JPH0685102U - オイルシ−ル飛び出し防止構造 - Google Patents

オイルシ−ル飛び出し防止構造

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JPH0685102U
JPH0685102U JP3186693U JP3186693U JPH0685102U JP H0685102 U JPH0685102 U JP H0685102U JP 3186693 U JP3186693 U JP 3186693U JP 3186693 U JP3186693 U JP 3186693U JP H0685102 U JPH0685102 U JP H0685102U
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JP
Japan
Prior art keywords
oil seal
oil
wheel hub
hub
air
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Pending
Application number
JP3186693U
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English (en)
Inventor
義久 菅野
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤエア圧集中制御装置を搭載したホイ−
ルハブ部オイルシ−ルにおいて、エアシ−ル部からのエ
ア漏れが発生した際に、当該オイルシ−ルからのグリ−
ス漏れ時のブレ−キへの付着防止と共に、ハブベアリン
グ部の内圧の上昇によるオイルシ−ルの飛び出しを防止
すべき構造に関する。 【構成】 タイヤエア集中制御装置を搭載したホイ−ル
ハブ部オイルシ−ルから、ホイ−ルハブとアクスルハウ
ジングの間に介設したハブベアリング部のグリ−スが、
外部へ漏れ出してブレ−キに付着するのを阻止すべきオ
イルデフレクタを備えるものにおいて、このオイルデフ
レクタ10を必要最小限の隙間を保つて前記オイルシ−
ル9に接近させると共に、その端縁部13をこのオイル
シ−ル9の内径側へ廻り込ませて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タイヤエア圧集中制御装置を搭載したホイ−ルハブ部オイルシ− ルにおいて、エアシ−ル部からのエア漏れが発生した際に、当該オイルシ−ルか らのグリ−ス漏れ時のブレ−キへの付着防止と共に、ハブベアリング部の内圧の 上昇によるオイルシ−ルの飛び出しを防止すべき構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は上記事態に際して、オイルシ−ルの飛び出しを想定した構造は特に考慮 されていないが、一般的には、ストツパとして例えばスナツプリングを使用して 、オイルシ−ルが飛び出すのを防止するのが一般的であると思われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち従来は特にオイルシ−ルが飛び出すことは想定していないが、特にタ イヤエア集中制御装置を搭載したホイ−ルハブ部オイルシ−ルにおいては、タイ ヤへエアを送るための通路に設けたエアシ−ルからエア漏れが発生した場合、ハ ブベアリング部の内圧が上昇して、オイルシ−ルがホイ−ルハブから飛び出すこ とが当然予想されるのでその対策を講ずる必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ここにおいてこの考案は、上述のように タイヤエア集中制御装置を搭載したホイ−ルハブ部オイルシ−ルから、ホイ−ル ハブとアクスルハウジングの間に介設したハブベアリング部のグリ−スが、外部 へ漏れ出してブレ−キに付着するのを阻止すべきオイルデフレクタを備えるもの において、このオイルデフレクタを必要最小限の隙間を保つて前記オイルシ−ル に接近させると共に、その端縁部をこのオイルシ−ルの内径側へ廻り込ませて成 るオイルシ−ル飛び出し防止構造を提案するものである。
【0005】
【作用】
上記したようにこの考案は従来、グリ−ス漏れに際して、漏れ出したグリ−ス がブレ−キに付着するのを阻止するために取り付けたオイルデフレクタをその本 来の目的を損なうことなく、オイルシ−ルの飛び出し防止の用に供し得るもので ある。
【0006】
【実施例】
図2はタイヤエア集中制御装置におけるホイ−ルハブ部の一般的な構造を示す もので、1はアクスルシヤフト、2はアクスルハウジング、3はホイ−ルハブで ある。
【0007】 前記ホイ−ルハブ3とアクスルハウジング2にはタイヤ(図示せず)へエアを 送るためのエア通路4,5が設けられており、これらホイ−ルハブ3とアクスル ハウジング2のエア通路4,5の接続部にはエアシ−ル6,7が設けられていて エア漏れを阻止する構造となつている。
【0008】 一方、前記アクスルハウジング2とホイ−ルハブ3との間にはハブベアリング 8が介設されていて、アクスルハウジング2に対するホイ−ルハブ3の回転を円 滑にすると共に、このハブベアリング8の外側にはオイルシ−ル9が配設されて 、前記ハブベアリング8部のグリ−スが外部へ漏れ出さないようにしている。
【0009】 万一、前記ハブベアリング8部のグリ−スがオイルシ−ル9から外部へ漏れた 場合に、このグリ−スがブレ−キに付着してその機能に障害を与えることを阻止 するために、前記ホイ−ルハブ3にはオイルデフレクタ10がボルトナツト11 によつて固定され、このオイルデフレクタ10はホイ−ルハブ3の前記ハブベア リング8及びオイルシ−ル9を内設するフランジ部12を覆いかつ外方へ突出す るように傘形に形成されている。
【0010】 上記構造では、オイルシ−ル9から漏れ出したグリ−スがブレ−キに付着する のを阻止することはできるが、前記エアシ−ル6,7からのエア漏れに起因する ハブベアリング8部の内圧の上昇により、オイルシ−ル9がホイ−ルハブ3から 飛び出すのを防止することはできない。
【0011】 ここにおいて、この考案は、図1に示すように前記オイルデフレクタ10を必 要最小限の隙間を保つて前記オイルシ−ル9に接近させると共に、このオイルデ フレクタ10の端縁部13を、オイルシ−ル9の内径側へ廻り込ませることを提 案するものである。なお図2に示す各部と同一又は同等の部分は、上記図2に関 する説明を採用して、その図示及び説明を省略する。
【0012】 したがつて、前記エアシ−ル6,7にエア漏れが発生し、ハブベアリング8部 の内圧が上昇し、オイルシ−ル9がホイ−ルハブ3から飛び出すような状況にな つても、オイルデフレクタ10の端縁部13によつて防止することができるので ある。この場合、オイルデフレクタ10はその本来の目的であるグリ−スのブレ −キへの付着防止という機能も併せて発揮しうるものである。
【0013】
【考案の効果】
この考案によれば従来のこの種タイヤエア集中制御装置を搭載したホイ−ルハ ブ部オイルシ−ルにおいて、部品点数を増加することなく、オイルデフレクタの 形状に変改を与えることによつて、漏出したグリ−スのブレ−キへの付着防止の 機能が得られるという点で、簡易かつ経済的にすぐれた考案であると言えるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部断面図である。
【図2】タイヤエア集中制御装置を搭載したホイ−ルハ
ブ部オイルシ−ルとその周辺部の一般的な構造を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
2 アクスルハウジング 3 ホイ−ルハブ 6,7 エアシ−ル 8 ハブベアリング 9 オイルシ−ル 10 オイルデフレクタ 13 端縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤエア集中制御装置を搭載したホイ
    −ルハブ部オイルシ−ルから、ホイ−ルハブとアクスル
    ハウジングの間に介設したハブベアリング部のグリ−ス
    が、外部へ漏れ出してブレ−キに付着するのを阻止すべ
    きオイルデフレクタを備えるものにおいて、このオイル
    デフレクタを必要最小限の隙間を保つて前記オイルシ−
    ルに接近させると共に、その端縁部をこのオイルシ−ル
    の内径側へ廻り込ませて成るオイルシ−ル飛び出し防止
    構造。
JP3186693U 1993-05-24 1993-05-24 オイルシ−ル飛び出し防止構造 Pending JPH0685102U (ja)

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JP3186693U JPH0685102U (ja) 1993-05-24 1993-05-24 オイルシ−ル飛び出し防止構造

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JPH0685102U true JPH0685102U (ja) 1994-12-06

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