JPH0685160A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH0685160A
JPH0685160A JP25574092A JP25574092A JPH0685160A JP H0685160 A JPH0685160 A JP H0685160A JP 25574092 A JP25574092 A JP 25574092A JP 25574092 A JP25574092 A JP 25574092A JP H0685160 A JPH0685160 A JP H0685160A
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JP
Japan
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diffusion layer
input
resistance value
circuit
per unit
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Pending
Application number
JP25574092A
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English (en)
Inventor
Mitsuji Hayashi
満治 林
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0685160A publication Critical patent/JPH0685160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡散層を保護抵抗とする入出力保護回路にお
いて、静電耐圧を改善する一方で集積度の向上を図る。 【構成】 マスク領域M1を利用して入出力保護回路を
構成する拡散層22の単位面積当たりの抵抗値を、内部
回路の拡散層の単位面積当たりの抵抗値よりも大きくな
るように形成する。内部回路の抵抗値を大きくすること
なく、しかも入出力保護回路の拡散層の面積を大きくす
ることなく、入出力保護回路の拡散層の抵抗値のみを大
きくでき、ラッチアップやスピード低下を防止する一方
で集積度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に関
し、特に過電圧から内部回路を保護する入出力保護回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の入出力保護回路は、図2
に示されるような等価回路を有しており、パンチスルー
トランジスタ2と、過電圧保護のための電圧クランプ用
ダイオード4と、P型又はN型の拡散層からなる保護抵
抗3と高抵抗6とから構成されている。この入力保護装
置は入力パッド1と内部回路5との間に接続され、入力
パッド1から入力される過電圧をパンチスルートトラン
ジスタ2でパンチスルーさせ、或いはダイオード4で電
圧クランプすることで、内部回路5の保護を行ってい
る。また、図3に示すように、1つの入出力パッド1に
2つの内部回路5を接続する場合には、パンチスルート
ランジスタ11,12と、電圧クランプ用ダイオード1
3,14,15と、P型及びN型の拡散層からなる保護
抵抗16,17とから構成される。
【0003】図4は図2に示した入出力保護回路を実際
に半導体基板上で構成した場合の平面図である。パンチ
スルートランジスタ2をゲート21とN型拡散層22で
構成し、このN型拡散層22と基板とでダイオード4を
構成し、更にこのN型拡散層22の上にアルミニウム配
線23,24,25をコンタクト26で接続して拡散2
2を保護抵抗3として利用し、かつ多結晶シリコン等か
らなる高抵抗素子27を高抵抗6として接続している。
ここで、N型拡散層領域の単位面積当たりの抵抗と、静
電耐圧との関係を見ると、図5に示すように単位面積当
たりの拡散層抵抗が大きいほど、静電耐圧が強くなると
いう関係が見られる。そのため、図2に示した拡散層か
らなる保護抵抗3の抵抗値をある所定の値に設定すべく
不純物の注入エネルギや注入量等の拡散条件を設定して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所定の
抵抗値を得るために拡散層の単位面積当たりの抵抗値を
上げると、内部回路における拡散層の抵抗値も同時に増
大され、ラッチアップやスピード低下が生じ易くなる。
このため、従来では入出力保護回路の拡散層を細長く形
成して抵抗値を確保しているが、この構成では基板上で
占有する面積が大きくなり、集積度が低下されるという
問題がある。また、同一拡散条件で拡散しても拡散ロッ
ト間で単位面積当たりの拡散層抵抗にバラツキが生じる
ために、静電耐圧が弱くなるという問題がある。本発明
の目的は、静電耐圧を改善する一方で集積度の向上を図
った入出力保護回路を備える半導体集積回路装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力保護回
路を構成する拡散層の単位面積当たりの抵抗値を、内部
回路の拡散層の単位面積当たりの抵抗値よりも大きくな
るように形成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の入力保護回路の平面図で
あり、図2に示した入出力保護回路を実際に半導体基板
上に構成した例を示している。同図において、パンチス
ルートランジスタ2をゲート21とN型拡散層22で形
成し、このN型拡散層22と基板とでダイオード4を構
成し、更にこのN型拡散層22の上にアルミニウム配線
23,24,25をコンタクト26で接続して拡散層2
2を保護抵抗3として利用し、かつ多結晶シリコン等か
らなる高抵抗素子27を高抵抗6として接続している。
【0007】ここで、図1において、破線領域M1は前
記N型拡散層22を形成するために、入力保護回路部分
のみに不純物、例えばAsを注入する場合のマスク開孔
部分を示したものであり、この部分の不純物注入エネル
ギを他の内部回路の不純物注入エネルギとは相違させて
いる。この例では、入出力保護回路部分の不純物注入エ
ネルギを40KeVとし、基板上に形成した他の内部回
路の不純物注入エネルギを80KeVとしている。これ
により、図6に示す特性図から判るように、入出力保護
回路部分における単位面積当たりの拡散層の抵抗値を、
内部回路の拡散層よりも高くすることができる。
【0008】このように構成された半導体集積回路にお
ける拡散層の単位面積当たりの抵抗を測定したところ、
内部回路の拡散層では抵抗値が40〜60Ω/□であ
り、これ以上上げるとラッチアップ電圧やスピードへの
影響もでてくる。一方、入出力保護回路の拡散層では抵
抗値が内部回路よりも5Ω/□以上大きくされており、
これにより、入出力保護回路においては200V以上の
静電耐圧を確保することが可能となる。
【0009】ここで、入出力保護回路を構成する拡散層
への不純物の注入量を、半導体基板上に形成された内部
回路の拡散層となる部分への注入量6×1015cm-2
対して3×1015cm-2にて行うようにしてもよい。こ
のように不純物の注入量を相違させることにより、図7
に示すように、入出力保護回路における単位面積当たり
の拡散層抵抗を選択的に大きくすることができ、前記実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入出力保
護回路の単位面積当たりの抵抗値を、内部回路の拡散層
の単位面積当たりの抵抗値よりも大きく形成しているの
で、内部回路の拡散層の抵抗値を大きくすることなく入
出力保護回路で必要とされる抵抗値を小さい面積で得る
ことが可能となり、ラッチアップやスピード低下を生じ
ることなく効果的な静電耐圧を得ることができるととも
に、入出力保護回路の小型化が実現でき、集積度を改善
することができ、しかも製造ロット間での拡散抵抗のバ
ラツキに対応し易いという問題がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面レイアウト図であり、
図2の回路を実現するための平面図である。
【図2】一般的な入出力保護回路の回路図である。
【図3】入出力保護回路の他の例の回路図である。
【図4】図2の入出力保護回路のレイアウトを示す平面
図である。
【図5】拡散抵抗の単位面積当たりの抵抗値と静電耐圧
の関係を示す図である。
【図6】不純物注入エネルギと拡散層抵抗との関係を示
す図である。
【図7】不純物注入量と拡散層抵抗との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 入力パッド 2 パンチスルートランジスタ 3 保護抵抗 4 ダイオード 5 内部回路 6 高抵抗 21 ゲート 22 N型拡散層 23,24,25 アルミニウム配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散層抵抗を用いた入出力保護回路を備
    える半導体集積回路装置において、前記拡散層の単位面
    積当たりの抵抗値を、内部回路の拡散層の単位面積当た
    りの抵抗値よりも大きくしたことを特徴とする半導体集
    積回路装置。
JP25574092A 1992-08-31 1992-08-31 半導体集積回路装置 Pending JPH0685160A (ja)

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JP25574092A JPH0685160A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 半導体集積回路装置

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JPH0685160A true JPH0685160A (ja) 1994-03-25

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ID=17282977

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741397B1 (ko) * 2000-09-18 2007-07-20 이스트 캐롤라이나 유니버스티 말을 더듬는 사람의 유창성을 증진시키기 위하여 외래발생 언어 신호들을 전달하는 방법 및 장치
JP2008172121A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224270A (ja) * 1989-11-10 1991-10-03 Seiko Epson Corp Misトランジスタを備えた半導体集積回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316