JPH068341U - 包装袋転倒装置 - Google Patents

包装袋転倒装置

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JPH068341U
JPH068341U JP5166492U JP5166492U JPH068341U JP H068341 U JPH068341 U JP H068341U JP 5166492 U JP5166492 U JP 5166492U JP 5166492 U JP5166492 U JP 5166492U JP H068341 U JPH068341 U JP H068341U
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belt conveyor
packaging bag
belt
shaft
bag
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静男 小林
淑人 徳重
康夫 村岡
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三菱油化株式会社
ニューロング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内容物を充填した包装袋を直立した状態から
移送方向と直交する方向に方向転換して転倒させる。 【構成】 ベルトコンベア1の側部に直交する方向にベ
ルトコンベア2を配設する。ベルトコンベア1の長手方
向に沿ったシャフト3にベルトコンベア2に臨んで放射
状に複数の回転体4を設ける。ベルトコンベア1が包装
袋5を直立した状態のまま回転体4に向って移送するこ
とにより、シャフト3を回動するのみで、回転体4がシ
ャフト3と共に回動しながら包装袋5の側面をベルトコ
ンベア2に向って押圧し、包装袋5を回転体4の回動に
伴ってベルトコンベア1からベルトコンベア2へと方向
転換して転倒する。ベルトコンベア2が包装袋5を転倒
した状態のままベルトコンベア1と直交する方向に移送
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内容物を充填した包装袋を直立した状態から移送方向と直交する方 向に方向転換して転倒させるのに最適な包装袋転倒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、第1コンベアに対して直角方向に第2コンベアを配設し、第1コンベア の一端と第2コンベアの一端との間に縦板と横板を軸棒を介して揺動自在に枢着 した蝶板状を成す転倒台を設けた装填袋の方向変換装置が実公昭48−3933 1号公報として知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、実公昭48−39331号公報記載のものは、第1コンベアが装填 袋を直立した状態のまま転倒台に向って移送すると共に、第1コンベアの移送す る直立した状態の装填袋が転倒台の横板上に搭載されると、転倒台の軸棒を駆動 機構により第2コンベアに向って押出し、装填袋を転倒台の縦板の傾斜に沿って 転倒台の横板上から第2コンベア上へと方向変換して転倒させるようにしたにす ぎないものであり、装填袋の第1コンベアによる転倒台への移送に際し、転倒台 の軸棒が第2コンベアに向って押出したままの状態であると、転倒台の縦板が装 填袋の第1コンベアから転倒台の横板上への搭載の邪魔となり、装填袋の転倒台 による第1コンベアから第2コンベアへの転倒の完了毎に、転倒台を駆動機構に より次の装填袋の搭載に備えるような元の状態の位置まで戻しておく必要があり 、装填袋の転倒台による第1コンベアから第2コンベアへの転倒を連続的に行え ず、装置全体の構造が複雑となった。
【0004】 本考案の目的は、上述する問題点に対処して、第1の袋移送手段が包装袋を直 立した状態のまま回転体に向って移送することにより、シャフトを回動するのみ で、回転体がシャフトと共に回動しながら第1の袋移送手段の移送する直立した 状態の包装袋の側面を第2の袋移送手段に向って押圧し、包装袋を回転体の回動 に伴って第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へと方向転換して転倒させ、包 装袋が第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へと転倒した状態に移し換えられ 、包装袋を転倒した状態のまま第2の袋移送手段により第1の袋移送手段と直交 する方向に移送し、包装袋の第1の袋移送手段による移送に際し、回転体が包装 袋の移送の邪魔とならず、包装袋の回転体による第1の袋移送手段から第2の袋 移送手段への転倒を連続的に行うことが可能な包装袋転倒装置を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の包装袋転倒装置は、第1の袋移送手段の側部にこれと直交する方向に 第2の袋移送手段を配設し、前記第1の袋移送手段に長手方向に沿ってシャフト を回動自在に設けると共に、前記シャフトに前記第2の袋移送手段に臨んで放射 状に複数の回転体を設けたことを特徴とする構成を有するものである。
【0006】
【作用】
第1の袋移送手段が包装袋を直立した状態のまま回転体に向って移送すると、 第1の袋移送手段に長手方向に沿って設けたシャフトを回動するのみで、シャフ トに放射状に設けた複数の回転体がシャフトと共に回動しながら包装袋の側面を 第1の袋移送手段の側部に直交する方向に配設した第2の袋移送手段に向って押 圧し、包装袋を回転体の回動に伴って第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へ と方向転換して転倒させ、包装袋が第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へと 転倒した状態に移し換えられ、第2の袋移送手段が包装袋を転倒した状態のまま 第1の袋移送手段と直交する方向に移送する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1において、1は第1の袋移送手段となるベルトコンベアであり、ベルトコ ンベア1の側部には、図2及び図3に示すように、これと直交する方向に第2の 袋移送手段となるベルトコンベア2が配設され、ベルトコンベア1の上部には長 手方向に沿ってシャフト3が回動自在に設けられると共に、シャフト3にはベル トコンベア2に臨んで放射状に複数の回転体4が設けられている。
【0009】 ベルトコンベア1には、図1に示すように、包装袋5を直立した状態のまま移 送する傾斜したベルトコンベア6が直列に配設されると共に、ベルトコンベア6 の一端とベルトコンベア2の一端との間にはフレーム7が配設され、ベルトコン ベア6の主ローラ8と副ローラ9との間には、図3に示すように、ベルト10が 張架されている。
【0010】 ベルトコンベア1の両側には、図2に示すように、互いに平行な側枠11,1 2がそれぞれ配設され、側枠11の上壁13の一端寄りの上部には、図4に示す ように、軸受14が設けられると共に、側枠12の上壁15の一端寄りの上部に は、図5に示すように、軸受16が設けられ、軸受14と軸受16との間には、 図6に示すように、主ローラ17が横架され、軸受14及び軸受16には主ロー ラ17の支軸18の両端寄りがそれぞれ回動自在に支持されている。
【0011】 側枠11の上壁13の他端寄りの上部には、図4に示すように、軸受19が設 けられると共に、側枠12の上壁15の他端寄りの上部には、図5に示すように 、軸受20が設けられ、軸受19と軸受20との間には、図6に示すように、主 ローラ17と平行な副ローラ21が横架され、軸受19及び軸受20には副ロー ラ21の支軸22の両端寄りがそれぞれ回動自在に支持されている。
【0012】 側枠11の上壁13の中央寄りの上部には、図4に示すように、軸受23,2 4がそれぞれ設けられると共に、側枠12の上壁15の中央寄りの上部には、図 5に示すように、軸受25,26がそれぞれ設けられ、軸受23と軸受25との 間には、図6に示すように、主ローラ17と平行なガイドローラ27が横架され 、軸受24と軸受26との間にはガイドローラ27と平行なガイドローラ28が 横架され、軸受23及び軸受25にはガイドローラ27の支軸29の両端寄りが それぞれ回動自在に支持され、軸受24及び軸受26にはガイドローラ28の支 軸30の両端寄りがそれぞれ回動自在に支持されている。
【0013】 側枠11の上壁13の中央付近と下壁31の中央付近との間には、図4に示す ように、垂直方向に互いに平行な一対の仕切り板32,33がそれぞれ設けられ ると共に、仕切り板32,33の内側にはガイド部材34,35がそれぞれ設け られ、ガイド部材34とガイド部材35との間にはスライド部材36が上下方向 に摺動自在に設けられている。
【0014】 側枠12の上壁15の中央付近と下壁37の中央付近との間には、図5に示す ように、垂直方向に互いに平行な一対の仕切り板38,39がそれぞれ設けられ ると共に、仕切り板38,39の内側にはガイド部材40,41がそれぞれ設け られ、ガイド部材40とガイド部材41との間にはスライド部材42が上下方向 に摺動自在に設けられている。
【0015】 スライド部材36とスライド部材42との間には、図7に示すように、テンシ ョンローラ43が横架され、スライド部材36及びスライド部材42にはテンシ ョンローラ43の支軸44の両端寄りがそれぞれ回動自在に支持され、テンショ ンローラ43はガイドローラ27とガイドローラ28との間の下方に位置されて いる。
【0016】 主ローラ17と副ローラ21との間には、図4に示すように、ベルト45が張 架され、テンションローラ43には主ローラ17と副ローラ21との間のガイド ローラ27,28から下方に向うベルト45の一部が巻掛けられ、ベルト45は ガイドローラ27,28によりテンションローラ43に向って下方に誘導され、 ガイドローラ27及びガイドローラ28は主ローラ17とテンションローラ43 及び副ローラ21とテンションローラ43との間のベルト45に対してそれぞれ 圧接されている。
【0017】 ベルトコンベア6の主ローラ8とベルトコンベア1の副ローラ21との間には 、図4に示すように、ベルトコンベア6のベルト10からベルトコンベア1のベ ルト45に包装袋5を直立した状態のまま送るフリーローラ46が回動自在に横 架されている。
【0018】 側枠11の上壁13の軸受14と軸受23との間の上部には、図4に示すよう に、支柱47が立設されると共に、側枠11の上壁13の軸受19と軸受24と の間の上部には支柱48が立設され、側枠12の上壁15の軸受16と軸受25 との間の上部には、図5に示すように、支柱49が立設され、側枠12の上壁1 5の軸受20と軸受26との間の上部には支柱50が立設され、支柱47と支柱 49との間には、図6に示すように、支持材51が設けられ、支柱48と支柱5 0との間には支持材51と平行な支持材52が設けられ、支持材51及び支持材 52の上部には側枠11の上壁13と側枠12の上壁15との間にスリ板53が 設けられ、スリ板53の上面は主ローラ17と副ローラ21との間のベルト45 の水平部54の下面に当接されている。
【0019】 支柱49及び支柱50の上部には、図5及び図8に示すように、受け台55及 び受け台56がそれぞれ配設され、支柱49及び支柱50の外側には、図9に示 すように、ベルトコンベア2に向って張出した支え板57及び支え板58がそれ ぞれ設けられている。
【0020】 受け台55及び受け台56の上部には、図7及び図8に示すように、ベルトコ ンベア1のベルト45の水平部54からベルトコンベア2の一端寄りの上部に向 って傾斜したシュート59が配設され、受け台55及び受け台56にはシュート 59の水平部60の下面が溶接によりそれぞれ固着されると共に、支え板57及 び支え板58の先端にはシュート59の傾斜部61の下端寄りの下面がそれぞれ 固着されている。
【0021】 シュート59はテフロン等の合成樹脂材料よりなる。
【0022】 側枠11の一端寄りの側部には、図4に示すように、これと直交する方向に互 いに平行な基枠62及び基枠63がそれぞれ配設され、基枠62の端壁64の開 口部65の下縁の上部及び基枠63の端壁66の開口部67の下縁の上部には、 図10及び図11に示すように、台板68が設けられると共に、基枠62の上壁 69及び基枠63の上壁70の上部には台板71が設けられている。
【0023】 台板68の上部には、図4,図10及び図11に示すように、ベルトコンベア 1を駆動するモータM1が配設されると共に、台板71の上部にはモータM1の 回転速度を減速する減速機72が配設され、モータM1の軸には駆動用の歯付き プーリ73が固定され、減速機72の入力軸には従動用の歯付きプーリ74が固 定され、歯付きプーリ73と歯付きプーリ74との間にはタイミングベルト75 が張架され、図6に示すように、減速機72の出力軸は継手76を介してベルト コンベア1の主ローラ17の支軸18の一端に連結されている。
【0024】 基枠63の外側には、図6に示すように、歯付きプーリ73,歯付きプーリ7 4及びタイミングベルト75を覆うカバー77が配設されている。
【0025】 ベルトコンベア1の両端寄りには、図12に示すように、互いに平行な一対の 架枠78及び架枠79がそれぞれ配設され、架枠78の縦材80の上端と縦材8 1の上端との間には、図13に示すように、横材82が設けられると共に、架枠 79の縦材83の上端と縦材84の上端との間には、図14に示すように、架枠 78の横材82と平行な横材85が設けられ、架枠79の横材85の側部には載 置台86が設けられている。
【0026】 架枠78の横材82の上部には、図12及び図13に示すように、支持台87 が配設されると共に、架枠79の横材85の上部には、図14に示すように、支 持台88が配設され、支持台87の上部には軸受89が設けられ、支持台88の 上部には軸受90が設けられ、軸受89と軸受90との間にはシャフト3が横架 され、シャフト3の一端には支軸91が固着され、シャフト3の他端には支軸9 2が固着され、軸受89にはシャフト3の支軸91が回動自在に支持され、軸受 90にはシャフト3の支軸92が回動自在に支持されている。
【0027】 シャフト3は角パイプよりなる。
【0028】 シャフト3には、図12及び図13に示すように、上下方向及び左右方向に向 って突出した2組の回転体4がそれぞれ配設され、シャフト3の互いに対向する 4面の対向壁の外側には、図15に示すように、長手方向に沿って受け板93が それぞれ設けられると共に、受け板93の外側には可動枠94がそれぞれ設けら れ、可動枠94の内壁95の外側には包装袋5の一側面をベルトコンベア1と直 交する方向に押圧する押圧板96が固定され、受け板93には可動枠94の基端 が固定されている。
【0029】 回転体4は可動枠94及び押圧板96から構成され、押圧板96はガラス繊維 強化ポリエステル,ポリ弗化エチレン等の合成樹脂材料よりなる。
【0030】 架枠79の載置台86の一端寄りの上部には、図15に示すように、サーボモ ータM2が配設されると共に、載置台86の中央付近の上部にはサーボモータM 2の回転速度を減速する減速機97が配設され、サーボモータM2の軸には駆動 用の歯付きプーリ98が固定され、減速機97の入力軸には従動用の歯付きプー リ99が固定され、歯付きプーリ98と歯付きプーリ99との間にはタイミング ベルト100が張架され、図12に示すように、減速機97の出力軸は継手10 1を介してシャフト3の支軸92に連結されている。
【0031】 回転体4の可動枠94及び押圧板96は架枠78と架枠79との間をサーボモ ータM2の駆動によりシャフト3と共に90度ずつ間歇的に図15の反時計方向 に回動され、包装袋5はベルトコンベア1の上部に待機したシャフト3の下方に 向って突出した回転体4の押圧板96によりベルトコンベア2に向って押圧され るようになっている。
【0032】 ベルトコンベア1の側部には、図2及び図3に示すように、包装袋5をベルト コンベア1と直交する方向に転倒した状態のまま移送する傾斜したベルトコンベ ア2が配設され、ベルトコンベア2の主ローラ102と副ローラ103との間に はベルト104が張架されている。
【0033】 ベルトコンベア2の他端寄りの下部には、図2に示すように、支持枠105が 配設されると共に、支持枠105にはベルトコンベア2を駆動するモータM3が 配設されている。
【0034】 ベルトコンベア1の副ローラ21の上方には、図1に示すように、ベルトコン ベア6からベルトコンベア1に搬入された包装袋5の通過を検出する光電スイッ チ106が配設され、ベルトコンベア1の移送速度は光電スイッチ106のON により制御されるようになっている。
【0035】 架枠79の縦材83の上端寄りと縦材84の上端寄りとの間には、図2に示す ように、ベルトコンベア1の上部に達した回転体4の可動枠94を検出する近接 スイッチ107が配設され、ベルトコンベア1の移送する包装袋5の回転体4の 押圧板96による転倒タイミングは近接スイッチ107により制御されるように なっている。
【0036】 次に、この実施例の作用について説明する。
【0037】 まず、ベルトコンベア6を図示しないコンベア用モータにより駆動すると、ベ ルトコンベア6の主ローラ8がコンベア用モータにより図1の反時計方向に回動 すると共に、ベルトコンベア6のベルト10が主ローラ8の回動に伴って図1の 矢印a方向に移動し、ベルトコンベア6の副ローラ9がベルト10の移動に伴い ながら主ローラ8と同方向の図1の反時計方向に回動する。
【0038】 また、モータM1を駆動すると、歯付きプーリ73がモータM1の軸と共に回 動し、タイミングベルト75が歯付きプーリ73の回転を歯付きプーリ74に伝 動し、減速機72の入力軸に固定した歯付きプーリ74がタイミングベルト75 により歯付きプーリ73と共に回動すると同時に、減速機72がモータM1の回 転速度を減速し、ベルトコンベア1の主ローラ17が継手76を介して減速機7 2の出力軸と共に軸受14及び軸受16を支点として図4の反時計方向に回動し 、ベルトコンベア1のベルト45が主ローラ17の回動に伴って図12の矢印b 方向に移動し、ベルトコンベア1の副ローラ21がベルト45の移動に伴いなが ら軸受19及び軸受20を支点として主ローラ17と同方向の図4の反時計方向 に回動し、ベルト45の水平部54がスリ板53の上部を摺動する。
【0039】 ベルトコンベア1のベルト45の主ローラ17の回動に伴う移動により、ガイ ドローラ27がベルト45の移動に伴いながら軸受23及び軸受25を支点とし て図4の時計方向に回動すると同時に、ガイドローラ28がベルト45の移動に 伴いながら軸受24及び軸受26を支点として図4の時計方向に回動し、テンシ ョンローラ43がベルト45の移動に伴いながらスライド部材36及びスライド 部材42を支点として図4の反時計方向に回動する。
【0040】 また、サーボモータM2を駆動すると、歯付きプーリ98がサーボモータM2 の軸と共に回動し、タイミングベルト100が歯付きプーリ98の回転を歯付き プーリ99に伝動し、減速機97の入力軸に固定した歯付きプーリ99がタイミ ングベルト100により歯付きプーリ98と共に回動し、減速機97がサーボモ ータM2の回転速度を減速し、シャフト3が継手101を介して減速機97の出 力軸と共に軸受89及び軸受90を支点として図15の反時計方向に回動し、回 転体4の可動枠94及び押圧板96が架枠78と架枠79との間をシャフト3と 共に90度ずつ間歇的に図15の反時計方向に回動する。
【0041】 さらに、モータM3を駆動すると、ベルトコンベア2の主ローラ102がモー タM3により図2の時計方向に回動すると共に、ベルトコンベア2のベルト10 4が主ローラ102の回動に伴って図2の矢印c方向に移動し、ベルトコンベア 2の副ローラ103がベルト104の移動に伴いながら主ローラ102と同方向 の図2の時計方向に回動する。
【0042】 そして、ベルトコンベア6のベルト10の上部に、図1に示すように、内容物 を充填した包装袋5を直立した状態で乗せると、ベルトコンベア6が包装袋5を 直立した状態のままベルトコンベア1に向って図1の矢印d方向に移送し、包装 袋5がベルトコンベア6のベルト10の上部からベルトコンベア1のベルト45 の上部に乗り移り、ベルトコンベア1が包装袋5を直立した状態のままベルトコ ンベア6の移送方向と同方向に移送する。
【0043】 包装袋5のベルトコンベア1による移送に際し、包装袋5が直立した状態のま まベルトコンベア1によりスリ板53の上部の所定位置まで達すると、回転体4 の可動枠94及び押圧体96が架枠78と架枠79との間をシャフト3と共にサ ーボモータM2の駆動により90度ずつ間歇的に図16の反時計方向に回動し、 ベルトコンベア1の上部に待機した回転体4の押圧板96が直立した状態の包装 袋5の一側面108を側方よりベルトコンベア2に向って押圧し、包装袋5がベ ルトコンベア1の上部に直立した状態からシュート59の上部に向って図16の 矢印e方向に転倒する。
【0044】 その後、包装袋5が内容物の自重により口部109からシュート59の傾斜に 沿ってベルトコンベア2の一端寄りの上部に滑り落ち、包装袋5が転倒した状態 でベルトコンベア1のベルト45の上部からベルトコンベア2のベルト104の 上部に乗り移り、ベルトコンベア2が包装袋5を転倒した状態のまま包装袋5の 口部109を進行方向に向けてベルトコンベア1と直交する図16の矢印f方向 に移送する。
【0045】 さらに、回転体4の可動枠94及び押圧体96のサーボモータM2による回動 に際し、近接スイッチ107がシャフト3と共に回動する回転体4の可動枠94 を検出すると、サーボモータM2の駆動を近接スイッチ107の検出信号により 停止し、回転体4はベルトコンベア1の移送する直立した状態の包装袋5がスリ 板53の上部の所定位置に達するまで図14に示す停止した状態で待機する。
【0046】 図17は本考案の他の実施例を示すものであり、図1に示す実施例と同様に、 第1の袋移送手段となるベルトコンベア1の側部には、図18及び図19に示す ように、これと直交する方向に第2の袋移送手段となるベルトコンベア2が配設 され、ベルトコンベア1の上部には長手方向に沿ってシャフト3が回動自在に設 けられると共に、シャフト3にはベルトコンベア2に臨んで放射状に図1に示す 実施例と異なる複数の回転体110が設けられている。
【0047】 ベルトコンベア1には、図17に示すように、図1に示す実施例と同様に包装 袋5を直立した状態のまま移送する傾斜したベルトコンベア6が直列に配設され ると共に、ベルトコンベア6の一端とベルトコンベア2の一端との間にはフレー ム7が配設されている。
【0048】 シャフト3には、図20及び図21に示すように、上下方向及び左右方向に向 って突出した2組の回転体110がそれぞれ配設され、シャフト3の互いに対向 する4面の対向壁の外側には長手方向に沿って受け板111がそれぞれ設けられ ると共に、受け板111の外側には可動枠112がそれぞれ設けられ、可動枠1 12の先端寄りのコーナー部にはシャフト3の回転方向に向って直角に突出した 支持アーム113,113がそれぞれ設けられ、支持アーム113の先端寄りと 支持アーム113の先端寄りとの間には包装袋5の底部寄りの一側面をベルトコ ンベア1と直交する方向に押圧する押圧ローラ114が回動自在に設けられ、受 け板111には可動枠112の基端が固定されている。
【0049】 回転体110は可動枠112及び押圧ローラ114から構成されている。
【0050】 架枠79の縦材83の上端寄りと縦材84の上端寄りとの間には、図18に示 すように、ベルトコンベア1の上部に達した回転体110の可動枠112を検出 する近接スイッチ115が配設され、ベルトコンベア1の移送する包装袋5の回 転体110の押圧ローラ114による転倒タイミングは近接スイッチ115によ り制御されるようになっている。
【0051】 ベルトコンベア2の両側には、図19に示すように、側枠116,116がそ れぞれ配設され、側枠116,116の長手方向中央付近の上部にはブラケット 117,117がそれぞれ設けられると共に、ブラケット117の上端寄りとブ ラケット117の上端寄りとの間にはベルトコンベア2のベルト104の幅方向 に包装袋5の他側面に当接するスプリング118が設けられている。
【0052】 次に、この実施例の作用について説明する。
【0053】 まず、ベルトコンベア1をモータM1により駆動すると共に、ベルトコンベア 2をモータM3により駆動し、ベルトコンベア6を図示しないコンベア用モータ により駆動する。
【0054】 また、サーボモータM2を駆動すると、歯付きプーリ98がサーボモータM2 の軸と共に回動し、タイミングベルト100が歯付きプーリ98の回転を歯付き プーリ99に伝動し、減速機97の入力軸に固定した歯付きプーリ99がタイミ ングベルト100により歯付きプーリ98と共に回動し、減速機97がサーボモ ータM2の回転速度を減速し、シャフト3が継手101を介して減速機97の出 力軸と共に軸受89及び軸受90を支点として図21の反時計方向に回動し、回 転体110の可動枠112及び押圧ローラ114が架枠78と架枠79との間を シャフト3と共に90度ずつ間歇的に図21の反時計方向に回動する。
【0055】 そして、ベルトコンベア6のベルト10の上部に、図17に示すように、内容 物を充填した包装袋5を直立した状態で乗せると、ベルトコンベア6が包装袋5 を直立した状態のままベルトコンベア1に向って図17の矢印d方向に移送し、 包装袋5がベルトコンベア6のベルト10の上部からベルトコンベア1のベルト 45の上部に乗り移り、ベルトコンベア1が包装袋5を直立した状態のままベル トコンベア6の移送方向と同方向に移送する。
【0056】 包装袋5のベルトコンベア1による移送に際し、包装袋5が直立した状態のま まベルトコンベア1によりスリ板53の上部の所定位置まで達すると、回転体1 10の可動枠112及び押圧ローラ114が架枠78と架枠79との間をシャフ ト3と共にサーボモータM2の駆動により90度ずつ間歇的に図22の反時計方 向に回動し、ベルトコンベア1の上部に待機した回転体110の押圧ローラ11 4が直立した状態の包装袋5の底部119寄りの一側面108を側方よりベルト コンベア2に向って押圧し、包装袋5がベルトコンベア1の上部に直立した状態 からシュート59の上部に向って図22の矢印e方向に転倒する。
【0057】 その後、包装袋5が内容物の自重により底部119からシュート59の傾斜に 沿ってベルトコンベア2の一端寄りの上部に滑り落ち、包装袋5が転倒した状態 でベルトコンベア1のベルト45の上部からベルトコンベア2のベルト104の 上部に乗り移り、スプリング118が包装袋5を他側面120に当接しながらベ ルトコンベア2のベルト104の上部に向って転倒するように押圧し、ベルトコ ンベア2が包装袋5を転倒した状態のまま包装袋5の底部119を進行方向に向 けてベルトコンベア1と直交する図22の矢印f方向に移送する。
【0058】 さらに、回転体110の可動枠112及び押圧ローラ114のサーボモータM 2による回動に際し、近接スイッチ115がシャフト3と共に回動する回転体1 10の可動枠112を検出すると、サーボモータM2の駆動を近接スイッチ11 5の検出信号により停止し、回転体110はベルトコンベア1の移送する直立し た状態の包装袋5がスリ板53の上部の所定位置に達するまで図21に示す停止 した状態で待機する。
【0059】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案の包装袋転倒装置によれば、第1の袋移送手段が 包装袋を直立した状態のまま回転体に向って移送することにより、シャフトを回 動するのみで、回転体がシャフトと共に回動しながら第1の袋移送手段の移送す る直立した状態の包装袋の側面を第2の袋移送手段に向って押圧するので、包装 袋を回転体の回動に伴って第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へと方向転換 して転倒させることができ、包装袋が第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へ と転倒した状態に移し換えられるので、包装袋を転倒した状態のまま第2の袋移 送手段により第1の袋移送手段と直交する方向に移送することができる。
【0060】 また、包装袋の第1の袋移送手段による移送に際し、回転体が包装袋の移送の 邪魔とならず、包装袋の回転体による第1の袋移送手段から第2の袋移送手段へ の転倒を連続的に行うことができ、従来のような第1の袋移送手段の移送する直 立した状態の包装袋を搭載して第2の袋移送手段へと転倒させるための転倒台を 必要とせず、装置全体の構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の包装袋転倒装置の概略正面図
【図2】図1の要部側面図
【図3】図1の平面図
【図4】図1の要部拡大正面図
【図5】図4の背面図
【図6】図4の要部切断平面図
【図7】図4の要部側断面図
【図8】図7の要部側面図
【図9】図8の平面図
【図10】図4の要部左側面図
【図11】図4の要部切断右側面図
【図12】図1の要部拡大正面図
【図13】図12の左側面図
【図14】図12の要部右側面図
【図15】図12の右側面図
【図16】包装袋の回転体の押圧板による転倒状態を示
す要部側面図
【図17】本考案の他の実施例の包装袋転倒装置の概略
正面図
【図18】図17の要部側面図
【図19】図17の平面図
【図20】図17の要部拡大正面図
【図21】図20の右側面図
【図22】包装袋の回転体の押圧ロールによる転倒状態
を示す要部側面図
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 ベルトコンベア 3 シャフト 4 回転体 5 包装袋 6 ベルトコンベア 7 フレーム 8 主ローラ 9 副ローラ 10 ベルト 11 側枠 12 側枠 13 上壁 14 軸受 15 上壁 16 軸受 17 主ローラ 18 支軸 19 軸受 20 軸受 21 副ローラ 22 支軸 23 軸受 24 軸受 25 軸受 26 軸受 27 ガイドローラ 28 ガイドローラ 29 支軸 30 支軸 31 下壁 32 仕切り板 33 仕切り板 34 ガイド部材 35 ガイド部材 36 スライド部材 37 下壁 38 仕切り板 39 仕切り板 40 ガイド部材 41 ガイド部材 42 スライド部材 43 テンションローラ 44 支軸 45 ベルト 46 フリーローラ 47 支柱 48 支柱 49 支柱 50 支柱 51 支持材 52 支持材 53 スリ板 54 水平部 55 受け台 56 受け台 57 支え板 58 支え板 59 シュート 60 水平部 61 傾斜部 62 基枠 63 基枠 64 端壁 65 開口部 66 端壁 67 開口部 68 台板 69 上壁 70 上壁 71 台板 72 減速機 73 歯付きプーリ 74 歯付きプーリ 75 タイミングベルト 76 継手 77 カバー 78 架枠 79 架枠 80 縦材 81 縦材 82 横材 83 縦材 84 縦材 85 横材 86 載置台 87 支持台 88 支持台 89 軸受 90 軸受 91 支軸 92 支軸 93 受け板 94 可動枠 95 内壁 96 押圧板 97 減速機 98 歯付きプーリ 99 歯付きプーリ 100 タイミングベルト 101 継手 102 主ローラ 103 副ローラ 104 ベルト 105 支持枠 106 光電スイッチ 107 近接スイッチ 108 一側面 109 口部 110 回転体 111 受け板 112 可動枠 113 支持アーム 114 押圧ローラ 115 近接スイッチ 116 側枠 117 ブラケット 118 スプリング 119 底部 120 他側面 M1 モータ M2 サーボモータ M3 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村岡 康夫 茨城県鹿島郡神栖町大字知手6117−2

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の袋移送手段の側部にこれと直交す
    る方向に第2の袋移送手段を配設し、前記第1の袋移送
    手段に長手方向に沿ってシャフトを回動自在に設けると
    共に、前記シャフトに前記第2の袋移送手段に臨んで放
    射状に複数の回転体を設けたことを特徴とする包装袋転
    倒装置。
JP1992051664U 1992-06-30 1992-06-30 包装袋転倒装置 Expired - Lifetime JPH0739851Y2 (ja)

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JP2002193438A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Kirin Techno-System Corp 容器排出装置
JP2015131697A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 大和製衡株式会社 振分け装置

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JPS55149021A (en) * 1979-05-10 1980-11-20 Mitsubishi Electric Corp Discriminating device for sound to be measured
JPS6176213A (ja) * 1984-09-20 1986-04-18 Inst Tech Precision Eng 放電加工装置

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