JP3732537B2 - 感熱色素転写用色素供与体要素 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、感熱色素転写用色素供与体要素に、より詳細には、要素の裏側のスリップ層に帯電防止性を有する特定の下塗層を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、カラービデオカメラから電子的に発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装置が開発されている。このようなプリントを得る一つの方法によると、まず電子像をカラーフィルターによって色分解する。次いで、それぞれの色分解画像を電気信号に変換する。その後、これらの信号を操作して、シアン、マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させ、これらの電気信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを得るため、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与体要素を色素受容要素と向い合わせて配置する。次いで、それら二つを感熱プリントヘッドと定盤ローラーとの間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを使用して、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感熱プリントヘッドは数多くの加熱要素を有し、シアン、マゼンタまたはイエローの信号に応じて逐次加熱される。その後、この工程を、その他の2色について反復する。こうして、スクリーンで見た元の画像に対応するカラーハードコピーが得られる。この方法とそれを実施するための装置についての詳細が、米国特許第4,621,271号明細書に記載されている。
【0003】
色素供与体要素の裏側には、印刷の際に感熱ヘッドに粘着しないようスリップ層が通常設けられている。このスリップ層と支持体との接着性を向上させるため、通常は下塗層も必要である。
【0004】
媒体の輸送や取扱いのためには、色素供与体要素に帯電防止層を設けることが通常は必要である。表面に静電気が帯電すると粉塵が堆積したり火花放電が起こり、感熱ヘッドの加熱素子に損傷を与えかねないからである。帯電防止材料は、色素供与体要素のスリップ層中またはスリップ層上に通常は配置される。
【0005】
米国特許第4,753,921号明細書は、ポリエステル支持体とスリップ層との間の下塗層としてチタンアルコキシドを使用することについて記載している。米国特許第5,106,694号明細書及びResearch Disclosure(報文第33483号、1992年2月、第155〜159頁)は、親水性コロイドバインダーと混合して感熱色素転写要素に使用することができる第四アンモニウム塩またはポリマーなど各種の帯電防止剤を使用することについて記載している。しかしながら、これらの文献にはこうした帯電防止材料をスリップ層用の下塗層において使用することについての記載はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許第4,753,921号明細書に記載の材料は接着性については良好な下塗層であるが、加水分解的に不安定性であるといった問題があり、層を再現性よく塗被することが困難であった。また、チタンアルコキシドがスリップ層表面に移行し、感熱ヘッドへの粘着を引き起こすことも認められている。
【0007】
本発明の目的は、良好な接着性を示すスリップ層用下塗層を提供することにある。本発明の別の目的は、良好な加水分解安定性を有するスリップ層用下塗層を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、帯電防止性を示すスリップ層用下塗層を提供することによって、別の帯電防止層を不要とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
これらの及びその他の目的は、
片面上に色素層を、その反対面上に順に下塗層及びスリップ層を担持する支持体を含んで成る感熱色素転写用色素供与体要素において、前記下塗層が、帯電防止性を示し、且つ(1)アルキレンオキシドセグメントを含む反復単位を25重量%以上含有する分子量約100,000以上のポリマーと、(2)下式:
【0009】
【化2】
【0010】
〔上式中、
Aは、2個以上のエチレン系不飽和基を含有する付加重合性モノマーの単位を表し、
Bは共重合性のα,β−エチレン系不飽和モノマーの単位を表し、
Lは、下式:
【0011】
【化3】
【0012】
のようなカルボキシル系基または芳香族環であり、
QはNまたはPであり、
R1、R2及びR3は、各々独立に、炭素原子数1〜20個のアルキルもしくはシクロアルキル基(例えば、メチル、エチルもしくはシクロヘキシル基)、または炭素原子数6〜10個のアリールもしくはアラルキル基(例えば、フェニルもしくはフェニルメチル)を表し、
R4はHまたはCH3であり、
Mはアニオンであり、
nは1〜6の整数であり、
xは0〜20モル%であり、
yは0〜90モル%であり、
zは10〜100モル%である〕
で示されるコポリマーとの混合物であって、前記コポリマーが前記混合物中約30〜約75重量%の量で存在する混合物を含んで成る前記感熱色素転写用色素供与体要素
に関する本発明によって達成される。
【0013】
上記の如き混合物に用いられるアルキレンオキシドセグメントを含む反復単位を25重量%以上含有するポリマーの例として、(分子量が約100,000以上であるという条件で)ポリ(エチレンオキシド)〔PEO〕;ポリ(ブチルアクリレート−コ−プロピレングリコールモノメタクリレート−コ−2−アクリルアミド−2−メトキシ酢酸メチル)のようなポリ(プロピレングリコール)モノメタクリレートを含むコポリマー;ポリ(プロピレングリコール);ポリエーテル/ポリカーボネート系コポリマー、例えば、n−ブチルアクリレート、ポリ(プロピレングリコール)モノメタクリレート及び2−アクリルアミド−2−メトキシ酢酸メチルのコポリマー、のようなポリエーテルセグメントを含むコポリマー、等が挙げられる。
【0014】
上記の如き混合物に用いられる上記の化学式を有するポリマーの例として、ポリ(N−ビニル−ベンジル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド−コ−エチレングリコールジメタクリレート)(93:7モル%)(C−1);ポリ〔2−(N,N,N−トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレートメトスルフェート〕;ポリ〔2−(N,N,N−トリメチルアンモニウム)エチルアクリレートメトスルフェート〕;ポリ〔2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルメタクリレート塩酸塩−コ−エチレングリコールジメタクリレート〕(93:7モル%);等が挙げられる。
【0015】
上記の式において、Aは、下記のようなエチレン系不飽和基を2個以上含有する付加重合性モノマーの単位を表す。すなわち、ジビニルベンゼン、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、N−アリル−メタクリルアミド、4,4’−イソプロピリデンジフェニレンジアクリレート、1,3−ブチレンジアクリレート、1,3−ブチレンジメタクリレート、1,4−シクロヘキシレンジメチレンジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジイソプロピリデングリコールジメタクリレート、ジビニルオキシメタン、エチレンジアクリレート、エチレンジメタクリレート、エチリデンジアクリレート、エチリデンジメタクリレート、1,6−ジアクリルアミドヘキサン、1,6−ヘキサメチレンジアクリレート、1,6−ヘキサメチレンジメタクリレート、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、2,2−ジメチル−1,3−トリメチレンジメタクリレート、フェニルエチレンジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、テトラメチレンジアクリレート、テトラメチレンジメタクリレート、2,2,2−トリクロロエチリデンジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、エチリジントリメタクリレート、プロピリジントリアクリレート、ビニルアリルオキシアセテート、ビニルメタクリレート、1−ビニルオキシ−2−アリルオキシエタン、等の単位である。
【0016】
上記の式において、Bは、共重合性のα,β−エチレン系不飽和モノマー、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブテン、2−メチルペンテン、2−メチルブテン、1,1,4,4−テトラメチルブタジエン、スチレン及びα−メチルスチレン;脂肪族酸のモノエチレン系不飽和エステル、例えば酢酸ビニル、酢酸イソプロペニル、酢酸アリル、等;エチレン系不飽和モノ−またはジ−カルボン酸のエステル、例えばメチルメタクリレート、エチルアクリレート、ジエチルメチレンマロネート、等;並びにモノエチレン系不飽和化合物、例えばアクリロニトリル、シアン化アリル、並びにジエン類、例えばブタジエン及びイソプレンの単位を表す。
【0017】
上記の式において、M- はアニオン、例えばブロミド、クロリド、スルフェート、アルキルスルフェート、p−トルエンスルホネート、ホスフェート、ジアルキルホスフェートまたは同様のアニオン性部分である。
【0018】
本発明の下塗/帯電防止層は、所期の目的にとって有効ないずれの濃度でも存在することができる。一般には、約0.1〜約0.2g/m2 の塗布量(laydown) で良好な結果が得られた。
【0019】
上記のように、コポリマー(2)は混合物中に約30〜約75重量%の量で存在する。好ましい範囲は約35〜約50重量%である。
【0020】
本発明の色素供与体要素の色素層には、熱の作用によって色素受容層へ転写可能であるならば、いずれの画像色素を使用してもよい。以下に示すような昇華性色素を使用すると特に良好な結果が得られる。
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】
また、米国特許第4,541,830号明細書に記載されている色素のいずれを使用しても良好な結果が得られる。上記の色素は、モノクロを得るために単独で使用しても、組み合わせて使用してもよい。色素は、約0.05〜約1g/m2 の被覆量で用いることができ、また親水性であることが好ましい。
【0025】
本発明の色素供与体要素において色素バリヤー層を使用して、転写される色素の濃度を改善することができる。このような色素バリヤー層材料には、米国特許第4,716,144号明細書に記載され特許請求されているような親水性材料が含まれる。
【0026】
色素供与体要素の色素層は、支持体上に塗布すること、或いはグラビア印刷などの印刷法で印刷することができる。
【0027】
本発明の色素供与体要素には、印刷ヘッドの色素供与体要素への粘着を防止するものであればいずれのスリップ層でも使用できる。このようなスリップ層は、高分子量バインダーもしくは界面活性剤を含むかまたは含まずに、固体もしくは液体の潤滑材料またはそれらの混合物を含むことができる。好ましい潤滑材料として、100℃未満で融解する油状物または半結晶性有機固体、例えばポリ(ビニルステアレート)、蜜蝋、過フッ素化アルキルエステルポリエーテル、ポリ(カプロラクトン)、シリコーン油、ポリ(テトラフルオロエチレン)、カーボワックス、ポリ(エチレングリコール)または米国特許第4,717,711号、同第4,717,712号、同第4,737,485号及び同第4,738,950号明細書に記載されているいずれかの材料が挙げられる。スリップ層用に適した高分子量バインダーとして、ポリ(ビニルアルコール−コ−ブチラール)、ポリ(ビニルアルコール−コ−アセタール)、ポリ(スチレン)、ポリ(酢酸ビニル)、酢酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸セルロースまたはエチルセルロースが挙げられる。
【0028】
スリップ層に用いられる潤滑材料の量は、潤滑材料の種類に大方依存するが、一般には約0.001〜約2g/m2 の範囲にある。高分子量バインダーを使用する場合には、潤滑材料は、使用する高分子量バインダーに対して0.05〜50重量%、好ましくは0.5〜40重量%の範囲で存在する。
【0029】
本発明の色素供与体要素の支持体には、寸法安定性があり且つ感熱プリントヘッドの熱に耐えられるものであればいずれの材料でも使用できる。このような材料として、ポリ(エチレンテレフタレート)などのポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、グラシン紙、コンデンサー紙、セルロースエステル、フッ素ポリマー、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリオレフィン及びポリイミドが挙げられる。支持体の厚さは一般に約2〜約30μmである。
【0030】
本発明の色素供与体要素と共に用いられる色素受容要素は、表面に色素像受容層を有する支持体を通常含んで成る。この支持体は、ポリ(エーテルスルホン)、ポリイミド、酢酸セルロースなどのセルロースエステル、ポリ(ビニルアルコール−コ−アセタール)またはポリ(エチレンテレフタレート)といった透明フィルムであることができる。色素受容要素用の支持体は、バライタ紙、ポリエチレン塗被紙、白色ポリエステル(白色顔料が含まれているポリエステル)、アイボリー紙、コンデンサー紙またはDuPont社のTyvek(登録商標)などの合成紙のような反射性の支持体であってもよい。
【0031】
色素像受容層は、例として、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポリカプロラクトンまたはそれらの混合物を含むことができる。色素像受容層は、所期の目的に有効であれば任意の量で存在させることができる。一般に、約1〜5g/m2 の濃度で良好な結果が得られる。
【0032】
上記のように、本発明の色素供与体要素を使用して色素転写像を形成する。このようなプロセスは、上記のような色素供与体要素を像様加熱して色素像を色素受容要素に転写して色素転写像を形成する工程を含む。
【0033】
本発明の色素供与体要素は、シート状で使用しても、また連続ロールもしくはリボンの形態で使用してもよい。連続ロールまたはリボンを使用する場合、1種類の色素だけを有するものであっても、また昇華性シアン及び/またはマゼンタ及び/またはイエロー及び/またはブラックまたはその他の色素など異なる別の色素を交互に有するものであってもよい。このような色素が、米国特許第4,541,830号、同第4,698,651号、同第4,695,287号、同第4,701,439号、同第4,757,046号、同第4,743,582号、同第4,769,360号及び同第4,753,922号明細書に記載されている。このように、本発明の範囲には1色、2色、3色もしくは4色要素が(さらには5色以上のものも)包含される。
【0034】
本発明の好ましい実施態様では、色素供与体要素は、イエロー、シアン及びマゼンタの各色素の領域が逐次反復するよう塗被されたポリ(エチレンテレフタレート)支持体を含むものであり、そして上記の処理工程を各色について逐次実施して3色色素転写像を得る。もちろん、この処理を1色についてのみ実施したときには、モノクロの色素転写像が得られる。
【0035】
本発明の感熱色素転写集成体は、
(a)上記の如き色素供与体要素、及び
(b)上記の如き色素受容要素
を含み、色素受容要素と色素供与体要素を、供与体要素の色素層が受容要素の色素像受容層に接触するように重畳する。
【0036】
モノクロ像を得る場合には、これら二つの要素を含む上記の集成体を一体型ユニットとして予備集成することができる。これは、二つの要素をその縁部で一時的に接着することによって行うことができる。転写後、色素受容要素を剥離して色素転写像を露呈させる。
【0037】
3色像を得る場合には、上記の集成体を3回形成し、その間に感熱印刷ヘッドによって熱をかける。最初の色素が転写したら要素を剥離する。次いで、第二の色素供与体要素(または異なる色素領域を有する同じ供与体要素の別の領域)を色素受容要素と位置合わせして、先の工程を繰り返す。同様にして第三の色を得る。
【0038】
【実施例】
以下の実施例により本発明を例示する。
【0039】
実施例1
A)厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体上に下記の層を塗被して対照用色素供与体要素を製作した。
▲1▼ n−プロピルアセテートとn−ブチルアルコールの溶剤混合物から塗布したチタンアルコキシド(DuPont社製Tyzor TBT)(0.11g/m2 )の下塗層、並びに
▲2▼ トルエン、メタノール及びシクロペンタノンの溶剤混合物から塗布した、酢酸プロピオン酸セルロースバインダー(アセチル2.5%、プロピオニル45%)(0.66g/m2 )に上記の第一のシアン色素(0.42g/m2 )が含まれている色素層
【0040】
この要素の裏側に下記の層を順に塗被した。
▲1▼ n−ブチルアルコール溶剤から塗布したチタンアルコキシド(DuPont社製Tyzor TBT)(0.11g/m2 )の下塗層、並びに
▲2▼ ジエチルケトン及びメタノールの75:25混合物から塗布した、アミノプロピルジメチル末端ポリジメチルシロキサンであるPS513(Petrarch Systems社の登録商標)(0.0129g/m2 )、ポリ(プロピレンオキシド)とポリ(メチルオクチルシロキサン)とのコポリマーであるBYK−S732(登録商標)(98%ストッダード溶剤溶液)(Byk Chemie)、ポリ(ビニルアセタール)バインダー(0.5382g/m2 )及びp−トルエンスルホン酸(0.003g/m2 )を含有するスリップ層
【0041】
B)上記A)と同様に、但し下塗層を設けずに別の対照用要素を製作した。
【0042】
C)上記A)と同様に、但し下塗層をポリ(N−ビニル−ベンジル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド−コ−エチレングリコールジメタクリレート)(93:7モル%)(C−1)をメタノールから塗布したものとして別の対照用要素を製作した。
【0043】
D)上記C)と同様に、但し下塗層を分子量100,000のポリ(エチレンオキシド)(PEO)(Union Carbide社製Polyox WSR−N−10)をメチルアルコールから0.11g/m2 で塗布したものとして別の対照用要素を製作した。
【0044】
E)上記C)と同様に、但し下塗層をC)のC−1とD)のPEOとの65/35混合物として本発明による色素供与体要素を製作した。
【0045】
二酸化チタンで着色したポリエチレンを被覆した紙素材からなる白色反射性支持体上に下記の層を記載順に塗被することによって色素受容要素を製作した。
▲1▼ ブタノンから塗布したポリ(アクリロニトリル−コ−塩化ビニリデン−コ−アクリル酸)(重量比14:79:7)(0.08g/m2 )の下塗層;
▲2▼ ジクロロメタンから塗布した、ビスフェノールA−ポリカーボネート樹脂のMakrolon5705(Bayer AG社の登録商標)(1.61g/m2 )、T−1ポリカーボネート(1.61g/m2 )(下記構造式)、ジブチルフタレート(0.32g/m2 )、ジフェニルフタレート(0.32g/m2 )及びFC−431(登録商標)フルオロカーボン界面活性剤(3M社)(0.011g/m2 )の色素受容層;並びに
▲3▼ ジクロロメタンから塗布した、T−1ポリカーボネート(0.22g/m2 )、FC−431(登録商標)フルオロカーボン界面活性剤(3M社)(0.032g/m2 )及びDC−510(登録商標)シリコーン流体(Dow Corning社)(0.016g/m2 )のオーバーコート層
【0046】
【化7】
【0047】
上記のような色素供与体要素の色素側(約10×13cmの面積を有するストリップ状)を、同じ面積を有する上記のような色素受容体要素の色素像受容層に接触するように配置する。この集成体を直径60mmのゴムローラーを駆動するステップモーターにクランプ締結し、そしてTDK感熱ヘッド(L−231番)(24.5℃に温度制御)を集成体の色素供与体要素側に36ニュートンの力で押し当ててゴムローラーに対して圧力をかけた。
【0048】
画像形成電子回路を作動させ、供与体/受容体集成体を印刷ヘッドとローラーの間を通して6.9mm/秒で引き抜いた。同時に、感熱印刷ヘッドの抵抗素子に33ミリ秒/ドットの印刷時間の間に128マイクロ秒の間隔を置いた20マイクロ秒/パルスのパルスを与えた。印刷ヘッドに供給する電圧は約24.5ボルトとして、瞬間ピーク電力1.24ワット/ドット及び最大全エネルギー9.2ミリジュール/ドットを与えた。試験印刷像は、幅18.5mmの中濃度(Dmin )ストリップと、次いで幅18.5mmの最大濃度(Dmax )ストリップと、そして幅18.5mmの濃度0(ステップ0)ストリップとから成るものとした。この像を印刷する際に、印刷ヘッドとローラーの間を供与体/受容体集成体を引き抜くために引抜装置が要する力を、Himmelstein社の3−08TL(16−1)トルクメーター(1.13メートル−ニュートンレンジ)と6−201コンディショニングモジュールで測定した。この力は小さい方が望ましい。結果を以下の表1に記載する。
【0049】
スリップ層の接着性をテープ付着試験で評価した。面積の小さい(約1.25×4.0cm)透明なスコッチマジックテープ(3M社製、第810番)を、供与体の裏側に手で強く押し当てた。テープを手で引っ張った際に剥離したスリップ層の量を評価し、これを接着性の指標とした。以下のカテゴリーを確立して評価を行った。
良好:層はまったく剥離しなかった
可:層の一部が剥離した
劣:層が実質的に剥離した
極劣:層がすべて剥離した
【0050】
Hewlett Packard 16008Aの抵抗セルをHP4329高抵抗メーターと組み合わせて表面電気抵抗率(SER)を測定した。試験電圧は100Vとし、1分間の帯電後の表面抵抗率(オーム)を測定した。この抵抗率が低いほど、供与体要素の帯電防止性は良好となる。以下の結果が得られた。
【0051】
【0052】
上記の結果は、本発明の下塗層を有する要素が、どの対照よりも良好な摩擦力を、一つを除くどの対照よりも良好な接着性を、そして一つを除くどの対照よりも良好な抵抗率を有することを示している。
【0053】
実施例2
実施例1を繰り返したが、但し表2に記載したPEO/C−1比率を採用した。以下の結果が得られた。
【0054】
【0055】
上記の結果は、混合物中のC−1が約30〜約75%の範囲にあるときに十分な接着性と良好な抵抗率を提供することを示している。
【0056】
実施例3
この実施例は分子量の異なるPEOを使用した効果を示すものである。実施例1と同様に色素供与体要素を製作したが、但し、以下のように分子量の異なる3種類のPEOを使用した。
分子量18,500のポリ(エチレンオキシド)(Polysciences社)
分子量100,000 のポリ (エチレンオキシド)(Scientific Polymer Products)
分子量900,000 のポリ(エチレンオキシド)(Scientific Polymer Products)
【0057】
これらのポリ(エチレンオキシド)をC−1との65/35混合物にして厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体上に塗布した(0.11g/m2 )。以下の結果が得られた。
【0058】
【0059】
上記の結果は、良好な接着性を得るためには、ポリ(エチレンオキシド)の分子量が100,000以上でなければならないことを示している。
【0060】
実施例4
実施例1と同様に色素供与体要素を製作したが、表4に記載のように下塗材料の種類及び塗布量を変更して製作した。以下の結果が得られた。
【0061】
表4
下塗層 塗布量( g/m 2 ) テープ付着性 log SER (Ω)
無 (対照) ---- 劣 14.25
Tyzor (対照) 0.11 良好 11.64
C-1 (対照) 0.11 極劣 9.17
PVP * (対照) 0.11 極劣 14.01
PVP/C-1(65:35) (対照) 0.11 劣 14.52
PVP/C-1(75:25) (対照) 0.11 劣 14.10
PEO (対照) 0.11 可/良 14.28
PEO/C-1(65:35) 0.11 良好 10.21
PEO/C-1(65:35) 0.22 可 9.36
KL3 **/C-1(65:35) 0.11 可/良 12.05
P-1 *** /C-1(65:35) 0.11 良好 10.10
【0062】
上記表中:
* PVP = ポリ(ビニルピロリドン)
** KL3 = Miles Laboratories 製のポリエーテル/ポリカーボネートコポリマー
*** P-1 = n−ブチルアクリレート、ポリ(プロピレングリコール)モノメタクリレート及び2−アクリルアミド−2−メトキシ酢酸メチルのコポリマー(重量比=50:25:25)
【0063】
上記の結果もまた、本発明のポリマー混合物の接着性及び抵抗率が、異なる塗布量において各種の対照比較混合物よりも良好であることを示している。
【0064】
実施例5
実施例1と同様に色素供与体要素を製作したが、但し、表5に記載のように、下塗層において本発明の高分子量材料または対照用帯電防止材料の添加物をPEOと一緒に使用した。以下の結果が得られた。
【0065】
【0066】
* Gafquat(登録商標)734 = GAF社製のビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートからなる4級化コポリマー
** ポリ〔2−(N,N,N−トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレートメトスルフェート〕
*** ポリ〔2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルメタクリレート/エチレングリコールジメタクリレート塩酸塩〕
【0067】
上記の結果は、本発明のポリマー混合物が対照の各種混合物よりも効果的であることを示している。
【0068】
実施例6
この実施例は、別のスリップ層を用いた場合でも同等の結果が得られることを示すものである。以下の表6に示したようにスリップ層を変更してPEO/C−1下塗層を用いて実施例1を繰り返した。以下の結果が得られた。
【0069】
表6
スリップ層 スリップ層 テープ log SER
バインダー 潤滑剤 付着性 (Ω)
ポリ(ビニルアセタール) PS-513 + BYK-S732 良好 11.16
酢酸プロピオン酸セルロース モンタン蝋 良好 10.07
ポリ(ビニルブチラール)* PS-513 + BYK-S732 良好 10.46
【0070】
* Butvar B76 (登録商標) = Monsanto社より市販のポリ(ビニルブチラール)
【0071】
上記の結果は、本発明の下塗層を各種スリップ層と共に使用した場合に良好な接着性及び抵抗率が得られることを示している。
【0072】
実施例7
この実施例は、溶液安定性が性能に与える影響を示すものである。対照の下塗溶液はチタンアルコキシド(DuPont社製のTyzor TBT)(酢酸プロピル/n−ブタノールの85:15溶液中固形分6.4%)とした。本発明の下塗溶液はPEO/C−1(65:35)(メタノール中固形分5.75%)とした。どちらの下塗溶液も開放グラビアパンで老化させてから湿塗布量2.37cc/m2 でグラビア印刷した。これらの下塗溶液を使用して実施例1を繰り返した。以下の結果が得られた。
【0073】
表7
下塗材料 溶液老化(分) テープ付着性 log SER (Ω)
Tyzor(登録商標) 3 可/良 11.36
Tyzor(登録商標) 10 可/良 11.29
Tyzor(登録商標) 20 可 11.36
Tyzor(登録商標) 30 可 11.34
Tyzor(登録商標) * 40 劣 11.49
PEO/C-1 3 良好 9.76
PEO/C-1 10 良好 9.57
PEO/C-1 20 良好 9.64
PEO/C-1 35 良好 9.95
PEO/C-1 40 良好 9.42
【0074】
* Tyzor(登録商標) は37分後に析出した。
【0075】
上記の結果は、本発明の下塗層が従来技術の材料よりも良好な接着性及び抵抗率を示し、しかも塗布溶液中で経時劣化しないことを示している。
【0076】
【発明の効果】
本発明の下塗層は、良好な接着性及び加水分解安定性を示し、しかも別の帯電防止層を必要としない帯電防止性を示す。
Claims (1)
- 支持体の片面上に色素層を、その反対面上に順に下塗層及びスリップ層を担持して成る感熱色素転写用色素供与体要素であって、前記下塗層が、帯電防止性を示し、且つ(1)アルキレンオキシドセグメントを含む反復単位を25重量%以上含有する分子量100,000以上のポリマーと、(2)下式:
Aは、2個以上のエチレン系不飽和基を含有する付加重合性モノマーの単位を表し、
Bは共重合性のα,β−エチレン系不飽和モノマーの単位を表し、
Lはカルボキシル系基又は芳香族環であり、
QはNまたはPであり、
R1、R2及びR3は、各々独立に、炭素原子数1〜20個のアルキルもしくはシクロアルキル基、または炭素原子数6〜10個のアリールもしくはアラルキル基を表し、
R4はHまたはCH3であり、
Mはアニオンであり、
nは1〜6の整数であり、
xは0〜20モル%であり、
yは0〜90モル%であり、
zは10〜100モル%である〕
で示されるコポリマーとの混合物であって、前記コポリマーが前記混合物中30〜75重量%の量で存在する混合物を含んで成る前記感熱色素転写用色素供与体要素。
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