JPH0684308U - 巻尺型デイジタル測長器 - Google Patents

巻尺型デイジタル測長器

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JPH0684308U
JPH0684308U JP3280893U JP3280893U JPH0684308U JP H0684308 U JPH0684308 U JP H0684308U JP 3280893 U JP3280893 U JP 3280893U JP 3280893 U JP3280893 U JP 3280893U JP H0684308 U JPH0684308 U JP H0684308U
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wire drum
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤが切断したり弛みが生じたとき、ワイ
ヤドラムに制動力を付与し、ワイヤドラムの復帰回転方
向の急回転を防止する。 【構成】 ワイヤ22をガイド部材24のガイド穴24
からケーシングの外部に引き出すと、ワイヤドラム22
は、復帰方向の回転弾力に抗して回転する。このワイヤ
ドラム22の回転は、エンコーダ板8とセンサ10によ
って電子信号に変換され、カウンタによってカウンタさ
れて表示部にデイジタルに表示される。ワイヤ22が切
断あるいは、たるむと、ワイヤガイドコロ36を介して
ワイヤ22に弾接するリンク28は、支えを失い、ばね
34の弾力によって、付勢方向に軸30を中心として回
転し、ブレーキ部材38がワイヤドラム4の表面に圧接
して、ワイヤドラム4にブレーキがかかる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーシング内のワイヤドラムに巻回されたワイヤを外部に引き出す ことが出来るように成し、このワイヤの引き出し量をデイジタルに表示するよう にした巻尺型デイジタル測長器に関する。
【0002】
【従来の技術】
此種の装置は、実開昭60−179904号、実開昭60−179903号及 び実開平1−146108号の各公報に示されるように、ケーシング内に巻き取 り復帰方向に回転力を付与してリールを回転自在に配設し、該リールの表面に柔 軟性のあるロープの一端を取り付け、該リールの表面に前記ロープを巻き付け、 該ロープ他端の直線方向の移動量を前記リールの回転量に変換し、このリールの 回転量をデイジタル量に変換して、ロープ他端に接続した工作機械等の移動体の 移動量を測定している。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来装置において、ロープが切断すると、リールが復帰回転力によって、 逆戻り方向に急回転し、ロープがケーシング内でからまって修理が非常に困難な 状態となってしまうという問題点が存した。 本考案は、上記問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、フレーム2と、該フレーム2に回転自在 に支承され表面にワイヤ22が巻回されたワイヤドラム4と、前記ワイヤドラム 4をワイヤ巻き取り復帰方向に付勢する復帰手段と、前記ワイヤ22の前記ワイ ヤドラム4から引き出された部分を前記フレーム2の外方にスライド自在に導く ガイド穴24を有するワイヤガイド部材20と、前記ワイヤドラム4の回転運動 を電子信号に変換し前記ワイヤ22の前記ワイヤドラム4からの引き出し量をデ イジタルにカウント表示する手段とを備えた巻尺型デイジタル測長器において、 前記ワイヤドラム4と前記ガイド穴24間の前記ワイヤ36のテンションの有無 を検出する手段と、前記検出手段がワイヤ36にテンションが無くなったことを 検出したとき前記ワイヤドラム4にブレーキを付与するブレーキ手段とを備えた ものである。
【0005】
【作用】
ワイヤ22が切断あるいはたるみが生じると、ワイヤテンション有無検出手段 が、この状態を検出し、該手段は、ブレーキ手段を動作させて、ワイヤドラム4 に制動力を付与し、その回転力を止める。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2は、ケーシング(図示省略)に固設されたフレームであり、これにワイヤド ラム4が回転自在に軸6支されている。前記軸6にエンコーダ板8が固定され、 ドラム4の回転が、センサ10によってパルス信号として検出されるように構成 されている。 前記フレーム2に前記軸6と平行に軸体12が回転自在に支承され該軸体12の 一端に固定されたベルトプーリ14は、伝達ベルト16によって、軸6に固定さ れたベルトプーリに連結している。
【0007】 前記フレーム2には、前記軸体12と平行にガイドレール18が設けられ、こ れにワイヤガイド部材20の凹部26がスライド自在に嵌合している。 前記ワイヤガイド部材20には、ねじ穴が設けられ、該ねじ穴が前記軸体12の スクリュー部12aに螺合している。 前記ワイヤガイド部材20には、ガイド穴24が設けられ、これに、前記ワイヤ ドラム4に巻き回された柔軟性のあるワイヤ22の引き出し部が挿入され、ワイ ヤ22の一端部がケーシングの長孔から外部に導かれている。 前記長孔は、ガイドレール18に沿ったガイド穴24の移動軌跡の全長に沿って 形成されている。 前記ワイヤ22の一端は、前記ドラム4の一端側に係止されている。
【0008】 50はフレーム2に回転自在に軸支されたばね板用リールであり、これに、う ずまき状に変形された長尺状のばね板48が巻回され、ばね板48の一端は、リ ール50に係止されている。 42は、前記フレーム2に回転自在に支承された軸体であり、これにギア44と 、ばね板用リール46が固定されている。 前記ギア44は、前記軸6に固着されたギア40と噛み合っている。 前記ばね板48は、前記リール50の外径よりも縮径する方向に付勢された状態 で前記リール50の表面に巻回されている。 前記ばね板48は、その自己わん曲方向とは逆方向に巻き回されるように、前記 リール46の表面に巻き回され、ばね板48の他端は、リール46の表面に係止 されている。 前記リール46には、前記ドラム4がワイヤ22を巻き取る方向に、前記ばね板 48の復帰弾力が作用している。
【0009】 28は、コ字状のブレーキリンクであり、中央部が前記ワイヤガイド部材20 に回転自在に軸30支され、該ハンク28の一方にワイヤガイドコロ36が回転 自在に軸支されている。 前記リンク28の他方には、ゴムなどのブレーキ部材38が下向きに傾斜して固 定され、該ブレーキ部材38は、ワイヤドラム4の表面に対向している。 前記リンク28は、コロ36がワイヤガイド部材20の手前のワイヤ22を下向 きに押圧する方向に、ピン32を支点とするばね34によって、図3中、反時計 方向に付勢されている。
【0010】 次に本実施例の作用について説明する。 ケーシングの長穴から外に出ているワイヤ22の一端を引張ると、この引張力 により、ワイヤドラム4は、板ばね48の復帰弾力に抗して、回転し、ワイヤ2 2が、ワイヤガイド部材20のガイド穴24から引き出される。 この引き出し量は、ケーシングに内蔵された、センサ10の出力をカウントする カウンタによってカウントされ、ケーシングの表示部にデイジタルに表示される 。ワイヤ22に、ワイヤドラム4の復帰方向の回転力によって、テンションが付 与されている状態において、ブレーキ用リンク28は、図3に示すように、軸3 0を中心として、時計方向に所定角度まで揺動し、ブレーキ部材38がワイヤド ラム4の表面から離反している。ワイヤ22の引き出し、あるいは、引込み動作 によってワイヤドラム4は、正逆回転する。
【0011】 このワイヤドラム4の回転は、軸体12に伝達され、軸体12が回転する。こ の回転により、ワイヤガイド部材20は、ガイドレール18に沿って、ワイヤド ラム4からのワイヤ22の引き出し位置の変化に追随して移動する。 ワイヤ22が切れたり、あるいは緩んでしまったときは、ワイヤ22にテンショ ンがなくなり、ブレーキ用リンク28が支えを失って、図4に示すように、軸3 0を中心として、反時計方向に揺動する。 これにより、ブレーキ部材38がワイヤドラム4の表面に圧接し、ワイヤドラム 4に制動力が付与される。
【0012】 ワイヤ22が緩んでしまった状態から、ワイヤ22を引張ると、ワイヤテンシ ョン力でブレーキが解除され、通常状態に復帰する。 尚、ブレーキ用リンク28を付勢するばねは、図5に示すようにコイルばね52 を用いても良い。 この場合、コイルばね52をガイド部材に突設したピン54とリンク28の一方 との間に圧縮配置する。
【0013】 図6及び図7は他の実施例を示すものであり、ブレーキ部材38の先端38a を先細りのくさび型とし、ワイヤガイド部材20にワイヤドラム4方向に突出す る突出部20aを形成している。突出部20aのワイヤドラム4と対向する部分 には、前記ブレーキ部材38の先端をくい込ませるためのV字状の溝を、ワイヤ ドラム4とブレーキ部材38との間に形成するための傾斜面20bが形成されて いる。 他の構成は、図1乃至図4に示す実施例の構成と同一である。
【0014】 上記した構成において、ワイヤ22が切れたり、あるいは緩んでしまったとき は、ワイヤ22にテンションがなくなり、ブレーキ用リンク28が支えを失って 図7に示すように、軸30を中心として、時計方向に揺動する。これにより、ブ レーキ部材38がくさびのように、ワイヤドラム4と突出部20aの傾斜面20 bとの間にくい込み、ワイヤドラム4に制動力が付与される。 尚、本考案の実施に際し、ワイヤ22は、金属に特に限定されるものではなく 、柔軟性があって伸縮しない紐状部材であれば、どのような材質のものでも良い 。 又、ワイヤガイド部材20は、ドラム4の回転に伴ってガイドレール18に沿っ て移動する構成に特に限定されるものではなく、フレーム又は、ケーシングに一 体的に固設した構成でも良い。
【0015】
【効果】
本考案は上述の如く、ワイヤが切断したとき、ワイヤドラムにブレーキが働く ので、ワイヤドラムの急回転を防止出来、ワイヤがからまってしまうのを防止す ることが出来る。 また、ワイヤを引張っている途中で、急にワイヤを離しても、ワイヤドラムが急 回転することがないので、扱い易い等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーシングを取り外した状態の外観図である。
【図2】ケーシングを取り外した状態の外観図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】ワイヤブレーキ機構の他の実施例を示す側面図
である。
【図6】ワイヤブレーキ機構の他の実施例を示す要部の
側面図である。
【図7】同上、要部の側面図である。
【符号の説明】
2 フレーム 4 ワイヤドラム 6 軸 8 エンコーダ板 10 センサ 12 軸体 14 ベルトプーリ 16 伝達ベルト 18 ガイドレール 20 ワイヤガイド部材 22 ワイヤ 24 ガイド穴 26 凹部 28 ブレーキリンク 30 軸 32 ピン 34 ばね 36 ワイヤガイドコロ 38 ブレーキ部材 40 ギア 42 軸体 44 ギア 46 リール 48 ばね板 50 リール 52 コイルばね 54 ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム2と、該フレーム2に回転自在
    に支承され表面にワイヤ22が巻回されたワイヤドラム
    4と、前記ワイヤドラム4をワイヤ巻き取り復帰方向に
    付勢する復帰手段と、前記ワイヤ22の前記ワイヤドラ
    ム4から引き出された部分を前記フレーム2の外方にス
    ライド自在に導くガイド穴24を有するワイヤガイド部
    材20と、前記ワイヤドラム4の回転運動を電子信号に
    変換し前記ワイヤ22の前記ワイヤドラム4からの引き
    出し量をデイジタルにカウント表示する手段とを備えた
    巻尺型デイジタル測長器において、前記ワイヤドラム4
    と前記ガイド穴24間の前記ワイヤ36のテンションの
    有無を検出する手段と、前記検出手段がワイヤ36にテ
    ンションが無くなったことを検出したとき前記ワイヤド
    ラム4にブレーキを付与するブレーキ手段とを備えた巻
    尺型デイジタル測長器。
  2. 【請求項2】 前記テンションの有無を検出する手段
    を、一方向に付勢されて回転自在に支持されたリンク2
    8と、その一方に前記ワイヤ36に圧接して回転自在に
    軸支されたワイヤガイドコロ36とで構成し、前記リン
    ク28が定位置にあるか該定位置から付勢回転方向に変
    位したかによって前記ワイヤ36のテンションの有無を
    検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    巻尺型デイジタル測長器。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ手段を前記リンク28の他
    方に前記ワイヤドラム4の表面に対向して取り付けられ
    たブレーキ部材38で構成し、前記リンク28が定位置
    から付勢回転方向に変位すると前記ブレーキ部材38が
    前記ワイヤドラム4の表面に圧接し該ワイヤドラム4に
    制動力を付与するようにしたことを特徴とする請求項1
    及び2に記載の巻尺型デイジタル測長器。
JP1993032808U 1993-03-23 1993-05-26 巻尺型デイジタル測長器 Expired - Lifetime JP2594642Y2 (ja)

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JP1917993 1993-03-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017520778A (ja) * 2015-03-17 2017-07-27 ベーグル ラボズ カンパニー リミテッド 長さ測定装置及び長さ測定システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017520778A (ja) * 2015-03-17 2017-07-27 ベーグル ラボズ カンパニー リミテッド 長さ測定装置及び長さ測定システム
US10393490B2 (en) 2015-03-17 2019-08-27 Bagel Labs Co., Ltd. Length measuring device and length measuring system

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