JPH0686597U

JPH0686597U - 円弧ボール形足付座椅子

Info

Publication number: JPH0686597U
Application number: JP039856U
Authority: JP
Inventors: 良一仲真
Original assignee: 良一仲真
Priority date: 1993-05-31
Filing date: 1993-05-31
Publication date: 1994-12-20

Abstract

(57)【要約】【目的】体重移動で前後左右に自由な角度でリクライ
ニングでき，なおかつ安定した座椅子を提共する。【構造】座椅子（１）の下部に，円弧ボール形足
（２）を設け，かつ同円弧ボール形足の上部にひじ載せ
（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，座椅子に円弧ボール形足を設けた座椅子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，座椅子は背凭れ部を手動又は，電動によって前後にリクライニング調整する物や，外皮の中に詰物がはいったソファークッションのような椅子などがあった（例えば，実公平２−９８７３４号公報及び，実公平３−１０９５４３号公報及び，実公平３−１０２９５３号公報参照）。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）手動でリクライニング調整する時のレバー操作がわずらわしく，またモーターの駆動により前後方向にリクライニングする装置だとコストが高くつき高価である，しかも光熱費もかかる。（ロ）前後，左右と自由な角度でリクライニングすることができず楽な姿勢を保つのに不都合であった。本考案は，これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

座椅子（１）の下部に円弧ボール形足（２）を設け，円弧ボール形足（２）の上部にひじ載せ（３）を設ける。本考案は，以上のような構成よりなる円弧ボール形足付座椅子である。

【０００５】

【作用】

座椅子（１）に腰をおろし，ひじ載せ（３）にうでを載せ，座椅子（１）の背凭れ部やひじ載せ（３）に，それぞれ体重をかけると円弧ボール形足（２）がかたむく，それにより座椅子（１）が前後左右自由にリクライニングできる。

【０００６】

【実施例】

本案の実施例について図面を参照して説明すると，図（１）に示すように背れと座板からなる座椅子（１）の下部に円弧ボール形足（２）を設ける。

【０００７】図（２）に示すように円弧ボール形足（２）の上部にひじ載せ（３）を設ける。

【０００８】図（３）に示すように座椅子（１）と円弧ボール形足（２）及び，ひじ載せ（３）をスポンジやゴム及びプラスチック素材などをつかった一体構造をもつものである。

【０００９】本案は以上のような構造で，これを使用するときは座椅子（１）に腰をおろし，ひじ載せ（３）にうでを載せ，座椅子（１）の背凭れ部やひじ載せ（３）に，それぞれ体重をかけると円弧ボール形足（２）がかたむく，それにより座椅子（１）が前後左右と自由な角度でリクライニングする。

【００１０】また，図（３）の示すような一体構造をもつものだと，低コストで製造でき経済的である。

【００１１】

【考案の効果】

座椅子（１）と円弧ボール形足（２）の底部との間隔が短く，重心が低い位置にあることにより安定し，体重移動で前後左右自由にリクライニングし楽な姿勢を保つことができ，リラックスし疲労回復の効果があり，なおかつ外観的にも優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す縦断面図である。

【符号の説明】

１座椅子２円弧ボール形足３ひじ載せ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】座椅子（１）の下部に円弧ボール形足
（２）を設け，円弧ボール形足（２）の上部にひじ載せ
（３）を設けた円弧ボール形足付座椅子。