JPH0684109B2 - 染料熱転写に使用する染料供与素子用下塗り層 - Google Patents
染料熱転写に使用する染料供与素子用下塗り層Info
- Publication number
- JPH0684109B2 JPH0684109B2 JP3142116A JP14211691A JPH0684109B2 JP H0684109 B2 JPH0684109 B2 JP H0684109B2 JP 3142116 A JP3142116 A JP 3142116A JP 14211691 A JP14211691 A JP 14211691A JP H0684109 B2 JPH0684109 B2 JP H0684109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dye
- layer
- donor element
- coated
- undercoat layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/30—Thermal donors, e.g. thermal ribbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
- B41M5/395—Macromolecular additives, e.g. binders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/913—Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/914—Transfer or decalcomania
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31971—Of carbohydrate
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染料熱転写に使用する
染料供与素子に関する。より詳細には、本発明は、ポリ
(エチレンテレフタレート)の支持体とセルロース結合
剤中に分散した染料からなる染料層との間に特徴的な下
塗り層を使用することに関する。
染料供与素子に関する。より詳細には、本発明は、ポリ
(エチレンテレフタレート)の支持体とセルロース結合
剤中に分散した染料からなる染料層との間に特徴的な下
塗り層を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラービデオカメラで電気的につ
くり出される画像をプリントすることを目的とする熱転
写系が開発された。開発された方法のひとつによれば、
まず色フィルターによって電気的な画像の色を分けて、
それぞれの色の画像を電気信号に変換する。その後、こ
れらの電気信号からシアン、マゼンタおよびイエローの
電気信号をつくり出して電気信号をサーマルプリンター
へ送る。サーマルプリンターにおいてプリントするため
に、シアン、マゼンタおよびイエローの染料供与素子は
染料受容素子に重ね合わせる。これら2つの素子はサー
マルプリントヘッドと熱盤ローラーとの間に挿入され
る。線形サーマルプリントヘッドによって、染料供与シ
ートの裏側から熱を与える。サーマルプリントヘッドは
多くの加熱素子を有しており、シアン、マゼンタおよび
イエローの信号に応じて断続的に加熱する。こうして、
画面上の画像に対応したカラーハードコピーが得られ
る。この工程およびこの工程を実施する為の装置はブラ
ウンスタイン(Brownstein)の「サーマルプリント装置
操縦法およびそのための装置」と題する米国特許第4,
621,271号(1986年11月4日付)明細書に
さらに詳しく記載されている。
くり出される画像をプリントすることを目的とする熱転
写系が開発された。開発された方法のひとつによれば、
まず色フィルターによって電気的な画像の色を分けて、
それぞれの色の画像を電気信号に変換する。その後、こ
れらの電気信号からシアン、マゼンタおよびイエローの
電気信号をつくり出して電気信号をサーマルプリンター
へ送る。サーマルプリンターにおいてプリントするため
に、シアン、マゼンタおよびイエローの染料供与素子は
染料受容素子に重ね合わせる。これら2つの素子はサー
マルプリントヘッドと熱盤ローラーとの間に挿入され
る。線形サーマルプリントヘッドによって、染料供与シ
ートの裏側から熱を与える。サーマルプリントヘッドは
多くの加熱素子を有しており、シアン、マゼンタおよび
イエローの信号に応じて断続的に加熱する。こうして、
画面上の画像に対応したカラーハードコピーが得られ
る。この工程およびこの工程を実施する為の装置はブラ
ウンスタイン(Brownstein)の「サーマルプリント装置
操縦法およびそのための装置」と題する米国特許第4,
621,271号(1986年11月4日付)明細書に
さらに詳しく記載されている。
【0003】染料熱転写に染料供与素子を使用するとき
には、効率的に熱転写するために薄い支持体を使用しな
くてはならないという問題があった。しかも、例えば薄
いポリエステルフィルムを使用するときには、層が剥離
する危険性が大きかった。
には、効率的に熱転写するために薄い支持体を使用しな
くてはならないという問題があった。しかも、例えば薄
いポリエステルフィルムを使用するときには、層が剥離
する危険性が大きかった。
【0004】米国特許第4,695,288号明細書に
は、熱転写供与素子用の下塗り層としてさまざまな塩化
ビニリデンコポリマーが記載されている。
は、熱転写供与素子用の下塗り層としてさまざまな塩化
ビニリデンコポリマーが記載されている。
【0005】米国特許第4,700,208号明細書に
は、染料供与素子用のさまざまなアクリル材料を有する
親水性染料バリヤー/下塗り層が記載されている。
は、染料供与素子用のさまざまなアクリル材料を有する
親水性染料バリヤー/下塗り層が記載されている。
【0006】米国特許第4,716,144号明細書に
は、染料供与素子の下塗り層の上にバリヤー層として、
ポリ(ビニルアルコール)とポリ(酢酸ビニル)との混
合物を使用することが開示されている。
は、染料供与素子の下塗り層の上にバリヤー層として、
ポリ(ビニルアルコール)とポリ(酢酸ビニル)との混
合物を使用することが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,695,
288号明細書に記載される材料は所定の量で使用すれ
ば効果的に粘着するが、コーティングした下塗り層の量
によって転写像の濃度が変わることが判明している。こ
のため、コーティングすべき下塗り層の量を正確に制御
しなくてはならないという問題があった。
288号明細書に記載される材料は所定の量で使用すれ
ば効果的に粘着するが、コーティングした下塗り層の量
によって転写像の濃度が変わることが判明している。こ
のため、コーティングすべき下塗り層の量を正確に制御
しなくてはならないという問題があった。
【0008】本発明は、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)の支持体とセルロース結合剤を有する染料層との間
に優れた粘着性をもたせることができ、下塗り層の量に
よる影響を受けにくい、染料熱転写用の染料供与素子に
使用する下塗り層を提供することを目的とする。
ト)の支持体とセルロース結合剤を有する染料層との間
に優れた粘着性をもたせることができ、下塗り層の量に
よる影響を受けにくい、染料熱転写用の染料供与素子に
使用する下塗り層を提供することを目的とする。
【0009】米国特許第4,700,208号明細書に記
載される材料は粘着性という点では優れた効果を発揮す
るが、水溶液からコーティングしなくてはならないとい
う問題があった。このため、下塗り層の上に有機溶媒か
ら染料層をコーティングするときには、コーティング用
の装置を変えなくてはならないという欠点があった。ま
た、これらの親水性材料は商業的にも入手しにくいとい
う問題もあった。
載される材料は粘着性という点では優れた効果を発揮す
るが、水溶液からコーティングしなくてはならないとい
う問題があった。このため、下塗り層の上に有機溶媒か
ら染料層をコーティングするときには、コーティング用
の装置を変えなくてはならないという欠点があった。ま
た、これらの親水性材料は商業的にも入手しにくいとい
う問題もあった。
【0010】本発明は、商業的に入手しやすくて従来の
ものよりも安価であり、しかも有機溶媒からコーティン
グできる下塗り層を提供することを目的とする。
ものよりも安価であり、しかも有機溶媒からコーティン
グできる下塗り層を提供することを目的とする。
【0011】米国特許第4,716,144号明細書に記
載された材料には、染料転写工程中に染料層が染料受容
層に粘着してしまうという欠点がある。本発明は、染料
転写中に受容層に染料層が粘着しない程度の良好な粘着
性を示す染料供与素子用の下塗り層を提供することをも
目的とする。
載された材料には、染料転写工程中に染料層が染料受容
層に粘着してしまうという欠点がある。本発明は、染料
転写中に受容層に染料層が粘着しない程度の良好な粘着
性を示す染料供与素子用の下塗り層を提供することをも
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらをはじめとする目
的は、表面に下塗り層とセルロース結合剤に分散した染
料からなる染料層を順に有するポリ(エチレンテレフタ
レート)の支持体、からなる染料熱転写に使用する染料
供与素子であって;前記下塗り層はビニルアルコールと
ビニルアルコールのアルキルエステルとのコポリマーか
らなることを特徴とする染料供与素子を内容とする本発
明によって達成された。
的は、表面に下塗り層とセルロース結合剤に分散した染
料からなる染料層を順に有するポリ(エチレンテレフタ
レート)の支持体、からなる染料熱転写に使用する染料
供与素子であって;前記下塗り層はビニルアルコールと
ビニルアルコールのアルキルエステルとのコポリマーか
らなることを特徴とする染料供与素子を内容とする本発
明によって達成された。
【0013】本発明においては、下記の構造を有するコ
ポリマーを使用する。
ポリマーを使用する。
【0014】
【0015】上式において、Rは置換または無置換の炭
素数1〜6のアルキルまたはアルキレンであり;xは5
〜25モル%であり;yは95〜75モル%であり;D
は共重合可能なモノマーである。
素数1〜6のアルキルまたはアルキレンであり;xは5
〜25モル%であり;yは95〜75モル%であり;D
は共重合可能なモノマーである。
【0016】本発明の好ましい実施態様においては、ビ
ニルアルコールのアルキルエステルは酢酸ビニルであ
る。
ニルアルコールのアルキルエステルは酢酸ビニルであ
る。
【0017】本発明で使用することができる、商業的に
入手することができるポリ(ビニルアルコール−コー酢
酸ビニル)として下記の2種を挙げることができる。
入手することができるポリ(ビニルアルコール−コー酢
酸ビニル)として下記の2種を挙げることができる。
【0018】1.サイエンティフィックポリマープロダ
クツNo.379(アルコール:エステルのモル比は
9:91) 2.サイエンティフィックポリマープロダクツNo.3
80(アルコール:エステルのモル比は18:82) 上式の共重合可能なモノマーDは、例えば、アクリル酸
アルキルまたはメタクリル酸アルキル(アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸ブチル、メタクリル酸ブチルなど)、ビニルエステ
ル、アミド、ニトリル、ケトン、ハライド、エーテル、
オレフィン、ジオレフィン(アクリロニトリル、メタア
クリロニトリル、スチレン、αーメチルスチレン、アク
リルアミド、メタアクリルアミド、塩化ビニル、メチル
ビニルケトン、フマル酸エステル、マレイン酸エステ
ル、イタコン酸エステル、2−クロロエチルビニルエー
テル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸 2−ヒドロキ
シエチル、N−ビニルコハク酸イミド、N−ビニルフタ
ルイミド、N−ビニルピロリドン、1,4−ブタジエ
ン、エチレンなど)である。
クツNo.379(アルコール:エステルのモル比は
9:91) 2.サイエンティフィックポリマープロダクツNo.3
80(アルコール:エステルのモル比は18:82) 上式の共重合可能なモノマーDは、例えば、アクリル酸
アルキルまたはメタクリル酸アルキル(アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸ブチル、メタクリル酸ブチルなど)、ビニルエステ
ル、アミド、ニトリル、ケトン、ハライド、エーテル、
オレフィン、ジオレフィン(アクリロニトリル、メタア
クリロニトリル、スチレン、αーメチルスチレン、アク
リルアミド、メタアクリルアミド、塩化ビニル、メチル
ビニルケトン、フマル酸エステル、マレイン酸エステ
ル、イタコン酸エステル、2−クロロエチルビニルエー
テル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸 2−ヒドロキ
シエチル、N−ビニルコハク酸イミド、N−ビニルフタ
ルイミド、N−ビニルピロリドン、1,4−ブタジエ
ン、エチレンなど)である。
【0019】本発明の下塗り層は、所期の目的を有効に
達成することができる濃度で使用する。概して、約0.
005〜0.5g/m2、好ましくは0.02〜0.2g/m2で
使用すれば良好な結果が得られる。
達成することができる濃度で使用する。概して、約0.
005〜0.5g/m2、好ましくは0.02〜0.2g/m2で
使用すれば良好な結果が得られる。
【0020】本発明の染料供与素子にはセルロース結合
剤を使用することができる。例えば、セルロースアセテ
ート、セルローストリアセテート(完全にアセチル化)
やセルロース混合エステル(例えば、セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースアセテートヒドロジェンフ
タレート、セルロースアセテートフォーメート、セルロ
ースアセテートプロピオネート、セルロースアセテート
ペンタノエート、セルロースアセテートヘキサノエー
ト、セルロースアセテートヘプタノエート、セルロース
アセテートベンゾエートなど)を使用することができ
る。その中でも、セルロースアセテートプロピオネート
を使用するのが好ましい。
剤を使用することができる。例えば、セルロースアセテ
ート、セルローストリアセテート(完全にアセチル化)
やセルロース混合エステル(例えば、セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースアセテートヒドロジェンフ
タレート、セルロースアセテートフォーメート、セルロ
ースアセテートプロピオネート、セルロースアセテート
ペンタノエート、セルロースアセテートヘキサノエー
ト、セルロースアセテートヘプタノエート、セルロース
アセテートベンゾエートなど)を使用することができ
る。その中でも、セルロースアセテートプロピオネート
を使用するのが好ましい。
【0021】本発明のセルロース結合剤は、所期の目的
を有効に達成する量で使用する。概して、約0.1〜約
5g/m2で使用すれば良好な結果が得られる。
を有効に達成する量で使用する。概して、約0.1〜約
5g/m2で使用すれば良好な結果が得られる。
【0022】本発明の染料供与素子の染料層には、熱に
よって染料受容層に転写することができるものであれば
いかなる染料を使用することもできる。とくに下記のよ
うな昇華性染料を使用すれば良好な結果が得られる。
よって染料受容層に転写することができるものであれば
いかなる染料を使用することもできる。とくに下記のよ
うな昇華性染料を使用すれば良好な結果が得られる。
【0023】
【0024】また、米国特許第4,541,830号、同
第4,698,651号、同第4,695,287号、同第
4,701,439号、同第4,757,046号、同第
4,743,582号、同第4,769,360号、同第
4,753,922号に記載される染料も使用することが
できる。上記の染料は単独で使用しても、組み合わせて
使用してもよい。これらの染料は約0.05〜約1g/m2
で使用する。また、疎水性であるのが好ましい。
第4,698,651号、同第4,695,287号、同第
4,701,439号、同第4,757,046号、同第
4,743,582号、同第4,769,360号、同第
4,753,922号に記載される染料も使用することが
できる。上記の染料は単独で使用しても、組み合わせて
使用してもよい。これらの染料は約0.05〜約1g/m2
で使用する。また、疎水性であるのが好ましい。
【0025】染料供与素子の染料層は支持体上にコーテ
ィングしても、グラビア印刷などのプリント技法によっ
てプリントしてもよい。
ィングしても、グラビア印刷などのプリント技法によっ
てプリントしてもよい。
【0026】染料供与素子の裏面には、下塗り層をコー
ティングして染料供与素子へプリントヘッドが粘着する
のを防ぐこともできる。かかる下塗り層は、界面活性
剤、液体潤滑剤、固体潤滑剤などの潤滑材料またはこれ
らの混合物からなる。高分子結合剤は使用してもしなく
てもよい。
ティングして染料供与素子へプリントヘッドが粘着する
のを防ぐこともできる。かかる下塗り層は、界面活性
剤、液体潤滑剤、固体潤滑剤などの潤滑材料またはこれ
らの混合物からなる。高分子結合剤は使用してもしなく
てもよい。
【0027】本発明の染料供与素子とともに使用する染
料受容素子は、表面に染料像受容層を有する支持体から
なる。この支持体には、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)などの透明なフィルム、バライタコート紙などの反
射材料、ホワイトポリエステル(白色顔料を混入したポ
リエステル)、アイボリー紙、コンデンサー紙や duPon
t TyvekR などの合成紙などを使用することができる。
料受容素子は、表面に染料像受容層を有する支持体から
なる。この支持体には、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)などの透明なフィルム、バライタコート紙などの反
射材料、ホワイトポリエステル(白色顔料を混入したポ
リエステル)、アイボリー紙、コンデンサー紙や duPon
t TyvekR などの合成紙などを使用することができる。
【0028】染料像受容層には、例えば、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(スチレン−
コーアクリロニトリル)、ポリ(カプロラクトン)やこ
れらの混合物を含有させることができる。染料像受容層
は、所期の目的を有効に達成する量で使用する。概して
約1〜約5g/m2で使用すれば良好な結果が得られる。
ン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(スチレン−
コーアクリロニトリル)、ポリ(カプロラクトン)やこ
れらの混合物を含有させることができる。染料像受容層
は、所期の目的を有効に達成する量で使用する。概して
約1〜約5g/m2で使用すれば良好な結果が得られる。
【0029】上述したように、本発明の染料供与素子
は、染料転写像を形成するのに使用される。染料転写工
程は、上記のように染料供与素子を像のかたちにあわせ
て加熱して、染料像を染料受容素子上に転写して染料転
写像を描く操作からなる。
は、染料転写像を形成するのに使用される。染料転写工
程は、上記のように染料供与素子を像のかたちにあわせ
て加熱して、染料像を染料受容素子上に転写して染料転
写像を描く操作からなる。
【0030】本発明の染料供与素子は、シート状で使用
しても、連続ロールまたはリボンとして使用してもよ
い。連続ロールとして使用する場合には、ただ1つの染
料のみを表面に適用してもよいし、米国特許第4,54
1,830号明細書に記載されるように昇華性シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックなどの複数の染料をエリ
アに交互に適用してもよい。このような、1色、2色、
3色または4色(あるいはこれ以上の多色)の場合がす
べて本発明の範囲に含まれる。
しても、連続ロールまたはリボンとして使用してもよ
い。連続ロールとして使用する場合には、ただ1つの染
料のみを表面に適用してもよいし、米国特許第4,54
1,830号明細書に記載されるように昇華性シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックなどの複数の染料をエリ
アに交互に適用してもよい。このような、1色、2色、
3色または4色(あるいはこれ以上の多色)の場合がす
べて本発明の範囲に含まれる。
【0031】本発明の好ましい実施態様においては、染
料受容素子は、シアン、マゼンタ、イエロー染料からな
る連続繰り返しエリアをコーティングしたポリ(エチレ
ンテレフタレート)の支持体からなり、上記の工程をそ
れぞれの色について繰り返して3色転写像を得る。もち
ろん、工程を単一色についてものみ行って、単一色の転
写像を形成してもよい。
料受容素子は、シアン、マゼンタ、イエロー染料からな
る連続繰り返しエリアをコーティングしたポリ(エチレ
ンテレフタレート)の支持体からなり、上記の工程をそ
れぞれの色について繰り返して3色転写像を得る。もち
ろん、工程を単一色についてものみ行って、単一色の転
写像を形成してもよい。
【0032】熱染料転写には、a)上記の染料供与素子
と、b)上記の染料受容素子からなるアセンブリーが使
用される。染料受容素子は、その中の染料受容層が染料
供与素子の染料層に重なるように重ねられる。
と、b)上記の染料受容素子からなるアセンブリーが使
用される。染料受容素子は、その中の染料受容層が染料
供与素子の染料層に重なるように重ねられる。
【0033】単一色の像を形成形成するときには、この
2素子のアセンブリーをあらかじめ積層しておく。この
とき、2つの素子の縁を一時的に粘着させるだけでもよ
い。転写後に、染料受容素子を染料転写像から剥がす。
2素子のアセンブリーをあらかじめ積層しておく。この
とき、2つの素子の縁を一時的に粘着させるだけでもよ
い。転写後に、染料受容素子を染料転写像から剥がす。
【0034】3色像を形成する場合には、サーマルヘッ
ドから熱を提供している間、上記のアセンブリーを3回
形成する。最初の染料を転写した後に素子を剥がし、第
2の染料供与素子に重ねる(別の染料を有するエリアと
重ねてもよい)。そして、転写して再び剥離し、第3の
染料も同様に転写させる。
ドから熱を提供している間、上記のアセンブリーを3回
形成する。最初の染料を転写した後に素子を剥がし、第
2の染料供与素子に重ねる(別の染料を有するエリアと
重ねてもよい)。そして、転写して再び剥離し、第3の
染料も同様に転写させる。
【0035】以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
【0036】
【実施例】[A]本発明にしたがって、イエロー染料供
与素子を調製した。あらかじめコロナ放電処理をしてあ
る厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレート)の支持
体上に下記の層を順にコーティングすることによって調
製した。
与素子を調製した。あらかじめコロナ放電処理をしてあ
る厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレート)の支持
体上に下記の層を順にコーティングすることによって調
製した。
【0037】1)ブタノンからコーティングした、ポリ
ビニルアルコールと上記のポリ酢酸ビニル(1)および
(2)からなるコポリマーを表に示す量で使用した下塗
り層 2)トルエン、メタノールおよびシクロペンタノンから
なる混合溶媒(65/30/5)からコーティングし
た、下記のイエロー染料(0.15g/m2)、セルロース
アセテートプロピオネート結合剤(2.5%アセチル、
45%プロピオニル)(0.37g/m2)からなる染料層 イエロー染料
ビニルアルコールと上記のポリ酢酸ビニル(1)および
(2)からなるコポリマーを表に示す量で使用した下塗
り層 2)トルエン、メタノールおよびシクロペンタノンから
なる混合溶媒(65/30/5)からコーティングし
た、下記のイエロー染料(0.15g/m2)、セルロース
アセテートプロピオネート結合剤(2.5%アセチル、
45%プロピオニル)(0.37g/m2)からなる染料層 イエロー染料
【0038】
【0039】染料供与素子の裏面には下記の層をコーテ
ィングした。
ィングした。
【0040】1)酢酸n−プロピルと1−ブタノールと
の混合溶媒からコーティングした duPont Tyzor TBTTM
チタニウムテトラーn−ブトキシド(0.12g/m2)の
下塗り層 2)酢酸n−プロピル、トルエンとメタノールとの混合
溶媒からコーティングした、Emralon 329TM ポリテトラ
フルオロエチレン乾燥フィルム潤滑物質(アキソンコロ
イド)(0.54g/m2)の下塗り層 [B]コントロールの染料供与素子(C−1)を[A]
と同様にして調製した。ただし、染料層の下に下塗り層
を使用なかった。
の混合溶媒からコーティングした duPont Tyzor TBTTM
チタニウムテトラーn−ブトキシド(0.12g/m2)の
下塗り層 2)酢酸n−プロピル、トルエンとメタノールとの混合
溶媒からコーティングした、Emralon 329TM ポリテトラ
フルオロエチレン乾燥フィルム潤滑物質(アキソンコロ
イド)(0.54g/m2)の下塗り層 [B]コントロールの染料供与素子(C−1)を[A]
と同様にして調製した。ただし、染料層の下に下塗り層
を使用なかった。
【0041】[C]コントロールの染料供与素子を
[A]と同様にして調製した。ただし、下記の下塗り層
を使用した。
[A]と同様にして調製した。ただし、下記の下塗り層
を使用した。
【0042】C−2:ブタノンからコーティングしたポ
リ(アクリロニトリルーコー塩化ビニリデン−コーアク
リル酸)(重量比14:79:7)(0.11、0.2
2、0.43g/m2) C−3:水溶液からコーティングしたポリ(ビニルアル
コール)(0.11g/m2) C−4:ブタノンからコーティングしたポリ(酢酸ビニ
ル)(0.22g/m2) C−5:水溶液からコーティングした,C−2の塩化ビ
ニリデンコポリマー(0.22g/m2)層上にコーティン
グしたポリ(ビニルアルコール)(0.44g/m2) C−6:水溶液からコーティングした、C−2の塩化ビ
ニリデンコポリマー(0.22g/2)層上にコーティング
したポリ(ビニルアルコール)とポリ(酢酸ビニル)
(それぞれ0.44g/m2)との混合物 C−7:アセトンと水との混合溶媒からコーティングし
た、C−2(0.22g/m2)の塩化ビニリデンコポリマ
ー層上にコーティングしたメチルセルロース(0.44g
/m2) C−8:水溶液からコーティングしたポリ(n−アクリ
ル酸ブチルーコー2−メタクリル酸アミノエチルーコー
メタクリル酸ヒドロキシエチル)(重量比50:5:4
5)(0.11、0.22、0.44g/m2) 染料受容素子を、チタニウムジオキシドで着色したポリ
エチレン被覆紙の白色反射支持体上に下記の層を順にコ
ーティングすることによって調製した。
リ(アクリロニトリルーコー塩化ビニリデン−コーアク
リル酸)(重量比14:79:7)(0.11、0.2
2、0.43g/m2) C−3:水溶液からコーティングしたポリ(ビニルアル
コール)(0.11g/m2) C−4:ブタノンからコーティングしたポリ(酢酸ビニ
ル)(0.22g/m2) C−5:水溶液からコーティングした,C−2の塩化ビ
ニリデンコポリマー(0.22g/m2)層上にコーティン
グしたポリ(ビニルアルコール)(0.44g/m2) C−6:水溶液からコーティングした、C−2の塩化ビ
ニリデンコポリマー(0.22g/2)層上にコーティング
したポリ(ビニルアルコール)とポリ(酢酸ビニル)
(それぞれ0.44g/m2)との混合物 C−7:アセトンと水との混合溶媒からコーティングし
た、C−2(0.22g/m2)の塩化ビニリデンコポリマ
ー層上にコーティングしたメチルセルロース(0.44g
/m2) C−8:水溶液からコーティングしたポリ(n−アクリ
ル酸ブチルーコー2−メタクリル酸アミノエチルーコー
メタクリル酸ヒドロキシエチル)(重量比50:5:4
5)(0.11、0.22、0.44g/m2) 染料受容素子を、チタニウムジオキシドで着色したポリ
エチレン被覆紙の白色反射支持体上に下記の層を順にコ
ーティングすることによって調製した。
【0043】1)2−ブタノンからコーティングしたポ
リ(アクリロニトリルーコー塩化ビニリデン−コーアク
リル酸)(重量比14:79:7)(0.08g/m2)の
下塗り層 2)塩化メチレンからコーティングした Makrolon 5705
TM、ビスフェノールAポリカーボネート樹脂(バイヤ−
AG)(2.9g/m2)、Tone PCL-300TM ポリカプロラク
トン(ユニオンカーバイド)(0.38g/m2)および1,
4−ジデコキシ−2,6−ジメトキシフェノール(0.3
8g/m2)の染料受容層 3)塩化メチレンからコーティングした、Tone PCL-300
TM ポリカプロラクトン(ユニオンカーバイド)(0.1
1g/m2)、FC-431TM フルオロカーボン界面活性剤(3
M)(0.016g/m2)および DC-510TM シリコーンフ
ルイド(ダウコーニング)(0.016g/m2)の上塗り
層 約10cmx13cmのエリアを有する染料供与素子のスト
リップの染料側を、同一のエリアを有する染料受容素子
の染料層側と接触した。このアセンブリッジを引き取り
装置で駆動した直径60mmのゴムローラーに止めた。T
DKサーマルヘッドL−231(サーモスタット23.
5℃)をスプリングを使って36Nの力でゴムローラー
上のアセンブリッジの染料供与素子側から押し付けた。
リ(アクリロニトリルーコー塩化ビニリデン−コーアク
リル酸)(重量比14:79:7)(0.08g/m2)の
下塗り層 2)塩化メチレンからコーティングした Makrolon 5705
TM、ビスフェノールAポリカーボネート樹脂(バイヤ−
AG)(2.9g/m2)、Tone PCL-300TM ポリカプロラク
トン(ユニオンカーバイド)(0.38g/m2)および1,
4−ジデコキシ−2,6−ジメトキシフェノール(0.3
8g/m2)の染料受容層 3)塩化メチレンからコーティングした、Tone PCL-300
TM ポリカプロラクトン(ユニオンカーバイド)(0.1
1g/m2)、FC-431TM フルオロカーボン界面活性剤(3
M)(0.016g/m2)および DC-510TM シリコーンフ
ルイド(ダウコーニング)(0.016g/m2)の上塗り
層 約10cmx13cmのエリアを有する染料供与素子のスト
リップの染料側を、同一のエリアを有する染料受容素子
の染料層側と接触した。このアセンブリッジを引き取り
装置で駆動した直径60mmのゴムローラーに止めた。T
DKサーマルヘッドL−231(サーモスタット23.
5℃)をスプリングを使って36Nの力でゴムローラー
上のアセンブリッジの染料供与素子側から押し付けた。
【0044】画像形成電子系を作動させて、染料供与素
子と染料受容素子とのアセンブリッジを6.9mm/秒の速
度でプリンティングヘッド/ローラーニップの間を引き
取った。同時にサーマルプリントヘッドの抵抗素子を3
3ミリ秒/ドットのプリント時間中、128マイクロ秒
ごとに29マイクロ秒/パルスでパルスした。パルス/
ドット数を0から255にすることによって段階的な濃
度の像を描かせた。プリントヘッドに供給した電圧は約
24.5Vであり、瞬間ピーク電力は1.4W/ドットで
最大総エネルギーは10.5mJ/ドットとした。
子と染料受容素子とのアセンブリッジを6.9mm/秒の速
度でプリンティングヘッド/ローラーニップの間を引き
取った。同時にサーマルプリントヘッドの抵抗素子を3
3ミリ秒/ドットのプリント時間中、128マイクロ秒
ごとに29マイクロ秒/パルスでパルスした。パルス/
ドット数を0から255にすることによって段階的な濃
度の像を描かせた。プリントヘッドに供給した電圧は約
24.5Vであり、瞬間ピーク電力は1.4W/ドットで
最大総エネルギーは10.5mJ/ドットとした。
【0045】それぞれの像のステータスA濃度を読み取
って記録した。
って記録した。
【0046】同一のエリアを有する受容素子を用いて、
最初の像の上に、未使用のイエロー染料供与素子を使用
して段階的像を記録した。染料供与素子を染料受容素子
から分離するときの粘着程度について観察した。同一の
受容素子上に6種類の染料供与素子のプリントを繰り返
して行った。染料供与素子と染料受容素子とが粘着した
り、染料供与素子の染料層の全部または一部が染料受容
素子上に保持されることは、下塗り層の結合が弱くて粘
着力が小さいことを意味する。粘着が起こる前に行った
受容素子への転写(6以下)数についても記録した。
最初の像の上に、未使用のイエロー染料供与素子を使用
して段階的像を記録した。染料供与素子を染料受容素子
から分離するときの粘着程度について観察した。同一の
受容素子上に6種類の染料供与素子のプリントを繰り返
して行った。染料供与素子と染料受容素子とが粘着した
り、染料供与素子の染料層の全部または一部が染料受容
素子上に保持されることは、下塗り層の結合が弱くて粘
着力が小さいことを意味する。粘着が起こる前に行った
受容素子への転写(6以下)数についても記録した。
【0047】結果は下記のとおりであった。
【0048】 表1 下塗り層 転写数 ステータスA−ブルー最大濃度 C−1(なし) 3 2.4 C−2(0.11) 6 2.2 (0.22) 6 1.8 (0.43) 6 1.4 C−3(0.11) 2 2.4 C−4(0.22) 1 2.3 C−5(0.43) 2 2.6 C−6(各々0.43) 2 2.0 C−7(0.43) 6 1.9 C−8(0.11) 6 2.4 (0.22) 6 2.3 (0.43) 6 2.0 A (0.11) 6 2.4 (0.22) 6 2.4 (0.43) 6 2.3 B (0.11) 6 2.4 (0.22) 6 2.3 (0.43) 6 2.1
【0049】
【発明の効果】上記の結果は、ビニルアルコール−酢酸
ビニルコポリマーからなる本発明の染料供与素子用の下
塗り層(AおよびB)を使用したときは、高濃度の像が
転写され、コーティングレベルに対する依存性が小さく
て粘着性が低い(転写数が大い)ことから、従来の下塗
り層よりも優れていることを示している。従来の下塗り
層の中には高濃度で粘着性が低いものもある(C−7お
よびC−8)が、これらは上述した問題を有する水溶液
からコーティングしたものである。
ビニルコポリマーからなる本発明の染料供与素子用の下
塗り層(AおよびB)を使用したときは、高濃度の像が
転写され、コーティングレベルに対する依存性が小さく
て粘着性が低い(転写数が大い)ことから、従来の下塗
り層よりも優れていることを示している。従来の下塗り
層の中には高濃度で粘着性が低いものもある(C−7お
よびC−8)が、これらは上述した問題を有する水溶液
からコーティングしたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】下塗り層とセルロース結合剤に分散した染
料からなる染料層を順に表面に有するポリ(エチレンテ
レフタレート)の支持体、からなる染料熱転写に使用す
る染料供与素子であって、前記下塗り層は、式: (上式において、Rは置換または無置換の炭素数1〜6
のアルキルまたはアルキレンであり;xは5〜25モル
%であり;yは95〜75モル%であり;Dは共重合可
能なモノマーである)で表されるコポリマーからなるこ
とを特徴とする染料供与素子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/537,176 US5023228A (en) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | Subbing layer for dye-donor element used in thermal dye transfer |
US537176 | 1990-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04232094A JPH04232094A (ja) | 1992-08-20 |
JPH0684109B2 true JPH0684109B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=24141531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142116A Expired - Lifetime JPH0684109B2 (ja) | 1990-06-13 | 1991-06-13 | 染料熱転写に使用する染料供与素子用下塗り層 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5023228A (ja) |
EP (1) | EP0461552B1 (ja) |
JP (1) | JPH0684109B2 (ja) |
CA (1) | CA2041547A1 (ja) |
DE (1) | DE69103683T2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1314575B1 (en) * | 1990-09-07 | 2005-12-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image receiving sheet and thermal transfer sheet |
US5411931A (en) | 1994-06-24 | 1995-05-02 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer receiving element with polycarbonate polyol crosslinked polymer |
US5559077A (en) | 1994-09-26 | 1996-09-24 | Eastman Kodak Company | Antistatic backing layer for transparent receiver used in thermal dye transfer |
US5420095A (en) | 1994-10-11 | 1995-05-30 | Eastman Kodak Company | Subbing layer for receiver used in thermal dye transfer |
US5474969A (en) | 1994-11-28 | 1995-12-12 | Eastman Kodak Company | Overcoat for thermal dye transfer receiving element |
US5604078A (en) | 1995-12-07 | 1997-02-18 | Eastman Kodak Company | Receiving element for use in thermal dye transfer |
US5885013A (en) * | 1998-01-05 | 1999-03-23 | Eastman Kodak Company | Re-application of dye to a dye donor element of thermal printers |
US6638893B2 (en) | 2001-12-27 | 2003-10-28 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer receiver element with microvoided support |
US6764804B2 (en) | 2002-12-11 | 2004-07-20 | Eastman Kodak Company | Adhesive imaging member with composite carrier sheet |
US20050139756A1 (en) * | 2003-12-29 | 2005-06-30 | Eastman Kodak Company | Emissive indicator device |
US7993559B2 (en) | 2009-06-24 | 2011-08-09 | Eastman Kodak Company | Method of making thermal imaging elements |
US8377846B2 (en) | 2009-06-24 | 2013-02-19 | Eastman Kodak Company | Extruded image receiver elements |
US8258078B2 (en) | 2009-08-27 | 2012-09-04 | Eastman Kodak Company | Image receiver elements |
US8329616B2 (en) | 2010-03-31 | 2012-12-11 | Eastman Kodak Company | Image receiver elements with overcoat |
US8435925B2 (en) | 2010-06-25 | 2013-05-07 | Eastman Kodak Company | Thermal receiver elements and imaging assemblies |
US8345075B2 (en) | 2011-04-27 | 2013-01-01 | Eastman Kodak Company | Duplex thermal dye receiver elements and imaging methods |
WO2014168784A1 (en) | 2013-04-08 | 2014-10-16 | Kodak Alaris Inc. | Thermal image receiver elements prepared using aqueous formulations |
US9440473B2 (en) | 2013-12-07 | 2016-09-13 | Kodak Alaris Inc. | Conductive thermal imaging receiving layer with receiver overcoat layer comprising a surfactant |
WO2015085084A1 (en) | 2013-12-07 | 2015-06-11 | Kodak Alaris Inc. | Conductive thermal transfer recording dye-receiving element |
CN106457866B (zh) | 2014-04-09 | 2018-10-26 | 柯达阿拉里斯股份有限公司 | 具有包含表面活性剂的接收器外涂层的导电热成像接收层 |
WO2018160214A1 (en) | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Kodak Alaris Inc. | Thermal image receiver element with conductive dye-receiving layer |
EP3621817B1 (en) | 2017-05-09 | 2024-04-03 | Eastman Kodak Company | Foamed, opacifying elements with thermally transferred images |
WO2021092186A1 (en) | 2019-11-08 | 2021-05-14 | Kodak Alaris, Inc. | Thermal donor laminate formulation and thermal donor elements comprising the same |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR919865A (fr) * | 1946-01-08 | 1947-03-20 | Polaroid Corp | Perfectionnements aux produits feuilletés et à leur procédé de fabrication |
US4448850A (en) * | 1982-07-23 | 1984-05-15 | Eastman Kodak Company | Vinyl acetate polymers and latex compositions containing same |
US4716144A (en) * | 1985-12-24 | 1987-12-29 | Eastman Kodak Company | Dye-barrier and subbing layer for dye-donor element used in thermal dye transfer |
US4700208A (en) * | 1985-12-24 | 1987-10-13 | Eastman Kodak Company | Dye-barrier/subbing layer for dye-donor element used in thermal dye transfer |
US4695288A (en) * | 1986-10-07 | 1987-09-22 | Eastman Kodak Company | Subbing layer for dye-donor element used in thermal dye transfer |
-
1990
- 1990-06-13 US US07/537,176 patent/US5023228A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-04-30 CA CA002041547A patent/CA2041547A1/en not_active Abandoned
- 1991-06-07 EP EP91109326A patent/EP0461552B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-07 DE DE69103683T patent/DE69103683T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-13 JP JP3142116A patent/JPH0684109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0461552B1 (en) | 1994-08-31 |
US5023228A (en) | 1991-06-11 |
CA2041547A1 (en) | 1991-12-14 |
JPH04232094A (ja) | 1992-08-20 |
DE69103683D1 (de) | 1994-10-06 |
DE69103683T2 (de) | 1995-04-27 |
EP0461552A1 (en) | 1991-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0684109B2 (ja) | 染料熱転写に使用する染料供与素子用下塗り層 | |
EP0227092B1 (en) | Release agent for thermal dye transfer | |
EP0657302B1 (en) | Thermal dye transfer dye-donor element containing transferable protection overcoat | |
JPH05131760A (ja) | 熱染料転写用染料供与素子のための下塗り層用ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンの混合物 | |
JPS62191192A (ja) | 色素熱転写に用いられる色素供与素子用のセルロ−ス系結合剤 | |
JPH0444919B2 (ja) | ||
JPH01108091A (ja) | サーマルダイトランスファーに用いられる色素画像受容層の下塗り層 | |
JPH0665511B2 (ja) | 染料転写濃度を改善するために受容層中に用いるフタル酸エステル | |
JPH0554830B2 (ja) | ||
JPH0665518B2 (ja) | 熱転写法で用いる染料―受容部材のための帯電防止層 | |
JPH0669757B2 (ja) | 官能基を導入したシロキサンおよびワックスを含有する染料熱転写のための染料供与素子用滑層 | |
EP0522566B1 (en) | Copolymers of alkyl(2-acrylamidomethoxy carboxylic esters) as subbing/barrier layers | |
JPH0554828B2 (ja) | ||
EP0733488B1 (en) | Thermal dye transfer dye-donor element containing transferable protection overcoat | |
JP2732802B2 (ja) | 感熱色素転写用色素供与体要素 | |
US5420095A (en) | Subbing layer for receiver used in thermal dye transfer | |
JP3732537B2 (ja) | 感熱色素転写用色素供与体要素 | |
EP0673787B1 (en) | Crosslinked dye-donor binder for thermal dye transfer systems | |
EP0924099B1 (en) | Dye-donor element comprising subbing layer for use in thermal dye transfer | |
JPH0665513B2 (ja) | アミノ基で修飾されたポリシロキサンとその他のポリシロキサンとを含有する染料熱転写に用いる染料供与素子用滑層 | |
JPH0444920B2 (ja) | ||
JPH05330252A (ja) | 熱転写受像シート及びその製造方法 | |
JPH0675998B2 (ja) | アシルオキシ末端シロキサンを含有する染料熱転写のための染料供与素子用滑層 | |
JPH0679877B2 (ja) | 染料の熱転写に用いる染料供与素子用粒状ポリプロピレンワックス | |
JPH05246151A (ja) | 熱転写受像シート |