JPH10318169A - 縦型ロータリ圧縮機 - Google Patents
縦型ロータリ圧縮機Info
- Publication number
- JPH10318169A JPH10318169A JP13077997A JP13077997A JPH10318169A JP H10318169 A JPH10318169 A JP H10318169A JP 13077997 A JP13077997 A JP 13077997A JP 13077997 A JP13077997 A JP 13077997A JP H10318169 A JPH10318169 A JP H10318169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- fixed
- vibration
- rotary compressor
- compression element
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦型ロータリ圧縮機において、クランク軸の
摺動音や圧縮室で発生する振動が圧縮要素を伝わって直
接密閉容器に伝わりにくくすることを図る。 【解決手段】 軸受け16と一体に配設された足部15
を固定子2に固定し固定子2を密閉容器1に固定したも
のであり、密閉容器1に伝わるクランク軸4の摺動音や
圧縮室12で発生する振動の伝達経路を長くすることが
できることとなり振動の減衰を大きくしたものである。
摺動音や圧縮室で発生する振動が圧縮要素を伝わって直
接密閉容器に伝わりにくくすることを図る。 【解決手段】 軸受け16と一体に配設された足部15
を固定子2に固定し固定子2を密閉容器1に固定したも
のであり、密閉容器1に伝わるクランク軸4の摺動音や
圧縮室12で発生する振動の伝達経路を長くすることが
できることとなり振動の減衰を大きくしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気冷蔵庫等の冷
凍サイクルに接続される縦型ロータリ圧縮機の、低騒音
化の技術に関する。
凍サイクルに接続される縦型ロータリ圧縮機の、低騒音
化の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦型ロータリ圧縮機は特開平2−
61385号公報に記載されたものが知られている。
61385号公報に記載されたものが知られている。
【0003】図3に従来の縦型ロータリ圧縮機の構造を
示しており、1は密閉容器、2は密閉容器1に圧入固定
された電動要素の固定子、3はクランク軸4に固定した
電動要素の回転子、5は密閉容器1に固定され、クラン
ク軸4の回転によって体積変化する圧縮室6を備えた圧
縮要素、7は一端を圧縮室6に接続し他端を冷凍サイク
ルの低圧側に接続した吸入管、8は一端を密閉容器1内
に開放し多端を冷凍サイクルの高圧側に接続した吐出
管、10は密閉容器1の下部に貯溜したオイルである。
示しており、1は密閉容器、2は密閉容器1に圧入固定
された電動要素の固定子、3はクランク軸4に固定した
電動要素の回転子、5は密閉容器1に固定され、クラン
ク軸4の回転によって体積変化する圧縮室6を備えた圧
縮要素、7は一端を圧縮室6に接続し他端を冷凍サイク
ルの低圧側に接続した吸入管、8は一端を密閉容器1内
に開放し多端を冷凍サイクルの高圧側に接続した吐出
管、10は密閉容器1の下部に貯溜したオイルである。
【0004】以上のように構成された縦型ロータリ圧縮
機において、冷媒ガスは冷凍サイクルの低圧側より吸入
管7を通って圧縮室6に入り、クランク軸4の回転に伴
って圧縮室6が体積変化することで冷媒ガスの圧力は高
圧となり、一旦密閉容器1内に開放され、その後吐出管
8を通って冷凍サイクルの高圧側へと流れていく。
機において、冷媒ガスは冷凍サイクルの低圧側より吸入
管7を通って圧縮室6に入り、クランク軸4の回転に伴
って圧縮室6が体積変化することで冷媒ガスの圧力は高
圧となり、一旦密閉容器1内に開放され、その後吐出管
8を通って冷凍サイクルの高圧側へと流れていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではクランク軸4の摺動音や圧縮室6で発生す
る振動が圧縮要素5を伝わって直接密閉容器1に伝わる
ため、密閉容器から発振する騒音が大きくなるという課
題を有していた。
来の構成ではクランク軸4の摺動音や圧縮室6で発生す
る振動が圧縮要素5を伝わって直接密閉容器1に伝わる
ため、密閉容器から発振する騒音が大きくなるという課
題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決しようと
するもので、圧縮要素5から密閉容器1に伝わる振動を
低減させることを目的とする。
するもので、圧縮要素5から密閉容器1に伝わる振動を
低減させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、圧縮要素を固定子に固定し固定子を密閉
容器に固定したものである。
に本発明では、圧縮要素を固定子に固定し固定子を密閉
容器に固定したものである。
【0008】これにより、クランク軸の摺動音や圧縮室
で発生する振動を固定子で減衰させると共に、振動の伝
達経路を長くとることができるために減衰を大きくする
ことができる。
で発生する振動を固定子で減衰させると共に、振動の伝
達経路を長くとることができるために減衰を大きくする
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び2記載の発
明は、圧縮要素を固定子に固定し固定子を密閉容器に固
定したものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生
する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがな
く、かつ振動の伝達経路を長くすることができることと
なり、振動の減衰を大きくするという作用を有する。
明は、圧縮要素を固定子に固定し固定子を密閉容器に固
定したものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生
する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがな
く、かつ振動の伝達経路を長くすることができることと
なり、振動の減衰を大きくするという作用を有する。
【0010】請求項3記載の発明は、圧縮要素と固定子
の固定位置を固定子と密閉容器の固定位置より下方とし
たものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生する
振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがなく、
かつ圧縮要素から伝達された振動は固定子の積層鋼板に
よって振動の減衰を大きくするという作用を有する。
の固定位置を固定子と密閉容器の固定位置より下方とし
たものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生する
振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがなく、
かつ圧縮要素から伝達された振動は固定子の積層鋼板に
よって振動の減衰を大きくするという作用を有する。
【0011】請求項4記載の発明は、圧縮要素と固定子
の固定位置を密閉容器の下部に貯溜するオイルより上方
としたものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生
する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがな
く、かつオイルから密閉容器に伝達する振動を低減する
という作用を有する。
の固定位置を密閉容器の下部に貯溜するオイルより上方
としたものであり、クランク軸の摺動音や圧縮室で発生
する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わることがな
く、かつオイルから密閉容器に伝達する振動を低減する
という作用を有する。
【0012】請求項5記載の発明は、固定子と密閉容器
を少なくとも1ヵ所以上のスポット溶接によって溶接固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ固定子と密閉容器間で生じるびびり
を排除するという作用を有する。
を少なくとも1ヵ所以上のスポット溶接によって溶接固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ固定子と密閉容器間で生じるびびり
を排除するという作用を有する。
【0013】請求項6記載の発明は、クランク軸の軸受
けと一体にして設けた足部と固定子をボルトによって固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ固定子と回転子とのすき間を一定に
保つことができるので、電動要素が発生する電磁音を抑
制するという作用を有する。
けと一体にして設けた足部と固定子をボルトによって固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ固定子と回転子とのすき間を一定に
保つことができるので、電動要素が発生する電磁音を抑
制するという作用を有する。
【0014】請求項7記載の発明は、固定子に圧入固定
された略円筒上のサポートと軸受けをボルトによって固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ電動要素の軸心とクランク軸の軸心
を容易に一致させることができることとなり、回転変動
を低減するという作用を有している。
された略円筒上のサポートと軸受けをボルトによって固
定することとしたものであり、クランク軸の摺動音や圧
縮室で発生する振動が圧縮要素から直接密閉容器に伝わ
ることがなく、かつ電動要素の軸心とクランク軸の軸心
を容易に一致させることができることとなり、回転変動
を低減するという作用を有している。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図2を用
いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
【0016】(実施例1)図1は請求項1及び2及び3
及び4及び5及び6に示す本発明の一実施例による縦型
ロータリ圧縮機の断面図であり、11は圧縮室12を内
側に有するシリンダで、13はクランク軸4に嵌合され
シリンダ11内を偏心回転するローリングピストンで、
14はローリングピストン13に追従しながら往復する
ベーンで、15はオイル10より上方で固定子2とボル
ト17によって固定され軸受け16と一体にして設けた
足部で、18は密閉容器1と固定子2を固定するスポッ
ト溶接であり、足部11より上方に位置している。
及び4及び5及び6に示す本発明の一実施例による縦型
ロータリ圧縮機の断面図であり、11は圧縮室12を内
側に有するシリンダで、13はクランク軸4に嵌合され
シリンダ11内を偏心回転するローリングピストンで、
14はローリングピストン13に追従しながら往復する
ベーンで、15はオイル10より上方で固定子2とボル
ト17によって固定され軸受け16と一体にして設けた
足部で、18は密閉容器1と固定子2を固定するスポッ
ト溶接であり、足部11より上方に位置している。
【0017】以上のような構成によって、運転中発生す
るクランク軸の摺動音や圧縮室で発生する振動は圧縮要
素から軸受けの足部を伝わって固定子に伝わり固定子内
部を伝わった後スポット溶接より密閉容器に伝わること
となり振動の伝達経路を長くでき、積み重なった薄い鋼
板よりなる固定子は鋼板同士の接触した点において振動
を伝達するために足部からスポット溶接までの直線経路
を振動が伝達することがなくなり振動の減衰を大きくす
ることができ、かつ圧縮要素から軸受けの足部を伝わっ
て固定子に伝わり固定子内部を伝わった後スポット溶接
より密閉容器に伝わる振動の伝達経路からオイルを排除
することによってオイルから密閉容器に伝達する振動を
低減することができ、かつ密閉容器と固定子をスポット
溶接によって固定することで圧縮要素からの振動が固定
子と密閉容器間に存在する微小な空間を加振することが
なくなるために固定子と密閉容器間で生じるびびりを排
除することができ、かつ固定子は足部とボルトによって
固定されているため密閉容器の真円度等の精度的な制約
を受けることがなくなり固定子と回転子とのすき間を一
定に保つことができるので電動要素が発生する電磁音を
抑制することとなり、圧縮要素から密閉容器に伝わる振
動が低減するため低騒音が実現できる。
るクランク軸の摺動音や圧縮室で発生する振動は圧縮要
素から軸受けの足部を伝わって固定子に伝わり固定子内
部を伝わった後スポット溶接より密閉容器に伝わること
となり振動の伝達経路を長くでき、積み重なった薄い鋼
板よりなる固定子は鋼板同士の接触した点において振動
を伝達するために足部からスポット溶接までの直線経路
を振動が伝達することがなくなり振動の減衰を大きくす
ることができ、かつ圧縮要素から軸受けの足部を伝わっ
て固定子に伝わり固定子内部を伝わった後スポット溶接
より密閉容器に伝わる振動の伝達経路からオイルを排除
することによってオイルから密閉容器に伝達する振動を
低減することができ、かつ密閉容器と固定子をスポット
溶接によって固定することで圧縮要素からの振動が固定
子と密閉容器間に存在する微小な空間を加振することが
なくなるために固定子と密閉容器間で生じるびびりを排
除することができ、かつ固定子は足部とボルトによって
固定されているため密閉容器の真円度等の精度的な制約
を受けることがなくなり固定子と回転子とのすき間を一
定に保つことができるので電動要素が発生する電磁音を
抑制することとなり、圧縮要素から密閉容器に伝わる振
動が低減するため低騒音が実現できる。
【0018】(実施例2)図2は請求項1及び2及び3
及び4及び5及び7に示す本発明の一実施例による縦型
ロータリ圧縮機の断面図であり、19は略円筒上のサポ
ートで、オイル10より上方で一端は固定子20に圧入
固定され他端はボルト21によって軸受け22と固定し
ている。23は密閉容器1と固定子2を固定するスポッ
ト溶接であり、サポート19と固定子20の固定位置よ
り上方に位置している。
及び4及び5及び7に示す本発明の一実施例による縦型
ロータリ圧縮機の断面図であり、19は略円筒上のサポ
ートで、オイル10より上方で一端は固定子20に圧入
固定され他端はボルト21によって軸受け22と固定し
ている。23は密閉容器1と固定子2を固定するスポッ
ト溶接であり、サポート19と固定子20の固定位置よ
り上方に位置している。
【0019】以上のような構成によって、運転中発生す
るクランク軸の摺動音や圧縮室で発生する振動は圧縮要
素からサポート19を伝わって固定子に伝わり固定子内
部を伝わった後スポット溶接より密閉容器に伝わること
となり振動の伝達経路を長くでき、積み重なった薄い鋼
板よりなる固定子は鋼板同士の接触した点において振動
を伝達するために足部からスポット溶接までの直線経路
を振動が伝達することがなくなり振動の減衰を大きくす
ることができ、かつ圧縮要素からサポート19を伝わっ
て固定子20に伝わり固定子内部を伝わった後スポット
溶接23より密閉容器に伝わる振動の伝達経路からオイ
ルを排除することによってオイル10から密閉容器に伝
達する振動を低減することができ、かつ密閉容器と固定
子20をスポット溶接23によって固定することで圧縮
要素からの振動が固定子と密閉容器間に存在する微小な
空間を加振することがなくなるために固定子と密閉容器
間で生じるびびりを排除することができ、かつ固定子2
0はサポート19と圧入によって固定されサポートは圧
縮要素とボルト21によって固定されているため密閉容
器の真円度等の精度的な制約を受けることがなくなり電
動要素の軸心とクランク軸の軸心を容易に一致させるこ
とができることとなり運転中にクランク軸が受ける摩擦
負荷の変動が低下することによって回転変動を低減する
こととなり、圧縮要素から密閉容器に伝わる振動が低減
するため低騒音が実現できる。
るクランク軸の摺動音や圧縮室で発生する振動は圧縮要
素からサポート19を伝わって固定子に伝わり固定子内
部を伝わった後スポット溶接より密閉容器に伝わること
となり振動の伝達経路を長くでき、積み重なった薄い鋼
板よりなる固定子は鋼板同士の接触した点において振動
を伝達するために足部からスポット溶接までの直線経路
を振動が伝達することがなくなり振動の減衰を大きくす
ることができ、かつ圧縮要素からサポート19を伝わっ
て固定子20に伝わり固定子内部を伝わった後スポット
溶接23より密閉容器に伝わる振動の伝達経路からオイ
ルを排除することによってオイル10から密閉容器に伝
達する振動を低減することができ、かつ密閉容器と固定
子20をスポット溶接23によって固定することで圧縮
要素からの振動が固定子と密閉容器間に存在する微小な
空間を加振することがなくなるために固定子と密閉容器
間で生じるびびりを排除することができ、かつ固定子2
0はサポート19と圧入によって固定されサポートは圧
縮要素とボルト21によって固定されているため密閉容
器の真円度等の精度的な制約を受けることがなくなり電
動要素の軸心とクランク軸の軸心を容易に一致させるこ
とができることとなり運転中にクランク軸が受ける摩擦
負荷の変動が低下することによって回転変動を低減する
こととなり、圧縮要素から密閉容器に伝わる振動が低減
するため低騒音が実現できる。
【0020】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1及び2記載の発明によれば、圧縮要素を固定子に固定
し固定子を密閉容器に固定することで振動の伝達経路を
長くすることができるので低騒音を実現できるという有
利な効果が得られる。
1及び2記載の発明によれば、圧縮要素を固定子に固定
し固定子を密閉容器に固定することで振動の伝達経路を
長くすることができるので低騒音を実現できるという有
利な効果が得られる。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、圧縮
要素と固定子の固定位置を固定子と密閉容器の固定位置
より下方とすることで圧縮要素から伝達された振動は固
定子の積層鋼板によって振動の減衰を大きくすることが
できるので低騒音を実現できるという有利な効果が得ら
れる。
要素と固定子の固定位置を固定子と密閉容器の固定位置
より下方とすることで圧縮要素から伝達された振動は固
定子の積層鋼板によって振動の減衰を大きくすることが
できるので低騒音を実現できるという有利な効果が得ら
れる。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、圧縮
要素と固定子の固定位置を密閉容器の下部に貯溜するオ
イルより上方としたことでオイルから密閉容器に伝達す
る振動を低減することができるので低騒音を実現できる
という有利な効果が得られる。
要素と固定子の固定位置を密閉容器の下部に貯溜するオ
イルより上方としたことでオイルから密閉容器に伝達す
る振動を低減することができるので低騒音を実現できる
という有利な効果が得られる。
【0023】また、請求項5記載の発明によれば、固定
子と密閉容器を少なくとも1ヵ所以上のスポット溶接に
よって溶接固定することで固定子と密閉容器で生じるび
びりを排除することができるので低騒音を実現できると
いう有利な効果が得られる。
子と密閉容器を少なくとも1ヵ所以上のスポット溶接に
よって溶接固定することで固定子と密閉容器で生じるび
びりを排除することができるので低騒音を実現できると
いう有利な効果が得られる。
【0024】また、請求項6記載の発明によれば、クラ
ンク軸の軸受けと一体にして設けた足部と固定子をボル
トによって固定することで固定子と回転子とのすき間を
一定に保つことができるので電動要素が発生する電磁音
が抑制され低騒音を実現できるという有利な効果が得ら
れる。
ンク軸の軸受けと一体にして設けた足部と固定子をボル
トによって固定することで固定子と回転子とのすき間を
一定に保つことができるので電動要素が発生する電磁音
が抑制され低騒音を実現できるという有利な効果が得ら
れる。
【0025】また、請求項7記載の発明によれば、固定
子に圧入固定された略円筒上のサポートと軸受けをボル
トによって固定することで電動要素の軸心とクランク軸
の軸心を容易に一致させることができるので回転変動を
低減し低騒音を実現できるという有利な効果が得られ
る。
子に圧入固定された略円筒上のサポートと軸受けをボル
トによって固定することで電動要素の軸心とクランク軸
の軸心を容易に一致させることができるので回転変動を
低減し低騒音を実現できるという有利な効果が得られ
る。
【図1】請求項1及び2及び3及び4及び5及び6に記
載した本発明の実施例1による縦型ロータリ圧縮機の断
面図
載した本発明の実施例1による縦型ロータリ圧縮機の断
面図
【図2】請求項1及び2及び3及び4及び5及び7に記
載した本発明の実施例2による縦型ロータリ圧縮機の断
面図
載した本発明の実施例2による縦型ロータリ圧縮機の断
面図
【図3】従来の縦型ロータリ圧縮機の断面図
11 シリンダ 12 圧縮室 13 ローリングピストン 14 ベーン 15 足部 16,22 軸受け 17,21 ボルト 18,23 スポット溶接 19 サポート 20 固定子
フロントページの続き (72)発明者 岩田 博光 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 密閉容器と、前記密閉容器内の上側に固
定子と回転子とからなる電動要素を、下側に圧縮要素を
配設し、前記圧縮要素は前記電動要素によって駆動され
るクランク軸と、前記クランク軸の回転によって体積変
化する圧縮室を備えると共に、前記圧縮要素を前記固定
子に固定し、前記固定子を前記密閉容器に固定した縦型
ロータリ圧縮機。 - 【請求項2】 シリンダと、クランク軸に嵌合され前記
シリンダ内を偏心回転するローリングピストンと、前記
ローリングピストンに追従しながら往復するベーンを備
えたローリングピストン式の圧縮要素を備えた請求項1
記載の縦型ロータリ圧縮機。 - 【請求項3】 圧縮要素と固定子の固定位置を前記固定
子と密閉容器の固定位置より下方とした請求項1または
2記載の縦型ロータリ圧縮機。 - 【請求項4】 圧縮要素と固定子の固定位置を密閉容器
の下部に貯溜するオイルより上方とした請求項1または
2または3記載の縦型ロータリ圧縮機。 - 【請求項5】 固定子と密閉容器を少なくとも1ヵ所以
上のスポット溶接によって溶接固定した請求項1または
2または3または4記載の縦型ロータリ圧縮機。 - 【請求項6】 クランク軸の軸受けと一体にして設けた
足部と固定子をボルトによって固定した請求項1または
2または3または4または5記載の縦型ロータリ圧縮
機。 - 【請求項7】 固定子に圧入固定された略円筒上のサポ
ートと軸受けをボルトによって固定した請求項1または
2または3または4または5記載の縦型ロータリ圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13077997A JPH10318169A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 縦型ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13077997A JPH10318169A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 縦型ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318169A true JPH10318169A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15042478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13077997A Pending JPH10318169A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 縦型ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10318169A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074871A1 (fr) * | 2002-03-07 | 2003-09-12 | Daikin Industries, Ltd. | Compresseur ferme |
JP2011027048A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Hitachi Appliances Inc | 密閉型電動圧縮機 |
JP2012127256A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Daikin Industries Ltd | 回転式流体機械 |
JP2013079653A (ja) * | 2012-12-28 | 2013-05-02 | Hitachi Appliances Inc | 密閉型電動圧縮機 |
CN103527489A (zh) * | 2013-07-23 | 2014-01-22 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转压缩机和具有其的冷冻循环装置 |
WO2015010260A1 (zh) * | 2013-07-23 | 2015-01-29 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转压缩机和具有其的冷冻循环装置 |
CN105114314A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-12-02 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机及其装配方法 |
JP2018159347A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 三菱電機株式会社 | 回転式圧縮機 |
CN111720327A (zh) * | 2019-03-20 | 2020-09-29 | 瑞智精密股份有限公司 | 由电动机锁固压缩泵的压缩机装置 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP13077997A patent/JPH10318169A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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