JPH068331U - 食品搬送用のベルトコンベア装置 - Google Patents

食品搬送用のベルトコンベア装置

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Publication number
JPH068331U
JPH068331U JP4803492U JP4803492U JPH068331U JP H068331 U JPH068331 U JP H068331U JP 4803492 U JP4803492 U JP 4803492U JP 4803492 U JP4803492 U JP 4803492U JP H068331 U JPH068331 U JP H068331U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
belt conveyor
belt
longitudinal direction
upper conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4803492U
Other languages
English (en)
Inventor
博 室
小蘭 趙
Original Assignee
株式会社クレオ・ユニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クレオ・ユニ filed Critical 株式会社クレオ・ユニ
Priority to JP4803492U priority Critical patent/JPH068331U/ja
Publication of JPH068331U publication Critical patent/JPH068331U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不衛生にならないようにすると共に清掃を容
易にする。 【構成】 駆動プーリ5と従動プーリ6とにエンドレス
にベルトコンベア1を掛回し、ベルトコンベア1の搬送
側となる上位側コンベア1aの下位に長手方向に沿って
テーブル13を設け、このテーブル13に、前記上位側
コンベア1aの両サイド裏面に空気又は水を噴射する噴
射口19をテーブル13の長手方向に沿って設けたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、弁当や調理パンの盛りつけ用として作業が行なわれる移 動作業台として使用する食品搬送用のベルトコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、移動作業台として使用する食品搬送用のベルトコンベア装置の概要は 、駆動プーリと従動プーリとにエンドレスにベルトコンベアが掛回されており、 ベルトコンベアの搬送側となる上位側コンベアの下位には、支持テーブルが設け られている。上位側コンベアは支持テーブルに支持された状態で弁当や調理パン を搬送する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如くベルトコンベアは、作業対象が食品となる弁当や調理パンの盛り つけを行なう作業台として使用する所から、ベルトコンベアの清潔が非常に重要 となる。
【0004】 特に、作業中に盛りつける惣菜等が支持テーブル上に落ちるとベルトによって 擦られて、それらが固くなって固まる等不衛生となり易い。特に、ベルトコンベ アの裏面は、テーブルの上面と密着し、大きな摺動抵抗とならないように凹凸を 設けてある所から、その凹凸の内部に、擦られた惣菜等が入り込むためになかな か汚れが落ちにくく清掃がしにくいのが現状であった。
【0005】 そこで、この考案は、清掃がしやすく汚れにくい食品搬送用のベルトコンベア 装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、駆動プーリと従動プーリとにエンド レスにベルトコンベアを掛回し、ベルトコンベアの搬送側となる上位側コンベア の下位に長手方向に沿ってテーブルを設け、このテーブルに、前記上位側コンベ アの両サイド裏面に空気又は水を噴射する噴射口をテーブルの長手方向に沿って 設けてある。
【0007】
【作用】
かかる食品搬送用のベルトコンベア装置によれば、ベルトコンベアの搬送側と なる上位側コンベアは、噴射口から噴射される空気又は水による噴射圧により上 方へ浮上してテーブルから離れると共に上位側コンベアとテーブルとの間に空気 層又は水膜が作られた状態で搬送するようになる。
【0008】 したがって、上位側コンベアとテーブルとの間に、落下した惣菜等の異物の侵 入がなくなるため、ベルトによる擦れがなくなる。
【0009】 また、上位側コンベアをテーブルから浮上させて使用できるため、ベルトコン ベアの裏面の凹凸をなくした平滑面に形成できるため、ベルト裏面の清掃がし易 くなる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0011】 図中1は食品搬送用のベルトコンベア装置3のベルトコンベア1を示しており 、ベルトコンベア1は駆動プーリ5と従動プーリ6とにエンドレスに掛回されて いる。駆動プーリ5のプーリ軸7には、駆動モータ9からの回転動力が減速機構 11を介して与えられるようになっている。
【0012】 ベルトコンベア1の搬送側となる上位側コンベア1aの下位には長手方向に沿 ってテーブル13が設けられている。
【0013】 テーブル13は、前記ベルトコンベア1のベルト幅とほぼ同一幅に形成され、 内部は、コンプレッサ15からエアが供給されるエア室17となっている。テー ブル13の両サイドには前記エア室17と連通すると共に上位側コンベア1aの 両サイド裏面に空気を噴射する噴射口19が長手方向に沿って設けられている。
【0014】 噴射口19からの噴射圧は、例えば、弁当の荷重、上位側コンベア1aの自重 を含め最大負荷容量を1kgf/20cm2 角とし、上位側コンベア1aとテーブル 13との静圧隙間を0.1mmと仮定すると面圧Pは、 P=1000/(20×20)=2.5grf/cm2 となり、2.5grf/ cm2 の平均エア圧があれば良いことになる。
【0015】 また、前記面圧Pを基準として、例えば、上位側コンベア1aの幅を40cmと し、テーブル13の長さを800cmとし、噴射口19の径をφ1で、4cm間隔で 、数を400個設けたと仮定した場合、実験の結果、約72grf/cm2 のエア 圧が確保できるコンプレッサ15を使用することで対応が図れることがわかった 。
【0016】 このように構成されたベルトコンベア装置3によれば搬送中の上位側コンベア 1aは、噴射口19から噴射される空気の噴射圧によりテーブル13から浮上し 、浮上した状態で搬送する。この時、空気層が作られると共に上位側コンベア1 aの両サイドから空気が勢いよく外へ向けて流れるため、弁当や調理パンの盛合 せ時に惣菜等が落ちても、上位側コンベア1aとテーブル13との間に入り込む 虞がなくなる。
【0017】 このために、ベルトコンベア1による擦れがなくなると共にテーブル13と接 触しないために、裏面を凹凸をなくした平滑面にすることが可能となり、ベルト 裏面の清掃が容易となる。
【0018】 なお、噴射口19は、テーブル13に直接設けた実施例となっているが、テー ブル13に、図外のコンプレッサからエアが送られるパイプ21を設け、そのパ イプ21に長手方向に沿って噴射口19を設けるようにしてもよい。
【0019】 また、作業台に流水を必要とする場合には、噴射口19からエアにかえて水を 噴射し、上位側コンベア1aとテーブル13との間に水膜を形成するようにして もよい。この実施例の場合には、コンプレッサ15にかえて渦巻ポンプが使用さ れるようになる。
【0020】
【考案の効果】
以上、説明したようにこの考案の食品搬送用のベルトコンベア装置によれば、 噴射口から噴射される噴射圧によってテーブルから上位側コンベアを浮上させた 状態で搬送することができるようになり、ベルトを衛生的に保つことができる。 また、ベルト裏面を平滑面にできるため、ベルト裏面の清掃が容易に行なえるよ うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施したベルトコンベア装置の概要
一部切断側面図である。
【図2】同上の概要平面図である。
【図3】噴射口の概要説明図である。
【図4】噴射口をパイプに設けた図2と同様の概要平面
図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 1a 上位側コンベア 5 駆動プーリ 6 従動プーリ 13 テーブル 19 噴射口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリと従動プーリとにエンドレス
    にベルトコンベアを掛回し、ベルトコンベアの搬送側と
    なる上位側コンベアの下位に長手方向に沿ってテーブル
    を設け、このテーブルに、前記上位側コンベアの両サイ
    ド裏面に空気又は水を噴射する噴射口をテーブルの長手
    方向に沿って設けたことを特徴とする食品搬送用のベル
    トコンベア装置。
JP4803492U 1992-07-09 1992-07-09 食品搬送用のベルトコンベア装置 Pending JPH068331U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4803492U JPH068331U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 食品搬送用のベルトコンベア装置

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JP4803492U JPH068331U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 食品搬送用のベルトコンベア装置

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JPH068331U true JPH068331U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12792033

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JP4803492U Pending JPH068331U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 食品搬送用のベルトコンベア装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016655A (ja) * 2009-06-08 2011-01-27 Kawashima Packaging Mach Ltd 製品振分け装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925682A (ja) * 1972-06-30 1974-03-07

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