JPH068588B2 - 開閉体を軌条に係合させる支持体の構造 - Google Patents

開閉体を軌条に係合させる支持体の構造

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JPH068588B2
JPH068588B2 JP15582588A JP15582588A JPH068588B2 JP H068588 B2 JPH068588 B2 JP H068588B2 JP 15582588 A JP15582588 A JP 15582588A JP 15582588 A JP15582588 A JP 15582588A JP H068588 B2 JPH068588 B2 JP H068588B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、雨戸あるいは間仕切体などの開閉体の上辺
あるいは上下両辺に固着し、敷設した軌条に係合させる
支持体の構造に関するものである。
〔従来的背景〕
閉鎖しようとする直状区間全長距離を所望する数に等分
割した寸法を幅寸法とする開閉単体の複数を直状の前記
閉鎖区間において、各々を連結して縦列し、これを開放
する際には、前記閉鎖区間の端部に閉鎖区間の直線方向
に対し直角方向に設けた収納部に各開閉単体を並列収納
できるようにするとともに、直状の閉鎖区間ならびに該
区間に直交する方向の収納部からの開閉体の引き出し操
作あるいは閉鎖区間から収納部への収納操作において、
その複数の開閉体中、いずれかの開閉体に開,閉の運動
を付勢すれば、その連結形態が縦列から並列へ、または
並列から縦列へとすべての開閉体が同時に一体となって
運動所望の閉鎖,開放ならびに収納部との出入の操作を
伝達できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
上記した形態の開閉体の単体のそれぞれを連結したまま
直状の閉鎖区間の縦列走行ならびにその端部に設けた収
納部への並列走行など中間で走行形態を変換させるため
に、それら単体各々の連結手段を基本とし、それより派
生する欠かんなど様ざまな困難を克服し、技術を改良
し、特許出願公開昭55−61683号、実用新案出願公開
55−70587号、同60−17048号などによって基本的目
的を同一にしながらその目的を達成しようとする技術が
開発されている。そして、技術的思想の基本が完成した
と思見られる発明が特許出願公開63−584号である
が、これを実施する際には改良するところもあり、それ
が特許出願公開63−118478号である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、この発明の出願人と同一出願人が出願した
前記従来の技術の項に記載した特許出願公開63−1184
78号の技術によって、現在において、目的を達成させる
ための基本的な技術的思想が達成されたものとするとこ
ろであるが、これを実施する技術とする場合に改良すべ
き点がある。例えば、走行円滑の点、耐久強度の点、製
作上の作業性、装着上の美観などが掲げられる。この発
明は前記した特開昭63−118478号の技術的思想を基本
とした改良技術を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、設定長さの長辺を有する細長型で、平面視
略平行四辺形の基体において、鈍角を介して連なる斜辺
と長辺との2辺に前記の鈍角部で連なる係止部摺動溝と
係合溝とを縁枠をもって開溝し、係合溝を形成する縁枠
を基体の高さよりも低い係合縁とし、また、前記の係止
部摺動溝を形成する縁枠の誘導縁を前記の係合縁より更
に低くして形成し、この係止部摺動溝の鋭角部における
端部を基体の高さと同高さの終端縁をもって閉鎖形成
し、また更に、前記係合縁を設けた辺と平行する辺に、
前記係止部摺動溝の溝縁を終端とし、かつ、前記係合縁
が係合できる幅寸法の下向係合溝を基体の高さより低
く、かつ、前記の係合溝に係合できる幅寸法の下向係合
縁により形成するとともに、この下向係合縁の高さより
も高く、かつ、基体よりも低い係合部を下向係合縁の始
端に形成し、更に、基体の上板上に軌条に係合できるラ
ンナーを、下面には仕切体を装着できるようにして成る
ものである。
また、設定長さの長辺を有する細長型で、一端を斜状形
成した基体であって、鈍角を介して連なる長辺と斜辺と
の2辺に前記の鈍角部で連なる係止部摺動溝と係合溝と
を縁枠をもって開溝し、係合溝を形成する縁枠を基体の
高さよりも低い係合縁とし、また、前記の係止部摺動溝
を形成する縁枠の誘導縁を前記の係合縁より更に低くし
て形成し、この係止部摺動溝の鋭角部における端部を基
体の高さと同高さの終端縁をもって閉鎖形成し、複数の
支持体を連結する支持体群の一方端として成るものであ
る。
更に、設定長さの長辺を有する細長型で、一端を斜状形
成した基体であって、鈍角部に近い斜状立面に端を開溝
する下向係合溝を前記鈍角に連なる長辺に平行して係合
縁が係合できる下向係合溝を基本の高さ寸法より小寸法
を高さ寸法とする下向係合縁によって形成するととも
に、この下向係合縁の高さより高く、かつ、基体の高さ
より低い係止部を該下向係合縁の始端に連ねて形成し、
複数の支持体を連結する支持体群の他方端として成るも
のである。
〔作 用〕
この発明の支持体は複数体からなり、これを縦列させた
場合に、前・後端の支持体を除いて、それぞれが前・後
の支持体の各々が相互に連結できるように収納部におい
ては、その各々の支持体を並列させ、支持体単体に設け
た係合縁・係合溝、そして他側の下向係合溝・下向係合
縁とによってあたかも巴形を形成するが如く連結して、
並列状態をもって、各々に設けたランナーが、設置され
た軌条に係合し、連結して一群形成体がそのまま横動で
きるようにするとともに、これが開閉区間の直状部に入
り、横動から縦動にその走行形態が変更された際に、次
位の支持体における下向係合部が前位の係合溝内をその
溝の長手方向の摺動運動に移行する。そのとき、下向係
合溝の底面は、斜状形成された低い誘導縁を乗り越える
状態をもって前位支持体と、次位支持体とは、その平行
を維持したまま前位体のみ開閉区間を進行する。このと
き、次位の下向係合縁の終端に形成された係止部は、そ
の形成高さ関係により前位体の誘導縁を乗り越えること
ができず、該誘導縁に導びかれて係止摺動溝内を斜状進
行の形態となり、その移動運動は設置された軌条構成に
従い、収納部より開閉区間の直状起端位置に入り、前記
係止部が前位体の係止部摺動溝終端における終端縁に係
合すると、前位の支持体に引かれて縦列形態に変換さ
れ、支持体の長手方向への走行へと切り変るものであ
る。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図面とともに説明すれば直状の
開閉区間(A)の一端部に該開閉区間(A)と直交する方向
に収納部(B)を設け、開閉区間(A)の距離を所望の数で
等分割した寸法が支持体(I)の長手方向の長さ寸法に
し、その寸法以内の距離を間隙幅とする2条の軌条(C)
を収納部(B)内に敷設するとともに、これを開閉区間
(A)の直状部に曲折部を介して接続し、支持体(I)の平
面部に前記収納部(B)内の軌条(C)の敷設幅と同間隔を
もってランナー(16)を装着するとともに該ランナー(16)
の装着面と反対の面に仕切体(D)を装着できるようにす
るものである。
上記のようにした軌条(C)に係合するランナー(16)を平
面部に装着する支持体(I)は、前記のように開閉区間
(A)の直状部全長距離を所望する数に等分割した寸法の
長辺を有する細長型で、平面視略平行四辺形の基体(1)
において、鈍角を介して連なる斜辺と長辺との2辺に前
記の鈍角部で連なる係止部摺動溝(3)と係合溝(6)とを縁
枠をもって開溝し、係合溝(6)を形成する縁枠を基体(1)
の高さよりも低い係合縁(5)とし、また、前記の係止部
摺動溝(3)を形成する縁枠の誘導縁(2)を前記の係合縁
(5)より更に低くして形成し、この係止部摺動溝(3)の鋭
角部における端部を基体(1)の高さと同高さの終端縁(4)
をもって閉鎖形成し、また更に、前記係合縁(5)を設け
た辺と平行する辺に、前記係止部摺動溝(3)の溝縁を終
端とし、かつ、前記係合縁(5)が係合できる幅寸法の下
向係合溝(8)を基体(1)の高さより低く、かつ、前記の係
合溝(6)に係合できる幅寸法の下向係合縁(9)により形成
するとともに、この下向係合縁(9)の高さよりも高く、
かつ、基体(1)よりも低い係合部(11)を下向係合縁(9)の
始端に形成し、更に、基体(1)の上板(10)上に軌条(C)
に係合できるランナー(16)を、下面には仕切体(D)を装
着できるようにして成るものである。
このように形成した支持体(I)は連結しようとする前後
方向に隣接する維持体(I)とに接続できるように構成し
たものであるが、1組の支持体(I)は複数をもって形成
されその最前位と最後位との両支持体(I)は一端部のみ
の連結手段を必要とせず、従って端部の支持体(I)にお
いては不必要の接続連結手段を構成しないこともある。
即ち、最後位の支持体(I)(第2図最上段右端の支持体
(I))は、設定長さの長辺を有する細長型で、一端を斜
状形成した基体(1)であって、鈍角を介して連なる長辺
と斜辺との2辺の前記の鈍角部で連なる係止部摺動溝
(3)と係合溝(6)とを縁枠をもって開溝し、係合溝(6)を
形成する縁枠を基体(1)の高さよりも低い係合縁(5)と
し、また、前記の係止部摺動溝(3)を形成する縁枠の誘
導縁(2)を前記の係合縁(5)より更に低くして形成し、こ
の係止部摺動溝(3)の鋭角部における端部を基体(1)の高
さと同高さの終端縁(4)をもって閉鎖形成し、複数の支
持体を連結する支持体群の一方端とするものであり、ま
た、最先端の支持体(I)は、(第2図最下段の支持体
(I))設定長さの長辺を有する細長型で、一端を斜状形
成した基体(1)であって、鈍角部に近い斜状立面に端を
開溝する下向係合溝(8)を前記鈍角に連なる長辺に平行
して係合縁(5)が係合できる下向係合溝(8)を基体(1)の
高さ寸法より小寸法を高さ寸法とする下向係合縁(9)に
よって形成するとともに、この下向係合縁(9)の高さよ
り高く、かつ、基体(1)の高さより低い係止部(11)を該
下向係合縁(9)の始端に連ねて形成し、複数の支持体
(I)を連結する支持体群の他方端とするものである。
なお、図中符号(12)は、支持体(I)の上板(10)の一端に
張り出した斜状舌片である。ある。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明は支持体(I)単体を単一素材をも
って形成され、他質の部材の添加構成がないのでその製
造上の作業性に富むと同時に支持体(I)の幅形成におい
てその外方に大きく突出形成する部材構成がないので走
行中に衝突現象の発生原因がないので故障事故がない。
また、前・後両端部に位置する支持体(I)に対し不必要
な構成を除去したことによって作業性の向上を得ること
ができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は開閉体を設置する状況を説明するための平
面図、第2図は支持体の設置状況の説明をする平面図、
第3図は第2図x−x線断面図、第4図は第2図y−y
線断面図、第5図は中間支持体の正面図、第6図は中間
支持体の背面図である。 (1)…基体、(2)…誘導縁、(3)…係止部摺動溝、(4)
…終端縁、(5)…係合縁、(6)…係合溝、(8)…下向係
合溝、(9)…下向係合縁、(10)…上板、(11)…係止部、
(12)…斜状舌片、(16)…ランナー、(I)…支持体、(A)
…開閉区間、(B)…収納部、(C)…軌条、(D)…仕切
体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定長さの長辺を有する細長型で、平面視
    略平行四辺形の基体(1)において、鈍角を介して連なる
    斜辺と長辺との2辺に前記の鈍角部で連なる係止部摺動
    溝(3)と係合溝(6)とを縁枠をもって開溝し、係合溝(6)
    を形成する縁枠を基体(1)の高さよりも低い係合縁(5)と
    し、また、前記の係止部摺動溝(3)を形成する縁枠の誘
    導縁(2)を前記の係合縁(5)より更に低くして形成し、こ
    の係止部摺動溝(3)の鋭角部における端部を基体(1)の高
    さと同高さの終端縁(4)をもって閉鎖形成し、また更
    に、前記係合縁(5)を設けた辺と平行する辺に、前記係
    止部摺動溝(3)の溝縁を終端とし、かつ、前記係合縁(5)
    が係合できる幅寸法の下向係合溝(8)を基体(1)の高さよ
    り低く、かつ、前記の係合溝(6)に係合できる幅寸法の
    下向係合縁(9)により形成するとともに、この下向係合
    縁(9)の高さよりも高く、かつ、基体(1)よりも低い係止
    部(11)を下向係合縁(9)の始端に形成し、更に、基体(1)
    の上板(10)上に軌条(C)に係合できるランナー(16)を、
    下面には仕切体(D)を装着できるようにして成ることを
    特徴とする開閉体を軌条に係合させる支持体の構造。
  2. 【請求項2】設定長さの長辺を有する細長型で、一端を
    斜状形成した基体(1)であって、鈍角を介して連なる長
    辺と斜辺との2辺の前記の鈍角部で連なる係止部摺動溝
    (3)と係合溝(6)とを縁枠をもって開溝し、係合溝(6)を
    形成する縁枠を基体(1)の高さよりも低い係合縁(5)と
    し、また、前記の係止部摺動溝(3)を形成する縁枠の誘
    導縁(2)を前記の係合縁(5)より更に低くして形成し、こ
    の係止部摺動溝(3)の鋭角部における端部を基体(1)の高
    さと同高さの終端縁(4)をもって閉鎖形成し、複数の支
    持体を連結する支持体群の一方端とすることを特徴とす
    る請求項1記載の開閉体を軌条に係合させる支持体の構
    造。
  3. 【請求項3】設定長さの長辺を有する細長型で、一端を
    斜状形成した基体(1)であって、鈍角部に近い斜状立面
    に端を開溝する下向係合溝(8)を前記鈍角に連なる長辺
    に平行して係合縁(5)が係合できる下向係合溝(8)を基体
    (1)の高さ寸法より小寸法を高さ寸法とする下向係合縁
    (9)によって形成するとともに、この下向係合縁(9)の高
    さより高く、かつ、基体(1)の高さより低い係止部(11)
    を該下向係合縁(9)の始端に連ねて形成し、複数の支持
    体を連結する支持体群の他方端とすることを特徴とする
    請求項1記載の開閉体を軌条に係合させる支持体の構
    造。
JP15582588A 1988-06-23 1988-06-23 開閉体を軌条に係合させる支持体の構造 Expired - Lifetime JPH068588B2 (ja)

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