JPH0687381A - 自動車のラダー装置 - Google Patents

自動車のラダー装置

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Publication number
JPH0687381A
JPH0687381A JP26666492A JP26666492A JPH0687381A JP H0687381 A JPH0687381 A JP H0687381A JP 26666492 A JP26666492 A JP 26666492A JP 26666492 A JP26666492 A JP 26666492A JP H0687381 A JPH0687381 A JP H0687381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
bracket
spare tire
rear door
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26666492A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Inagaki
勝信 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I P F KK
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
I P F KK
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by I P F KK, Suzuki Motor Corp filed Critical I P F KK
Priority to JP26666492A priority Critical patent/JPH0687381A/ja
Publication of JPH0687381A publication Critical patent/JPH0687381A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペアタイヤの取付けを部品数の増加を抑え
て果たすことができ、かつ良好な後方視界を維持できる
自動車のラダー装置を提供する。 【構成】 リアドア3の下部にブラケット4をねじ止め
し、このブラケット4にスペアタイヤ7を着脱可能に保
持する自動車において、リアドア3とブラケット4との
間に挿入して前記リアドア3におけるガラス面22より下
側部分に延びるラダー11を、ブラケット4との共締めに
より取付けた。スペアタイヤ7の取付けに用いられるブ
ラケット4との共締めによりこのブラケット4及びボル
ト5を兼用してラダー11を取付けるので、梯子の機能を
大幅な部品増加を招くことなく果たすことができる。ラ
ダー11がガラス面24の下側になっていてガラス面24を遮
ることがないので、後方視界が良好なものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアドアを備えた自動
車に用いられるラダー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リアドアを備えた自動車の一例と
して図5及び図6に示す自動車がある。この自動車1
は、車体2の後面にリアドア3を開閉可能に取付け、こ
のリアドア3にブラケット4をボルト5によって固定
し、このブラケット4に植設した3本の雄ねじ6にスペ
アタイヤ7のホイールディスク8に形成した孔を挿入し
て前記雄ねじ6にナット9を螺合することによりブラケ
ット4にスペアタイヤ7を取付け、またナット9の螺合
を解くことによりスペアタイヤ7を取り外せるようにな
っている。なお、10はスペアタイヤ用のキー機構であ
る。
【0003】ところで、自動車には上述したようにリア
ドアにスペアタイヤを着脱自在に取付けると共に、車体
の後面にラダー装置を設けたタイプのものがある。この
タイプの自動車の一例として実開平 2-129973 号公報あ
るいは特開平 2-306887 号公報に示す自動車がある。実
開平 2-129973 号公報に示す自動車は、リアドアの下部
に設けたヒンジを介してラダーを上下動可能に設け、リ
アドアに設けたブラケットとの間にラダーの途中の部分
を挟みつけてスペアタイヤを着脱可能に取付けている。
【0004】特開平 2-306887 号公報に示す自動車は、
スペアタイヤとラダーとを幅方向に並べて配置する構成
になっており、リアドアの上端部、下端部に設けた固定
部にラダーの一端側、他端側の水平杆部を嵌合させてラ
ダーをリアドアに固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実開平 2-1
29973 号公報あるいは特開平 2-306887 号公報に示す自
動車では、リアドアのガラス面に臨んでラダーが配置さ
れるため、後方視界が悪化してしまっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、スペアタイヤの取付けを部品数の増加を抑えて果た
すことができ、かつ良好な後方視界を維持できる自動車
のラダー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、リアドアの下部にブラケットをねじ止め
し、該ブラケットにスペアタイヤを着脱可能に保持する
自動車において、前記リアドアとブラケットとの間に挿
入して前記リアドアにおけるガラス面より下側部分に延
びるラダーを、前記ブラケットとの共締めにより取付け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成とすれば、スペアタイヤ取付け
に用いられるブラケットとの共締めによりこのブラケッ
ト及びボルトが兼用されてラダーを取付けるので、スペ
アタイヤをリアドアに装着した状態で梯子の機能を果た
すことができる。ラダーがガラス面より下側部分に延び
て、ガラス面の下側になっているので、このラガーがガ
ラス面を遮ることがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の自動車のラダー装
置を図1ないし図4に基づいて説明する。図において、
自動車1の車体2の後面には、リアドア3が開閉可能に
取付けられている。リアドア3には後述するラダー11を
間にしてブラケット4が4本のボルト5により固定され
ている。ブラケット4の中央部は、台形状に盛り上がっ
て平坦になっており、この平坦部12に3本の雄ねじ6が
植設されている。そして、3本の雄ねじ6にスペアタイ
ヤ7のホイールディスク8に形成した孔を挿通しホイー
ルディスク8から突出した部分にナット9を螺合するこ
とによりスペアタイヤ7を取付けられ、またナット9の
螺合を解くことによりスペアタイヤ7を取り外せるよう
にしている。
【0010】前記ラダー11は、前記4本のボルト5を挿
通する4つの孔13を形成した略矩形の取付けプレート14
を有している。取付けプレート14の一側部には、下方に
なるに従って幅が狭くなる形状を成すラダー取付部15が
90°に屈曲して形成されている。ラダー取付部15の先端
側には略コ字形のラダー本体16が溶接により固定されて
いる。ラダー本体16は、ラダー取付部15に溶接される中
央軸17と、中央軸17から90°に屈曲して延びて相対向し
て配置された第1、第2の軸部18,19とからなり、第1
の軸部18が上側になるようにしてラダー取付部15に溶接
されている。
【0011】第1、第2の軸部18,19には外周部にゴム
部材20を装着した略有底筒状の足掛け部材21が嵌込ま
れ、ボルト22とナット23とにより固定されており、足を
掛けやすくし、かつ容易に滑らないようにしている。こ
の場合、第1の軸部18に嵌着された足掛け部材21がガラ
ス面24の下側になるように第1、第2の軸部18,19間の
長さが設定されている。また、第1、第2の軸部18,19
にはこれらを架橋するようにして補強軸25が溶着されて
おり、ラダー本体16を補強している。
【0012】この自動車のラダー装置では、スペアタイ
ヤ7をリアドア3に装着したまま、ラダー11を用いて乗
降できるので、別途梯子を用意しなくてもルーフの点検
等を行なうことができる。また、ラダー11がガラス面24
の下側になっていてガラス面24を遮ることがないので、
後方視界が良好なものになる。
【0013】スペアタイヤ7の取付けのために用いられ
ているブラケット4と共締めにより、このブラケット4
及びボルト5が兼用されてラダー11が設けられているの
で、梯子の機能を大幅な部品増加を招くことなく果たす
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、スペアタイヤ取付けに用いら
れるブラケットとの共締めによりこのブラケット及びボ
ルトが兼用されてラダーを取付けるので、スペアタイヤ
取付けに用いられるブラケット及びボルトを兼用して、
ブラケットとの共締めによりラダーを取付けるので、梯
子の機能を大幅な部品増加を招くことなく果たすことが
できる。ラダーがガラス面の下側になっていてガラス面
を遮ることがないので、後方視界が良好なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動車のラダー装置を示す
分解斜視図である。
【図2】同自動車のラダー装置を示す斜視図である。
【図3】同自動車のラダー装置を示す断面図である。
【図4】同自動車のラダー装置のラダーを示す一部切断
側面図である。
【図5】スペアタイヤを後面に装着するタイプの自動車
の一例を示す斜視図である。
【図6】同自動車に用いるブラケットを示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 自動車 3 リアドア 4 ブラケット 7 スペアタイヤ 11 ラダー 18 第1の軸 19 第2の軸 21 足掛け部材 22 ガラス面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアドアの下部にブラケットをねじ止め
    し、該ブラケットにスペアタイヤを着脱可能に保持する
    自動車において、前記リアドアとブラケットとの間に挿
    入して前記リアドアにおけるガラス面より下側部分に延
    びるラダーを、前記ブラケットとの共締めにより取付け
    たことを特徴とする自動車のラダー装置。
JP26666492A 1992-09-09 1992-09-09 自動車のラダー装置 Pending JPH0687381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666492A JPH0687381A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 自動車のラダー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666492A JPH0687381A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 自動車のラダー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687381A true JPH0687381A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17433976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26666492A Pending JPH0687381A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 自動車のラダー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0687381A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024420A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 小倉 智弘 ベース部材取り付け装置及びベース部材の取り付け方法
JP2021123294A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 アピオ株式会社 スペアタイヤホルダー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024420A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 小倉 智弘 ベース部材取り付け装置及びベース部材の取り付け方法
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