JPH0688672B2 - 移動体への貨物積込方法及びその装置 - Google Patents
移動体への貨物積込方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH0688672B2 JPH0688672B2 JP60090654A JP9065485A JPH0688672B2 JP H0688672 B2 JPH0688672 B2 JP H0688672B2 JP 60090654 A JP60090654 A JP 60090654A JP 9065485 A JP9065485 A JP 9065485A JP H0688672 B2 JPH0688672 B2 JP H0688672B2
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- Japan
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- cargo
- moving body
- motor cylinder
- pillar
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、貨物の搬出ストック場所において使用する移
動体への貨物積込方法及びその積込装置に係り、詳しく
は板状物製品、コンテナ等の貨物を搬送する自動搬送ク
レーン等と組合せて使用して好適なものであり、前記貨
物を輸送トラック等の移動体に効率良く積込むことの出
来る貨物積込方法及びその装置に関するものである。
動体への貨物積込方法及びその積込装置に係り、詳しく
は板状物製品、コンテナ等の貨物を搬送する自動搬送ク
レーン等と組合せて使用して好適なものであり、前記貨
物を輸送トラック等の移動体に効率良く積込むことの出
来る貨物積込方法及びその装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、板状物製品やコンテナ等の貨物を搬送する装置
は、ファクトリーオートメーションの進展に伴ない、各
種の自動搬送クレーン等が案出されている。しかしなが
ら、従来、この種の自動搬送クレーンを利用して、貨物
の搬出ストック場所から貨物を輸送トラックに積み込む
場合には、輸送トラックを待機させた上、自動搬送クレ
ーンやフォークリフト等を利用して貨物をトラックの荷
台に直接積込む作業となっていた。
は、ファクトリーオートメーションの進展に伴ない、各
種の自動搬送クレーン等が案出されている。しかしなが
ら、従来、この種の自動搬送クレーンを利用して、貨物
の搬出ストック場所から貨物を輸送トラックに積み込む
場合には、輸送トラックを待機させた上、自動搬送クレ
ーンやフォークリフト等を利用して貨物をトラックの荷
台に直接積込む作業となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように、貨物を積み込む間は、トラックの運転手は
待ち時間となり、また、貨物を一時に大量に輸送する際
には、複数台のトラックを待機させなくてはならず、積
込効率が極めて悪いという問題点があった。
待ち時間となり、また、貨物を一時に大量に輸送する際
には、複数台のトラックを待機させなくてはならず、積
込効率が極めて悪いという問題点があった。
また、フォークリフトを用いる場合には、貨物のストッ
ク場所にフォークリフトが走行する通路を要することに
より、ストック場所が制限を受ける等の問題点があっ
た。
ク場所にフォークリフトが走行する通路を要することに
より、ストック場所が制限を受ける等の問題点があっ
た。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、
貨物を常に搬送出来る状態に待機させ、輸送トラック等
の移動体が貨物の搬出ストック場所に乗り付けた場合、
速やかに移動体の荷台に貨物を積込むことが出来る、貨
物積込み方法及びその装置の提供を目的とする。
貨物を常に搬送出来る状態に待機させ、輸送トラック等
の移動体が貨物の搬出ストック場所に乗り付けた場合、
速やかに移動体の荷台に貨物を積込むことが出来る、貨
物積込み方法及びその装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するための手段として、地上
面に立設した支柱と、該支柱に沿って昇降し、かつ、90
゜旋回する逆L字状のアーム材とで構成される伸縮ポス
トを、左右対象に少なくとも2対以上の対をなして形成
した積込装置において、該積込装置における前記アーム
材の各腕部材を、それぞれ内方に対向して突出上昇さ
せ、該アーム材の腕部材の上面間に渡って貨物を載置し
て待機し、次に、該腕部材の下へ荷台面に所望の高さを
有する盤木を載置した移動体を搬入させた後、該腕部材
を下降させ、かつ、90゜旋回させて貨物を移動体の荷台
へ積込み、移動体が搬出した後、再びアーム材の各腕部
材を内方に対向して突出上昇させて初期状態に復するよ
うにしたものである。
面に立設した支柱と、該支柱に沿って昇降し、かつ、90
゜旋回する逆L字状のアーム材とで構成される伸縮ポス
トを、左右対象に少なくとも2対以上の対をなして形成
した積込装置において、該積込装置における前記アーム
材の各腕部材を、それぞれ内方に対向して突出上昇さ
せ、該アーム材の腕部材の上面間に渡って貨物を載置し
て待機し、次に、該腕部材の下へ荷台面に所望の高さを
有する盤木を載置した移動体を搬入させた後、該腕部材
を下降させ、かつ、90゜旋回させて貨物を移動体の荷台
へ積込み、移動体が搬出した後、再びアーム材の各腕部
材を内方に対向して突出上昇させて初期状態に復するよ
うにしたものである。
また、その装置として、地面上に支柱を立設し、該支柱
の中空部には、モートルシリンダを収納し、該モートル
シリンダにより昇降し、かつ、モートルシリンダの昇降
駆動に伴って必然的に生じるロッド回転トルクによって
旋回可能な逆L字状のアーム材を、前記支柱内に嵌挿さ
せるとともに、前記支柱には、前記アーム材を90゜のみ
旋回可能に規制する旋回角度規制機構を備えて伸縮ポス
トを構成し、該伸縮ポストを適宜距離寸法離間させて、
左右対象に少なくとも2対以上の対をなして形成したも
のである。
の中空部には、モートルシリンダを収納し、該モートル
シリンダにより昇降し、かつ、モートルシリンダの昇降
駆動に伴って必然的に生じるロッド回転トルクによって
旋回可能な逆L字状のアーム材を、前記支柱内に嵌挿さ
せるとともに、前記支柱には、前記アーム材を90゜のみ
旋回可能に規制する旋回角度規制機構を備えて伸縮ポス
トを構成し、該伸縮ポストを適宜距離寸法離間させて、
左右対象に少なくとも2対以上の対をなして形成したも
のである。
(作用) このように構成することにより、アーム材の各腕部材が
上昇位置にて、自動クレーン等の搬送装置によって貨物
を、各腕部材の上面間に渡って載置して待機させ、アー
ム材の腕部材の下方に、荷台面に盤木を載置した移動体
を搬入して、該アーム材の腕部材を下降させ、移動体上
に貨物を載置できるようにしたものである。そして、移
動体の荷台上に貨物を載置すると同時に、アーム材の腕
部材を90゜旋回させて、移動体の搬出を妨げないように
したものである。
上昇位置にて、自動クレーン等の搬送装置によって貨物
を、各腕部材の上面間に渡って載置して待機させ、アー
ム材の腕部材の下方に、荷台面に盤木を載置した移動体
を搬入して、該アーム材の腕部材を下降させ、移動体上
に貨物を載置できるようにしたものである。そして、移
動体の荷台上に貨物を載置すると同時に、アーム材の腕
部材を90゜旋回させて、移動体の搬出を妨げないように
したものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図は、この発明に係る貨物積込装置の正面図、第2
図は、第1図の平面図である。
図は、第1図の平面図である。
地面1上に、伸縮ポスト2を輸送トラック、台車等の移
動体3の幅寸法より大きく離間させて立設する。本実施
例では、左右対称に2対の伸縮ポスト2を設けたもので
あるが、貨物の大きさ、重量等に応じて2対以上設けて
形成してもよい。尚、この左右対称に立設した伸縮ポス
ト2,2は、勝手を反対に製作したものである。そして、
これら伸縮ポスト2,2…を並列に、少なくとも2対以上
の対をなして立設して、貨物積込装置4が形成される。
5は貨物積込装置4に記載された貨物、6は移動体3の
荷台、7は荷台6の上に載置された盤木である。
動体3の幅寸法より大きく離間させて立設する。本実施
例では、左右対称に2対の伸縮ポスト2を設けたもので
あるが、貨物の大きさ、重量等に応じて2対以上設けて
形成してもよい。尚、この左右対称に立設した伸縮ポス
ト2,2は、勝手を反対に製作したものである。そして、
これら伸縮ポスト2,2…を並列に、少なくとも2対以上
の対をなして立設して、貨物積込装置4が形成される。
5は貨物積込装置4に記載された貨物、6は移動体3の
荷台、7は荷台6の上に載置された盤木である。
次に、伸縮ポスト2の内部構造を第3〜6図を用いて説
明する。
明する。
第3図は、伸縮ポスト2の要部を切り欠いた正面図、第
4図は、第3図の平面図、第5図は、第3図のV−V線
矢視断面図、第6図は、モートルシリンダの要部を切欠
いた正面図である。
4図は、第3図の平面図、第5図は、第3図のV−V線
矢視断面図、第6図は、モートルシリンダの要部を切欠
いた正面図である。
8は、地面1に固設されたコンクリート基礎で、所要数
のアンカーボルト9,9…が埋設されている。このアンカ
ーボルト9,9…には、円筒状の支柱10の下端近傍部に溶
着されたベース板11が取り付けられ、ナット12,12…に
て締着される。これにより、支柱10は地面1上に鉛直に
立設されることになる。
のアンカーボルト9,9…が埋設されている。このアンカ
ーボルト9,9…には、円筒状の支柱10の下端近傍部に溶
着されたベース板11が取り付けられ、ナット12,12…に
て締着される。これにより、支柱10は地面1上に鉛直に
立設されることになる。
前記支柱10の中空部13には、その上方から逆L字状のア
ーム材14が、前記支柱10に沿って昇降し、かつ、旋回可
能に嵌挿している。このアーム材14は、円筒状のスピン
ドル部14aと、このスピンドル部14aの先端より水平に延
びる貨物載置用の腕部材14bとで構成される。15は、腕
部材14bの上面に、適宜手段で固着された緩衝材であ
る。
ーム材14が、前記支柱10に沿って昇降し、かつ、旋回可
能に嵌挿している。このアーム材14は、円筒状のスピン
ドル部14aと、このスピンドル部14aの先端より水平に延
びる貨物載置用の腕部材14bとで構成される。15は、腕
部材14bの上面に、適宜手段で固着された緩衝材であ
る。
支柱10の上端内面と、アーム材14のスピンドル部14aの
下端外面には、それぞれ樹脂メタル等で構成されるスラ
イド軸受16,16が貼着している。このスライド軸受16,16
は、支柱10とアーム材14のスピンドル部14aとの直接接
触を防ぎ、昇降時と旋回時の摩擦抵抗を低減させる機能
を有するものである。
下端外面には、それぞれ樹脂メタル等で構成されるスラ
イド軸受16,16が貼着している。このスライド軸受16,16
は、支柱10とアーム材14のスピンドル部14aとの直接接
触を防ぎ、昇降時と旋回時の摩擦抵抗を低減させる機能
を有するものである。
一方、支柱10の内部には、モートルシリンダ17を収納
し、適宜手段で前記支柱10に固着している。このモート
ルシリンダ17は、第6図で示すように、正逆回転するモ
ータ18と、このモータ18の回転を減速させる減速部19
と、この減速部19の出力軸(図示せず)に連動したネジ
シャフト20と、このネジシャフト20に螺合したナット21
と、このナット21に取り付けられたロッド22と、このロ
ッド22の先端に取り付けられた金具23と、外筒24等によ
り構成される一般的なもので、作動させる時だけモータ
18に通電し、停止時は機械的に確実に荷重を保持させる
構造のものである。そして、このモートルシリンダ17の
先端に取付けられた金具23に軸25を介して、前記アーム
材14の腕部材14bに一体に固定された天板26の裏面に溶
着されたブラケット27が固着される。軸25は、モートル
シリンダ17とアーム材14を連結する機能と、モートルシ
リンダ17のロッド22に作用する曲げ荷重を吸収する機能
とを有するものである。尚、モートルシリンダ17の上下
ストローク限界は、モートルシリンダ自体に内蔵された
トルクリミッター(図示せず)、または、リミットスイ
ッチ(図示せず)により規制される。
し、適宜手段で前記支柱10に固着している。このモート
ルシリンダ17は、第6図で示すように、正逆回転するモ
ータ18と、このモータ18の回転を減速させる減速部19
と、この減速部19の出力軸(図示せず)に連動したネジ
シャフト20と、このネジシャフト20に螺合したナット21
と、このナット21に取り付けられたロッド22と、このロ
ッド22の先端に取り付けられた金具23と、外筒24等によ
り構成される一般的なもので、作動させる時だけモータ
18に通電し、停止時は機械的に確実に荷重を保持させる
構造のものである。そして、このモートルシリンダ17の
先端に取付けられた金具23に軸25を介して、前記アーム
材14の腕部材14bに一体に固定された天板26の裏面に溶
着されたブラケット27が固着される。軸25は、モートル
シリンダ17とアーム材14を連結する機能と、モートルシ
リンダ17のロッド22に作用する曲げ荷重を吸収する機能
とを有するものである。尚、モートルシリンダ17の上下
ストローク限界は、モートルシリンダ自体に内蔵された
トルクリミッター(図示せず)、または、リミットスイ
ッチ(図示せず)により規制される。
次に、アーム材の旋回角度を規制する機構について、第
5図を用いて説明する。
5図を用いて説明する。
モートルシリンダ17のモータ18に通電すると、このモー
タ18の回転力は減速部19を介してネジシャフト20に伝達
される。この時、ネジシャフト20と、これに螺合したナ
ット21間の摩擦力によって、ネジシャフト20の回転に伴
いナット21及びナット21に取付けられたロッド22には、
必然的にロッド回転トルクが生じることになる。このた
め、アーム材14のスピンドル部14aには、鉛直に案内片2
8を溶着し、一方支柱10の内周面には、この案内片28と
係合して、ガイドレール機能を有する2個の回転規制ス
トッパー29及び30を、90゜離間させて溶着する。これに
より、アーム材14が下降した状態から上昇する場合は、
アーム材14のスピンドル部14aに溶着した案内片28は、
回転規制ストッパ29に係合した状態で上昇することにな
り、ロッド回転トルクは規制されることになる。
タ18の回転力は減速部19を介してネジシャフト20に伝達
される。この時、ネジシャフト20と、これに螺合したナ
ット21間の摩擦力によって、ネジシャフト20の回転に伴
いナット21及びナット21に取付けられたロッド22には、
必然的にロッド回転トルクが生じることになる。このた
め、アーム材14のスピンドル部14aには、鉛直に案内片2
8を溶着し、一方支柱10の内周面には、この案内片28と
係合して、ガイドレール機能を有する2個の回転規制ス
トッパー29及び30を、90゜離間させて溶着する。これに
より、アーム材14が下降した状態から上昇する場合は、
アーム材14のスピンドル部14aに溶着した案内片28は、
回転規制ストッパ29に係合した状態で上昇することにな
り、ロッド回転トルクは規制されることになる。
次にアーム材を下降させる場合は、モートルシリンダ17
のモータ18を逆転させると、案内片28はロッド回転トル
クによって90゜旋回した後、回転規制ストッパー30に係
合した状態で下降することになる。この時、アーム材14
の腕部材14b上の緩衝材15の上面に、貨物5が載置され
ている場合には、緩衝材15と貨物5との接触抵抗は、モ
ートルシリンダ17から生ずるロッド回転トルクよりもは
るかに大きいため、アーム材14は旋回せず、アーム材14
に貨物の負荷が作用しなくなった場合のみ旋回すること
となる。
のモータ18を逆転させると、案内片28はロッド回転トル
クによって90゜旋回した後、回転規制ストッパー30に係
合した状態で下降することになる。この時、アーム材14
の腕部材14b上の緩衝材15の上面に、貨物5が載置され
ている場合には、緩衝材15と貨物5との接触抵抗は、モ
ートルシリンダ17から生ずるロッド回転トルクよりもは
るかに大きいため、アーム材14は旋回せず、アーム材14
に貨物の負荷が作用しなくなった場合のみ旋回すること
となる。
次に、上記のように構成したこの発明に係る貨物積込装
置の使用方法について説明する。
置の使用方法について説明する。
通常各伸縮ポスト2,2…は、第1図に示すように上昇し
た状態にあり、この時アーム材14の腕部材14bは第2図
に示すように内方に対向して突出している。
た状態にあり、この時アーム材14の腕部材14bは第2図
に示すように内方に対向して突出している。
この状態で、アーム材14の腕部材14bの上面間に渡っ
て、図示を略した自動搬送クレーン等を利用して、貨物
5を載置させて待機する。
て、図示を略した自動搬送クレーン等を利用して、貨物
5を載置させて待機する。
次に、アーム材14の腕部材14bの下に、荷台6面に腕部
材14bの高さ寸法より大きい盤木7を載置した移動体3
を搬入させる。
材14bの高さ寸法より大きい盤木7を載置した移動体3
を搬入させる。
そして、図示を略した制御方法により、モートルシリン
ダ17のモータ18に通電して、伸縮ポスト2のアーム材14
を下降させるが、前述の如く緩衝材15と貨物5との接触
抵抗は、ロッド回転トルクよりも大きいため、アーム材
14は旋回せず、そのまま下降する。
ダ17のモータ18に通電して、伸縮ポスト2のアーム材14
を下降させるが、前述の如く緩衝材15と貨物5との接触
抵抗は、ロッド回転トルクよりも大きいため、アーム材
14は旋回せず、そのまま下降する。
貨物5が移動体3上の盤木7に当接して、アーム材14に
貨物5の負荷が作用しなくなると同時に、モートルシリ
ンダのロッド回転トルクによって、アーム材14は盤木7
によって生ずる貨物5と荷台6との空隙の間から、第2
図の破線に示す位置まで90゜旋回されながら下降し、自
動的に貨物5から外れることになる。
貨物5の負荷が作用しなくなると同時に、モートルシリ
ンダのロッド回転トルクによって、アーム材14は盤木7
によって生ずる貨物5と荷台6との空隙の間から、第2
図の破線に示す位置まで90゜旋回されながら下降し、自
動的に貨物5から外れることになる。
移動体3を搬出させた後、モートルシリンダ17のモータ
18に通電して、アーム材14を再び上昇させれば、ロッド
回転トルクによってアーム材14の腕部材14bは、第2図
の実線に示すように内方に対向して突出した初期の状態
に復することになる。
18に通電して、アーム材14を再び上昇させれば、ロッド
回転トルクによってアーム材14の腕部材14bは、第2図
の実線に示すように内方に対向して突出した初期の状態
に復することになる。
(発明の効果) 本発明は、以上詳細に説明した構成であるから、次のよ
うに特有の効果を奏するものである。
うに特有の効果を奏するものである。
モートルシリンダを利用して昇降し、かつ、モート
ルシリンダの昇降駆動に伴って必然的に生ずるロッド回
転トルクでアーム材を旋回させる構成としたので、特別
な旋回駆動機構を必要としない。従って、構造が極めて
簡単な貨物積込装置を提供することができる。
ルシリンダの昇降駆動に伴って必然的に生ずるロッド回
転トルクでアーム材を旋回させる構成としたので、特別
な旋回駆動機構を必要としない。従って、構造が極めて
簡単な貨物積込装置を提供することができる。
貨物を常に搬出できる状態に待機しておくことがで
きるので、運転手やトラックの待ち時間が少なくなり貨
物積込時間が大幅に短縮されて積込効率が向上する。し
かも、積込装置の操作はトラックの運転手が行えばよ
く、専従の操作者を特に必要としない。
きるので、運転手やトラックの待ち時間が少なくなり貨
物積込時間が大幅に短縮されて積込効率が向上する。し
かも、積込装置の操作はトラックの運転手が行えばよ
く、専従の操作者を特に必要としない。
この発明に係る貨物積込装置を、貨物を搬送するス
トック場所に多数基並列に設置すれば、一時に大量の貨
物を輸送することができる。
トック場所に多数基並列に設置すれば、一時に大量の貨
物を輸送することができる。
フォークリフトが走行する通路を要しないので、ス
トック場所を効率良く使用できる。
トック場所を効率良く使用できる。
第1図は、本発明の一実施例である貨物積込装置の正面
図、 第2図は、第1図の平面図、 第3図は、伸縮ポストの一部切欠き正面図、 第4図は、第3図の平面図、 第5図は、第3図のV−V線矢視断面図、 第6図は、モートルシリンダの一部切欠き正面図を示
す。 2……伸縮ポスト、3……移動体 4……貨物積込装置、5……貨物 7……盤木、10……支柱 14……アーム材
図、 第2図は、第1図の平面図、 第3図は、伸縮ポストの一部切欠き正面図、 第4図は、第3図の平面図、 第5図は、第3図のV−V線矢視断面図、 第6図は、モートルシリンダの一部切欠き正面図を示
す。 2……伸縮ポスト、3……移動体 4……貨物積込装置、5……貨物 7……盤木、10……支柱 14……アーム材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−18965(JP,A) 特開 昭55−165613(JP,A) 特開 昭50−102073(JP,A) 実開 昭51−149515(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】地上面に立設した支柱と、該支柱に沿って
昇降し、かつ、90゜旋回する逆L字状のアーム材とで構
成される伸縮ポストを、左右対象に少なくとも2対以上
の対をなして形成した積込装置において、該積込装置に
おける前記アーム材の各腕部材を、それぞれ内方に対向
して突出上昇させ、該アーム材の腕部材の上面間に渡っ
て貨物を載置して待機し、次に、該腕部材の下へ荷台面
に所望の高さを有する盤木を載置した移動体を搬入させ
た後、該腕部材を下降させ、かつ、90゜旋回させて貨物
を移動体の荷台へ積込み、移動体が搬出した後、再びア
ーム材の各腕部材を内方に対向して突出上昇させて初期
状態に復するようにしたことを特徴とする移動体への貨
物積込方法。 - 【請求項2】地面上に支柱を立設し、該支柱の中空部に
は、モートルシリンダを収納し、該モートルシリンダに
より昇降し、かつ、モートルシリンダの昇降駆動に伴っ
て必然的に生じるロッド回転トルクによって旋回可能な
逆L字状のアーム材を、前記支柱内に嵌挿させるととも
に、前記支柱には、前記アーム材を90゜のみ旋回可能に
規制する旋回角度規制機構を備えて伸縮ポストを構成
し、該伸縮ポストを適宜距離寸法離間させて、左右対象
に少なくとも2対以上の対をなして形成したことを特徴
とする移動体への貨物積込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60090654A JPH0688672B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 移動体への貨物積込方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60090654A JPH0688672B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 移動体への貨物積込方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248828A JPS61248828A (ja) | 1986-11-06 |
JPH0688672B2 true JPH0688672B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14004506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60090654A Expired - Fee Related JPH0688672B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 移動体への貨物積込方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688672B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6190107B1 (en) * | 1999-01-27 | 2001-02-20 | John J. Lanigan, Sr. | High density narrow-profile storage system |
CN111994662A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-11-27 | 无锡宏盛智能装载技术有限公司 | 集装箱车用自动装车机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431686Y2 (ja) * | 1975-05-22 | 1979-10-03 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP60090654A patent/JPH0688672B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61248828A (ja) | 1986-11-06 |
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