JPH0688705B2 - ガイドロール機構 - Google Patents
ガイドロール機構Info
- Publication number
- JPH0688705B2 JPH0688705B2 JP2052359A JP5235990A JPH0688705B2 JP H0688705 B2 JPH0688705 B2 JP H0688705B2 JP 2052359 A JP2052359 A JP 2052359A JP 5235990 A JP5235990 A JP 5235990A JP H0688705 B2 JPH0688705 B2 JP H0688705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- frame
- center
- web
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウエブの走行中に生じる蛇行を修正するガイド
ロール機構に係わり、特に構造の簡易化を図ったガイド
ロール機構に関する。
ロール機構に係わり、特に構造の簡易化を図ったガイド
ロール機構に関する。
紙,フイルム,セロファン,箔,ゴムなどの帯状体(ウ
エブ)を製造したり、これらの表面に印刷したりする場
合、ウエブをロールで巻き取ったり、巻き戻ししたりす
る行程が多数存在する。この行程において走行するウエ
ブが進行方向に対し直角方向にずれるいわゆる蛇行現象
を生じる。この蛇行現象を防止するためガイドロール機
構が用いられており、この一例を第10図を用いて説明す
る。第10図はウエブの走行ラインにガイドロール機構を
設けた状態を表わす斜視図である。走行ライン上のウエ
ブ1は入側ロール2と出側ロール3を介して元の走行ラ
インに戻る。フレーム4は入側ロール2と出側ロール3
を軸支し、基板5との間に設けられた回転支柱6の回り
を回転できるよう支持され、アクチュエータ7により回
転される。走行ライン上のウエブ1に蛇行を生じた場
合、蛇行の量に応じてアクチュエータによってフレーム
4を回転することにより蛇行を防止することができる。
第10図においてはフレーム4を回転支柱6で回転自在に
支持するようになっているが、このようにすると回転支
柱6に大きな荷重がかかり、構造が大きく複雑になるた
めいくつかの方法が用いられている。特開昭45−37216
号公報には、レールとアンギユラ型玉軸受を用いてロー
ル部を支持する構造が開示されており、実開昭63−1545
57号公報には両端にヒンジを有する2つの腕でロール部
を支持する構造が開示されている。
エブ)を製造したり、これらの表面に印刷したりする場
合、ウエブをロールで巻き取ったり、巻き戻ししたりす
る行程が多数存在する。この行程において走行するウエ
ブが進行方向に対し直角方向にずれるいわゆる蛇行現象
を生じる。この蛇行現象を防止するためガイドロール機
構が用いられており、この一例を第10図を用いて説明す
る。第10図はウエブの走行ラインにガイドロール機構を
設けた状態を表わす斜視図である。走行ライン上のウエ
ブ1は入側ロール2と出側ロール3を介して元の走行ラ
インに戻る。フレーム4は入側ロール2と出側ロール3
を軸支し、基板5との間に設けられた回転支柱6の回り
を回転できるよう支持され、アクチュエータ7により回
転される。走行ライン上のウエブ1に蛇行を生じた場
合、蛇行の量に応じてアクチュエータによってフレーム
4を回転することにより蛇行を防止することができる。
第10図においてはフレーム4を回転支柱6で回転自在に
支持するようになっているが、このようにすると回転支
柱6に大きな荷重がかかり、構造が大きく複雑になるた
めいくつかの方法が用いられている。特開昭45−37216
号公報には、レールとアンギユラ型玉軸受を用いてロー
ル部を支持する構造が開示されており、実開昭63−1545
57号公報には両端にヒンジを有する2つの腕でロール部
を支持する構造が開示されている。
上述した支持構造は、精度の高い専用加工部分を多く必
要とするため、制作時間やコストが多くかかるという問
題点があった。
要とするため、制作時間やコストが多くかかるという問
題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、部品
点数も少なく、専用加工部分の加工も容易で構造,組立
が簡単なガイドロール機構を提供することを目的とす
る。
点数も少なく、専用加工部分の加工も容易で構造,組立
が簡単なガイドロール機構を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、ロール部を両端自在継手を有
する支柱で支持するようにしたもので、本発明のガイド
ロール機構は、ウエブを案内するロールと、このロール
を軸支するフレームと、このロールの幅の中央でかつ前
記ウエブの前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレーム
を基板より回転自在に支持する中心支柱と、前記フレー
ムを前記中心支柱を回転中心として回動するアクチュエ
ータと、一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞ
れ自在継手で接合した複数の支柱とを備え、前記複数の
支柱を前記中心支柱を中心とした円周上に配置したもの
である。
する支柱で支持するようにしたもので、本発明のガイド
ロール機構は、ウエブを案内するロールと、このロール
を軸支するフレームと、このロールの幅の中央でかつ前
記ウエブの前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレーム
を基板より回転自在に支持する中心支柱と、前記フレー
ムを前記中心支柱を回転中心として回動するアクチュエ
ータと、一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞ
れ自在継手で接合した複数の支柱とを備え、前記複数の
支柱を前記中心支柱を中心とした円周上に配置したもの
である。
また、ウエブを案内するロールと、このロールを軸支す
るフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記ウエブ
の前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを基板よ
り回転自在に支持する中心支柱と、前記フレームを前記
中心支柱を回転中心として回動するアクチュエータと、
一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ自在継
手で接合した4本の支柱とを備え、前記ロールが入側ロ
ールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前記入側
ロールの下側で前記中心支柱を中心とした第1円周上に
配設され、2本の前記支柱が前記出側ロールの下側で前
記中心支柱を中心とした第2円周上に配設されたもので
ある。
るフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記ウエブ
の前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを基板よ
り回転自在に支持する中心支柱と、前記フレームを前記
中心支柱を回転中心として回動するアクチュエータと、
一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ自在継
手で接合した4本の支柱とを備え、前記ロールが入側ロ
ールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前記入側
ロールの下側で前記中心支柱を中心とした第1円周上に
配設され、2本の前記支柱が前記出側ロールの下側で前
記中心支柱を中心とした第2円周上に配設されたもので
ある。
また、ウエブを案内するロールと、このロールを軸支す
るフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記ウエブ
の前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを基板よ
り回転自在に支持する中心支柱と、前記フレームを前記
中心支柱を回転中心として回動するアクチュエータと、
一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ自在継
手で接合した2本の支柱とを備え、前記ロールが入側ロ
ールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前記入側
ロールと前記出側ロールのほぼ中央でかつ前記中心支柱
を中心とした円周上に配設されたものである。
るフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記ウエブ
の前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを基板よ
り回転自在に支持する中心支柱と、前記フレームを前記
中心支柱を回転中心として回動するアクチュエータと、
一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ自在継
手で接合した2本の支柱とを備え、前記ロールが入側ロ
ールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前記入側
ロールと前記出側ロールのほぼ中央でかつ前記中心支柱
を中心とした円周上に配設されたものである。
上記構成により、アクチュエータが中心支柱を回転中心
としてフレームを回転すると、複数の支柱は回転方向に
傾斜するが、両端の自在継手により、フレームからの荷
重を支持する。複数の支柱を中心支柱を中心とした円周
上に配置することにより、中心支柱から各支柱への距離
が等しくなるのでフレームを回転したとき各支柱の傾斜
が等しくなり傾斜に伴うフレームの基板方向への低下が
基板に平行になる。ロールが2本よりなり、それぞれの
下部に中心支柱を中心として、それぞれ半径の異なる円
周上に支柱を設けるとロールの支持は強くなるが、支柱
の傾斜は各ロール毎に異なるためフレームが基板に対し
て傾斜して低下する。しかしこの傾斜の影響が少なく大
きな支持強度が必要なときこの構造は有効である。また
支柱の支持する荷重が小さい場合は、2本の支柱でも十
分フレームを支持することができる。
としてフレームを回転すると、複数の支柱は回転方向に
傾斜するが、両端の自在継手により、フレームからの荷
重を支持する。複数の支柱を中心支柱を中心とした円周
上に配置することにより、中心支柱から各支柱への距離
が等しくなるのでフレームを回転したとき各支柱の傾斜
が等しくなり傾斜に伴うフレームの基板方向への低下が
基板に平行になる。ロールが2本よりなり、それぞれの
下部に中心支柱を中心として、それぞれ半径の異なる円
周上に支柱を設けるとロールの支持は強くなるが、支柱
の傾斜は各ロール毎に異なるためフレームが基板に対し
て傾斜して低下する。しかしこの傾斜の影響が少なく大
きな支持強度が必要なときこの構造は有効である。また
支柱の支持する荷重が小さい場合は、2本の支柱でも十
分フレームを支持することができる。
以下、本発明の実施例を第1図〜第9図を用いて説明す
る。第1図〜第3図は第1実施例の平面図、正面図、側
面図をそれぞれ表わす。本実施例は入側ロール2と出側
ロール3の2本のロールより構成され、各ロール2,3は
フレーム4で軸支される。フレーム4には入側ロール2
の外縁近傍でロール幅中心に開口が設けられ、この開口
に中心支柱10の上端が回転自在に嵌合し、この中心支柱
10の下端は基板5に螺着されている。第4図に中心支柱
10のフレーム4と基板5への取り付け状態を示す。自在
支柱11は第1図に示すように中心支柱10を中心とした円
周上に3本、そのうち1本はロール2,3の幅方向の中心
に他の2本は入側ロール2の下側でロール幅中心線に対
して対称位置に配置され、フレーム4と基板5に第5
図、または第6図に示すように取り付けられている。自
在支柱11の両端は球面自在継手110,111でフレーム4,基
板5と回転自在に結合している。第5図は球面が自在支
柱11内にある場合であり第6図は球面がフレーム4と基
板5内にある場合である。両者は傾斜したときの支柱の
有効長さに差があり、第5図に示す自在支柱11の方が第
6図に示す自在支柱11より短くなる。油圧シリンダ7は
1端を回転自在にヒンジ71で基板5と接合し、他端を回
転自在にヒンジ72でフレーム4と接合している。ストッ
パー12は、自在継手11が所定角以上傾斜し、油圧シリン
ダ7の保持力を越えた場合または油圧がなくなったとき
のバックアップとして設けられ、フレーム4が所定以上
回転せず、また、所定高さ以下とならないよう支持す
る。
る。第1図〜第3図は第1実施例の平面図、正面図、側
面図をそれぞれ表わす。本実施例は入側ロール2と出側
ロール3の2本のロールより構成され、各ロール2,3は
フレーム4で軸支される。フレーム4には入側ロール2
の外縁近傍でロール幅中心に開口が設けられ、この開口
に中心支柱10の上端が回転自在に嵌合し、この中心支柱
10の下端は基板5に螺着されている。第4図に中心支柱
10のフレーム4と基板5への取り付け状態を示す。自在
支柱11は第1図に示すように中心支柱10を中心とした円
周上に3本、そのうち1本はロール2,3の幅方向の中心
に他の2本は入側ロール2の下側でロール幅中心線に対
して対称位置に配置され、フレーム4と基板5に第5
図、または第6図に示すように取り付けられている。自
在支柱11の両端は球面自在継手110,111でフレーム4,基
板5と回転自在に結合している。第5図は球面が自在支
柱11内にある場合であり第6図は球面がフレーム4と基
板5内にある場合である。両者は傾斜したときの支柱の
有効長さに差があり、第5図に示す自在支柱11の方が第
6図に示す自在支柱11より短くなる。油圧シリンダ7は
1端を回転自在にヒンジ71で基板5と接合し、他端を回
転自在にヒンジ72でフレーム4と接合している。ストッ
パー12は、自在継手11が所定角以上傾斜し、油圧シリン
ダ7の保持力を越えた場合または油圧がなくなったとき
のバックアップとして設けられ、フレーム4が所定以上
回転せず、また、所定高さ以下とならないよう支持す
る。
以上のように構成されたロール機構の動作について説明
する。ウエブ1の蛇行を図示しない蛇行検出装置で検出
するとシリンダ7のロッドの外部長を蛇行の方向に応じ
て圧縮または伸長するとフレーム4は、中心支柱10を中
心として回転するので入側ロール2,出側ロール3も回転
し蛇行を修正する。このときの自在支柱11の動作につい
て第7図を用いて説明する。第7図(a)は中心支柱10
から半径R0の円周上にある自在支柱11の回転時の動作を
示したもので、フレーム4が角度α回転すると自在支柱
11はβ度傾き、δ0mm円周上を移動する。第7図(b)
は自在支柱11がβ度傾いた時高さhの変化(低下)Δh
を示したものである。3本の自在支柱11はすべて同一円
周上にあるので低下量Δhは同じでありフレーム4は基
板5に平行に低下する。
する。ウエブ1の蛇行を図示しない蛇行検出装置で検出
するとシリンダ7のロッドの外部長を蛇行の方向に応じ
て圧縮または伸長するとフレーム4は、中心支柱10を中
心として回転するので入側ロール2,出側ロール3も回転
し蛇行を修正する。このときの自在支柱11の動作につい
て第7図を用いて説明する。第7図(a)は中心支柱10
から半径R0の円周上にある自在支柱11の回転時の動作を
示したもので、フレーム4が角度α回転すると自在支柱
11はβ度傾き、δ0mm円周上を移動する。第7図(b)
は自在支柱11がβ度傾いた時高さhの変化(低下)Δh
を示したものである。3本の自在支柱11はすべて同一円
周上にあるので低下量Δhは同じでありフレーム4は基
板5に平行に低下する。
次に第7図に示した値の具体値について説明する。一般
にウエブの蛇行を修正する第10図に示すガイドロール機
構ではロールの回転角α(以下修正角αと称する)は1
〜3度前後を採用している。またウエブの蛇行は十数mm
であるので出側ロール外縁の偏移量δ(以下修正量δと
称する)も略この値を採用している。なお、普通の定常
状態における蛇行量は数mmである。ここでδは第1図、
第7図より次式で表される。
にウエブの蛇行を修正する第10図に示すガイドロール機
構ではロールの回転角α(以下修正角αと称する)は1
〜3度前後を採用している。またウエブの蛇行は十数mm
であるので出側ロール外縁の偏移量δ(以下修正量δと
称する)も略この値を採用している。なお、普通の定常
状態における蛇行量は数mmである。ここでδは第1図、
第7図より次式で表される。
本実施例の場合R0,R,hの数値例を示すと次の通りであ
る。
る。
中心支柱10から自在支柱11までの距離:R0=260mm,中心
支柱10から出側ロール外縁までの距離:R=375mm,自在支
柱11の両端の自在関節間の距離:h=60mm (1)式に示す修正量δを1〜16mmまで変えた場合の修
正角α度,自在支柱11の低下量Δhを第7図に示す。同
図に示すように低下量Δhは小さく、特に定常状態の蛇
行量数mm,即ち修正量δ数mmにおけるΔh値は0.1mm程度
であり実用上支障はない。また、もし低下量Δhを更に
小さくする必要がある場合には自在支柱11の両端の自在
継手の関節間距離hを大きく、あるいは中心支柱10から
自在支柱11までの距離R0を小さくすればよく、両者を併
用すればさらに効果的である。
支柱10から出側ロール外縁までの距離:R=375mm,自在支
柱11の両端の自在関節間の距離:h=60mm (1)式に示す修正量δを1〜16mmまで変えた場合の修
正角α度,自在支柱11の低下量Δhを第7図に示す。同
図に示すように低下量Δhは小さく、特に定常状態の蛇
行量数mm,即ち修正量δ数mmにおけるΔh値は0.1mm程度
であり実用上支障はない。また、もし低下量Δhを更に
小さくする必要がある場合には自在支柱11の両端の自在
継手の関節間距離hを大きく、あるいは中心支柱10から
自在支柱11までの距離R0を小さくすればよく、両者を併
用すればさらに効果的である。
なお、中心支柱10は第4図に示すようにフレーム4と回
転自在に嵌合し、基板5と固着したが、フレーム4と固
着し、基板5と回転自在に嵌合しても同じ効果がえられ
る。
転自在に嵌合し、基板5と固着したが、フレーム4と固
着し、基板5と回転自在に嵌合しても同じ効果がえられ
る。
次に第2実施例を第8図に示す。ウエブの張力が大きい
場合、あるいはウエブの幅が広い場合には負荷が大きく
なりこのような時、フレーム4を安定して強固に保持す
る必要がある。このため本実施例ではロールの左右,前
後に4本の自在支柱11を設けている。自在支柱11は入側
ロール2下部で中心支柱10から半径R0の円周上の左右対
称位置に2本設けられ、出側ロール3下部にも中心支柱
10から半径R1の円周上の左右対称位置に設けられてい
る。R1>R0なのでフレーム4の回転に対し、出側ロール
3下部の自在支柱11の方が入側ロール2下部の自在支柱
11よりも低下量Δhが大きくなる。しかしこの低下量Δ
hおよびこの低下量の両者の差は第7図に示したように
極めて小さく実用上支障はない。
場合、あるいはウエブの幅が広い場合には負荷が大きく
なりこのような時、フレーム4を安定して強固に保持す
る必要がある。このため本実施例ではロールの左右,前
後に4本の自在支柱11を設けている。自在支柱11は入側
ロール2下部で中心支柱10から半径R0の円周上の左右対
称位置に2本設けられ、出側ロール3下部にも中心支柱
10から半径R1の円周上の左右対称位置に設けられてい
る。R1>R0なのでフレーム4の回転に対し、出側ロール
3下部の自在支柱11の方が入側ロール2下部の自在支柱
11よりも低下量Δhが大きくなる。しかしこの低下量Δ
hおよびこの低下量の両者の差は第7図に示したように
極めて小さく実用上支障はない。
なお、ストッパー12は第1実施例と同様自在支柱11の傾
斜が所定量を越えた場合フレーム4のそれ以上の回転と
低下を押さえる働きをする。
斜が所定量を越えた場合フレーム4のそれ以上の回転と
低下を押さえる働きをする。
第9図は第3実施例を示す。本実施例は負荷が小さい場
合で、2本の自在支柱11を中心支柱10から半径R0の円周
上に左右対称に設けたものである。ストッパー12は上述
した実施例と同様にフレーム4の所定以上の回転と低下
を防止する。
合で、2本の自在支柱11を中心支柱10から半径R0の円周
上に左右対称に設けたものである。ストッパー12は上述
した実施例と同様にフレーム4の所定以上の回転と低下
を防止する。
以上の説明から明らかなように、本発明は両端に自在継
手を有する支柱でフレームを支持することにより、構造
が簡単で製造も容易となり部品点数が減少しコストも低
下するガイドロール機構を提供することができる。
手を有する支柱でフレームを支持することにより、構造
が簡単で製造も容易となり部品点数が減少しコストも低
下するガイドロール機構を提供することができる。
第1図は本発明の第1実施例の平面図、第2図は第1実
施例の正面図、第3図は第1実施例の側面図、第4図は
中心支柱の構造を示す図、第5図,第6図は自在支柱の
構造を示す図、第7図は自在支柱の動作を説明する図、
第8図は第2実施例の平面図、第9図は第3実施例の平
面図、第10図はガイドロール機構の構成を示す斜視図で
ある。 1…ウエブ 2…入側ロール 3…出側ロール 4…フレーム 5…基板 7…油圧シリンダ 71,72…ヒンジ 10…中心支柱 11…自在支柱 111,112…球面自在継手 12…ストッパー
施例の正面図、第3図は第1実施例の側面図、第4図は
中心支柱の構造を示す図、第5図,第6図は自在支柱の
構造を示す図、第7図は自在支柱の動作を説明する図、
第8図は第2実施例の平面図、第9図は第3実施例の平
面図、第10図はガイドロール機構の構成を示す斜視図で
ある。 1…ウエブ 2…入側ロール 3…出側ロール 4…フレーム 5…基板 7…油圧シリンダ 71,72…ヒンジ 10…中心支柱 11…自在支柱 111,112…球面自在継手 12…ストッパー
Claims (3)
- 【請求項1】ウエブを案内するロールと、このロールを
軸支するフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記
ウエブの前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを
基板より回転自在に支持する中心支柱と、前記フレーム
を前記中心支柱を回転中心として回動するアクチュエー
タと、一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ
自在継手で接合した複数の支柱とを備え、前記複数の支
柱を前記中心支柱を中心とした円周上に配置したことを
特徴とするガイドロール機構。 - 【請求項2】ウエブを案内するロールと、このロールを
軸支するフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記
ウエブの前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを
基板より回転自在に支持する中心支柱と、前記フレーム
を前記中心支柱を回転中心として回動するアクチュエー
タと、一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ
自在継手で接合した4本の支柱とを備え、前記ロールが
入側ロールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前
記入側ロールの下側で前記中心支柱を中心とした第1円
周上に配設され、2本の前記支柱が前記出側ロールの下
側で前記中心支柱を中心とした第2円周上に配設された
ことを特徴とするガイドロール機構。 - 【請求項3】ウエブを案内するロールと、このロールを
軸支するフレームと、このロールの幅の中央でかつ前記
ウエブの前記ロールへの入側外縁近傍の前記フレームを
基板より回転自在に支持する中心支柱と、前記フレーム
を前記中心支柱を回転中心として回動するアクチュエー
タと、一端を前記フレームに他端を前記基板にそれぞれ
自在継手で接合した2本の支柱とを備え、前記ロールが
入側ロールと出側ロールよりなり、2本の前記支柱が前
記入側ロールと前記出側ロールのほぼ中央でかつ前記中
心支柱を中心とした円周上に配設されていることを特徴
とするガイドロール機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2052359A JPH0688705B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | ガイドロール機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2052359A JPH0688705B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | ガイドロール機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03256960A JPH03256960A (ja) | 1991-11-15 |
JPH0688705B2 true JPH0688705B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=12912614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2052359A Expired - Lifetime JPH0688705B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | ガイドロール機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688705B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7296717B2 (en) * | 2003-11-21 | 2007-11-20 | 3M Innovative Properties Company | Method and apparatus for controlling a moving web |
JP5585373B2 (ja) * | 2010-10-15 | 2014-09-10 | セイコーエプソン株式会社 | ロール紙搬送装置、ロール紙搬送方法及び画像記録装置 |
CN110255245A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-09-20 | 上海二十冶建设有限公司 | 水平活套托辊垂直度调整方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203059A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 帯板蛇行修正装置 |
JPH01181663A (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-19 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | ウェブガイドの支持装置 |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2052359A patent/JPH0688705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03256960A (ja) | 1991-11-15 |
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