。サーチ範囲
LOOPが表示範囲内であれば、第6C図のサブルーチ
ンを実行して最大振幅値(MAXY)の両側のピーク点
を検索する。第6C図のサブルーチンは、ピーク点検索
後もフラグS I G、FOUNDがセットされている
かどうかを示すルーチンである。
ステップ76において、フラグSIG、F’0UNDが
セットされていると判断されれば、真の波形中心点は次
のようにして求められる(ステップ78)。即ち、 真のピーク波形中心点=(左最大点)+1/2 ((右
最大点)−(左最大点))である。真のピーク点が最大
振幅点の場合には(ステップ80で判断)波形処理を終
了し、一方、真のピーク点が最大振幅点でない場合には
、複数のポインタを夫々増加及び減少させて振幅最大値
に等しい真のピーク点に最も近いピーク点を検出しくス
テップ80)、検出したピーク点を波形のピーク点とす
る。
第6C図に示すサブルーチンは、第6B図で検出した最
大振幅値(MAXY)以上の新しい最大振幅値(MAX
Y)を検索しく即ち、サーチ範囲内の最大振幅値(Y、
VALUE)を右方向に検索し)、真のピーク値が既に
発見されているかどうかを判断するサブルーチンであり
、左方向に検索するサブルーチンについては同様なので
図示及び説明は省略しである。
第6C図のフローチャート図を説明する。先ず、インデ
ックスIを現在のメモリアドレスXとしくステップ10
0)、次のステップ102においてインデックスエの値
を1だけ増加させる。インデックスIの値が表示範囲(
最大表示を1000データとする)内にあるかどうかを
判断する(ステップ104)。インデックスIの値が表
示範囲を超えていれば、ステップ105においてXを1
000として第6B図のステップ76に戻る。一方、ス
テップ104においてインデックスIの値が表示範囲内
と判断されれば、現在処理中のデータに対応する表示バ
ッファ内の値(DBUP (I))を最大振幅値(MA
XY)と比較する(ステップ106)、DFUF (I
><MAXYであれば、インデックスエの値(周波数)
がサーチ範囲LOOP以上かどうかをステップ108で
判断する。
ステップ108においてインデックス■の内容(周波数
)がサーチ範囲LOOPに達していなければ(I<LO
OP) 、ステップ102に戻ってインデックスの値を
1増加させ、ステップ104及び106において上述と
同様の判断を行う。ステップ106において、インデッ
クス■により指定された表示バッファ内の値(DBUF
(I))が最大振幅値(MAXY)以上の場合、次のス
テップ110において表示バッファ内の値(DBUP(
1))が最大振幅値(MAXY)を超えるかどうかを判
断する(DBUP (I )>MAXY)。表示バッフ
ァ内の値が最大振幅値を超える場合には、最大振幅値(
MAXY)を更新すると共に左最大点、右最大点、及び
Xを更新し、更に、フラッグRESET、MAXをリセ
ッ1〜しくステップ112.114>、第6B図のステ
ップ76に戻る。
一方、表示バッファ内の値が最大振幅値(MAXY)に
等しい場合には(DBUF (I )=MAXY)(ス
テップ110でNoの場合)、右最大点及びXを更新し
且つフラッグRESET、MAXをリセットしくステッ
プ114)、第6B図のステップ76に戻る。尚、最大
振幅値(MAXY)を更新するとは最大振幅値(MAX
Y>の値をDBUP(I)の値とすることであり、左最
大点及び右最大点を更新するとは夫々の値をインデック
スIの値とすることであり、Xを更新するとはXの値を
右最大点の値とすることである。
ステップ108において、インデックスエの値がサーチ
範囲LOOP以上であれば、サーチ範囲LOOP内に新
しいピーク値が、最大振幅値(M2S AXY)の右側に検出されなかったことを意味する。こ
の場合、ステップ116において、LOOPの値を(左
最大点(LT、LOC))−(サーチ範囲(SEARC
H))とし、更に、インデックスIの値を左最大点とし
くI=LT、LOC) 、ステップ118,120及び
122から成るループにより最大振幅値(MAXY)の
左側のピーク値をサーチする。尚、ステップ118.1
20及び122から成るプログラム・ループは、上述の
ステップ102,104,106及び108から成るル
ープと同様の機能を有するので詳細な説明は省略する。
ステップ120において最大振幅値(MAXY)以上の
ピーク点が検出されれば、ステップ124において最小
振幅値(MINY)を最大振幅値(MAXY)の値にす
ると共にフラッグRESET、MAXをセットして第6
B図のステップ76に戻る。一方、最大振幅値(MAX
Y)の左側にピーク値が検出できない場合にはくステッ
プ122においてYESの場合)、モードがCWモード
かどうかを判断する(ステップ126)。
CWモードでない場合には、フラグSIG、FOUND
をセットしくステップ128)、第6B図のステップ7
6に戻る。一方、CWモードの場合には、2個の3dB
低下点間の帯域幅を計算してその1/2の値(BW/2
)を求め(ステップ130)、求めた帯域幅の1/2 
 (BW/2)を分解能帯域幅(RESBW)と比較す
る(ステップ132)。
帯域幅の1/2  (BW/2)が分解能帯域幅(RE
SBW>以上であれば、フラッグSIG、FOUNDを
セットシて(ステップ134)第6B図のステップ76
に戻る。一方、帯域幅の1/2(BW/2)が分解能帯
域幅(RESBW)以」−でなければ、識別しようとす
る波形が検出されなかったことを示すために、ステップ
124において最小振幅値(MINY)の値を最大振幅
値(MAXY)にすると共にフラッグRESET、MA
Xをセラ1〜する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、従来例の如く識
別波形を連続スペクトラム波形に限定されることなく、
パルス状の無線周波及びスプリアス(インパルス)状の
スペクトラム波形をも識別することが可能である。更に
、波形のピーク値或いはピーク値に最も近いデータ(ス
ペクトラム分析に意味のあるデータ)を極めて容易に検
出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により識別される3種類のスペク
トラム波形を示す図、第2図及び第3図は夫々本発明の
方法による波形識別を説明するための図、第4図は本発
明の3種類の波形処理モードを具体的なスペクトラム波
形に基づいて説明する図、第5図は本発明に係る方法に
よる複数のピーク点間の中点の位置を求める手順を説明
する図、第6A図乃至第6C図は夫々本発明を説明する
ためのフローチャート図である。 図中、10,12,14,40,42,100゜102
.134はフローチャートのステップを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 デジタル信号に変換されたスペクトラム波形を、該スペ
    クトラム波形の周波数が記憶手段のアドレスに対応し且
    つ該アドレスに記憶される値が対応する周波数のデータ
    の振幅を示すようにデジタル表示記憶手段に記憶し、 複数の波形処理モードから選択した1つの波形処理モー
    ド及び波形処理設定条件に基づいて、分解能帯域幅とス
    ペクトラム波形のサーチ範囲とを求め、 上記選択した波形処理モードに応じて1又は2以上の波
    形処理手順を選択し、上記デジタル表示記憶手段に記憶
    されている複数のデータを、選択した波形処理開始点か
    ら処理することにより、複数のデータから構成されるス
    ペクトラム波形を識別すると共にスペクトラム分析に意
    味のあるデータを検出する ことを特徴とする波形識別方法。
JP62208067A 1986-08-22 1987-08-21 波形識別方法 Expired - Lifetime JPH0738006B2 (ja)

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