JP3461614B2 - ディジタル制御装置の通信装置および通信方法 - Google Patents

ディジタル制御装置の通信装置および通信方法

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JP3461614B2
JP3461614B2 JP08695895A JP8695895A JP3461614B2 JP 3461614 B2 JP3461614 B2 JP 3461614B2 JP 08695895 A JP08695895 A JP 08695895A JP 8695895 A JP8695895 A JP 8695895A JP 3461614 B2 JP3461614 B2 JP 3461614B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置付きディジタル
制御装置に係わり、特に一般的なコンペアレジスタおよ
びオートセーブレジスタを使用するディジタル制御装置
の通信装置および通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年制御装置として複数のマイクロコン
ピュータを使用したディジタル制御装置が使用される場
合が多いが、各マイクロコンピュータ間でデータを交換
することが必要となる。この場合、ダイレクト・メモリ
・アクセスあるいはシリアル伝送といった、いわゆるデ
ータ通信を使用することが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデータ通信を行うためにはマイクロコンピュータ
がそのためのアーキテクチャを具備していることが必要
であり、マイクロコンピュータとしては大規模な構成と
ならざるを得ない。一方マイクロコンピュータは、いわ
ゆるフリーランタイマ、コンペアレジスタおよびオート
セーブレジスタ(キャプチャレジスタとも呼ばれる。)
を具備することが一般的である。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、コンペアレジスタおよびオートセーブレジスタを
使用したディジタル制御装置の通信装置および通信方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるディジ
タル制御装置の通信装置は、送信側コンペアレジスタと
送信側オートセーブレジスタと、を具備する送信側ディ
ジタル制御装置と、受信側コンペアレジスタと受信側オ
ートセーブレジスタと、を具備する受信側ディジタル制
御装置と、送信側コンペアレジスタと受信側オートセー
ブレジスタとを接続するデータ伝送手段と、送信側オー
トセーブレジスタと受信側コンペアレジスタとを接続す
るアドレス伝送手段と、から構成されるディジタル制御
装置の通信装置において、受信側ディジタル制御装置
が、予め定められた所定周期毎に受信側コンペアレジス
タをセットしその後受信すべきデータが記憶されている
アドレスに対応する時間後にリセットするアドレス送信
手段と、送信側コンペアレジスタから出力されるパルス
を前記データ伝送手段を介して受信側オートセーブレジ
スタで受信し受信したパルスの前縁でタイマを始動し受
信したパルスの後縁でタイマを停止しタイマの計時時間
に応じてデータ値を復調するデータ復調手段と、を具備
し、送信側ディジタル制御装置が、受信側コンペアレジ
スタから出力されるパルスをアドレス伝送手段を介して
送信側オートセーブレジスタで受信しパルスの前縁でタ
イマを始動しパルスの後縁でタイマを停止しタイマの計
時時間に応じてアドレスを復調するアドレス復調手段
と、送信側コンペアレジスタをセットしその後アドレス
復調手段により復調されたアドレスに記憶されているデ
ータ値に対応する時間後にリセットするデータ送信手段
と、を具備する。
【0006】請求項2にかかるディジタル制御装置の通
信装置は、送信側コンペアレジスタを具備する送信側デ
ィジタル制御装置と、受信側オートセーブレジスタを具
備する受信側ディジタル制御装置と、送信側コンペアレ
ジスタと受信側オートセーブレジスタとを接続するデー
タ伝送手段と、から構成されるディジタル制御装置の通
信装置において、送信側ディジタル制御装置が、予め定
められた数の所定周期毎に送信側コンペアレジスタをセ
ットしその後所定周期の順序数に応じて定められるアド
レスに記憶されているデータ値に対応する時間後にリセ
ットするデータ送信手段を具備し、受信側ディジタル制
御装置が、送信側コンペアレジスタから出力されるパル
スをデータ伝送手段を介して受信側オートセーブレジス
タで受信し受信したパルスの前縁でタイマを始動し受信
したパルスの後縁でタイマを停止しタイマの計時時間に
応じてデータ値を復調するデータ復調手段と、を具備す
る。
【0007】請求項3にかかるディジタル制御装置の通
信方法は、送信側コンペアレジスタと送信側オートセー
ブレジスタとを具備する送信側ディジタル制御装置と、
受信側コンペアレジスタと受信側オートセーブレジスタ
とを具備する受信側ディジタル制御装置と、送信側コン
ペアレジスタと受信側オートセーブレジスタとを接続す
るデータ伝送手段と、送信側オートセーブレジスタと受
信側コンペアレジスタとを接続するアドレス伝送手段
と、を具備するディジタル制御装置の通信方法であっ
て、受信側ディジタル制御装置において実行される予め
定められた所定周期毎に受信側コンペアレジスタをセッ
トしその後受信すべきデータが記憶されているアドレス
に対応する時間後にリセットするアドレス送信工程と、
送信側ディジタル制御装置において実行される受信側コ
ンペアレジスタから出力されるパルスをアドレス伝送手
段を介して送信側オートセーブレジスタで受信しパルス
の前縁でタイマを始動しパルスの後縁でタイマを停止し
タイマの計時時間に応じてアドレスを復調するアドレス
復調工程と、送信側ディジタル制御装置において実行さ
れる送信側コンペアレジスタをセットしその後前記アド
レス復調手段により復調されたアドレスに記憶されてい
るデータ値に対応する時間後にリセットするデータ送信
工程と、受信側ディジタル制御装置において実行される
送信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前記デ
ータ伝送手段を介して受信側オートセーブレジスタで受
信し受信したパルスの前縁でタイマを始動し受信したパ
ルスの後縁でタイマを停止しタイマの計時時間に応じて
データ値を復調するデータ復調工程と、からなる。
【0008】請求項4にかかるディジタル制御装置の通
信方法は、送信側コンペアレジスタを具備する送信側デ
ィジタル制御装置と、受信側オートセーブレジスタを具
備する受信側ディジタル制御装置と、送信側コンペアレ
ジスタと前記受信側オートセーブレジスタとを接続する
データ伝送手段と、から構成されるディジタル制御装置
の通信方法であって、送信側ディジタル制御装置におい
て実行される予め定められた数の所定周期毎に送信側コ
ンペアレジスタをセットしその後所定周期の順序数に応
じて定められるアドレスに記憶されているデータ値に対
応する時間後にリセットするデータ送信工程と、受信側
ディジタル制御装置において実行される送信側コンペア
レジスタから出力されるパルスをデータ伝送手段を介し
て受信側オートセーブレジスタで受信し受信したパルス
の前縁でタイマを始動し受信したパルスの後縁でタイマ
を停止しタイマの計時時間に応じてデータ値を復調する
データ復調工程と、からなる。
【0009】
【作用】請求項1にかかるディジタル制御装置の通信装
置および請求項3にかかるディジタル制御装置の通信方
法にあっては、受信側ディジタル制御装置から受信した
いデータのアドレスに対応する時間幅のパルスが送信側
ディジタル制御装置に送られ、送信側ディジタル制御装
置からそのデータ値に対応する時間幅のパルスが受信側
ディジタル制御装置に送られて、データの授受が行われ
る。
【0010】請求項2にかかるディジタル制御装置の通
信装置および請求項4にかかるディジタル制御装置の通
信方法にあっては、送信側ディジタル制御装置から所定
の順序で伝送されるデータ値に対応する時間幅のパルス
が受信側ディジタル制御装置に送られて、データの伝送
が行われる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るディジタル制御装置の
通信装置の構成図であって、送信側ディジタル制御装置
11と受信側制御装置12から構成されている。送信側
ディジタル制御装置11は、送信側データバス111を
中心として送信側CPU112、送信側メモリ113、
送信側コンペアレジスタ114および送信側オートセー
ブレジスタ115から構成されている。
【0012】受信側ディジタル制御装置12は、受信側
データバス121を中心として受信側CPU122、受
信側メモリ123、受信側コンペアレジスタ124およ
び受信側オートセーブレジスタ125から構成されてい
る。さらに送信側コンペアレジスタ114と受信側オー
トセーブレジスタ125とはアドレス伝送線131によ
って、送信側オートセーブレジスタ115と受信側コン
ペアレジスタ124とはデータ伝送線132によって接
続されている。
【0013】なおコンペアレジスタとは、そのコンペア
レジスタが "オン" とされたときにそのコンペアレジス
タに設定された時間経過後に、所定動作、例えばそのコ
ンペアレジスタを "オフ" にリセットする動作を行うレ
ジスタをいう。またオートセーブレジスタとは入力信号
の反転を検知して、反転に発生した時刻を記憶するレジ
スタをいう。
【0014】図2は受信側ディジタル制御装置12にお
いて実行されるアドレス送信ルーチンのフローチャート
であって、予め定められた一定周期(例えば8ミリ秒)
毎に実行される。ステップ20において、受信側コンペ
アレジスタ124を "オン" としてステップ21に進
む。
【0015】ステップ21において、受信したいデータ
のアドレスが "0" であるか、否かかを判定する。ステ
ップ21において、肯定判定された場合はステップ22
に進み受信側コンペアレジスタ124にアドレス "0"
に対応して定められる時間Taを設定し、ステップ24
に進む。
【0016】なおこの時間Taは次式により決定でき
る。 Ta=100×アドレス+100 従って、アドレス "0" であれば時間Taは100マイ
クロ秒となる。ステップ21において、否定判定された
場合はステップ23に進み受信側コンペアレジスタ12
4にアドレス "1" に対応して定められる時間(即ち2
00マイクロ秒)を設定し、ステップ24に進む。
【0017】ステップ24において、受信側コンペアレ
ジスタ124に設定された時間後に受信側コンペアレジ
スタ124を "オフ" として、このルーチンを終了す
る。図3は送信側ディジタル制御装置11において実行
される通信ルーチンのフローチャートであって、送信側
オートセーブレジスタが信号の反転を検知したときに割
り込み処理として起動される。
【0018】ステップ30において、反転がパルスの立
ち上がりであるか否かを判定する。ステップ30におい
て肯定判定されたとき、即ち立ち上がりパルスを受信し
たときにはステップ31に進み、内蔵されているフリー
ランタイマによってパルス立ち上がり時刻Tsを記憶し
てこのルーチンを終了する。ステップ30において否定
されたとき、即ち立ち下がりパルスを受信したときには
ステップ32に進み、フリーランタイマによってパルス
立ち下がり時刻Teを記憶したのちステップ33に進
む。
【0019】ステップ33において、パルス立ち下がり
時刻Teとパルス立ち上がり時刻Tsとの時間差ΔTを
演算する。 ΔT=Te−Ts ステップ34において時間差ΔTが所定時間差以下であ
るか否かを判定する。なお所定時間差は、アドレス "
0" に対応して定められる時間とアドレス "1" に対応
して定められる時間とを区別することのできる時間差
(例えば150マイクロ秒)として設定される。
【0020】ステップ34において肯定判定されたとき
は、アドレス "0" のデータが要求されているものとし
て、ステップ35において送信側ディジタル制御装置1
1のメモリ113からアドレス "0" に記憶されている
データD0を読み出してステップ37に進む。ステップ
34において否定判定されたときは、アドレス "1" の
データが要求されているものとして、ステップ36にお
いて送信側ディジタル制御装置11のメモリ113から
アドレス "1" に記憶されているデータD1を読み出し
てステップ37に進む。
【0021】ステップ37において読み出されたデータ
の値Dの関数として、出力時間Tdを演算する。 Td=Td(D) 関数形は特定されないが、例えばデータの値Dの1次関
数とすることができる。
【0022】 Td=10(マイクロ秒)×D+5(マイクロ秒) ここで、10マイクロ秒は受信側ディジタル制御装置に
おける復元精度を維持するためのものであり、オフセッ
トである5マイクロ秒はデータ値Dが小さいとき,例え
ば "0" であるときにも出力時間Tdが "0となること
を防止する意味を有する。
【0023】ステップ38において、送信側ディジタル
制御装置11のコンペアレジスタ114を "オン" とす
るとともに、コンペアレジスタ114に出力時間Tdを
設定する。ステップ39において、出力時間Td経過後
に送信側ディジタル制御装置11のコンペアレジスタ1
14を "オフ" として、このルーチンを終了する。
【0024】図4は、受信側ディジタル制御装置12で
実行されるデータ受信ルーチンのフローチャートであっ
て、オートセーブレジスタ125が信号の反転を検知す
るたびに実行される。ステップ40において、反転がパ
ルスの立ち上がりであるか否かを判定する。ステップ4
0において肯定判定されたとき、即ち立ち上がりパルス
を受信したときにはステップ41に進み、内蔵されてい
るフリーランタイマによってパルス立ち上がり時刻T
s’を記憶してこのルーチンを終了する。
【0025】ステップ40において否定されたとき、即
ち立ち下がりパルスを受信したときにはステップ42に
進み、フリーランタイマによってパルス立ち下がり時刻
Te’を記憶したのちステップ43に進む。ステップ4
3において、パルス立ち下がり時刻Te’とパルス立ち
上がり時刻Ts’との時間差Td’を演算する。
【0026】Td’=Te’−Ts’ ステップ44において、出力時間を定めた関数の逆関数
を使用して、時間差Td’からデータ値D’を復元す
る。本実施例においてはデータ値D’は次式による復元
される。 D’=(Td’−5)/10 ステップ45において今回要求したデータのアドレスが
"0" であるか否かを判定し、肯定判定されればステッ
プ46でメモリ123のアドレス "0" にデータ値D’
を記憶し、否定判定されればステップ47でメモリ12
3のアドレス "0" にデータ値D’を記憶してこのルー
チンを終了する。
【0027】図5は第1の実施例のタイミング図であっ
て、上は受信側ディジタル制御装置を、下は送信側ディ
ジタル制御装置を示す。即ち、受信側ディジタル制御装
置12は、一定時間間隔(例えば8ミリ秒)ごとにコン
ペアレジスタ124が "オン" とされ、受信したいアド
レスに対応した幅のパルスを出力する。
【0028】送信側ディジタル制御装置11は、このア
ドレスに対応した幅のパルスの立ち上がりから立ち下が
りまでの時間を計時するとともに、立ち下がりによって
データ読み出し処理を実行する。この処理が終了する
と、送信側ディジタル制御装置11のコンペアレジスタ
114を "オン" とし、データ値に対応した幅のパルス
を出力する。
【0029】受信側ディジタル制御装置12は、このデ
ータ値に対応した幅のパルスを受信し、データ値として
復元する。上記第1の実施例においては、受信側ディジ
タル制御装置12が受信したいデータのアドレスを任意
に指定することが可能となるが、伝送する順が予め定め
られている場合には、送信側ディジタル制御装置11の
コンペアレジスタ114、受信側ディジタル制御装置1
2のオートセーブレジスタ125、およびアドレス伝送
線131を省略することが可能である。
【0030】図6は、第2の実施例において送信側ディ
ジタル制御装置11で実行されるデータ送信ルーチンの
フローチャートである。ステップ60において送信順序
を示すインデックスiが "0" であるか否かを判定し、
肯定判定されればステップ61に進む。ステップ61に
おいて、次式に基づいて出力時間Tdを決定する。
【0031】Td=10(マイクロ秒)×D+5000
(マイクロ秒)×i ここでDはデータ値である。即ちインデックスiが "
0" であるときには、出力時間Tdは10×Dとなる。
ここで10マイクロ秒は、受信側ディジタル制御装置に
おける復元精度を維持するためのものである。
【0032】またオフセットはデータを識別するための
ものであり、データ値が最大値である場合にも識別可能
な値とする。例えばデータが8ビットで表される場合に
は、 "0" から "255" の256種類の値をとり、最
大値は "255" である。従って255×10=255
0であるから、オフセットは2550以上の値(例えば
5000マイクロ秒(即ち5ミリ秒))とする。
【0033】ステップ62においてインデックスiを "
1" に設定してステップ65に進む。ステップ60にお
いて肯定判定されたときは、ステップ63に進み上記式
において出力時間Tdを決定する。即ちインデックスi
が "1" であるときには、出力時間Tdは10×D+5
000となる。
【0034】ステップ64においてインデックスiを "
0" に設定してステップ65に進む。ステップ65にお
いてコンペアレジスタ114を "オン" に設定すると、
出力時間Td経過後にステップ66においてコンペアレ
ジスタ114が "オフ" にリセットされてこのルーチン
を終了する。
【0035】図7は、第2の実施例において受信側ディ
ジタル制御装置12で実行される第2のデータ受信ルー
チンのフローチャートであって、オートセーブレジスタ
125が信号の反転を検知するたびに実行される。ステ
ップ70において、反転がパルスの立ち上がりであるか
否かを判定する。ステップ70において肯定判定された
とき、即ち立ち上がりパルスを受信したときにはステッ
プ71に進み、内蔵されているフリーランタイマによっ
てパルス立ち上がり時刻Ts”を記憶してこのルーチン
を終了する。
【0036】ステップ70において否定されたとき、即
ち立ち下がりパルスを受信したときにはステップ72に
進み、フリーランタイマによってパルス立ち下がり時刻
Te”を記憶したのちステップ73に進む。ステップ7
3において、パルス立ち下がり時刻Te”とパルス立ち
上がり時刻Ts”との時間差Td”を演算する。
【0037】Td”=Te”−Ts” ステップ74において時間差Td”が予め定められたオ
フセット以下であるかを判定し、肯定判定されればイン
デックスiが "0" のときのデータであるとしてステッ
プ75に進む。ステップ75において次式によりデータ
を復元し、ステップ76においてアドレス "0" にデー
タを記憶してこのルーチンを終了する。
【0038】D”=Td”/10 ステップ74において、否定判定されればインデックス
iが "1" のときのデータであるとしてステップ77に
進む。ステップ77において次式によりデータを復元
し、ステップ78においてアドレス "1" にデータを記
憶してこのルーチンを終了する。
【0039】D”=(Td”−5000)/10 なお上記実施例1および2においては、データ数が2で
あるが3以上である場合のも応用することが可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1にかかるディジタル制御装置の
通信装置および請求項3にかかるディジタル制御装置の
通信方法によれば、受信側ディジタル制御装置から受信
したいデータのアドレスに対応する時間幅のパルスが送
信側ディジタル制御装置に送ること、および送信側ディ
ジタル制御装置からそのデータ値に対応する時間幅のパ
ルスが受信側ディジタル制御装置に送ることが可能とな
り、簡易な構成および方法によってデータの授受を行う
ことができる。
【0041】請求項2にかかるディジタル制御装置の通
信装置および請求項4にかかるディジタル制御装置の通
信方法によれば、送信側ディジタル制御装置から所定の
順序で伝送されるデータ値に対応する時間幅のパルスが
受信側ディジタル制御装置に送ることが可能となり、簡
易な構成および方法によってデータの伝送を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るディジタル制御装置の通
信装置の構成図である。
【図2】図2は、アドレス送信ルーチンのフローチャー
トである。
【図3】図3は、通信ルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】図4は、データ受信ルーチンのフローチャート
である。
【図5】図5は、第1の実施例のタイミング図である。
【図6】図6は、データ送信ルーチンのフローチャート
である。
【図7】図7は、第2のデータ受信ルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11…送信側ディジタル制御装置 111…送信側データバス 112…送信側CPU 113…送信側メモリ 114…送信側コンペアレジスタ 115…送信側オートセーブレジスタ 12…受信側ディジタル制御装置 121…受信側データバス 122…受信側CPU 123…受信側メモリ 124…受信側コンペアレジスタ 125…受信側オートセーブレジスタ 131…アドレス伝送線 132…データ伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/00 G06F 15/00 G06F 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側コンペアレジスタと、送信側オー
    トセーブレジスタと、を具備する送信側ディジタル制御
    装置と、 受信側コンペアレジスタと、受信側オートセーブレジス
    タと、を具備する受信側ディジタル制御装置と、 前記送信側コンペアレジスタと前記受信側オートセーブ
    レジスタとを接続するデータ伝送手段と、 前記送信側オートセーブレジスタと前記受信側コンペア
    レジスタとを接続するアドレス伝送手段と、から構成さ
    れるディジタル制御装置の通信装置において、 前記受信側ディジタル制御装置が、 予め定められた所定周期毎に前記受信側コンペアレジス
    タをセットし、その後受信すべきデータが記憶されてい
    るアドレスに対応する時間後にリセットするアドレス送
    信手段と、 前記送信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前
    記データ伝送手段を介して前記受信側オートセーブレジ
    スタで受信し、受信したパルスの前縁でタイマを始動
    し、受信したパルスの後縁でタイマを停止し、タイマの
    計時時間に応じてデータ値を復調するデータ復調手段
    と、を具備し、 前記送信側ディジタル制御装置が、 前記受信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前
    記アドレス伝送手段を介して前記送信側オートセーブレ
    ジスタで受信し、パルスの前縁でタイマを始動し、パル
    スの後縁でタイマを停止し、タイマの計時時間に応じて
    アドレスを復調するアドレス復調手段と、 前記送信側コンペアレジスタをセットし、その後前記ア
    ドレス復調手段により復調されたアドレスに記憶されて
    いるデータ値に対応する時間後にリセットするデータ送
    信手段と、を具備するディジタル制御装置の通信機装
    置。
  2. 【請求項2】 送信側コンペアレジスタを具備する送信
    側ディジタル制御装置と、 受信側オートセーブレジスタを具備する受信側ディジタ
    ル制御装置と、 前記送信側コンペアレジスタと前記受信側オートセーブ
    レジスタとを接続するデータ伝送手段と、から構成され
    るディジタル制御装置の通信装置において、 前記送信側ディジタル制御装置が、 予め定められた数の所定周期毎に前記送信側コンペアレ
    ジスタをセットし、その後所定周期の順序数に応じて定
    められるアドレスに記憶されているデータ値に対応する
    時間後にリセットするデータ送信手段を具備し、 前記受信側ディジタル制御装置が、 前記送信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前
    記データ伝送手段を介して前記受信側オートセーブレジ
    スタで受信し、受信したパルスの前縁でタイマを始動
    し、受信したパルスの後縁でタイマを停止し、タイマの
    計時時間に応じてデータ値を復調するデータ復調手段
    と、を具備するディジタル制御装置の通信装置。
  3. 【請求項3】 送信側コンペアレジスタと、送信側オー
    トセーブレジスタと、を具備する送信側ディジタル制御
    装置と、 受信側コンペアレジスタと、受信側オートセーブレジス
    タと、を具備する受信側ディジタル制御装置と、 前記送信側コンペアレジスタと前記受信側オートセーブ
    レジスタとを接続するデータ伝送手段と、 前記送信側オートセーブレジスタと前記受信側コンペア
    レジスタとを接続するアドレス伝送手段と、を具備する
    ディジタル制御装置の通信方法であって、 前記受信側ディジタル制御装置において実行される、予
    め定められた所定周期毎に前記受信側コンペアレジスタ
    をセットし、その後受信すべきデータが記憶されている
    アドレスに対応する時間後にリセットするアドレス送信
    工程と、 前記送信側ディジタル制御装置において実行される、前
    記受信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前記
    アドレス伝送手段を介して前記送信側オートセーブレジ
    スタで受信し、パルスの前縁でタイマを始動し、パルス
    の後縁でタイマを停止し、タイマの計時時間に応じてア
    ドレスを復調するアドレス復調工程と、 前記送信側ディジタル制御装置において実行される、前
    記送信側コンペアレジスタをセットし、その後前記アド
    レス復調手段により復調されたアドレスに記憶されてい
    るデータ値に対応する時間後にリセットするデータ送信
    工程と、 前記受信側ディジタル制御装置において実行される、前
    記送信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前記
    データ伝送手段を介して前記受信側オートセーブレジス
    タで受信し、受信したパルスの前縁でタイマを始動し、
    受信したパルスの後縁でタイマを停止し、タイマの計時
    時間に応じてデータ値を復調するデータ復調工程と、か
    らなるディジタル制御装置の通信方法。
  4. 【請求項4】 送信側コンペアレジスタを具備する送信
    側ディジタル制御装置と、 受信側オートセーブレジスタを具備する受信側ディジタ
    ル制御装置と、 前記送信側コンペアレジスタと前記受信側オートセーブ
    レジスタとを接続するデータ伝送手段と、から構成され
    るディジタル制御装置の通信方法であって、 前記送信側ディジタル制御装置において実行される、予
    め定められた数の所定周期毎に前記送信側コンペアレジ
    スタをセットし、その後所定周期の順序数に応じて定め
    られるアドレスに記憶されているデータ値に対応する時
    間後にリセットするデータ送信工程と、 前記受信側ディジタル制御装置において実行される、前
    記送信側コンペアレジスタから出力されるパルスを前記
    データ伝送手段を介して前記受信側オートセーブレジス
    タで受信し、受信したパルスの前縁でタイマを始動し、
    受信したパルスの後縁でタイマを停止し、タイマの計時
    時間に応じてデータ値を復調するデータ復調工程と、か
    らなるディジタル制御装置の通信方法。
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