JPH0683948U - 燃焼機関の周辺被覆部の構造 - Google Patents

燃焼機関の周辺被覆部の構造

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JPH0683948U
JPH0683948U JP3110393U JP3110393U JPH0683948U JP H0683948 U JPH0683948 U JP H0683948U JP 3110393 U JP3110393 U JP 3110393U JP 3110393 U JP3110393 U JP 3110393U JP H0683948 U JPH0683948 U JP H0683948U
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far
infrared radiation
combustion engine
radiation heat
heat
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JP3110393U
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Inventor
則昭 安藤
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安藤窯業原料株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼機関を囲う被覆部材を改良して爆発効果
の向上を図る。 【構成】 自動車におけるインジェクション2の上方に
位置するボンネット1の裏側部分に、遠赤外線放射耐熱
塗料層11を付着させて成り、該塗料層11は、SiO2
約75重量部と、Al2O3を約14重量部を含んだ主成分
とし、その他、Na2OとK2Oを夫々約4〜5重量部、Fe
2O3、TiO2、CaO、MgO等を微量に含有したセラミックス
粉体を耐熱塗料に混合撹拌して遠赤外線放射耐熱塗料を
得、これをボンネット1の裏側部分に塗布して形成す
る。燃焼機関からの余熱を被覆部材の遠赤外線放射耐熱
塗料層11が吸収し、放射する遠赤外線電磁波により、
気化器、空気清浄器或いはインジェクション等の爆発に
かかわる気体中の水分及び液体を活性化することで爆発
効率を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のボンネットの裏側等、エンジン等燃焼機関を囲う被覆部材 の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジン等燃焼機関ではその構造的見地から改良開発がなされており、 爆発効果の向上を図るためにそれらを囲う被覆部材は別の問題として扱われてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、エンジン等燃焼機関を囲う被覆部材を改良して爆発効果の向 上が図れるようにした被覆部材を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、自動車のボンネットの裏側等、エンジン等燃焼機関を囲う 被覆部材の内側に遠赤外線放射耐熱層を付着形成させた構成としている。なお、 遠赤外線放射耐熱層は、SiO2とAl2O3を主成分とするセラミックス粉体を耐熱塗 料に混合して成る塗料を付着することで形成してもよい。
【0005】
【作用】
燃焼機関からの余熱を被覆部材の遠赤外線放射耐熱層が吸収し、該放射耐熱層 が放射する電磁波により、気化器、空気清浄器或いはインジェクション等の爆発 にかかわる気体中の水分及び液体を活性化することで爆発効率を向上させるので ある。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1及び図2に示す本例は、自 動車におけるインジェクション2の上方に位置するボンネット1の裏側部分に、 遠赤外線放射耐熱塗料層11を付着させて成る。
【0007】 該塗料層11は、SiO2を約75重量部と、Al2O3を約14重量部を含んだ主成 分とし、その他、Na2OとK2Oを夫々約4〜5重量部、Fe2O3、TiO2、CaO、MgO等を 微量に含有したセラミックス粉体を耐熱塗料に混合撹拌して遠赤外線放射耐熱塗 料を得、これをボンネット1の裏側部分に塗布して形成している。
【0008】 本例によると、エンジン3から放出された余熱を被覆部材の遠赤外線放射耐熱 塗料層11が吸収し、該塗料層11が放射する遠赤外線電磁波により、気化器、 空気清浄器或いはインジェクション等の気体中の水分及び液体を活性化するので ある。これによりエンジン3内に良質となって取り入れられるため爆発効率が向 上するのである。なお、一般に遠赤外線電磁波による活性化に関しては実証され ており、核磁気共鳴法にても確認できるのである。
【0009】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、遠赤外線放射耐熱層の材質は問わず、遠赤外線を放射するセラミックスを含 有した耐熱シートを接着剤で接着させてもよい。また、燃焼機関の種類も任意で あり、その周辺の被覆部材の内側に遠赤外線放射耐熱層を付着すればよい。
【0010】
【考案の効果】
本考案によると、燃焼機関から放出された余熱を遠赤外線放射耐熱層で吸収し 、放射する遠赤外線電磁波により、爆発にかかわる気体中の水分及び液体を活性 化できて取り入れられるため円滑な爆発燃焼となり爆発効率が向上する効果が大 きい。また請求項2では、遠赤外線放射耐熱層の形成が容易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のボンネットを開けた状態の
斜視図である。
【図2】そのボンネットを閉めた状態の要部拡大縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ボンネット 11 遠赤外線放射耐熱塗料層 2 インジェクション 3 エンジン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボンネットの裏側等、エンジン
    等燃焼機関を囲う被覆部材の内側に遠赤外線放射耐熱層
    を付着形成させたことを特徴とする燃焼機関の周辺被覆
    部の構造。
  2. 【請求項2】 SiO2とAl2O3を主成分とするセラミック
    ス粉体を耐熱塗料に混合して成る遠赤外線放射耐熱塗料
    を付着して該遠赤外線放射耐熱層を形成した請求項1の
    周辺被覆部の構造。
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