JPH0684359A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH0684359A
JPH0684359A JP5201387A JP20138793A JPH0684359A JP H0684359 A JPH0684359 A JP H0684359A JP 5201387 A JP5201387 A JP 5201387A JP 20138793 A JP20138793 A JP 20138793A JP H0684359 A JPH0684359 A JP H0684359A
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JP
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signal
channel fet
data line
channel
data
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JP5201387A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Shimohigashi
勝博 下東
Hiroo Masuda
弘生 増田
Kunihiko Ikuzaki
邦彦 生崎
Hiroshi Kawamoto
洋 川本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】センス時に論理“1”の読出し情報並びに論理
“0”の読出し情報のいずれに対しても両電源電圧に近
い出力電位が安定な状態で得られ、しかもメモリ情報の
書き込み及び読み出し動作時等にデータ線に発生する種
々の雑音を相殺する働きをもつ半導体メモリを提供す
る。 【構成】各ワ−ド線がデ−タ線に交差するレイアウトか
らなる半導体メモリにおいて、上記デ−タ線対にCMO
Sセンスアンプ及びデ−タ線対をメモリセルに記憶され
る2値情報の中間の電位に設定するプリチャ−ジ回路を
接続し、さらに上記データ線に交差するようにダミーワ
ード線、ダミーセルを設ける。 【効果】 ダミーセルの付加により、メモリ情報の書き
込み及び読み出し動作時等すなわちワード線選択時等に
データ線に発生する雑音を相殺することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ、特にM
OSFET ( Metal-Oxide-SemiconductorField-Effec
t Transistor)で代表されるMISFET(Metal Insu
lator Semi-conductor Field Effect Transistor、以
下、MOSと省略する)で構成された半導体メモリに関
する。
【0002】なお、以下PチャンネルMOSFET並び
にNチャンネルMOSFETはそれぞれP−MOS,N
−MOSと呼び、両者を組み合わせた相補型(Complemen
tary)MOSFETはCMOSと呼ぶ。また、センスア
ンプに接続された1対のデータ線が互いに平行に形成さ
れているものを折返しデータ線と名付けることにする。
【0003】
【従来の技術】半導体メモリにおいて、CMOSセンス
アンプ及びデ−タ線をメモリセルに記憶される2値情報
の中間の電位に設定するプリチャ−ジ回路を備えた半導
体メモリが公知である。例えば、特開昭52−1131
31に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的は
センス時に論理“1”の読出し情報並びに論理“0”の
読出し情報のいずれに対しても両電源電圧に近い出力電
位が安定な状態で得られ、しかもメモリ情報の書き込み
及び読み出し動作時等にデータ線に発生する種々の雑音
を相殺する働きをもつ半導体メモリを提供することであ
る。
【0005】本発明の他の目的はメモリセルの情報の読
出しスピードを高速にでき、かつ消費電力を低減できる
半導体メモリを提供することである。
【0006】本発明の他の目的は折返しデータ線に上記
安定動作するセンスアンプを接続した、新規かつ雑音を
低減できる半導体メモリを提供することである。
【0007】本発明の他の目的は折返しデータ線にコン
プリメンタリ(CMOS)センスアンプを接続してチッ
プレイアウトを効率よく行なった小型の半導体メモリを
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】各ワ−ド線がデ−タ線に
交差するレイアウトからなる半導体メモリにおいて、上
記デ−タ線対にCMOSセンスアンプ及びデ−タ線対を
メモリセルに記憶される2値情報の中間の電位に設定す
るプリチャ−ジ回路を接続し、さらに上記データ線に交
差するようにダミーワード線、ダミーセルを設けたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の一実施例によればダミーワード線,ダ
ミーセルを付加することでワード線選択時にデータ線に
発生する雑音を相殺することができる。
【0010】本発明の他の実施例によれば、折返しデー
タ線にコンプリメンタリ センスアンプを接続した半導
体メモリが提供される。このようなメモリによればデー
タ線のピッチ方向に対して、従来のほぼ2倍のレイアウ
ト上の面積的余裕がででくるので高集積化が可能とな
る。
【0011】本発明の他の実施例によれば上記折り返し
データ線をメモリセルの論理“1”と“0”の中間の電
位にプリチャージする手段を備えた半導体メモリが提供
される。このようなメモリによれば論理“1”と“0”
の電位の半分だけデータ線の電位が変化すれば読出し時
間が決まるため、高速かつ低消費電力のメモリが得られ
る。
【0012】また、ワード線とデータ線とのカップリン
グノイズは折り返しデータ線にそれぞれプラスとマイナ
スのノイズが発生するため、相殺される。
【0013】さらに、データ線をメモリセルの論理
“1”と“0”の中間の電位にプリチャージして、基準
電位とするため、ダミーセルも不要とすることもでき、
チップ面積の小さいメモリが得られる。
【0014】本発明の他の実施例によれば上記センスア
ンプのPチャンネルFET対の正帰還動作とNチャンネ
ルFET対の正帰還動作の開始時期を異ならせているた
め、貫通電流が無くなり、低消費電力のメモリが得られ
る。
【0015】
【実施例】
〔ダイナミックメモリシステムの構成及び動作〕ダイナ
ミックメモリシステムの構成を図1に従って説明する。
まず、点線で囲まれたブロックダイアグラムはダイナミ
ックメモリシステムを示しており、このシステムはD−
RAM IC ARRAY(以下、D−RAMと称す
る。)並びに計算機の中央処理装置(以下、CPUと称
する、図示せず。)とD−RAMとの間のインターフェ
イス回路から構成されている。
【0016】次に上記ダイナミックメモリシステムとC
PUとの間の入出力信号を説明する。まず、アドレス信
号A0〜AKはD−RAMのアドレスを選択する信号であ
る。REFGRNTはD−RAMのメモリ情報をリフレ
ッシュさせる、リフレッシュ指示信号である。WEBは
ライトイネーブル信号であり、D−RAMにおけるデー
タの読出し及び書込み命令信号である。MSはD−RA
Mのメモリ動作を開始させる、メモリ起動信号である。
1〜D8 はCPUとD−RAMとを結ぶデータバスに
おける入出力データである。REFREQはD−RAM
のメモリ情報のリフレッシュ要求信号である。
【0017】次にダイナミックメモリシステムをD−R
AMと上記インターフェイス回路に分けて説明する。ま
ず、D−RAMはnkビット集積回路(以下、nkと称
する。なお、1kビットは210=1024ビットを示し
ている。)を列にm個、行にB個配列し、(n×m)ワ
ード×Bビットのマトリクス構成されたICアレイより
成っている。
【0018】次にインターフェイス回路を説明する。R
ARはCPUから送出されるアドレス信号A0〜Akのう
ちアドレス信号A0〜Aiを受信し、D−RAMの動作に
あったタイミングのアドレス信号に変換するロウアドレ
スレシーバであり、CARは上記アドレス信号 A0〜A
k のうち、 アドレス信号Ai+1〜Ajを受信し、D−R
AMの動作にあったタイミングのアドレス信号に変換す
るカラムアドレスレシーバであり、ADRは上記アドレ
ス信号A0〜Akのうち、アドレス信号Aj+1〜Akを受信
し、D−RAMの動作にあったタイミングのアドレス信
号に変換するアドレスレシーバである。
【0019】DCRはD−RAMのチップを選択するた
めのチップ選択制御信号(以下、CS1〜CSmと称す
る。m=2の(k−j)乗)を送出するデコーダであ
る。
【0020】RAS−CTはD−RAMの動作にあった
タイミングのチップ選択信号及びロウアドレス取込み用
信号を送出するRASコントロール回路である。
【0021】ADMは上記アドレス信号 A0〜Ai並び
にAi+1〜Ajを時系列的に多重化してD−RAMに送出
するアドレスマルチプレクサである。
【0022】RSGはD−RAMのメモリ情報をリフレ
ッシュするタイミングを決めるリフレッシュ同期発生回
路である。
【0023】RACはD−RAMのメモリ情報をリフレ
ッシュするためにリフレッシュアドレス信号R0〜Rl
送出するリフレッシュアドレスカウンタである。
【0024】DBDはCPUとD−RAMとの間のデー
タ入出力がWE信号により切換えられるデータバスドラ
イバである。
【0025】C−CTは上記RAC,ADM,RAS−
CT,DBD,D−RAMを制御する信号を送出するコ
ントロール回路である。
【0026】次にダイナミックメモリシステム内におけ
るアドレス信号の働きを説明する。CPUから送出され
るアドレス信号A0〜Akはダイナミックメモリシステム
内でアドレス信号A0〜Ajとアドレス信号Aj+1〜Ak
2つの機能に分離される。すなわち、アドレス信号A0
〜AjはD−RAMの各チップ内のメモリマトリクスの
アドレス信号として使用される。
【0027】また、アドレス信号Aj+1〜AkはD−RA
Mのチップからみた場合、そのチップ全体を選ぶか否か
のチップ選択信号になる。
【0028】ここでアドレス信号A0〜AjはD−RAM
のICチップ内のマトリクスに合わせて、アドレス信号
0〜AiをICチップアレイのロウ選択に、Ai+1〜Aj
をICチップアレイのカラム選択に割り当てるように設
計されている。 次にダイナミックメモリシステム内に
おける回路動作を説明する。
【0029】はじめにRASB信号,RAS1B〜RA
mB信号,RASaB信号,RASbB信号はロウ ア
ドレス ストローブ信号であり、CASB信号はカラム
アドレス ストローブ信号である。
【0030】まず、アドレス信号A0〜Ai,Ai+1〜Aj
はそれぞれRAR,CARを介してADMに印加され
る。
【0031】ADMにおいて、RASbB信号があるレ
ベルになるとロウアドレス信号A0〜Aiが送出され、D
−RAMのアドレス端子に印加される。このとき、カラ
ムアドレス信号Ai+1〜Ajは送出されないようになって
いる。
【0032】次にRASbB信号が上記と逆レベルにな
るとカラムアドレス信号Ai+1〜AjがADMから送出さ
れ、上記アドレス端子に印加される。このとき、ロウア
ドレス信号A0〜AiはADMから送出されないようにな
っている。
【0033】このようにして上記アドレス信号A0〜Ai
及びAi+1〜AjはRASbB信号のレベルにより時系列
的にD−RAMのアドレス端子に印加される。
【0034】なお、ADM及びRACにリフレッシュ制
御信号RCSが印加されていないため、リフレッシュアド
レス信号R0〜RlはADMから送出されないようになっ
ている。 また、チップ選択信号Aj+1〜AkはDCRを
通して主としてD−RAM内のチップを選択する、チッ
プ選択制御信号CS1〜CSm(m=2の(k−j)乗)
に変換され、さらにRASaB信号によってタイミング
が制御されたRAS1B〜RASmB信号に変換され、チ
ップ選択用信号及びロウアドレス取込み用信号として使
われる。
【0035】次にD−RAMの各列におけるチップ内の
アドレスの設定動作を説明する。
【0036】まず、ロウアドレス信号A0〜AiがD−R
AMのすべてのICチップのアドレス端子に印加され
る。
【0037】その後、RAS1B〜RASmB信号のう
ち、1つの信号、例えばRAS1B信号があるレベルに
なると最上段のB個のICが選択されると仮定する。こ
のとき、上記IC(IC11,IC12,……IC1B)チッ
プ内のメモリマトリクスアレイのロウアドレスに上記ロ
ウアドレス信号A0〜Aiが取込まれる。ここで、上記ロ
ウアドレス信号A0〜AiがRAS1B信号よりも前に上
記ICに印加される理由はRAS1B信号が上記ロウア
ドレス信号A0〜Aiよりも前に印加されると、ロウアド
レス信号以外の信号を取込む可能性があるからである。
【0038】次にカラムアドレス信号Ai+1〜AjがD−
RAMのすべてのICチップのアドレス端子に印加され
る。
【0039】その後、RAS1B 信号から遅延したCA
SB信号があるレベルになると上記最上段のnk,B個
のICチップ内のメモリマトリクスアレイのカラムアド
レスに上記カラムアドレス信号Ai+1〜Ajが取込まれ
る。ここで、上記カラムアドレス信号Ai+1〜AjがCA
SB信号よりも前に上記ICに印加される理由は上記理
由と同様である。
【0040】また、CASB信号の働きは、ロウアドレ
ス信号A0〜Aiあるいはカラムアドレス信号Ai+1〜Aj
のどちらかの信号を送っているかを区分することにあ
る。
【0041】以上の動作により、D−RAMの最上段n
k,B個のチップ内アドレスが設定される。
【0042】また、D-RAMの最上段を除くICはR
AS2B〜RASmB信号がRAS1Bのレベルと逆レベ
ルのため選択されないようになっている。
【0043】次に上記設定されたアドレスにおけるデー
タの書込み動作及び読出し動作を説明する。
【0044】データの書込み動作及び読出し動作はライ
トイネーブル信号(以下、WEB信号と称する。)のハ
イレベルまたはロウレベルによって決定されるように設
計されている。
【0045】書込み動作は、WEB信号があるレベルの
ときに上記設定されたアドレスにCPUからのデータD
I1〜DIBが印加されることによって行なわれる。 読出
し動作は、WEB信号が上記と逆レベルのときに書込み
を完了している上記それぞれのアドレスのデータD01
0BがBビットで出力されることによって行なわれる 。〔コントロール信号の働き〕略号は信号の働きを意味
しており、反転記号(バー,B)が略号の右に付けられ
ているものはその信号が“0”(Low Level) のとき
に、その略号のもつ意味の働きを実行し、B記号がない
場合は“1”(High Level)のときにそれを実行するこ
とを意味している。
【0046】C−CTはCPUからの命令信号すなわち
REFGRNT信号,WEB信号,MS信号を受け、C
AS信号,RASaB信号,RASbB信号,WEB信
号,RCS 信号をそれぞれ送出する。これらの送出され
るコントロール信号の働きを説明する。
【0047】CASB信号は、ロウアドレス信号A0
iあるいはカラムアドレス信号Ai+ 1〜Ajのどちらが
D−RAM内の各チップに送出されているかを区分する
ための信号及びICチップのカラムアドレス信号を取込
むための信号である。
【0048】RASaB信号はCS1〜CSm信号をタイ
ミングを合わせてD−RAM内のICチップアレイに供
給するための信号である。
【0049】WEB信号はD−RAMのICチップ内の
メモリセルからのデータの読出し及びメモリセルへのデ
ータの書込みを決定するための信号である。
【0050】RCS信号はリフレッシュ動作の開始及びA
DMにおいてアドレス信号A0〜Ai,Ai+1〜Ajの送出
を禁止すると共にRACからのリフレッシュアドレス信
号R0〜Rlを送出するための信号である。RASbB信
号はADMからロウアドレス信号A0〜Ai及びカラムア
ドレス信号Ai+1〜Ajを時系列多重化信号に変換するた
めの切換えタイミング信号であるとともに、RASB
(RAS1B〜RASmB)信号の1つが選択されたと
き、ADMからはロウアドレス信号A0〜Aiが出力され
ているように、ロウアドレス信号A0〜Aiとカラムアド
レス信号Ai+1〜Ajの切換え時期をRASaB信号から
遅延させた信号にしている。
【0051】次に前記WEB信号とデータバスドライ
(DBD)の関係を説明する。
【0052】C−CTから送出されたWEB信号はD−
RAM及びDBDに印加される。例えばWEB信号が高
レベルの時、読出しモードとなり、D−RAMのデータ
が出力され、DBDを介してCPUへ送出される。この
とき、入力データはWEB信号によりDBDからD−R
AMに取込まないように制御されている。またWEB信
号が低レベルの時、書込みモードとなり、D−RAMの
データ入力端子にCPUから入力データがDBDを介し
て印加され、設定されたアドレスにデータが書込まれ
る。このときD−RAMのデータ出力はWEB信号によ
りDBDから出力されないように制御されている。
【0053】〔リフレッシュ動作〕D−RAMのメモリ
セル回路ではMOSキャパシタにチャージを貯えること
により情報を保持しており、このチャージはリーク電流
により時間とともに消失する。ここで問題なのは情報
“1”(High Level)のチャージが消失して、情報
“1”と“0”(Low Level)を判別する基準レベルよ
り小さくなると情報“1”が“0”と判別され、誤動作
となってしまうことである。そこで、情報“1”を記憶
させ続けるには電荷が上記基準レベルより減少する前に
電荷をリフレッシュする必要がある。そして、このリフ
レッシュ動作はメモリセルの情報蓄積時間内に必ず行な
わなければならない。従って、このリフレッシュモード
は読出しモードや書込みモードより優先する。
【0054】次にリフレッシュ動作を図1に従って説明
するまず、リフレッシュ同期発生回路(以下、RSGと
称する。)はリフレッシュ要求信号(以下、REFRE
Qと称する。)を(情報蓄積時間)/(リフレッシュサ
イクル数)の周期毎にCPUへ送出している。(なお、
リフレッシュサイクル数はカラムデータ線につながるワ
ード線の数と等価である。)CPUでは上記REFRE
Qを受けて、リフレッシュ指示信号(以下、REFGR
NTと称する。)を送出する。この時CPUからはライ
トイネーブル信号(以下、WEB信号と称する。)及び
メモリ起動信号(以下、MSと称する。)は送出されな
い。上記REFGRNTがコントロール回路(以下、C
−CTと称する。)に印加されると、その出力信号であ
るリフレッシュ制御信号(以下、RCSと称する。)はア
ドレスマルチプレクサ(以下、ADMと称する。)及び
リフレッシュアドレスカウンタ(以下、RACと称す
る。)に印加される。そうするとADMではRCS信号に
よってランダム・アクセス用のアドレス信号A0〜Aj
代えてリフレッシュ専用のアドレス信号R0〜RlをD−
RAMに送る。
【0055】D−RAMにおけるリフレッシュ方法は2
つに大別される。その1つはICチップアレイの各列毎
(IC11,IC12,……IC1Bを1列とする。)に順番
にリフレッシュを行なう方法である。この方法はリフレ
ッシュに要する消費電力が少なくてすむ利点があるが、
リフレッシュに要する時間がかかるという欠点がある。
もう1つの方法は、D−RAMの全ICチップアレイ
を同時にリフレッシュする方法である。この方法は図1
には図示していないが、アドレスレシーバからのアドレ
ス信号Aj+1〜Akがデコーダ(以下、DCRと称す
る。)を介さずRASコントロール回路(以下、RAS
−CTと称する。)に印加され、RAS−CTのすべて
の出力信号RAS1B〜RASmBがあるレベルになり、
D−RAMの全列のICが同時に選択されることによっ
てリフレッシュを行なうものである。この利点はリフレ
ッシュに要する時間が少ないということであり、また欠
点は消費電力が多いということである。
【0056】次にD−RAMのIC内のマトリクスアレ
イにおけるリフレッシュ動作を説明する。
【0057】ADMからD−RAMのアドレス端子にリ
フレッシュアドレス信号R0〜Rlが印加され、その後R
ASB信号があるレベルになり、ICマトリクスアレイ
の2の(l+1)乗本のロウアドレスが順次選択され
る。このとき、CASB信号は上記と逆レベルとなって
いる。従って、選択されたロウアドレスにつながってい
るメモリセルの情報をセンスアンプ(図示せず)で
“1”及び“0”のレベル差を広げるように増幅するこ
とによってリフレッシュを行なっている。
【0058】なお、WEB信号はリフレッシュ動作時に
D−RAM及びDBDに送出されていないため、DBD
からのデータの入出力は行なわれない。
【0059】〔RAS系信号及びCAS系信号の働き〕
RAS系信号(以下、RAS−φと称する。)及びCA
S系信号(以下、CAS−φと称する。)の働きを図2
に従って説明する。
【0060】(1) RAS−φ φARはアドレスバッファ制御信号であり、これはアドレ
スバッファ(以下、ADBと称する。)に印加され、A
DBにラッチされているロウアドレス信号A0〜Aiに対
応するレベルa0,a0B,……ai,aiBをロウ・カラ
ムデコーダ(以下、RC−DCRと称する。)へ送出す
るか否かを決定する信号である。
【0061】φxはワード線制御信号であり、これはR
C−DCRに印加され、メモリアレイ(以下、M−AR
Yと称する。)のロウアドレスを選択するために、選択
された1つの信号をM−ARYへ送出するか否かを決定
する信号である。
【0062】φPAはセンスアンプ制御信号であり、これ
はセンスアンプに印加され、センスアンプを駆動する信
号である。
【0063】(2) CAS−φ φACはアドレスバッファ制御信号であり、これはADB
に印加され、ADBにラッチされている、カラムアドレ
ス信号Ai+1〜Ajに対応するレベルai+1,ai+1B,…
…aj,ajBをRC−DCRへ送出するか否かを決定す
る信号である。
【0064】φY はカラムスイッチ制御信号であり、こ
れはRC−DCRに印加され、選択された1つの信号に
よってM−ARYのカラムデータ線に接続されているカ
ラムスイッチを選択する信号である。
【0065】φOPはデータ出力バッファ及び出力アンプ
制御信号であり、これはデータ出力バッファ(以下、D
OBと称する。)及び出力アンプ(以下、OAと称す
る。)に印加され、M−ARYからの読出しデータを出
力データ(Dout)端子へ送出する信号である。
【0066】φRWはデータ入力バッファ制御信号であ
り、これはデータ入力バッファ(以下、DIBと称す
る)に印加され、入力データ(Din)端子からの書込み
データをM−ARYへ送出させる信号である。
【0067】φRWBはデータ出力バッファ制御信号であ
り、これはDOBに印加され、書込み動作時にデータを
データ出力(Dout)端子に出力しないようにする信号で
ある。〔D−RAMの構成及び動作〕D−RAMの構成
を図2に従って説明する。点線で囲まれたブロックはD
−RAMの集積回路(以下、ICと称する。)を示して
いる。
【0068】上記ICにおいて、二点鎖線で囲まれたブ
ロックはタイミングパルス発生ブロックであり、D−R
AMの各回路の動作を制御する信号を発生する回路から
構成されている。
【0069】次にD−RAMの各回路の動作を図3のタ
イミング図に従って説明する。
【0070】ロウアドレス信号A0〜Aiがアドレスバッ
ファ(以下、ADBと称する。)に取込まれ、ラッチさ
れるとロウアドレス信号A0〜Aiより遅れてRASB信
号がロウレベルとなる。ここで、RASB信号をロウア
ドレス信号A0〜Aiより遅らせる理由はメモリアレイに
おけるロウアドレスとしてロウアドレス信号A0〜Ai
確実に取込むためである。
【0071】次にRASB信号から遅延した信号φAR
ADBに印加され、上記ラッチされたロウアドレス信号
に対応したレベルa0,a0B,……ai,aiBをロウ・
カラムデコーダ(以下、RC−DCRと称する。)へ送
出する。 RC−DCRに上記レベルa0,a0B,ai
iBが印加されるとRC−DCRは選択されたものだ
けハイレベルに留り、選択されないものはロウレベルと
なる動作を行う。
【0072】そして、上記選択された信号はφARから遅
延した信号φXがRC−DCRに印加されるとM−AR
Yへ送出される。ここで、φXがφARより遅らせる理由
はADBの動作完了後、RC−DCRを動作させるため
である。こうしてM−ARYにおけるロウアドレスは、
RC−DCRの2の(l+1)乗本の出力信号のうち、
1本がハイレベルとなるため、それに対応したM−AR
Y内の1本のロウアドレス線が選択されることによって
設定される。
【0073】次にM−ARYにおける選択された1本の
ロウアドレス線に接続されているメモリセルの“1”又
は“0”の情報をセンスアンプ(以下、SAと称す
る。)でそれぞれ増幅する。このSAの動作はφPAが印
加されると開始する。
【0074】その後、カラムアドレス信号Ai+1〜Aj
ADBに取込まれ、ラッチされるとカラムアドレス信号
i+1〜Ajより遅れてCASB信号がロウレベルとな
る。ここで、CASB信号をカラムアドレス信号Ai+1
〜Ajより遅らせる理由はメモリアレイにおけるカラム
アドレスとしてカラムアドレス信号を確実に取込むため
である。
【0075】次にCASB信号から遅延した信号φAC
ADBに印加されると上記カラムアドレス信号に対応し
たレベルai+1,ai+1B,……aJ,aJBをRC−DC
Rへ送出する。そしてRC−DCRは上記と同様の動作
を行う。そして上記選択された信号はφACから遅延した
信号φYがRC−DCRに印加されるとカラムスイッチ
(以下、C−SWと称する。)へ送出される。こうして
M−ARYにおけるカラムアドレスはAD−DCRの2
の(j−1)乗本の出力信号のうち、1本がハイレベル
となるため、1つのC−SWが選択され、このC−SW
に接続されているカラムアドレス線すなわちデータ線が
選択されることによって設定される。
【0076】このようにして、M−ARY内の1つのア
ドレスが設定される。
【0077】次に上記のように設定されたアドレスに対
する読出し及び書込み動作を説明する。
【0078】読出しモードにおいてはWEB信号はハイ
レベルとなる。このWEB信号はCASB信号がロウレ
ベルになる前にハイレベルになるように設計されてい
る。なぜなら、CASB信号がロウレベルになると結果
的にM−ARYの1つのアドレスが設定されるため、そ
の前からWEB信号をハイレベルにしておき、読出し動
作の準備をして読出し開始時間を短くするためである。
【0079】また、CAS系信号のφOPが出力アンプに
印加されると出力アンプがアクティブになり、上記設定
されたアドレスの情報が増幅され、データ出力バッファ
(以下、DOBと称する。)を介してデータ出力(Dou
t)端子に読み出される。このようにして読出しが行な
われるが、CASB信号がハイレベルになると読出し動
作は完了する。
【0080】次に書込みモードにおいてはWEB信号は
ロウレベルとなる。このロウレベルのWEB信号とロウ
レベルのCASB信号によりつくられる信号φRWがハイ
レベルとなってデータ入力バッファ(以下、DIBと称
する。)に印加されるとDIBがアクティブになり、入
力データ(Din)端子からの書込みデータを上記M−A
RYの設定されたアドレスに送出し、書込み動作が行な
われる。
【0081】このとき、上記φRWの反転信号、つまりロ
ウレベルの信号φRWBがDOBに印加され、書込み動作
時に、データの読出しが行なわれないように制御してい
る。 〔D−RAMトランジスタ回路の構成と動作〕図4Aは
本発明に先立って本発明者が検討したD−RAMの回路
構成の1例を示す。
【0082】1.メモリセルM−CELの構成 1ビットのM−CELは情報蓄積用のキャパシタCS
アドレス選択用のP−MOS QMとからなり、論理
“1”,“0”の情報はキャパシタCSに電荷があるか、
ないかの形で記憶される。
【0083】P−MOS QMのゲートはワード線に接続
され、ソース・ドレインの一方はデータ線に、他方はキ
ャパシタCSに接続されている。
【0084】2.メモリセルM−CELのスイッチング
動作P−MOS QMのゲート電圧すなわちワード電圧が
電源電圧VCCからしきい値電圧Vthp(P−MOS QM
のしきい値電圧)だけ低下するとP−MOS QMがオン
し、メモリセルM−CELの選択が可能となる。
【0085】またメモリセルにN−MOSを使用した場
合(図示せず)には、ワード電圧を0Vから(VCC−V
thn)(Vthn;N−MOS QMのしきい値電圧)に変化
させた時、N−MOS QMがオンし、メモリセルの選択
が可能となる。
【0086】従って、P−MOS QMのスイッチング速
度はVCCと|Vthp|の間だけで、論理“1”,“0”
の情報を決定できるため、N−MOS QMのスイッチン
グ速度よりかなり早い。なお、P−MOSQMのスイッ
チング動作の詳細説明は特願54−119403に記載
してあるので省略する。
【0087】3.センスアンプの構成 センスアンプSA1,SA2はアドレス時に折返しデータ
線DL1-1,DL1-1Bに生ずる電位変化の差をタイミン
グ信号φPA,φPAB(センスアンプ制御信号)で決まる
センス期間に拡大するセンスアンプであり、1対の平行
に配置された、折返しデータ線DL1-1,DL1-1Bにそ
の入出力ノードが結合されている。
【0088】センスアンプSA1とSA2は並列に接続さ
れており、両方で1つのセンスアンプと考えることもで
きるが、SA1がN−MOSで構成されているのに対
し、SA2が反対導電型のP−MOSで構成されている
ところが異なっている。それぞれのセンスアンプは正帰
還差動増幅動作をするための1対の交差接続されたFE
Tとそのソース側に接続され、正帰還差動増幅動作を制
御するためのFETとから成る。
【0089】センスアンプSA1とSA2は前述したよう
に1つのコンプリメンタリーセンスアンプと考えること
もできるので、隣合わせて配置してもよいが、配線、ト
ランジスタ、ウェル領域などの配置、形状を考慮し、効
率良く集積するために、図4Aのようにお互いに離して
(例えばM−ARYの両端に)配置することもできる。
【0090】つまり、P−MOSで構成されているセン
スアンプSA2とメモリアレイM−ARYとN−MOS
で構成されているセンスアンプSA1 とプリチャージ回
路PCとを分離して配置できるため、チップ内の回路配
置がP−MOS部とN−MOS部とで分離可能となり、
効率よく集積することができる。
【0091】折り返しデータ線DL1-1,DL1-1BはA
l,Au,Mo,Ta,W等の金属で形成されている。
上記金属は抵抗値が非常に小さいため、動作時の上記デ
ータ線の電圧降下が小さく、誤動作を生じない。
【0092】4.プリチャージ回路の構成 プリチャージ回路PCは電源電圧VCCの約半分(VDP
にプリチャージするための1対のN−MOS QS2,S
S3と両データ線間のプリチャージ電圧のアンバランスを
解消するためのN−MOSQS1とから成り、これらのN
−MOSは図中*の記号で示したとおり、他のN−MO
Sより低いしきい値電圧をもつように設計されている。
【0093】折り返しデータ線DL1-1,DL1-1Bに結
合されるメモリセルの数は検出精度を上げるため等しく
される。各メモリセルは1本のワード線WLと折返しデ
ータ線の一方との間に結合される。各ワード線WLは1
対のデータ線と交差しているので、ワード線WLに生じ
る雑音成分が静電結合によりデータ線にのっても、その
雑音成分は双方のデータ線に等しく現われ、 差動型の
センスアンプSA1,SA2によって相殺される。
【0094】5.回路動作 図4Aの回路動作は図4Bの動作波形図を参考にしなが
ら説明する。
【0095】メモリセルの記憶信号を読みだす前にプリ
チャージ制御信号φPCがハイレベルのとき(VCCより高
い)、N−MOS QS2,QS3が導通し、折返しデータ
線DL1-1,DL1-1Bの浮遊容量CO,COBが約1/2V
CCにプリチャージされる。このときN−MOS QS1
同時に導通するのでN−MOS QS2,QS3によるプリ
チャージ電圧にアンバランスが生じても折返しデータ線
DL1-1,DL1-1Bは短絡され同電位に設定される。N
−MOS QS1乃至QS3はそれぞれのソース・ドレイン
間に電圧損失が生じないよう*印のないトランジスタに
比べVthが低く設定されている。
【0096】一方、メモリセル内のキャパシタCS は書
込まれた情報が論理“0”の場合にほぼ零ボルトの電位
を保ち、論理“1”の場合、ほぼVCCの電位を保ってお
り、データ線のプリチャージ電圧VDPは両記憶電位の中
間に設定されている。
【0097】従って、ワード線制御信号φX がハイレベ
ルとなり、所望のメモリセルをアドレスする場合、メモ
リセルに結合される一方のデータ線の電位VDLは“1”
の情報が読出された時はVDPより高くなり、“0”の情
報が読出された時はVDPより低くなる。上記データ線の
電位とVDPの電位を維持している他方のデータ線の電位
と比較することにより、アドレスされたメモリセルの情
報が“1”であるか“0”であるか判別することができ
る。
【0098】上記センスアンプSA1,SA2の正帰還差
動増幅動作は、FET QS9,QS4がタイミング信号
(センスアンプ制御信号)φPA,φPABによって導通
し始めると開始され、アドレシング時に与えられた電位
差にもとづき、高い方のデータ線電位(VH)と低い方
のそれ(VL)はそれぞれVCCと零電位VGND に向かっ
て変化していき、その差が広がる。N−MOS QS7
S8,QS9 からなるセンスアンプSA1 はデータ線の
電位を零電位 VGNDに下げるのに寄与しており、 また
P−MOS QS4,QS5,QS6からなるセンスアンプS
2はデータ線の電位をVCCにもち上げるのに寄与して
いる。それぞれのセンスアンプSA1,SA2はソース接
地モードで動作する。
【0099】こうして(VL−VGND)の電位がセンスア
ンプSA1のN−MOS QS7,QS8,のしきい値電圧V
thnと等しくなったとき、センスアンプSA1の正帰還動
作が終了する。また(VCC−HH)の電位がセンスアン
プSA2のP−MOS QS5,QS6のしきい値電圧Vthp
と等しくなったとき、センスアンプSA2 の正帰還動作
が終了する。最終的にはVLは零電位に、VHはVCCに到
達し、低インピーダンスの状態で安定になる。
【0100】なお、センスアンプSA1とSA2は同時に
動作を開始させても、SA1をSA2より先に動作開始さ
せても、SA2をSA1より先に動作開始させてもどちら
でもよい。読出し速度の点では、SA1とSA2を同時に
動作させた方が高速となるが、貫通電流が流れるため、
消費電力が多くなる。一方、SA1またはSA2の動作開
始時期を異ならせることによって、貫通電流がなくな
り、消費電力が減少する利点があるが、読出し速度の点
では上記よりやや劣る。
【0101】図4Cは本発明に先立って本発明者が検討
したD−RAMの回路構成の他の例を示す。図4Aと対
応する部分は同一符号を付す。図4Aと相違するところ
はSA1の正帰還動作制御手段をN−MOS QS9,Q
S10並列接続で構成している点である。
【0102】センスアンプSA1及びSA2の動作を図4
Dに従って説明する。折返しデータ線は予め、約1/2
CCに充電されているものとする。
【0103】センスアンプSA1の正帰還動作制御手段
のFET QS10がセンスアンプ制御信号φ1によって導
通することによりFETQS7またはFETQS8の1方の
みを導通させ、低い方のデータ線の電位(VL)を零電
位VGND方向に低下させる。このとき、高い方のデータ
線の電位(VH)はFET QS7またはFET QS8の1方
が非導通のため、変化しない。なお、FET QS10のコ
ンダクタンスはFETQS9のコンダクタンスよりも小さ
く設計されている。
【0104】次にセンスアンプ制御信号φPAによってF
ETQS9を導通し始めるとセンスアンプSA1が正帰還
動作を開始し、上記電位VLを零転位VGNDに向かって変
化させる。
【0105】すなわち、センスアンプ制御信号φ1によ
って折返しデータ線の電位の差を少し広げてから、セン
スアンプ制御信号φPAを印加し、センスアンプSA1
正帰還動作を行なわせるようにすると、折返しデータ線
の電位差が小さくても、センスアンプSA1で増幅する
ことが可能となる。言い換えるとセンスアンプの感度が
よくなる。
【0106】次にセンスアンプSA2の正帰還差動増幅
動作はFET QS4がセンスアンプ制御信号φPA又はφ2
によって導通し始めると開始され、高い方のデータ線の
電位(VH)はVCCに向かって上昇する。データ線の電
位は、最終的にVLは零電位に、VHはVCCに到達し、低
インピーダンスの状態で安定になる。
【0107】〔D−RAMトランジスタ回路の時系列的
な動作〕図4Aに従って、D−RAMトランジスタ回路
の時系列的な動作を説明する。
【0108】1.読出し信号量 情報の読み出しはP−MOS QMをONにしてCSを共
通のカラムデータ線DLにつなぎ、データ線DLの電位
がCSに蓄積された電荷量に応じてどのような変化がお
きるかをセンスすることによって行なわれる。データ線
DLの浮遊容量C0に前もって充電されていた電位を電
源電圧の半分、つまり1/2VCCとするとCSに蓄積さ
れていた情報が“1”(VCCの電位)であった場合、ア
ドレス時においてデータ線DLの電位(VDL)“1”は
CC・(C0+2CS)/2(C0+CS)となり、それが
“0”(0V)あった場合、(VDL)“0”はVCC・C0
/2(C0+CS)となる。ここで論理“1”と論理
“0”との間の差すなち検出される信号量△VSは、 △VS=(VDL)“1”−(VDL)“0” =VCC・CS/(C0+CS) =(CS/C0)・VCC/{1+(CS/C0)}となる。
【0109】メモリセルを小さくし、かつ共通のデータ
線に多くのメモリセルをつないでも高集積大容量のメモ
リマトリクスにしてあるため、CS《C0、すなわち(C
S/C0)は1に対して殆んど無視できる値となってい
る。従って、上式は△VS≒VC C・(CS/C0)で表わさ
れ、△VSは非常に微少な信号となっている。
【0110】2.読み出し動作プリチャージ期間 前述のプリチャージ動作と全く同一である。
【0111】ロウアドレス期間 タイミング信号(アドレスバッファ制御信号)φAR(図
3参照)のタイミングでアドレスバッファADBから供
給されたロウアドレス信号A0ないしAjはロウ・カラム
デコーダRC−DCRによってデコードされ、ワード線
制御信号φXの立上りと同時にメモリセルM−CELの
アドレシングが開始される。
【0112】その結果、折返しデータ線DL1-1,DL
1-1Bの間には前述した通りメモリセルの記憶内容にも
とづきほぼ△VSの電圧が生じる。
【0113】センシング タイミング信号(センスアンプ制御信号)φPAによりN
−MOS QS9が導通し始めると同時にセンスアンプS
1は正帰還動作を開始し、アドレス時に生じた△VS
検出信号を増幅する。この増幅動作と同時もしくは増幅
動作開始後タイミング信号φPAによりセンスアンプSA
2が正帰還動作を開始し、論理“1”のレベルをVCC
回復する。
【0114】データ出力動作 タイミング信号(アドレスバッファ制御信号)φACに同
期してアドレスバッファADBから送られてきたカラム
アドレス信号Ai+1ないしAjはロウ・カラムデコーダR
C−DCRで解読され、次いでタイミング信号(カラム
スイッチ制御信号)φYによって選択されたカラムアド
レスにおけるメモリセルM−CELの記憶情報がカラム
スイッチC−SW1を介してコモン入出力線CDL1,C
DL1Bに伝達される。
【0115】次にタイミング信号(データ出力バッファ
及び出力アンプ制御信号)φOPによって出力アンプ・デ
ータ出力バッファOA&DOBが動作し、読み取った記
憶情報がチップの出力端子Doutに送出される。なおこの
OA&DOBは書込み時にはタイミング信号(データ出
力バッファ制御信号)φRWBにより不動作される。
【0116】3.書き込み動作ロウアドレッシング期間 プリチャージ,アドレッシング,センシング動作は前述
の読み出し動作と全く同じである。従って折返しデータ
線DL1-1,DL1-1Bには入力書込み情報のDinの論理
値にかまわず本来書込みを行なうべきメモリセルの記憶
情報が読み出される。この読み出し情報は後述の書込み
動作によって無視されることになっているのでここまで
の動作は実質的にはロウアドレスの選択が行なわれてい
ると考えてよい。
【0117】書き込み期間 読み出し動作と同様タイミング信号(カラムスイッチ制
御信号)φYに同期して選択されたカラムに位置する折
返しデータ線DL1-1,DL1-1BがカラムスイッチC−
SW1を介してコモン入出力線CDL1,CDL1Bに結
合される。
【0118】次にタイミング信号(データ入力バッファ
制御信号)φRWに同期してデータ入力バッファDIBか
ら供給される相補書き込み入力信号din,dinBがカラ
ムスイッチC−SW1を介してメモリセルM−CELに
書き込まれる。このとき、センスアンプSAも動作して
いるがデータ入力バッファDIBの出力インピーダンス
が低いので、折返しデータ線DL1-1,DL1-1Bに現わ
れる情報は入力Dinの情報によって決定される。
【0119】4.リフレッシュ動作 リフレッシュはメモリセルM−CELに記憶された失わ
れつつある情報を一旦カラム共通データ線DLに読み出
し、読み出した情報をセンスアンプSA1,SA2によっ
て回復したレベルにして再びメモリセルM−CELに書
き込むことによって行なわれる。従ってリフレッシュの
動作は読み出し動作で説明したところのロウアドレッシ
ングないしセンシング期間の動作と同様である。ただし
この場合、カラムスイッチC−SW1は不動作にして全
カラム同時にかつ各ロウ順番にリフレッシュが行なわれ
る。
【0120】以上図4A,図4Cに示した半導体メモリ
においてはセンス時の基準電圧はメモリセルに記憶され
る2値情報の中間の電位に設定されるので基本的にはダ
ミーワード線,ダミーセルは不要であるが、本発明にお
いては先にも述べたように、データ線に発生する雑音を
相殺するためにダミーワード線,ダミーセルを付加して
いる。以下、その具体例を説明する。
【0121】図4Eに本発明を図4AのD−RAMに適
用した場合の回路構成の実施例を示す。図4Aと対応す
る部分は同一符号を示す。図4Aと相違するところは折
り返しデータ線にダミーセルD−CELを接続している
点である。
【0122】ダミーセルD−CELの構成はP−MOS
D1とP−MOSQD2の直列接続回路からなり、P−M
OSQD1のゲートはダミーワード線DWLに、ソース・
ドレインの一方はデータ線に、他方はP−MOSQD2
ソース・ドレインの一方に接続されており、他方は接地
されている。
【0123】ダミーセルD−CELには基準電位と蓄え
る容量Cdsは必要ない。なぜなら、データ線に基準電位
をプリチャージさせるからである。ダミーセルD−CE
LはメモリセルM−CELと同じ製造条件、同じ設計定
数で作られている。
【0124】ダミーセルD−CELはメモリ情報の書き
込み及び読み出し動作時等に折り返しデータ線に発生す
る種々の雑音を相殺する働きをもっている。
【0125】図5Aは図4AのD−RAMにおいて一個
のメモリセルM−CELの素子構造を示す斜断面図であ
り、1はP型半導体基板、2は比較的厚い絶縁膜(以下
フィールド絶縁膜という)、3は比較的薄い絶縁膜(以
下ゲート絶縁膜という)、3は4および5はP+型半導
体領域、6は第1多結晶シリコン層、7はP型表面反転
層、8は第2多結晶シリコン層、9はPSG(リン・シ
リケート・ガラス)層、10はアルミニウム層、100
はN型ウエル領域を示す。
【0126】一個のメモリセルM−CEL中のMOSQ
Mは、その基板,ウエル領域,ドレイン領域,ソース領
域,ゲート絶縁膜およびゲート電極が上述のP型半導体
基板1,N型ウエル領域100,P+型半導体領域4,
P+型半導体領域5,ゲート絶縁膜3および第2多結晶
シリコン層8によってそれぞれ構成される。第2多結晶
シリコン層8は、例えば図4Aに示したワード線WL
1-2として使用される。P+型半導体領域5に接続され
たアルミニウム層10は例えば図4Aに示したデータ線
DL1-2として使用される。
【0127】一方、メモリセルM−CEL中の記憶用キ
ャパシタCSは、一方の電極,誘電体層および他方の電
極が、第1多結晶シリコン層6,ゲート絶縁膜3および
P型表面反転層7によってそれぞれ構成される。すなわ
ち、第1多結晶シリコン層6は接地電圧VSSが印加され
ているため、この接地電圧VSSはゲート絶縁膜3を介し
ての電界効果によってN型ウエル領域100の表面にP
型表面反転層7を誘起せしめる。
【0128】なお、上記メモリセルM−CEL中のMO
SQMはPチャンネル型の場合を示したが、上記導電型
をすべて異なる導電型に変えればNチャンネル型のMO
SQMを形成することができる。
【0129】本発明におけるダミーセルは、前述しかつ
図4Eに示すように容量Cdsを形成し、メモリセルと同
じ製造条件、同じ設計定数で形成しても良いが、図5B
に示すように容量Cdsを設けなくても良い。
【0130】図5Bは容量Cdsを省略した場合の一個の
ダミーセルD−CELの素子構造を示す斜断面図であ
る。図5Bにおいて、特に、11,12,14はP+型
半導体領域、17及び18は第2多結晶シリコン層、1
9はアルミニウム層を示す。
【0131】一個のダミーセルD−CEL中のMOSQ
D1は、その基板,ウエル領域,ソース領域,ドレイン領
域,ゲート絶縁膜及びゲート電極がP型半導体基板1,
N型ウエル領域100,P+型半導体領域11,P+型
半導体領域12,ゲート絶縁膜3及び第2多結晶シリコ
ン層17によってそれぞれ構成される。そして、この第
2多結晶シリコン層17は、例えば図4Eに示したダミ
ーワード線DWL1-2としてN型ウエル領域100上に
延びている。P型半導体領域に接続されたアルミニウム
層19は、例えば図4Eに示したダミーデータ線DL
1-1としてP型半導体基板1上に延びいている。ダミー
セルD−CEL中のMOSQD2はその基板,ウエル領
域,ソース領域,ドレイン領域,ゲート絶縁膜およびゲ
ート電極がP型半導体領域1,N型ウエル領域100,
P+型半導体領域12,P+型半導体領域14,ゲート
絶縁膜3および第2多結晶シリコン層18によってそれ
ぞれ構成される。そして、この多結晶シリコン層18に
は、例えば図4EのダミーセルC−CEL内に図示した
ディスチャージ信号φdcが印加される。
【0132】なお、上記ダミーセルD−CEL中のMO
SQD1およびQD2はPチャンネル型の場合を示したが、
上記導電型を全て異なる導電型に変えれば、Nチャンネ
ル型のMOSQD1,QD2を形成することができる。
【0133】図6に本発明のD−RAMのダミーセルD
−CELの構成を示す。
【0134】N型ウエル領域100の表面の一部分には
フィールド絶縁膜2が形成され、N型ウエル領域100
の表面の他の部分にはゲート絶縁膜3が形成されてい
る。
【0135】P+型半導体領域14は複数のダミーセル
D−CEL中のMOSQD1のゲート電極を構成してい
る。一方、図4Eに示したディスチャージ制御信号φdc
を印加するために図5B中の第2多結晶シリコン層18
によって形成されたところの制御信号線φdcL1がダミ
ーワード線DWL1-1から離されるとともにこれと平行
に延びている。制御信号線φdcL1はダミーセルD−C
EL中のMOSQD1のゲート電極を構成している。同様
にダミーワード線DWL1-1および制御信号φdcL1
平行にダミーワード線DWL1-2および制御信号線φdc
L2が延びている。 そして、データ線DL1-1,DL
1-1B,DL1-2,DL1-2Bが図5に示すようにメモリ
アレイM−ARYから延びている。DLB1-1はコンタ
クトホールCH2を介してダミーセルD−CEL中のM
OSQD1のソース領域に接続され、DLB1-2も同様に
コンタクトホールCH4を介して他のD−CEL中のM
OSQD1のソース領域に接続されている。
【0136】
【発明の効果】ダミーセルの付加により、メモリ情報の
書き込み及び読み出し動作時等すなわちワード線選択時
等にデータ線に発生する雑音を相殺することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイナミックメモリシステム図
【図2】D−RAMブロックダイアグラム
【図3】D−RAMのタイミングダイアグラム
【図4A】本発明に先立って検討されたD−RAMブロ
ックダイアグラム
【図4B】本発明に先立って検討されたD−RAMタイ
ミングダイアグラム
【図4C】本発明に先立って検討された他のD−RAM
ブロックダイアグラム
【図4D】本発明に先立って検討された他のD−RAM
タイミングダイアグラム
【図4E】本発明のD−RAMブロックダイアグラム
【図5A】メモリセルの素子構造図
【図5B】ダミーセルの素子構造図
【図6】メモリアレイ及びダミーアレイのレイアウトパ
ターン図
【符号の説明】 SA1,SA2…センスアンプ、PC…プリチャージ回
路、CDL,CDLB…コモンデータ線、M−CEL…
メモリセル、MS…メモリ起動信号、nk…nkビット
集積回路、DL,DLB…データ線、WL…ワード線、
REFGRNT…リフレッシュ指示信号、REFREQ
…リフレッシュ要求信号、WEB…ライトイネーブル信
号、CS1〜CSm…チップ選択制御信号、CH…コンタ
クトホール、100…N型ウエル領域、2…フィールド
絶縁膜、3…ゲート絶縁膜、6…第1多結晶シリコン
膜、7…P型表面反転層、8,17,18…第2多結晶
シリコン膜、9…PSG層、10,19…アルミニウム
層、4,5,11,12,14…P+型半導体領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生崎 邦彦 東京都小平市上水本町1450番地 株式会社 日立製作所コンピュータ事業本部デバイス 開発センター内 (72)発明者 川本 洋 東京都小平市上水本町1450番地 株式会社 日立製作所コンピュータ事業本部デバイス 開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデ−タ線対とそれぞれデ−タ線対に
    交差するようにされた複数のワ−ド線と複数のメモリセ
    ルとを有するメモリアレイと、上記デ−タ線対にあらわ
    れる信号量の差を増幅するように正帰還動作する差動ア
    ンプと、上記差動アンプの動作を制御する制御手段と、
    プリチャ−ジ回路とを備えてなる半導体メモリであっ
    て、 上記差動アンプは、第1差動アンプと第2差動アンプか
    らなり、第1差動アンプは第1PチャンネルFETと第
    2PチャンネルFETから構成されるとともに、上記第
    1PチャンネルFETのゲ−トは上記第2Pチャンネル
    FETのドレインに接続され、かつ上記第2Pチャンネ
    ルFETのゲ−トは上記第1PチャンネルFETのドレ
    インに接続され、上記第1、第2PチャンネルFETの
    ソ−スは共通接続される構成とし、上記第2差動アンプ
    は第1NチャンネルFETと第2NチャンネルFETか
    ら構成されるとともに、上記第1NチャンネルFETの
    ゲ−トは上記第2NチャンネルFETのドレインに接続
    され、かつ上記第2NチャンネルFETのゲ−トは上記
    第1NチャンネルFETのドレインに接続され、上記第
    1、第2NチャンネルFETのソ−スは共通接続される
    構成とし、上記第1PチャンネルFETのドレイン及び
    上記第1NチャンネルFETのドレインは上記デ−タ線
    対の一方に結合され、上記第2PチャンネルFETのド
    レイン及び上記第2NチャンネルFETのドレインは上
    記デ−タ線対の他方に結合されてなり、 上記制御手段は第1電源電圧が供給される第1電源端子
    と上記第1、第2PチャンネルFETのソ−スとの間に
    設けられた第3PチャンネルFETからなる第1制御手
    段と、上記第1電源電圧より低い第2電源電圧が供給さ
    れる第2電源端子と上記第1、第2NチャンネルFET
    のソ−スとの間に設けられた第3NチャンネルFETを
    少なくとも備えてなる第2制御手段とを有し、 上記プリチャ−ジ回路は上記正帰還動作が開始される前
    において各デ−タ線対をメモリセルに記憶される2値情
    報の中間の電位にせしめるように構成されてなり、 さらに上記一方のデータ線に交差するようにされた第1
    のダミーワード線及び他方のデータ線に交差するように
    された第2のダミーワード線と、上記それぞれの交差部
    に形成された第1及び第2のダミーセルとを設けてなる
    ことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】上記複数のワード線及び第1及び第2のダ
    ミーワード線は、データ線対の両方に交差するようにさ
    れてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体メモリ。
  3. 【請求項3】上記プリチャ−ジ回路は上記デ−タ線対間
    に両方のデ−タ線をショ−トさせるためのスイッチ手段
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    半導体メモリ。
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