JPH0685876A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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Publication number
JPH0685876A
JPH0685876A JP4238325A JP23832592A JPH0685876A JP H0685876 A JPH0685876 A JP H0685876A JP 4238325 A JP4238325 A JP 4238325A JP 23832592 A JP23832592 A JP 23832592A JP H0685876 A JPH0685876 A JP H0685876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
line
frame
response
mpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP4238325A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ishihara
達夫 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0685876A publication Critical patent/JPH0685876A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答監視タイマのタイムアウト時間を、回線
の速度に応じた適正な値に設定することができる通信制
御装置を提供する。 【構成】 MPU1はリセット信号が入力されると、周
期検出部5へのイネーブル信号をオンとし、周期検出部
5のカウント動作を開始させる。一定時間内のカウント
値が、MPU1に送られ、このカウント値から、送信信
号エレメントタイミングの周期が算出される。算出され
た周期に、コマンドフレームおよびレスポンスフレーム
の回線上での最大ビット数を乗じることによって、回線
への送信時間を決定する。この送信時間に、回線ディレ
イ時間および受信処理時間を加算し、さらにマージンを
追加することによって、応答監視タイマのタイムアウト
時間を決定する。この時間は、一定値ではなく、検出さ
れた周期に応じて変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信制御装置に関し、
特にフレーム化したデータを送信し、受信側からの応答
によってこのデータが正しく受信側に届いたことを確認
する応答監視機能を有する通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信制御装置の動作は、通信手順を決め
る通信手順タスクと、回線との間で送受信を行なう回線
ハンドラとに分けられ、これらが並列に動作することに
よって通信制御手順を実行している。
【0003】フレームを送信するときは、通信手順タス
クにより回線ハンドラに対して送信要求信号が出力さ
れ、回線ハンドラはこれを受けて送信バッファから回線
へ送信を開始する。回線からフレームを受信するとき
は、回線ハンドラは受信バッファに1フレーム受信後、
通信手順タスクに受信割り込み信号を出力する。通信手
順タスクは、コマンドフレームを送信要求した後に起動
し、レスポンスフレームを受信した後に停止する。
【0004】通信手順タスクには、送信したコマンドフ
レームに対する受信側からのレスポンスフレームを監視
するために、応答監視タイマが設けられている。何らか
の異常により、コマンドフレームを送信後レスポンスフ
レームが受けられない場合には、応答監視タイマがタイ
ムアウトし、これによって通信手順タスクはフレームの
再送などの復旧手段を行なう。
【0005】通信手順タスクがコマンドフレームの送信
した後、レスポンスフレームを受信するまでのサイクル
時間Tについて、図2を参照して説明する。図2におい
て、横軸は、時間軸を示し、時間軸7が送信側の時間軸
であり、時間軸8が受信側の時間軸である。送信側から
送信コマンドフレーム9を送信し、受信側で受信コマン
ドフレーム10として受信される。受信側では、コマン
ドフレームを受信すると、受信処理後に、レスポンスコ
マンド12を送信側に返す。送信側では、これを受信レ
スポンスコマンド11として受信する。このように、送
信コマンドフレーム9の送信からレスポンスコマンドフ
レーム11の受信完了までの時間Tが、1サイクル時間
となる。このサイクル時間Tは、図2からも明らかなよ
うに、送信側の回線ハンドラが送信バッファからコマン
ドフレームを回線へ送信する時間Aと、受信側に到達す
るまでの回線ディレイ時間Bと、受信側の受信処理時間
Cと、受信側の回線ハンドラがレスポンスフレームを送
信する時間Dと、これが送信側に到達するまでの回線デ
ィレイ時間Eとに分けられる。コマンドフレームの送信
時間Aおよびレスポンスフレームの送信時間Dは、接続
される回線の速度に応じて変化する。
【0006】応答監視タイマにおけるタイムアウト時間
は、このサイクル時間Tに基づいて決定される。すなわ
ち、タイムアウト時間の設定では、まず、回線速度を想
定して送信時間AおよびDが決定され、これらに回線デ
ィレイ時間B,Eおよび受信処理時間Cならびにそれら
の変動分(一定値)を加算している。このように、サイ
クル時間Tを決定する各時間A〜Eは、すべて設計時に
設定された一定時間値である。したがって、応答監視タ
イマのタイムアウト時間も一定時間に設定されることに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通信制
御装置では、応答監視タイマにおけるタイムアウト時間
は一定値であるため、接続される回線の回線速度が想定
した回線速度より大きい場合には、応答監視タイマのタ
イムアウト時間が、実際に応答が受信されるまでの時間
に比べて長くなり、再送などの復旧手段が遅れ、通信効
率が低下する原因となる。また、接続される回線の速度
が想定した回線速度より小さい場合には、実際に応答が
正常に戻ってくる以前にタイムアウトする可能性があ
る。この場合は、通信手順が成立しない。
【0008】すなわち、回線の速度が変わることによっ
て、通信効率が低下したり、通信手順が成立しないこと
がある。このため、通信制御装置としての機能が実現で
きない危険性を有する。
【0009】本発明の課題は、応答監視タイマのタイム
アウト時間を、回線の速度に応じた適正な値に設定する
ことができる通信制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による通信制御装
置においては、回線から入力される通信信号エレメント
タイミングの周期が検出され、応答監視タイマがタイム
アウトするまでのタイムアウト時間が、通信信号のエレ
メントタイミングの周期に応じて変化される。
【0011】好ましくは、タイムアウト時間が、通信信
号エレメントタイミングの周期に比例した時間と、予め
定められた一定時間との和である。
【0012】さらに好ましくは、通信信号エレメントタ
イミングの周期に比例した時間が、この周期にコマンド
フレームおよびレスポンスフレームの回線上の最大ビッ
ト数を乗じて得られる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例を示した図面を参照
して、本発明をより詳細に説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、マイクロプロセッサ(MPU)1は、プロセッサ
部、クロック発生部、メモリ、割り込み制御回路、およ
びダイレクトメモリアクセス(DMA)転送制御回路か
ら構成される。送受信バッファ2に格納されている通信
フレームは、送信時に、DMA転送によって通信用LS
I3に転送される。受信時には、通信用LSI3からD
MA転送によって受信フレームが、送受信バッファ2に
格納される。通信用LSI3は、MPU1から入力され
た送信データをパラレル−シリアル変換し、0インサー
ションを行ない、フレームチェックシーケンスコード
(FCS)を付けたフレームとして送信する機能を有す
る。回線ドライバ・レシーバ4は、回線との電気信号の
レベルを整合する。送信信号エレメントタイミング周期
検出部5は、プログラマブルカウンタで構成され、回線
ドライバ・レシーバ4から入力された送信信号エレメン
トタイミングを、MPU1からのイネーブル信号によっ
て一定時間カウントし、MPU1からの読み込み制御信
号によってそのカウントした値を出力する。インタフェ
ース回路6は、通信制御装置と外部とのデータの送受信
の仲介を行なう。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。MPU
1はリセット信号が入力されると、周期検出部5へのイ
ネーブル信号をオンとし、周期検出部5のカウント動作
を開始させる。予め定められた一定時間後に、MPU1
から書込制御信号が送られることによって、一定時間内
のカウント値が、MPU1に送られる。MPU1は、得
られたカウント値から、通信信号エレメントタイミング
の周期を算出する。算出された周期に、コマンドフレー
ムおよびレスポンスフレームの回線上での最大ビット数
を乗じることによって、回線への通信時間AおよびDを
決定する。このようにして得られたコマンドフレームお
よびレスポンスフレームの送信時間AおよびDに、回線
ディレイ時間BおよびEならびに受信処理時間Cを加算
し、さらにマージンを追加することによって、応答監視
タイマのタイムアウト時間を決定する。このように、フ
レームの送信時間が、送信信号エレメントタイミングの
周期によって決定されるので、送信時間AおよびDは、
一定値ではなく、送信信号エレメントタイミングの周期
に応じて変化する。すなわち、応答監視タイマのタイム
アウト時間は、一定値ではなく、送信信号エレメントタ
イミングの周期に応じて変化する。
【0016】このようにして得られたタイムアウト時間
は、通信手順タスクに通知される。通信手順タスクは、
外部インタフェース6から送信要求があると、コマンド
フレームを送受信バッファ2に作成し、回線ハンドラに
送信要求を通知し、応答監視タイマを起動する。回線ハ
ンドラは、送信要求を受けてDMA転送を起動し、送受
信バッファ2内に作成されたコマンドフレームを通信用
LSI3に1バイトずつ転送する。通信用LSI3は、
入力された1バイトのデータをインサーションを行ない
ながらシリアルビットに変換し、回線から入力される送
信信号エレメントタイミングに同期して、回線に送信す
る。
【0017】また、通信用LSI3が回線から受信フレ
ームを受信すると、回線ハンドラは、DMA転送を起動
し、送受信バッファ2に格納していく。1フレーム分受
信完了すると、通信手順タスクに受信割り込み信号を通
知する。受信割り込みを受けた通信手順タスクは、送受
信バッファ2に格納されている受信フレームを解析し、
期待したレスポンスフレームであれば、応答監視タイマ
を停止し、次の状態に移る。もし、期待したレスポンス
フレームでなければ、応答監視タイマはそのままとす
る。応答監視タイマがタイムアウトした場合には、7回
までコマンドフレームを再送する復旧動作を行なう。そ
れでもタイムアウトした場合には、外部に対して異常表
示を行なうなどの異常処理を行なう。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
応答監視タイマの値を、送信信号エレメントタイミング
の周期に応じて変化させているので、応答監視タイマの
タイムアウト時間を、回線の速度に応じた適正な値に設
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通信制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】コマンドフレームを送信してからそのレスポン
スフレームが返るまでの時間経過を説明する図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(MPU) 2 送受信バッファ 3 通信用LSI 4 回線ドライバ・レシーバ 5 送信信号エレメントタイミング周期検出部 6 外部インタフェース 7 コマンドフレーム送信時の時間軸 8 コマンドフレーム受信時の時間軸 9 コマンドフレーム送信回線上のコマンドフレーム 10 コマンドフレーム受信回線上のコマンドフレー
ム 11 コマンドフレーム受信回線上のレスポンスフレ
ーム 12 コマンドフレーム送信回線上のレスポンスフレ
ーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信したコマンドフレームに対する受信
    側からのレスポンスフレームを監視するための応答監視
    タイマを有する通信制御装置において、 回線から入力される送信信号エレメントタイミングの周
    期を検出し、 前記応答監視タイマがタイムアウトするまでのタイムア
    ウト時間を、前記送信信号のエレメントタイミングの周
    期に応じて変化させることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記タイムアウト時間を、前記周期に比
    例した時間と、予め定められた一定時間との和とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記周期に比例した時間が、前記周期に
    前記コマンドフレームおよび前記レスポンスフレームの
    回線上の最大ビット数を乗じて得られることを特徴とす
    る請求項2記載の通信制御装置。
JP4238325A 1992-09-07 1992-09-07 通信制御装置 Pending JPH0685876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238325A JPH0685876A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 通信制御装置

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JP4238325A JPH0685876A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 通信制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685876A true JPH0685876A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17028536

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4238325A Pending JPH0685876A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 通信制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0685876A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114932A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Keihin Corp 通信異常検知装置
US7602779B2 (en) 2005-06-17 2009-10-13 Hitachi, Ltd. Microprocessor, network system and communication method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7602779B2 (en) 2005-06-17 2009-10-13 Hitachi, Ltd. Microprocessor, network system and communication method
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990407