JPH0684239A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0684239A
JPH0684239A JP4234413A JP23441392A JPH0684239A JP H0684239 A JPH0684239 A JP H0684239A JP 4234413 A JP4234413 A JP 4234413A JP 23441392 A JP23441392 A JP 23441392A JP H0684239 A JPH0684239 A JP H0684239A
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JP
Japan
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heads
track
head
recording
tps
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JP4234413A
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English (en)
Inventor
Masafumi Shimotashiro
雅文 下田代
Makoto Goto
誠 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メカ精度ずれ、トラッキングずれの改善がな
くても狭トラックピッチ化が実現でき、ヘッド数増加が
ない磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 1トラックを2つのヘッド(A1とA2、B
1とB2)でオーバーラップ領域を設けて再生する構成
になっているので、メカ精度ずれ、トラッキングずれを
それほど改善しなくても狭トラックピッチ化を実現でき
る。また、ヘッドA1とヘッドB2間で標準モードの、
ヘッドA2とヘッドB2(またはヘッドA1とヘッドB
1)間で長時間モードのトラックピッチ量だけオフセッ
トを設けているため、標準モードと長時間モードでのヘ
ッド兼用を実現でき、長時間モードでのヘッド増加を相
殺し、ヘッド数自体は増加しない構成が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカルスキャン方式
によってデジタル信号を記録再生する磁気記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホームVTRに用いられている磁
気記録再生装置の記録パターンは、記録密度を向上させ
るため、ガードレスで記録し、隣接トラックのクロスト
ークを少なくするために、アジマス記録を行っている。
【0003】また、家庭で一般的に用いられている磁気
記録再生装置では、映像信号を記録しているビデオトラ
ックとは別に、ヘッドドラムの回転位相を示すパルスを
コントロール信号として磁気テープの長手方向にコント
ロールトラックを設けて記録し、再生時、再生したコン
トロール信号の位相とヘッドドラムの回転パルスの位相
とを比較することによってトラッキング誤差を検出し、
トラッキング制御をかけながら再生している。
【0004】また、8ミリビデオに用いられている磁気
記録再生装置では、周波数の異なる4つの低周波数パイ
ロットを設定し、前記低周波数パイロット信号をビデオ
トラック毎、一個ずつ、映像信号に周波数多重する。
【0005】次に、前記周波数多重された信号は、ガー
ドバンドレスでアジマス記録される。
【0006】再生時は、トラックピッチより広いヘッド
幅のヘッドを用い、隣接トラックからのクロストークと
して、両隣接トラックに記録した2つの低周波数パイロ
ット信号のクロストーク量を比較することでトラッキン
グ誤差を検出し、トラッキング制御をかけながら再生し
ている(4周波パイロット方式のトラッキングサーボ
著:山田耕一他 National Technical Report Vol.3
1 No.6 Dec.1985)。
【0007】さらに、前記トラッキング制御で再生時、
補正しきれないトラッキングずれとメカずれ等に対して
は、ヘッド幅をトラックピッチ幅より広くすることで、
前記ずれを吸収し、安定な再生信号を再生している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】記録再生の長時間化を
達成するための一つの方法として、トラックピッチを狭
めていくことが考えられる。
【0009】前記狭トラックピッチ化に従来磁気記録再
生装置を応用した場合、トラッキングずれ、及び、メカ
精度ずれの向上がなければ、前記ずれ量を補正するトラ
ックピッチに対するヘッド幅比の拡大が必要になる。
【0010】前記トラックピッチに対するヘッド幅比の
拡大は、隣隣接クロストーク(記録アジマス角が同一
で、互いに隣隣接したトラックからの妨害信号)を発生
し、無限に拡大することはできないという課題があっ
た。
【0011】また、記録フォーマットの将来展開を考慮
して標準モードと長時間モードのトラックピッチ2つを
設定し、前記両モード間でできるだけシリンダ上に取り
付けるヘッド数を減らしたいという課題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解消するため
に本発明の磁気記録再生装置は、デジタル信号を磁気記
録媒体に記録し、再生時、磁気ヘッドを記録トラックに
追従するように制御しながら、前記デジタル信号を再生
する磁気記録再生装置であって、標準モードのトラック
ピッチTPSと長時間モードのトラックピッチTPLと
の関係がTPS>TPLである2つのトラックピッチを
形成するようになし、長時間モードで互いに隣接した記
録アジマス角が異なる2つのトラックをそれぞれ再生す
る2つのA1,B1ヘッドと、前記A1,B1ヘッドが
再生する軌跡に対して、軌跡がオーバーラップするよう
に配置した2つのA2,B2ヘッドと、前記A1ヘッ
ド,B2ヘッドをトラック幅方向に対し、TPSずらし
て記録再生ができるように配置した構成を有している。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、1つのトラック
をA1,A2ヘッド(あるいは、B1,B2ヘッド)で
再生でき、隣隣接トラックを片方のヘッドが再生したと
しても、もう一つのヘッド出力を用いて再生できるよう
になっている。
【0014】従って、A1,A2ヘッドを用いてトラッ
ク幅方向の再生領域を拡大でき、前述したトラッキング
ずれ、あるいは、メカ精度ずれがそれほど向上しなくて
も補正することができ、狭トラックピッチ化を実現でき
る。
【0015】さらに、上記構成では、長時間モードでの
ヘッド数が2倍になってヘッド数が増加するが、標準モ
ードと長時間モードのヘッドが兼用できる構成を含んで
いるため、標準モードと長時間モード、総計でのヘッド
数の増加はなく、極めて有効である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置の基本ヘッド配置図である。
【0018】図1(a)は長時間モードでのヘッド位
置、(b)は標準モードでのヘッド位置を示し、基本的
に、それぞれのトラックピッチTPL,TPS(TPL
<TPS)以外は同一である。
【0019】次に、トラックa,bは互いにアジマス角
が異なり(図1ではθ,−θ)、トラック毎に、符号化
されたデジタル信号と、f1,f0,f2,f0(f
1,f2,f0の周波数は異なる。)の順に連続なトラ
ッキング用パイロット信号が同時に記録されている。
【0020】また、ヘッドA1,A2はトラックaと同
一アジマス角であり、ヘッド幅TWはTW≦2TPLに
設定する。
【0021】同様に、ヘッドB1,B2もトラックbと
同一アジマス角で、ヘッド幅TWをTW≦2TPLに設
定する。
【0022】前記の如く、ヘッド幅を設定する理由は、
TWを2TPLより大きく設定すると常に隣隣接トラッ
クを再生し、デジタル信号を検出できないためである。
【0023】図1(a)で、ヘッドA1,A2はトラッ
クa0を同時に再生するオーバーラップ領域をもたせ、
さらに、ヘッドA1は左側のトラックb0を再生するよ
うに配置し、ヘッドA2は右側のトラックb1を再生す
る配置となっている。
【0024】従って、トラックaにメカ精度ずれ、ある
いは、トラッキングずれが発生して、左側のトラックb
0側にずれた場合は、ヘッドA1は隣隣接トラックを再
生して再生できなくなるが、ヘッドA2は隣隣接トラッ
クを踏まないので、トラックa0を再生できる。
【0025】また、逆に右側のトラックb1側にずれた
場合は、ヘッドA2は隣隣接トラックa1を踏むように
なるため、トラックa0を再生できないが、ヘッドA1
でトラックa0を再生できることになる。
【0026】従って、図1(a)に示すヘッドA1,A
2を用いて再生することで、メカ精度ずれ、トラッキン
グずれを従来以上に補正することができる。
【0027】同様に、図1(a)に示すヘッドB1,B
2もヘッドA1,A2と同様にメカ精度ずれ、トラッキ
ングずれを補正できる配置となっている。
【0028】また、前記したヘッドA1,A2(あるい
は、ヘッドB1,B2)のオーバーラップ量はテープ/
ヘッドから得られる最低SN比と、システムが必要とす
る誤り率から最低再生幅量を決定し、その最低再生幅量
以上にオーバーラップ量を設定する。
【0029】次に、前記再生位置を実現するため、再生
トラッキング制御は、ヘッドA1,A2からそれぞれ隣
接クロストーク信号として再生されたトラッキング用パ
イロット信号f2,f1のレベルを比較することで実現
する。
【0030】即ち、図5(a)に示す要部ブロック図で
以下のようにトラッキング制御を実施する。
【0031】最初にテープ1に記録された信号をヘッド
A1,A2で再生し、ヘッドアンプ2,3で増幅する。
【0032】つぎに、BPF4,5でそれぞれf2,f
1のトラッキング用パイロット信号を抽出し、トラッキ
ング誤差検出回路6でBPF4,5の出力レベルを比較
してトラッキング誤差を検出する。
【0033】次に、トラッキング誤差検出回路6の出力
に従ってサーボ制御回路7を駆動し、図1(a)の再生
トラッキング制御状態を実現する。
【0034】ここで、トラッキング用パイロット信号が
低周波数の場合は、ヘッドの疑似ギャップ等で見かけ上
のヘッド幅が拡大する可能性がある。
【0035】従って、ヘッド幅が拡大した場合、隣接ク
ロストークとして再生されるトラッキング用パイロット
信号の出力変化が小さくなり、トラッキング誤差の検出
感度が劣化する可能性がある。
【0036】従って、隣接クロストークを拾いにくいト
ラック側(ヘッドA1ではトラックb1側、ヘッドA2
ではトラックb0側)のトラッキング用パイロット信号
を検出することで、見かけ上のヘッド幅が拡大してもト
ラッキング誤差検出の検出感度が劣化しないようにす
る。
【0037】次に、図1(a)にもどり、長時間モード
の記録はヘッドA2,B2で実施する。
【0038】このため、ヘッドA2,B2のヘッド幅T
Wは、TW≧TPLに設定し、図1(a)に示すよう
に、ヘッドA2,B2はTPLのオフセットを設ける。
【0039】なぜなら、TWをTPL以下に設定すると
記録時、消し残りが生じ、ガードが発生するため、それ
を防止するためである。
【0040】また、TPLのオフセットを設ける理由は
TPLのトラックピッチパターンを正確に実現するため
である。
【0041】また、ヘッドA2,B2を用いる理由を以
下に記す。第1に、図2(a)に示すように1トラック
のデータ領域が4領域に分割され、データは、インデッ
クス領域、オーディオ領域、ビデオ領域で独立に編集が
行われるとする。
【0042】第2にサーボ領域は、前記編集時、再生サ
ーボ基準位置を検出する領域とする。
【0043】従って、前述の如くトラッキング誤差をヘ
ッドA1,A2で検出し、ヘッドA1,B1で記録を行
ったとすれば、図2(a)に示すインデックス領域を記
録する時刻と、ヘッドA2で図2(a)に示すサーボ領
域を再生している時刻が同一となり、記録信号のクロス
トークのため、サーボ領域が再生できなくなる。従っ
て、上記を回避するため、記録開始時間が遅れるヘッド
A2,B2を用いて記録を行う。
【0044】また、図3(b)に示す180度対抗位置
にさらに、ヘッドA3,A4,B3,B4を加え、長時
間モードの記録をヘッドA2,B2,A4,B4で行っ
た場合は、ヘッドA1,B1の再生時刻とヘッドA4,
B4の記録時刻と、ヘッドA3,B3の再生時刻とヘッ
ドA2,B2の記録時刻とがそれぞれ重なる可能性があ
る。
【0045】前記の場合は、テープ巻き付け角を180
度より小さくすることで再生と記録がヘッド毎、同一時
刻でおこることを防止できる。
【0046】次に、図1(a)に示したヘッドA1とヘ
ッドA2の出力選択の具体的要部ブロックを図6に示
す。
【0047】テープ1の同一トラックに記録されたデジ
タル信号は、ヘッドA1,A2で再生され、それぞれヘ
ッドアンプ21,22で増幅され、イコライザ回路2
3,24に出力される。
【0048】次に、イコライザ回路23,24では、記
録再生で劣化した周波数特性、および、位相特性を補正
し、データ検出回路25,26にそれぞれ出力する。
【0049】次に、データ検出回路25,26では再生
クロックを復調し、ビット同期を検出して復調回路2
7,28にそれぞれ出力する。
【0050】ここで、再生されるデジタル信号は図2に
示す符号構成とする。即ち、図2(c)に示すように誤
り訂正は積符号方式とし、内符号と外符号を付加する。
【0051】また、図2(a)に示す1トラック内デー
タは、図2(b)に示す同期信号、番地信号、データ、
誤り訂正符号からなる1同期ブロックを最小単位として
構成される。
【0052】ただし、図2(c)に示す外符号は、前記
1同期ブロックではデータ領域に記録される。
【0053】次に、図6に戻り、復調回路27,28で
は、同期信号に従ってワード同期を検出し、さらに、番
地信号を検出する。
【0054】さらに、記録時、デジタル変調(たとえ
ば、8−10変換コード、スクランブル変調、M2変調
等)が施されている場合は、前記デジタル変調を復調
し、内符号訂正回路29,30にそれぞれ出力される。
【0055】内符号訂正回路29,30では、1同期ブ
ロック毎の内符号を用いて誤り訂正を行い、訂正できな
い場合は、訂正不能を示すフラッグを合わせてバッファ
メモリ31,32にそれぞれ出力する。
【0056】次に、バッファメモリ31,32では、内
符号訂正回路29,30からの出力を復調回路27,2
8で検出された番地情報にしたがって保存する。
【0057】次に、外符号訂正選択回路33では、バッ
ファメモリ31,32の保存されたデータから訂正不能
フラッグがないものを選択し、外符号訂正を行う。
【0058】ただし、同一番地に訂正不能フラッグがバ
ッファメモリ31,32両方にある場合は、再生された
時間系列の近い番地順に、訂正不能フラッグの量をバッ
ファメモリ31,32毎に検出し、前記訂正不能フラッ
グ量のすくないものを選択し、外符号訂正を行い、誤り
のないデジタル信号を出力する。
【0059】ここで、前記したように訂正不能フラッグ
の連続性でバッファメモリ31,32のデータを選択す
る理由は、メカ精度ずれ、トラッキングずれは通常1次
系であり、前記ずれで誤り率が劣化した場合は連続して
訂正不能フラッグが発生する。
【0060】したがって、前記連続性を検出すれば、正
確にヘッドA1,A2の切り替えを行うことができる。
【0061】つぎに、図1(b)に戻り、標準モードと
長時間モードでのヘッド兼用を説明する。
【0062】図1(b)は標準モード、トラックピッチ
TPS時の再生ヘッド位置を示す図である(ただし、図
1(a)とは、トラックピッチのみが異なる。)。
【0063】ここで、ヘッドA1,B2に対し、トラッ
ク幅方向にTPSのオフセットをもたせることが可能で
図1(a),(b)では、前記TPSのオフセットが設
けられている。
【0064】従って、前記ヘッドA1,B2で記録を行
えば標準モードのトラックピッチで記録することが可能
となり、ヘッド兼用が実現できる。
【0065】ただし、ヘッドA1,B2のヘッド幅TW
は、TW≧TPS以上に設定する。なぜなら、ヘッド幅
がTPSより小さいと、消し残りとガードが発生するた
め、ヘッド幅をTPS以上に設定する。
【0066】次に、トラッキング制御は、図5(b)に
示す従来構成の要部ブロック構成で実現する。
【0067】即ち、テープ1からヘッドA1とヘッドア
ンプ11を介して再生信号を再生する。
【0068】次に、BPF12,13では隣接クロスト
ークとして再生されるトラッキング用パイロット信号f
1,f2をそれぞれ抽出する。つぎに、トラッキング誤
差検出回路14ではBPF12,13の出力レベルを比
較し、トラッキング誤差を検出する。
【0069】つぎに、サーボ制御回路15ではトラッキ
ング誤差検出回路14から出力されたトラッキング誤差
に従ってサーボ制御を行い、図1(b)に示すトラック
a0の中央にヘッドA1を制御し、図1(b)の配置を
実現し、記録再生を実現する。
【0070】次に、図3について説明する。ヘッドA
1,B1,A2,B2の配置は図1と同一とし、図3
(b)に示す如く、シリンダ上の180度対向位置に、
図1のヘッドと同一関係のヘッドA3,B3,A4,B
4を配置する。
【0071】つぎに、前記標準モードでのテープ送り速
度をvsとし、前記長時間モードでのテープ送り速度を
vlとした場合、vs/vl=TPS/2TPLに設定
するモードを設ける。
【0072】即ち、シンリンダ1回転で長時間モードで
は4トラック、標準モードでは2トラック記録するモー
ドを設定する。
【0073】次に、前記条件で、ヘッドA1の中央位置
にトラッキングを制御すれば、図3のようなヘッド位置
関係になる。
【0074】従って、トラッキングずれ、メカ精度ずれ
を補正するヘッド切り替えを実現するには、トラックa
0の場合はヘッドA4,A1,A2を切り替え、同様に
トラックb1ではヘッドB1,B2,B3を切り替える
ことになり、結局3ヘッドを切り替えることになる。
【0075】そこで、トラッキング制御を図1(a)に
示したように、ヘッドA1,A2でトラッキング誤差信
号を検出し、ヘッドA1,A2の中心に制御すれば、図
4に示すようなヘッド位置関係となる。
【0076】したがって、図4の場合は、トラックキン
グずれ、メカ精度ずれを補正するためには、トラックa
0の場合はヘッドA1,A2を、トラックb1の場合は
ヘッドB2,B3を切り替えればよく、2者選択です
む。
【0077】従って、図6と同一構成でヘッド切り替え
が実現できる。最後に、本発明の実施例ではデータ検出
方式には触れなかったが、Interleaved-NRZ-I方式等、
微分3値波形でデータを検出する方式では、狭トラック
ピッチでヘッド幅を広げたとしても隣接クロストークで
の妨害があまり増加せず、ヘッド幅拡大の影響を取り除
くことができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気記録再生装置
は、1トラックを2つのヘッドでオーバーラップ領域を
設けて再生する構成になっているので、メカ精度ずれ、
トラッキングずれをそれほど改善しなくても狭トラック
ピッチ化を実現できる。
【0079】また、標準モードと長時間モードのトラッ
クピッチ間で、ヘッド兼用を実現したため、長時間モー
ドでのヘッド増加を相殺し、ヘッド数自体は増加しない
構成となっている。
【0080】また、標準モードで、標準モードと長時間
モードのテープ送り速度比がTPS/2TPLとした場
合でも、メカ精度ずれ、トラッキングずれを補正するヘ
ッド兼用配置が可能であり、さらに、トラック幅方向に
オーバーラップ領域を設けて再生する2つのヘッドでト
ラッキング誤差検出を行うことで、2者択一の構成が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における長時間モード、標準
モードでのヘッド配置を示す模式図
【図2】本発明の一実施例におけるデジタル信号の符号
構成を示す模式図
【図3】本発明の一実施例における標準モードで、標準
モードと長時間モードのテープ送り速度比をTPS/2
TPLに設定し、1ヘッドトラッキング誤差検出時のヘ
ッド配置を示す模式図
【図4】本発明の一実施例における標準モードで、テー
プ送り速度比をTPS/2TPLに設定し、2ヘッドト
ラッキング誤差検出時のヘッド配置を示す模式図
【図5】本発明の一実施例におけるトラッキング誤差検
出の構成を示す要部ブロック図
【図6】本発明の一実施例における2つのヘッドを切り
替えてデジタル信号を再生する場合に用いる回路の構成
を示す要部ブロック図
【符号の説明】
1 テープ 2,3,11,21,22 ヘッドアンプ 4,5,12,13 BPF 6,14 トラッキング誤差検出回路 7,15 サーボ制御回路 23,24 イコライザ回路 25,26 データ検出回路 27,28 復調回路 29,30 内符号訂正回路 31,32 バッファメモリ 33 外符号訂正選択回路 A1,A2,B1,B2 ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号を磁気記録媒体に記録し、
    再生時、磁気ヘッドを記録トラックに追従するように制
    御しながら、前記デジタル信号を再生する磁気記録再生
    装置であって、 標準モードのトラックピッチTPSと長時間モードのト
    ラックピッチTPLとの関係がTPS>TPLである2
    つのトラックピッチを形成するようになし、 前記長時間モードで互いに隣接した記録アジマス角が異
    なる2つのトラックをそれぞれ再生する2つのA1,B
    1ヘッドと、 前記A1,B1ヘッドが再生する軌跡に対して、軌跡が
    オーバーラップするように配置した2つのA2,B2ヘ
    ッドと、 前記A1ヘッド,B2ヘッドをトラック幅方向に対し、
    TPSずらして記録再生ができるように配置し、前記標
    準モードの記録を前記A1,B2ヘッドで実現すること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 A2,B2ヘッドは長時間モードでの記
    録を実現するため、トラック幅方向にTPLのオフセッ
    トをもたせ、A2,B2ヘッドのヘッド幅TWをTW≧
    TPLに設定し、ガードバンドレス記録を実現すること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 標準モードと長時間モードのトラックピ
    ッチの関係を2*TPL>TPSとし、A1,B2ヘッ
    ドのヘッド幅TWがTW≧TPSであることを特徴とす
    る請求項1記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 符号化したデジタル信号を記録し、A
    1,A2ヘッド(あるいは、B1,B2ヘッド)にて再
    生された2つデジタル信号系列から、符号誤りがないデ
    ータを出力する回路を含んで構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録時、トラック毎にトラッキング用パ
    イロット信号をf1,f0、f2,f0の順に記録し、
    再生時、隣接クロストークとしてf1を前記A1ヘッド
    を用いて再生し、隣接クロストークとしてf2を前記A
    2ヘッドを用いて再生し、前記f1とf2をそれぞれ2
    つの帯域除去フィルタで抽出し、前記2つの帯域除去フ
    ィルタの出力をトラッキング誤差検出回路で比較するこ
    とでトラッキング誤差を検出するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 デジタル信号を磁気記録媒体に記録し、
    再生時、磁気ヘッドを記録トラックに追従するように制
    御しながら、前記デジタル信号を再生する磁気記録再生
    装置であって、 標準モードのトラックピッチTPSと長時間モードのト
    ラックピッチTPLとの関係がTPS>TPLである2
    つのトラックピッチを形成するようになし、 前記標準モードでのテープ送り速度をvsとし、前記長
    時間モードでのテープ送り速度をvlとした場合、前記
    vs/vl=TPS/2TPLに設定し、 前記長時間モードで互いに隣接した記録アジマス角が異
    なる2つのトラックをそれぞれ再生する2つのA1,B
    1ヘッドと、 前記長時間モードで前記A1,B1ヘッドが再生する軌
    跡に対して、軌跡がオーバーラップするように配置した
    2つのA2,B2ヘッドと、 前記A1ヘッド,B2ヘッドをトラック幅方向に対し、
    TPSずらして配置し、 前記A1,B1ヘッドとA2,B2ヘッドをそれぞれト
    ラック幅方向に対してTPLずらして配置し、 前記A1,B1,A2,B2ヘッドとシリンダ上180
    度対抗位置にA3,B3,A4,B4ヘッドを配置し、 前記標準モードでの再生トラッキングをA1,A2ヘッ
    ド間の中心位置に制御し、 前記標準モードで、前記A1,A2ヘッドで1つのトラ
    ックを再生し、同様に前記B2,B3ヘッドで1つのト
    ラックを再生することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4234413A 1992-09-02 1992-09-02 磁気記録再生装置 Pending JPH0684239A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7379261B2 (en) 2003-04-04 2008-05-27 Sony Corporation Apparatus and method for reproducing recorded signal

Cited By (1)

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US7379261B2 (en) 2003-04-04 2008-05-27 Sony Corporation Apparatus and method for reproducing recorded signal

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