JPH0683637B2 - 班入りシユガ−レスチユ−インガムおよびその製法 - Google Patents
班入りシユガ−レスチユ−インガムおよびその製法Info
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- JPH0683637B2 JPH0683637B2 JP60284485A JP28448585A JPH0683637B2 JP H0683637 B2 JPH0683637 B2 JP H0683637B2 JP 60284485 A JP60284485 A JP 60284485A JP 28448585 A JP28448585 A JP 28448585A JP H0683637 B2 JPH0683637 B2 JP H0683637B2
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- A23G4/00—Chewing gum
- A23G4/06—Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
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- A23G4/18—Chewing gum characterised by shape, structure or physical form, e.g. aerated products
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斑入りシユガーレスチユーインガムに関する。
本発明のチユーインガムは、そのそもそもの外見が消費
者の興味をそそることに基づくものである。
者の興味をそそることに基づくものである。
本発明はまたかゝるチユーインガムを得るのに適した方
法に関する。
法に関する。
本発明の如きチユーインガムは一般に水性の液相を含有
している。
している。
すなわち、かゝるチユーインガムは イ.たとえば天然ゴム、合成樹脂およびワツクスの混合
物で構成される約10乃至40%のガム基材 ロ.たとえばソルビトールシロツプの如き水素化された
シユガーをベースとするシロツプにより構成される約9
乃至80%の液状甘味剤 ハ.たとえば結晶性ポリオール、特にソルビトールまた
はマンニトールにより構成される約0乃至75%、特に約
2乃至75%の固体甘味剤 ニ.種々の香料風味剤、種々の防腐剤、およびグリセリ
ンやレシチンの如き、ガムの肌理を改質するための種々
の薬剤 よりなつている。
物で構成される約10乃至40%のガム基材 ロ.たとえばソルビトールシロツプの如き水素化された
シユガーをベースとするシロツプにより構成される約9
乃至80%の液状甘味剤 ハ.たとえば結晶性ポリオール、特にソルビトールまた
はマンニトールにより構成される約0乃至75%、特に約
2乃至75%の固体甘味剤 ニ.種々の香料風味剤、種々の防腐剤、およびグリセリ
ンやレシチンの如き、ガムの肌理を改質するための種々
の薬剤 よりなつている。
斑入りの外観は、一般に着色された、好ましくは香料で
風味された固体甘味剤粒子の混入によつて達成される。
風味された固体甘味剤粒子の混入によつて達成される。
チユーインガムの全重量基準で、その着色された粒子の
混入割合は0.5乃至3%程度、特に1%である。
混入割合は0.5乃至3%程度、特に1%である。
実際には、かゝる着色粒子は全体として着色されたソル
ビトールで構成される。着色粒子は通常の香料によつて
風味づけすることができ、従つて合成もしくは或種の植
物から得られた香料が使用可能であり、たとえばミント
やシナモン等のオイルなどで風味づけできる。
ビトールで構成される。着色粒子は通常の香料によつて
風味づけすることができ、従つて合成もしくは或種の植
物から得られた香料が使用可能であり、たとえばミント
やシナモン等のオイルなどで風味づけできる。
その粒子はさらに、特にサツカリン、アスパルテームな
どのような人工甘味料によつて甘くすることができる。
どのような人工甘味料によつて甘くすることができる。
それらの粒子の大きさは一般に500から1500μm、より
好ましくは800から1200μmである。
好ましくは800から1200μmである。
上述のチユーインガムは一般に次のような方法で製造さ
れる。
れる。
−ガム基剤は捏鉢の中で加熱され、捏和されて柔かくさ
れる。
れる。
−柔かくされたガムの中に、加熱・捏和を保ちながら続
けて液体状の甘味料、固体状の甘味料を入れ、または場
合により着色され、できれば香料を入れた固体の甘味料
粒子を同時に加える。
けて液体状の甘味料、固体状の甘味料を入れ、または場
合により着色され、できれば香料を入れた固体の甘味料
粒子を同時に加える。
−このようにして調製された組成物は、例えばダイを通
して押し出し、次いでローラーにかけ切断して、例えば
直角のような市販の形にする。
して押し出し、次いでローラーにかけ切断して、例えば
直角のような市販の形にする。
製造時に、得られたチユーインガムは、その表面の斑は
着色された、できうれば香料をもつた甘味料粒子を有
し、これらの粒子は多かれ少なかれガム基材の中に埋め
込まれ、最後のローリング段階で多少は粉砕される。
着色された、できうれば香料をもつた甘味料粒子を有
し、これらの粒子は多かれ少なかれガム基材の中に埋め
込まれ、最後のローリング段階で多少は粉砕される。
−甘味料粒子が水溶性の染料によつて着色されたもので
あれば、この染料はチユーイガムの全体に非常に速かに
且つ完全に拡散する、 −そしてこの種の染料を水に不溶の染料すなわちラツカ
ーに変えても、この拡散の現象は、おそくはなるが、依
然として存在し、特に赤色染料においては約10日後に確
認できる点まで拡がり、約30日後には各粒子中にはじめ
に集中していた染料はチユーインガムの全基材にわたつ
てうすく拡がつているのがみとめられる、その結果もは
やはじめに着色された粒子の位置を再発見することはで
きず、多少のくもりやぼんやりした点がのこるのみであ
る。
あれば、この染料はチユーイガムの全体に非常に速かに
且つ完全に拡散する、 −そしてこの種の染料を水に不溶の染料すなわちラツカ
ーに変えても、この拡散の現象は、おそくはなるが、依
然として存在し、特に赤色染料においては約10日後に確
認できる点まで拡がり、約30日後には各粒子中にはじめ
に集中していた染料はチユーインガムの全基材にわたつ
てうすく拡がつているのがみとめられる、その結果もは
やはじめに着色された粒子の位置を再発見することはで
きず、多少のくもりやぼんやりした点がのこるのみであ
る。
発明の一般的説明 この欠点を克服するため染料をもつた甘味料粒子を水に
不溶のコーテイング剤で、特に食品用の塗布剤でカプセ
ル化することに頼る方法がすでにもくろまれた。
不溶のコーテイング剤で、特に食品用の塗布剤でカプセ
ル化することに頼る方法がすでにもくろまれた。
このように被覆された製品は色を拡散させないという点
では満足を与えるが、同時に香料および/または人工甘
味料の放出の可能性を全くあるいは殆んどなくする、そ
れらは着色された粒子の成分に入り得るものであつて、
その全き効果が失われるという欠点をもつ。
では満足を与えるが、同時に香料および/または人工甘
味料の放出の可能性を全くあるいは殆んどなくする、そ
れらは着色された粒子の成分に入り得るものであつて、
その全き効果が失われるという欠点をもつ。
加えて、この解決法はコスト高のものである、−この方
法は着色甘味料粒子のための別な工程系列を必要とする
−、それで斑入りチユーインガムの競争力のある製造法
に打克つことはほとんどできない。
法は着色甘味料粒子のための別な工程系列を必要とする
−、それで斑入りチユーインガムの競争力のある製造法
に打克つことはほとんどできない。
出願人は、広範な研究の後先行技術のもつ欠点をもはや
示さない砂糖を含まない斑入りチユーインガムの製造に
成功した、このガムは基材中に、着色した甘味料粒子の
多数、好ましくはそれが香料で風味を添えつけられてお
りかつ好ましくは人工甘味料で甘味づけられたものであ
るもの、を分散させしめている斑入りシユガーレスチユ
ーインガムにおいて、そのチユーインガムが食品グレー
ドの脂肪酸塩、たとえばステアリン酸塩、特にステアリ
ン酸マグネシウムであつて、前記粒子中に該粒子の重量
基準で約0.5乃至4重量%の割合で混入されているも
の、食品グレードの通常の乳化剤、たとえば脂肪酸エス
テル、特にグリセリンエステルであつて、前記粒子中に
該粒子の重量基準で約0.5乃至5重量%の割合で混入さ
れているもの、および水素化された澱粉の加水分解物で
あつて、その糖質スペクトルがその乾量基準でマルチト
ール25乃至95%、好ましくは25乃至85%、ソリビトール
0.1乃至19%、好ましくは1乃至17%、残余が重合度(D
P)3以上のポリオールで構成されており、かつ該加水
分解物はチユーインガムの液相中に、該チユーインガム
の全基材重量基準で約5乃至30重量%の割合で混入され
ているものよりなる群からえらばれた少くとも1種の封
剤を含むことを特徴とするチユーインガムである。
示さない砂糖を含まない斑入りチユーインガムの製造に
成功した、このガムは基材中に、着色した甘味料粒子の
多数、好ましくはそれが香料で風味を添えつけられてお
りかつ好ましくは人工甘味料で甘味づけられたものであ
るもの、を分散させしめている斑入りシユガーレスチユ
ーインガムにおいて、そのチユーインガムが食品グレー
ドの脂肪酸塩、たとえばステアリン酸塩、特にステアリ
ン酸マグネシウムであつて、前記粒子中に該粒子の重量
基準で約0.5乃至4重量%の割合で混入されているも
の、食品グレードの通常の乳化剤、たとえば脂肪酸エス
テル、特にグリセリンエステルであつて、前記粒子中に
該粒子の重量基準で約0.5乃至5重量%の割合で混入さ
れているもの、および水素化された澱粉の加水分解物で
あつて、その糖質スペクトルがその乾量基準でマルチト
ール25乃至95%、好ましくは25乃至85%、ソリビトール
0.1乃至19%、好ましくは1乃至17%、残余が重合度(D
P)3以上のポリオールで構成されており、かつ該加水
分解物はチユーインガムの液相中に、該チユーインガム
の全基材重量基準で約5乃至30重量%の割合で混入され
ているものよりなる群からえらばれた少くとも1種の封
剤を含むことを特徴とするチユーインガムである。
先ず上述の食品グレードの脂肪酸と食品グレードの通常
の乳化剤に関しては、それらは上に述べてたように着色
された甘味料粒子中に混入されている。
の乳化剤に関しては、それらは上に述べてたように着色
された甘味料粒子中に混入されている。
おどろくべきことに、疎水性剤であるこれらの製品の有
効性は調製中に非常に低濃度で使用しても顕著であつ
た。このようにして得られたチユーインガムの感覚受容
性は影響されない。
効性は調製中に非常に低濃度で使用しても顕著であつ
た。このようにして得られたチユーインガムの感覚受容
性は影響されない。
着色された甘味料粒子中のステアリン酸マグネシウムま
たは食品グレードの乳化剤の約1%という割合は約3ケ
月に達する期間色を封じこめておくことができる。4%
を超えると疎水性製品の味が困つたことになる。
たは食品グレードの乳化剤の約1%という割合は約3ケ
月に達する期間色を封じこめておくことができる。4%
を超えると疎水性製品の味が困つたことになる。
次に水添された澱粉の加水分解物に関しては、それらは
チユーインガムの液相に混入されている。
チユーインガムの液相に混入されている。
これらのものは甘味料が実質的にソルビトールによつて
構成されている限り、着色された甘味料粒子中の着色剤
の封じこみの大部分をひき延ばすことができる。そして
この封じこめは工業上また商業上遭遇するチユーインガ
ムの貯蔵の極端な時間と条件を考えると永久であると考
えることができる。
構成されている限り、着色された甘味料粒子中の着色剤
の封じこみの大部分をひき延ばすことができる。そして
この封じこめは工業上また商業上遭遇するチユーインガ
ムの貯蔵の極端な時間と条件を考えると永久であると考
えることができる。
この結果は驚くべきもので、期待以上のものである。と
いうのは、用いられる澱粉加水分解物の水素添加物が、
通常のチユーインガムの液相を形成する液状ソルビトー
ルシロツプのように、かなりの量の水を含んでいるから
である。
いうのは、用いられる澱粉加水分解物の水素添加物が、
通常のチユーインガムの液相を形成する液状ソルビトー
ルシロツプのように、かなりの量の水を含んでいるから
である。
好ましくは、次の組成を有する澱粉加水分解物の水素添
加物が用いられる。
加物が用いられる。
マルチトール 35−75% ソルビトール 5−17% マルトトリイトール 10−25% 100%に対する残りは、重合度即ちDP〉4以上のポリオ
ールよりなる。特に利点を与える澱粉加水分解物の水素
添加物はリカシン(LYCASIN )80/55の商標で市販され
ているものである。このものの乾燥物の含量は70%で、
次のような組成よりなる。
ールよりなる。特に利点を与える澱粉加水分解物の水素
添加物はリカシン(LYCASIN )80/55の商標で市販され
ているものである。このものの乾燥物の含量は70%で、
次のような組成よりなる。
水添二糖類 50−55% ソルビトール 6−8% 水添三糖又は六糖類 20−25% 水添多糖類(DP〉6) 15−20% 他の有利な実施形態として、本発明のチユーインガムは
次のものを含有している。
次のものを含有している。
−構成成分として、チユーインガムの全量に対して、上
述の澱粉加水分解物の水素添加物を5〜30重量%含有す
る。
述の澱粉加水分解物の水素添加物を5〜30重量%含有す
る。
−種々の着色甘味剤粒子、おそらくは香りづけたもので
あり、そして適宜、人工甘味剤を含有するものある。こ
の粒子は、構成物の中に分散され、例えばステアリン酸
塩、特にステアリン酸マグネシウムのような食品グレー
ド脂肪酸塩タイプの疎水性剤を約0.5〜4%含有してい
るものか、又は脂肪酸エステル、特にグリセロールエス
テルのような常套の食品グレード乳化剤タイプを0.5〜
5%含有するものである。
あり、そして適宜、人工甘味剤を含有するものある。こ
の粒子は、構成物の中に分散され、例えばステアリン酸
塩、特にステアリン酸マグネシウムのような食品グレー
ド脂肪酸塩タイプの疎水性剤を約0.5〜4%含有してい
るものか、又は脂肪酸エステル、特にグリセロールエス
テルのような常套の食品グレード乳化剤タイプを0.5〜
5%含有するものである。
本発明によるチユーインガムの製造方法は次の事実によ
つて特徴づけられる。
つて特徴づけられる。
−着色され、かつ、おそらくは香づけられ5甘味剤粒子
の製造のときに、その粒子が、食品グレード脂肪酸塩、
例えばステアリン酸塩、特にマグネシウム塩の疎水性剤
を約0.5〜4%含有するように調製される。
の製造のときに、その粒子が、食品グレード脂肪酸塩、
例えばステアリン酸塩、特にマグネシウム塩の疎水性剤
を約0.5〜4%含有するように調製される。
および/又は −捏合機の中で、上記定義の澱粉加水分解物の水素添加
物をチユーインガムの重量に対して5〜30%加えること
によつて液相が生成される。
物をチユーインガムの重量に対して5〜30%加えること
によつて液相が生成される。
本発明は、次に述べる実施例によつて、よりよく理解さ
れるだろう。実施例は比較の要素を提供し、又本発明の
有利な実施形態に関するものである。
れるだろう。実施例は比較の要素を提供し、又本発明の
有利な実施形態に関するものである。
実施例 発明の詳細な説明の冒頭に述べた製造方法にしたがつて
製造された、着色粒子を含む種々のチユーインガムが比
較された。
製造された、着色粒子を含む種々のチユーインガムが比
較された。
大気中で貯蔵した後の、着色粒子の構造中に入る染料の
分散の測定、並びに最終品のチユーインガムの正確な組
成が表1に示される。
分散の測定、並びに最終品のチユーインガムの正確な組
成が表1に示される。
この表において −“ch1"と表示したチユーインガムは対照チユーインガ
ムに相当し、この対照チユーインガム中には固相の甘味
剤が、商標ネオソルブ(NEO SORB )p60の下で本出願
人によつて販売されている紛状ソルビトール、およびサ
ツカリンおよび粉状マンニトールよりなる混合物によつ
て構成されるものであり;液相の甘味剤かつ本出願人の
販売しているネオソルブ(NEO SORB )70/70Mの固形
分が70%であるソルビトールシロツプによつて形成さ
れ;着色粒子が800〜1200μmの間の粒子で、平均粒度1
000μmのソルビトール粒子で形成されており;この着
色粒子は前以つて塊状で、不溶性のラツカーで着色され
たもので、例えばアルロレツドカラーインデツクス(AL
LORORED COLOR INDEX)CI16035タイプもしくはフアー
ストグリーンFCFカラーインデツクス42053(FASF GREE
N FCF COLOR INDEX)で着色されており;このタイプ
のチユーインガムは、その上に種々の添加剤や組織剤例
えば、グリセリンやハツカ香料ラウタローム(LAUTAROM
E)2997(フランスのラウテイエルグラス社製)を含有
するものである。
ムに相当し、この対照チユーインガム中には固相の甘味
剤が、商標ネオソルブ(NEO SORB )p60の下で本出願
人によつて販売されている紛状ソルビトール、およびサ
ツカリンおよび粉状マンニトールよりなる混合物によつ
て構成されるものであり;液相の甘味剤かつ本出願人の
販売しているネオソルブ(NEO SORB )70/70Mの固形
分が70%であるソルビトールシロツプによつて形成さ
れ;着色粒子が800〜1200μmの間の粒子で、平均粒度1
000μmのソルビトール粒子で形成されており;この着
色粒子は前以つて塊状で、不溶性のラツカーで着色され
たもので、例えばアルロレツドカラーインデツクス(AL
LORORED COLOR INDEX)CI16035タイプもしくはフアー
ストグリーンFCFカラーインデツクス42053(FASF GREE
N FCF COLOR INDEX)で着色されており;このタイプ
のチユーインガムは、その上に種々の添加剤や組織剤例
えば、グリセリンやハツカ香料ラウタローム(LAUTAROM
E)2997(フランスのラウテイエルグラス社製)を含有
するものである。
−“ch2"と表示したチユーインガムはch1と同じチユー
インガムに相当するが、ch1とは次の如き差異がある。
着色粒子が着色ソルビトール粒よりなり、この着色ソル
ビトール粒は予め、1重量%のステアリン酸マグネシウ
ムを均一に分散したものである。このステアリン酸マグ
ネシウムの重量パーセンテージは、着色ならびに香づけ
たソルビトールの重量に対して計算したものである。
インガムに相当するが、ch1とは次の如き差異がある。
着色粒子が着色ソルビトール粒よりなり、この着色ソル
ビトール粒は予め、1重量%のステアリン酸マグネシウ
ムを均一に分散したものである。このステアリン酸マグ
ネシウムの重量パーセンテージは、着色ならびに香づけ
たソルビトールの重量に対して計算したものである。
−“ch3"と表示したチユーインガムはch1と同じチユー
インガムであるが、ch1とは次の如き差異がある。着色
および香づけた粒子はソルビトール粒よりなるもので、
この着色ソルビトール粒は、カールロースカーゲーヘミ
ツシエフアブリケン社(CARL ROTH KG CHEMISCHE F
ABRIKEN)により販売されているシエラツクタイプの不
溶性ラツカーで予め、塊状で、糖菓製造装置(dragree
−forming apparatus)を用いて、被覆したものであ
る。シエラツクの割合は、着色および香づけたソルビト
ールの重量に対して2重量%である。
インガムであるが、ch1とは次の如き差異がある。着色
および香づけた粒子はソルビトール粒よりなるもので、
この着色ソルビトール粒は、カールロースカーゲーヘミ
ツシエフアブリケン社(CARL ROTH KG CHEMISCHE F
ABRIKEN)により販売されているシエラツクタイプの不
溶性ラツカーで予め、塊状で、糖菓製造装置(dragree
−forming apparatus)を用いて、被覆したものであ
る。シエラツクの割合は、着色および香づけたソルビト
ールの重量に対して2重量%である。
−“ch4"で示されるチユーインガムはch1と同じチユー
インガムに相当するが、次の相違がある。すなわち、液
相は固体物質含有量70%で、この固体物質はマルテイト
ール90.5%、ソルビトール2.9%、マルトトリイール(m
altotriitol)6.2%および重合度4以上の製品0.4%か
らなる、“マルテイトールシラツプNo.1"で示される第
1のマルテイトールシラツプ50%、並びに商標LYCASIN
80/55の水素化グルコースシラツプ50%で構成されて
いる。
インガムに相当するが、次の相違がある。すなわち、液
相は固体物質含有量70%で、この固体物質はマルテイト
ール90.5%、ソルビトール2.9%、マルトトリイール(m
altotriitol)6.2%および重合度4以上の製品0.4%か
らなる、“マルテイトールシラツプNo.1"で示される第
1のマルテイトールシラツプ50%、並びに商標LYCASIN
80/55の水素化グルコースシラツプ50%で構成されて
いる。
−“ch5"で示されるチユーインガムはch1と同じチユー
インガムに相当するが、次の点で相違する。すなわち、
液相は水素化シラツプLYCASIN 80/55のみで構成されて
いる。
インガムに相当するが、次の点で相違する。すなわち、
液相は水素化シラツプLYCASIN 80/55のみで構成されて
いる。
−“ch6"で示されるチユーインガムはch1と同じチユー
インガムに相等するが次の点で相違する。すなわち、液
相は固体物質含量70%で、この固体物質はマルテイトー
ル73.1重量%、ソルビトール3.2%、マルトトリイトー
ル14.8%および重合度4以上の製品8%からなる“マル
テイトールシラツプNo.2"で示される第2のマルテイト
ールシラツプ42.5%、並びにNEOSORB 70/70Mソルビト
ールシラツプ57.5%で構成されている。
インガムに相等するが次の点で相違する。すなわち、液
相は固体物質含量70%で、この固体物質はマルテイトー
ル73.1重量%、ソルビトール3.2%、マルトトリイトー
ル14.8%および重合度4以上の製品8%からなる“マル
テイトールシラツプNo.2"で示される第2のマルテイト
ールシラツプ42.5%、並びにNEOSORB 70/70Mソルビト
ールシラツプ57.5%で構成されている。
第1表の結果から、本発明のチユーインガムch2およびc
h4−ch6)は、一般に3ケ月以内である通常の貯蔵の
間、拡散を示さないものと推論される。さらに、香気は
チユーインガムch3において起るのとは反対に、よく認
められる。
h4−ch6)は、一般に3ケ月以内である通常の貯蔵の
間、拡散を示さないものと推論される。さらに、香気は
チユーインガムch3において起るのとは反対に、よく認
められる。
自明であり、かつその上、前記したところから明らかな
ように、本発明はより特別な適用および実施態様に限定
されるべきではない。反対に、本発明は全ての改変を包
含するものである。
ように、本発明はより特別な適用および実施態様に限定
されるべきではない。反対に、本発明は全ての改変を包
含するものである。
Claims (13)
- 【請求項1】ガム基材、液相の甘味剤、固体相の甘味
剤、および着色剤又は染料を含む多数の甘味剤粒子から
なる斑入りシュガーレスチューインガムにおいて、食品
用ステアリン酸塩、食品用脂肪酸エステル、およびその
糖質スペクトルが乾量基準で マルチトール:25〜95% ソルビトール:0.1〜19% 重合度3以上のポリオール:残余% である水素化された澱粉加水分解物からなる群から選ば
れた一種以上の封剤を甘味剤粒子中に導入し、この際、
該ステアリン酸塩が甘味剤粒子の重量当り約0.5〜4重
量%の割合で該粒子中に混入され、該脂肪酸エステルが
甘味剤粒子の重量当り約0.5〜5重量%の割合で該粒子
中に混入され、および/又は、該水素化された澱粉加水
分解物が、チューインガム全重量当り約5〜30重量%の
割合で液相の甘味剤中に混入されて、着色剤又は染料を
甘味剤粒子中に封ずることからなる改良がなされている
ことを特徴とする斑入りシュガーレスチューインガム。 - 【請求項2】着色剤又は染料を含む甘味剤粒子が、香料
で風味づけられている特許請求の範囲第1項に記載の斑
入りシュガーレスチューインガム。 - 【請求項3】着色剤又は染料を含む甘味剤粒子が、香料
で風味を添えられ、人工甘味剤を含んでいる特許請求の
範囲第1項に記載の範入りシュガーレスチューインガ
ム。 - 【請求項4】ステアリン酸塩がステアリン酸マグネシウ
ムである特許請求の範囲第1項に記載の斑入りシュガー
レスチューインガム。 - 【請求項5】脂肪酸エステルがグリセリンエステルであ
る特許請求の範囲第1項に記載の斑入りシュガーレスチ
ューインガム。 - 【請求項6】水素化された澱粉加水分解物が、乾量基準
でマルチトール25〜85%およびソルビトール1〜17%を
含む特許請求の範囲第1項に記載の斑入りシュガーレス
チューインガム。 - 【請求項7】水素化された澱粉加水分解物が、下記組成 マルチトール:35〜75% ソルビトール:5〜17% マルトトリイトール:10〜25% 重合度4以上のポリオール:残余% を有する特許請求の範囲第1項に記載の斑入りシュガー
レスチューインガム。 - 【請求項8】水素化された澱粉加水分解物が、下記組成 水素化されたジサツカライド:50〜55% ソルビトール:6〜8% 水素化された(トリ〜ヘキサ)サツカライド:20〜25% 重合度6以上の水素化されたサツカライド:15〜20% を有する特許請求の範囲第1項に記載の斑入りシュガー
レスチューインガム。 - 【請求項9】ガム基材、液相の甘味剤、固体相の甘味
剤、および着色剤又は染料を含む多数の甘味剤粒子から
なる斑入りシュガーレスチューインガムにおいて、食品
用ステアリン酸塩、食品用脂肪酸エステル、およびその
糖質スペクトルが乾量基準で マルチトール:25〜95% ソルビトール:0.1〜19% 重合度3以上のポリオール:残余% である水素化された澱粉加水分解物からなる群から選ば
れた一種以上の封剤を甘味剤粒子中に導入し、この際、
該ステアリン酸塩が甘味剤粒子の重量当り約0.5〜4重
量%の割合で該粒子中に混入され、該脂肪酸エステルが
甘味剤粒子の重量当り約0.5〜5重量%の割合で該粒子
中に混入され、および/又は、該水素化された澱粉加水
分解物が、チューインガム全重量当り約5〜30重量%の
割合で液相の甘味剤中に混入されて、着色剤又は染料を
甘味剤粒子中に封ずることからなる改良がなされている
斑入りシュガーレスチューインガムの製造方法におい
て、 ガム基材を加熱、捏和により軟かくし、この加熱、捏和
を続けながら軟かいガム基材中に連続的に液相の甘味
剤、固体相の甘味剤、次いで又は同時に、着色剤又は染
料を含む甘味剤粒子を導入し、得られた組成物をダイを
通して押出し、次いでロール、切断して市販用形状とす
ることからなり、着色剤又は染料を含む固体甘味剤粒子
に食品用ステアリン酸塩を該粒子の重量当り約0.5〜4
%の割合で添加して該粒子内部に着色剤又は染料を封ず
ることからなる改良を施したことを特徴とする斑入りシ
ュガーレスチューインガムの製造方法。 - 【請求項10】着色剤又は染料を含む固体甘味剤粒子に
ステアリン酸マグネシウムを該粒子の重量当り約0.5〜
4%の割合で添加して、該粒子内部に着色剤又は染料を
封ずることからなる特許請求の範囲第9項に記載の製造
方法。 - 【請求項11】着色剤又は染料を含む固体甘味剤粒子に
食品用脂肪酸エステルを該粒子の重量当り約0.5〜5%
の割合で添加して、該粒子内部に着色剤又は染料を封ず
ることからなる特許請求の範囲第9項に記載の製造方
法。 - 【請求項12】着色剤又は染料を含む固体甘味剤粒子に
グリセリンエステルを該粒子の重量当り約0.5〜5%の
割合で添加して、該粒子内部に着色剤又は染料を封ずる
ことからなる特許請求の範囲第9項に記載の製造方法。 - 【請求項13】ガム基材、液相の甘味剤、固体相の甘味
剤、および着色剤又は染料を含む多数の甘味剤粒子から
なる斑入りシュガーレスチューインガムにおいて、食品
用ステアリン酸塩、食品用脂肪酸エステル、およびその
糖質スペクトルが乾量基準で マルチトール:25〜95% ソルビトール:0.1〜19% 重合度3以上のポリオール:残余% である水素化された澱粉加水分解物からなる群から選ば
れた一種以上の封剤を甘味剤粒子中に導入し、この際、
該ステアリン酸塩が甘味剤粒子の重量当り約0.5〜4重
量%の割合で該粒子中に混入され、該脂肪酸エステルが
甘味剤粒子の重量当り約0.5〜5重量%の割合で該粒子
中に混入され、および/又は、該水素化された澱粉加水
分解物が、チューインガム全重量当り約5〜30重量%の
割合で液相の甘味剤中に混入されて、着色剤又は染料を
甘味剤粒子中に封ずることからなる改良がなされている
斑入りシュガーレスチューインガムの製造方法におい
て、 ガム基材を加熱、捏和により軟かくし、この加熱、捏和
を続けながら軟かいゴム基材中に連続的に液相の甘味
剤、固体相の甘味剤、次いで又は同時に、着色剤又は染
料を含む甘味剤粒子を導入し、得られた組成物をダイを
通して押出し、次いでロール、切断して市販用形状とす
ることからなり、捏和時に、その糖質スペクトルが乾量
基準で マルチトール:25〜95% ソルビトール:0.1〜19% 重合度3以上のポリオール:残余% である水素化された澱粉加水分解物をチューインガムの
全重量当り5〜30%の割合で液相の甘味剤に添加して該
粒子内部に着色剤又は染料を封ずることからなる改良を
施したことを特徴とする斑入りシュガーレスチューイン
ガムの製造方法。
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