JPH0684305U - 色表示機能を有する形状測定装置 - Google Patents

色表示機能を有する形状測定装置

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JPH0684305U
JPH0684305U JP2483693U JP2483693U JPH0684305U JP H0684305 U JPH0684305 U JP H0684305U JP 2483693 U JP2483693 U JP 2483693U JP 2483693 U JP2483693 U JP 2483693U JP H0684305 U JPH0684305 U JP H0684305U
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light
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ccd sensor
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任晤 岸田
信博 武田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定面の座標と色とを測定する。 【構成】 光源装置62が被測定面に光を照射する。カ
ラーCCDセンサ40が、前記光源装置62から照射さ
れ被測定面で反射した光を受光し、被測定面を微小領域
に分割してこの微小領域における反射光の光強度に応じ
た映像信号と前記微小領域における反射光の3原色に応
じた色信号を光強度信号に多重させたカラー画像信号と
を出力する。マイクロコンピュータ14は、前記映像信
号に基づいて前記微小領域の座標を検出する。また、マ
イクロコンピュータ14は、表示装置38に、前記座標
と前記色信号とに基づいて被測定面の形状と被測定面の
色とを表示する。このように、カラーCCDセンサ40
が色信号も出力することができるため、被測定面の色も
被測定面の形状とともに表示することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、形状測定装置にかかり、より詳しくは、光を被測定面に照射し被測 定面からの反射光を受光することにより被測定面の座標及び色彩を測定する色表 示機能を有する形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、非接触にて被測定面の凸凹等の形状を三角測量法を用いて測定する レンジファインダ等の形状測定装置が提供されている(特公昭50−36374 号公報、特開昭56−138204号公報、特開昭57−22508号公報、特 開昭58−52508号公報等)。
【0003】 これらの形状測定装置において、照射手段は、スリット状の光ビームまたはス ポット光を被測定面へ照射し、照射手段により照射された光の光軸と所定の角度 θをもって設けられた受光手段であるCCDセンサは被測定面で反射した光を受 光する。また、このセンサは、被測定面を微小領域に分割し、前記微小領域にお ける反射光の光強度に応じた光強度信号を出力する。そして、マイクロコンピュ ータは、光強度信号を基に前記微小領域の座標を検出し、この検出された座標を 演算して被測定面の形状を表示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記説明した形状測定装置は、CCDセンサにより被測定面で反射し た光の光強度に応じた光強度信号のみを出力し、これを基に被測定面の微小領域 の座標のみを測定するものであるため、被測定面の色を測定することができない 。
【0005】 そこで、本考案は、上記事実を考慮して、被測定面の微小領域の座標を求める とともに被測定面の色も測定することのできる色表示機能を有する形状測定装置 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の色表示機能を有する形状測定装置は、被測 定面に光を照射する照射手段と、前記照射手段から照射され被測定面で反射した 光を受光し、被測定面を微小領域に分割してこの微小領域における反射光の光強 度に応じた光強度信号と前記微小領域における反射光の3原色に応じた色信号と を出力する映像検出手段と、前記光強度信号に基づいて前記微小領域の座標を検 出する座標検出手段と、前記座標と前記色信号とに基づいて被測定面の形状と被 測定面の色とを表示する表示手段と、を備えている。
【0007】
【作用】
本考案によれば、被測定面には照射手段によって光が照射される。映像検出手 段は、前記照射手段から照射され被測定面で反射した光を受光し、被測定面を微 小領域に分割してこの微小領域における反射光の光強度に応じた光強度信号と前 記微小領域における反射光の3原色に応じた色信号とを出力する。座標検出手段 は、前記光強度信号に基づいて前記微小領域の座標を検出する。表示手段は、前 記座標と前記色信号とに基づいて被測定面の形状と被測定面の色とを表示する。
【0008】 このように、色表示機能を有する形状測定装置は、映像検出手段から反射光の 3原色に応じた色信号が出力されるため、この色信号に基づいて被測定面の色を 表示することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案の 色表示機能を有する形状測定装置の実施例のブロック図を示している。この図1 に示すように色表示機能を有する形状測定装置12は、照射手段である光源装置 62と、映像検出手段である受光レンズ56及びカラーCCDセンサ40と、こ のカラーCCDセンサ40に接続された座標検出手段である演算回路10と、こ の演算回路10に接続された表示手段である表示装置38とから構成される。
【0010】 ここで、光源装置62は、半導体レーザー50及び白色(昼光色)ランプ48 とからなる光源部51を有し、半導体レーザー50の射出側には、照射されたレ ーザービームを平行光線束として通過させるコリメートレンズ52と、コリメー トレンズ52を通過した平行光線束を円柱軸と同一の方向にスリット状に照射さ せる円柱形状となっているロッドレンズ54とを有している。
【0011】 また、受光レンズ56は、ロッドレンズ54からスリット状に照射され被測定 面60Aで反射したレーザービーム及び白色ランプ48から照射され被測定面6 0Aで反射した光を集光する。この受光レンズ56の焦点位置にはカラーCCD センサ40が配設されており、受光レンズ56により集光された光はこのカラー CCDセンサ40に結像する。カラーCCDセンサ40は、被測定面を微小領域 に分割し走査線を走査することにより、光源装置62からレーザービームが照射 された場合には、被測定面64で反射した光の強度に応じた映像信号(光強度信 号に対応)を出力し、また、光源装置62から白色光が照射された場合には、被 測定面64で反射した光の3原色に応じた色信号を光強度信号に多重させたカラ ー映像信号を出力する。さらに、このカラーCCDセンサ40は、走査線を走査 する毎に水平同期信号を出力し、また、アドレス検出用のクロック信号を出力す る。
【0012】 図2に示したように、演算回路10は、増幅回路(AMP)32を備えており 、増幅回路32の入力端はカラーCCDセンサ40に接続されている。増幅回路 32はカラーCCDセンサ40から出力された映像信号及びカラー映像信号を所 定の増幅率で増幅して出力する。
【0013】 映像信号分離回路34は、入力した映像信号をディジタル変換するアナログデ ィジタル(A/D)変換回路35に接続されている。このアナログディジタル変 換回路35は、累積演算回路36に接続されている。また、映像信号分離回路3 4は、色信号を3原色に分解するR、G、Bデコーダ42にも接続されている。
【0014】 カラーCCDセンサ40から出力される水平同期信号は、カウンタ16と累積 演算回路36に入力される。このカウンタ16は、この水平同期信号をカウント し、カラーCCDセンサ40を走査している走査線の行数nを出力する。また、 カラーCCDセンサ40から出力されるクロック信号は、水平アドレス発生回路 33に入力される。この水平アドレス発生回路33は、このクロック信号を基に カラーCCDセンサ40の走査線の水平方向アドレスを表すui と水平方向画素 間隔に対応する周期をもつ信号とを出力する。ここで、この水平方向は、カラー CCDセンサ40の走査線方向である。
【0015】 累積演算回路36は、カラーCCDセンサ40から出力される水平同期信号を 基に1走査線ごとに後述する加重平均を行うための累積演算を行い、累積演算値 を出力する。
【0016】 ルックアップテーブル22には、カラーCCDセンサ40の各走査線毎の走査 で行われる加重平均により求められるカラーCCDセンサ40上のスリット像の 位置ua (後述する加重平均値)が入力された際、被測定面の座標の内、この位 置ua のみの関数である座標が出力されるよう、予め3角測量に基づいた座標演 算式により求められる座標値がテーブル化して記憶されている。すなわち、本実 施例では、Z及びX座標である。
【0017】 ルックアップテーブル23には、カラーCCDセンサ40上のスリット像の位 置ua が入力された際、被測定面の座標の内、残りの座標値、すなわち、本実施 例ではY座標を演算するために、カラーCCDセンサ40を走査した走査線の行 数nと乗算され、かつ、位置ua のみの関数として表される係数Aが出力される よう、予め3角測量に基づいた座標演算式により求められる係数Aがテーブル化 して記憶されている。
【0018】 映像信号分離回路34は、入力した色信号を3原色に分解するR、G、Bデコ ーダ42にも接続されている。このR、G、Bデコーダ42は、入力した3原色 の各色信号をそれぞれディジタル変換するアナログデジタル変換器44a、44 b、44cに接続されている。このアナログデジタル変換器44a、44b、4 4cは、バッファメモリ46に接続されている。
【0019】 マイクロコンピュータ14は、データ及びコマンドの相互やりとりを可能にす るバス24を介して中央演算処理装置(CPU)30、ランダムアクセスメモリ (RAM)28及びリードオンリーメモリ(ROM)26を備えており、さらに 、このバス24を介して入出力(I/O)回路20を備えている。この入出力( I/O)回路20は、累積演算回路36から出力される累積演算値であるΣIi ・ui とΣui とを、カウンタ16から出力される走査線の行数nを、さらに、 バスライン25によってバッファメモリ46に記憶されたディジタル値とをそれ ぞれ入力する。さらに、マイクロコンピュータ14は、この入出力(I/O)回 路20からスリット像の位置ua をルックアップテーブル22、23に出力する ことにより、ルックアップテーブル22から座標X及びZと、ルックアップテー ブル23から係数Aとを入力する。さらに、マイクロコンピュータ14は、切換 信号を光源装置62に出力する。また、マイクロコンピュータ14の入出力(I /O)回路20には、表示装置38が接続されている。
【0020】 次に、本実施例の被測定面の微小領域の座標を求めるための原理について説明 する。3角測量の原理を応用すると、図3に示すようにカラーCCDセンサ40 上のスリット像の位置(ui0、vi0)を特定すると、この位置ui0から被測定面 のX及びZ座標値、また、位置vi0が対応する走査線の行数nから被測定面のY 座標値が求められることになる。なお、測定対称物の座標は図1に示す通りとす る。
【0021】 まず、このX、Z座標値を求める原理について説明する。図1に示すように受 光装置の光軸は光源装置62の光軸と所定の角度θをもって取り付けられている 。このため、被測定面60Aが光源装置62の光軸方向に段差がある場合には、 被測定面60A上の光点の位置は、段差に応じて光源装置62の光軸方向に変位 することになり、カラーCCDセンサ40上でのスリット像64は、図3(1) に示したように、光軸方向の段差が測定方向(図3のu方向)の変位となって現 れることになる。このカラーCCDセンサ40の図3のu方向に対応する任意の 走査線59A、59Bの出力信号(映像信号)は、図3(2)、(3)に示すよ うになる。カラーCCDセンサ40は、このような映像信号を演算回路10に出 力する。この映像信号の振幅(光強度)が大きい部位がこの走査線におけるスリ ット像の位置となる。すなわち、出力信号の振幅が大きい部位が走査線とスリッ ト像との交点(光点)位置に対応する。また、カラーCCDセンサ40上の画素 位置ui0は、カラーCCDセンサ40から出力されるクロック信号を基に水平ア ドレス発生回路33により出力される水平方向アドレスui から特定することが できる。
【0022】 従って、演算回路10は、カラーCCDセンサ40から入力した信号(映像信 号)に基づいて、上記カラーCCDセンサ40上の全ての走査線とスリット像6 4との交点位置(光点位置)を求め、この位置をルックアップテーブル22に出 力することにより、被測定面のX及びZ座標値が求められることになる。
【0023】 ここで、被測定面60Aに照射されるスリット光線は所定の幅を有するため、 カラーCCDセンサ40の走査線上のスリット像も所定の幅を有することになる 。このスリット像の幅は、走査線上に沿って数画素にまたがったものとなる。従 って、被測定面の座標を正確に求めるためには、映像信号の振幅の大きい部分の 中心位置を正確に求めることが必要となる。
【0024】 そこで、以下に示す式(1)から求められる加重平均により、カラーCCDセ ンサ40の映像信号の振幅(被測定面で反射したスリット像の光強度に対応)I i を重みとし各走査線におけるスリット像の幅の中心位置ua を特定するもので ある。
【0025】 ua =Σ(Ii ・ui )/Σui ・・・(1) 但し、i=0、1、・・・である。
【0026】 次にY座標求める原理について説明する。このY座標は、3角測量の原理から 、カラーCCDセンサ40上のスリット像の位置ua のみの関数である係数Aと 、スリット像の位置vi (図3参照)と対応する走査線の行数nとの乗算値であ る。ここで、この走査線の行数nは、カウンタ16がカラーCCDセンサ40か ら出力される水平同期信号をカウントすることにより求められる。
【0027】 次に、本実施例の作用を図4に示したフローチャートを参照して説明する。こ こで、本実施例では、この座標を求めた後、被測定面の形状に関する距離を求め るようにしている。
【0028】 先ず、ステップ102では、光源装置62に切換信号を出力して半導体レーザ ー50からコリメートレンズ52及びロッドレンズ54を介して被測定面60A にレーザービームをスリット状に照射する。被測定面60Aで反射したスリット 状の光は、受光レンズ56により集光されカラーCCDセンサ40上に、被測定 面60Aの段差に応じたスリット像64として結像する。
【0029】 ステップ104では、カラーCCDセンサ40上のスリット像の位置ua を演 算する。すなわち、スリット像64が結像されたカラーCCDセンサ40は、被 測定面を微小領域(画素に対応)に分割し、走査線の走査によって微小領域にお けるスリット像の光強度に応じた映像信号を増幅回路32へ出力する。また、カ ラーCCDセンサ40は、クロック信号を水平アドレス発生回路33に出力する とともに水平同期信号をカウンタ16に出力する。水平アドレス発生回路33は 、このクロック信号を基にカラーCCDセンサ40における走査線上の水平方向 アドレスui を発生させてこれを順次累積演算回路36に出力する。また、増幅 回路32に入力され所定の増幅率で増幅された映像信号がアナログディジタル変 換回路35でディジタル変換され累積演算回路36に出力される。累積演算回路 36は、水平アドレス発生回路33から順次出力される画素ui を累積演算(Σ ui )するとともに、ディジタル変換された映像信号の振幅(光強度に対応)I i と前記水平アドレス発生回路33から順次出力される画素ui とを乗算して累 積演算(ΣIi ・ui )を行う。なお、この累積演算は、前記カラーCCDセン サ40から出力される水平同期信号を基に1走査線毎に行われる。このように累 積演算されたΣIi ・ui とΣui とは、マイクロコンピュータ14に出力され る。マイクロコンピュータ14は、この入力したΣIi ・ui をΣui で除算す ることにより(加重平均)、スリット像の位置ua を演算する。
【0030】 ステップ106では、この演算されたスリット像の位置ua をルックアップテ ーブル22に出力する。ルックアップテーブル22は、入力した位置ua に対応 するX及びZ座標をマイクロコンピュータ14に出力する。これにより、被測定 面のX及びZ座標が求められることになる。
【0031】 ステップ108では、ステップ104で演算されたスリット像の位置ua をル ックアップテーブル23に出力する。ルックアップテーブル23は、入力した位 置ua に対応する係数Aをマイクロコンピュータ14に出力する。
【0032】 ステップ110では、ルックアップテーブル23から入力した係数Aとカウン タ16から入力した走査線の行数nとを乗算する処理が行われる。これにより、 被測定面のY座標が求められることになる。
【0033】 以上のステップ104からステップ110までの処理は、カラーCCDセンサ 40の全ての走査線について行われ、さらに、レーザービームを被測定面の全体 に亘って行われることから、被測定面のスリット像の各座標が求められることに なる。そこで、ステップ112では、これら求められた座標から被測定面の奥行 き及び巾方向の距離を求める。なお、この距離は、ルックアップテーブル等を用 いた座標補正法で較正を行っている。
【0034】 ステップ114では、光源装置62に切換信号を出力することにより光源装置 62は被測定面に白色光を照射する。この白色光が照射され被測定面で反射した 光は、受光レンズ56により集光されカラーCCDセンサ40上に結像される。 カラーCCDセンサ40は走査線を走査して、カラーCCD上に結像した反射光 に応じた色信号を光強度信号に多重させたカラー映像信号を増幅回路32に出力 する。この増幅回路32は、入力したカラー映像信号を所定の増幅率で増幅して 映像信号分離回路34に出力する。この映像信号分離回路34は、入力したカラ ー映像信号の内色信号のみをR、G、Bデコーダ42に出力する。R、G、Bデ コーダ42が色信号を3原色に分解してアナログディジタル変換器44a〜cに 出力する。アナログディジタル変換器44a〜cは、分解された3原色のそれぞ れの色信号をディジタル変換してバッファメモリ46に出力する。バッファメモ リ46は、それぞれのディジタル値を記憶する。
【0035】 ステップ116では、ステップ106とステップ110で求められた座標を基 に被測定面の形状を表示装置38に表示してステップ118に進む。このステッ プ118では、バッファメモリ46に記憶された色信号のディジタル値を読み出 してこのディジタル値に対応する色を表示装置38に表示する。本実施例におけ る色表示機能を有する形状測定装置12は、カラーCCDセンサ40により被測 定面を微小領域に分割し、この微小領域に対応して被測定面の座標を求めており 、また、この微小領域毎に被測定面の色を記憶していることから、この微小領域 を介してバッファメモリ46に記憶された色信号のディジタル値を読み出し表示 すれば、被測定面の形状と一致して被測定面の色を表示することになる。なお、 この被測定面の色を表示する際の色感度補正等は、マイクロコンピュータ14に よって行う。
【0036】 ステップ120では、ステップ112で求められた被測定面の奥行き、巾方向 の距離を表示装置38に表示する。
【0037】 以上の処理が終了し、表示装置38には図5に示すように被測定面の形状及び 色、さらに、距離が表示される。
【0038】 以上説明した本考案の色表示機能を有する形状測定装置では、従来形状のみ求 めていた形状測定装置とは異なり、さらに、色彩も求められる。これにより、被 測定面の色彩や素材、さらに、表面形状に現れない被測定面の構造の決定等が可 能となる。
【0039】 さらに、本実施例の色表示機能を有する形状測定装置12では、被測定面で反 射した光の強度に対応した光強度信号をカラーCCDセンサ40が出力し、これ をマイクロコンピュータ14が処理していることから、照射した光の光強度と受 光した反射光の光強度とを測定することもできる。これにより、本実施例の色表 示機能を有する形状測定装置12では、被測定面の反射率を求めることもできる 。
【0040】 以上説明した実施例では、被測定面の座標を検出し、次いで色を検出していた が、これに限られるものでなく、まず、被測定面の色彩を測定した後、距離を測 定しても同様の効果を得ることができる。
【0041】 また、本実施例では、被測定面の座標をルックアップテーブルから求めていた が、これに限られるものでなく、所定の座標演算式を記憶して被測定面の座標を 求めてもよい。
【0042】 なお、本実施例ではロッドレンズを利用してスリット状の光を得る例について 説明したが、スリット状の光を得る素子としてシリンドリカルレンズやシリンド リカルミラーを用いることもでき、回転多面鏡等を用いてレーザービームをスキ ャンすることによりスリット状の光を得ることもできる。
【0043】 また、前述した実施例では、光源装置62からスリット状のレーザービーム線 を被測定面に照射する例について説明したが、これに限られるものでなく、光源 装置62からスポット光を被測定面に照射することもできる。
【0044】 さらに、前述した実施例では、光源装置62における白色ランプ48から白色 光線を照射する例について説明したが、白色ランプを用いずに、白色レーザー、 多色レーザービーム等を照射することもできる。
【0045】 また、本実施例では受光素子としてカラーCCDセンサ40を用いた場合につ いて説明したが、これに限定されるものではなく、撮像管を用いたテレビジョン システムによる位置検出方法を用いてセンサ上で2次元の位置及び色信号を出力 することのできる素子を利用してもよい。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の色表示機能を有する形状測定装置によれば、被測 定面の座標と色を求めることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる色表示機能を有する形
状測定装置12の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の実施例にかかる演算回路10を詳細に
表した図である。
【図3】(1)は、本実施例にかかるカラーCCDセン
サ40上における被測定面で反射したスリット像を示す
線図である。(2)、(3)は、2次元CCDセンサ4
0の出力信号を示す線図である。
【図4】本実施例の制御の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】本実施例により被測定面の形状と色とを表示し
た図である。
【符号の説明】
10 演算回路 12 色表示機能を有する形状測定装置 40 カラーCCDセンサ 60 測定対象物 60A 被測定面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定面に光を照射する照射手段と、 前記照射手段から照射され被測定面で反射した光を受光
    し、被測定面を微小領域に分割してこの微小領域におけ
    る反射光の光強度に応じた光強度信号と前記微小領域に
    おける反射光の3原色に応じた色信号とを出力する映像
    検出手段と、 前記光強度信号に基づいて前記微小領域の座標を検出す
    る座標検出手段と、 前記座標と前記色信号とに基づいて被測定面の形状と被
    測定面の色とを表示する表示手段と、 を備えた色表示機能を有する形状測定装置。
JP2483693U 1993-05-13 1993-05-13 色表示機能を有する形状測定装置 Pending JPH0684305U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071224A1 (fr) * 2002-02-21 2003-08-28 Kabushiki Kaisha Bridgestone Procede et dispositif de detection d'un objet, procede et dispositif d'examen d'un objet

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