JPH0683433U - サンルーフのガイドレール構造 - Google Patents

サンルーフのガイドレール構造

Info

Publication number
JPH0683433U
JPH0683433U JP2576293U JP2576293U JPH0683433U JP H0683433 U JPH0683433 U JP H0683433U JP 2576293 U JP2576293 U JP 2576293U JP 2576293 U JP2576293 U JP 2576293U JP H0683433 U JPH0683433 U JP H0683433U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
opening
sunroof
rear direction
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2576293U
Other languages
English (en)
Inventor
幸治 住田
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキョー・ベバスト株式会社 filed Critical ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority to JP2576293U priority Critical patent/JPH0683433U/ja
Publication of JPH0683433U publication Critical patent/JPH0683433U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル案内孔の開放部からの異音洩れの減
少、グリースの漏出、ほこりや雨水の侵入防止、及び見
栄の向上を図る。 【構成】 屋根32に形成した開口部33を前後方向に
開閉するサンルーフ34が、開口部33の下方左右両側
に前後方向に配設されたガイドレール41に沿ってケー
ブル駆動機構によりケーブルを介して移動自在に設けら
れるサンルーフ装置31において、ガイドレール41は
軌道溝42,43及び複数のケーブル案内孔44,45
を備え、該案内孔44,45を前後方向全長にわたって
相互に連通し、上側のケーブル案内孔44に外部に通じ
る開放部47を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の屋根に設けられるサンルーフ装置におけるサンルーフのガイ ドレール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用自動車に設けられるサンルーフ装置として、図4〜図7に例示する幌式サ ンルーフ装置が知られている(実開昭63−166825号公報参照)。 このサンルーフ装置1は、自動車の屋根2に形成された開口部3を前後方向に 開閉するもので、該開口部3の周縁部にはルーフフレーム4がボルト5及びナッ ト6によりレール部材7を介して取付けられており、該ルーフフレーム4上に前 記開口部3を覆う幌8が設けられ、該幌8は前部の前カバー9(移動カバー)と 後部の後カバー10(固定カバー)を有し、ケーブル駆動機構25によりケーブ ル20を介して前カバー9を前後方向にスライドさせることにより開口部3を開 閉するように構成されている。
【0003】 そして、前記ルーフフレーム4には、左右両側部にガイドレール4Aが一体的 に形成され、1条の軌道溝11と、駆動ケーブル案内孔12及びアイドルケーブ ル案内孔13が前後方向に設けられ、両案内孔12,13には夫々の周壁に全長 にわたる開放部12A,13Aが形成されており、該ルーフフレーム4の内周縁 に内装材14がシーミングウエルト15により装着され、シーミングウエルト1 5の内側に室内開口部16が形成されている。
【0004】 また、前記前カバー9の左右両側には夫々移動体17が連結されており、該移 動体17のガイドローラ18がガイドレール部の軌道溝11に沿って前後移動自 在とされ、移動体17に固着されたスライダ19が駆動ケーブル案内孔12内に 摺動自在に嵌入され、該スライダ19に駆動ケーブル20の前端が連結され駆動 ケーブル20の他端が後カバー10下に設けたケーブル駆動機構25に連係され ている。26はケーブル案内チューブである。
【0005】 なお、前記幌8は、図6に示すように、前記軌道溝11に沿ってスライドする シュー21に支持された支持骨材22と、該支持骨材22にリンクアーム23を 介して連結された浮上骨材24により前後方向に所定間隔で交互に支持されてお り、後方に移動させて開いたときは、図6に2点鎖80で示すように波形に折畳 まれるようになっている。
【0006】 また、ガイドレールがルーフフレームと別体とされ、ねじ等により固着一体化 されたものもある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の上記ガイドレールは、2つのケーブル案内孔12,13が夫 々独立し、かつ夫々に開放部12A,13Aを有しているため、該開放部12A ,13Aからのグリースの漏出、ほこりや雨水の侵入、ケーブル摺動音の洩れ等 が生じるほか、見栄えが悪いなどの問題がある。
【0008】 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、ケーブル案内孔の開放部からの異音洩れの減少、グリースの漏出、ほこりや 雨水の侵入防止及び見栄えの向上を図りうるサンルーフのガイドレール構造を提 供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、屋根に形成した開口部を開閉するサンルーフが、前記開口部 の下方左右両側に前後方向に配設されたガイドレールに沿ってケーブル駆動機構 によりケーブルを介して移動自在に設けられるサンルーフ装置において、前記ガ イドレールは少なくとも1条の軌道溝と、2本のケーブル案内孔が上下に設けら れ、両ケーブル案内孔は前後方向全長にわたって相互に連通され、上側のケーブ ル案内孔は前後方向全長にわたって外部に通じる開放部を備えていることを特徴 としている。
【0010】
【作用】
本考案によれば、ケーブル案内孔を上下に並設して、上下間で連通させると共 に上側の案内孔の上壁又は側壁に開放部を設けることにより、開放部が1カ所と なり見栄えが良くなり、異音洩れが減少し、グリース漏出がなく、雨水の侵入が なくなる。また、両ケーブル案内孔のピッチを略ケーブル径まで狭くできる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1及び図2は、本考案の第1実施例を示し、31は幌式サンルーフ装置で、 車両の屋根32に設けられた開口部33を開閉すべくサンルーフ(幌)34が前 後方向に移動可能に設けられており、前記サンルーフ34の前端部は移動前カバ ー35に取付けられ、後端部は固定された後カバー(図示省略)に取付けられて いる。
【0012】 前記開口部33の周縁部には、サンルーフフレーム36がシール材37を介し てボルト・ナット等の固定具38により取付けられており、前記フレーム36の 外周部に雨樋部39が形成され、中央部に外側開口部33より小面積の内側開口 部40が形成されている。そして、前記フレーム36上には、後部にサンルーフ 駆動機構(図5参照)が配設され、左右両側に前後方向に延びるガイドレール4 1が夫々取付けられている。
【0013】 ガイドレール41は、左右対向状にコ字形断面の軌道溝42,43を有し、内 側軌道溝43の外側壁(内側開口部40側)に、軌道溝43と平行な駆動ケーブ ル案内孔44及びアイドルケーブル案内孔45が上下に並設され、両案内孔44 ,45は前後方向全長にわたって通孔46により相互に連通されており、上側の 駆動ケーブル案内孔44の上壁に全長にわたって開放部47が設けられている。
【0014】 なお、前記ケーブル案内孔44には、ケーブル駆動機構により移動されるサン ルーフ駆動用の駆動ケーブル48が、他方の案内孔45にはアイドルケーブル( 図示省略)が挿通され、駆動ケーブル48の一端が前カバー35に固着した移動 体49に連結させてあるスライダ50に接続されている。また、軌道溝42,4 3には前記移動体49のガイドシュー51や支持骨材のガイドシュー等が嵌入さ れ、前後方向に摺動するようになっている。前記スライダ50にはアイドルケー ブルの一端も連結されている。なお、52は内装材である。
【0015】 上記第1実施例によれば、ガイドレール41の両ケーブル案内孔44,45に 横向きの開放部が設けられていないので、ほこりや雨水の侵入を防ぐことができ 、グリースの漏出がなく、ケーブルの移動に伴う異音が外部に洩れるのを低減で き、見栄えが良くなるほか、両ケーブル案内孔44,45のピッチを、ケーブル 径と略同じ寸法まで短くでき、嵩が小さくなり、占有スペースの減少とレール軽 量化を図ることができる。
【0016】 図3は本考案の第2実施例の要部を示し、第1実施例と異なるところは、駆動 ケーブル案内孔44の開放部47が対向内側部(内側開口部40側)に設けられ ている点であり、第1実施例と同等の効果を期待することができる。 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、軌道溝は1条とす ることができ、ガイドレール41をサンルーフフレーム36と一体成形すること ができ、また、パネル式サンルーフにも採用することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、屋根に形成した開口部を開閉するサンルーフが、前 記開口部の下方左右両側に前後方向に配設されたガイドレールに沿ってケーブル 駆動機構によりケーブルを介して移動自在に設けられるサンルーフ装置において 、前記ガイドレールは少なくとも1条の軌道溝と、2本のケーブル案内孔が上下 に設けられ、両ケーブル案内孔は前後方向全長にわたって相互に連通され、上側 のケーブル案内孔は前後方向全長にわたって外部に通じる開放部を備えているこ とを特徴とするものであるから、前記ケーブル案内孔の開放部からのグリースの 漏出防止、該開放部からの異音洩れの減少、前記案内孔へのほこりや雨水侵入の 防止を図り、見栄えを向上させ、軽量化ならびに占有スペースの減少を図ること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図(図5のB−
B線断面相当)である。
【図2】同実施例の要部拡大断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の要部縦断面図である。
【図4】車両屋根の一例を示す外観斜視図である。
【図5】サンルーフ装置の拡大平面図である。
【図6】図4のA−A線断面拡大図である。
【図7】従来例を示す縦断面図(図5のB−B線断面相
当)である。
【符号の説明】
31 サンルーフ装置 32 屋根 33 開口部 34 サンルーフ(幌) 41 ガイドレール 42 軌道溝 43 軌道溝 44 駆動ケーブル案内孔 45 アイドルケーブル案内孔 46 通孔 47 開放部 48 駆動ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根に形成した開口部を開閉するサンル
    ーフが、前記開口部の下方左右両側に前後方向に配設さ
    れたガイドレールに沿ってケーブル駆動機構によりケー
    ブルを介して移動自在に設けられるサンルーフ装置にお
    いて、前記ガイドレールは少なくとも1条の軌道溝と、
    2本のケーブル案内孔が上下に設けられ、両ケーブル案
    内孔は前後方向全長にわたって相互に連通され、上側の
    ケーブル案内孔は前後方向全長にわたって外部に通じる
    開放部を備えていることを特徴とするサンルーフのガイ
    ドレール構造。
JP2576293U 1993-05-18 1993-05-18 サンルーフのガイドレール構造 Pending JPH0683433U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2576293U JPH0683433U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 サンルーフのガイドレール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2576293U JPH0683433U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 サンルーフのガイドレール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0683433U true JPH0683433U (ja) 1994-11-29

Family

ID=12174851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2576293U Pending JPH0683433U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 サンルーフのガイドレール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0683433U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168153A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置のガイドパイプの保持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168153A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置のガイドパイプの保持構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5941598A (en) Drive mechanism for an automotive vehicle sunroof assembly
JPH02225130A (ja) 自動車のサンルーフ構造
US6343831B1 (en) Motor vehicle, particularly a passenger car, having movable roof part
JPS6238854Y2 (ja)
EP0941913A1 (en) Car body structure
CN108608841B (zh) 用于防止灰尘进入天窗的后轨中的装置
JPH0683433U (ja) サンルーフのガイドレール構造
JPS62295720A (ja) 車両のキャンバストップ配設構造
JP4460421B2 (ja) サンルーフ装置におけるガイドフレームの構造
US20040021344A1 (en) Roof assembly for a vehicle
JP2001328489A (ja) 車両の上部車体構造
JPS604813Y2 (ja) 自動車のスライド屋根
US20210347236A1 (en) Vehicle roof device
JPH0620665Y2 (ja) 自動車用車体構造
JP2710047B2 (ja) サンルーフ型自動車のルーフ構造
JPH054418Y2 (ja)
JPH0139610Y2 (ja)
JP3558871B2 (ja) サンルーフ装置の開口部構造
JP4305101B2 (ja) 車両のスライドドア支持構造
JPS5937245B2 (ja) 自動車のスライドル−フ
JPH0712132Y2 (ja) サンルーフ型車のルーフ開口部構造
JP2757182B2 (ja) サンルーフ型自動車
JPH0518173Y2 (ja)
JPH0113651Y2 (ja)
JPH0737957Y2 (ja) 自動車のスライドドア用レール取付部構造