JPH0683409B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0683409B2
JPH0683409B2 JP59232065A JP23206584A JPH0683409B2 JP H0683409 B2 JPH0683409 B2 JP H0683409B2 JP 59232065 A JP59232065 A JP 59232065A JP 23206584 A JP23206584 A JP 23206584A JP H0683409 B2 JPH0683409 B2 JP H0683409B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明はテレビジョン受像機に関する。
<従来技術> 現在、わが国のテレビジョン放送の状態では、一地域で
受信可能な放送局はせいぜい9チャンネルであり、その
ため一画面に9チャンネル程度の画像を同時に表示する
ことができれば、視聴者は一目でその地域での全放送チ
ャンネルの放送内容を確認することができ、見たい放送
のチャンネル選びに何度もチャンネル切り換え操作を行
なう必要がなくなり、便利である。
これに対して従来から、CRTの一画面中に主と副との2
チャンネルの画像を同時に表示するようにしたテレビジ
ョン受像機が既に提案され(たとえば特開昭49−2419号
公報)、一部実用化されている。
ところが上記のようなテレビジョン受像機は、一画面中
に2チャンネルの画像しか表示することができず、さら
に多くの画像を表示しようとすれば、その画像の数だけ
チューナを増設しなければならない欠点があり、従来の
方式によって一画面中に一地域での全放送チャンネルの
画像を同時に表示することは実用的に無理であった。
また、従来は、上述のように多チャンネルの画像の同時
表示そのものの実現化が困難であったから、その場合の
音声の処理にまで考慮が及ばず、そのため、複数画像を
同時表示する場合には、各チャンネルの音声を同時にス
ピーカから流しても無意味であって何等かの音声処理が
必要となるにもかかわらず、これまでは音声処理につい
て全く対策が講じられていなかった。
<発明の目的> 本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、単一のチューナを用いて一画面中に、複数チャンネ
ルの非同期の映像信号に基づく各画像を同時に、かつ、
画面が乱れることなく表示できるようにして、受像機の
構成を複雑化、大型化することなく、一地域の全放送チ
ャンネルの内容の確認を容易にし、チャンネル選びの面
倒さを解消するとともに、複数画像の表示時には、スピ
ーカから音楽のようなバックサウンドが出力されるよう
にして、無音声による違和感や無味乾燥さを回避し聴覚
的にも楽しめるようにすることを目的とする。
<発明の構成> 本発明は上記の目的を達成するために、単一のチューナ
の受信チャンネルを切り換える選局部と、選局されたい
ずれかのチャンネルの映像信号の一画像分を記憶するバ
ッファメモリと、選局された複数チャンネルの各映像信
号の一画像分を記憶する表示メモリと、受信電波中の同
期信号に基づいて前記バッファメモリへの書き込みを制
御するバッファメモリ制御部と、クロックパルスに基づ
くテレビジョン同期信号を生成するとともに該テレビジ
ョン同期信号に同期して前記表示メモリへの書き込み読
み出しを制御する表示メモリ制御部と、バックサウンド
となる音声信号を出力する音声信号発生部と、CRTへの
映像出力部および偏向出力部の前段にあって該両部への
入力をそれぞれ前記表示メモリ側に切り換える映像信号
切り換え部および同期信号切り換え部と、スピーカへの
音声出力部の前段にあって該部への入力を前記音声信号
発生部側に切り換える音声信号切り換え部と、前記各部
を制御する中央制御部と、CRTの表示モードを選択する
ために操作される操作部とを備え、前記中央制御部は一
画面中に複数チャンネルの画像を表示するときは、該チ
ャンネルの同期信号の表示走査期間中に一画像分の映像
信号をバッファメモリに記憶させたのち、テレビジョン
同期信号の垂直帰線期間中にバッファメモリの内容を表
示メモリに転送しこの記憶内容をテレビジョン同期信号
の表示走査期間中に読み出してCRTに送出し、かつ音声
信号発生部の出力をスピーカに送出するように構成した
ものである。
<実施例> 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明テレビジョン受像機全体のブロック図で
あって、該受像機は本体回路部分Aと画像に処理回路部
分Bとから成る。
本体回路部分Aは、アンテナ1と、単一のチューナ2
と、映像増幅部3と、映像信号処理部4と、同期信号処
理部5と、映像出力部8と、偏向出力部9と、CRT10
と、偏向コイル10aと、音声信号処理部11と、音声出力
部13と、スピーカ14とを備えたものであって、映像信号
処理部4と映像出力部8との間に映像信号切り換え部6
が、また同期信号処理部5と偏向出力部9との間に同期
信号切り換え部7が、さらにまた音声信号処理部11と音
声出力部13との間に音声信号切り換え部12がそれぞれ介
在している。
また、画像音声処理回路部分Bは、前記チューナ2の受
信チャンネルを切り換える選局部15と、前記映像信号処
理部4からの映像信号を導入するマルチプレクサ16と、
該マルチプレクサ16からのアナログ信号をデジタル信号
に変換するA/Dコンバータ17と、映像信号の1フィール
ド分を一旦記憶するバッファメモリ18と、受信電波の同
期信号に基づいて前記バッファメモリ18への書き込みを
制御するバッファメモリ制御部19と、クロックパルスを
発生する基準発振回路20と、CRT10に表示すべき複数チ
ャンネル(この実施例では9チャンネル)のそれぞれの
映像信号の各1フィールド分を記憶する表示メモリ21
と、前記クロックパルスからテレビジョン同期信号を生
成するとともに該テレビジョン同期信号により前記表示
メモリ21への書き込み読み出しを制御する表示メモリ制
御部22と、前記表示メモリ21から読み出したデジタルの
映像信号をアナログ量に変換するD/Aコンバータ23と、
バックサウンドとなる音声信号を出力する音声信号発生
部29と、前記バッファメモリ制御部19や表示メモリ制御
部22や映像信号切り換え部6、同期信号切り換え部7、
音声信号切り換え部12等を制御する中央制御部(以下、
CPUという)24と、該CPU24のプログラムを記憶するプロ
グラムROM25と、ワークRAM26と、CRT10の表示モードを
選択するために操作される操作部27と、CPU24からの信
号に基づいて前記選局部15や音声信号発生部29、映像信
号切り換え部6、同期信号切り換え部7、音声信号切り
換え部12を動作させる制御信号出力部28とを備えてい
る。前記音声信号発生部29は、マイクロコンピュータを
用いて所定のバックサウンド、例えば所定のメロディを
符号化して内部のROMに記憶させておき、前記制御信号
出力部28からの制御信号で符号化したメロディを読み出
し出力するようになっている。
上記の構成において、操作部27を操作して表示モードを
選択することによって、通常のテレビジョン受像機のよ
うにCRT10画面中に所望の1チャンネルの画像が表示さ
れ、スピーカ14からそのチャンネルの音声が出力され、
あるいは、同CRT10画面中に複数チャンネルの画像(こ
の実施例では9チャンネルの画像)が同時に表示され、
スピーカ14から所定のバックサウンドが流れるのである
が、以下にバッファメモリ制御部19および表示メモリ制
御部22のより詳細な構成を説明しながら、各モードにお
ける動作を説明することにする。
(イ)通常の表示モード。
アンテナ1に受信され、チューナ2で選局されたチャン
ネルのテレビジョン電波は、映像増幅部3で増幅され、
映像信号処理部4と同期信号処理部5とに入力する。映
像信号処理部4では、映像信号が輝度信号(Y信号)と
2つの色差信号(R−Y信号、B−Y信号)とに分離さ
れる。一方、同期信号処理部5では受信信号が水平同期
信号と垂直同期信号とに分離されて出力される。このと
き映像信号切り換え部6においては出力端子6cは接点6a
に接続されていて、映像信号処理部4の出力は映像出力
部8に入力する。また他方の同期信号切り換え部7にお
いては出力端子7cは接点7aに接続されていて、同期信号
処理部5の出力は偏向出力部9に入力する。このように
CRT10本体に映像信号が、またその偏向コイル10aには同
期信号が入力するので、CRT10画面中には所望の1チャ
ンネルの画像が表示される。
また、チューナ2で選局されたチャンネルのテレビジョ
ン電波は、音声信号処理部11にも入力する。このとき音
声信号切り換え部12においては出力端子12cが接点12aに
接続していて、音声信号処理部11の出力は音声出力部13
に入力し、この音声出力部13からスピーカ14には受信チ
ャンネルの音声信号が送出される。これによって、スピ
ーカ14からは所望の1チャンネルの音声が流れる。
(ロ)複数チャンネルの画像表示(マルチモード)操作
部27においてマルチモードが選択されると、CPU24が動
作して、CRT10画面中に複数の画像が表示され、かつス
ピーカ14から所定のバックサウンドが流れるように各部
を制御する。
まず映像信号については、CPU24からの信号で制御信号
出力部28から選局部15に対して、複数のチャンネルの内
のいずれか1チャンネル、たとえばAチャンネルの選局
を指示し、これによってチューナ2においてAチャンネ
ルが選局される。Aチャンネルの映像信号は映像増幅部
3、映像信号処理部4を経てマルチプレクサ16に入力す
る。該マルチプレクサ16では、前記映像信号の内からY
信号とR−Y信号とB−Y信号とが順次取り出されてA/
Dコンバータ17に送出され、このA/Dコンバータ17ではア
ナログの各信号がデジタル信号に変換される。このよう
にデジタル量に変換された映像信号は、バッファメモリ
制御部19を通じ該バッファメモリ制御部19のタイミング
でバッファメモリ18に格納される。
他方、音声信号については、CPU24からの指令で制御信
号出力部28から制御信号が出力されて、この制御信号が
音声信号切り換え部12および音声信号発生部29に送られ
る。音声信号切り換え部12では出力端子12cが接点12bに
切り換わるから、音声信号出力部13の入力端子が音声信
号発生部29側に接続され、これによってスピーカ14から
は所定のバックサウンドが流れる。
第2図はバッファメモリ制御部19の内部構成を示すブロ
ック図、第3図は該バッファメモリ制御部19のマルチモ
ード時のタイムチャートであって、両図に基づいてバッ
ファメモリ制御部19がバッファメモリ18への書き込みを
制御する時の動作を説明する。
前記CPU24からの指令信号Sbは書き込み期間検出部30に
入力する。書き込み期間検出部30は受信電波の同期信号
を導入しており、前記指令信号Sbに応答して受信電波の
同期信号からその1フィールドの表示走査期間長さの書
き込みパルスを発生する。正確には該書き込みパルス
は、第3図に示すように受信電波の垂直同期信号の立ち
下がりから次の垂直同期信号の立ち上がりまでの長さで
ある。書き込みパルスが立ち上がっている間に、書き込
み行カウンタ31および書き込み列カウンタ32は、基準発
振回路20からのクロックパルスをカウントしてそれぞれ
行方向、列方向のアドレス信号を出力する。この時、該
書き込み行カウンタ31、書き込み列カウンタ32のそれぞ
れに接続された切り換えスイッチ34,35では、出力端子3
4c,35cが接点34a,35aに接続しており、そのため書き込
み行カウンタ31、および書き込み列カウンタ32の各出力
はバッファメモリ18に供給され、バッファメモリ18の記
憶アドレスが指定される。
一方、バッファメモリ18に記憶される映像信号は、マル
チプレクサ16、A/Dコンバータ17および切り換えスイッ
チ33を通じて供給される。前記マルチプレクサ16では受
信電波の水平同期信号に同期して3個の接点16a,16b,16
cが順次閉じられるから、1水平同期期毎にY信号、R
−Y信号、B−Y信号が順次A/Dコンバータ17に送ら
れ、A/D変換されてバッファメモリ18に送られ、該バッ
ファメモリ18に記憶される。
このように所要のチャンネル(Aチャンネル)の映像信
号の1フィールド分がバッファメモリ18に記憶される
と、書き込み行カウンタ31、書き込み列カウンタ32のカ
ウント動作が停止し、切り換えスイッチ34,35において
は各出力端子34a,35aがそれぞれ他の接点34b,35bに切り
換わって、バッファメモリ18のアドレス信号線がCPU24
のアドレスバスに接続し、また切り換えスイッチ33にお
いて入出力端子33cが接点33bに切り換わって、バッファ
メモリ18のデータ信号線がCPU24のデータバスに接続す
る。この状態は、バッファメモリ18の記憶内容の表示メ
モリ21へ転送することが可能な状態であって、表示メモ
リ21側で転送を受け付ける状態になれば、転送を開始す
る。なお、第2図中、符号36は3進カウンタである。
一方、表示メモリ21にはCRT10に表示すべき複数チャン
ネル(9チャンネル)の画像に対応して同数の記憶エリ
アが設定されており、これらの記憶エリアに記憶されて
いる映像信号は、クロックパルスから生成されたアドレ
ス信号によりアクセスされ、同じくクロックパルスから
生成されたテレビジョン同期信号によりCRT10に表示さ
れる。
この場合の動作を第4図の表示メモリ制御部22のブロッ
ク図に基づいて説明する。CPU24からの指令で制御信号
出力部28から制御信号が映像信号切り換え部6、同期信
号切り換え部7に送られ、両切り換え部6,7の出力端子6
c,7cがそれぞれ接点6b,7bに切り換わり、この結果映像
出力部8と偏向出力部9の入力端子がそれぞれ表示メモ
リ21側に切り換わる。表示メモリ制御部22においては水
平同期信号発生カウンタ37がクロックパルスをカウンタ
してテレビジョン水平同期信号を生成するとともに、該
テレビジョン水平同期信号に同期した表示メモリ21用の
列方向アドレス信号を生成する。また垂直同期信号発生
カウンタ38は前記水平同期信号発生カウンタ37からのテ
レビジョン水平同期信号をもとにテレビジョン垂直同期
信号を生成し、同時に表示メモリ21用の行方向アドレス
信号を生成する。表示制御回路39は、前記テレビジョン
水平同期信号とテレビジョン垂直同期信号に対応して切
り換えスイッチ40,41,42を制御する。切り換えスイッチ
40,41では各出力端子40b,41bがそれぞれ接点40a,41aに
接続しており、そのため前記両同期信号発生カウンタ3
7,38で生成されたアドレス信号はそれぞれ表示メモリ21
に供給され、このアドレス信号により表示メモリ21がア
クセスされ、表示メモリ21の記憶内容が読み出される。
この時、切り換えスイッチ42は接点42aが閉じられてい
るから、表示メモリ21から読み出された映像信号は、D/
Aコンバータ23に送出されてアナログ信号に変換され、
映像信号切り換え部6を通じて映像出力部8に入力す
る。また水平同期信号発生カウンタ37で生成されたテレ
ビジョン水平同期信号と、垂直同期信号発生カウンタ38
で生成されたテレビジョン垂直同期信号とは(以下、テ
レビジョン同期信号を総称する)、同期信号切り換え部
7を通じて偏向出力部9に入力する。そしてこれらテレ
ビジョン同期信号の表示走査期間中に、表示メモリ21に
記憶された複数チャンネルの映像信号がCRT10に表示さ
れ、一画面中の複数チャンネルの画像のうち所定のチャ
ンネルの画像が更新表示される。
テレビジョン同期信号の垂直帰線期間には、表示制御回
路39の制御信号で切り換えスイッチ40,41の出力端子40
b,41bがそれぞれ接点40c,41cに切り換わって、表示メモ
リ21のアドレス信号線がCPU24のアドレスバスに接続
し、また切り換えスイッチ42の接点42cが閉じられて、
表示メモリ21のデータ信号線がCPU24のデータバスに接
続する。この状態は、バッファメモリ18からのデータ転
送を受け得る状態である。この時にバッファメモリ18側
においてCPU24のアドレスバスがバッファメモリ18のア
ドレス信号線に接続し、CPU20のデータバスがバッファ
メモリ18のデータ信号線に接続していれば、表示メモリ
21とバッファメモリ18とはCPU24のアドレスバス、デー
タバスを介して接続する。このように接続されれば、CP
U24はバッファメモリ18からその記憶内容を読み出しこ
れを表示メモリ21の該当記憶エリアへ転送する。この転
送はテレビジョン同期信号の垂直帰線期間毎に繰り返
し、所要の1チャンネル(Aチャンネル)の1フィール
ド分の映像信号を転送し、これをCRT10に表示すると、
次のチャンネル(この例ではBチャンネル)の映像信号
の1フィールド分を記憶し表示する次のサイクルに入
り、上述したAチャンネルの映像信号を記憶し表示する
動作と同様の動作を繰り返す。このようにして順次選局
されるB〜Iチャンネルの映像信号の1フィールド分を
一旦バッファメモリ18に記憶したうえで、これを表示メ
モリ21に転送し、該表示メモリ21から読み出してCRT10
画面の所定個所に表示し、これによってCRT10画面に第
5図の構成図に示すような画像を形成する。
特に、本発明においては、チューナ2からの受信電波中
の同期信号に基づいてバッファメモリ18に映像信号を取
り込み、前記同期信号とは別の基準発振回路20のクロッ
クパルスから作成された表示専用の同期信号に基づい
て、バッファメモリ18から表示メモリ21に映像信号を転
送し、この表示メモリ21から映像信号を読み出して表示
するようにしているので、非同期の複数チャンネルの映
像信号であっても画面を乱すことなく、各画像を同時に
表示できることになる。また、単一のチューナ2の切換
時には、チューナ2からの同期信号が得られないことに
なるが、このような場合にも画面が乱れることがない。
さらに、映像信号を一旦バッファメモリ18に記憶したの
ち、その記憶内容をCPU24により逐次表示メモリ21に転
送してCRT10に表示するから、CRT画面中の画像の更新が
連続的に行われ、滑らかな画像が得られることになる。
<発明の効果> 以上のように、本発明によれば、操作部をマルチモード
(複数画像表示)に切り換えることによって、CRT画面
中に複数チャンネルの非同期の映像信号に基づく各画像
が同時に、かつ、画面の乱れを生じることなく表示され
るから、視聴者は所望時に複数チャンネルの放送内容を
即座に確認することができ、面倒なチャンネル操作をす
る必要がなく、見たい放送を容易に選局することができ
て便利である。また映像信号を一旦バッファメモリに記
憶したのちその記憶内容をCPUにより逐次表示メモリに
転送しCRTに表示するから、CRT画面中の画像の更新が連
続的で、滑らかな画像が得られる。
しかも複数画像表示時には、スピーカから音楽のような
所定のバックサウンドが流れるから、無音声となった場
合の違和感や無味乾燥さが回避され、聴覚的にも楽しめ
る利点がある。
このほか、通常の受信を行なう単一のチューナをそのま
ま利用するものであるから、マルチモードのために新た
に受信チャンネルをセットしなくても、通常の受信時と
同数のチャンネルを受信し同時に表示することができ、
セット操作が不要で使いやすく、しかも構成が簡単で、
既存のテレビジョン受像機に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はその
バッファメモリ制御部のブロック図、第3図はマルチモ
ード時の記憶動作を示すタイムチャート、第4図は表示
メモリ制御部のブロック図、第5図はマルチモード時の
CRT画面の構成図である。 2……チューナ、6……映像信号切り換え部、7……同
期信号切り換え部、8……映像信号出力部、9……同期
信号出力部、10……CRT、12……音声信号切り換え部、1
3……音声信号出力部、14……スピーカ、15……選局
部、19……バッファメモリ制御部、18……バッファメモ
リ、22……表示メモリ制御部、21……表示メモリ、24…
…中央制御部(CPU)、27……操作部、29……音声信号
発生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−46330(JP,A) 特開 昭49−129419(JP,A) 特開 昭57−99878(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のチューナにより一定周期でチャンネ
    ルを切り換えて各チャンネルの映像信号を記憶し、この
    記憶した映像信号を順次読み出して一画面中に複数のチ
    ャンネルの画像を表示するとともに、その表示時にスピ
    ーカから音楽等の所定のバックサウンドを出力するテレ
    ビジョン受像機であって、 前記チューナの受信チャンネルを切り換える選局部と、 選局されたいずれかのチャンネルの映像信号の一画像分
    のみを記憶するバッファメモリと、 選局された複数チャンネルの各映像信号の複数の画像分
    を記憶する表示メモリと、 受信電波中の同期信号に基づいて、前記バッファメモリ
    への書き込みを制御するバッファメモリ制御部と、 基準発振回路からのクロックパルスに基づくテレビジョ
    ン同期信号を生成するとともに、該テレビジョン同期信
    号に同期して前記表示メモリへの書き込み,読み出しを
    制御する表示メモリ制御部と、 バックサウンドとなる音声信号を出力する音声出力発生
    部と、 CRTへの映像出力部および偏向出力部の前段にあって、
    該両部への入力をそれぞれ前記表示メモリ側に切り換え
    る映像信号切り換え部および同期信号切り換え部と、 スピーカへの音声出力部の前段にあって、該部への入力
    を前記音声信号発生部側に切り換える音声信号切り換え
    部と、 前記各部を制御する中央制御部と、 CRTの表示モードを選択するために操作される操作部と
    を備え、 該操作部の操作により、前記中央制御部は、一画面中に
    複数チャンネルの画像を表示するときは、該チャンネル
    の同期信号の表示走査期間中に一画像分の映像信号をバ
    ッファメモリに記憶させたのち、基準発振回路からのク
    ロックパルスに基づくテレビジョン同期信号の垂直帰線
    期間中にバッファメモリの内容を表示メモリに転送し、
    この記憶内容を前記テレビジョン同期信号の表示走査期
    間中に読み出してCRTに送出するとともに、音声信号発
    生部の出力をスピーカに送出することを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
  2. 【請求項2】一画面中に表示される相異なるチャンネル
    の画像が9つである特許請求の範囲第1項に記載のテレ
    ビジョン受像機。
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