JPH0684930B2 - 材料試験装置 - Google Patents
材料試験装置Info
- Publication number
- JPH0684930B2 JPH0684930B2 JP9732686A JP9732686A JPH0684930B2 JP H0684930 B2 JPH0684930 B2 JP H0684930B2 JP 9732686 A JP9732686 A JP 9732686A JP 9732686 A JP9732686 A JP 9732686A JP H0684930 B2 JPH0684930 B2 JP H0684930B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crosshead
- material testing
- load
- screw
- test
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、クロスヘッドを移動させて試験片に負荷する
材料試験装置に関する。
材料試験装置に関する。
［従来技術］ クロスヘッドを移動させて試験片に試験荷重を負荷する
従来の材料試験装置は、テーブルに２本のねじ棹を設
け、該ねじ棹に螺合するナットを介してクロスヘッドを
これに取り付け、モータでねじ棹を回転させつつクロス
ヘッドを移動させる構造となっている。
従来の材料試験装置は、テーブルに２本のねじ棹を設
け、該ねじ棹に螺合するナットを介してクロスヘッドを
これに取り付け、モータでねじ棹を回転させつつクロス
ヘッドを移動させる構造となっている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来の試験装置は、モータの回転を減速
装置で減速した後、直線運動に変換するため複雑な動力
伝達機構を必要としていた。また、駆動系においてネジ
やギヤ等のバッククラッシュが生じ、第４図（イ）
（ロ）に示すように負荷が一時停止するので、引張圧縮
両振試験や高速応答の繰り返し試験等が正確に行なえな
いという問題点があった。
装置で減速した後、直線運動に変換するため複雑な動力
伝達機構を必要としていた。また、駆動系においてネジ
やギヤ等のバッククラッシュが生じ、第４図（イ）
（ロ）に示すように負荷が一時停止するので、引張圧縮
両振試験や高速応答の繰り返し試験等が正確に行なえな
いという問題点があった。
そこで本発明は、クロスヘッドの駆動機構を簡素化して
正確でかつ高速応答の試験が行なえ、駆動効率を向上す
ることができる材料試験装置を提供することを目的とす
る。
正確でかつ高速応答の試験が行なえ、駆動効率を向上す
ることができる材料試験装置を提供することを目的とす
る。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記問題点を解決するため、次のような構成を
採用した。
採用した。
すなわち、本発明にかかる材料試験装置は、テーブルに
設けたねじ棹にクロスヘッドを取り付け、ねじ棹を回転
させることによりクロスヘッドを移動させて試験片に試
験荷重を負荷する材料試験装置において、ねじ棹の回転
駆動源としてダイレクトドライブモータを用いるととも
に、ねじ棹のねじとしてボールねじを採用したことを特
徴とする。
設けたねじ棹にクロスヘッドを取り付け、ねじ棹を回転
させることによりクロスヘッドを移動させて試験片に試
験荷重を負荷する材料試験装置において、ねじ棹の回転
駆動源としてダイレクトドライブモータを用いるととも
に、ねじ棹のねじとしてボールねじを採用したことを特
徴とする。
［作用］ ダイレクトドライブモータで直接ねじ棹を回転させ、し
かもバックラッシュの生じにくいボールねじを介してク
ロスヘッドを取り付けるので、クロスヘッドの駆動機構
が簡素化されるとともにバックラッシュが生じない。
かもバックラッシュの生じにくいボールねじを介してク
ロスヘッドを取り付けるので、クロスヘッドの駆動機構
が簡素化されるとともにバックラッシュが生じない。
［実施例］ 第１図は本発明にかかる材料試験装置の１例を示すもの
で、この材料試験装置１は、テーブル２と左右一対のね
じ棹３、４をそなえている。ねじ棹３、４は外周部にボ
ールねじが刻設され、その上端部はヨーク６によって回
転可能に支持されている。ねじ棹３、４の中間部にはク
ロスヘッド７がねじ棹３、４のボールねじに螺着された
ボールねじナット８、９を介して取り付けられている。
ねじ棹３、４の下方端部は，第２図に示すようにそれぞ
れダイレクトドライブモータ（以下DDモータという）10
のロータ25にキー30とナット29とで固定されている。DD
モータ10は、ステータ24を取り付けたモータハウジング
23がテーブル２に締結ボルト28で固定され、スラスト荷
重受けベアリング26がモータハウジング23とロータ25と
の間に介装されている。左右一対のDDモータ10,10はそ
れぞれDDモータドライバ17、18によって駆動されるが、
ロータ25が回転すると、上記したようにねじ棹の下端部
がロータ25に固定されているので、ねじ棹３、４はとも
に回転する。ねじ棹３、４が回転するとこれに螺着され
たボールねじナット８、９が回転方向に応じて上下に移
動するので、ボールネジナット８、９に取り付けられた
クロスヘッド７がねじ棹３、４に沿って上下に移動す
る。左右のねじ棹３、４を回転する２台のDDモータ10
は、コントローラ21によって同期回転するようにコント
ロールされる。
で、この材料試験装置１は、テーブル２と左右一対のね
じ棹３、４をそなえている。ねじ棹３、４は外周部にボ
ールねじが刻設され、その上端部はヨーク６によって回
転可能に支持されている。ねじ棹３、４の中間部にはク
ロスヘッド７がねじ棹３、４のボールねじに螺着された
ボールねじナット８、９を介して取り付けられている。
ねじ棹３、４の下方端部は，第２図に示すようにそれぞ
れダイレクトドライブモータ（以下DDモータという）10
のロータ25にキー30とナット29とで固定されている。DD
モータ10は、ステータ24を取り付けたモータハウジング
23がテーブル２に締結ボルト28で固定され、スラスト荷
重受けベアリング26がモータハウジング23とロータ25と
の間に介装されている。左右一対のDDモータ10,10はそ
れぞれDDモータドライバ17、18によって駆動されるが、
ロータ25が回転すると、上記したようにねじ棹の下端部
がロータ25に固定されているので、ねじ棹３、４はとも
に回転する。ねじ棹３、４が回転するとこれに螺着され
たボールねじナット８、９が回転方向に応じて上下に移
動するので、ボールネジナット８、９に取り付けられた
クロスヘッド７がねじ棹３、４に沿って上下に移動す
る。左右のねじ棹３、４を回転する２台のDDモータ10
は、コントローラ21によって同期回転するようにコント
ロールされる。
クロスヘッド７にはロードセル11を介して上方つかみ具
12が取り付けられ、テーブル２には下方つかみ具13が取
り付けられ、これら両つかみ具によって試験片15が保持
される。
12が取り付けられ、テーブル２には下方つかみ具13が取
り付けられ、これら両つかみ具によって試験片15が保持
される。
上記ロードセル11は、荷重計測システム20を介してコン
トローラ21に電気的に接続されている。DDモータ10は、
内臓される回転検出器からの位置検出信号が入力する変
位計測システム19を介してコントローラ21に電気的に接
続されている。
トローラ21に電気的に接続されている。DDモータ10は、
内臓される回転検出器からの位置検出信号が入力する変
位計測システム19を介してコントローラ21に電気的に接
続されている。
２つのDDモータ10をモータドライバ17、18によって同期
して回転させると、上記したようにクロスヘッド７が上
下方向に移動し，クロスヘッド７の上下方向の直線運動
がこれに接続した上方つかみ具12に伝達され、試験片15
に試験荷重が負荷される。試験片の荷重による変位は、
DDモータの回転検出器による位置検出信号に基づいて変
位計測システム19で計測され、試験荷重はロードセル11
からの荷重信号に基づいて荷重計測システム20で計測さ
れる。
して回転させると、上記したようにクロスヘッド７が上
下方向に移動し，クロスヘッド７の上下方向の直線運動
がこれに接続した上方つかみ具12に伝達され、試験片15
に試験荷重が負荷される。試験片の荷重による変位は、
DDモータの回転検出器による位置検出信号に基づいて変
位計測システム19で計測され、試験荷重はロードセル11
からの荷重信号に基づいて荷重計測システム20で計測さ
れる。
この材料試験装置１は、上記したようにDDモータ10とボ
ールねじが刻設されたねじ棹３、４とでクロスヘッド７
の駆動機構を構成し、クロスヘッド７とテーブル２との
間で保持された試験片15に、試験荷重を負荷するように
構成されているので、構造的に簡単で信頼性が高く、し
かも負荷時の駆動効率が高く消費電力が少なくなる。ま
た、減速器を使用せず、ねじ棹のねじとしてボールねじ
を採用しているので、バックラッシュが生じにくく、し
たがって高速応答性に富み、例えば引張圧縮両振試験
（サイクル試験）を第３図に示すように正確にスムーズ
に行なうことができる。
ールねじが刻設されたねじ棹３、４とでクロスヘッド７
の駆動機構を構成し、クロスヘッド７とテーブル２との
間で保持された試験片15に、試験荷重を負荷するように
構成されているので、構造的に簡単で信頼性が高く、し
かも負荷時の駆動効率が高く消費電力が少なくなる。ま
た、減速器を使用せず、ねじ棹のねじとしてボールねじ
を採用しているので、バックラッシュが生じにくく、し
たがって高速応答性に富み、例えば引張圧縮両振試験
（サイクル試験）を第３図に示すように正確にスムーズ
に行なうことができる。
以上の実施例では縦型の試験機について説明したが、横
型の試験機にも応用できる。
型の試験機にも応用できる。
［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明にかかる材料試
験装置は、DDモータとボールねじを利用してクロスヘッ
ドを駆動するので、駆動機構の構造が簡単で、バックラ
ッシュが生じにくい。このため試験片負荷用の力の伝達
ロスがなく、例えば引張圧縮両振試験の荷重を連続して
スムーズに負荷することができる等、高速応答の繰り返
し試験にも適したものとなった。
験装置は、DDモータとボールねじを利用してクロスヘッ
ドを駆動するので、駆動機構の構造が簡単で、バックラ
ッシュが生じにくい。このため試験片負荷用の力の伝達
ロスがなく、例えば引張圧縮両振試験の荷重を連続して
スムーズに負荷することができる等、高速応答の繰り返
し試験にも適したものとなった。
第１図は本発明の１実施例を示す構成説明図、第２図は
要部の説明図、第３図は実施例装置による引張圧縮両振
試験の荷重変化を示す図、第４図（イ），（ロ）は従来
装置による引張圧縮両振試験の荷重変化を示す図であ
る。 １……材料試験装置、２……テーブル 3,4……ねじ棹 ７……クロスヘッド 8,9……ボールねじナット 10……ダイレクトドライブモータ 12,13……つかみ具
要部の説明図、第３図は実施例装置による引張圧縮両振
試験の荷重変化を示す図、第４図（イ），（ロ）は従来
装置による引張圧縮両振試験の荷重変化を示す図であ
る。 １……材料試験装置、２……テーブル 3,4……ねじ棹 ７……クロスヘッド 8,9……ボールねじナット 10……ダイレクトドライブモータ 12,13……つかみ具
Claims (1)
- 【請求項１】テーブルに設けたねじ棹にクロスヘッドを
取り付け、ねじ棹を回転させることによりクロスヘッド
を移動させて試験片に試験荷重を負荷する材料試験装置
において、ねじ棹の回転駆動源としてダイレクトドライ
ブモータを用いるとともに、ねじ棹のねじとしてボール
ねじを採用したことを特徴とする材料試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9732686A JPH0684930B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 材料試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9732686A JPH0684930B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 材料試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62254035A JPS62254035A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0684930B2 true JPH0684930B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14189361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9732686A Expired - Lifetime JPH0684930B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 材料試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684930B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008182268A (ja) * | 2008-04-04 | 2008-08-07 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 送液装置 |
| JP3186668U (ja) * | 2013-08-07 | 2013-10-17 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機 |
| WO2018229966A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9732686A patent/JPH0684930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62254035A (ja) | 1987-11-05 |
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