JPH0683243A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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JPH0683243A
JPH0683243A JP25349992A JP25349992A JPH0683243A JP H0683243 A JPH0683243 A JP H0683243A JP 25349992 A JP25349992 A JP 25349992A JP 25349992 A JP25349992 A JP 25349992A JP H0683243 A JPH0683243 A JP H0683243A
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吉久 丸島
Mitsuru Tanaka
満 田中
Yoshiaki Uchida
恵明 内田
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総 長澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3原色に対応して組分けされている複数本の
アノード電極上に設けられている蛍光体発光ドットでカ
ラープリントを行う際に、バッファメモリ上に原画像デ
ータを適正にマッピングするための画像データ変換器を
設け、前記バッファメモリより所定の周期でデータを読
み出し、画歪もないカラープリントが行われるようにす
る。 【構成】 ホストコンピュータ10、インタフェース部
11を介して供給される画像データは、赤、緑、青のデ
ータ変換器12R、12G、12Bによって後続する3
個のバッファメモリ13R、13G、13Bのメモリセ
ルにマッピングされる。マッピング処理は、連続した画
像データを蛍光体ヘッドのアノード電極の位置及びピッ
チ間隔に関連して無効画像領域を形成しながら行い、ア
ノード電極の一定の走査周期に同期してバッファメモリ
から画像データが読み出されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光体ヘッドを使用し
て光に感応する媒体にカラー画像を印刷するプリンタに
かかわり、特に、蛍光発光体ドットのピッチが狭くなっ
た時に有用なカラープリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電子を放出するカソードと、このカソ
ード電極に対向して配置されているアノード電極と、こ
のアノード電極上に被着され、熱電子が衝突した時に発
光する蛍光体と、カソードから放出される熱電子のアノ
ード電極への移動を制御する制御電極を備え、前記蛍光
体より出射される光を印画紙等に露光してカラー画像を
印刷するカラープリンタが開発されている。
【0003】図7は、本出願人が先に提案した蛍光体
(特願平3−276234号)を使用したカラープリン
タの原理図を示したもので、1は上記したような蛍光体
より構成されている蛍光体ヘッド、2はこの蛍光体ヘッ
ド1の上面から出射される光を印画紙3に照射するため
のセルフォクレンズアレイを示す。
【0004】蛍光体ヘッド1は、図8の断面構造に示さ
れているように真空容器(ガラス)の中に熱電子を放出
するカソードとなるフィラメントFILと、第1及び第
2の制御電極G1 、G2 と所定のドットパターンが蛍光
体によって被着されている複数本の帯状陽極電極An
(1〜12)が封入されており、後で述べるように制御
電極G1 に印加される画像信号によって熱電子が帯状陽
極電極に到達することをコントロールすることによっ
て、所定のタイミングで電圧が印加されているアノード
電極上に被着されている蛍光体ドットの発光のオン/オ
フを行うようになされている。
【0005】また、各帯状陽極電極Anの上面には、例
えば3原色に対応して組分けされ、一組のアノード電極
上に被着されている蛍光体ドットより出力される光の中
から特定の色(波長)、例えば赤(R)、緑(G)、青
(B)を通過させるカラーフィルタFr 、Fg 、Fb
設けられている。したがって、1フレーム分の印刷画像
を形成する水平方向の画像データを順次制御電極G1
加え、アノード電極に順次所定のタイミングで駆動電圧
を供給しながら印画紙3、又は蛍光体ヘッド1とセルフ
ォクレンズアレイ2のいずれかを垂直方向(主走査方
向)に移動することによって、静止画カラープリントを
行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような蛍光体
ヘッドを使用したカラープリンタは、低電圧駆動ができ
ると同時に、各R、G、B個別の露光条件の設定が容易
で、カラーバランスの自由度が高いという利点がある。
また、R、G、B同時露光のため印画スピードが速い等
の特徴を有するほかに、3原色に対する発光ヘッドが複
数本の1組の帯状陽極電極によって構成されているの
で、発光ドット数のピッチ間隔を狭くすることが可能に
なり、高解像度のカラープリントを行うことが可能にな
るという利点を有する。しかし、蛍光体によって発光ド
ットを増加するためには、各色に対応する帯状陽極電極
の本数を増加することが必要になる。
【0007】ところで、各色に対応する帯状陽極電極の
本数を増加すると、印刷を行うための画像(以下原画像
という)を各印刷制御電極に分配するための信号処理回
路が複雑になるという問題がある。例えば前記したよう
に、3原色の各R、G、Bに対応する帯状陽極電極を4
本とし、それぞれR1 、R2 、R3 、R4 、G1 、G
2 、G3 、G4 、B1 、B2、B3 、B4 とすると、図
9に示すように蛍光体ヘッド1の発光点は各色の陽極電
極上に1ドット分シフトした位置に蛍光体が被着され
る。
【0008】したがって、このようなドットパターンで
印画フィルム3を主走査方向に移動しながら露光を行う
と、プリント上面から見た場合、同図A、B、C、D、
Eに示すように、まず、副走査方向に青の第4列目(B
4 )のドット点が露光される。そして、次のステップB
でこの青の第1列目(B4 )によって原画像の2ライン
目の青の画像信号が露光される。さらに、次のステップ
Cでは青の第3列目(B3 )の露光が加わり、この(B
3 )によって原画像の1ライン目の間引かれた部分の映
像が追加されると同時に、第4列目の(B4 )によって
原画像の第3ラインの映像信号の一部が露光される。
【0009】以下、ステップD、E‥‥‥‥と蛍光体ヘ
ッド1が主走査方向に移動しながら、1画面分の映像の
プリントが終了するが、原画像の青色の第1ラインのプ
リントが終了するステップ数は7であり、この間は他の
色(G、B)の画像データは蛍光体ヘッドに供給されて
いない。したがって、最初の段階では、青の陽極電極の
みを走査しながら青の画像データのみが出力され、さら
に緑(G)の帯状陽極電極、及び赤(R1 〜R4 )の帯
状陽極電極がスキャンされるタイミングで遅延された画
像データを供給することによって、露光が完了している
青(B)の各画素が再び露光されることにより、カラー
プリントが終了する。しかしながら、このような走査
は、印刷を行う原画像のデ−タをそのままの順序でバッ
ファメモリに格納すると、上記したような変則のタイミ
ングで画像データを読み出すことになり、蛍光体ヘッド
のドライブ回路が複雑になると共に、その制御が極めて
困難になる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる問題点を
解消するため、印刷すべき原画像、例えばテレビジョン
受像機の1フレーム分の画像を3原色に分離して、3個
のバッファメモリに取り込むようにすると共に、各色の
バッファメモリに取り込む際に、同一のタイミングで順
次画像データを読み出した時に、蛍光体ヘッドのドット
パターンに所定のタイミングで出力されるような画像デ
ータ変換回路を備えることにより、プリントドライブ回
路及びその制御プログラムの簡易化が計られるようにし
たものである。
【0011】
【作用】複数本の帯状陽極電極を各色毎に組分けした蛍
光体ヘッドに対して、各色の画像データが格納されてい
るバッファメモリから同一のタイミングによってデータ
の読み出しを行いながら分配を行うことができ、プリン
タドライブ回路の簡易化とその制御プログラムの簡易化
が行われる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のカラープリンタの概要をブ
ロック図で示したものであって、10は原画像をスキャ
ンした時に得られる画像データが入力されているホスト
コンピュータ、又はパソコン等から出力されるグラフィ
ック画像データの信号源を示す。11は上記原画像の画
像データを受信するためのインタフェース部を示し、こ
のインタフェース部11とホストコンピュータ10は、
よく知られているプリンタシステム転送プロトコルによ
って相互にデータのやり取りが行われるようになされて
いる。インタ−フエ−ス部11より出力される画像デー
タは、プリンタの3原色R、G、Bデータに分離され、
データ変換回路12R、12G、12Bを介してバッフ
ァメモリ13R、13G、13Bに取り込まれる。
【0013】データ変換回路12(R、G、B)は、バ
ッファメモリ13(R、G、B)に書き込む際に、後で
述べるように各画像データを所定のアドレス位置に配置
するための信号処理を行うものであり、この信号処理を
行うコントロールデータCR、CG 、CB はプリンタ全
体のコントロールを行うマイクロプロセッサ14から供
給されるようになされている。また、マイクロプロセッ
サ14は、上記コントロールデータCR 、CG 、CB
関連して画像データを各バッファメモリ13(R、G、
B)に書き込むクロック信号CLKW を出力すると共
に、この各バッファメモリ13(R、G、B)から所定
のタイミングで画像データを読み出す読み出しクロック
信号CLKR も出力している。
【0014】15は蛍光体ヘッドにデータを供給すると
共に、蛍光体ヘッドの各制御電極、及び帯状陽極電極に
ドライブ信号を供給するための駆動部を示し、上記各バ
ッファメモリ13(R、G、B)より読み出された画像
データの階調をコントロールするデータ処理16、蛍光
体ヘッドの各制御電極に所定のピッチで画像データに対
応する階調信号を供給するグリッドドライブ回路17、
帯状陽極電極を順次走査するアノード電圧を供給するた
めのアノードドライブ回路18を備え、上記グリッドド
ライブ回路17及びアノードドライブ回路18に対して
同期関係を有するクロック信号を供給するタイミングゼ
ネレータ20により蛍光体ヘッド19が駆動されるよう
になされている。
【0015】図2は蛍光体ヘッド19の帯状陽極電極
(An1 〜An12)と制御電極G−1、G−2、G−3
‥‥‥‥G−Nの位置関係を拡大して示したものであ
る。この実施例では、各3原色信号に対応して組み合わ
された各帯状陽極電極群は4本の帯状陽極電極で構成さ
れ、合計12本の帯状陽極電極を備えると共に、各帯状
陽極電極は副走査方向に160個の開口(r1 〜rn
1 〜gn ,b1 〜bn )が所定のピッチで設けられ、
このn=160×4個の開口に蛍光体が被着されてい
る。各開口は、各色区分ごとに斜め方向に1ピッチづつ
シフトされた位置関係とされているから、各色とも副走
査方向で160×4個の露光のための画素が形成される
ことになる。制御電極G−1、G−2、G−3‥‥‥‥
G−160は、図面に示されているように各開口の蛍光
体ドットを斜め方向に一括して励起する構造とされる。
したがって、例えば各蛍光体ドットは各帯状陽極電極に
順次供給される走査電圧と、制御電圧に供給される階調
信号によってダイナミック駆動方式でドライブされる。
【0016】図3は上記したようなダイナミック駆動を
行うために各帯状陽極電極(An1〜An12)に供給さ
れる走査電圧EA1〜EA12 のタイミングを示したもの
で、各帯状陽極電極には動作期間Tが順次割り当てられ
る。そして、この動作期間Tの間に各制御電極には副走
査方向の1ライン分の画像データDA(160個)がグ
リッドデータ転送クロックS−CLKに同期して供給さ
れる。
【0017】この供給期間はtG1で与えられているが、
本発明の実施例では4ビットのドライバで256階調の
レベルを与えるために、上記動作期間内に、再度画像デ
ータを第2の供給期間TG2で取り込むようになされてい
る。160個の画像データ群DAは赤の露光を行う動作
期間T(各帯状陽極電極An1 〜An4 )ではバッファ
メモリ13Rから読み出されたものであり、同様に青及
び緑の露光の動作期間T(帯状陽極電極のAn5 〜An
8 、及びAn9 〜An9 )ではバッファメモリ13G、
及び13Bより読み出されたものである。
【0018】CLRはクリア信号、STBはグリッドド
ライバに取り込まれたデータのラッチ信号、C−CLK
は画像データのレベルに応じて出力される階調クロック
信号を示す。
【0019】図4は、上記グリッドドライブ17の更に
詳細な回路構成を示したもので、読み出された256階
調の画像データは、タイミングゼネレータ20を通過す
ることによって、データ処理で上位の4ビット、下位の
4ビットに分離され、前記したグリッドデータクロック
S−CLKでシフトレジスタ21に時分割で取り込ま
れ、続いてラッチ信号によってラッチ回路22に記憶さ
れ、コンパレータ23に供給される。コンパレータ23
で画像のレベルに対応したPWM変調が2段階で行わ
れ、発光時間を表すPWMパルスがアンドゲート24を
介して出力ドライブバッファアンプ25でほぼ50Vの
信号に変換され、各制御電極(G−1、G−2、G−3
‥‥‥‥G−160)に供給される。
【0020】なお、26は2段階の階調制御を行うため
のモジュレータカウンタを示す。また、タイミングゼネ
レータ20よりアノードドライブ18に対して走査電圧
のタイミング情報が与えられ、図3で示したアノード走
査電圧が蛍光体のヘッド19の各帯状陽極電極に順次供
給される。なお、この走査電圧は各色によってそのレベ
ルが若干異なるように構成することが好ましい。
【0021】上記したようなダイナミックドライブ方式
が適用される本発明のカラープリンタは、前記したバッ
ファメモリ13(RGB)より画像データを読み出すタ
イミングが所定の順序となるようにするために、各バッ
ファメモリ13(R、G、B)に格納される画像データ
は、画像データ変換回路12(R、G、B)によって各
バッファメモリ上のアドレス点にマッピングされる。
【0022】図5は、プリント開始点において最初に赤
の映像信号が露光され、次に緑が露光され、更に青が露
光されるような順序とされている蛍光体ヘッドに画像デ
ータを供給する時の赤色のバッファメモリ13R内のマ
ッピング状態を示している。この図でRn-m で示されて
いるデータは、nが原画像の第nラインのデータを示
し、mがその中のデータのうち第m番目の帯状陽極電極
を操作する時点で制御電極に供給されることを示してい
る。したがって、R1-1 は原画像の第1水平ラインの画
像データの中で第1の帯状陽極電極を操作する時点で制
御電極に供給されるデータ(160個)の配列を示し、
2-1 は同じく原画像の第2水平ラインの赤色画像デー
タの中で第1の帯状陽極電極を操作する時点で制御電極
に供給されるデータを示す。
【0023】この実施例では、赤色を露光する帯状陽極
電極は4本でとされているので、蛍光体ヘッドを主走査
方向に1ピッチ移動する間の各色のスキャンスロットを
nで示すと、最初の赤のスロットP1 では原画像の第
1水平ラインの赤のデータが第1番目の帯状陽極電極の
走査時に供給されるから、R1-1 の160個のデータの
みが格納され、斜線で示した残りのメモリセルの部分に
は0データが記憶される。そして、次の赤のスロットP
2 では原画像の第2水平ラインのデータR2-1 を格納し
斜線で示した残りのメモリセルには0データが格納され
る。さらに、スロットP3 では第3水平ラインのデータ
3-1 と、第2番目の帯状陽極電極の走査時に供給され
る第1の水平ラインのデータR1-2 が格納され、他のメ
モリセルは0データとしている。以下、図5に示すよう
に画像データ変換回路12Rでデータのマッピングを行
っていくと、スロットP7 では斜線を示した0デ−タを
示す無効画像領域が解消されることになる。
【0024】このようにして、原画像の赤色成分の各水
平ラインの画像データがすべてバッファメモリ13Rの
セルに格納されることになるが、バッファメモリの最後
の方のアドレス領域ではプリント開始時と逆に、まず第
1の帯状陽極電極の走査時点に印加する画像データがな
くなり、次に第2の帯状陽極電極の走査時に供給するデ
−タがなくなる。そこで、プリント開始時点のP1 〜P
7 のアドレス期間をデータ増加マッピング領域M+D、
プリント終了前のスロットで生じるデータの減少する期
間を減少マッピング領域M−Dとすると、赤色の画像デ
ータを格納するバッファメモリ13Rの無効画像デ−タ
のマッピング領域(斜線で示す)は図6示すようにな
る。
【0025】この図でYDは赤色をスキャンするすべて
のスロットで画像が有効に格納されている有効マッピン
グ領域を示し、VD(G、B)は、緑及び青のプリント
画像のみが出力される時の無効マッピング領域である。
上記のような画像データのマッピングを、緑の画像デー
タを格納するバッファメモリ13Gにも適応すると、図
6に示すように最初にプリント開始時点から緑の画像デ
ータが出力されるまでの無効マッピング領域VD(R)
が存在することになり、次に、緑の画像データが増加す
る増加マッピング領域M+Dが続く、そして、緑画像デ
ータですべてメモリセルが埋まる有効マッピング領域Y
Dとなり、緑の画像データが徐々に減少する減少マッピ
ング領域M−Dが形成される。そして、最後に青の画像
データのみが出力される無効マッピング領域VD(B)
が形成され、バッファメモリ13Gの中にすべての画像
データが格納される。
【0026】同様な考え方で、青のバッファメモリ13
Bの画像マッピング状態も図6で示されるようになる。
このように各バッファメモリ13(R、G、B)に印刷
すべき原画像のデータがマッピングされると、蛍光体ヘ
ッドに供給するための読み出しクロックを所定の順序で
各バッファメモリに供給すればよく、この読み出しクロ
ックの切り替え時点で同期してスキャンされる走査電圧
を形成することにより、蛍光体ヘッドのダイナミックド
ライブ回路が簡易化されると共に、アノード電極に供給
される走査電圧との同期関係も特別な処理を施す必要が
なくなり、ダイナミックドライブを行うためのプリント
プログラムも非常に簡易化されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカラープリ
ンタは、蛍光体発光ドットを増加して高解像度のカラー
プリントを行うための蛍光体ヘッドを使用する際に、原
画像の画像データを3原色に格納するバッファメモリを
設けると共に、このバッファメモリに格納する画像デー
タのマッピングを、画像データ変換回路でコントロール
し、所定の場所に無効のマッピング領域が形成できるよ
うにしているので、読み出しクロックで各バッファメモ
リのデータを順次読み出した時に、走査タイミングを一
定とした状態で蛍光体ヘッドの各制御電極に所定の順序
でデ−タを供給することができる。そのため、蛍光体ヘ
ッドをドライブする回路構成を簡易化することができる
という大きな利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラ−プリンタの概要を示すブロック
図である。
【図2】蛍光体ヘッドの発光点をダイナミックドライブ
する際の説明図である。
【図3】帯状陽極電極に供給される走査電圧と、デ−タ
の取り込みのタイミングを示す波形図である。
【図4】グリッドドライブ回路の詳細なブロック図であ
る。
【図5】赤色のバッファメモリに取り込む画像デ−タの
マッピング状態を説明する図である。
【図6】各バッファメモリの状態を比較するための説明
図を示す。
【図7】蛍光体ヘッドを使用したカラ−プリンタの概要
図である。
【図8】蛍光体ヘッドを構成する各電極の断面図であ
る。
【図9】蛍光発光点で露光されるカラ−画面の画素の生
成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュ−タ 11 インタ−フエ−ス部 12 (RGB)画像デ−タ変換器 13 (RGB)バッファメモリ 14 マイクロプロセッサ 15 蛍光体ヘッドの駆動部 16 デ−タ処理部 17 グリッドドライブ回路 18 アノ−ドドライブ回路 19 蛍光体ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 C (72)発明者 長澤 総 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に対して略直行する方向に配
    置され、かつ、3原色に対応して組分けされている複数
    本の帯状陽極電極と、 上記各帯状陽極電極上に所定の間隔で配置され、その位
    置が組分けされた1組の帯状陽極電極間で相互にシフト
    している蛍光発光体ドットを備え、 上記各蛍光発光体ドットが順次副走査方向に並置されて
    いる複数体の制御電極によって励起されるように構成さ
    れた蛍光体ヘッドを備えたカラープリンタにおいて、 3原色に対応する画像データがそれぞれ格納される3個
    のバッファメモリと、該バッファメモリから読みだされ
    たデータを上記帯状陽極電極に供給する走査電圧に対応
    して上記複数体の制御電極に分配するタイミング手段
    と、 画像信号源から供給された1画面のカラー画像データ
    を、上記3個のバッファメモリの所定の位置に格納する
    ための画像データ変換手段を設け、 上記画像データ変換手段によって、上記3個のバッファ
    メモリに格納された画像データを印刷する色の順序で読
    み出した時に、上記各制御電極に対して有効な画像デー
    タが、所定のタイミングで出力されるように前記バッフ
    ァメモリ上のアドレス点に印刷画像データのマッピング
    がなされることを特徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 主走査方向に対して略直行する方向に配
    置され、かつ、3原色に対応して組分けされている複数
    本の帯状陽極電極と、 上記各帯状陽極電極上に行定の間隔で配置され、その位
    置が組分けされた1組の帯状陽極電極間で相互にシフト
    している蛍光発光体ドットを備え、 上記各蛍光発光体ドットが順次副走査方向に並置されて
    いる複数体の制御電極によって励起されるように構成さ
    れた蛍光体ヘッドを備えたカラープリンタにおいて、 3原色に対応する画像データがそれぞれ格納される3個
    のバッファメモリと、該バッファメモリから読みだされ
    たデータを上記帯状陽極電極に供給する走査電圧に対応
    して上記複数体の制御電極に分配するタイミング手段
    と、 画像信号源から供給された1画面のカラー画像データ
    を、上記3個のバッファメモリの所定の位置に格納する
    ための画像データ変換手段を設け、 上記画像デ−タ変換手段により、上記組分けされた帯状
    陽極電極群のピッチ間隔に対応する期間の無効の画像デ
    ータが上記バッファメモリの中にマッピングされるよう
    にしたことを特徴とするカラープリンタ。
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