JPH0684602B2 - プロムナード施工方法 - Google Patents
プロムナード施工方法Info
- Publication number
- JPH0684602B2 JPH0684602B2 JP1177666A JP17766689A JPH0684602B2 JP H0684602 B2 JPH0684602 B2 JP H0684602B2 JP 1177666 A JP1177666 A JP 1177666A JP 17766689 A JP17766689 A JP 17766689A JP H0684602 B2 JPH0684602 B2 JP H0684602B2
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- JP
- Japan
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- promenade
- water
- kneaded
- aggregate
- construction method
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、遊歩道、散歩道などに化粧仕上げを施すプロ
ムナード施工方法に関する。
ムナード施工方法に関する。
［従来の技術］ 従来、プロムナードの化粧仕上げとして、骨材に硬化剤
（バインダー）として樹脂エマルジョンを混合したもの
をプロムナード基礎上に敷設する種々の方法が行われて
いる。
（バインダー）として樹脂エマルジョンを混合したもの
をプロムナード基礎上に敷設する種々の方法が行われて
いる。
そして、骨材としては、砕石、砂利等の石材、スラグ、
ゴム材等が使用され、合成樹脂接着剤のバインダーとし
て、アクリル系、エポキシ系、ウレタン系の合成樹脂が
用いられている。
ゴム材等が使用され、合成樹脂接着剤のバインダーとし
て、アクリル系、エポキシ系、ウレタン系の合成樹脂が
用いられている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の材料及び施工方法において施工し
た舗装面は、養生硬化後に小さい隙間が形成される。そ
のため透水性が生じ水はけが良く、雨水等の下地への浸
透が可能となり好ましいものであるが、反面浸透する水
や大気により劣化が促進されクラック（ひび割れ）の発
生が多く、雨や雪に対し弱い不都合がある。特に、冷寒
地においては、浸透した水や大気が凍結したり、蒸発し
たりすることにより劣化が一層促進され、クラックの発
生が一層早く生ずる。
た舗装面は、養生硬化後に小さい隙間が形成される。そ
のため透水性が生じ水はけが良く、雨水等の下地への浸
透が可能となり好ましいものであるが、反面浸透する水
や大気により劣化が促進されクラック（ひび割れ）の発
生が多く、雨や雪に対し弱い不都合がある。特に、冷寒
地においては、浸透した水や大気が凍結したり、蒸発し
たりすることにより劣化が一層促進され、クラックの発
生が一層早く生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、雨
や雪に対して強く、クラックを発生しないようにしたプ
ロムナード施工方法を提供することを目的とする。
や雪に対して強く、クラックを発生しないようにしたプ
ロムナード施工方法を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成すべく本発明は、水洗、乾燥した所定粒
径の石材を骨材として、これにエポキシ系樹脂エマルジ
ョンの硬化剤及び光沢剤を添加して混練し、この混練物
を基礎上に所定厚敷設し、硬化後骨材間に生ずる隙間に
セメント材を流し込むことを特徴とする。
径の石材を骨材として、これにエポキシ系樹脂エマルジ
ョンの硬化剤及び光沢剤を添加して混練し、この混練物
を基礎上に所定厚敷設し、硬化後骨材間に生ずる隙間に
セメント材を流し込むことを特徴とする。
また、前記セメント材を流し込んだ後に、ゴムレーキ仕
上げを行うことを特徴とする。
上げを行うことを特徴とする。
［作用］ 硬化剤としてエポキシ系樹脂エマルジョンを使用する
と、硬化後に骨材との間に隙間が生ずるが、この隙間に
セメント材を流し込むので隙間が無くなり、水及び空気
の透過がなくなりクラッチの発生が防止される。
と、硬化後に骨材との間に隙間が生ずるが、この隙間に
セメント材を流し込むので隙間が無くなり、水及び空気
の透過がなくなりクラッチの発生が防止される。
また、ゴムレーキ仕上げを行うと水密性がさらに向上す
ると共に歩行の際に弾性感を生じ、衝撃度が少なく疲労
が減少する。
ると共に歩行の際に弾性感を生じ、衝撃度が少なく疲労
が減少する。
［実施例１］ 以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
まず川砂利、山砂利等の天然石（玉石）を粒径２〜8mm
位までふるい分け、水洗して砂、ごみ、ほこりなどを取
り除く。次いで乾燥機に入れて約100〜110℃で乾燥し石
の水分を取り除いた後、ミキサーに入れる。前記乾燥
は、強制乾燥ではなく自然乾燥でもよい。
位までふるい分け、水洗して砂、ごみ、ほこりなどを取
り除く。次いで乾燥機に入れて約100〜110℃で乾燥し石
の水分を取り除いた後、ミキサーに入れる。前記乾燥
は、強制乾燥ではなく自然乾燥でもよい。
ミキサーには硬化剤としてエポキシ系合成樹脂エマルジ
ョン、例えばEPICLON−850をトロール液（トルエン99.0
％）で割ったものを天然石1kgに対して約50〜60g添加し
て約２分間混練する。次に、光沢剤としてシリコン系の
薬品、例えばアクリルシリコン剤を石1kgに対して約50
〜100cc添加して約１分間混練する。
ョン、例えばEPICLON−850をトロール液（トルエン99.0
％）で割ったものを天然石1kgに対して約50〜60g添加し
て約２分間混練する。次に、光沢剤としてシリコン系の
薬品、例えばアクリルシリコン剤を石1kgに対して約50
〜100cc添加して約１分間混練する。
次いで、上記の混練物をコンクリート舗装等の基盤上に
所定の厚さに敷く。施工後、石と石の間に２〜3mmの隙
間が生じるので、その隙間にセメント材としてモルタル
を流し込む。なお、カラーにする場合には上記モルタル
のセメント10kgに対して所望の色の顔料1kgを予め添加
する。
所定の厚さに敷く。施工後、石と石の間に２〜3mmの隙
間が生じるので、その隙間にセメント材としてモルタル
を流し込む。なお、カラーにする場合には上記モルタル
のセメント10kgに対して所望の色の顔料1kgを予め添加
する。
しかして、粒径２〜8mmの天然石（玉石），エポキシ系
合成樹脂エマルジョン及び光沢剤を主材料とした化粧仕
上げのプロムナードとなるため、石特有の光沢を長期間
保持する美しいプロムナードとなり、しかも隙間はモル
タルで埋められるため水、空気等の浸透が防止され、ク
ラックの発生も長期間にわたって生じないプロムナード
となる。
合成樹脂エマルジョン及び光沢剤を主材料とした化粧仕
上げのプロムナードとなるため、石特有の光沢を長期間
保持する美しいプロムナードとなり、しかも隙間はモル
タルで埋められるため水、空気等の浸透が防止され、ク
ラックの発生も長期間にわたって生じないプロムナード
となる。
また、所望の色の顔料を添加することによって、所定の
色に着色できるため、周囲の環境に合わせたプロムナー
ドとすることができる。
色に着色できるため、周囲の環境に合わせたプロムナー
ドとすることができる。
［実施例２］ また、材料として採石を使用する場合は、粒径2.5〜5mm
の採石を用い、硬化剤は前記玉石の場合より約２％多く
添加する。施工後に砕石と砕石の間に生ずる２〜3mmの
隙間には白セメント1kgに対して水２〜３を加えて混
合したものを流し込み、その後、ゴムレーキで仕上げ
る。
の採石を用い、硬化剤は前記玉石の場合より約２％多く
添加する。施工後に砕石と砕石の間に生ずる２〜3mmの
隙間には白セメント1kgに対して水２〜３を加えて混
合したものを流し込み、その後、ゴムレーキで仕上げ
る。
しかして、雨や雪に強く、クラックを発生しないプロム
ナードとなるばかりでなく、本例はゴムレーキ仕上げが
なされているので、水密性がさらに向上すると共に、歩
行の際に弾性感を生じ衝撃度が少なく疲労が減少する。
ナードとなるばかりでなく、本例はゴムレーキ仕上げが
なされているので、水密性がさらに向上すると共に、歩
行の際に弾性感を生じ衝撃度が少なく疲労が減少する。
［発明の効果］ 上記のように本発明の施工方法によれば、雨や雪に強
く、クラックを発生しないプロムナードの化粧仕上げを
達成することができる。
く、クラックを発生しないプロムナードの化粧仕上げを
達成することができる。
また、ゴムレーキ仕上げがなされているので、水密性が
さらに向上すると共に、歩行の際に弾性感を生じ衝撃度
が少なく疲労が減少する。
さらに向上すると共に、歩行の際に弾性感を生じ衝撃度
が少なく疲労が減少する。
本発明は、遊歩道、散歩道、ビルのフロアー、玄関、階
段、ベランダ、外棚支柱、平板ブロック等の化粧仕上げ
に好適である。
段、ベランダ、外棚支柱、平板ブロック等の化粧仕上げ
に好適である。
Claims (2)
- 【請求項１】水洗、乾燥した所定粒径の石材を骨材とし
て、これにエポキシ系樹脂エマルジョンの硬化剤及び光
沢剤を添加して混練し、この混練物を基礎上に所定厚敷
設設し、硬化後骨材間に生ずる隙間にセメント材を流し
込むことを特徴とするプロムナード施工方法。 - 【請求項２】水洗、乾燥した所定粒径の石材を骨材とし
て、これにエポキシ系樹脂エマルジョンの硬化剤及び光
沢剤を添加して混練し、この混練物を基礎上に所定厚敷
設し、硬化後骨材間に生ずる隙間にセメント材を流し込
み、その後、ゴムレーキ仕上げを行うことを特徴とする
プロムナード施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177666A JPH0684602B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | プロムナード施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177666A JPH0684602B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | プロムナード施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0343503A JPH0343503A (ja) | 1991-02-25 |
| JPH0684602B2 true JPH0684602B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16034985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1177666A Expired - Lifetime JPH0684602B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | プロムナード施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684602B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4317916B1 (ja) | 2009-03-16 | 2009-08-19 | 株式会社テクネス | 射出成形用組成物 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5374725A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-03 | Mitsui Toatsu Chemicals | Elastic paving method |
| JPS61172901A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-08-04 | 株式会社エポ・ロ−ド | 舗装用等表装材の施工方法 |
| JPS61186602A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-08-20 | ジヤン‐ミシエル アングラール | 床張り用組成物及びそれにより形成された床張り面 |
| JPS6237403A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-18 | カネボウ・エヌエスシ−株式会社 | 舗装構造物およびその製法 |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP1177666A patent/JPH0684602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5374725A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-03 | Mitsui Toatsu Chemicals | Elastic paving method |
| JPS61172901A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-08-04 | 株式会社エポ・ロ−ド | 舗装用等表装材の施工方法 |
| JPS61186602A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-08-20 | ジヤン‐ミシエル アングラール | 床張り用組成物及びそれにより形成された床張り面 |
| JPS6237403A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-18 | カネボウ・エヌエスシ−株式会社 | 舗装構造物およびその製法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0343503A (ja) | 1991-02-25 |
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