JPH0684093U - 配管用ガスケット - Google Patents
配管用ガスケットInfo
- Publication number
- JPH0684093U JPH0684093U JP2566893U JP2566893U JPH0684093U JP H0684093 U JPH0684093 U JP H0684093U JP 2566893 U JP2566893 U JP 2566893U JP 2566893 U JP2566893 U JP 2566893U JP H0684093 U JPH0684093 U JP H0684093U
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- JP
- Japan
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- gasket
- pipe
- flanges
- pipes
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- Pending
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐久性、耐薬品性に優れ、十分な圧接力が得ら
れる配管用ガスケットを提供することを目的とする。 【構成】金属製で、かつ中空リング状に形成され、内周
に連続したスリット2を有する配管用ガスケット1の構
成とする。
れる配管用ガスケットを提供することを目的とする。 【構成】金属製で、かつ中空リング状に形成され、内周
に連続したスリット2を有する配管用ガスケット1の構
成とする。
Description
【0001】
本考案は配管の接続部であるフランジ間に介在させてシール作用をするガスケ ットに関する。
【0002】
一般に配管の接続は流体が洩れないようにしなければならなく、したがって配 管の接続部であるフランジ間にはシール作用をするガスケットを介在させている 。
【0003】 従来は図4に示すように、ゴム製のリング状のガスケット9が用いられ、具体 的には図5に示すように配管10,11のフランジ12,13間に介在させ、締 付ボルト14でフランジ12,13を締めつけることにより、前記ガスケット9 がフランジ12,13の面に圧接してシール作用をする。
【0004】 なお、図5において、配管11はバルブであり、内部に弁体(図示せず)を有 し、外部には操作部12を付設している。また、図6は、図5における要部を示 している。
【0005】
前記ガスケット9を設けた配管接続部において、配管10,11内に上水等を 流通させる場合は大きな問題がないが、下水等の汚水、あるいは工業用水、たと えばオゾン処理水などを流通させると、ガスケット9が耐久性、耐薬品性で劣る ゴム製であることから、前記ガスケット9が劣化し、シール作用ができなくなっ て液体洩れを引き起すという問題がある。
【0006】 本考案は前記従来の問題に留意し、配管接続部における液体洩れを生じさせな いガスケットを提供することを目的とする。
【0007】
前記目的を達成するために本考案は、金属によって中空リング状に形成され、 内周に連続したスリットを設けた配管用ガスケットの構成とする。
【0008】
前記構成の配管用ガスケットは、金属製であることから耐久性・耐薬品性があ り劣化しにくい。また、スリットを設けたことによりガスケットが側方に弾力を 付与され、また流体の圧力を導入して外方に膨らませることになるため、配管の 接続部、たとえばフランジへの圧接力が大きくなり、より確実なシール作用をす ることとなる。
【0009】
以下に本考案の一実施例を図1〜図3にもとづき説明する。 図において1はガスケットである。このガスケット1はステンレス製で、中空 リング状に形成され、内周に連続したスリット2を有しており、したがって、断 面はC形をなしている。
【0010】 前記ガスケット1は配管3と4のフランジ5と6間に介在させ、フランジ5, 6を締付ボルト7によって締めつけることにより、ガスケット1の両側部はフラ ンジ5と6に圧接し、したがってシール作用をする。なお、本実施例では一方の フランジ6の内面に、ガスケット1の位置決めをなし、かつガスケット1が3点 接触する凹溝8を形成している。
【0011】 上記構成において、ガスケット1はステンレス製の中空リング状で、内周にス リット2を有していることから、ガスケット1そのものが外側方向の弾性をもち 、締付ボルト7を締めつけたとき、弾性反発力が作用し、フランジ5,6への圧 接力が大きくなって確実なシールをする。
【0012】 特に前記ガスケット1はステンレスよりなることから、耐久性・耐薬品性があ り、汚水あるいはオゾン処理水等を流す配管3,4であっても劣化しにくい。さ らに、配管3,4内を流す流体の圧力は、ガスケット1のスリット2よりガスケ ット1の中空部に案内され、ガスケット1の両側を外方向に押すように作用する ので、ガスケット1とフランジ5,6の圧接がより強まり、シールがより確実な ものとなる。
【0013】 なお、前記実施例において、ガスケットはステンレス製としたが、真鍮製であ ってもよく、また他の金属であってもよい。また、ガスケットは配管のフランジ 間に介在させるようにしたが、図示の以外の配管の接続部に設けるものであって もよく、流体は液体以外に高圧気体であってもよい。
【0014】
前記実施例の説明より明らかなように、本考案の配管用ガスケットは、金属製 中空リング状であって、内周に連続したスリットを形成した構成であるので、耐 久性・耐薬品性に優れており、また、スリットによって弾性を付与され、圧力を 導入して接続部への圧接力が大きくなり、確実なシール作用が得られるという効 果を有する。
【図1】本考案の一実施例の配管用ガスケットの斜視図
【図2】同ガスケットの要部断面図
【図3】同ガスケットを用いた配管の接続部の断面図
【図4】従来のガスケットの斜視図
【図5】同ガスケットを用いた配管接続部の側面図
【図6】同ガスケットを用いた配管接続部の要部断面図
1 ガスケット 2 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製で、かつ中空リング状に形成さ
れ、内周に連続したスリットを有する配管用ガスケッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2566893U JPH0684093U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 配管用ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2566893U JPH0684093U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 配管用ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684093U true JPH0684093U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12172171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2566893U Pending JPH0684093U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 配管用ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684093U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019067A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面処理用ステージ構造 |
JP2008069802A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | オゾン使用設備用シール部材 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP2566893U patent/JPH0684093U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019067A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面処理用ステージ構造 |
JP2008069802A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | オゾン使用設備用シール部材 |
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