JPH0889855A - スプレーガン - Google Patents
スプレーガンInfo
- Publication number
- JPH0889855A JPH0889855A JP23295194A JP23295194A JPH0889855A JP H0889855 A JPH0889855 A JP H0889855A JP 23295194 A JP23295194 A JP 23295194A JP 23295194 A JP23295194 A JP 23295194A JP H0889855 A JPH0889855 A JP H0889855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- paint
- ejection port
- passage
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料を加圧して供給する必要がないスプレー
ガンを提供する。 【構成】 銃身２に、一端が空気弁１９よりも空気噴出
口８側で空気流路１２に連通し、他端がニードル弁１５
よりも塗料噴出口７側で塗料流路１１に連通する連通路
２０を設け、連通路２０を塗料噴出口７へ向けて傾斜さ
せる。空気流路１２内を流れる高圧の空気の一部が連通
路２０を介して塗料流路１１に流れ込み、塗料流路１１
内を塗料噴出口７へ向けて流れ、この流れによって発生
した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出され、塗料
が空気と共に塗料噴出口７から噴出する。
ガンを提供する。 【構成】 銃身２に、一端が空気弁１９よりも空気噴出
口８側で空気流路１２に連通し、他端がニードル弁１５
よりも塗料噴出口７側で塗料流路１１に連通する連通路
２０を設け、連通路２０を塗料噴出口７へ向けて傾斜さ
せる。空気流路１２内を流れる高圧の空気の一部が連通
路２０を介して塗料流路１１に流れ込み、塗料流路１１
内を塗料噴出口７へ向けて流れ、この流れによって発生
した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出され、塗料
が空気と共に塗料噴出口７から噴出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主として塗装に使用
されるスプレーガンに関する。
されるスプレーガンに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のスプレーガンとして、グリップ
部及び銃身を備えた銃本体と、前記グリップ部に対し進
退自在に銃本体に設けられた引金とから成り、前記銃身
の先端部に塗料噴出口と、その塗料噴出口を取り囲む空
気噴出口とを設け、引金を引くことにより、塗料を塗料
噴出口から噴出させ、同時に高圧の空気を空気噴出口か
ら噴出させ、銃身の先端外部で塗料と空気とを混合させ
て塗料を霧化するようにしたものが知られている。
部及び銃身を備えた銃本体と、前記グリップ部に対し進
退自在に銃本体に設けられた引金とから成り、前記銃身
の先端部に塗料噴出口と、その塗料噴出口を取り囲む空
気噴出口とを設け、引金を引くことにより、塗料を塗料
噴出口から噴出させ、同時に高圧の空気を空気噴出口か
ら噴出させ、銃身の先端外部で塗料と空気とを混合させ
て塗料を霧化するようにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスプレーガンでは、空気噴出口から噴出する空気
が塗料噴出口から噴出する塗料に及ぼす負圧が小さいた
め、塗料を加圧してスプレーガンに供給する必要があっ
た。
ようなスプレーガンでは、空気噴出口から噴出する空気
が塗料噴出口から噴出する塗料に及ぼす負圧が小さいた
め、塗料を加圧してスプレーガンに供給する必要があっ
た。
【０００４】そこで、この発明の課題は、塗料を加圧し
て供給する必要がないスプレーガンを提供することであ
る。
て供給する必要がないスプレーガンを提供することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、グリップ部及び銃身を備えた銃本体
と、前記グリップ部に対し進退自在に銃本体に設けられ
た引金とから成り、前記銃身の先端部に塗料噴出口と、
その塗料噴出口を取り囲む空気噴出口とを設けたスプレ
ーガンにおいて、前記銃本体に塗料供給口と空気供給口
とを設け、銃本体の内部に前記塗料供給口と塗料噴出口
とに連通する塗料流路及び空気供給口と空気噴出口とに
連通する空気流路を形成し、前記塗料流路内に引金の進
退に連動してその塗料流路を開閉するニードル弁を設
け、前記空気流路内に引金の進退に連動してその空気流
路を開閉する空気弁を設け、前記銃身に、一端が前記空
気弁よりも空気噴出口側で空気流路に連通し、他端が前
記ニードル弁よりも塗料噴出口側で塗料流路に連通する
連通路を設け、その連通路を塗料噴出口へ向けて傾斜さ
せた構成を採用したのである。
め、この発明は、グリップ部及び銃身を備えた銃本体
と、前記グリップ部に対し進退自在に銃本体に設けられ
た引金とから成り、前記銃身の先端部に塗料噴出口と、
その塗料噴出口を取り囲む空気噴出口とを設けたスプレ
ーガンにおいて、前記銃本体に塗料供給口と空気供給口
とを設け、銃本体の内部に前記塗料供給口と塗料噴出口
とに連通する塗料流路及び空気供給口と空気噴出口とに
連通する空気流路を形成し、前記塗料流路内に引金の進
退に連動してその塗料流路を開閉するニードル弁を設
け、前記空気流路内に引金の進退に連動してその空気流
路を開閉する空気弁を設け、前記銃身に、一端が前記空
気弁よりも空気噴出口側で空気流路に連通し、他端が前
記ニードル弁よりも塗料噴出口側で塗料流路に連通する
連通路を設け、その連通路を塗料噴出口へ向けて傾斜さ
せた構成を採用したのである。
【０００６】
【作用】この発明に係るスプレーガンを使用して塗装作
業を行うには、塗料供給口に塗料タンクを接続し、空気
供給口から高圧の空気を送り込む。
業を行うには、塗料供給口に塗料タンクを接続し、空気
供給口から高圧の空気を送り込む。
【０００７】引金を離した状態では、ニードル弁及び空
気弁が閉じているので、塗料流路及び空気流路は共に遮
断され、塗料及び空気は噴出しない。
気弁が閉じているので、塗料流路及び空気流路は共に遮
断され、塗料及び空気は噴出しない。
【０００８】引金を引くと、ニードル弁及び空気弁が開
き、塗料流路及び空気流路は開放され、高圧の空気が空
気流路内を流れる。この空気の一部は空気噴出口から噴
出し、一部は連通路を介して塗料流路に流れ込む。塗料
流路内に流れ込んだ空気は塗料噴出口へ向けて流れ、こ
の流れにより発生した負圧により塗料タンクから塗料が
吸い出され、塗料が空気と共に塗料噴出口から噴出す
る。
き、塗料流路及び空気流路は開放され、高圧の空気が空
気流路内を流れる。この空気の一部は空気噴出口から噴
出し、一部は連通路を介して塗料流路に流れ込む。塗料
流路内に流れ込んだ空気は塗料噴出口へ向けて流れ、こ
の流れにより発生した負圧により塗料タンクから塗料が
吸い出され、塗料が空気と共に塗料噴出口から噴出す
る。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図１に示すように、この発明に係るスプレ
ーガンは、グリップ部１及び銃身２を備えた銃本体３
と、前記グリップ部１に対し進退自在に銃本体３に設け
られた引金４とから成る。
て説明する。図１に示すように、この発明に係るスプレ
ーガンは、グリップ部１及び銃身２を備えた銃本体３
と、前記グリップ部１に対し進退自在に銃本体３に設け
られた引金４とから成る。
【００１０】銃身２は先端部にノズル５と、このノズル
５の外側に嵌められたエアキャップ６とを有し、ノズル
５には塗料噴出口７が形成され、エアキャップ６には塗
料噴出口７を取り囲む空気噴出口８が形成されている。
銃身２の下部には塗料供給口９が設けられ、グリップ部
１の底部には空気供給口１０が設けられている。銃本体
３の内部には、塗料供給口９と塗料噴出口７とに連通す
る塗料流路１１及び空気供給口１０と空気噴出口８とに
連通する空気流路１２が形成されている。
５の外側に嵌められたエアキャップ６とを有し、ノズル
５には塗料噴出口７が形成され、エアキャップ６には塗
料噴出口７を取り囲む空気噴出口８が形成されている。
銃身２の下部には塗料供給口９が設けられ、グリップ部
１の底部には空気供給口１０が設けられている。銃本体
３の内部には、塗料供給口９と塗料噴出口７とに連通す
る塗料流路１１及び空気供給口１０と空気噴出口８とに
連通する空気流路１２が形成されている。
【００１１】塗料流路１１内には、引金４と共に進退す
るニードル１３と、その前方に位置する弁座１４とから
成り、引金４の進退に連動して塗料流路１１を開閉する
ニードル弁１５が設けられている。
るニードル１３と、その前方に位置する弁座１４とから
成り、引金４の進退に連動して塗料流路１１を開閉する
ニードル弁１５が設けられている。
【００１２】空気流路１２内には、ロッド１６を介して
引金４と共に進退する弁体１７と、その前方に位置する
弁座１８とから成り、引金４の進退に連動して空気流路
１２を開閉する空気弁１９が設けられている。
引金４と共に進退する弁体１７と、その前方に位置する
弁座１８とから成り、引金４の進退に連動して空気流路
１２を開閉する空気弁１９が設けられている。
【００１３】上記ノズル５には、一端が空気弁１９より
も空気噴出口８側で空気流路１２に連通し、他端がニー
ドル弁１５の先端よりも塗料噴出口７側で塗料流路１１
に連通する連通路２０が設けられている。連通路２０は
塗料噴出口７へ向けて傾斜している。
も空気噴出口８側で空気流路１２に連通し、他端がニー
ドル弁１５の先端よりも塗料噴出口７側で塗料流路１１
に連通する連通路２０が設けられている。連通路２０は
塗料噴出口７へ向けて傾斜している。
【００１４】上記のようなスプレーガンを使用して塗装
作業を行うには、塗料供給口９に塗料タンクを接続し、
空気供給口１０にコンプレッサ等を接続して空気供給口
１０から高圧の空気を送り込む。
作業を行うには、塗料供給口９に塗料タンクを接続し、
空気供給口１０にコンプレッサ等を接続して空気供給口
１０から高圧の空気を送り込む。
【００１５】引金４を離した状態では、ニードル弁１５
及び空気弁１９が閉じているので、塗料流路１１及び空
気流路１２は共に遮断され、塗料及び空気は噴出しな
い。
及び空気弁１９が閉じているので、塗料流路１１及び空
気流路１２は共に遮断され、塗料及び空気は噴出しな
い。
【００１６】引金４を引くと、ニードル弁１５及び空気
弁１９が開き、塗料流路１１及び空気流路１２は開放さ
れ、高圧の空気が空気流路内１２を流れる。この空気の
一部は空気噴出口８から噴出し、一部は連通路２０を介
して塗料流路１１に流れ込む。塗料流路１１内に流れ込
んだ空気は塗料噴出口７へ向けて流れ、この流れにより
発生した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出され、
塗料が空気と共に塗料噴出口７から噴出する。
弁１９が開き、塗料流路１１及び空気流路１２は開放さ
れ、高圧の空気が空気流路内１２を流れる。この空気の
一部は空気噴出口８から噴出し、一部は連通路２０を介
して塗料流路１１に流れ込む。塗料流路１１内に流れ込
んだ空気は塗料噴出口７へ向けて流れ、この流れにより
発生した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出され、
塗料が空気と共に塗料噴出口７から噴出する。
【００１７】
【効果】以上のように、この発明によれば、上記のよう
な構成としたので、空気流路内を流れる高圧の空気の一
部が連通路を介して塗料流路に流れ込み、塗料流路内に
流れ込んだ空気が塗料噴出口へ向けて流れ、この流れに
より発生した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出さ
れ、塗料が空気と共に塗料噴出口から噴出する。
な構成としたので、空気流路内を流れる高圧の空気の一
部が連通路を介して塗料流路に流れ込み、塗料流路内に
流れ込んだ空気が塗料噴出口へ向けて流れ、この流れに
より発生した負圧により塗料タンクから塗料が吸い出さ
れ、塗料が空気と共に塗料噴出口から噴出する。
【００１８】従って、塗料を加圧して供給する必要はな
く、周辺装置類を簡素化できる。
く、周辺装置類を簡素化できる。
【００１９】また、銃身内部で塗料と空気の混合が行わ
れるため、塗料が微粒霧状になって塗料噴出口から噴出
し、良好な塗装仕上状態が得られる。
れるため、塗料が微粒霧状になって塗料噴出口から噴出
し、良好な塗装仕上状態が得られる。
【図１】実施例の断面図
【図２】銃身の先端部を示す拡大断面図
【図３】図２の III−III 線に沿った断面図
１ グリップ部 ２ 銃身 ３ 銃本体 ４ 引金 ７ 塗料噴出口 ８ 空気噴出口 ９ 塗料供給口 １０ 空気供給口 １１ 塗料流路 １２ 空気流路 １５ ニードル弁 １９ 空気弁 ２０ 連通路
Claims (1)
- 【請求項１】 グリップ部及び銃身を備えた銃本体と、
前記グリップ部に対し進退自在に銃本体に設けられた引
金とから成り、前記銃身の先端部に塗料噴出口と、その
塗料噴出口を取り囲む空気噴出口とを設けたスプレーガ
ンにおいて、前記銃本体に塗料供給口と空気供給口とを
設け、銃本体の内部に前記塗料供給口と塗料噴出口とに
連通する塗料流路及び空気供給口と空気噴出口とに連通
する空気流路を形成し、前記塗料流路内に引金の進退に
連動してその塗料流路を開閉するニードル弁を設け、前
記空気流路内に引金の進退に連動してその空気流路を開
閉する空気弁を設け、前記銃身に、一端が前記空気弁よ
りも空気噴出口側で空気流路に連通し、他端が前記ニー
ドル弁よりも塗料噴出口側で塗料流路に連通する連通路
を設け、その連通路を塗料噴出口へ向けて傾斜させたこ
とを特徴とするスプレーガン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23295194A JPH0889855A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23295194A JPH0889855A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプレーガン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889855A true JPH0889855A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16947423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23295194A Pending JPH0889855A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | スプレーガン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012236185A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Strong Fortress Tool Co Ltd | 回転スプレー装置 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23295194A patent/JPH0889855A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012236185A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Strong Fortress Tool Co Ltd | 回転スプレー装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7237727B2 (en) | Paint spray gun | |
| JPH0372973A (ja) | 塗料供給量制御手段を有するスプレーガン | |
| EP2127758A1 (en) | Spray gun for painting | |
| US2553401A (en) | Spray gun | |
| US4959159A (en) | Ball and socket attachment for fluid spray gun plunger | |
| JPH0889855A (ja) | スプレーガン | |
| JP2516736B2 (ja) | 洗浄ガン | |
| JPH04176352A (ja) | スプレーノズル | |
| KR20200001933A (ko) | 도장작업용 스프레이 건 | |
| JPH04171067A (ja) | スプレイガン | |
| JPH07171446A (ja) | 内部混合型塗装用スプレーガン | |
| JPH02102755A (ja) | パターン制御機構を有するエアーハンドスプレーガン | |
| JP2542312Y2 (ja) | トリガー式噴出器 | |
| JP3401293B2 (ja) | 静電塗装用スプレイガン | |
| JP3256632B2 (ja) | ２液ポリエステル自動ガン | |
| US4928882A (en) | Coating gun | |
| JPH0866644A (ja) | 高圧液噴射ガン及び高圧液噴射装置 | |
| JPS63232867A (ja) | スプレ−ガン | |
| JPH0746359Y2 (ja) | 内部混合式スプレーガンの塗料噴出量調節装置 | |
| JPH0462677U (ja) | ||
| JP3642887B2 (ja) | トリガー式液体噴出器の吐出弁 | |
| NL1010606C1 (nl) | Spuitpistool met een constructie die het mogelijk maakt een mengsel van water en wasmiddel uit te spuiten. | |
| JPH07291373A (ja) | エアゾール包装容器も含む包装容器の噴出頭構造体 | |
| KR890007354Y1 (ko) | 분무기의 분사장치 | |
| JP2600831Y2 (ja) | インク用スプレーガン装置 |