JPH0684562U - フレキシブルプリント基板の位置決め機構 - Google Patents

フレキシブルプリント基板の位置決め機構

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Publication number
JPH0684562U
JPH0684562U JP2724493U JP2724493U JPH0684562U JP H0684562 U JPH0684562 U JP H0684562U JP 2724493 U JP2724493 U JP 2724493U JP 2724493 U JP2724493 U JP 2724493U JP H0684562 U JPH0684562 U JP H0684562U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
positioning
mounting body
positioning groove
head mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2724493U
Other languages
English (en)
Inventor
慎一 野中
泉 山本
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP2724493U priority Critical patent/JPH0684562U/ja
Publication of JPH0684562U publication Critical patent/JPH0684562U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッド取り付け体とフレキシブルプリント基板
の位置決めを行い、かつ、磁気ヘッドのサービスループ
の変形を防止する効果を有する位置決め機構を提供する
こと。 【構成】磁気ヘッドが固定されるヘッド取り付け体の一
側面に、磁気ヘッドの信号線もしくは信号線保護チュー
ブが通り、かつ位置決めにも利用できる位置決め溝を設
け、位置決め溝を覆うように取り付けられるフレキシブ
ルプリント基板の補強板に、位置決め溝により位置決め
される突出部を設ける。さらに、突出部と位置決め溝に
より、信号線もしくは信号線保護チューブに適当な圧力
を与え、信号線を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パーソナルコンピュータ等の外部記憶装置として利用される磁気記 憶装置において、ヘッド位置決め機能を有するヘッド取り付け体と、ヘッド取り 付け体に固定され磁気ヘッドの信号線とリード/ライト回路を接続するフレキシ ブルプリント基板(以下FPCと記す)とを高精度に位置決めする機構に関する 。
【0002】
【従来の技術】
磁気記憶装置の平面図を図9に示す。図9で磁気記憶装置17内の磁気ヘッド 13は、ヘッド位置決め機能を有するヘッド取り付け体9に固定され、ヘッド取 り付け体9により磁気ディスク19上に位置決めされる。ここで磁気ヘッド13 の信号線5は、FPC3を介してリード/ライト回路21へつながれる。図9に おいて、FPC3をヘッド取り付け体9に取り付ける方法として、従来は図7お よび図8に示す方法が採られていた。図7は平面図、図8は図7におけるB−B 断面図である。FPC3のヘッド取り付け体側の端部に補強板1を取り付け、補 強板1を、磁気ヘッド13を取り付けたヘッド取り付け体9にネジ等により固定 する。このとき磁気ヘッド13の信号線5もしくは信号線保護チューブ7は、ヘ ッド取り付け体9につけられたワイヤ溝11を通り、ワイヤ溝11を覆うように 補強板1が取り付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法では、補強板1は平板により作られている ため、ヘッド取り付け体9へ取り付ける際の位置決め性が悪く、取り付けの位置 や角度のばらつきが、FPC3がヘッド取り付け体9に及ぼすケーブルバイアス のばらつきとなり、ひいては磁気ヘッド13の位置決め精度の低下を引き起こす 。さらに信号線5は、ワイヤ溝11内では何等拘束力を受けないため、作業中に 信号線5を引っ張る等によりサービスループ15の変形を起こし易い。サービス ループ15の変形は、磁気ヘッド13の姿勢を変化させ、出力のばらつきを引き 起こすという課題があった。
【0004】 この課題を解決するため、本考案の目的は、位置決め精度が良く、かつサービ スループの変形を防止する効果を有するFPC位置決め機構を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
磁気ヘッドが固定されるヘッド取り付け体に、少なくとも一部を磁気ヘッドの 信号線もしくは信号線保護チューブを通すワイヤ溝として利用できる位置決め溝 を設け、補強板に、位置決め溝の少なくとも一部に係合される突出部を設ける。 さらに、突出部により、位置決め溝内の信号線もしくは信号線保護チューブに適 当な圧力を与える。
【0006】
【実施例】
以下、本考案による第一の実施例を図面をもとに説明する。図1は、本考案に よるヘッド取り付け体9とFPC3接続部近傍の平面図を、図2は、図1におけ るA−A断面を示す。また図3は、第一の実施例のヘッド取り付け体9の位置決 め溝12と、補強板1の突出部1aの平面形状を示したものであり、この例での 位置決め溝12は従来例のワイヤ溝11と同一形状のものである。補強板1を、 ヘッド取り付け体9にネジ等により固定することにより、突出部1aがヘッド取 り付け体9の位置決め溝12に係合され、補強板1の一方向及び角度の位置決め が出来る。さらに突出部1aの突出量を、位置決め溝12の深さと、位置決め溝 12内を通る信号線5もしくは信号線保護チューブ7の太さの差よりも大きくす ることにより、信号線5を適当な圧力で固定し、図1におけるサービスループ1 5の変形を防止することが出来る。
【0007】 図4から図6に、ヘッド取り付け体9と補強板1の全方向の位置決めが可能な 、位置決め溝12および突出部1aの平面形状を示す。図4は第二の実施例で、 図1における、信号線5もしくは信号線保護チューブ7が通る複数の位置決め溝 12の角度を異なるものとしたもので、突出部1aの形状は、位置決め溝12と 同様のものである。
【0008】 図5は第三の実施例で、第一ないし第二の実施例で設けた位置決め溝12に加 えて、位置決め溝12と交差する溝を設けた形状とし、突出部1aの形状を位置 決め溝12の交差部で、十字状にしたものである。
【0009】 図6は第四の実施例で、位置決め溝12上ではない箇所に凹部を設け、突出部 1aを凹部と一致するようにしたものである。
【0010】 なお以上実施例において、補強板1の突出部反対面の形状は、平面であっても 、いかなる凹凸を持つものであってもいっこうに差し支えない。
【0011】
【考案の効果】
本考案による補強板位置決め機構を用いることにより、特別な治具を用いるこ となく、ヘッド取り付け体へ、高精度にFPCの位置決めを行うことが出来る。 これにより、FPCがヘッド取り付け体へ与えるケーブルバイアスのばらつきを 、極力少なくすることが出来、ヘッドの位置決め精度であるサーボ精度を、向上 させることが出来る。
【0012】 さらに、補強板の突出部により磁気ヘッドの信号線を固定し、サービスループ の変形を防止することが出来る。サービスループの変形の防止は、記録再生時の 磁気ヘッドの姿勢を安定化させるため、安定した書き込み・読み出し特性を得る ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示す説明図で、ヘッド
取り付け体近傍の平面図である。
【図2】本考案の第一の実施例を示す説明図で、図1の
A−A断面図である。
【図3】本考案の第一の実施例を示す説明図で、ヘッド
取り付け体の位置決め溝部と、補強板の突出部の平面形
状である。
【図4】本考案の第二の実施例を示す説明図で、ヘッド
取り付け体の位置決め溝部と、補強板の突出部の平面形
状である。
【図5】本考案の第三の実施例を示す説明図で、ヘッド
取り付け体の位置決め溝部と、補強板の突出部の平面形
状である。
【図6】本考案の第四の実施例を示す説明図で、ヘッド
取り付け体の位置決め溝部と、補強板の突出部の平面形
状である。
【図7】従来例を示す説明図で、ヘッド取り付け体近傍
の平面図である。
【図8】従来例を示す説明図で、図4のB−B断面図で
ある。
【図9】従来例を示す説明図で、磁気記憶装置概略平面
図である。
【符号の説明】
1 補強板 1a 突出部 3 フレキシブルプリント基板 5 信号線 7 信号線保護チューブ 9 ヘッド取り付け体 11 ワイヤ溝 12 位置決め溝 13 磁気ヘッド 15 サービスループ 17 磁気記憶装置 19 磁気ディスク 21 リード/ライト回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号線もしくは該信号線を内在する信号
    線保護チューブを有する磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの
    位置決めを行い、かつ前記信号線もしくは前記信号線保
    護チューブを通すワイヤ溝を有するヘッド取り付け体
    と、前記信号線とリード/ライト回路を接続するフレキ
    シブルプリント基板と、該フレキシブルプリント基板を
    前記ヘッド取り付け体に固定するための補強板を備えた
    磁気記録装置において、前記ヘッド取り付け体は、少な
    くとも一部を前記ワイヤ溝として利用できる位置決め溝
    を有し、かつ前記補強板は、前記位置決め溝の少なくと
    も一部と係合する突出部を有することを特徴とするフレ
    キシブルプリント基板の位置決め機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブルプリント
    基板の位置決め機構において、補強板の突出部は、ヘッ
    ド取り付け体の位置決め溝内を通る信号線もしくは信号
    線保護チューブの少なくとも一部で重なり、かつ前記突
    出部の高さは、前記位置決め溝の深さと、前記位置決め
    溝を通る前記信号線もしくは前記信号線保護チューブの
    太さとの差よりも大きいことを特徴とするフレキシブル
    プリント基板の位置決め機構。
JP2724493U 1993-04-27 1993-04-27 フレキシブルプリント基板の位置決め機構 Pending JPH0684562U (ja)

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