JP3014664U - リクライニング機構を内蔵した木製椅子 - Google Patents

リクライニング機構を内蔵した木製椅子

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JP3014664U
JP3014664U JP1995001470U JP147095U JP3014664U JP 3014664 U JP3014664 U JP 3014664U JP 1995001470 U JP1995001470 U JP 1995001470U JP 147095 U JP147095 U JP 147095U JP 3014664 U JP3014664 U JP 3014664U
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JP
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chair
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seat
spring
seat portion
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JP1995001470U
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English (en)
Inventor
圭一 山中
Original Assignee
株式会社マルニ
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭用の木製椅子でありながら、リクライニ
ング機構を備えており、これらの機構が、椅子の外見か
らは全く見受けられないリクライニング機構を内蔵した
木製椅子を提供するものである。 【構成】 座部2の前座部2aを椅子本体1と固定し、
中後座部2bに背もたれ部3を固定し、あるいは、中後
座部2b、背もたれ部3そして肘7を一体に固定し、前
記前座部2aと中後座部2bとは蝶番4にて接続し、こ
れらを椅子本体1内に設けたスプリング6で移動可能と
したリクライニング機構を内蔵した木製椅子、また椅子
本体1と固定の前座部2aと、背もたれ部3を固定した
中後座部2bを別個に形成し、中後座部2bを椅子本体
1に設けた板バネに乗せたものであり、さらには、背も
たれ部3と座部2とを別個に形成し、背もたれ部3中途
を肘端部と枢着し、背もたれ部3の下端と、椅子本体1
との間にスプリング6を設けてリクライニング機構を内
蔵した木製椅子。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リクライニング機構を内蔵した木製椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、航空機や車両の椅子や、オフィスにおける金属製の事務用椅子にはリク ライニング機構を有するものが存在している。
【0003】 そして、これらリクライニング機構は、身体を椅子に腰掛けた状態で、上半身 を倒した楽な姿勢となり、大変リラックスできて便利なものである。
【0004】 しかし、家庭用の木製の椅子にはこのようなリクライニング機構を備えたもの はなく、例えば、ダイニング用椅子にもそのような機構は備えられておらず、特 にこのような椅子に座って、長時間テレビやビデオを見る場合が多く、姿勢を楽 に出来れば便利である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は上記の欠点を除去するために考案されたものであり、家庭 用の木製椅子でありながら、リクライニング機構を備えており、これらの機構が 、椅子の外見からは全く見受けられないリクライニング機構を内蔵した木製椅子 を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、木製椅子において、座部の前部を占める前座部を椅子本体と固定 し、座部の中央および後部を占める中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部 と中後座部とは蝶番にて接続し、背もたれ部の下部と椅子本体の後部に設けた横 杆との間に、スプリングを介して設け、該スプリングを椅子本体内に被覆したこ とを特徴とするリクライニング機構を内蔵した木製椅子であり、また、木製椅子 において、座部の前部を占める前座部を椅子本体と固定し、座部の中央および後 部を占める中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部の下部に、後部に向けて 板バネを配し、該板バネに、中後座部と背もたれ部とを乗せ、椅子本体の後部に は横杆を設け、前記中後座部と背もたれ部との降下範囲を規制することを特徴と するリクライニング機構を内蔵した木製椅子であり、さらに、木製椅子において 、座部の前部を占める前座部を椅子本体と固定し、座部の中央および後部を占め る中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部と中後座部とは蝶番にて接続し、 中後座部と背もたれ部とは両肘を一体に固定し、背もたれ部の下部と椅子本体の 後部に設けた横杆との間に、スプリングを介して設け、該スプリングを椅子本体 内に被覆したことを特徴とするリクライニング機構を内蔵した木製椅子であり、 また、木製椅子において、背もたれ部と座部とを別個に形成し、これら背もたれ 部の両側中途を肘端部でそれぞれ枢着し、背もたれ部の下端と、椅子本体との間 にスプリングを介して移動可能に設け、これらスプリングを椅子本体内に覆った ことを特徴とするリクライニング機構を内蔵した木製椅子であり、スプリングが 、コイルスプリング、板バネ、またはガススプリングから選ばれたものより構成 される。
【0007】
【作用】
この考案によると、木製椅子でありながら、外部からは見えないリクライニン グ機構を有しており、スプリングの弾力により、前座部と中後座部との間に蝶番 を軸として中後座部と背もたれ部が後方に復帰自在に移動するよう構成して、フ ワッと体を受けとめるクッション性を持たせ、座り心地よく、また、中後座板と 背もたれ部とは一体に構成することにより、これらが一体に後方に傾斜移動する ことにより、体にフィットでき、また、座部の前座部は椅子本体と固定されてい るため、座部全体が後方に傾斜しても脚が浮くことがなく、安心感を与え、さら に、背もたれ部の両側中途が肘の端部と枢着され、背もたれの、上部が後方に移 動し、下部が前方に移動するよう構成して、着席者の腰椎を押し、指圧の効果も あるよう構成し家庭用として使い易いものである。
【0008】
【実施例】
そこでこの考案の一実施例を図1、図2に基づいて説明すると、木製椅子にお いて、座部の前部を占める前座部(2a)を椅子本体(1)と固定し、座部の中 央および後部を占める中後座部(2b)に背もたれ部(3)を固定し、前記前座 部(2a)と中後座部(2b)とは蝶番(4)にて接続し、背もたれ部(3)の 下部と椅子本体(1)の後部に設けた横杆(5)との間に、スプリング(6)を 介して設け、該スプリング(6)を椅子本体内に被覆したことを特徴とするリク ライニング機構を内蔵した木製椅子より構成される。尚、図1、図2とも、椅子 に表皮材を貼る前の図であり、図1では、スプリング(6)として、コイルスプ リングを使用しており、図2ではガススプリングを使用している。
【0009】 次に、この考案の他の実施例を図3に基づいて説明すると、木製椅子において 、座部の前部を占める前座部(2a)を椅子本体(1)と固定し、座部の中央お よび後部を占める中後座部(2b)に背もたれ部(3)を固定し、前記前座部( 2a)の下部に後部に向けて板バネ(6)を配し、該板バネ(6)に固定した中 後座部(2b)と背もたれ部(3)とを乗せ、椅子本体(1)の後部には横杆( 5)を設け、前記中後座部(2b)と背もたれ部(3)との降下範囲を規制する ことを特徴とするリクライニング機構を内蔵した木製椅子より構成される。尚、 図3は椅子本体に表皮材を貼る前の図である。
【0010】 さらに、この考案の他の実施例を図4および図5に基づいて説明すると、木製 椅子において、座部の前部を占める前座部(2a)を椅子本体(1)と固定し、 座部の中央および後部を占める中後座部(2b)に背もたれ部(3)を固定し、 前記前座部(2a)と中後座部(2b)とは蝶番(4)にて接続し、中後座部( 2b)と背もたれ部(3)とは両肘(7)を一体に固定し、背もたれ部(3)の 下部と椅子本体(1)の後部に設けた横杆(5)との間に、スプリング(6)を 介して設け、該スプリング(6)を椅子本体(1)内に被覆したことを特徴とす るリクライニング機構を内蔵した木製椅子より構成される。
【0011】 尚、図4、図5とも、椅子に表皮材を貼る前の図であり、図4では、スプリン グ(6)として、コイルスプリングを使用しており、図5ではガススプリングを 使用している。
【0012】 さらに、この考案の他の実施例を図6、図7に基づいて説明すると、木製椅子 において、背もたれ部(3)と座部(2)とを別個に形成し、これら背もたれ部 (3)の両側中途を肘(7)端部で枢着し、背もたれ部(3)の下端と、椅子本 体(1)との間にスプリング(6)を介して移動可能に設け、これらスプリング (6)を椅子本体(1)内に覆ったことを特徴とするリクライニング機構を内蔵 した木製椅子より構成される。
【0013】 尚、図6、図7とも、椅子に表皮材を貼る前であり、座部(2)を一部切り欠 いた図であり、図6では、スプリング(6)として、コイルスプリングを使用し ており、図7ではガススプリングを使用している。
【0014】
【考案の効果】
この考案によると、家庭用の椅子において、座部に腰掛ければ、座部の中後座 部と背もたれ部とは一体に固定されており、これらをスプリングの弾力により、 前座部と、中後座部との間の蝶番を軸として中後座部と背もたれ部が復帰自在に 後方に傾斜移動するため、フワッと体を受け止めるクッション性があり、座り心 地がよく、また、中後座部と背もたれ部とが一体に後方に傾斜移動することによ り、従来のリクライニングシートの如く背もたれ部のみが後方に移動して背が滑 るというような欠点がなく、リクライニングしても体にフィットする。
【0015】 また、座部の前座部は固定されているため、従来のリクライニングシートの如 く、座部全体が後方に傾斜して脚が浮くことがなく、安心感があり、さらに、背 もたれ部の両側中途が肘の端部と枢着され、背もたれの上部が後方に移動し、そ れと同時に下部が前方に移動すれば着席者の腰椎を押し、指圧の効果もあり、外 から見えないリクライニング機構が木製椅子に設けられており、極めて有益なる 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す椅子であり、(a)
は平面図、(b)は側面図、(c)は、背面図である。
【図2】この考案の他の実施例を示す椅子であり、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図であ
る。
【図3】この考案のさらに、他の実施例を示す椅子であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図
である。
【図4】この考案のさらに、他の実施例を示す椅子であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図
である。
【図5】この考案のさらに、他の実施例を示す椅子であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図
である。
【図6】この考案のさらに、他の実施例を示す椅子であ
り、(a)は一部切り欠いた平面図、(b)は側面図、
(c)は背面図である。
【図7】この考案のさらに、他の実施例を示す椅子であ
り、(a)は一部切り欠いた平面図、(b)は側面図、
(c)は背面図である。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部 2a 前座部 2b 中後座部 3 背もたれ部 4 蝶番 5 横杆 6 スプリング 7 肘

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製椅子において、座部の前部を占める
    前座部を椅子本体と固定し、座部の中央および後部を占
    める中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部と中後
    座部とは蝶番にて接続し、背もたれ部の下部と椅子本体
    の後部に設けた横杆との間に、スプリングを介して設
    け、該スプリングを椅子本体内に被覆したことを特徴と
    するリクライニング機構を内蔵した木製椅子。
  2. 【請求項2】 木製椅子において、座部の前部を占める
    前座部を椅子本体と固定し、座部の中央および後部を占
    める中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部の下部
    に、後部に向けて板バネを配し、該板バネに中後座部と
    背もたれ部とを乗せ、椅子本体の後部には横杆を設け、
    前記中後座部と背もたれ部との降下範囲を規制すること
    を特徴とするリクライニング機構を内蔵した木製椅子。
  3. 【請求項3】 木製椅子において、座部の前部を占める
    前座部を椅子本体と固定し、座部の中央および後部を占
    める中後座部に背もたれ部を固定し、前記前座部と中後
    座部とは蝶番にて接続し、中後座部と背もたれ部とは両
    肘を一体に固定し、背もたれ部の下部と椅子本体の後部
    に設けた横杆との間に、スプリングを介して設け、該ス
    プリングを椅子本体内に被覆したことを特徴とするリク
    ライニング機構を内蔵した木製椅子。
  4. 【請求項4】 木製椅子において、背もたれ部と座部と
    を別個に形成し、これら背もたれ部の両側中途を肘端部
    でそれぞれ枢着し、背もたれ部の下端と、椅子本体との
    間にスプリングを介して移動可能に設け、これらスプリ
    ングを椅子本体内に覆ったことを特徴とするリクライニ
    ング機構を内蔵した木製椅子。
  5. 【請求項5】 スプリングが、コイルスプリング、板バ
    ネ、またはガススプリングから選ばれたものであること
    を特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載のリクラ
    イニング機構を内蔵した木製椅子。
JP1995001470U 1995-02-10 1995-02-10 リクライニング機構を内蔵した木製椅子 Expired - Lifetime JP3014664U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502606B1 (ja) * 1967-04-06 1975-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502606B1 (ja) * 1967-04-06 1975-01-28

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