JPH0684323A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0684323A
JPH0684323A JP26065792A JP26065792A JPH0684323A JP H0684323 A JPH0684323 A JP H0684323A JP 26065792 A JP26065792 A JP 26065792A JP 26065792 A JP26065792 A JP 26065792A JP H0684323 A JPH0684323 A JP H0684323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette
tape
magnetic tape
moved
Prior art date
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Pending
Application number
JP26065792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sakaeno
毅 栄野
Manabu Sato
学 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP26065792A priority Critical patent/JPH0684323A/ja
Publication of JPH0684323A publication Critical patent/JPH0684323A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明によるテープカセットは装置の小形化
を達成することを目的とする。 【構成】 テープカセット1は、磁気テープ2を巻回し
た一対のテープリール3a,3bをカセット筐体4内に
収納し、カセット筐体4に形成したローディングポケッ
ト5の前方で磁気テープ2を張架し、磁気テープの張架
部2aの前面側を覆う開閉自在な前蓋6と、磁気テープ
2の張架部2aの裏面側を覆う開閉自在な裏蓋7と、ロ
ーディングポケット5の上面を閉塞する開閉自在な上蓋
8とを備えている。カセット使用時に、ローディングポ
ケット5の上方に前蓋6が移動し、移動した前蓋6のほ
ぼ後方に上蓋8が移動し、かつ、ローディングポケット
5の後面を構成するカセット筐体4の前面側壁4bに対
向するように裏蓋7が移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6、図7に示す8mmビデオ規格のテ
ープカセット21は、磁気テープ22を巻回した一対の
テープリール23a,23bをカセット筐体24内に収
納し、カセット筐体24に形成したローディングポケッ
ト25の前方で磁気テープ22を張架したうえで、磁気
テープ22の張架部22aの前面側(磁気記録面側)を
覆う開閉自在な前蓋26と、磁気テープ22の張架部2
2aの裏面側(非磁気記録面側)を覆う開閉自在な裏蓋
27と、ローディングポケット25の上面を閉塞する開
閉自在な上蓋28とを備えている。なお、裏蓋27と上
蓋28とは一体としてある。そして、カセット非使用時
に前蓋26、裏蓋27、上蓋28により磁気テープ22
の張架部分22aを密閉し、粉塵によるテープダメージ
が起こらないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のテープ
カセット21では、装置に装着したカセット使用時に図
7の二点鎖線位置で示すように裏蓋27が前蓋26の真
下に移動するため、移動した前蓋26とカセット筐体2
4の上面との間にある程度空間をつくらねばならず、こ
の空間が装置の小形化を阻むものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解消するものであり、磁気テープを巻回した一対のテー
プリールをカセット筐体内に収納し、このカセット筐体
に形成したローディングポケットの前方で前記磁気テー
プを張架し、前記磁気テープの張架部の前面側を覆う開
閉自在な前蓋と、前記磁気テープの張架部の裏面側を覆
う開閉自在な裏蓋と、前記ローディングポケットの上面
を閉塞する開閉自在な上蓋とを備え、前記前蓋と裏蓋と
上蓋とにより前記磁気テープの張架部を密閉するように
したテープカセットにおいて、カセット使用時に、前記
ローディングポケットの上方に前記前蓋が移動し、移動
した前記前蓋のほぼ後方に前記上蓋が移動し、かつ、前
記ローディングポケットの後面を構成する前記カセット
筐体の前面側壁に対向するように前記裏蓋が移動するこ
とを特徴とするテープカセットを提供するものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図面に沿って説明する。
【0006】図1は本発明によるテープカセットの一実
施例を示す斜視図、図2は同テープカセットの前蓋と上
蓋とを説明する図、図3(a)〜(d)は同テープカセ
ットの開蓋動作を説明する図、図4は本発明によるテー
プカセットの他実施例を示す斜視図、図5は図4におけ
る要部説明図である。
【0007】図1に示すテープカセット1は、概略、磁
気テープ2を巻回した一対のテープリール3a,3bを
カセット筐体4内に収納し、カセット筐体4に形成した
ローディングポケット5の前方で磁気テープ2を張架し
た構成をもたせ、磁気テープ2の張架部2aの前面側
(磁気記録面側)を覆う開閉自在な前蓋6と、磁気テー
プ2の張架部2aの裏面側(非磁気記録面側)を覆う開
閉自在な裏蓋7と、ローディングポケット5の上面を閉
塞する開閉自在な上蓋8とを備える。
【0008】そして、図示するカセット非使用時には前
蓋6、裏蓋7、上蓋8により磁気テープ2の張架部2a
を密閉することで、粉塵によるテープダメージが起こら
ないようにしている。また、カセット使用時には前蓋
6、裏蓋7、上蓋8が移動して磁気テープ2の張架部2
aを露出させ、図示しない装置側による磁気記録再生が
可能になる。このような前蓋6、裏蓋7、上蓋8は次の
ように構成してある。
【0009】図2に示すように前蓋6は略コ字形とさ
れ、その両側板6a,6bに設けた軸Ja,Jbは、カ
セット筐体4側の脚部40a,40b(図1参照)に形
成した図示しない穴に挿入されて軸支してある。このよ
うにすることで前蓋6は軸Ja,Jbを中心とした回動
動作ができて開閉自在となる。なお、前蓋6の前面板6
cの下側には図示する突条6c1が設けてあり、裏蓋7
との隙間がなくなるようにしてある。
【0010】上蓋8は前蓋6の両側板6a,6bの内面
間の距離とほぼ同じ長さをもち、その両端面の前側に設
けた軸Ka,Kbは前蓋6の両側板6a,6bに形成し
た図示しない穴に挿入されて軸支してある。このように
することで上蓋8は軸Ka,Kbを中心として回動自在
となる。また上蓋8はローディングポケット5よりも奥
行き方向に長く、奥行き方向に沿った後端部下面側にテ
ーパ面9aをもたせた突条9を設けてある。
【0011】図1に戻り、裏蓋7はローディングポケッ
ト5の幅Wとほぼ同じ長さをもち、後述する開蓋動作を
見込んで斜めにした状態で上蓋8に固着してある。
【0012】カセット筐体4には、その上面4aとロー
ディングポケット5の後面を構成する前面側壁4bとの
交わり辺部に斜面10が上蓋8の長さにわたって形成さ
れている。なお、このような斜面10が形成できるよう
に、脚部40a,40bはカセット筐体4の上面4aよ
りも一段低くしてある。
【0013】このテープカセット1は、カセット非使用
時に上蓋8の突条9がテーパ面9aでカセット筐体4の
斜面10に係止している。なお、上蓋8は図示しないば
ね部材により後端の突条9が常時斜面10に押さえられ
るように付勢され、後述する開蓋動作のときに上蓋8が
ばたつかないようにしてある。
【0014】次に、このように構成したテープカセット
1の開蓋動作を図3(a)〜(d)を参照して説明す
る。
【0015】テープカセット1を装置に装着して装置側
の機構で図3(a)に示す状態から前蓋8を矢印(反時
計)方向に回動して開くと、前蓋6と上蓋8との回動支
点(軸Ka,Kb)が円弧状の軌跡Aを描きながら後方
に移動する。前蓋6に軸支した上蓋8はばね部材で矢印
方向に付勢されているので、図3(b)に示すように突
条9がテーパ面9aに沿ってカセット筐体4側の斜面1
0をのぼるような移動をする。そして図3(c)に示す
ように突条9がカセット筐体4の上面4aまでのぼった
後は、上蓋8は突条9をカセット筐体4の上面4aでス
ライドさせながら後方に移動する。この上蓋8の移動に
合わせて、上蓋8に固着した裏蓋7も図3(a)に示す
位置状態から後方に移動する。そしてカセット使用時、
即ち、装置により前蓋6が完全に開かれ、その前面板6
cがローディングポケット5の上方に移動したときは、
図3(d)に示すように、移動した前蓋6の前面板6c
ほぼ後方に上蓋8が移動し、ローディングポケット5の
後面を構成するカセット筐体4の前面側壁4bに対向す
るように裏蓋7が移動する。なお、閉蓋動作は上記動作
の逆とすればよい。
【0016】このようにテープカセット1を構成したの
で、カセット使用時で前蓋6とカセット筐体4の上面4
aとの間に必要以上の空間が形成されるようなこともな
く、これにより装置の小形化が達成できるという大きな
利点がある。
【0017】なお、上記実施例のテープカセット1では
ばね部材により上蓋8の後端が常時カセット筐体4の斜
面10方向に付勢され、蓋の開閉動作のときに上蓋がば
たつかないようにしたものであったが、必ずしもこのよ
うなばね部材を使わなくてもよいものである。
【0018】例えば、図4に示すテープカセット100
のように、裏蓋7にカセット筐体4の前面側壁4b側に
のびたアーム11を一体的に設け、このアーム11が挿
入できるような穴部12を前面側壁4bに形成したうえ
で、図5に示すようにアーム11の先端に設けたガイド
ピン11aを穴部12の壁面に形成したガイド溝12a
にガイドさせて上蓋8および裏蓋7の動きを適切に設定
するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から分かるように本発明によ
るテープカセットでは、カセット使用時に、ローディン
グポケットの上方に前蓋が移動し、移動した前蓋のほぼ
後方に上蓋が移動し、かつ、ローディングポケットの後
面を構成するカセット筐体の前面側壁に対向するように
裏蓋が移動するように構成したので、移動した前蓋とカ
セット筐体の上面との間に必要以上の空間が形成される
ようなことはなく、これにより装置の小形化をさらに達
成できるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープカセットの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】同テープカセットの前蓋と上蓋とを説明する図
である。
【図3】(a)〜(d)は同テープカセットの開蓋動作
を説明する図である。
【図4】本発明によるテープカセットの他実施例を示す
斜視図である。
【図5】図4における要部説明図である。
【図6】従来のテープカセットを示す図である。
【図7】従来のテープカセットを示す断面図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 磁気テープ 3a,3b テープリール 4 カセット筐体 4b 前面側壁 5 ローディングポケット 6 前蓋 7 裏蓋 8 上蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを巻回した一対のテープリール
    をカセット筐体内に収納し、このカセット筐体に形成し
    たローディングポケットの前方で前記磁気テープを張架
    し、前記磁気テープの張架部の前面側を覆う開閉自在な
    前蓋と、前記磁気テープの張架部の裏面側を覆う開閉自
    在な裏蓋と、前記ローディングポケットの上面を閉塞す
    る開閉自在な上蓋とを備え、前記前蓋と裏蓋と上蓋とに
    より前記磁気テープの張架部を密閉するようにしたテー
    プカセットにおいて、 カセット使用時に、前記ローディングポケットの上方に
    前記前蓋が移動し、移動した前記前蓋のほぼ後方に前記
    上蓋が移動し、かつ、前記ローディングポケットの後面
    を構成する前記カセット筐体の前面側壁に対向するよう
    に前記裏蓋が移動することを特徴とするテープカセッ
    ト。
JP26065792A 1992-09-03 1992-09-03 テープカセット Pending JPH0684323A (ja)

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