JPH068574Y2 - 部品支持機構 - Google Patents
部品支持機構Info
- Publication number
- JPH068574Y2 JPH068574Y2 JP1988083186U JP8318688U JPH068574Y2 JP H068574 Y2 JPH068574 Y2 JP H068574Y2 JP 1988083186 U JP1988083186 U JP 1988083186U JP 8318688 U JP8318688 U JP 8318688U JP H068574 Y2 JPH068574 Y2 JP H068574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- counterbore
- base member
- adhesive
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビームスプリッタなどの光学部品を接着剤を
使用してベース部材上に取り付ける部品支持機構の改良
に関するものである。
使用してベース部材上に取り付ける部品支持機構の改良
に関するものである。
第３図は従来の部品支持機構の一例を示す構成図であ
る。図において、１はベース部材、２はビームスプリッ
タなどの光学部品、３は接着剤である。図に示すよう
に、従来はベース部材１上の取付け位置に接着剤３を塗
布し、そのうえから光学部品２を押し付けることによ
り、光学部品２を所定の取付け位置に接着、固定してい
る。
る。図において、１はベース部材、２はビームスプリッ
タなどの光学部品、３は接着剤である。図に示すよう
に、従来はベース部材１上の取付け位置に接着剤３を塗
布し、そのうえから光学部品２を押し付けることによ
り、光学部品２を所定の取付け位置に接着、固定してい
る。
しかしながら、このような部品支持機構では、接着剤３
の塗布厚にむらがあると、第４図に示すごとく、光学部
品２が傾いて固定されてしまう。特に、ビームスプリッ
タのような光学部品では、これを通過する光の光軸が傾
いてしまい、光学性能が低下してしまう。
の塗布厚にむらがあると、第４図に示すごとく、光学部
品２が傾いて固定されてしまう。特に、ビームスプリッ
タのような光学部品では、これを通過する光の光軸が傾
いてしまい、光学性能が低下してしまう。
また、このような問題を解決するために、第５図に示す
ごとく、接着剤を用いず、板バネ４を用いて光学部品２
を固定するようにした例もあるが、板バネ４を使用した
のでは、装置の小形化が困難であるとともに、振動や衝
撃に対する信頼性が低下してしまう。
ごとく、接着剤を用いず、板バネ４を用いて光学部品２
を固定するようにした例もあるが、板バネ４を使用した
のでは、装置の小形化が困難であるとともに、振動や衝
撃に対する信頼性が低下してしまう。
本考案は、上記のような従来装置の欠点をなくし、支持
する部品に傾きを生じることなく、正確に固定すること
のできる部品支持機構を簡単な構成により実現すること
を目的としたものである。
する部品に傾きを生じることなく、正確に固定すること
のできる部品支持機構を簡単な構成により実現すること
を目的としたものである。
本考案の部品支持機構は、ベース部材の表面に部品を接
着し固定するようにした部品支持機構において、ベース
部材の表面に設けられるとともに部品の接合面より小さ
い開口面を有する座ぐり穴と、この座ぐり穴の容積より
少ない量で座ぐり穴の内部に充填された接着剤とを具備
し、座ぐり穴の内部とこれに対向した部品の接合面との
間で接着を行なうようにしたものである。
着し固定するようにした部品支持機構において、ベース
部材の表面に設けられるとともに部品の接合面より小さ
い開口面を有する座ぐり穴と、この座ぐり穴の容積より
少ない量で座ぐり穴の内部に充填された接着剤とを具備
し、座ぐり穴の内部とこれに対向した部品の接合面との
間で接着を行なうようにしたものである。
このように、ベース部材の表面に座ぐり穴を設け、座ぐ
り穴の内部とこれに対向した部品の接合面との間で接着
を行なうようにすると、接着剤がベース部材の表面と部
品の接合面との間に入り込まないので、支持する部品に
傾きを生じることがなく、部品を正確に固定することが
できる。
り穴の内部とこれに対向した部品の接合面との間で接着
を行なうようにすると、接着剤がベース部材の表面と部
品の接合面との間に入り込まないので、支持する部品に
傾きを生じることがなく、部品を正確に固定することが
できる。
第１図は本考案の部品支持機構の一実施例を示す構成図
である。図において、前記第３図と同様のものは、同一
符号を付して示す。１１はベース部材１の表面に設けら
れた座ぐり穴である。この座ぐり穴１１はベース部材１
上の光学部品２の取付け位置に設けられており、光学部
品２における接合面に比べて小さな開口面を有するもの
である。また、座ぐり穴１１の深さは、必要とする接着
強度に応じて定められており、例えば、０．０５〜０．
１mm程度に選ばれている。
である。図において、前記第３図と同様のものは、同一
符号を付して示す。１１はベース部材１の表面に設けら
れた座ぐり穴である。この座ぐり穴１１はベース部材１
上の光学部品２の取付け位置に設けられており、光学部
品２における接合面に比べて小さな開口面を有するもの
である。また、座ぐり穴１１の深さは、必要とする接着
強度に応じて定められており、例えば、０．０５〜０．
１mm程度に選ばれている。
座ぐり穴１１の内部には、その容積より少ない量の接着
剤３が充填（滴下）され、光学部品２を座ぐり穴１１の
上に押し付けることにより、その接合面との間で接着が
行なわれる。
剤３が充填（滴下）され、光学部品２を座ぐり穴１１の
上に押し付けることにより、その接合面との間で接着が
行なわれる。
第２図はこのような接着状態を示す断面図である。図に
示されるように、接着剤３の量は座ぐり穴１１の容積よ
り少ないので、ベース部材１の表面と光学部品２の接合
面との間に接着剤３が入り込むことがなく、接着状態に
おいて光学部品２が傾いてしまうことがない。また、接
着状態における光学部品２の取付精度は、その接合面
（底面）において座ぐり穴１１から外れた部分２１とベ
ース部材１の表面との突き合わせによって決定されるの
で、高い取付精度を得ることができる。
示されるように、接着剤３の量は座ぐり穴１１の容積よ
り少ないので、ベース部材１の表面と光学部品２の接合
面との間に接着剤３が入り込むことがなく、接着状態に
おいて光学部品２が傾いてしまうことがない。また、接
着状態における光学部品２の取付精度は、その接合面
（底面）において座ぐり穴１１から外れた部分２１とベ
ース部材１の表面との突き合わせによって決定されるの
で、高い取付精度を得ることができる。
なお、上記の説明においては、接着（支持）する部品と
してビームスプリッタなどの光学部品を例示したが、支
持する対象はこれに限られるものではない。また、円形
の座ぐり穴１１を例示したが、座ぐり穴１１の形状はこ
れに限られるものではない。さらに、光学部品２の底面
は平面に限られるものではない。
してビームスプリッタなどの光学部品を例示したが、支
持する対象はこれに限られるものではない。また、円形
の座ぐり穴１１を例示したが、座ぐり穴１１の形状はこ
れに限られるものではない。さらに、光学部品２の底面
は平面に限られるものではない。
以上説明したように、本考案の部品支持機構では、ベー
ス部材の表面に接着し固定するようにした部品支持機構
において、ベース部材の表面に設けられるとともに部品
の接合面より小さい開口面を有する座ぐり穴と、この座
ぐり穴の容積より少ない量で座ぐり穴の内部に充填され
た接着剤とを具備し、座ぐり穴の内部とこれに対向した
部品の接合面との間で接着を行なうようにしているの
で、接着剤がベース部材の表面と部品の接合面との間に
入り込むことがなく、支持する部品に傾きを生じること
なく、正確に固定することのできる部品支持機構を簡単
な構成により実現することができる。
ス部材の表面に接着し固定するようにした部品支持機構
において、ベース部材の表面に設けられるとともに部品
の接合面より小さい開口面を有する座ぐり穴と、この座
ぐり穴の容積より少ない量で座ぐり穴の内部に充填され
た接着剤とを具備し、座ぐり穴の内部とこれに対向した
部品の接合面との間で接着を行なうようにしているの
で、接着剤がベース部材の表面と部品の接合面との間に
入り込むことがなく、支持する部品に傾きを生じること
なく、正確に固定することのできる部品支持機構を簡単
な構成により実現することができる。
第１図および第２図は本考案の部品支持機構の一実施例
を示す構成図および断面図、第３図〜第５図は従来の部
品支持機構の一例を示す構成図である。 １……ベース部材、１１……座ぐり穴、２……光学部
品、２１……接合面、３……接着剤、４……板バネ。
を示す構成図および断面図、第３図〜第５図は従来の部
品支持機構の一例を示す構成図である。 １……ベース部材、１１……座ぐり穴、２……光学部
品、２１……接合面、３……接着剤、４……板バネ。
Claims (1)
- 【請求項１】ベース部材の表面に部品を接着し固定する
ようにした部品支持機構において、ベース部材の表面に
設けられるとともに部品の接合面より小さい開口面を有
する座ぐり穴と、この座ぐり穴の容積より少ない量で座
ぐり穴の内部に充填された接着剤とを具備し、座ぐり穴
の内部とこれに対向した部品の接合面との間で接着を行
なうようにしてなる部品支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988083186U JPH068574Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 部品支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988083186U JPH068574Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 部品支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH025716U JPH025716U (ja) | 1990-01-16 |
| JPH068574Y2 true JPH068574Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31307912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988083186U Expired - Lifetime JPH068574Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 部品支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068574Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000347083A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-12-15 | Ngk Insulators Ltd | 光学部品の接着構造およびその製造方法 |
| JP4683916B2 (ja) * | 2004-06-29 | 2011-05-18 | 京セラ株式会社 | 光アイソレータ |
| JP5173382B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2013-04-03 | キヤノン株式会社 | プリズムユニット |
| JP2013057907A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | アレイ導波路回折格子型光合分波器 |
| JP7172817B2 (ja) * | 2018-04-13 | 2022-11-16 | 住友電気工業株式会社 | 光モジュール、および光源装置 |
| JP7347262B2 (ja) * | 2020-02-25 | 2023-09-20 | 住友電気工業株式会社 | 光モジュール |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6074111U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | 株式会社日立製作所 | 大型光学部品の保持構造 |
| JPS62142714U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-09 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP1988083186U patent/JPH068574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH025716U (ja) | 1990-01-16 |
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