JPH0682767U - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JPH0682767U
JPH0682767U JP2394893U JP2394893U JPH0682767U JP H0682767 U JPH0682767 U JP H0682767U JP 2394893 U JP2394893 U JP 2394893U JP 2394893 U JP2394893 U JP 2394893U JP H0682767 U JPH0682767 U JP H0682767U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 嵌合力を低減することができるコネクタ装置
の提供を目的とする。 【構成】 第一のコネクタ(31)と、第二のコネクタ
(25)とからなり、雌端子(29)の嵌合部(29
C)に弾性接触片(39)を設け、弾性接触片(39)
の一部に接圧用突部(39A)を設け、雄ハウジング
(27)内の端子係止アーム(35)に押圧用突部(3
5B)を有する先端部(36)を設け、ハウジング(2
7)への完全挿入により撓み空間(30)へ進入して押
圧用突部(35B)を押圧し、接圧用突部(39A)を
介して弾性接触片(39)を雄端子(23)に接触完了
させるアーム下挿入部(53)を有するリテーナ(3
3)を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車等の配線時に使用されるコネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタ装置としては、例えば実開平1−107883号公報 に記載された図11に示すようなものがある。
【0003】 このコネクタ装置は、雌ハウジング1内に雄端子3が収容されてなる雌コネク タ5と、雄ハウジング7内に雌端子9が収容されてなる雄コネクタ11とが組合 されて構成されている。前記雌端子9は雄ハウジング7内に設けられたハウジン グランス13の係止突起13Aを該雌端子9の係止窓9Aに係入させて雄ハウジ ング7に支持されている。また、雄ハウジング7内には、雌端子9の挿入時、ハ ウジングランス13の係止突起13Aを押し下げ、ハウジングランス13を撓ま せなければならないので、該ハウジングランス13に沿って撓み空間15が形成 されている。一方、雌ハウジング1には、前記雄ハウジング7の撓み空間15に 挿入されてハウジングランス13を押し上げることによりその係止突起13Aが 雌端子9の弾性接触片9Cの裏面を押圧する楔体17が設けられている。
【0004】 このような雄コネクタ5と雌コネクタ11とは、雄端子3が雌端子9の嵌合部 9Bに挿入され、該嵌合部9B内に片持ち支持で設けられている弾性接触片9C に雄端子3を接触させることにより電気的な接続がなされている。この場合、雌 ハウジング1の楔体17が雄ハウジング7の撓み空間15に挿入されハウジング ランス13が押し上げられることにより、弾性接触片9Cがハウジングランス1 3の係止突起13Aで押し上げられて雄端子3に圧接されて接触圧を与え、いわ ゆる二重係止構造となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、このような従来のコネクタ装置にあっては、雄ハウジング7内 のハウジングランス13を押し上げ操作する楔体17が雌ハウジング1側に設け られているため、楔体17を雄ハウジング7の撓み空間15に挿入する途中で挿 入力が高まるため、コネクタ挿入力が大となり作業性を損なう恐れがあった。
【0006】 そこでこの考案は、二重係止構造でありながら挿入力を低くすることのできる コネクタ装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、雄ハウジング内に雌端子が収容され、 前記雌端子は前記雄ハウジング内に設けられた可撓性の端子係止アームの係止突 起を該雌端子の係止窓に係合させて支持され、前記雄ハウジング内には前記雌端 子挿入時に前記端子係止アームを撓ませる撓み空間を設けた雄コネクタと、雌ハ ウジング内に雄端子が収容されてなる雌コネクタとからなり、前記雄端子が前記 雌端子の嵌合部に挿入されるコネクタ装置であって、前記雌端子の嵌合部に自由 状態では前記雄端子に接触しないか僅かに接触する弾性接触片を設け、前記弾性 接触片の一部に該弾性接触片を雄端子へ接触させる方向に対して逆方向へ突出し た接圧用突部を設け、前記雄ハウジング内の端子係止アームに前記接圧用突部に 対向し、前記撓み空間へ突出する押圧用突部を有する先端部を設け、前記雄ハウ ジングへの完全挿入により前記撓み空間へ進入して前記押圧用突部を押圧し、前 記接圧用突部を介して前記弾性接触片を前記雄端子に接触完了させるアーム下挿 入部を有するリテーナを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
コネクタ嵌合時、当初はリテーナが完全挿入でないため雌端子の弾性接触片と 雄端子とは、接触しないか接触しても僅かの接触であり、低嵌合力で嵌合させる ことができる。
【0009】 リテーナの一時ロック状態で該リテーナによりこの嵌合状態から、リテーナを 完全挿入すれば、端子係止アームの押圧用突起が押圧され、接圧用突起を介して 弾性接触片が雄端子に接触し、電気的接触が完了する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1はこの考案の一実施例に係るコネクタ装置の断面図を示すものである。
【0012】 このコネクタ装置は、雌ハウジング21内に雄端子23が収容されてなる雌コ ネクタ25と、雄ハウジング27内に雌端子29が収容されてなる雄コネクタ3 1と、リテーナ33とが組合されて構成されている。
【0013】 雌端子29は、雄ハウジング27内に設けられた可撓性を有する端子係止アー ム35の係止突起35Aが該雌端子29の係止窓29Aに係入されることにより 雄ハウジング27内に支持されている。また、雄ハウジング27内には、雌端子 29の挿入時に端子係止アーム35を撓ませる撓み空間30が設けられている。 前記雌端子29は図2及び図3に示すように、リード線37を接続する接続部 29Bと、雄端子23を嵌合する嵌合部29Cを有し、嵌合部29C内には弾性 接触片39が片持ち支持で設けられている。弾性接触片39には接圧用突部39 Aが形成され、この接圧用突部39Aは雌端子29の貫通窓29Dを通って端子 係止アーム35側へ突出されている。
【0014】 また、図1のように端子係止アーム35の弾性接触片39の接圧用突起39A に対向する先端部36には、前記撓み空間30へ突出する押圧用突部35Bが設 けられている。
【0015】 雄ハウジング27内には、端子係止アーム35に沿って、前記撓み空間30と 一体となるリテーナ挿入空間41が設けられている。
【0016】 また、雄ハウジング27の上面には、図1、図4、図5のように可撓ロックア ーム59の両側に一対のリテーナ挿入溝43が設けられ、これらリテーナ挿入溝 43の先端部には該リテーナ挿入溝43に対するリテーナ33の挿入を一時ロッ クするリテーナ止め45が設けられている。リテーナ止め45は、挿入溝43の 略半分の幅に形成されている。なお、可撓ロックアーム59は、係止突起47と 操作部59aとを備えている。
【0017】 雌ハウジング21は、図1、図4、図6のように雄ハウジング27の係止突起 47が該雌ハウジング21の係止窓49に係入されることにより雄ハウジング2 7に組付けられる。
【0018】 雌ハウジング21には、雄ハウジング27のリテーナ挿入溝43に挿入されて リテーナ止め45によるリテーナ33のロックを解除する一対のロック解除ピン 51が設けられている。ロック解除ピン51はリテーナ挿入溝43の略半分の幅 に形成され、雄ハウジング27の先端からリテーナ止め45に隣接してリテーナ 挿入溝43へ入り込む構成となっている。
【0019】 リテーナ33は、図4、図7のように雄ハウジング27のリテーナ挿入空間4 1及び撓み空間30に挿入されて端子係止アーム35の押圧用突部35Bを押し 上げるアーム下挿入部53と、雄ハウジング27のリテーナ挿入溝43に挿入さ れ、その先端部が雌ハウジング21の貫通孔55に挿入されてリテーナ33をロ ックする一対のロック挿入部57と、雄ハウジング27の可撓ロックアーム59 の操作部59aを覆うカバー部61とを有している。
【0020】 また、リテーナ33は左右一対の係合爪63を雄ハウジング27の係止爪65 に係合させることにより雄ハウジング27に位置決めされている。
【0021】 つぎに、上記一実施例の雌コネクタ25、雄コネクタ31及びリテーナ33の 組付け及び作用について説明する。
【0022】 まず、図8、図9のように雄ハウジング27のリテーナ挿入空間41にリテー ナ33のアーム下挿入部53を挿入すると共に、雄ハウジング27のリテーナ挿 入溝43にリテーナ33のロック挿入部57を挿入する(図9の状態)。
【0023】 この状態でリテーナ33を矢印a方向に押してロック挿入部57の先端がリテ ーナ止め45によってロックされるまでロック挿入部57及びアーム下挿入部5 3を挿入する。このとき、アーム下挿入部53が端子係止アーム35の係止突起 35Aの下側に入り込み、端子係止アーム35を下から支えることにより、係止 突起35Aが雌端子29の係止窓29Aから外れることがない。
【0024】 つぎに、雌ハウジング21と雄ハウジング27とを嵌合させ、係止窓49に係 止突起47を係入させさせることにより雌ハウジング21と雄ハウジング27と は係合ロックされる。このとき、雄端子23は雌端子29の嵌合部29Cに嵌合 されると共に、ロック解除ピン51がリテーナ33のロック挿入部57の先端部 下側に入り込んでロック挿入部57を押し上げ、該ロック挿入部57の先端部が リテーナ止め45より上方に持ち上げられる(図10の状態)。
【0025】 この状態で、さらにリテーナ33を矢印a方向に押すと、ロック挿入部57が リテーナ止め45を乗り越えて挿入され、その先端部が雌ハウジング21の貫通 孔55に挿入されると共に、アーム下挿入部53が端子係止アーム35の押圧用 突部35Bの下側に入り込み、該押圧用突部35Bが押し上げられることにより 接圧用突部39Aが押し上げられ、これにより弾性接触片39の雄端子23に対 する接触が図1のように完了する。リテーナ33は係合部61が可撓ロックアー ム59の操作部59aを覆うと共に、係合爪63が係止爪65に係合される。
【0026】 従って、雄端子23は雌端子29で強力に挟持されると共に、両ハウジング2 1,27も相互に強固に固定され、外力や振動等が加わっても両端子23,29 間の接触状態の変化や接触部分の摺動擦過を防止することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、この考案の構成によれば、雌端子を二重係止 したものでありながら、端子の接触完了を結合後のリテーナによって行なうから 挿入力が低下し作業性が著しく向上すると共に、雄端子と雌端子の接触不良を防 止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るコネクタ装置の断面
図である。
【図2】この考案の雌端子の一例を示す斜視図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視一部断面図である。
【図4】この考案の一実施例に係るコネクタ装置の結合
前の斜視図であり、(a),(b)は別方向から見た状
態を区別して示したものである。
【図5】この考案の一実施例に係る雄コネクタの断面図
である。
【図6】この考案の一実施例に係る雌コネクタの断面図
である。
【図7】この考案の一実施例に係るリテーナの斜視図で
ある。
【図8】この考案の一実施例に係るコネクタ装置の作用
説明図である。
【図9】この考案の一実施例に係るコネクタ装置の作用
説明図である。
【図10】この考案の一実施例に係るコネクタ装置の作
用説明図である。
【図11】従来例に係るコネクタ装置の断面図である。
【符号の説明】
21 雌ハウジング 23 雄端子 25 雌コネクタ 27 雄ハウジング 29 雌端子 29A 係止窓 36 先端部 29C 嵌合部 31 雄コネクタ 33 リテーナ 35 端子係止アーム 35A 係止突起 35B 押圧用突部 39 弾性接触片 39A 接圧用突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に雌端子が収容され、前記
    雌端子は前記ハウジング内に設けられた可撓性の端子係
    止アームの係止突起を該雌端子の係止窓に係合させて支
    持され、前記ハウジング内には前記雌端子挿入時に前記
    端子係止アームを撓ませる撓み空間を設けた第一のコネ
    クタと、 ハウジング内に雄端子が収容されてなる第二のコネクタ
    とからなり、 前記雄端子と前記雌端子を電気接続するコネクタ装置で
    あって、 前記雌端子の電気接続部に自由状態では前記雄端子に接
    触しないか僅かに接触する弾性接触片を設け、 前記弾性接触片の一部に該弾性接触片を雄端子へ接触さ
    せる方向に対して逆方向へ突出した接圧用突部を設け、 前記第一のコネクタのハウジング内の端子係止アームに
    前記接圧用突部に対向し、前記撓み空間へ突出する押圧
    用突部を有する先端部を設け、 前記第一のコネクタのハウジングへの完全挿入により前
    記撓み空間へ進入して前記押圧用突部を押圧し、前記接
    圧用突部を介して前記弾性接触片を前記雄端子に接触完
    了させるアーム下挿入部を有するリテーナを設けたこと
    を特徴とするコネクタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101065811B1 (ko) * 2007-11-12 2011-09-20 스미토모 덴소 가부시키가이샤 커넥터
JP2012054092A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hirose Electric Co Ltd コネクタおよびリテーナ
JP2017130351A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 日立金属株式会社 コネクタ

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JP2012054092A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hirose Electric Co Ltd コネクタおよびリテーナ
JP2017130351A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 日立金属株式会社 コネクタ

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