JPH0687833B2 - 人体洗浄装置 - Google Patents

人体洗浄装置

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JPH0687833B2
JPH0687833B2 JP10859392A JP10859392A JPH0687833B2 JP H0687833 B2 JPH0687833 B2 JP H0687833B2 JP 10859392 A JP10859392 A JP 10859392A JP 10859392 A JP10859392 A JP 10859392A JP H0687833 B2 JPH0687833 B2 JP H0687833B2
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JP
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human body
spline shaft
worm
brush
box
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Application number
JP10859392A
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English (en)
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JPH05277042A (ja
Inventor
澄三 川村
Original Assignee
川村 淳一
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人体の背面を人手を要す
ることなく自動的に洗浄することができる人体洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の背面を自動的に洗浄する装
置として実公平3‐49596号公報および特開昭62
‐27909号公報等が知られている。それらの公報に
見られるように、この種の従来装置では回転ブラシを回
転すると共に人体の背中に沿って上下に移動するように
構成されているが、いずれもブラシの回転とその上下移
動は個別の電動機(モ−タ)によって行なわれる構造に
なっており、そのため以下に記載するような問題点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人体洗浄装置は浴室に
備えられるため防水を行なうことが重要な課題となる
が、従来のようにモ−タを二つ備えることは装置を大が
かりにし且つ機構を複雑にすると共に、ブラシの回転用
モ−タはブラシの主軸を回転するため多くの場合その近
接位置に備えられ、従って該モ−タの防水が困難であ
り、腐食により短期間に破損する等の問題点があった。
さらにプラシの回転とその上下移動の両方の操作を要す
るため、操作が面倒な欠点があった。
【0004】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
消することであって、それ故、人体の背面の洗浄を単一
のモ−タによる単純な機構により可能にし、防水性にす
ぐれ且つ操作も極めて簡単な人体洗浄装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による人体洗浄装
置の特徴は単一のモ−タにより回転ブラシの回転と上下
移動の両方を行なうようにしたことであって、そのため
モ−タの動力により回転ブラシを回転する機構部はモ−
タで回転される鉛直に備えられたスプライン軸と、その
スプライン軸に平行に固定されたねじ棒と、それぞれ上
下可動の枠内に在ってスプライン軸に嵌合してそれに沿
って可動のウォ−ムおよびねじ棒に係合するウォ−ムと
それらのウォ−ム間に在って各ウォ−ムにかみ合うピニ
オンから成り、回転ブラシの主軸は前記ピニオンに嵌合
して固定され、さらにボックスの前面内側に在って枠と
共に上下に可動の防水バンドを含むことである。
【0006】
【作用】従って、この人体洗浄装置ではモ−タによりス
プライン軸が回転されるで、ウォ−ムを介しブラシを回
転し、且つ固定のねじ棒に係合するウォ−ムも回転する
ので該ウォ−ムはねじ棒に沿って上下に移動し、従って
その支持枠およびブラシもそれと共に上下に移動する。
また、モ−タはスプライン軸の頂部に設置され得ると共
に防水バンドにより内部の機構部を防水するので防水性
にすぐれている。
【0007】
【実施例】次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関
し説明する。図1ないし図3はこの人体洗浄装置の一例
を全体的に示すものであって、図示のように、この装置
は本体ボックス1内に収められるモ−タおよび機構部
と、該ボックスの前面の外側に備えられる回転ブラシ2
から成り、ブラシ2はスポンジなど人体の洗浄に適した
適当な材料で構成され、好ましくは図2に示すように円
形であって、その中心に主軸3が固定される。ブラシ2
は取外しが可能なように、図1に見れるように主軸3に
固定された取付板2aを備え、ブラシ本体はその凸部2
bが取付板2aの孔に嵌め込まれることによって取付け
られる。なお、ボックス1の適当な位置に入力ボックス
1aが設置される。
【0008】この洗浄装置はボックス1内の上部に備え
られる単一のモ−タ、好ましくは減速機を内蔵したモ−
タ4によってブラシ2の回転と上下移動の二動作を可能
にした機構部に特徴を有し、該機構部は図3に示すよう
にその頂部上に備えられるモ−タ4によって回転される
スプライン軸5と、そのスプライン軸に平行なねじ棒6
と、スプライン軸5に嵌合し且つ該スプライン軸に沿っ
て可動のウォ−ム7およびねじ棒6に係合するウォ−ム
8と、それらのウォ−ムの間に配置されて各ウォ−ム
7、8に係合するピニオン9によって構成され、主軸3
はピニオン9に同心に固定される。即ち、主軸3はピニ
オンの中心に在る孔に嵌合固定される。
【0009】スプライン軸5とねじ棒6は鉛直に設けら
れ、スプライン軸は適当な軸受10、11によって回転
自在に設置されることは云うまでもないが、ねじ棒6は
ボルト受け12、13によって固定される。このねじ棒
は図示のようにスプライン軸と同じ長さであるのが好ま
しいが、以下に述べるようにブラシ2の上下移動を確保
する限り、必ずしも同じ長さである必要はない。
【0010】ウォ−ム7、8およびピニオン9は直方体
の支持枠14に収められて支持枠内の所定位置に保持さ
れ、従ってそれらの部材は支持枠内で回転可能であるが
支持枠内での相対移動は不可能に保持される。この支持
枠14は適当数のロ−ラ、図示の例では両側の各側に4
つ設けられたロ−ラ15により、それらのロ−ラがボッ
クスの前面板もしくは背面板に転動することによって、
上下に円滑に移動し、得るようになっている。ウォ−ム
7、8の使用により大幅に減速でき、コンパクト且つし
っかりした構造になる。
【0011】従って、スプライン軸5が回転してそれと
共にそのウォ−ム7が回転すると、ピニオン9が回転し
且つピニオン9に嵌合する他の側のウォ−ム8がピニオ
ン9の回転により回転し、従ってウォ−ム8はウォ−ム
7と同方向に回転し、ウォ−ム8はねじ棒6に係合する
ためウォ−ム8の回転によりウォ−ム8と共に支持枠1
4はねじ棒6に沿って上下に移動する。
【0012】ボックス1は図示のように、その底面を除
く全面が防水カバ−16によって包囲され、防水カバ−
16の前面には回転ブラシ2が上下に移動する際に主軸
3が通るためのスリット17が形成されている。また、
機構部の防水を完全にするためボックス1の前面の内側
に沿って防水バンド18が備えられる。この防水バンド
は支持枠14の前面側に固定され且つ支持枠と共に上下
に可能になっており、その上下両端の部分はそれぞれ巻
取ばね19のあるロ−ラ20、21に取付けられるよう
に構成される。図4から明らかなように、防水バンド1
8はボックス1の前面の幅より幾分小さな幅寸法を有す
る。
【0013】ボックス1の前面を構成するパネルは中央
で縦方向に延びる空間ができるように分離されるが、そ
の中央の部分は図4および図5に示すように内側に折り
曲げられた折返し部分22を有するのが好ましく、それ
に伴って防水バンド18の両サイドは図5に示すように
ボックスの前面側に折り返され、その折返された部分1
8aとの間に前記折返し部分を挾むように構成される。
このような構成により、両サイドからの水分のまわり込
みを好適に防ぐことができる。
【0014】モ−タ4としては逆正転可能なモ−タが用
いられ、その正逆転により支持枠14と共にブラシ2が
上下に往復移動するように構成される。ブラシの上下移
動の行程は一例では50cmに採られ、その行程端にリ
ミットスイッチなどのセンサが配置され、該センサが支
持枠14を感知することによってモ−タ4の逆転が行な
われ、またはタイマ−によってモ−タ4の正逆転の切換
えを行なってもよい。
【0015】モ−タ4の内部での減速およびギヤのかみ
合いによる減速、ねじ棒6のねじのピッチにより、例え
ば直径30cmのブラシ2が、一例では1回転2秒程度
の速度で回転され、その場合ウォ−ムの回転数×ねじ棒
のピッチにより約3mm/秒程度の速度で上下に移動さ
れる。
【0016】所望により、背中を洗浄している際に他の
部分を洗い得るようにするのが好ましく、そのため図7
に示すように、スプライン軸5の回転力を利用して回転
駆動される小形の回転ブラシ23が設けられる。ブラシ
23の回転のためスプライン軸5の適当な位置、例えば
図示のように該軸と同軸にその下部にカサ歯車24とそ
れに係合するカサ歯車25を設け、カサ歯車25の軸に
フレキシブルシャフト26を接続し、その回転力をON
・OFFの切換えの付いたクラッチ27を介してブラシ
23に伝えるように構成される。
【0017】図8はそのクラッチ27の周辺部を示すも
のであって、先端にブラシ23が回転自在に取付けられ
た内部空胴の把持部28内に前記クラッチ27が収めら
れ、該把持部内に備えられた一対のカサ歯車29、30
を介してフレキシブルシャフト26がブラシ23の軸3
1に接続される。従って、この装置により背中を洗浄す
ると共に、クラッチ27をオンすることによって小形の
ブラシ23を回転し、把持部28を手で操作することに
よって身体の他の部分を洗うこともできる。
【0018】この装置により洗浄する際は、入力ボック
ス1aによりスイッチオンした上、図1に想像線で示す
ように、回転ブラシ2に背中が接触するようにその前に
置かれた台32などに坐ればよい。モ−タ4の作動によ
りスプライン軸5、ウォ−ム7、ピニオン9を介し、ブ
ラシ2が回転し、背中を洗い且つ他のウォ−ム8とねじ
棒6の係合により支持枠14と共にブラシ2は上下に移
動し、背中全体を洗うことができる。また、台32をそ
の下にロ−ラを設けて可動に構成することにより背中の
位置をずらせることができる。
【0019】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、単一の
モ−タによって、しかも単純な機構によって回転ブラシ
の回転と上下移動を行なうことができ、コストを節減し
得ると共に、単一のモ−タをボックス内の最上部に設け
ることができるので防水上好ましく、且つ回転ブラシと
共に上下に移動する防水バンドにより機構部を保護する
ためすぐれた防水性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例による人体洗浄装置の一部を省略
して示した縦断面図である。
【図2】同装置の正面図である。
【図3】図1の線A‐Aに沿って取った断面図である。
【図4】図3の線B‐Bに沿って取った断面図である。
【図5】図6の線C‐Cに沿って取った断面図である。
【図6】図2の線D‐Dに沿って取った断面図である。
【図7】他の実施例を示す図3に類似の断面図である。
【図8】図7の実施例に備えられる小形回転ブラシの機
構部を示す断面図である。
【符号の説明】
3 主軸 5 スプライン軸 6 ねじ棒 7 ウォ−ム 8 ウォ−ム 9 ピニオン 18 防水バンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックスに收められた駆動モ−タおよび
    機構部と、前記ボックスの前面から突出する主軸に取付
    けられて前記主軸と共に上下可動の回転ブラシからな
    り、前記機構部は前記モ−タで回転される鉛直なスプラ
    イン軸と、前記スプライン軸に平行な固定のねじ棒と、
    それぞれ上下可動の直方体状の枠内に在って前記スプラ
    イン軸に嵌合しそれに沿って可動に備えられたウォ−ム
    および前記ねじ棒にねじ係合するウォ−ムとそれらのウ
    ォ−ムの間に在って各ウォ−ムにかみ合うピニオンを含
    み、前記主軸は前記ピニオンに同心に固定され、さらに
    前記ボックスの前面内側に在って前記枠と共に上下に可
    動の防水バンドを含む人体洗浄装置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲の請求項1に記載の人体
    洗浄装置において、さらに手作業で扱い得る小形の回転
    ブラシを含み、前記回転ブラシの回転は前記スプライン
    軸に回転接続されたフレキシブルシャフトおよびクラッ
    チを介して行なわれるようになっている人体洗浄装置。
JP10859392A 1992-03-31 1992-03-31 人体洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0687833B2 (ja)

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JP10859392A JPH0687833B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 人体洗浄装置

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JP10859392A JPH0687833B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 人体洗浄装置

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JPH05277042A JPH05277042A (ja) 1993-10-26
JPH0687833B2 true JPH0687833B2 (ja) 1994-11-09

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CN100367898C (zh) * 2005-11-16 2008-02-13 赵书景 皮带传动往复式人体搓澡机
CN108464750A (zh) * 2018-04-18 2018-08-31 德清艾希德卫浴洁具有限公司 一种具有搓背功能的淋浴房
CN114601359B (zh) * 2020-12-09 2023-08-04 谢天贵 一种自动搓澡装置

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JPH05277042A (ja) 1993-10-26

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