JPH0686507U

JPH0686507U - シューズカバー

Info

Publication number: JPH0686507U
Application number: JP3408293U
Authority: JP
Inventors: 成奎李
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-05-31
Filing date: 1993-05-31
Publication date: 1994-12-20

Abstract

(57)【要約】【目的】ゴルフシューズのような底に鋲が突出してい
る靴の上からズボンの裾までをカバーでき、靴、靴下、
ズボンの裾の水濡れを防止できる。【構成】靴底１に鋲２が突設されている靴３の外側か
らズボンの裾まで被覆するシューズカバー４の内面に靴
底１の滑りを防ぎ且つ靴底１の鋲２が突き刺さると同鋲
２に密着して外からの浸水を防ぐ伸縮材６を設ける。鋲
２が突き刺さると同鋲２に密着して外からの浸水を防ぐ
伸縮材６の上に靴３の滑りを防ぐ滑り防止材７を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴルフシューズのように靴底に鋲が突設されている靴に被せて使用するシューズカバーに関するものであり、例えば雨天の時にゴルフをプレーする際にゴルフシューズに被せてシューズやズボンの裾が濡れないようにするためのものである。

【０００２】

【従来の技術】

雨天の時にゴルフをプレーすると、雨や芝生の水でゴルフシューズ、靴下、ズボンの裾が濡れてしまい、不快な思いをすることがある。前記水濡れを防止するために通常は雨用のズボンを着用している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、雨用のズボンを着用しても、同ズボンの裾の内側に水が入り、ゴルフシューズ、靴下、ズボンの裾が濡れてしまうという問題があった。このためこれらの問題を解決できる手段の実現が強く望まれていた。

【０００４】本考案の目的は、ゴルフシューズのような底に鋲が突出している靴の上からズボンの裾までをカバーでき、靴、靴下、ズボンの裾の水濡れを防止できるシューズカバーを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のうち請求項１のシューズカバーは図１、２に示すように、ゴルフシューズ等の靴底１に鋲２が突設されている靴３の外側からズボンの裾まで被覆するシューズカバー４であって、同シューズカバー４の内面に靴底１の滑りを防ぎ且つ靴底１の鋲２が突き刺さると同鋲２に密着して外からの浸水を防ぐ伸縮材６が設けられてなることを特徴とするものである。

【０００６】本考案のうち請求項２のシューズカバーは図３に示すように、前記鋲２が突き刺さると同鋲２に密着して外からの浸水を防ぐ伸縮材６の上に靴３の滑りを防ぐ滑り防止材７が設けられていることを特徴とするものである。

【０００７】

【作用】

本考案のシューズカバーを使用するには、靴３を履いてから同靴３にシューズカバーを被せ、柔らかいマットや芝生の上で身体の体重を靴にかけて同靴３の鋲２を伸縮材６及びシューズカバー４の外に突き出させる。このときシューズカバー４の内面に設けられてる伸縮材６により靴底１の滑りが防止されるのでスイング時にカバーの中で靴３が滑ることなく身体の動きが安定する。また同伸縮材６は突き刺さった鋲２に密着して外からの浸水を防ぐことができるので靴３、靴下、ズボンが濡れない。

【０００８】

【実施例】

図１は本考案のシューズカバーの一実施例を示したものであり、３はゴルフシューズ等の靴底１に鋲２が突設されている靴、４は靴３に被せて同靴３からズボンの裾のところまで被覆するシューズカバーである。

【０００９】前記シューズカバー４は防水加工を施したナイロンで作製されており、同図（ａ）に示すように靴３からズボンの裾部分（ひざ下位）までを被覆できるような袋状に作製されている。このシューズカバー４は図１に仮想線で示されるように上側部分を開かせることができるようになっており、めくり上げられている方のカバー１０の裏面とそうでない方のカバー１１の横縁に夫々ファスナー１２が取り付けられ、また、めくり上げられている方のカバー１０の横縁１３とそうでない方のカバー１１の側面に夫々マジックテープ１５が取り付けられ、また上縁にはマジックテープ１６も取り付けられている。

【００１０】前記シューズカバー４は、同シューズカバー４を開かせて同カバー４内に靴３を入れた後、めくり上げられている方のカバー１０のファスナー１２とそうでない方のカバー１１のファスナー１２とを合わせてファスナー１２を閉めた後、めくり上げられている方のカバー１０を前記ファスナー１２の上側に被せるように且つカバー１１の上側をカバーするようにして閉じさせ、両カバー１０、１１をマジックテープ１５、１６で固定するとシューズカバー４がズボンの裾にしっかりと巻き付けられるようになる。

【００１１】また、前記シューズカバー４の底部の裏面には１ｍｍ厚の加工スポンジ（伸縮材６）が貼り付けられている。この加工スポンジ６は市販のスポンジ材２０の両面に粘着性のある接着剤を塗布したもので、一方の面はそのままシューズカバー４の裏面に密着させて貼り付け、他方の面はそのまま乾燥させて適度な粘着性を持たせてある。この加工スポンジ６は靴３の鋲２が貫通しても同鋲２と密着して貫通した所から内部に水が浸透せず、また表側の粘り気のある面は靴底１と密着して靴３が滑らないようになっている。なお、前記接着剤としてはアクリル系共重合体（日栄化工株式会社製ライフボンドＡＶ−６５０）やアクリル・酢酸ビニル共重合樹脂（日栄化工株式会社製ライフボンドＡＶ−７５０）を使用することができる。

【００１２】なお、前記スポンジ材２０の両面に接着剤を塗布した後、このスポンジ材２０の上面に靴３の滑りを防ぐ滑り防止材７を貼り付け、その後に図３に示すように滑り防止材７を貼り付けたスポンジ材２０をシューズカバー４の内面に密着させて靴３が滑らないようにしてもよい。

【００１３】

【考案の効果】

本考案のシューズカバーによれば以下の効果がある。．雨天時にゴルフをする際、ゴルフシューズに同シューズカバーをつけておけば、ゴルフシューズ、靴下、ズボンの裾が濡れないので快適である。．雨天の時以外でも、例えば冬場に同シューズカバーを使用すれば足下が冷えないので快適である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のシューズカバーの一実施例を示した側
面図。

【図２】図１のシューズカバーを下側から見た図であ
り、（ａ）は伸縮材を透視した図であり、（ｂ）は靴底
を透視した図である。

【図３】図１のシューズカバーに取り付ける伸縮材の他
の例を示した説明図。

【符号の説明】

１靴底２鋲３靴４シューズカバー６伸縮材７滑り防止材

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ゴルフシューズ等の靴底１に鋲２が突設
されている靴３の外側からズボンの裾まで被覆するシュ
ーズカバー４であって、同シューズカバー４の内面に靴
底１の滑りを防ぎ且つ靴底１の鋲２が突き刺さると同鋲
２に密着して外からの浸水を防ぐ伸縮材６が設けられて
なることを特徴とするシューズカバー。
【請求項２】前記鋲２が突き刺さると同鋲２に密着し
て外からの浸水を防ぐ伸縮材６の上に靴３の滑りを防ぐ
滑り防止材７が設けられていることを特徴とする請求項
１のシューズカバー。