JPH0686875B2 - 回転型圧縮機 - Google Patents
回転型圧縮機Info
- Publication number
- JPH0686875B2 JPH0686875B2 JP12751486A JP12751486A JPH0686875B2 JP H0686875 B2 JPH0686875 B2 JP H0686875B2 JP 12751486 A JP12751486 A JP 12751486A JP 12751486 A JP12751486 A JP 12751486A JP H0686875 B2 JPH0686875 B2 JP H0686875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- space
- closed case
- reinforcing plate
- rotary compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍サイクル等に使用する回転型圧縮機に関
するものである。
するものである。
従来の技術 近年、冷凍サイクル装置に用いられる圧縮機は、省エネ
ルギー、省スペース、騒音低減の見地より往復型から回
転型へ移行しつつある。これらの回転型圧縮機は、通常
密閉ケース内が高圧側とされ、シリンダ内で圧縮された
冷媒は圧縮機から冷凍システム内に叶出される前にいっ
たんシェル内固定スクロール上部空間内に吐出され、圧
縮要素とシェルの間に設けられた連通路を通って圧縮要
素と圧縮機内下部の電動機の間の空間に吐出され吐出管
より冷凍システムに吐出されている。また、電動機ステ
ータの冷却のため、ステータと密閉ケースの間にステー
タ全周にわたりすきまを設けて冷媒との熱交換を促進さ
せている。
ルギー、省スペース、騒音低減の見地より往復型から回
転型へ移行しつつある。これらの回転型圧縮機は、通常
密閉ケース内が高圧側とされ、シリンダ内で圧縮された
冷媒は圧縮機から冷凍システム内に叶出される前にいっ
たんシェル内固定スクロール上部空間内に吐出され、圧
縮要素とシェルの間に設けられた連通路を通って圧縮要
素と圧縮機内下部の電動機の間の空間に吐出され吐出管
より冷凍システムに吐出されている。また、電動機ステ
ータの冷却のため、ステータと密閉ケースの間にステー
タ全周にわたりすきまを設けて冷媒との熱交換を促進さ
せている。
以下、図面を参照しながら、上述したような従来の回転
型圧縮機について説明を行う。
型圧縮機について説明を行う。
第５図は従来の回転型圧縮機を示すものである。
図において、１は密閉ケースで円筒部1aとカップ状のふ
た部1b,1cからなる。２は密閉ケース１の円筒部1aの下
側部1bとステータ2aの間にすき間を形成する２重円筒状
の空間17が設けてある電動機である。電動機２の上部に
はブロック３、固定スクロール４、旋回スクロール５、
自転防止機構６にて構成される圧縮要素７が固定されて
いる。
た部1b,1cからなる。２は密閉ケース１の円筒部1aの下
側部1bとステータ2aの間にすき間を形成する２重円筒状
の空間17が設けてある電動機である。電動機２の上部に
はブロック３、固定スクロール４、旋回スクロール５、
自転防止機構６にて構成される圧縮要素７が固定されて
いる。
８は吐出孔、９は吸入孔であり、吐出孔８は固定スクロ
ール４のインボリュートの中心部に、また吸入孔９は固
定スクロール４のインボリュートの外縁部にそれぞれ設
けられている。10は旋回スクロール５の電動機部側の面
に設けられた突起部であり、旋回スクロール５のインボ
リュートの中心と同じである。11はブロック３にスラス
ト軸受12を介して支承されたシャフトであり、圧縮要素
７の端部に設けられシャフト中心より偏心したボス部11
aに旋回スクロール５の突起10を収納することにより電
動機部２と旋回スクロール５を連結している。13は吸入
孔９と連通する吸入管14は吐出管である。また、15は密
閉ケース１の下部に溜った潤滑油である。16は圧縮され
た冷媒を圧縮要素７の下部に送るための連通路である。
18は圧縮要素７と電動機２間の空間である。
ール４のインボリュートの中心部に、また吸入孔９は固
定スクロール４のインボリュートの外縁部にそれぞれ設
けられている。10は旋回スクロール５の電動機部側の面
に設けられた突起部であり、旋回スクロール５のインボ
リュートの中心と同じである。11はブロック３にスラス
ト軸受12を介して支承されたシャフトであり、圧縮要素
７の端部に設けられシャフト中心より偏心したボス部11
aに旋回スクロール５の突起10を収納することにより電
動機部２と旋回スクロール５を連結している。13は吸入
孔９と連通する吸入管14は吐出管である。また、15は密
閉ケース１の下部に溜った潤滑油である。16は圧縮され
た冷媒を圧縮要素７の下部に送るための連通路である。
18は圧縮要素７と電動機２間の空間である。
以上のように構成された回転型圧縮機について、以下そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
固定スクロール４と旋回スクロール５との間で圧縮され
た冷媒ガスは吐出孔８から吐出され、連通路16を通って
圧縮要素７と電動機２間の空間18に吐出され吐出管14よ
り冷凍システム内に吐出される。また、空間18吐出され
た冷媒は一部ステータ2aと密閉ケース１との二重円筒上
の空間17に自然対流して熱交換を促進させている。以上
のようにシステム外に熱を放出する事によって電動機の
冷却を行い回転型圧縮機の信頼性を高めている。
た冷媒ガスは吐出孔８から吐出され、連通路16を通って
圧縮要素７と電動機２間の空間18に吐出され吐出管14よ
り冷凍システム内に吐出される。また、空間18吐出され
た冷媒は一部ステータ2aと密閉ケース１との二重円筒上
の空間17に自然対流して熱交換を促進させている。以上
のようにシステム外に熱を放出する事によって電動機の
冷却を行い回転型圧縮機の信頼性を高めている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のような構成では、冷媒の大部分は空
間18から吐出管14の経路で流れてしまい電動機２の発熱
を十分に冷却していない。また、密閉ケース円筒部1aの
上部1eは圧縮要素７を固定しているが密閉ケース円筒部
1aの下部1dには、固定されたものがなく、密閉ケース円
筒部1aの下部1dは上部1eに比べて剛性的に弱いものとな
っており、振動し易いため大きな騒音を発生する問題が
あった。
間18から吐出管14の経路で流れてしまい電動機２の発熱
を十分に冷却していない。また、密閉ケース円筒部1aの
上部1eは圧縮要素７を固定しているが密閉ケース円筒部
1aの下部1dには、固定されたものがなく、密閉ケース円
筒部1aの下部1dは上部1eに比べて剛性的に弱いものとな
っており、振動し易いため大きな騒音を発生する問題が
あった。
本発明は上記問題点に鑑み、圧縮機効率を低下させるこ
となく、密閉ケースの剛性を強くし騒音を小さくすると
ともに、補強板に連通路を設けることにより冷媒を電動
機に流れやすくし回転型圧縮機の信頼性を向上させるも
のである。
となく、密閉ケースの剛性を強くし騒音を小さくすると
ともに、補強板に連通路を設けることにより冷媒を電動
機に流れやすくし回転型圧縮機の信頼性を向上させるも
のである。
問題点を解決するための手段 前記問題点に解決するため本発明の回転型圧縮機は、圧
縮要素の連通路の真下に二重円筒状の空間と冷媒を連通
する通路を備えた補強板を、密閉ケースの円周の４分の
１以上にわたり、また、圧縮要素と電動機の間で密閉ケ
ースに溶接して備えたものである。
縮要素の連通路の真下に二重円筒状の空間と冷媒を連通
する通路を備えた補強板を、密閉ケースの円周の４分の
１以上にわたり、また、圧縮要素と電動機の間で密閉ケ
ースに溶接して備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、冷媒を二重円筒上の空
間まで直接、連通路で流してやることでステータの冷却
を促進させ回転型圧縮機の信頼性を向上させるととも
に、密閉ケースの円周の４分の１以上にわたり補強板を
取りつけることにより、圧縮要素からの加振によって起
こる前記密閉ケースの振動モードの腹部をおさえてやる
ことで極めて有効な消音効果を得るものである。
間まで直接、連通路で流してやることでステータの冷却
を促進させ回転型圧縮機の信頼性を向上させるととも
に、密閉ケースの円周の４分の１以上にわたり補強板を
取りつけることにより、圧縮要素からの加振によって起
こる前記密閉ケースの振動モードの腹部をおさえてやる
ことで極めて有効な消音効果を得るものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例の回転型圧縮機について、図面を
参照しながら説明する。尚、説明の重複をさけるため、
従来例と同一部分については同一符号を付し説明を省略
する。
参照しながら説明する。尚、説明の重複をさけるため、
従来例と同一部分については同一符号を付し説明を省略
する。
第１図へ第４図は本発明の回転型圧縮機の一実施例を示
すものある。図において、19は連通路16の中心と中心線
を同じくし、ブロック３から電動機２の間にあり連通路
16と二重円筒上の空間17を直接連通させている。また、
密閉ケース１に端部19a,19eを溶接することによって端
部19a〜立ち上がり部19bと端部19c〜立ち上がり部19dを
前記密閉ケース１の円周方法にそい密着させている。ま
た、それらは、端部19b〜立ち上がり部19cの凹分は冷媒
ガスを通すのち十分な広さであり、かつ端部19a〜立ち
上がり部19dは前記密閉ケース１の円周の四分の１以上
に渡ってそっている補強板である。また、補強板19の外
周半径は溶接前は密閉ケース１の内周半径より小さく、
溶接固定時に立ち上がり部19b,19cは密閉ケース１に圧
着されている。
すものある。図において、19は連通路16の中心と中心線
を同じくし、ブロック３から電動機２の間にあり連通路
16と二重円筒上の空間17を直接連通させている。また、
密閉ケース１に端部19a,19eを溶接することによって端
部19a〜立ち上がり部19bと端部19c〜立ち上がり部19dを
前記密閉ケース１の円周方法にそい密着させている。ま
た、それらは、端部19b〜立ち上がり部19cの凹分は冷媒
ガスを通すのち十分な広さであり、かつ端部19a〜立ち
上がり部19dは前記密閉ケース１の円周の四分の１以上
に渡ってそっている補強板である。また、補強板19の外
周半径は溶接前は密閉ケース１の内周半径より小さく、
溶接固定時に立ち上がり部19b,19cは密閉ケース１に圧
着されている。
以上のように構成された回転型圧縮機について、以下そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
固定スクロール４と旋回スクロール５との間で圧縮され
た冷媒は連通路16を流れ補強板19によって作られた空間
20を通り二重円筒上の空間17に流れ電動機２とオイル15
の間を通り空間18を経て吐出管14より冷熱システム内に
吐出されている。そのため電動機２の発熱を十分吸収し
て電動機の信頼性を高めている。
た冷媒は連通路16を流れ補強板19によって作られた空間
20を通り二重円筒上の空間17に流れ電動機２とオイル15
の間を通り空間18を経て吐出管14より冷熱システム内に
吐出されている。そのため電動機２の発熱を十分吸収し
て電動機の信頼性を高めている。
また、騒音低減の動作について説明する。
要素機構７からの加振力により、密閉ケースは2KHz付近
で第４図に示すように低次のモードで振動する。ここで
第４図は密閉ケース１の円筒部1aの断面に振動モードを
示しており、Ａは変形前でB,Cは変形後である、b,d,f,h
は振動の腹で、a,c,e,gは振動の節である。19a,19dは補
強板19と密閉ケース１の溶接点で19c,19eは補強板19と
密閉ケース１の立ち上がり部である。補強板19aと19dに
節部ａとｃが存在し、腹部ｂと19bと19cで押さえている
ため振動は減少し騒音は小さくなる。また、加振力が変
化して振動モード腹部位置が変化しても上記４点でいづ
れか押えているため、安定した騒音低減がはかれる。
で第４図に示すように低次のモードで振動する。ここで
第４図は密閉ケース１の円筒部1aの断面に振動モードを
示しており、Ａは変形前でB,Cは変形後である、b,d,f,h
は振動の腹で、a,c,e,gは振動の節である。19a,19dは補
強板19と密閉ケース１の溶接点で19c,19eは補強板19と
密閉ケース１の立ち上がり部である。補強板19aと19dに
節部ａとｃが存在し、腹部ｂと19bと19cで押さえている
ため振動は減少し騒音は小さくなる。また、加振力が変
化して振動モード腹部位置が変化しても上記４点でいづ
れか押えているため、安定した騒音低減がはかれる。
以上のように本実施例によれば、連通路16から二重円筒
上の空間17まで冷媒ガスの通路を設けることにより、電
動機とオイルの発熱を奪い信頼性を高め、かつ密閉ケー
ス１の円周の４分の１以上にわたり、補強板17e部を前
記密閉ケース１に溶接し密着させ、圧縮要素下部と電動
機上部の間に存在させ補強してやることによって、圧縮
機効率と圧縮機のコンパクト性を損うことなく圧縮機騒
音を効果的に低減するものである。
上の空間17まで冷媒ガスの通路を設けることにより、電
動機とオイルの発熱を奪い信頼性を高め、かつ密閉ケー
ス１の円周の４分の１以上にわたり、補強板17e部を前
記密閉ケース１に溶接し密着させ、圧縮要素下部と電動
機上部の間に存在させ補強してやることによって、圧縮
機効率と圧縮機のコンパクト性を損うことなく圧縮機騒
音を効果的に低減するものである。
発明の効果 以上のように本発明は、圧縮要素と電動機との間で密閉
ケースの内周にそい、この円周部の円周を４等分する位
置にて溶接された補強板を用いることにより、効果的に
圧縮機の信頼性を高め、かつ効率とコンパクト性を損く
ことなく効果的に騒音低減をするものである。
ケースの内周にそい、この円周部の円周を４等分する位
置にて溶接された補強板を用いることにより、効果的に
圧縮機の信頼性を高め、かつ効率とコンパクト性を損く
ことなく効果的に騒音低減をするものである。
第１図は本発明の一実施例を示す回転型圧縮機の補強板
の斜視図、第２図は同圧縮機の断面図、第３図は同圧縮
機の第２図のＩ−Ｉ′線の断面図、第４図は同圧縮機の
補強板部分の横断面における振動モード図、第５図は従
来例の回転型圧縮機の断面図である。 ２……電動機、３……ブロック、４……固定スクロー
ル、５……旋回スクロール、16……連通路、17……二重
円筒上の空間、18……空間、19……補強板、20……補強
板連通路。
の斜視図、第２図は同圧縮機の断面図、第３図は同圧縮
機の第２図のＩ−Ｉ′線の断面図、第４図は同圧縮機の
補強板部分の横断面における振動モード図、第５図は従
来例の回転型圧縮機の断面図である。 ２……電動機、３……ブロック、４……固定スクロー
ル、５……旋回スクロール、16……連通路、17……二重
円筒上の空間、18……空間、19……補強板、20……補強
板連通路。
Claims (1)
- 【請求項１】円筒状の密閉ケースと、この密閉ケース内
に配置されるステータとロータからなる電動機と、前記
ロータとクランクシャフトにて継接された圧縮要素と、
圧縮要素と電動機との間で密閉ケースの内周にそい、こ
の円筒部の円周を４等分する位置にて溶接された補強板
とよりなり、この補強板を前記４等分された溶接部の中
程において密閉ケースの中心側へ突出し、冷媒を通過さ
せる空間を形成した回転型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12751486A JPH0686875B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 回転型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12751486A JPH0686875B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 回転型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284990A JPS62284990A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0686875B2 true JPH0686875B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=14961888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12751486A Expired - Fee Related JPH0686875B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 回転型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112128110A (zh) * | 2020-10-23 | 2020-12-25 | 松下压缩机(大连)有限公司 | 一种用于涡旋式制冷压缩机的分体式定子套及安装方法 |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12751486A patent/JPH0686875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284990A (ja) | 1987-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |