JPH0686175A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JPH0686175A
JPH0686175A JP4257611A JP25761192A JPH0686175A JP H0686175 A JPH0686175 A JP H0686175A JP 4257611 A JP4257611 A JP 4257611A JP 25761192 A JP25761192 A JP 25761192A JP H0686175 A JPH0686175 A JP H0686175A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
pixel
electrode region
control electrode
conversion device
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Application number
JP4257611A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kikuchi
孝之 菊池
Hidekazu Takahashi
秀和 高橋
Yoshihiko Fukumoto
嘉彦 福元
Toshitake Ueno
勇武 上野
Mamoru Miyawaki
守 宮脇
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送線の寄生容量を低減する。 【構成】 二次元に配列した複数の光電変換画素と、一
配列方向に配された複数の光電変換画素を複数のグルー
プに分割し、各グループの光電変換画素ごとに設けた複
数の信号出力線2,2′と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電変換装置に係り、特
に光電変換画素が二次元に配設された光電変換装置又は
遮光画素を有する光電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明に係る第1の従来技術につ
いて説明する。
【0003】近年、光電変換素子の高精細化に伴って、
光電変換信号出力が低下すること等から、光電変換され
た信号を増幅して出力することが可能な増幅型の光電変
換素子が注目されている。このような増幅型の光電変換
素子の中に、バイポーラトランジスタと同様な構成を有
し、制御電極領域となるベース領域に光照射により生成
された電荷を蓄積し、主電極領域となるエミッタ領域か
ら増幅された信号を出力する光電変換素子(以下、バイ
ポーラ型センサという)がある。
【0004】図33は従来のバイポーラ型センサの画素
(8画素)の一構成例を示す平面図である。同図におい
て、1はエミッタ領域、2はALなどで形成される垂直
出力線、3はエミッタ領域1と垂直出力線2とを接続す
るためのコンタクトホール、4は光電荷を蓄積するとこ
ろのベース領域、5は画素のセンサ動作を行わせるため
のpolySiなどで形成される駆動線で低抵抗下のた
め上部のアルミ配線14と重なり接続している。また6
はベース領域4と駆動線5との間に形成される容量
OX、7は隣接する画素のベース領域をソース領域、ド
レイン領域として形成されるMOSトランジスタのゲー
ト電極で、駆動線5の一部分から成る。8は画素と画素
とを分離するための厚い酸化膜である。14は駆動線5
上に配されるアルミ配線であり、15はスルーホール、
16はコンタクトホールである。アルミ配線14はスル
ーホール15及びコンタクトホール16を介して駆動線
5と接続されている。
【0005】図34(a)は図33をX−X´線で切っ
た時の断面図、図34(b)は図33をY−Y´線で切
った時の断面図である。図34(a),(b)におい
て、9は薄い酸化膜、10はYY´方向の画素信号を分
離するために設けられた濃いn+ 層、11は空乏層が拡
がる不純物濃度の薄いn層、12はコレクタ領域、13
は配線2,5(7)を分離するための層間絶縁膜であ
る。
【0006】図35は従来のバイポーラ型センサの画素
(1画素)の他の構成例を示す平面図であり、また、図
36(a)は図35をX−X´線で切った時の断面図、
図36(b)は図35をY−Y´線で切った時の断面図
である。本構成例ではスルーホール15及びコンタクト
ホール16は同位置に設けられている。
【0007】さらに、図37は図33又は図35の画素
を2次元に並べて構成したエリアセンサの等価回路図で
ある。
【0008】図37において、21はバイポーラ型セン
サ(等価的にバイポーラトランジスタ)T、ベースに接
続する容量COX、PMOSトランジスタMから成る画
素、2は画素21のエミッタに接続する垂直出力線、2
3は垂直出力線2をリセットするためのMOSトランジ
スタ、24は画素21からの出力信号を蓄積するための
蓄積容量、25は出力信号を蓄積容量24へ転送するた
めのMOSトランジスタ、26は水平シフトレジスタの
出力を受け、出力信号を水平出力線27へ転送するため
のMOSトランジスタ、28は水平出力線27をリセッ
トするためのMOSトランジスタ、29はプリアンプ、
30は水平駆動線、31は垂直シフトレジスタの出力を
受けセンサ駆動パルスを通すバッファ用MOSトランジ
スタ、32は画素21のクランプ動作を行うために、P
MOSトランジスタのソース電位を設定するエミッタフ
ォロワ回路、33はエミッタフォロワ回路32のベース
電位を設定するためのPMOSトランジスタ、34はM
OSトランジスタ23のゲートにパルスを印加するため
の端子、35は転送用のMOSトランジスタ25のゲー
トにパルスを印加するための端子、36はセンサ駆動パ
ルスを印加するための端子、37はPMOSトランジス
タ33のゲートにパルスを印加するための端子、38は
プリアンプ29に接続される出力端子である。
【0009】図37に示した二次元固体撮像素子は、全
画素が一度にリセットされるタイプのものであり、スチ
ルビデオ用などに利用することができる。
【0010】以下、その動作について説明する。
【0011】最初に、端子37にLowレベルのパルス
を加えてPMOSトランジスタ33をON状態とし、エ
ミッタフォロワ回路32の出力を正電位にする。このエ
ミッタフォロワ回路32の出力は画素21のPMOSト
ランジスタMのソースに接続しており、ソース電位がゲ
ート電位に比べて、PMOSトランジスタMを十分ON
状態にするほど高くなれば、PMOSトランジスタMを
通して、画素のバイポーラ型センサTのベースにホール
が注入される。次に端子37にHighレベルのパルス
を加えて、PMOSトランジスタ33をOFF状態と
し、エミッタフォロワ回路32の出力をGNDとする。
この時、端子34にHighレベルのパルスを加えてM
OSトランジスタ23をON状態とし、垂直出力線2を
GNDとする(ここまでを第1リセットと呼ぶ)。
【0012】次に、この状態のまま、垂直シフトレジス
タを駆動し、また端子36に画素のリセットパルスを印
加することで、各行毎に順次画素のリセットを行い、す
べての画素のバイポーラ型センサTのベースを一定電
位、かつ逆バイアスにする(ここまでを第2リセットと
呼ぶ。)。
【0013】次に、光キャリアの蓄積動作を行った後、
端子34にLowレベルのパルスを加えて、MOSトラ
ンジスタ23をOFF状態にし、垂直シフトレジスタの
出力によって選択された行毎に、読み出しパルスを端子
36から印加し、MOSトランジスタ25を通して、蓄
積容量24に信号出力を蓄積する。蓄積容量24に蓄積
された信号出力は、水平シフトレジスタによって選択さ
れた転送用のMOSトランジスタ26を通して水平出力
線27に転送され、プリアンプ29を通して出力端子3
8から出力される。
【0014】次に、本発明に係る第2の従来技術につい
て説明する。
【0015】ここで、説明を行うセンサも前述したバイ
ポーラ型センサの構成を有するセンサである。なお、そ
の構成及び動作については既に説明したので、ここで
は、遮光画素と有効画素との構成の差異を主として説明
する。
【0016】図38は従来のバイポーラ型センサの画素
領域の平面図であり、図39はそのX−X´線断面図で
ある。
【0017】図38、図39において、101はベース
であるP型領域、102はエミッタであるn+ 型領域、
103はコレクタであるn- エピタキシャル層、104
はSi基板、105はエミッタ出力線であるAL配線、
106は垂直出力線であるAL配線、107はp−MO
SトランジスタのゲートであるポリSi電極、108は
ゲート酸化膜であるSiO2 層、109は層間絶縁膜、
110は表面保護膜、111は素子分離領域、112は
OX容量、113は遮光画素に設けられる遮光層である
AL層である。
【0018】図40は上記バイポーラ型センサの画素及
びその読み出し回路系を表わしている。1つの画素はn
pn型バイポーラトランジスタとベースをリセットする
ためのp−MOSトランジスタとベース上に形成された
容量COXとから構成される。
【0019】読み出し回路系はエミッタからの出力電圧
を一時的に蓄積しておくための容量CT 、垂直出力線と
容量CT を接続するための転送MOSトランジスタ及び
垂直出力線をリセットするためのリセットMOSトラン
ジスタから構成されている。
【0020】上記バイポーラ型センサにおいて、ベース
電位がエミッタへ読み出されるときの読み出しゲイン
は、
【0021】
【数2】 で表される。ここで、hFEはnpnトランジスタの電流
増幅率、Cbcはベースコレクタ容量、CV は垂直線容量
である。
【0022】光電変換画素たる有効画素の垂直線容量C
V は、
【0023】
【数3】 で表される。ここでCbeはベースエミッタ容量、CD
配線容量、nは垂直画素数である。
【0024】遮光画素の垂直線容量CV ´は、
【0025】
【数4】 で表される。ここでCOBは遮光層とエミッタ出力線間の
容量である。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た第1の従来技術では、垂直出力線2の寄生容量が無視
できないために次のような課題があった(第1の課
題)。
【0027】(1)センサ部のショットノイズによるラ
ンダム性ノイズが垂直出力線2の寄生容量により大きく
なっている。
【0028】(2)センサ出力の、垂直出力線の寄生容
量による損失が大きい。
【0029】さらに、前述した第1の従来技術では、垂
直方向の画素分離に厚い酸化膜を用いているために、こ
の厚い酸化膜と半導体との界面から発生する暗電流があ
った(第2の課題)。
【0030】また、前述した第2の従来技術では、有効
画素と遮光画素との読み出しゲインが異なるため、暗時
において出力レベルが一致しない場合があるという課題
があった(第3の課題)。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の光電変換
装置は、上記第1の課題を解決するものであって、二次
元に配列した複数の光電変換画素と、一配列方向に配さ
れた複数の光電変換画素を複数のグループに分割し、各
グループの光電変換画素ごとに設けた複数の信号出力線
と、を備えたことを特徴とする。
【0032】また、本発明の第2の光電変換装置は、上
記第2の課題を解決するものであって、第1導電型の半
導体からなる制御電極領域と該制御電極領域に接して設
けられる第2導電型の半導体からなる第1及び第2の主
電極領域とを有し、光エネルギーを受けることにより該
制御電極領域に生成されたキャリアに基づいて信号を前
記第1の主電極領域より読出す光電変換画素と、前記制
御電極領域と前記第1の主電極領域とを有するととも
に、導電性材料で遮光された遮光画素と、を備えた光電
変換装置において、前記遮光画素の主電極領域の容量を
前記光電変換画素の主電極領域の容量よりも小さくした
ことを特徴とする。
【0033】また、本発明の第3の光電変換装置は、上
記第3の課題を解決するものであって、第1導電型の半
導体からなる制御電極領域、及び該制御電極領域に接し
て設けられる第2導電型の半導体からなる第1,第2の
主電極領域を有し、光エネルギーを受けることにより該
制御電極領域に生成されたキャリアに基づいて信号を前
記第1の主電極領域より読出す光電変換画素と、第1導
電型の半導体からなる制御電極領域、及び該制御電極領
域に接して設けられる第2導電型の半導体からなる第
1,第2の主電極領域を有し、導電性材料で遮光された
遮光画素と、を備えた光電変換装置において、前記遮光
画素の第1の主電極領域の容量を前記光電変換画素の第
1の主電極領域の容量よりも小さくしたことを特徴とす
る。
【0034】なお、上記第3の発明の光電変換装置にお
いて、制御電極領域の容量をCB 、該第1の主電極領域
に接続される信号出力線と遮光層との間の容量をCOB
するとき、遮光画素の第1の主電極領域の容量Cbe´と
光電変換画素の第1の主電極領域の容量Cbeとが、前記
数1の関係になっていることが好ましい。
【0035】また、本発明の第4の光電変換装置は、上
記第3の課題を解決するものであって、第1導電型の半
導体からなる制御電極領域、及び該制御電極領域に接し
て設けられる第2導電型の半導体からなる第1,第2の
主電極領域を有し、光エネルギーを受けることにより該
制御電極領域に生成されたキャリアに基づいて信号を前
記第1の主電極領域より読出す光電変換画素と、第1導
電型の半導体からなる制御電極領域、及び該制御電極領
域に接して設けられる第2導電型の半導体からなる第
1,第2の主電極領域を有し、導電性材料で遮光された
遮光画素と、を備えた光電変換装置において、遮光画素
の制御電極領域の容量を光電変換画素の制御電極領域の
容量よりも大きくしたことを特徴とする。
【0036】
【作 用】本発明の第1の光電変換装置は、二次元的に
配列された光電変換装置において、信号出力線を1列に
配された光電変換画素群につき複数本設けることによ
り、伝送線の寄生容量を低減するようにしたものであ
る。
【0037】本発明の第2の光電変換装置は、光電変換
画素の少なくとも一配列方向の制御電極領域間に第2導
電型の半導体領域を設け、この第2導電型の半導体領域
により画素分離を行うことで、厚い酸化膜と半導体の界
面から発生する暗電流を防止するものである。
【0038】なお、上記本発明の第2の光電変換装置に
おいて、二次元に配列された制御電極領域間の格子状領
域の交差部の領域の一部又は全部に厚い絶縁膜を形成す
ることで、隣接する光電変換画素の画素分離を行うこと
ができる。
【0039】本発明第3又は第4の光電変換装置は、遮
光画素の第1の主電極領域の容量を光電変換画素の第1
の主電極領域の容量より小さくするか、又は遮光画素の
制御領域の容量を光電変換画素の制御電極領域の容量よ
り大きくすることにより、遮光画素と光電変換画素との
読み出しゲインを等しくし、暗時の出力レベル差を低減
させたものである。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0041】まず、本発明第1の光電変換装置について
説明する。 (第1実施例)図1は本発明による光電変換装置の第1
実施例を示す平面図、図2(a),(b),(c)は、
図1のY−Y′断面図、X1 −X1 ′断面図、X2 −X
2 ′断面図である。なお、図33,図34と同じ構成部
材については同一符号を付して説明を省略する。
【0042】本実施例の特徴となる部分は、図1及び図
2(a)に示すように、垂直出力線を2層構造のアルミ
配線とし(図中、2,2′はそれぞれ下層、上層の垂直
出力線を示す。以下、垂直出力線2を構成するアルミ配
線をAL1 、垂直出力線2′を構成するアルミ配線をA
2 とする。)、1列の画素エミッタを2本の垂直出力
線に、交互に接続させ、等価的に垂直出力線の寄生容量
を低減することである。
【0043】図1に示されるように、垂直出力線2,
2′(AL1 ,AL2 )を重ねてパターニングをするこ
とにより、図33,34に示した従来の光電変換装置と
同等な開口率が得られる。
【0044】垂直出力線2(AL1 )に接続される画素
については、図1及び図2(b)に示すように、コンタ
クトホール3を介してエミッタ領域1と垂直出力線2と
が接続されており、垂直出力線2′(AL2 )に接続さ
れる画素については、図1及び図2(c)に示すよう
に、スルーホール17を介してAL配線(AL1 )18
と垂直出力線2′(AL2 )とが接続され、さらにコン
タクトホール3′を介してエミッタ領域1とAL配線1
8(AL1 )とが接続されている。又、図1に示すよう
に駆動線51、容量COX61、MOSゲート電極71
(駆動線51の一部)のそれぞれのパターンは図33,
34の従来例と同様であるが、高速駆動実現のために配
線抵抗を低減すべくpolySiにW,Ti等によるシ
リサイド化が図られている。即ち、51、61、71は
それぞれシリサイド化された駆動線、容量COX、MOS
ゲート電極を示すものである。なお、本実施例では、シ
リサイド化により配線抵抗の低減化が図られているた
め、図33のごとき配線14、スルーホール15、コン
タクトホール16は設けられていない。
【0045】以下、上記光電変換装置の動作について説
明するが、基本動作については、既に図37を用いて説
明したので、ここでは本発明の特徴となる読出動作につ
いてのみ説明する。
【0046】図3は上記光電変換装置の読み出し回路の
一構成例を示す回路図である。なお、図37と同一構成
部材については同一符号を付して説明を省略する。
【0047】図3に示すように、本実施例では、垂直出
力線が一画素列に対して2本設けられているために(垂
直出力線2,2′)、垂直出力線2,2′に対応して、
二つの転送用MOSトランジスタ25、蓄積容量24,
24′、転送用MOSトランジスタ26,26′が設け
られ、水平シフトレジスタの出力端子が従来例に比して
2倍になっている。
【0048】このような読み出し回路において、垂直出
力線2,2′に接続されている二つの転送用MOSトラ
ンジスタ25を介して、蓄積容量24,24′に各画素
からの信号を転送し、まず、水平シフトレジスタの前半
の出力端子より与えられるパルスにより転送用MOSト
ランジスタ26を順次ONさせて、蓄積容量24に記憶
されている信号を水平出力線27に順次出力させる。
【0049】その次に水平帰線期間に相当するブランク
信号を作成するために水平シフトレジスタの動作を停止
する。又は、あらかじめ水平シフトレジスタ出力端子に
マージンを設け、ダミー出力を出力している期間を水平
帰線期間としてもかまわない。
【0050】その後、水平シフトレジスタの後半の出力
端子より与えられるパルスにより転送用MOSトランジ
スタ26′を順次ONさせて、蓄積容量24′に記憶さ
れている信号を水平出力線27に順次出力させる。つま
り、2行分のデータが出力端子38に読み出され、シフ
トレジスタの一周期は完了することになる。
【0051】この様な構成をとることにより、画素部の
開口面積を低下すること無しに垂直出力線寄生容量を低
減することができ、S/N比を向上させることができ
る。
【0052】なお、本実施例では水平シフトレジスタか
らの配線が複雑になるが、図41のような構成とすれば
配線を簡易化することができる。
【0053】図41においては、シフトレジスタからの
出力線に対して、φE ,φO (イーブン,オッドフィー
ルドの選択クロック)との論理積をとり、その出力をス
イッチ26,26′のゲートに印加する。 (第2実施例)図4は図1の光電変換装置の読み出し回
路の他の構成例を示す回路図である。なお、図3と同一
構成部材については同一符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施例の特徴となる部分は、一つの蓄積
容量24につき、MOSスイッチ25,25´を介して
二本の垂直出力線2、2′を接続しており、蓄積容量2
4へ信号を蓄積する直前でMOSスイッチ25,25´
によりいずれか1方の垂直出力線を選択する構成とした
ことである。このMOSスイッチ25,25´の切替信
号は、図5に示す様に、ノンインタレースであれば1H
周期(図5(a))、インタレースであれば1フィール
ド周期(図5(b))に切替える様なタイミングとなっ
ている。
【0055】この様な方式をとることにより、第1実施
例と比べて、シフトレジスタの回路規模、蓄積容量24
の数の半減化が図れ、容量バラツキ等の低減効果が備わ
り、且つ第1実施例の性能を保つことができる。 (第3実施例)図6は本発明による光電変換装置の第3
実施例を示す平面図である。
【0056】本実施例の特徴となる部分は、図6の様
に、垂直出力線2に接続する画素周辺(上,下,左,
右)には、全て垂直出力線2′に接続した画素が配置さ
れる点である。
【0057】回路の構成方法は、第1実施例及び、第2
実施例と同様な構成でかまわない。ここでは第1実施例
と同様な回路構成図として図7を示し、回路動作は既に
図3を用いて説明したので、ここでは具体的な説明を省
くものとする。
【0058】この様に垂直出力線を2,2′と並列化し
たことにより1出力線に接続される画素数が従来の1/
2になり、従来、垂直出力線に欠陥があった場合、線状
の画素欠陥となっていたが、本発明によると、1画素お
きの線状欠陥となり、画質に与える影響は軽減される。 (第4実施例)図8は本発明による光電変換装置の第4
実施例を示す平面図であり、図9は図8のX−X′断面
図である。
【0059】本実施例の特徴となる部分は、駆動線5、
容量COX6、MOSゲート電極7(駆動線5の一部)に
polySiを用い、更に駆動線5上に垂直出力線2
(AL1 )と接続しない範囲で配線52(AL1 )を配
置し、該配線52と駆動線5とをコンタクトホール3
1′を介して2箇所以上の接続をとった点である。回路
構成は第1実施例又は第2実施例と同様なので説明は省
略する。又、画素配置についても同様なので説明を省略
する。
【0060】この様な構成をとることにより、シリサイ
ド化によらなくても駆動線の配線抵抗は低減され、シリ
サイド化による駆動線5のストレスによるリーク電流を
防止することができる。 (第5実施例)図10は本発明による光電変換装置の第
5実施例を示す平面図であり、図11は図10のX2
2 ′断面図である。
【0061】本実施例の特徴となる部分は、コンタクト
ホール3と、スルーホール17を別の場所に配置した点
である。19はエミッタ領域1から垂直出力線2´(A
2)への接続に使うコンタクトホール3、スルーホー
ル17の中間層であるAL配線(AL1 )である。この
様な構成により、コンタクトホールの直上にスルーホー
ルを設けた場合に比べ、低抵抗で、しかも均一なスルー
ホールを形成することができる。 (第6実施例)図12は本発明による光電変換装置の第
6実施例を示す平面図である。
【0062】本実施例の特徴となる部分は、同図の様に
垂直出力線2´(AL2 )で接続される画素についての
エミッタ領域1からの配線の配置であり、垂直出力線2
´と接続する引出線21´(垂直出力線2´と同層のア
ルミ配線AL2 で構成される)を垂直出力線2´と平行
に引き出し、駆動線51上の部分にて接続させる。
【0063】この様な画素を構成することにより、エミ
ッタ領域1から引出線21´への接続に使うコンタクト
ホール3、スルーホール17の中間層であるAL配線1
9と、垂直出力線2とのマージンを緩和することがで
き、第5実施例と同様の効果が得られる。 (第7実施例)図13は本発明による光電変換装置の第
7実施例の読出回路図である。
【0064】本実施例の特徴となる部分は、垂直出力線
2、及び垂直出力線2´に接続している読出回路系をそ
れぞれ独自に構成する点である。
【0065】即ち、垂直出力線2については転送用のM
OSトランジスタ25、蓄積容量24、転送用のMOS
トランジスタ26、水平出力線27、MOSトランジス
タ28、プリアンプ29、出力端子38が設けられ、垂
直出力線2′については転送用のMOSトランジスタ2
5、蓄積容量24′、転送用のMOSトランジスタ2
6、水平出力線27′、MOSトランジスタ28′、プ
リアンプ29′、出力端子38′が設けられる。
【0066】水平出力線27,27´へ信号を出力する
タイミングは水平シフトレジスタにより、両系統同時に
行なわれる。
【0067】この様な構成によりS/N比向上を図り、
且つセンサの2行のデータを一括で出力することができ
る。もちろんこの回路構成は、前述した各実施例の画素
構成全てに適用できる。 (第8実施例)図14(a)は本発明による光電変換装
置の第8実施例を示す部分平面図であり、図14(b)
はそのY−Y′断面図である。
【0068】本実施例の特徴となる部分は、駆動線5上
にAL配線53を重ねて、駆動線の抵抗を低下させ、
又、垂直出力線2については、交差地点(垂直出力線と
駆動線の交差地点)でpolySi2″にスルーホール
を介してコンタクトさせた点である。
【0069】この様な構成をとることにより、シリサイ
ド化によるストレスのための駆動線リーク無しに、AL
1 、AL2 の2線で垂直出力線2,2′が構成できる。
尚本発明はMOS型センサにも適用できることはいうま
でもない。次に、本発明の第2の光電変換装置について
説明する。
【0070】なお、光電変換装置の構成及び動作は既に
図33〜図37を用いて説明したので、以下の実施例で
は本発明に係る構造部分の特徴についてのみ説明する。 (第1実施例)図15は本発明第2の光電変換装置の第
1実施例のセル構造を示す平面図である。ただし本実施
例でのセル構造については本発明の特徴となる部分につ
いてのみ述べ、また図35,図36の従来例と同じ構成
部材については同一符号を付する。
【0071】本実施例の特徴となる部分は、図15に示
すようにAL2 配線14の下はn+層16を設けること
で、垂直方向の画素分離を実現し、厚い酸化膜8はセル
の四角部分(二次元に配列されたベース領域(制御電極
領域)間の格子状領域の交差部であり、その上にそれぞ
れ垂直出力線2,駆動線14が配されているため、垂直
出力線2と駆動線14との交差部でもある)にのみ配置
する点である。図16(a),(b)は図15のX−
X′,Y−Y′線断面構造図である。図15、図16
(a),(b)に示されるように、ポリシリコン5及び
AL2 配線14の下にはn+ 層16′が設けられてお
り、垂直方向の画素分離が実現される。またポリシリコ
ン5は一方の画素側へn+ 層16′より出ており、ベー
ス領域4との間で、容量COX6を形成している。
【0072】この様な構成をとることにより、垂直方向
の画素分離を実現し、また厚い酸化膜と半導体との界面
の面積を小さくすることにより、そこから発生する暗電
流の低減が図れる。 (第2実施例)図17は本発明第2の光電変換装置の第
2実施例のセル構造を示す平面図である。本実施例の特
徴となる部分は、厚い酸化膜8をPMOSゲート電極7
のエッジ7a下の付近8aから水平駆動線AL2 14の
中程に配置した点である。これにより厚い酸化膜と半導
体との界面面積を小さくし暗電流の発生を低減すること
ができる。 (第3実施例)図18は本発明第2の光電変換装置の第
3実施例のセル構造を示す平面図である。本実施例の特
徴となる部分は、画素分離にn+ 層16′を用いて、厚
い酸化膜を用いない点である。これにより厚い酸化膜と
半導体との界面から発生する暗電流を完全に無くすこと
ができる。なお、本実施例では、n+ 層16′を垂直出
力線2とポリシリコン5との交差領域を超えて広くとっ
ており、PMOSゲート電極7aのエッジ下付近16′
aまで設けている。 (第4実施例)図19は本発明第2の光電変換装置の第
4実施例のセル構造を示す平面図である。図20
(a),(b)は図19のX−X′,Y−Y′線断面構
造図である。
【0073】本実施例の特徴となる部分は、図15〜図
18の実施例1〜3で用いているポリシリコンをシリサ
イド17′に変え、同時に水平駆動線であるAL2 配線
14を設けないという点と、垂直方向の画素分離はシリ
サイド17′の下にn+ 層16′を設けることにより実
現し、厚い酸化膜8は各々の画素の四角にのみ配置した
という点である。
【0074】シリサイド17′は一方画素側へn+ 層1
6′より出ており、ベース領域4との間で、容量COX
を形成している。
【0075】このような構成により、プロセス工程の簡
略と、良品歩留りの向上が図れ、厚い酸化膜と半導体と
の界面から発生する暗電流の低減ができる。 (第5実施例)図21は本発明第2の光電変換装置の第
5実施例のセル構造を示す平面図である。本実施例の特
徴となる部分は、ポリシリコン5をシリサイド17′に
置き換え、AL2 配線14を設けないという点と、垂直
方向の画素分離をn+ 層16′で実現し、厚い酸化膜8
はPMOSゲートのエッジ7a下付近8aからシリサイ
ド17′中程に配置した点である。
【0076】このような構成により、プロセス工程の簡
略と、良品歩留りの向上が図れ、厚い酸化膜と半導体と
の界面から発生する暗電流の低減ができる。 (第6実施例)図22は本発明第2の光電変換装置の第
6実施例のセル構造を示す平面図である。本実施例の特
徴となる部分は、ポリシリコン5をシリサイド17′に
置き換え、AL2 配線14を設けないという点と、垂直
方向の画素分離をn+ 層16′で実現し、厚い酸化膜を
設けないという点である。なお、本実施例では、n+
16′を垂直出力線2とシリサイド17′との交差領域
を超えて広くとっており、PMOSゲート電極のエッジ
7aを超えた位置16′aまで設けている。
【0077】このような構成により、プロセス工程の簡
略と、良品歩留りの向上が図れ、さらに厚い酸化膜と半
導体との界面から発生する暗電流を完全に無くすことが
できる。 (第7実施例)図23は本発明第2の光電変換装置の第
7実施例のセル構造を示す平面図である。図24
(a),(b)は図23のX−X′,Y−Y′線断面構
造図である。
【0078】本実施例の特徴となる部分は、 厚い酸
化膜8をPMOSゲート7のエッジ7a下付近8aから
水平駆動線シリサイド17の中程に形成した点と、
ベース領域4′を水平駆動線および垂直出力線からある
距離をもって形成し、ベース領域4′と水平駆動線、垂
直出力線との間には濃いp+ 層19を浅く形成した点で
ある。
【0079】上記の構成により厚い酸化膜と半導体と
の界面から発生する暗電流を低減し、上記の構成によ
りベース領域のp層4′と、画素分離用のn+ 層16′
との間の接合容量が小さくなり感度を向上させることが
できる。 (第8実施例)図25は本発明第2の光電変換装置の第
8実施例のセル構造を示す平面図である。
【0080】本実施例の特徴となる部分は、 ポリシ
リコン5をシリサイド17′に置き換え、AL2 配線1
4を設けないという点と、 厚い酸化膜を全く設け
ず、垂直方向の画素分離はn+ 層16′で実現した(な
お、本実施例では、n+ 層16′を垂直出力線2とシリ
サイド17′との交差領域を超えて広くとっており、P
MOSゲート電極のエッジ7aを超えた位置16′aま
で設けている。)点と、 ベース領域4′を水平駆動
線および垂直出力線からある距離をもって形成し、ベー
ス領域4′と水平駆動線、垂直出力線との間には濃いp
+ 層19を浅く形成した点である。
【0081】上記の構成により厚い酸化膜と半導体と
の界面から発生する暗電流を低減し、上記の構成によ
りベース領域のp層4′と、画素分離用のn+ 層16′
との間の接合容量が小さくなり感度を向上させることが
できる。
【0082】次に、本発明の第3の光電変換装置につい
て説明する。 (第1実施例)図26は本発明の第3の光電変換装置の
第1実施例の平面図であり、図27は図26のX−X′
線断面図である。なお図38及び図39の構成部材と同
一構成部材については同一符号を付する。
【0083】図26,図27において、101はベース
であるp型領域、102はエミッタであるn+ 型領域、
103はコレクタであるn+ エピタキシャル層、104
はSi基板、105はエミッタ出力線であるAL配線、
106は垂直出力線であるAL配線、107はp−MO
SトランジスタのゲートであるポリSi電極、108は
ゲート酸化膜であるSiO2 層、109は層間絶縁膜、
110は表面保護膜、111は素子分離領域、112は
OX容量、113は遮光層、114は遮光画素のエミッ
タである。
【0084】光電変換画素たる有効画素のエミッタ容量
をCbe、遮光画素のエミッタ容量Cbe´とすると、それ
ぞれの垂直線容量CV ,CV ´は
【0085】
【数5】
【0086】
【数6】 となる、ここでCbcはベースコレクタ容量、COXはMO
S容量、CD は配線容量、COBは遮光層とエミッタ出力
線との間の容量、nは垂直画素数である。
【0087】ここで遮光画素のCbe´を
【0088】
【数7】 と設計すればCV =CV ´となり、遮光画素と有効画素
との垂直線容量は一定となる。
【0089】この時、画素の読み出しゲインは、
【0090】
【数8】 となり、どの画素でも一定になることがわかる。
【0091】ここでCT はエミッタ負荷容量、hFEはバ
イポーラトランジスタの電流増幅率である。
【0092】本実施例の場合、エミッタサイズを変換す
ることで、遮光画素のエミッタ容量を低減している。数
7を満たす設計値により、遮光画素と有効画素との暗時
出力レベル差を無くすことができた。 (第2実施例)図28は本発明の第3の光電変換装置の
第2実施例の平面図である。
【0093】第1実施例において、エミッタは有効画
素、遮光画素とも四角形状をしているが、本実施例の場
合、遮光画素のエミッタの四隅を切り、八角形状にする
ことにより、遮光画素エミッタ容量Cbe´を小さくして
いる。本実施例においても、数7の関係を満たすような
条件で、有効画素と遮光画素の出力レベル差を無くすこ
とができる。 (第3実施例)図29は本発明の第3の光電変換装置の
第3実施例の平面図である。
【0094】本実施例の場合、遮光画素のエミッタを円
形にすることにより、エミッタ容量を減らしている。
【0095】本実施例においても、数7の関係を満たす
ような条件で、有効画素と遮光画素との出力レベル差を
無くすことができる。
【0096】又、円形ではなく、20角形等の円形に近
い多角形にすれば、同様の効果がある。 (第4実施例)図30は本発明の第3の光電変換装置の
第4実施例の平面図であり、図31はそのX−X′線断
面図である。図30,図31において、117は、p型
不純物層である。有効画素エミッタ周辺の表面濃度を遮
光画素のエミッタ周辺の表面濃度より濃くすることによ
り、有効画素のエミッタ容量を遮光画素のエミッタ容量
より大きくすることができる。
【0097】本実施例の場合、p型表面不純物層117
の濃度を調節することで、エミッタ形状を変えずに数7
の関係を満たすことができる。
【0098】次に、本発明の第4の光電変換装置につい
て説明する。
【0099】図32は本発明の第4の光電変換装置の一
実施例の平面図である。
【0100】図32において、116は遮光画素のMO
S容量COX´である。
【0101】本実施例においては、遮光画素のCOX´が
有効画素のCOXより大きくなっているのが特徴である。
【0102】数8,数5,数6式より読み出しゲインG
S が等しくなる条件は、以下となる。
【0103】
【数9】 ここで、CB =Cbc+COXである。つまり、COXではな
くCbcを変えても同様の効果を得ることができる。
【0104】本実施例では、ベース容量を変えることに
より、読み出しゲインを等しくし、遮光画素と有効画素
の暗時出力レベル差を無くした。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明第1
の光電変換装置によれば、センサのショットノイズ等の
ランダム性ノイズの低減化及び信号成分の損失の減少が
図れ、S/Nを向上させることができる。
【0106】また、本発明第2の光電変換装置によれ
ば、厚い酸化膜と半導体との界面から発生する暗電流を
低減することができる。
【0107】また、本発明第3又は第4の光電変換装置
によれば、遮光画素のエミッタ容量あるいはベース容量
を光電変換画素(有効画素)の容量と異らせることによ
り、遮光画素と光電変換画素の暗時出力レベル差を低減
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の光電変換装置の第1実施例を示
す平面図である。
【図2】図1のY−Y′断面図、X1 −X1 ′断面図、
2 −X2 ′断面図である。
【図3】図1の光電変換装置の読み出し回路の一構成例
を示す回路図である。
【図4】図1の光電変換装置の読み出し回路の他の構成
例を示す回路図である。
【図5】図4の光電変換装置の切替えのタイミングを示
す図である。
【図6】本発明の第1の光電変換装置の第3実施例を示
す平面図である。
【図7】図6の光電変換装置の読み出し回路の一構成例
を示す回路図である。
【図8】本発明の第1の光電変換装置の第4実施例を示
す平面図である。
【図9】図8のX−X′断面図である。
【図10】本発明の第1の光電変換装置の第5実施例を
示す平面図である。
【図11】図10のX2 −X2 ′断面図である。
【図12】本発明の第1の光電変換装置の第6実施例を
示す平面図である。
【図13】本発明の第1の光電変換装置の第7実施例の
読出回路図である。
【図14】本発明の第1の光電変換装置の第8実施例を
示す部分平面図、及びそのY−Y′断面図である。
【図15】本発明第2の光電変換装置の第1実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図16】図15のX−X′線,Y−Y′線断面構造図
である。
【図17】本発明第2の光電変換装置の第2実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図18】本発明第2の光電変換装置の第3実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図19】本発明第2の光電変換装置の第4実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図20】図19のX−X′線,Y−Y′線断面構造図
である。
【図21】本発明第2の光電変換装置の第5実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図22】本発明第2の光電変換装置の第6実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図23】本発明第2の光電変換装置の第7実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図24】図23のX−X′線,Y−Y′線断面構造図
である。
【図25】本発明第2の光電変換装置の第8実施例のセ
ル構造を示す平面図である。
【図26】本発明の第3の光電変換装置の第1実施例の
平面図である。
【図27】図26のX−X′線断面図である。
【図28】本発明の第3の光電変換装置の第2実施例の
平面図である。
【図29】本発明の第3の光電変換装置の第3実施例の
平面図である。
【図30】本発明の第3の光電変換装置の第4実施例の
平面図である。
【図31】図30のX−X′線断面図である。
【図32】本発明の第4の光電変換装置の一実施例の平
面図である。
【図33】従来のバイポーラ型センサの画素(8画素)
の一構成例を示す平面図である。
【図34】図33をX−X′線で切った時の断面図、及
びY−Y′線で切った時の断面図である。
【図35】従来のバイポーラ型センサの画素(1画素)
の他の構成例を示す平面図である。
【図36】図35をX−X′線で切った時の断面図、及
びY−Y′線で切った時の断面図である。
【図37】図33又は図35の画素を2次元に並べて構
成したエリアセンサの等価回路図である。
【図38】従来のバイポーラ型センサの画素領域の平面
図である。
【図39】図38の断面図である。
【図40】上記バイポーラ型センサの画素及びその読み
出し回路系を表わす回路図である。
【図41】図1の光電変換装置の読み出し回路の他の構
成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 エミッタ領域 2,2′ 垂直出力線 3 コンタクトホール 4,4′ ベース領域 5 polySi水平駆動線 6 polySi COX 7 polySi MOSゲート電極(駆動線5の一部
分) 8 厚い酸化膜 9 薄い酸化膜 10 不純物濃度の濃いn+ 層 11 不純物濃度の薄いn層 12 コレクタ領域 13 層間絶縁膜 14 アルミ配線 15 スルーホール 16 コンタクトホール 16′ 濃いn+ 層 17 スルーホール 17′ シリサイド 18 AL配線(AL1) 18′ AL1 配線 19 AL配線(AL1) 19′ 濃いp+ 層 21 画素(バイポーラ型センサ) 21´ 引出線 23 リセット用MOSトランジスタ 24,24′ 蓄積容量 25,25´ 転送用MOSトランジスタ 26,26′ 転送用MOSトランジスタ 28,28′ リセット用MOSトランジスタ 27,27′ 水平出力線 29,29′ プリアンプ 30 水平駆動線 31 バッファ用MOSトランジスタ 31′ コンタクトホール 32 エミッタフォロワ回路 33 PMOSトランジスタ 34〜37 入力端子 38,38′ 出力端子 51 ポリサイド水平駆動線 52 アルミ配線(AL1) 61 ポリサイド COX 71 ポリサイド MOSゲート電極 101 p型ベース領域 102 n+ 型エミッタ領域 103 n- エピタキシャル層 104 Si基板 105 エミッタ出力線 106 垂直出力線 107 ポリSiゲート電極 108 ゲート酸化膜 109 層間絶縁膜 110 表面保護膜 111 素子分離領域 112 COX容量 113 遮光層 114 遮光画素エミッタ 116 遮光画素COX 117 p型不純物層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 勇武 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮脇 守 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元に配列した複数の光電変換画素
    と、一配列方向に配された複数の光電変換画素を複数の
    グループに分割し、各グループの光電変換画素ごとに設
    けた複数の信号出力線と、を備えたことを特徴とする光
    電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の信号出力線は絶縁層を介した
    積層構造となっていることを特徴とする請求項1記載の
    光電変換装置。
  3. 【請求項3】 半導体基体に、第1導電型の半導体から
    なる制御電極領域と、この制御電極領域に接して設けら
    れる第2導電型の半導体からなる第1及び第2の主電極
    領域とを有し、光エネルギーを受けることにより該制御
    電極領域に生成されたキャリアに基づいて信号を前記第
    1の主電極領域より読出す光電変換画素が、二次元に配
    された光電変換装置において、 前記光電変換画素の少なくとも一配列方向の制御電極領
    域間に第2導電型の半導体領域を設け、この第2導電型
    の半導体領域により画素分離を行うことを特徴とする光
    電変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光電変換装置において、
    二次元に配列された制御電極領域間の格子状領域の交差
    部の領域の一部又は全部に厚い絶縁膜を形成したことを
    特徴とする光電変換装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体からなる制御電極領
    域、及び該制御電極領域に接して設けられる第2導電型
    の半導体からなる第1,第2の主電極領域を有し、光エ
    ネルギーを受けることにより該制御電極領域に生成され
    たキャリアに基づいて信号を前記第1の主電極領域より
    読出す光電変換画素と、 第1導電型の半導体からなる制御電極領域、及び該制御
    電極領域に接して設けられる第2導電型の半導体からな
    る第1,第2の主電極領域を有し、導電性材料で遮光さ
    れた遮光画素と、 を備えた光電変換装置において、 前記遮光画素の第1の主電極領域の容量を前記光電変換
    画素の第1の主電極領域の容量よりも小さくしたことを
    特徴とする光電変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光電変換装置において、
    制御電極領域の容量をCB 、該第1の主電極領域に接続
    される信号出力線と遮光層との間の容量をCOBとすると
    き、遮光画素の第1の主電極領域の容量Cbe´と光電変
    換画素の第1の主電極領域の容量Cbeとが、 【数1】 の関係になっていることを特徴とする光電変換装置。
  7. 【請求項7】 第1導電型の半導体からなる制御電極領
    域、及び該制御電極領域に接して設けられる第2導電型
    の半導体からなる第1,第2の主電極領域を有し、光エ
    ネルギーを受けることにより該制御電極領域に生成され
    たキャリアに基づいて信号を前記第1の主電極領域より
    読出す光電変換画素と、 第1導電型の半導体からなる制御電極領域、及び該制御
    電極領域に接して設けられる第2導電型の半導体からな
    る第1,第2の主電極領域を有し、導電性材料で遮光さ
    れた遮光画素と、 を備えた光電変換装置において、 遮光画素の制御電極領域の容量を光電変換画素の制御電
    極領域の容量よりも大きくしたことを特徴とする光電変
    換装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0964451A2 (en) * 1998-06-02 1999-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Photosensor and radiation detection system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0964451A2 (en) * 1998-06-02 1999-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Photosensor and radiation detection system
EP0964451A3 (en) * 1998-06-02 2000-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Photosensor and radiation detection system
US6353228B1 (en) 1998-06-02 2002-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Photosensor, and radiation detection apparatus and system

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