JPH0683803B2 - スプレーガン装置 - Google Patents

スプレーガン装置

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JPH0683803B2
JPH0683803B2 JP10205391A JP10205391A JPH0683803B2 JP H0683803 B2 JPH0683803 B2 JP H0683803B2 JP 10205391 A JP10205391 A JP 10205391A JP 10205391 A JP10205391 A JP 10205391A JP H0683803 B2 JPH0683803 B2 JP H0683803B2
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JP
Japan
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needle valve
operating rod
magnet
spring
spray gun
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JP10205391A
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征勝 松山
一正 笠岡
雅年 真鍋
廣 坂本
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Meiji Air Compressor Mfg Co Ltd
Original Assignee
Meiji Air Compressor Mfg Co Ltd
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • B05B7/2402Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device

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  • Nozzles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗剤を高頻度で吐出、停
止を繰返すことが出来、かつ吐出精度を高めることによ
り、高品質の画像の描出を可能とするスプレーガン装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面、床面さらにはシャッター等に塗剤
を吹付けにより絵、文字、模様等を描出しうるスプレー
ガンが存在する。このようなスプレーガンは、例えば図
5に示す如く、吹き付けノズル口aはマグネットbのオ
ン、オフによって進退する針弁によって開閉され、針片
cの開閉により塗剤の噴射、停止が行われる。又針弁c
は該針弁cをノズル口aに向かって付勢するバネdによ
り常時はノズル口aを閉止するとともに、マグネットb
をオンすることにより針弁cをマグネットbに向かって
吸引しノズルaを開放する如く形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従ってマグネットbは
強力なものを用いる必要があり、その結果、電気消費量
が大となる他、装置が大型化し取扱いに不便であり、し
かも針弁cの開弁開始時期がズレるという問題が生じ、
精密画面を画くために1秒間に10回以上という針弁c
の高頻度の前進、後退には適しないものであった。
【0004】しかも吐出する塗剤は通常粘性が大であ
り、針弁cがノズル口aに接着されがちであるため、マ
グネットbのオンによって即時に針弁cが後退し得ずマ
グネットbのオンと針弁cの退行とは時間的にズレが生
じる。しかも針弁cの動作開始時にあっては、マグネッ
トbとの間の間隙が最も大きい状態となるためマグネッ
トbが針弁cを引く吸引力が小さく、針弁cの動作開始
が容易でない。
【0005】発明者らは針弁とマグネットにより針弁を
作動させる作動杆との間に、作動杆がマグネットに引き
付けられた場合であっても針弁が直接作動せず時間差を
与えて針弁を動作させる慣性金具を介在させることによ
り、針弁に慣性力による衝撃力を加え、その衝撃力で急
激にノズル口を開放させることに着目し本発明を完成さ
せたのである。
【0006】本発明はノズル口を高頻度でしかも精度よ
く開閉でき、高精密の画の描写を可能とするスプレーガ
ン装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基体内を進退
し後退によりノズル口を開くとともに第1のバネにより
ノズル口を閉じる前向に付勢される針弁を有するスプレ
ーガンと、マグネットのオンにより作動杆を後退させ牽
引するソレノイドとを具え、かつ前記針弁と前記作動杆
とを該作動杆に固定されかつ進退方向に遊びを有してし
かも前記作動杆の後退によって前記針弁に衝合する慣性
金具を介して連係させるとともに、前記ソレノイドに、
マグネットのオフ状態において前記作動杆を前に突出さ
せる第2のバネを設けてなるスプレーガン装置である。
【0008】
【作用】ノズル口は第1のバネによって閉止される一
方、第1のバネに抗して牽引するソレノイドによって開
かれる。従ってノズル口は高頻度の開閉が可能となる。
【0009】又針弁と作動杆とを遊びを有して連係する
慣性金具を設けるとともに、ソレノイドにマグネットが
オフの状態において作動杆を前に突出させる第2のバネ
を設けているため、マグネットによる作動杆牽引の初期
にあっては、針弁は作動することはない。従って図2に
示すソレノイドと作動杆との隙間が大であり作動杆を牽
引する初期の段階にあっても作動杆を容易に牽引できし
かも作動杆が後退することにより、作動杆に運動のエネ
ルギーからなる慣性力が貯えられる。
【0010】作動杆の進退とともに慣性金具は針弁との
遊びが減少し、さらに作動杆が後退することによって作
動杆は針弁に衝合する一方、作動杆とマグネットとの間
隙は後退開始時に比して減少することとなる。その結
果、作動杆のマグネットによる牽引力が高まりしかも作
動杆は前記慣性力を貯えることにより、強い牽引力で針
弁を後退させ、ノズル口を一気に開放することが出来
る。
【0011】従って塗剤が通常の弁では開閉に支障が生
じる粘性が高いものであっても、針弁を開放時期にずれ
が生じることなく確実に開くことが出来る。又本願構成
のスプレーガン装置を複数台並置し、それぞれのスプレ
ーガン装置に例えば色の異なる塗剤を装填することによ
って複数台のスプレーガン装置から複数の塗剤を時間ず
れが生じることなく同時に吐出でき、それぞれのノズル
口の開閉を制御する制御する制御具を付設することによ
り原色色彩の塗装が可能となる。このようにスプレーガ
ン装置は、前記構成を具えることにより、塗剤を1秒間
に10回をこえる高頻度で断続的に吐出させることが出
来、細い模様、絵を描写することが出来る。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜4においてスプレーガン装置1はスプレーガ
ン2とソレノイド3とを具える。
【0013】スプレーガン2は、基体4内に塗剤を貯え
る塗剤容器Bに上部において連通する塗剤流路16を設
けるとともにその前端には塗剤流路16の下流端が外に
向かって開口するノズル口5を形成する。
【0014】基体4には、該基体4内を進退しうる針弁
6が設けられ、針弁6を進退により前記ノズル口5は開
放され、又針弁6の前進によりノズル口5は閉止され
る。又ノズル口5は基体4内を後方に向かってのび後端
が基体4の後方に突出する弁杆17を有し、前記塗剤流
路16とは隔壁4Aを隔てて配設される空所19におい
て基体4に針弁6を前向きに付勢し、その付勢力により
ノズル口5を閉じる第1のバネ7を設ける。
【0015】さらに基体5には、その後端の空気入口2
1から基体4内部を前進し、前記ノズル口5の周囲に設
けられる空気出口22にのびる空気流路23が形設さ
れ、空気入口21を高圧空気源に接続することにより、
前記空気出口22から空気の噴流を吐出することが出来
る。
【0016】ソレノイド3は、スプレーガン2に向かっ
て開口する孔部25を有し、該孔部25は本実施例では
開口端から奥部に向かって均等径の直孔部25aと、該
直孔部25aに連なり奥細コーン状の斜孔部25bとか
らなり、又斜孔部25aには、その孔面に沿ってマグネ
ット9が設けられる。
【0017】又前記孔部25には作動杆11の後部が挿
入される。作動杆11は直孔部25aに嵌り合う直部1
1aと、作動杆11の孔部25への挿入により斜孔部2
5bに当接する円形台状の斜部11bとを具え、作動杆
11をスチール等磁性材を用いて形成することによりマ
グネット9の通電によるオン状態により作動杆11を孔
部25に吸着することが出来、又マグネット9のオフに
より吸着が解除される。
【0018】作動杆11の前端には、針弁7を該作動杆
11に連結させる慣性金具12が連結金具26を介して
接続される。連結金具26は作動杆11に後端部が固着
され作動杆11と一体化されており、その前端部に螺部
27を螺設する一方、バネ受け片29を周方向に張り出
しており、該バネ受け片29とソレノイド3の前向き面
との間に第2のバネ13が取付けられる。
【0019】第2のバネ13は、マグネット9のオフ状
態において作動杆11を前に突出させ、又マグネット9
のオン状態ではマグネット9の吸引力に比べてバネの強
さを小に設定される。慣性金具12は、前記連結金具2
6の螺部27に螺合するネジ孔部31と該ネジ孔部31
に比べて小径かつネジ孔部31に段差部33を介して接
続する小孔部32とを具え、小孔部32には前記針弁6
の後部6Aが挿通する。前記ネジ孔部31に連結金具2
6の螺部を螺入することによって、慣性金具12と連結
金具26とがなす空間34が形成される。他方針弁6の
後部6Aには針弁6から周方向に張出す張出し片36が
針弁6に固着され針弁6は前記空間34内でかつ針弁6
の進退方向に遊びSを有して、しかも抜け落ち不能に係
合する。なお遊びSは作動杆11のストロークLよりも
小とする。
【0020】本実施例では前記基体4の後側面と慣性金
具12の前側面との間に該慣性金具13を後方に向かっ
て付勢する第3のバネ37が設けられ、該第3のバネ3
7は、マグネット9のオフ状態における第2のバネ13
のバネ強さよりも小に設定される。このような第3のバ
ネ37がマグネット9による作動杆11の牽引を助け針
弁6によるノズル口5の開放を一層円滑にかつ確実にす
るとともに、マグネット9のオフによる作動杆11の復
帰に際して該作動杆11が図示しない作動杆11の抜け
止めに衝撃的に衝合するのを緩和する。
【0021】然してマグネット9のオフ状態において
は、図2に示すごとく、作動杆11及び慣性金具12は
第2のバネ13の付勢力により前進する一方、針弁6は
第1のバネ7の付勢力によって前に進みノズル口5を閉
じることによって塗剤は吐出しない。又針弁6は慣性金
具12に遊びSを有して係合する。
【0022】マグネット9をオン状態にすることによっ
て、マグネット9は作動杆11を後退させるのであるが
針弁6と慣性金具12との間に前記遊びSが存在するこ
とによって針弁6は移動することなくノズル口5の閉止
が持続される。この間作動杆11と慣性金具12とは運
動のエネルギー即ち慣性力を貯えつつ前記遊びSを減じ
図3に示す衝合状態となる。又作動杆11はマグネット
9に近接することにより、マグネット9の作動杆11を
牽引する牽引力が増大する。
【0023】前記遊びSがなくなることによって、マグ
ネット9による作動杆の牽引が針弁6に伝達され、針弁
6が第1のバネ7の付勢力に抗して後退し、ノズル口5
を開放する。なお前記した如く作動杆11はマグネット
9に近接しているため牽引力が大きく、しかも作動杆1
1は慣性力を保持しているため針弁6を強力な力で後退
させノズル口5を確実にかつ精度よく開閉でき、マグネ
ット9を用いて進退させることと相まってノズル口5を
1秒間に10回をこえる高頻度で開閉させることが出来
るのである。
【0024】なお作動杆11のストロークLは3mm程
度、又前記遊びSは2mm程度であることが好ましく、遊
びSの調整は前記螺部27とネジ孔部31との螺進退に
より調整される。
【0025】
【発明の効果】叙上の如く本発明のスプレーガン装置は
前記した如くマグネットと第1、第2のバネを用いてノ
ズル口を開閉させるとともに、ノズル口を開閉する針弁
をマグネットにより牽引される作動杆に遊びを有して係
合する慣性金具を具えているため、ノズル口を高頻度で
断続的にかつ精度よく開閉でき、細い模様、絵の描出が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】ノズル口が閉止された状態を略示する断面図で
ある。
【図3】マグネットのオン状態における動作を略示する
断面図である。
【図4】ノズル口の開放状態を略示する断面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
2 スプレーガン 3 ソレノイド 4 基体 5 ノズル口 6 針弁 7 第1のバネ 9 マグネット 11 作動杆 12 慣性金具 13 第2のバネ S 遊び

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体内を進退し後退によりノズル口を開く
    とともに第1のバネによりノズル口を閉じる前向に付勢
    される針弁を有するスプレーガンと、マグネットのオン
    により作動杆を後退させ牽引するソレノイドとを具え、
    かつ前記針弁と前記作動杆とを該作動杆に固定されかつ
    進退方向に遊びを有してしかも前記作動杆の後退によっ
    て前記針弁に衝合する慣性金具を介して連係させるとと
    もに、前記ソレノイドに、マグネットのオフ状態におい
    て前記作動杆を前に突出させる第2のバネを設けてなる
    スプレーガン装置。
JP10205391A 1991-04-05 1991-04-05 スプレーガン装置 Expired - Fee Related JPH0683803B2 (ja)

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EP2946840A4 (en) * 2013-01-16 2016-10-12 Primedot Kabushiki Kaisha DISCHARGE DEVICE FOR A LIQUID SUBSTANCE

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