JPH0687462A - 多軸トレ−ラ−の操舵機構 - Google Patents
多軸トレ−ラ−の操舵機構Info
- Publication number
- JPH0687462A JPH0687462A JP26529292A JP26529292A JPH0687462A JP H0687462 A JPH0687462 A JP H0687462A JP 26529292 A JP26529292 A JP 26529292A JP 26529292 A JP26529292 A JP 26529292A JP H0687462 A JPH0687462 A JP H0687462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- levers
- trailer
- link mechanism
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】上下方向に連結のリンク機構を車輪に直接伝達
せず、トラクターの回転に応じリンク機構を通じ伝達力
が充分に後部左右車輪に伝達され、無理なく後部車輪を
同方向に操向できる。 【構成】トレーラの荷台の前方下面に走行時トラクター
の第５輪と共に回転板を介しキングピンを突設し、荷台
後部下部を形成のフレームの下面にバネ等の緩衝部材を
介し複数の車軸１８組立を懸架した多軸トレーラーにお
いて、複数の車軸組立の中で一つの車軸の左右両側に左
右の車輪２０をレバー２２を介し回動自在に枢着し、レ
バーと三角レバー２３〜２５とを連結ロッド２６ａ〜２
６ｃで回動自在に連結すると共に、三角レバーと回転板
とを複数レバーと連結ロッドからなるリンク機構で連結
し、三角レバーの支点を車軸表面に接着により、トラク
ターの回転に応じリンク機構を通じ伝達力が車軸表面に
装着の三角レバーを回転し、三角レバーの回転により左
右車輪を同方向に操向させる。
せず、トラクターの回転に応じリンク機構を通じ伝達力
が充分に後部左右車輪に伝達され、無理なく後部車輪を
同方向に操向できる。 【構成】トレーラの荷台の前方下面に走行時トラクター
の第５輪と共に回転板を介しキングピンを突設し、荷台
後部下部を形成のフレームの下面にバネ等の緩衝部材を
介し複数の車軸１８組立を懸架した多軸トレーラーにお
いて、複数の車軸組立の中で一つの車軸の左右両側に左
右の車輪２０をレバー２２を介し回動自在に枢着し、レ
バーと三角レバー２３〜２５とを連結ロッド２６ａ〜２
６ｃで回動自在に連結すると共に、三角レバーと回転板
とを複数レバーと連結ロッドからなるリンク機構で連結
し、三角レバーの支点を車軸表面に接着により、トラク
ターの回転に応じリンク機構を通じ伝達力が車軸表面に
装着の三角レバーを回転し、三角レバーの回転により左
右車輪を同方向に操向させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多軸トレ−ラ−の操舵機
構に関するものである。
構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】大量の荷物や大物の荷物をトレ−ラ−で
輸送するには、積載荷重を分散させると共に路面状況に
応じて細かく対応することが必要であるが、この要求を
満たす為に例えば特開２−１７９５８８公報に示されて
いるようにトレ−ラ−の後部に多くの車軸を装着した多
軸トレ−ラ−が従来から使用されている。
輸送するには、積載荷重を分散させると共に路面状況に
応じて細かく対応することが必要であるが、この要求を
満たす為に例えば特開２−１７９５８８公報に示されて
いるようにトレ−ラ−の後部に多くの車軸を装着した多
軸トレ−ラ−が従来から使用されている。
【０００３】一方、前記の多軸トレ−ラ−は旋回時の回
転半径が大きくなるので、高速走行時にトラクターが旋
回しようとすると、トラクターの旋回に円滑に追従する
ことが出来ず転倒することもあって危険であった。
転半径が大きくなるので、高速走行時にトラクターが旋
回しようとすると、トラクターの旋回に円滑に追従する
ことが出来ず転倒することもあって危険であった。
【０００４】この問題を解決する為に、前記の特開２−
１７９５８８公報に示されているように、荷台の前方下
面にトラクタ−と共に回転するよう構成したキングピン
を突設し、該荷台の後部下部を形成するフレームの下面
にバネ等の緩衝部材を介して懸架する複数の車軸組立に
装着された左右の車輪と、該キングピン取付けられたレ
バ−とをリンク機構で連結することによって、前記トラ
クタ−の回転に応じて前記左右の車輪が操向するよう構
成したトレ−ラ−の車輪操向装置が前記の特開２−１７
９５８８公報に示されている。
１７９５８８公報に示されているように、荷台の前方下
面にトラクタ−と共に回転するよう構成したキングピン
を突設し、該荷台の後部下部を形成するフレームの下面
にバネ等の緩衝部材を介して懸架する複数の車軸組立に
装着された左右の車輪と、該キングピン取付けられたレ
バ−とをリンク機構で連結することによって、前記トラ
クタ−の回転に応じて前記左右の車輪が操向するよう構
成したトレ−ラ−の車輪操向装置が前記の特開２−１７
９５８８公報に示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】一般に多軸トレ−ラ−
の全長は相当に長く、又キングピンは上にあり車輪は下
にあるので、前方のキングピンと後部の車輪をリンク機
構で連結するには前後方向だけでなく、上下方向にも連
結する必要があるのでリンク機構自体長くなりその上不
要なモーメントも作用するので、トラクタ−の回転に応
じてリンク機構を通じて伝達された力が充分に後部の左
右の車輪に伝達せず、図３に示されるように車輪に直接
伝達するリンク機構が上下方向の場合、車軸が左右にず
れると舵が切れてしまうことがあった。
の全長は相当に長く、又キングピンは上にあり車輪は下
にあるので、前方のキングピンと後部の車輪をリンク機
構で連結するには前後方向だけでなく、上下方向にも連
結する必要があるのでリンク機構自体長くなりその上不
要なモーメントも作用するので、トラクタ−の回転に応
じてリンク機構を通じて伝達された力が充分に後部の左
右の車輪に伝達せず、図３に示されるように車輪に直接
伝達するリンク機構が上下方向の場合、車軸が左右にず
れると舵が切れてしまうことがあった。
【０００６】本発明の目的は上記の問題を解決する為
で、上下方向に連結するリンク機構を車輪に直接伝達す
る場所にせず、トラクタ−の回転に応じてリンク機構を
通じて伝達された力が充分に後部の左右の車輪に伝達す
るよう構成して、無理なく後部の左右の車輪を同方向に
操向することである。
で、上下方向に連結するリンク機構を車輪に直接伝達す
る場所にせず、トラクタ−の回転に応じてリンク機構を
通じて伝達された力が充分に後部の左右の車輪に伝達す
るよう構成して、無理なく後部の左右の車輪を同方向に
操向することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、トレーラの荷台の前方下面に走行時トラ
クタ−の第５輪と共に回転するよう回転板を介してキン
グピンを突設し、該荷台の後部下部を形成するフレーム
の下面にバネ等の緩衝部材を介して複数の車軸組立を懸
架した多軸トレ−ラ−において、該複数の車軸組立の中
で少なくとも一つの車軸の左右両側に左右の車輪をレバ
ーを介して回動自在に枢着し、このレバーと三角レバー
とを連結ロッドで回動自在に連結すると共に、該三角レ
バーと該回転板とを複数のレバーと連結ロッドからなる
リンク機構で連結し、該三角レバーの支点を前記車軸の
表面に装着することによって、前記トラクタ−の回転に
応じてリンク機構を通じて伝達された力が該車軸の表面
に装着された三角レバーを回転し、該三角レバーの回転
によって前記左右の車輪を同方向に操向するよう構成し
たことを特徴とする多軸トレ−ラ−の操舵機構を提供す
る。
成するために、トレーラの荷台の前方下面に走行時トラ
クタ−の第５輪と共に回転するよう回転板を介してキン
グピンを突設し、該荷台の後部下部を形成するフレーム
の下面にバネ等の緩衝部材を介して複数の車軸組立を懸
架した多軸トレ−ラ−において、該複数の車軸組立の中
で少なくとも一つの車軸の左右両側に左右の車輪をレバ
ーを介して回動自在に枢着し、このレバーと三角レバー
とを連結ロッドで回動自在に連結すると共に、該三角レ
バーと該回転板とを複数のレバーと連結ロッドからなる
リンク機構で連結し、該三角レバーの支点を前記車軸の
表面に装着することによって、前記トラクタ−の回転に
応じてリンク機構を通じて伝達された力が該車軸の表面
に装着された三角レバーを回転し、該三角レバーの回転
によって前記左右の車輪を同方向に操向するよう構成し
たことを特徴とする多軸トレ−ラ−の操舵機構を提供す
る。
【０００８】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する
と、図１は２点鎖線に示す多軸トレ−ラ−に本発明の操
舵機構を適用した平面図を示し、図２は図１の後部車軸
部の拡大図を示し、図３は図１の側面図を示し、図４は
図３のＡ−Ａ矢視図を示し、図５は図２に対応する従来
の側面図を示し、図６は図４のＢ−Ｂ矢視図を示し、図
７は図１の多軸トレ−ラ−を操向させている状態を示
す。
と、図１は２点鎖線に示す多軸トレ−ラ−に本発明の操
舵機構を適用した平面図を示し、図２は図１の後部車軸
部の拡大図を示し、図３は図１の側面図を示し、図４は
図３のＡ−Ａ矢視図を示し、図５は図２に対応する従来
の側面図を示し、図６は図４のＢ−Ｂ矢視図を示し、図
７は図１の多軸トレ−ラ−を操向させている状態を示
す。
【０００９】図１、図３、図４に示される多軸トレ−ラ
−１０の荷台の前方下面に走行時トラクタ−の第５輪
（図示せず）と共に回転するよう回転板１２を介してキ
ングピン１４を突設し、該荷台の後部下部を形成する断
面Ｈ形の一対のフレーム１６、１６の下面にバネ等の緩
衝部材１７を介して複数の車軸組立１８，１８・・を懸
架している。
−１０の荷台の前方下面に走行時トラクタ−の第５輪
（図示せず）と共に回転するよう回転板１２を介してキ
ングピン１４を突設し、該荷台の後部下部を形成する断
面Ｈ形の一対のフレーム１６、１６の下面にバネ等の緩
衝部材１７を介して複数の車軸組立１８，１８・・を懸
架している。
【００１０】図１、図２、図３に示すように、複数の車
軸組立の中で少なくとも一つの車軸１８の左右両側に左
右の車輪２０，２０をレバー２２，２２を介して回動自
在に枢着し、このレバー２２，２２と三角レバー２３，
２４とをそれぞれ連結ロッド２６ａ，２６ａで回動自在
に連結し、該三角レバー２３，２４とは連結ロッド２６
ｂで連結され、該三角レバー２４と三角レバー２５とは
連結ロッド２６ｃで連結され、該三角レバー２５と該回
転板１２に固着された支持ブラケット２８とは複数の三
角レバー２５，２５・・と連結ロッド２６ｄ，２６ｅ，
２６ｆ，２６ｇ，２６ｈからなるリンク機構で連結され
ている。
軸組立の中で少なくとも一つの車軸１８の左右両側に左
右の車輪２０，２０をレバー２２，２２を介して回動自
在に枢着し、このレバー２２，２２と三角レバー２３，
２４とをそれぞれ連結ロッド２６ａ，２６ａで回動自在
に連結し、該三角レバー２３，２４とは連結ロッド２６
ｂで連結され、該三角レバー２４と三角レバー２５とは
連結ロッド２６ｃで連結され、該三角レバー２５と該回
転板１２に固着された支持ブラケット２８とは複数の三
角レバー２５，２５・・と連結ロッド２６ｄ，２６ｅ，
２６ｆ，２６ｇ，２６ｈからなるリンク機構で連結され
ている。
【００１１】図３、図４に示されるように、前記の三角
レバー２３，２４の支点は何れも前記車軸１８の表面に
装着されているので、前記トラクタ−の回転に応じて複
数の三角レバー２５，２５・・と連結ロッド２６ｄ，２
６ｅ，２６ｆ，２６ｇ，２６ｈからなるリンク機構を通
じて伝達された力が該車軸の表面に装着された三角レバ
ーを回転して、これにより前記の連結ロッド２６ａ，２
６ａを通じてレバー２２，２２を介して車輪２０，２０
を図７に示すように同方向に操向するよう構成してい
る。
レバー２３，２４の支点は何れも前記車軸１８の表面に
装着されているので、前記トラクタ−の回転に応じて複
数の三角レバー２５，２５・・と連結ロッド２６ｄ，２
６ｅ，２６ｆ，２６ｇ，２６ｈからなるリンク機構を通
じて伝達された力が該車軸の表面に装着された三角レバ
ーを回転して、これにより前記の連結ロッド２６ａ，２
６ａを通じてレバー２２，２２を介して車輪２０，２０
を図７に示すように同方向に操向するよう構成してい
る。
【００１２】従って、本発明によれば車輪２０，２０を
図７に示すように同方向に操向させようとする力は車軸
１８の表面から作用するので、伝達された力が充分に後
部の左右の車輪に伝達するが、図５、図６に示される従
来の構造ではトラクタ−の回転に応じてリンク機構を通
じて伝達された力が車輪を操向させようとする力が上下
方向の連結ロッド３０を介するので不要なモーメントも
作用して、車軸が左右にずれると舵が切れてしまうこと
があったのである。
図７に示すように同方向に操向させようとする力は車軸
１８の表面から作用するので、伝達された力が充分に後
部の左右の車輪に伝達するが、図５、図６に示される従
来の構造ではトラクタ−の回転に応じてリンク機構を通
じて伝達された力が車輪を操向させようとする力が上下
方向の連結ロッド３０を介するので不要なモーメントも
作用して、車軸が左右にずれると舵が切れてしまうこと
があったのである。
【００１３】
【効果】以上のように本発明によれば、車輪を同方向に
操向させようとする力は車軸の表面から作用するので、
伝達された力が充分に後部の左右の車輪に伝達して、車
軸が左右にずれても舵が切れてしまうことはない。
操向させようとする力は車軸の表面から作用するので、
伝達された力が充分に後部の左右の車輪に伝達して、車
軸が左右にずれても舵が切れてしまうことはない。
【図１】２点鎖線に示す多軸トレ−ラ−に本発明の操舵
機構を適用した平面図を示す。
機構を適用した平面図を示す。
【図２】図１の後部車軸部の拡大図を示す。
【図３】図１の側面図を示す。
【図４】図３のＡ−Ａ矢視図を示す。
【図５】図２に対応する従来の側面図を示す。
【図６】図４のＢ−Ｂ矢視図を示す。
【図７】図１の多軸トレ−ラ−を操向させている状態を
示す。
示す。
１０ 多軸トレ−ラ− １２ 回転板 １４ キングピン １６ フレーム １７ 緩衝部材 １８ 車軸 ２０ 車輪 ２２ レバー ２３ 三角レバー ２４ 三角レバー ２５ 三角レバー ２６ａ 連結ロッド ２６ｂ 連結ロッド ２６ｃ 連結ロッド ２６ｄ 連結ロッド ２６ｅ 連結ロッド ２６ｆ 連結ロッド ２６ｇ 連結ロッド ２６ｈ 連結ロッド ２８ 支持ブラケット ３０ 上下方向の連結ロッド
Claims (1)
- 【請求項１】 トレーラの荷台の前方下面に走行時トラ
クタ−の第５輪と共に回転するよう回転板を介してキン
グピンを突設し、該荷台の後部下部を形成するフレーム
の下面にバネ等の緩衝部材を介して複数の車軸組立を懸
架した多軸トレ−ラ−において、該複数の車軸組立の中
で少なくとも一つの車軸の左右両側に左右の車輪をレバ
ーを介して回動自在に枢着し、このレバーと三角レバー
とを連結ロッドで回動自在に連結すると共に、該三角レ
バーと該回転板とを複数のレバーと連結ロッドからなる
リンク機構で連結し、該三角レバーの支点を前記車軸の
表面に装着することによって、前記トラクタ−の回転に
応じてリンク機構を通じて伝達された力が該車軸の表面
に装着された三角レバーを回転し、該三角レバーの回転
によって前記左右の車輪を同方向に操向するよう構成し
たことを特徴とする多軸トレ−ラ−の操舵機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26529292A JPH0687462A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 多軸トレ−ラ−の操舵機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26529292A JPH0687462A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 多軸トレ−ラ−の操舵機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687462A true JPH0687462A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17415181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26529292A Pending JPH0687462A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 多軸トレ−ラ−の操舵機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687462A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7922237B2 (en) | 2008-01-28 | 2011-04-12 | Catepillar Japan Ltd. | Guide-rail structure of front window in working vehicle |
| JP2016028930A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-03-03 | 三菱電機特機システム株式会社 | クローラ式走行装置及び車椅子 |
| KR20170125656A (ko) * | 2016-05-04 | 2017-11-15 | 이길봉 | 3축 트레일러의 조향장치 |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP26529292A patent/JPH0687462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7922237B2 (en) | 2008-01-28 | 2011-04-12 | Catepillar Japan Ltd. | Guide-rail structure of front window in working vehicle |
| JP2016028930A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-03-03 | 三菱電機特機システム株式会社 | クローラ式走行装置及び車椅子 |
| KR20170125656A (ko) * | 2016-05-04 | 2017-11-15 | 이길봉 | 3축 트레일러의 조향장치 |
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