JP2834299B2 - ロータリー圧縮機 - Google Patents

ロータリー圧縮機

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秀樹 川井
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年彦 太田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等に使用されるロータリー圧縮機
(以下圧縮機という)に関するものである。
従来の技術 近年圧縮機は、高品質化,低コスト化が進み、様々な
改良が計られている。
以下図面を参照しながら、従来の圧縮機について説明
する。第3図及び第4図は公開特許公報62−13095号に
示されている圧縮機を示すもので、1は横手方向に長い
略円筒形の密閉容器で、ステータ2及びロータ3からな
るモータM及びこのモータMによって駆動される圧縮装
置Cが収納されている。4はオイルで、密閉容器1の下
方に溜っている。5はシリンダ、6は主サイドハウジン
グ、7は副サイドハウジングで、シリンダ5の両側に密
着され、圧縮室8を形成する。9は前記ロータ3と結合
されたシャフトで偏心部10を有する。11は偏心部10に嵌
装されたローラーで、圧縮室8に内接している。12はベ
ーンで、バネ13にてローラー11に圧接されることで前記
圧縮室8を高・低圧側に仕切っている。16は前記副サイ
ドハウジング7に設けられた吐出バルブである。17は副
サイドハウジング7とカップ状の吐出カバー17間に介在
する仕切板であり、この前記仕切板17により前記吐出カ
バー17のカップ状部を吐出チャンバー17aとして形成し
ている。前記吐出チャンバー17a中央部には彎曲したオ
イル管15が固定され前記吐出カバー17と一体化されて、
前記副サイドハウジング7の凸形状部7aに軽圧入固定さ
れている。前記オイル管15の一端は前記オイル4に侵入
し、内部に前記クランク軸9に固定された前記コイルス
プリング14が配置されている。
以上のような構成において、ロータ3の回転はクラン
ク軸9に伝わり、前記クランク軸9に固定されているコ
イルスプリング14が副サイドハウジング7に吐出カバー
16と、一体化固定されたオイル管15に規制されて彎曲形
状を保ったまま回転し、オイル4が前記コイルスプリン
グ14のリードにより、順次前記クランク軸9へ給油され
る。圧縮室8内で圧縮された冷媒は、前記副サイドハウ
ジング7に設けられた吐出バルブ16から仕切板18に設け
られた小穴(図示しない)より吐出チャンバー17a内に
吐出されることにより、消音され吐出カバー17より密閉
容器1内に放出される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、吐出チャンバ
ー17aと副サイドハウジング7の凸形状部7aへの固定方
法によっては、吐出ガスがオイル管15内に吹き出し、コ
イルスプリング14により送られてきたオイル4を吹き戻
すことになり、クランク軸9への給油が不足することと
なる。その為前記吐出チャンバー17aと、前記サイドハ
ウジング7の凸形状部7aを圧入することでシールしてい
る。しかし、前記吐出チャンバー17aを圧入すること
で、前記副サイドハウジングの内径部が縮む、または端
面が反る等の変形を生じ、信頼性の低下を招くといった
課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、副サイドハウジングの変形
の無い、信頼性の高い圧縮機を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のロータリー圧縮
機は、副サイドハウジングの反シリンダ面側に設けた吐
出バルブを覆うように配設した吐出カバーと、前記副サ
イドハウジングのボス部端面にボルトで固定したサポー
ト部とを備え、前記シャフトの一端に固定したコイルス
プリングと、前記コイルスプリングを収納するととも
に、一端を前記サポート部に固定し、他端を前記オイル
中に開口したオイル管とからなる給油ポンプを有し、前
記吐出カバーを前記副サイドハウジングのボス部外径に
遊嵌させるとともに、前記サポート部の外径を前記ボス
部の外径より大きくしたものである。
作用 本発明は、上記構成によって、吐出カバーと副サイド
ハウジングのボス部との隙間より漏出するガスに含まれ
るオイルがサポート部に当って分離されるため、ガスの
循環によって圧縮機外に持出されるオイルは微量とな
り、吐出カバーは副サイドハウジングに圧入する必要が
無く、かつオイル管は副サイドハウジングボス部端面に
ボルト止めされるため、ボス部の変形が極めて小さく押
えられるものである。
実 施 例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。尚、従来と同一部品は同一符号を用いて説明
し、構成,動作の同じ所は省略する。
第1図〜第2図において、19は副サイドハウジング
で、一側面でシリンダ5端面を封止するとともに反対面
に吐出バルブ20を有するフランジ部19aと、前記反対面
側に軸受部を延長し、ボス外周部19bとボス端面部19cを
有するボス部19dとからなる。21は仕切板、22は吐出カ
バーで、この仕切板21と吐出カバー22は重合しかつ、前
記ボス外周部19bに遊嵌されている。23はオイル管で、
給油スプリング24を収納するとともに、一端は油中に連
通し、他端にはサポート部25が固着される。前記サポー
ト25はボス端面部19cにボルト26によって固定されると
ともに、外径が前記ボス外周部19bの外径より張り出し
ている。
以上の様な構成において、吐出カバー22とサポート部
25が別体であるので吐出チャンバー部21a内の吐出ガス
がオイル管23内に吹き出すことはなく、コイルスプリン
グ24により、オイル管23内から給油されてきたオイル4
は良効にシャフト9に給油される。また、前記吐出カバ
ー22とボス外周部19bとの隙間より漏出するガスに含ま
れるオイルがサポート部25に当って分離されるため、ガ
スの循環によって圧縮機外に持出されるオイルは微量と
なり、前記吐出カバー22と前記ボス外周部19bとの間で
シールの必要がなく、前記吐出カバー22は副サイドハウ
ジング19に圧入する必要がないためボス部19dの歪は生
じない。そして、オイル管23はボス端面部19cに前記サ
ポート部25を介してボルト止めされるため、前記ボス部
19dの変形が極めて小さく押えられるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、副サイドハウジングの吐出バ
ルブを覆うように配設した吐出カバーと、前記副サイド
ハウジングのボス部端面にボルトで固定したサポート部
とを備え、前記シャフトの一端に固定したコイルスプリ
ングと、前記コイルスプリングを収納するとともに、一
端を前記サポート部に固定し、他端を前記オイル中に開
口したオイル管とからなる給油ポンプを有し、前記吐出
カバーを前記副サイドハウジングボス部外径に遊嵌さる
るとともに、前記サポート部の外径を前記ボス部の外径
より大きくしたことによって、前記吐出カバーとボス部
との隙間より漏出するガスに含まれるオイルが前記サポ
ートに当り分離され、ガスの循環によって圧縮機外に持
出されるオイルは微量となり、さらに、前記吐出カバー
と前記サポートが別体となるので、吐出チャンバー内の
吐出ガスが前記オイル管内に吹き出すことはなく、前記
コイルスプリングによりオイル管から給油されてきたオ
イルは良効に給油が行なわれ、また、前記副サイドハウ
ジングのボス部端面に前記サポートが前記ボルトにて確
実に固定され、かつ前記副サイドハウジングへ不要な力
がかからないので、前記副サイドハウジングの歪は生じ
ず、信頼性の高いロータリー圧縮機を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すロータリー圧縮機の断
面図、第2図は第1図の圧縮機の要部拡大図、第3図は
従来のロータリー圧縮機の断面図、第4図は第3図の圧
縮機の要部拡大図である。 19……副サイドハウジング、20……吐出バルブ、21……
仕切板、22……吐出カバー、23……オイル管、24……コ
イルスプリング、25……サポート部、26……ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 年彦 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 尾坂 昌彦 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−173387(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内にオイルを貯留するとともに、
    モータにより回転するシャフトと、圧縮室を形成するシ
    リンダーと、前記シリンダーの両端面を封止するモータ
    側の主サイドハウジング及び反モータ側の副サイドハウ
    ジングと、前記副サイドハウジングの反シリンダー面側
    に設けた吐出バルブを覆うように配設した吐出カバー
    と、前記副サイドハウジングのボス部端面にボルトで固
    定したサポート部とを備え、前記シャフトの一端に固定
    したコイルスプリングと、前記コイルスプリングを収納
    するとともに、一端を前記サポート部に固定し、他端を
    前記オイル中に開口したオイル管とからなる給油ポンプ
    を有し、前記吐出カバーを前記副サイドハウジングのボ
    ス部外径に遊嵌させるとともに、前記サポート部の外径
    を前記ボス部の外径より大きくしたことを特徴とするロ
    ータリー圧縮機。
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