JPH11196973A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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Publication number
JPH11196973A
JPH11196973A JP10002217A JP221798A JPH11196973A JP H11196973 A JPH11196973 A JP H11196973A JP 10002217 A JP10002217 A JP 10002217A JP 221798 A JP221798 A JP 221798A JP H11196973 A JPH11196973 A JP H11196973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
back plate
chair
backrest
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10002217A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Inoue
靖信 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO INTERIOR KOGYO KK
Original Assignee
NAGANO INTERIOR KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGANO INTERIOR KOGYO KK filed Critical NAGANO INTERIOR KOGYO KK
Priority to JP10002217A priority Critical patent/JPH11196973A/ja
Publication of JPH11196973A publication Critical patent/JPH11196973A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back
    • A47C7/46Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
    • A47C7/462Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背もたれ部へのクッションの取り付け位置の
調節が容易で、かつ使用中に位置ずれが生じにくい椅子
の背もたれ部構造を得る。 【解決手段】 椅子10の背板4の幅方向の中央部に縦
長のスリット41を形成し、このスリット41に固定具
71を介して背もたれクッション5を取り付けた。これ
により、椅子を利用する人の体形に合わせて背もたれク
ッションの取り付け位置を調節することが可能となり、
最適な掛け心地で椅子を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に室内で使用され
る椅子に関し、とくに背もたれ部のクッションの取り付
け構造を改良した椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の生活の洋風化によって一般家庭に
おいて椅子を使用する頻度はますます増加しつつあり、
多くの家庭でダイニングルームや勉強部屋などにおいて
椅子が使用されている。これらの椅子は一般に本体が木
製または合成樹脂製で、四本の脚部と座部と背もたれ部
とからなり、座部と背もたれ部にはクッション付きのも
のとクッションなしのものとがある。
【0003】背もたれ部にクッションを設けた椅子にお
けるクッションの取り付け構造としては、発泡合成樹脂
や綿などのクッション材の表面をレザーや織布などの表
装材で被って背板にネジ止めする構造、あるいは、真空
成形法などにより表装材の裏面に直接、発泡合成樹脂な
どのクッション層を形成し、このクッション付き表装材
を締結手段によって背板に固定する構造が一般的であ
る。
【0004】ところで、上記のようなクッション付き椅
子は、背もたれ部のクッションは背板の全面または一部
に固定されていて、その形状や高さ位置を自由に変える
ことができない構造となっている。背もたれ部の全体的
な形状は、人間工学的に設計されているとはいうもの
の、椅子を利用する各人個々の体形の差も大きく、その
ために椅子に掛けたときに最も掛け心地の良いと感じる
腰当たりの位置に個人差がでるのは避けられない。
【0005】椅子を利用する個人の体形と背もたれ部の
形状が著しくかけ離れている場合は、長時間腰掛けたと
きに疲労感を覚えることがあり、とくに家庭において各
人の利用する椅子が決まっている場合などは、利用する
人にとって最も掛け心地のよい状態の椅子であること、
すなわち、背もたれ部のクッションが、その椅子を利用
する人の体形に合った位置に取り付けられていることが
望ましい。
【0006】このような観点から、たとえば実開昭59
−23356号公報に記載のように、布製の袋体内にク
ッション材を充填縫合したクッション本体を、ゴム紐な
どで椅子の背もたれ部に保持するようにした背もたれ取
り付けクッションが提案されている。この背もたれ取り
付けクッションによれば、利用者の体形に合わせて背も
たれ部の任意の高さ位置にクッション本体を取り付ける
ことができるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のようにクッション本体をゴム紐で椅子の背も
たれ部に保持する使用形態では、使用中に身体を動かし
たり、立ち上がりや着座を繰り返したりするたびに、ク
ッション本体の保持位置がずれやすく、その都度位置直
しをしなければならないという不便が伴う。
【0008】また、既製の椅子にこのようなクッション
材を取り付けるのでは、せっかく人間工学的に設計され
た背当たり面の微妙な曲面の効用を損なうことにもな
る。
【0009】本発明において解決すべき課題は、背もた
れ部へのクッションの取り付け位置の調節が容易で、か
つ使用中に位置ずれが生じにくい椅子の背もたれ部構造
を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の椅子は、脚部と
座部と背もたれ部を有する椅子であって、前記背もたれ
部を、幅方向の中央部に縦長のスリットを形成した背板
と、この背板のスリットに固定具を介して取り付け位置
を調節可能に取り付けたクッションとで構成したことを
特徴とする。
【0011】前記背板は、背もたれ部本体となるもの
で、脚部および座部と連結して固定したものである。背
板の全体形状はとくに限定されるものではなく、従来の
椅子の背板と同様な各種の形状を採用することができ
る。本発明においては、この背板の幅方向中央部に、ク
ッションを上下方向にスライドさせる縦長のスリットを
形成する。
【0012】前記スリットは、背板の上下端部を除いて
長さ15〜35cm程度、幅8〜20mm程度の縦長の
スリットで、このスリットに固定具を介してクッション
をスライド可能に取り付け、背板へのクッションの取り
付け高さ位置を調節可能とする。
【0013】前記クッションは、表装材やその内部に充
填するクッション材などは従来の椅子に用いられている
ものを採用することができるが、クッションの形状、と
くに身体に当接する部分の形状については、背板の形状
とともに人間工学的に設計した形状とするのが望まし
い。
【0014】このクッションを、背板に形成した縦長の
スリットに固定具を介してスライド可能に取り付けるこ
とにより、背板へのクッションの取り付け高さ位置を、
椅子を利用する人の体形に合わせて調節することが可能
となり、かつ、使用中に身体を動かしたり、立ち上がり
や着座を繰り返したりしても、クッションの取り付け位
置がずれることがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態における
椅子の斜視図、図2は図1の椅子を背面側からみた斜視
図であり、図3は図1の椅子の分解斜視図である。図4
は図1のA−A線断面図であり、図5は図4のB−B線
断面図である。
【0016】本実施形態の椅子10は、四本の脚部1a
〜1d、座板2および座部クッション3、背板4および
背もたれクッション5とで構成されている。脚部1a〜
1d、座板2および背板4は木製であり、座部クッショ
ン3は皮革を表装材とし内部に発泡ウレタンを充填した
ものである。座部クッション3の座板2への取り付け構
造は従来の椅子と同様である。
【0017】背板4は図4に示すように、背もたれクッ
ション5を取り付けていない状態でも使用できるよう
に、身体に当接する側に湾曲した形状としている。そし
て図1に示すように、この背板4の幅方向中央部に、上
下端部を除いて長さ約35cm、幅約18mmのスリッ
ト41を形成している。
【0018】背もたれクッション5は図1に示すよう
に、身体の背部の一部が当接する大きさと形状で、その
断面構造は図4に示すような多層構造となっている。図
4において、51は表面側の表装材である皮革、52は
発泡ウレタン、53,54は合板、55は発泡ウレタ
ン、56は裏面側の表装材である合成皮革である。
【0019】皮革51、発泡ウレタン52、合板53か
らなる第1のクッション材5aと合板54、発泡ウレタ
ン55、合成皮革56からなる第2のクッション材5b
とは、鋲57により接合されている。合板53と合板5
4は、空気抜き孔を形成した合板を使用している。この
ように第1のクッション材5aと第2のクッション材5
bとで背もたれクッション5を構成したことにより、人
が椅子10に掛けた際の空気抜きを第1のクッション材
5aと第2のクッション材5bとの間に設けることがで
き、適当なクッション性が得られる。
【0020】この背もたれクッション5の合板53の中
央部には、図4,5に示すように、Tナット61を打ち
込んで固着しておく。そしてこれとは別に、Tナット6
1に螺合するボルト74付きの固定具71を準備する。
固定具71は、木製のつまみ部72と、背板4のスリッ
ト41を自由にスライドできる外径の首部73を有し、
首部73の先端からボルト74の頭部を突出させたもの
である。
【0021】背もたれクッション5を背板4に取り付け
るには、図3に示すように、背もたれクッション5の背
面側を背板4の前面側にあてがい、固定具71のボルト
74および首部73を背板4のスリット41に通し、さ
らに、図4に示すように、ボルト74をTナット61に
ねじ込んで、背もたれクッション5を背板4に仮固定す
る。この後、固定具71の首部73をスリット41内で
摺動させながら背もたれクッション5を上下に移動させ
て、椅子を利用する人の体形に合わせて適当な位置に背
もたれクッション5を位置決めし、固定具71のボルト
74をさらに締め付けて、背もたれクッション5を背板
4に固定する。
【0022】実際に椅子に掛けた状態で背もたれクッシ
ョン5が最適な位置にないときは、椅子に掛けたまま
で、一方の手で固定具71のつまみ部72を回してボル
ト74を緩め、他方の手で背もたれクッション5を上下
に移動させながら、掛け心地を確認しつつ最適な位置に
位置決めし、ボルト74を締め付けて固定する。
【0023】このように本実施形態の椅子10において
は、背板4に形成したスリット41に固定具71を介し
て背もたれクッション5をスライド可能に取り付けたこ
とにより、背板4への背もたれクッション5の取り付け
高さ位置を、椅子10を利用する人の体形に合わせて調
節することが可能となる。さらに、背もたれクッション
5は固定具71により背板4に固定されるので、使用中
に身体を動かしたり、立ち上がりや着座を繰り返したり
しても、背もたれクッション5の取り付け位置がずれる
ことがない。
【0024】
【発明の効果】本発明は椅子の背もたれ部を、幅方向の
中央部に縦長のスリットを形成した背板と、この背板の
スリットに固定具を介して取り付け位置を調節可能に取
り付けたクッションとで構成したことにより、背板への
クッションの取り付け高さ位置を、椅子を利用する人の
体形に合わせて調節することが可能となり、かつ、使用
中に身体を動かしたり、立ち上がりや着座を繰り返した
りしても、クッションの取り付け位置がずれることがな
くなり、最適な掛け心地で椅子を使用することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における椅子の斜視図であ
る。
【図2】 図1の椅子を背面側からみた斜視図である。
【図3】 図1の椅子の分解斜視図である。
【図4】 図1のA−A線断面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1a〜1d 脚部 2 座板 3 座部クッション 4 背板 5 背もたれクッション 5a 第1のクッション材 5b 第2のクッション材 10 椅子 41 スリット 51 皮革 52,55 発泡ウレタン 53,54 合板 56 合成皮革 57 鋲 61 Tナット 71 固定具 72 つまみ部 73 首部 74 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部と座部と背もたれ部を有する椅子で
    あって、前記背もたれ部を、幅方向の中央部に縦長のス
    リットを形成した背板と、この背板のスリットに固定具
    を介して取り付け位置を調節可能に取り付けたクッショ
    ンとで構成したことを特徴とする椅子。
JP10002217A 1998-01-08 1998-01-08 椅 子 Pending JPH11196973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10002217A JPH11196973A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 椅 子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10002217A JPH11196973A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 椅 子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11196973A true JPH11196973A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11523203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10002217A Pending JPH11196973A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 椅 子

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JP (1) JPH11196973A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149751A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Itoki Corp 身体支持装置
JP2008259811A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Elite Furniture Co Ltd 背凭れ部に形状記憶スポンジが設けられた椅子
JP2009509592A (ja) * 2005-10-03 2009-03-12 ヴィトラ・パテンテ・アクチエンゲゼルシャフト 椅子
EP2218430A3 (en) * 2009-02-13 2010-08-25 A-Dec, Inc. Patient support apparatus with neck support member
JP2016158958A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 デルタ工業株式会社 座席構造及び観覧席の配置構造
CN108125434A (zh) * 2018-01-25 2018-06-08 浙江恒林椅业股份有限公司 一种椅子
KR20230096188A (ko) * 2021-12-22 2023-06-30 대전대학교 산학협력단 요추 만곡과 골반 수평위치 교정용 의자

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