JPH0685162U - 流体圧制御装置 - Google Patents
流体圧制御装置Info
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- JPH0685162U JPH0685162U JP2704393U JP2704393U JPH0685162U JP H0685162 U JPH0685162 U JP H0685162U JP 2704393 U JP2704393 U JP 2704393U JP 2704393 U JP2704393 U JP 2704393U JP H0685162 U JPH0685162 U JP H0685162U
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
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- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3605—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force wherein the pilot valve is mounted in a circuit controlling the working fluid system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】制御フィーリングと保持用開閉弁および排気用
開閉弁のシート性とを良好に保持しながら、しかも作動
後の非作動時に出口室および駆動手段の残圧を、少なく
ともこの駆動手段の残出力がなくなる程度以下にまで確
実に低下させる。 【構成】ブレーキ解除時、ブレーキブースタの圧縮空気
は、出口室22、保持用開閉弁24、入口室21を通っ
て排出される。出口室22の圧力が保持用開閉弁24の
開弁圧以下になると、保持用開閉弁24が閉じる。しか
し、コントローラ7が排気用電磁弁27をオンして指示
圧室29の圧縮空気を大気に排気させる。保持用開閉弁
24の閉弁後、コントローラ7は、再び排気用電磁弁2
7をオフして出口室22の圧縮空気を指示圧室29に導
入させる。その結果、出口室22の残圧およびブレーキ
ブースタ5の残圧が、少なくともブレーキブースタ5の
出力を発生しない程度以下にまで低下する。
開閉弁のシート性とを良好に保持しながら、しかも作動
後の非作動時に出口室および駆動手段の残圧を、少なく
ともこの駆動手段の残出力がなくなる程度以下にまで確
実に低下させる。 【構成】ブレーキ解除時、ブレーキブースタの圧縮空気
は、出口室22、保持用開閉弁24、入口室21を通っ
て排出される。出口室22の圧力が保持用開閉弁24の
開弁圧以下になると、保持用開閉弁24が閉じる。しか
し、コントローラ7が排気用電磁弁27をオンして指示
圧室29の圧縮空気を大気に排気させる。保持用開閉弁
24の閉弁後、コントローラ7は、再び排気用電磁弁2
7をオフして出口室22の圧縮空気を指示圧室29に導
入させる。その結果、出口室22の残圧およびブレーキ
ブースタ5の残圧が、少なくともブレーキブースタ5の
出力を発生しない程度以下にまで低下する。
Description
【0001】
本考案は、例えば車両の制動中におけるアンチスキッドブレーキ(以下、AB Sともいう)制御を行うABS制御装置等の作動圧力流体の圧力を制御する流体 圧制御装置に関するものである。
【0002】
従来から空気圧や油圧等の流体圧を利用してブレーキ作動を行うようにした流 体圧制動装置が種々の態様で用いられている。また、これらの流体圧制動装置に おいては、車両の制動時に制動車輪がロックして操縦が不安定になるとともに制 動距離が長くなってしまうことがあり、このために、従来から制動車輪のロック 傾向が検出されたとき、ABS制御を行うアンチスキッドブレーキ制御装置を備 えたものが種々提案されている。このABS制御は、制動時に車輪がロック傾向 となったことを検出したとき、その車輪のブレーキ力を弱めてロック傾向を解消 し、その後再びブレーキ力を大きくすることにより、車両の操縦を安定させると 共に、制動距離ができるだけ短くなるようにブレーキ制御を行うものである。
【0003】 例えばエアブレーキ装置においてもABS制御装置が従来から用いられており 、その一つとしてリレーバルブのないABS制御用モジュレータを有するABS 制御装置が、例えば特開昭50ー96773号公報等により提案されている。
【0004】 図3はこの種の従来のエアブレーキ装置におけるABS制御装置の一例を概略 的に示す図である。 図3に示すように、エアブレーキ装置におけるABS制御装置1は、圧縮空気 を収容するエアタンク2と、本考案の操作手段に対応し、エアタンク2からの圧 縮空気の給排を制御するブレーキバルブ3およびこのブレーキバルブ3を制御す るブレーキペダル4と、ブレーキバルブ3を通して送られてくる圧縮空気の空気 圧により制動油圧を発生する空気圧ー油圧変換ブレーキブースタであり、かつ本 考案の駆動手段に対応するブレーキブースタ5と、このブレーキブースタ5によ って変換された油圧が導入されて車輪の制動を行うブレーキシリンダ6と、アン チスキッドブレーキ制御を行うための、本考案の電子制御手段に対応するコント ローラ7と、車輪速度を検出してコントローラ7に送る車輪速センサ8と、コン トローラ7からの制御信号に基づいて作動してブレーキブースタ5に対する圧縮 空気の給排、保持等を行うことにより、ブレーキブースタ5に導入される空気圧 を調整するモジュレータ9とを備えている。
【0005】 モジュレータ9は、本考案の圧力制御弁に対応するものであり、一例として、 例えば図4に示すようにモジュレータ本体9aに設けられ、ブレーキバルブ3に 図示しない空気流通路を介して接続され、ブレーキバルブ3の作動時エアタンク 2の圧縮空気が供給される入口室21と、ブレーキブースタ5に出口側空気流通 路9bを介して接続される出口室22と、大気に連通する排気室23と、入口室 21と出口室22との間の連通、遮断を行う常閉の保持用開閉弁24と、出口室 22と排気室23との間の連通、遮断を行う常閉の排気用開閉弁25と、保持用 開閉弁24の指示圧室28と入口室21または大気との連通の切り換えを行う保 持用電磁弁26と、排気用開閉弁25の指示圧室29と入口室21または排気室 23との連通切り換えを行う排気用電磁弁27とを備えている。保持用電磁弁2 6と排気用電磁弁27との各ソレノイドはともにコントローラ7に接続されてい る。
【0006】 また、保持用電磁弁26はコントローラ7からの制御信号により指示圧室28 と入口室21との間の連通、遮断を行う弁26aと、指示圧室28と大気に常時 連通する室30との間の連通、遮断を行う弁26bを備えており、非作動時は弁 26aは閉、弁26bは開となっており、指示圧室28が大気と連通している。
【0007】 一方、排気用電磁弁27は、コントローラ7からの制御信号により指示圧室2 9と排気室23との間の連通、遮断を行う弁27aと、指示圧室29と空気流通 路32を介して入口室21に常時連通している室31との間の連通、遮断を行う 弁27bとを備えており、非作動時は弁27aは閉、弁27bは開となっており 、指示圧室29が入口室21に連通している。
【0008】 図5に示すようにブレーキブースタ5は、ブレーキシリンダ6へ供給するブー スタ圧を発生するハイドロリックピストン5aと、このハイドロリックピストン 5a内に設けられ、図示しないリザーバとブレーキシリンダ6との連通遮断を制 御する弁5bと、モジュレータ9からのエア圧を受けてハイドロリックピストン 5aを作動するエアピストン5cと、このエアピストン5cを非作動位置の方へ 常時付勢するリターンスプリング5dとを備えている。
【0009】 制動時、ブレーキペダル4を踏み込んでブレーキバルブ3を作動させることに より、ブレーキバルブ3を通してエアタンク2の圧縮空気が入口室21に供給さ れる。すると、指示圧室28が大気と連通しているので、入口室21に供給され た圧縮空気の入力圧により、保持用開閉弁24は開となり、入口室21に供給さ れたブレーキバルブ3からの圧縮空気は出口室22および出口側空気流通路9b を通ってブレーキブースタ5に供給される。これにより、エアピストン5cおよ びハイドロリックピストン5aが作動するとともに弁5bが閉じ、ブレーキブー スタ5は制動油圧を発生する。このとき、指示圧室29が入口室21と連通して いるので、指示圧室29には入口室21の圧力が導入され、排気用開閉弁25は 閉のままである。ブレーキブースタ5で発生した制動油圧は、ブレーキシリンダ 6に導入され、ブレーキシリンダ6がブレーキを作動する。なお、従来のブレー キ装置には、図3に示すようにブレーキペダル4の踏み込みにより作動するブレ ーキスイッチ10および入口室21に供給される圧力が所定圧になったときオン する圧力スイッチ11のいずれかが設けられており(図3には一緒に示してある )、ブレーキ作動時にはブレーキスイッチ10または圧力スイッチ11がオンす ることにより、ブレーキランプ12が点灯するようになっている。
【0010】 制動を解除するために、ブレーキペダル4を解放してブレーキバルブ3を非作 動位置にすると、入口室21に供給されている圧縮空気はブレーキバルブ3を通 して大気へ排出される。すると、ブレーキブースタ5に供給されていた圧縮空気 も、出口室22、保持用開閉弁24、入口室21、ブレーキバルブ3を通って大 気に排出される。これにより、ブレーキブースタ5のエアピストン5cおよびハ イドロリックピストン5aが非作動位置の方へ移動するので、ブレーキシリンダ 6のブレーキ圧が低下してブレーキが解除される。このブレーキ解除時には、ブ レーキペダル4の開放により、ブレーキスイッチ10あるいは圧力スイッチ11 がオフしてブレーキランプ12が消灯する。
【0011】 制動中に、コントローラ7が車輪速センサ8からの車輪速信号に基づいて、車 輪がロック傾向にあると判断すると、コントローラ7はロック傾向にある車輪に 対応するモジュレータ9の保持用電磁弁26を作動させる。 これにより、弁26bは閉となり、弁26aが開となる。すると、指示圧室2 8に入口室21の圧力が導入され、この指示圧室28の圧力により保持用開閉弁 24は閉となり、ブレーキ保持状態となる。しかし、まだロック傾向が解消され ないと、次に排気用電磁弁27が作動される。これにより、弁27bは閉となり 、弁27aが開となる。すると、指示圧室29は排気室23と連通し、指示圧室 29の圧力が排出され、排気用開閉弁25が開となる。これにより、ブレーキブ ースタ5に供給された圧縮空気は排気室23を通って排気され、ブレーキ減圧状 態となる。
【0012】 これにより、車輪のロック傾向が解消されると、保持用電磁弁26と排気用電 磁弁27とが非作動状態に戻される。すると、弁27aは閉、弁27bは開とな り、指示圧室29に入口室21の圧力が導入されて排気用開閉弁25が閉となり 、また弁26aは閉、弁26bは開となり、指示圧室28の圧力は大気に排出さ れて保持用開閉弁24が開となる。これにより、ブレーキブースタ5に圧縮空気 が再び供給され、ブレーキ増圧状態となる。
【0013】 このように、保持用電磁弁26、排気用電磁弁27はコントローラ7からの制 御信号に応じて作動し、ブレーキブースタ5の供給空気圧に対して、減圧、保持 あるいは増圧の制御が適宜繰り返し行われ、その車輪のロック傾向を解消するよ うにアンチスキッドブレーキ制御が行われる。 この従来のモジュレータ9は保持用開閉弁24と排気用開閉弁25とを有して いるがリレーバルブを有していないモジュレータである。
【0014】
ところで、この従来のエアブレーキ装置におけるABS制御装置1においては 、保持用開閉弁24のダイヤフラム弁体24aおよび排気用開閉弁25のダイヤ フラム弁体25aが、それぞれ本考案の第1付勢手段に相当するスプリング24 bのばね力および本考案の第2付勢手段に相当するスプリング25bのばね力に より、常時閉じる方向に付勢されている。したがって、保持用開閉弁24および 排気用開閉弁25は、非作動時にはそれぞれの弁体24a,25aがそれぞれ弁 座9c,9dに着座して閉状態に保持されるようになっている。保持用開閉弁2 4および排気用開閉弁25の閉状態では、出口室22が入口室21および排気室 23と完全に遮断する。
【0015】 このように弁体24a,25aがスプリング24b,25bのばね力により常時 閉じる方向に付勢されていると、ブレーキ解除時に出口室22の圧力がある圧力 、すなわち保持用開閉弁24または排気用開閉弁25の開弁圧以下になると、保 持用開閉弁24と排気用開閉弁25がスプリング24b,25bのばね力により 閉じてしまう。このため、出口室22には、残圧が生じるようになる。すなわち 、このABS制御装置1におけるモジュレータ9の入出力特性は、図6に示すよ うにブレーキ解除時に所定の残圧が生じる特性となっている。
【0016】 しかしながら、このようにブレーキ解除時に出口室22に残圧が生じることに より、この出口室22に連通しているブレーキブースタ5にも残圧が生じる。ブ レーキブースタ5に生じる残圧がある程度大きいと、ブレーキブースタ5のハイ ドロリックピストン5aは非作動位置に完全には戻ることができなくなり、この ハイドロリックピストン5a内に設けられている弁5bが閉状態に保持されてし まう。すなわち、ブレーキを解除してもブレーキブースタ5の出力が残ってしま う。このため、ブレーキシリンダ6にも残圧が生じるようになり、この残圧の大 きさによってはブレーキの引きずりを生じるおそれが考えられる。
【0017】 また、ハイドロリックピストン5aの弁5bが閉状態に保持されてしまうこと から、ブレーキブースタ5からブレーキシリンダ6までの間のオイル配管のエア 抜きができないという問題も生じる。
【0018】 これらの問題を解決する対策として、図5に示すブレーキブースタ5のエアピ ストン5cを非作動位置の方へ付勢するリターンスプリング5dのセット荷重を 高くすることにより、ブレーキシリンダ6に残圧が生じないようにすることが考 えられる。しかし、リターンスプリング5dのセット荷重を高くすると、ブレー キブースタ5の作動開始圧が上昇するので、ブレーキフィーリングが悪くなると いう問題がある。
【0019】 また、保持用開閉弁24および排気用開閉弁25の開弁圧を小さくすること、 すなわち各スプリング24b,25bのセット荷重を小さくすることにより、出 口室22の残圧を前述の問題が生じない程度まで小さくすることが考えられる。 しかしながら、スプリング24b,25bのセット荷重を小さくすると、走行中 の車両の振動により、非作動時のダイヤフラム弁体24a,25aが動いてしま い、弁体24a,25aのシート部が摩耗、損傷等をしてシート性が悪くなって しまう。したがって、スプリング24b,25bのセット荷重を単純に小さくし て、保持用開閉弁24および排気用開閉弁25の開弁圧を小さくすることはでき ない。
【0020】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、制御 フィーリングを低下させることなく、かつ保持用開閉弁および排気用開閉弁のシ ート性を良好に保持しながら、しかも作動後の非作動時に駆動手段の残圧を、少 なくともこの駆動手段の出力がなくなる程度以下にまで確実に低下させることの できる流体圧制御装置を提供することである。
【0021】
前述の課題を解決するために、請求項1の考案は、流体圧源から供給される作 動圧力流体の圧力を制御して出力する圧力制御弁と、操作時流体圧源の作動圧力 流体を前記圧力制御弁に供給するとともに非操作時前記圧力制御弁から作動圧力 流体を排出する操作手段と、前記圧力制御弁から出力される作動圧力流体の圧力 により作動する駆動手段と、前記操作手段の作動を検知して作動検知信号を出力 する操作手段作動検知手段と、該操作手段作動検知手段からの作動検知信号に基 づいて前記圧力制御弁を制御する電子制御手段とからなり、前記圧力制御弁が、 作動時流体圧源からの作動圧力流体の入力圧が供給されるとともに非作動時入力 圧が排出される入口室と、駆動手段に接続される出口室と、前記出口室に接続さ れ、この出口室の作動圧力流体を外部に排出する排出通路と、所定時前記入口室 の入力圧が導入される第1指示圧室と、作動時前記出口室の出力圧が導入される 第2指示圧室と、前記入口室および前記出口室間に配設され、第1付勢手段によ り常時閉弁方向に付勢されるとともに前記第1指示圧室の圧力により閉弁方向に 付勢され、更に前記入口室の圧力および前記出口室の圧力により開弁方向に付勢 される常閉の保持用開閉弁と、前記出口室および前記排出通路間に配設され、第 2付勢手段により常時閉弁方向に付勢されるとともに前記第2指示圧室の圧力に より閉弁方向に付勢され、更に前記出口室の圧力により開弁方向に付勢される常 閉の排出用開閉弁と、通常時前記第1指示圧室の圧力を排出するとともに、所定 時前記第1指示圧室に前記入口室の入力圧を導入する保持用電磁弁と、通常時前 記第2指示圧室と前記出口室とを連通するとともに、所定時前記第2指示圧室と 前記出口室とを遮断しかつ前記第2指示圧室の圧力を排出する排出用電磁弁とを 備え、前記電子制御手段が、少なくとも、前記操作手段作動検知手段から出力さ れている作動検知信号が出力されなくなったとき、前記排出用電磁弁を作動して 前記第2指示圧室と前記出口室とを遮断しかつ前記第2指示圧室の圧力を排出し 、次に前記排出用電磁弁の作動を解除して前記第2指示圧室と前記出口室とを連 通する前記排出用電磁弁の作動および解除を所定回数行うように、前記排気用電 磁弁を制御する電子制御手段であることを特徴としている。
【0022】 また請求項2の考案は、前記作動圧力流体がブレーキ作動圧力流体であり、ま た前記駆動手段がブレーキブースタであるとともに前記操作手段がブレーキペダ ルを有するブレーキバルブであり、更に前記圧力制御弁が、車輪のロック傾向検 出時に前記電子手段が前記保持用電磁弁および前記排出用電磁弁を駆動制御する ことにより、アンチスキッドブレーキ制御におけるブレーキ圧調整を行うモジュ レータであることを特徴としている。
【0023】 更に請求項3の考案は、前記ブレーキ作動圧力流体が圧縮空気であり、前記ブ レーキブースタが空気圧ー油圧変換ブレーキブースタであることを特徴としてい る。 更に請求項4の考案は、前記操作手段作動検知手段が前記ブレーキペダルの踏 み込みを検知するブレーキペダル踏み込み検知手段であることを特徴としている 。 更に請求項5の考案は、前記操作手段作動検知手段が前記入口室の入力圧が 所定圧以上のときオンするとともに前記入口室の入力圧が所定圧より小さいとき オフする圧力スイッチであることを特徴としている。 更に請求項6の考案は、前記操作手段作動検知手段が前記操作手段が作動した とき点灯するブレーキランプであることを特徴としている。
【0024】
このように構成された本考案にかかる流体圧制御装置においては、制御弁の作 動後の作動解除時に、電子制御手段が操作手段作動検知手段から作動検知信号が 出力されなくなったことを検知すると、排出用電磁弁を作動して第2指示圧室と 出口室とを遮断しかつ第2指示圧室の圧力を排出する。したがって、第2指示圧 室の圧力が低下する。そして、次に排出用電磁弁の作動を解除して第2指示圧室 と出口室とを連通する。その結果、出口室および駆動手段内の作動圧力流体が第 2指示圧室に流入して出口室および駆動手段内の圧力が低下する。このように排 出用電磁弁の作動を所定回数行うことにより、出口室および駆動手段内の残圧が 、駆動手段が少なくとも出力を発生しない程度以下にまで低下するようになる。 これにより、出口室および駆動手段内の残圧を駆動手段のピストンが完全に非作 動位置に戻れる程度にまで下げることができ、作動解除時駆動手段の残出力の発 生が確実に防止されるようになる。
【0025】 また、駆動手段の残出力の発生が確実に防止されることから、駆動手段のピス トンのリターン用付勢手段のセット荷重を変更しなくてもよいので、制御フィー リングが低下するのが確実に防止されるようになる。
【0026】 更に、保持用開閉弁および排気用開閉弁の第1および第2付勢手段のセット荷 重を小さくする必要がないので、制御弁の非作動時車両の振動で保持用開閉弁お よび排気用開閉弁の弁体が揺動することにより生じる、これら弁体のシート部の 摩耗あるいは損傷等が防止されるようになる。
【0027】 特に、請求項2ないし6項の考案においては、ブレーキの解除時にブレーキブ ースタの残出力が生じなくなり、ブレーキが完全に解除される。したがって、ブ レーキの引きずりが確実に防止されるようになる。更に、請求項3の考案では、 ブレーキ解除時に空気圧ー油圧変換ブレーキブースタのハイドロリックピストン が非作動位置に完全に戻ってハイドロリックピストン内の弁が確実に開くので、 エア抜き作業を確実に行うことができるようになる。
【0028】
以下、図面を用いて本考案の実施例について説明する。 図1は、本考案にかかる流体圧制御装置の一実施例を、前述の従来のABS制 御装置に適用した場合を示す断面図である。なお、本実施例のABS制御装置は 大部分が前述した従来のABS制御装置と同じ構成であるので、構成の異なる部 分のみ説明し、構成の同じ部分は従来のABS制御装置と同じ符号を付すことに より、その詳細な説明は省略する。
【0029】 前述の実施例では、非作動時に排気用開閉弁25の指示圧室29が、室31を 介して入口室21に連通するようにしているが、本実施例においては、図1に示 すように非作動時に排気用開閉弁25の指示圧室29が、室31を介して出口室 22に連通するようにしている。すなわち、室31は入口室21には連通してい なく、空気流通路33を介して出口室22に常時連通している。
【0030】 また、図3の従来のエアブレーキ装置にABS制御装置1に破線で示すように 信号線34により、ブレーキスイッチ10あるいは圧力スイッチ11のオフ信号 、またはブレーキランプ12の消灯信号がコントローラ7に入力されるようにし ている。コントローラ7は、ブレーキ作動後のブレーキ解除時にブレーキスイッ チ10あるいは圧力スイッチ11のオフ信号、またはブレーキランプ12の消灯 信号が入力されると、排気用電磁弁27をオンして弁27aを開いて弁27bを 閉じる。これにより、出口室22から導入されていた指示圧室29の圧縮空気が 排気室23を通って大気に排気される。次に、コントローラ7は、再び排気用電 磁弁27をオフして弁27aを閉じて弁27bを開く。その結果、出口室22の 圧縮空気が空気流通路33および室31を通って指示圧室29に導入されるので 、出口室22およびブレーキブースタ5内の圧力が低下する。そして、排気用電 磁弁27のオン・オフ作動を1回以上所定回数行い、出口室22およびブレーキ ブースタ5内の各残圧が、ブレーキブースタ5が出力を発生しない程度、換言す ればブレーキブースタ5のハイドロリックピストン5aおよびエアピストン5c がほぼ完全に非作動位置に戻ることができる程度まで低下するようにしている。 本実施例のモジュレータ9のその他の構成は、前述の図4に示す従来のモジュレ ータ9とまったく同じである。
【0031】 このように構成された本実施例のABS制御装置は、前述の従来のABS制御 装置の作用と大部分同じ作用を行うが、一部のみ作用が異なる。したがって、こ の異なる部分の作用のみを説明し、同じ部分は一部を簡単に説明し、他部は説明 を省略する。
【0032】 通常制動時、ブレーキペダル4を踏み込んでブレーキバルブ3を作動させると 、エアタンク2の圧縮空気がブレーキバルブ3を通して入口室21に供給される 。この入口室21の圧縮空気により弁体24aが弁座9cから離座して保持用開 閉弁24が開く。これにより、この圧縮空気は更に出口室22および出口側空気 流通路9bを通ってブレーキブースタ5に供給され、ブレーキが作動する。その 場合、出口室22に供給されるた圧縮空気は、空気流通路33および室31を通 って排気用開閉弁25の指示圧室29にも導入されるので、圧縮空気が出口室2 2に供給されても、排気用開閉弁25が開くことはない。したがって、ブレーキ は確実に作動するようになる。このとき、ブレーキ作動により、ブレーキスイッ チ10あるいは圧力スイッチ11がオンしてブレーキランプ11が点灯する。
【0033】 一方、ブレーキ解除のため、ブレーキペダル4を解放してブレーキバルブ3を 非作動にすると、前述の従来のABS制御装置と同様にブレーキブースタ5の圧 縮空気は、出口側空気流通路9b、出口室22、開いている保持用開閉弁24、 入口室21およびブレーキバルブ3を通って大気に排出される。これにより、出 口室22の圧力、ブレーキブースタ5の圧力、およびブレーキシリンダ6のブレ ーキ圧が低下する。出口室22の圧力が保持用開閉弁24の開弁圧となると、保 持用開閉弁24の弁体24aが弁座9cに着座するので、保持用開閉弁24は閉 じる。このため、これ以後、ブレーキブースタ5および出口室22の圧縮空気は 、保持用開閉弁24を通しては排出されない。
【0034】 しかし、ブレーキペダル4の解放によりブレーキスイッチ10がオフとなるか 、入口室21の圧力が所定圧以下に低下して圧力スイッチ11がオフとなるかし てブレーキランプ12が消灯するので、ブレーキスイッチ10または圧力スイッ チ11のオフ信号またはブレーキランプ12の消灯信号が、信号線34を介して コントローラ7に入力される。このため、コントローラ7は排気用電磁弁27を オンして弁27aを開いて弁27bを閉じ、指示圧室29の圧縮空気が排気室2 3を通って大気に排気される。更に、コントローラ7は、再び排気用電磁弁27 をオフして弁27aを閉じて弁27bを開く。このため、出口室22の圧縮空気 が空気流通路33および室31を通って指示圧室29に導入される。そして、こ のような排出用電磁弁27のオン・オフ作動を1回以上所定回数行う。その結果 、出口室22の残圧およびブレーキブースタ5の残圧が、少なくともブレーキブ ースタ5の出力を発生しない程度以下にまで低下する。したがって、ブレーキブ ースタ5のエアピストン5cおよびハイドロリックピストン5aが非作動位置に ほぼ完全に戻り、ブレーキブースタ5の弁5bが完全に開くので、ブレーキ液圧 が完全に0になるまで、ブレーキシリンダ6内のブレーキ液がリザーバに排出さ れる。これによりブレーキは完全に解除される。
【0035】 こうして、ブレーキ作動解除後、モジュレータ9の排気用電磁弁27をオン・ オフさせることにより、本実施例のエアブレーキ装置は、図2に示すようなブレ ーキ圧の残圧がほとんど生じない入出力特性を有するようになる。
【0036】 ABS制御のブレーキ圧の減圧時においては、コントローラ7からの制御信号 により排気用電磁弁27が作動し、弁27aが開いて弁27bが閉じるので、指 示圧室29に導入された圧縮空気が排出される。これにより、指示圧室29の圧 力が低下し、出口室22の圧力が指示圧室29の圧力より大きくなるので、弁体 25aは右方へ移動して弁座9dから離座する。すなわち、排気用開閉弁27が 開いて、出口室22と排気室23とが連通して、ブレーキブースタ5および出口 室22の圧縮空気が排出される。これにより、ブレーキ圧が減圧される。
【0037】 ABS制御のブレーキ圧の保持および再増圧時においては、コントローラ7か らの制御信号により排気用電磁弁27が非作動となり、弁27aが閉じて弁27 bが開くので、指示圧室29は出口室22と連通する。これにより、指示圧室2 9には出口室22の圧力が導入されるので、排気用開閉弁25がスプリング25 bのばね力により閉じ、ブレーキブースタ5および出口室22の圧縮空気は排気 用開閉弁27からは排出されない。
【0038】 このように本実施例においては、ブレーキ解除時にブレーキシリンダ6内に残 圧が生じることはないので、ブレーキは完全に解除され、ブレーキの引きずりが 確実に防止されるようになる。また、ブレーキ解除時にハイドロリックピストン 5a内の弁5bが開くので、エア抜き作業を確実に行うことができるようになる 。
【0039】 更に、ブレーキブースタ5のリターンスプリング5dのセット荷重を大きくす る必要がないので、ブレーキブースタ5の制御、すなわち通常ブレーキ制御およ びABS制御の制御フィーリングが低下するのを確実に防止できる。
【0040】 更に、保持用開閉弁24のスプリング24bおよび排気用開閉弁25のスプリ ング25bのセット荷重を小さくする必要がないので、モジュレータ9の非作動 時車両の振動で弁体24a,25aが揺動することにより生じる、弁体24a,2 5aのシート部の摩耗あるいは損傷等を防止できるようになる。
【0041】 なお、前述の実施例では、本考案を圧縮空気による制動装置のアンチスキッド ブレーキ制御装置に用いられるモジュレータに適用した場合について説明してい るが、本考案は必ずしもこれに限定されるものではなく、流体圧制御における制 御弁であれば、どのような制御弁にも適用することができる。
【0042】
以上の説明から明らかなように、本考案の流体圧制御装置によれば、作動後の 非作動時に、制御弁の出口室内の残圧および駆動手段の残圧を、駆動手段のピス トンが非作動位置にほぼ完全に戻れる程度にまで下げることができるので、作動 後の非作動時における駆動手段の残出力の発生を確実に防止できる。
【0043】 また本考案によれば、非作動時における駆動手段の出力の発生を防止できるこ とから、駆動手段のピストンのリターン用付勢手段を変更しなくてもよいので、 制御フィーリングが低下するのを確実に防止できる。
【0044】 更に、保持用開閉弁および排気用開閉弁の第1および第2付勢手段のセット荷 重を小さくする必要がないので、制御弁の非作動時車両の振動による弁体のシー ト部の摩耗あるいは損傷等を確実に防止できる。
【0045】 更に、請求項2ないし6の考案によれば、ブレーキの解除時にブレーキを完全 に解除できるので、ブレーキの引きずりを確実に防止できる。これにより、ブレ ーキの摩耗を低減できるとともに、ブレーキ過熱によるブレーキ力の低下を防止 でき、更に走行燃費を改善することができる。
【0046】 更に、請求項3の考案によれば、ブレーキ解除時に空気圧ー油圧変換ブレーキ ブースタのハイドロリックピストンが非作動位置に完全に戻ってハイドロリック ピストン内の弁が確実に開くので、エア抜き作業を確実にかつ短時間で行うこと ができる。
【図1】 本考案にかかる流体圧制御装置の一実施例
を、車両のABS制御装置に適用した場合を示す断面図
である。
を、車両のABS制御装置に適用した場合を示す断面図
である。
【図2】 本考案の流体圧制御装置の入出力特性を示す
図である。
図である。
【図3】 従来の圧縮空気による制動装置のアンチスキ
ッドブレーキ制御装置の一例を示す回路図である。
ッドブレーキ制御装置の一例を示す回路図である。
【図4】 この従来のアンチスキッドブレーキ制御装置
用モジュレータの断面図である。
用モジュレータの断面図である。
【図5】 この従来の圧縮空気による制動装置における
ブレーキブースタを示す断面図である。
ブレーキブースタを示す断面図である。
【図6】 この従来のアンチスキッドブレーキ制御装置
用モジュレータの入出力特性を示す図である。
用モジュレータの入出力特性を示す図である。
1…ABS制御装置、2…エアタンク、3…ブレーキバ
ルブ、4…ブレーキペダル、5…ブレーキブースタ、5
a…ハイドロリックピストン、5b…弁、5c…エアピ
ストン、5d…リターンスプリング、6…ブレーキシリ
ンダ、7…コントローラ、8…車輪速センサ、9…モジ
ュレータ、9a…モジュレータ本体、9b…出口側空気
流通路、9c, 9d…弁座、10…ブレーキスイッチ、
11…圧力スイッチ、12…ブレーキランプ、21…入
口室、22…出口室、23…排気室、24…保持用開閉
弁、24a…ダイヤフラム弁体、24b…スプリング、
25…排気用開閉弁、25a…ダイヤフラム弁体、25
b…スプリング、26…保持用電磁弁、27…排気用電
磁弁、28,29…指示圧室、30,31…室、32,3
3…空気流通路、34…信号線
ルブ、4…ブレーキペダル、5…ブレーキブースタ、5
a…ハイドロリックピストン、5b…弁、5c…エアピ
ストン、5d…リターンスプリング、6…ブレーキシリ
ンダ、7…コントローラ、8…車輪速センサ、9…モジ
ュレータ、9a…モジュレータ本体、9b…出口側空気
流通路、9c, 9d…弁座、10…ブレーキスイッチ、
11…圧力スイッチ、12…ブレーキランプ、21…入
口室、22…出口室、23…排気室、24…保持用開閉
弁、24a…ダイヤフラム弁体、24b…スプリング、
25…排気用開閉弁、25a…ダイヤフラム弁体、25
b…スプリング、26…保持用電磁弁、27…排気用電
磁弁、28,29…指示圧室、30,31…室、32,3
3…空気流通路、34…信号線
Claims (6)
- 【請求項1】 流体圧源から供給される作動圧力流体の
圧力を制御して出力する圧力制御弁と、操作時流体圧源
の作動圧力流体を前記圧力制御弁に供給するとともに非
操作時前記圧力制御弁から作動圧力流体を排出する操作
手段と、前記圧力制御弁から出力される作動圧力流体の
圧力により作動する駆動手段と、前記操作手段の作動を
検知して作動検知信号を出力する操作手段作動検知手段
と、該操作手段作動検知手段からの作動検知信号に基づ
いて前記圧力制御弁を制御する電子制御手段とからな
り、 前記圧力制御弁は、作動時流体圧源からの作動圧力流体
の入力圧が供給されるとともに非作動時入力圧が排出さ
れる入口室と、駆動手段に接続される出口室と、前記出
口室に接続され、この出口室の作動圧力流体を外部に排
出する排出通路と、所定時前記入口室の入力圧が導入さ
れる第1指示圧室と、作動時前記出口室の出力圧が導入
される第2指示圧室と、前記入口室および前記出口室間
に配設され、第1付勢手段により常時閉弁方向に付勢さ
れるとともに前記第1指示圧室の圧力により閉弁方向に
付勢され、更に前記入口室の圧力および前記出口室の圧
力により開弁方向に付勢される常閉の保持用開閉弁と、
前記出口室および前記排出通路間に配設され、第2付勢
手段により常時閉弁方向に付勢されるとともに前記第2
指示圧室の圧力により閉弁方向に付勢され、更に前記出
口室の圧力により開弁方向に付勢される常閉の排出用開
閉弁と、通常時前記第1指示圧室の圧力を排出するとと
もに、所定時前記第1指示圧室に前記入口室の入力圧を
導入する保持用電磁弁と、通常時前記第2指示圧室と前
記出口室とを連通するとともに、所定時前記第2指示圧
室と前記出口室とを遮断しかつ前記第2指示圧室の圧力
を排出する排出用電磁弁とを備え、 前記電子制御手段は、少なくとも、前記操作手段作動検
知手段から出力されている作動検知信号が出力されなく
なったとき、前記排出用電磁弁を作動して前記第2指示
圧室と前記出口室とを遮断しかつ前記第2指示圧室の圧
力を排出し、次に前記排出用電磁弁の作動を解除して前
記第2指示圧室と前記出口室とを連通する前記排出用電
磁弁の作動および解除を所定回数行うように、前記排気
用電磁弁を制御する電子制御手段であることを特徴とす
る流体圧制御装置。 - 【請求項2】 前記作動圧力流体はブレーキ作動圧力流
体であり、また前記駆動手段はブレーキブースタである
とともに前記操作手段はブレーキペダルを有するブレー
キバルブであり、更に前記圧力制御弁は、車輪のロック
傾向検出時に前記電子手段が前記保持用電磁弁および前
記排出用電磁弁を駆動制御することにより、アンチスキ
ッドブレーキ制御におけるブレーキ圧調整を行うモジュ
レータであることを特徴とする請求項1記載の流体制御
装置。 - 【請求項3】 前記ブレーキ作動圧力流体は圧縮空気で
あり、前記ブレーキブースタは空気圧ー油圧変換ブレー
キブースタであることを特徴とする請求項2記載の流体
圧制御装置。 - 【請求項4】 前記操作手段作動検知手段は前記ブレー
キペダルの踏み込みを検知するブレーキペダル踏み込み
検知手段であることを特徴とする請求項2または3記載
の流体圧制御装置。 - 【請求項5】 前記操作手段作動検知手段は前記入口室
の入力圧が所定圧以上のときオンするとともに前記入口
室の入力圧が所定圧より小さいときオフする圧力スイッ
チであることを特徴とする請求項2または3記載の流体
圧制御装置。 - 【請求項6】 前記操作手段作動検知手段は前記操作手
段が作動したとき点灯するブレーキランプであることを
特徴とする請求項2または3記載の流体圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2704393U JPH0685162U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 流体圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2704393U JPH0685162U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 流体圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685162U true JPH0685162U (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=12210048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2704393U Pending JPH0685162U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 流体圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685162U (ja) |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP2704393U patent/JPH0685162U/ja active Pending
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