JPH068262A - ポリウレタンフォームの気泡数の連続制御方法 - Google Patents

ポリウレタンフォームの気泡数の連続制御方法

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JPH068262A
JPH068262A JP5101999A JP10199993A JPH068262A JP H068262 A JPH068262 A JP H068262A JP 5101999 A JP5101999 A JP 5101999A JP 10199993 A JP10199993 A JP 10199993A JP H068262 A JPH068262 A JP H068262A
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Japan
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isocyanate
foam
pressure
mixing
production
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JP5101999A
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Ulrich Wetzig
ウルリヒ・ヴェトツィッヒ
Manfred Hohenhorst
マンフレート・ホーエンホルスト
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Koepp AG
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    • B29C44/3442Mixing, kneading or conveying the foamable material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • Y10S521/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S521/917Specialized mixing apparatus utilized in cell forming process

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオール、イソシアネートおよび水からの
ポリウレタンフォームの製造中、気泡数を連続的に制御
する方法を提供する。 【構成】 ポリオール、イソシアネートおよび水からの
ポリウレタンフォーム製造における気泡数の連続制御法
であって、成分の混合が調整可能な射出成形圧と調整可
能な混合室圧を有する混合頭部にて行なわれる方法にお
いて、混合頭部に注入する前に、イソシアネートのガス
含量を連続的に増加もしくは低減することを特徴とする
連続制御法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオール、イソシア
ネートおよび水からのポリウレタンフォーム製造におけ
る気泡数の連続制御方法であって、成分の混合が調整可
能な射出成形圧と調整可能な混合室圧を有する混合頭部
にて行なわれる連続制御方法を目ざすものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許公開2440022号明細
書によって、常温または熱間硬化反応および/または縮
合樹脂からの、絶縁材や軽量建築材料の製造のための方
法および装置が知られており、その際、加圧容器内で樹
脂に必要量の液体発泡剤を充填し、そして混合物を降圧
することによりフォームが生成する。ここで、樹脂への
液体発泡剤の充填は、気体/液体境界面を増大させて可
動撹拌アセンブリーを省くことにより促進され、それに
より一成分と液体発泡剤とから機械的手段だけでフォー
ムが成形される。この予備成形されたフォームは次い
で、第二成分と混合される。次に、混合物を降圧して硬
化することにより最終フォームの製造が達成される。
【0003】ドイツ国特許公開3920994号明細書
により、フォーム製造のための少なくとも二成分からの
反応混合物製造用の改良装置が知られており、そこで少
なくとも一つの供給ラインには、ガス供給ゲージと体積
流量計を備えたガス供給装置が付いている。ここで、ガ
ス供給装置は特別な静止混合機からなり、弁によってガ
ス供給が制御される。またここでは、もっぱら必要量の
ガス供給によってフォーム製造が達成される。
【0004】ポリウレタンフォームでは、添加されたガ
スまたは液体発泡剤によってではなく、イソシアネート
と水から生成する液体発泡剤のガスとしての二酸化炭素
によって、フォームの成形が達成され、その際に付随的
にイソシアネートとポリオールの重付加が生じる。混合
室へのイソシアネートの射出成形圧および/または混合
室圧それ自体を変えることにより、気泡数を変化させる
ことがこれまでは一般的であった。微細な多孔性フォー
ムを得るためには、射出成形圧を増して混合室圧を減ら
す。粗い気泡を得るためには、イソシアネートの射出成
形圧を減らして混合室圧を増す。しかしながら、とりわ
け撹拌軸の所で生じる封止問題のためにこのような処置
は制限を受ける。さらに、これらの調整には再現性がな
く、常に再び最大限に再活用しなければならない。
【0005】もっと粗い気泡のポリウレタンフォームを
製造するための別の処置は、使用するイソシアネートを
ガス抜きすることにある。これはたとえば、貯蔵タンク
で好ましくは減圧での長びいた貯蔵により達成される。
長い時間と広いスペースを要し、従って相応じて費用が
かかる処置である。イソシアネート中に溶解したガスの
量は生成する二酸化炭素に比べて非常に少ないが、明ら
かに気泡(gas bubbles) の核剤として作用し、従ってフ
ォームの気泡(cell)の大きさに影響を及ぼす。製造直後
には、イソシアネートは溶解したガスを含まないかある
いはわずかにしか含まないが、時間の経過に従って貯蔵
や輸送の際の溶解により不定量の空気を吸収する。こう
して、利用者のプロセスタンクには、おそらくはフォー
ム製造中に気泡数の予測できない変化をもたらす、空気
濃度の変化を伴ったイソシアネートの不規則な層が存在
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
オール、イソシアネートおよび水からのポリウレタンフ
ォームの製造の間、気泡数を連続的に制御することであ
り、その際に成分の混合は今までどおり、調整可能な射
出成形圧と調整可能な混合室圧を有する混合頭部にて行
なわれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】さて、この課題は、混合
頭部に注入する前にイソシアネートのガス含量を連続的
に増加または減少させることにより、特に簡便かつ手際
のよいやり方で解決できることが判明している。好まし
くは、このようなイソシアネートのガス含量の増加また
は低減を、調整可能な過剰圧力もしくは減圧の流室で行
ない、イソシアネートは流室を通って薄膜状に流れる。
特に好ましいのは、流室を数個の同軸の環状室がある遠
心機として設計することにより、イソシアネートのガス
含量の増加または低減を行なうことである。
【0008】このような結果はこのフォームでは予測で
きなかった。というのは、粘性の液体が真空下ではガス
抜きされ、液体の表面が増大した場合にはそのようなガ
ス抜きはもっと早いことが知られている一方で、同一条
件で圧力を増加させることによってガスは同様に急速に
液体中に導入されうることは、予測できなかったからで
ある。
【0009】表面の増大はまた、たとえば液体を噴霧す
ることにより達成してもよい。このような条件では、液
体にガスを充填することが不可能であった。イソシアネ
ートが流室を通って薄膜状に流れる時、滞留時間および
膜厚はそれぞれガス抜きおよびガスによる充填に影響を
与えるのであるが、ずっと良好でより再現性のよい結果
が得られる。
【0010】特に、流室を数個の同軸の環状室がある遠
心機として設計する場合に、最大の結果が得られる。こ
のような遠心機は、ファットサイエンステクノロジー(F
at Sci. Technol.) 第90巻、529−532頁に記載
されている。元来それらは、液体のガス抜きやフォーム
の破壊のために開発されたものである。ここで、ガス抜
きされるべき液体は中央に供給され、そして順次同軸室
を下から上にまたは逆に通過する。遊離したガスは逃散
し、ガス抜き口から出てそして真空ポンプによって吸い
取られる。さて、驚くべきことには、同じ条件で急速か
つ均一なガス供給もまた同様に起こりうることが測定さ
れている。この方法態様の別の利点は、遠心機の速度を
変えることにより膜厚および滞留時間が変えられるの
で、ガス抜きもガス供給も広範囲にわたって変化させる
ことができることである。特に驚くべきことは、ガス抜
きまたはガス供給の程度を再現可能に調整でき、従っ
て、製造開始前に気泡数を比較的狭い範囲内で予め決め
ることができるという発見である。製造の間、主として
遠心機内のガス圧によって順次制御されるイソシアネー
トのガス含量によって、所望の気泡数が制御される。射
出成形圧や混合室圧、更には遠心機速度などの他のパラ
メーターは全て、所望の製造条件に従って一定に保たれ
る。従って、特に粗い多孔性フォームを得るためには非
常に低いガス圧でガス抜きし、一方、特に細かい多孔性
フォームを得るためには過剰圧力でガス抜きする。
【0011】こうして、イソシアネートのガス含量によ
る本発明の気泡数の連続制御は、単に気泡数を監視し
て、ガス含量の好適な変化により所望の気泡数からの偏
差を修正することを要するだけである。基本的に気泡数
を自動的にもまた連続的にも測定することが可能である
ので、これらの測定された値をガス含量を自動的に調節
することに利用してもよい。
【0012】本発明の方法が、一方で最も各種のタイプ
のポリオールに、他方でイソシアネートに用いられるこ
とはもちろんである。イソシアネートとしては、トルエ
ンジイソシアネート(TDI)がとりわけ使用される
が、他のイソシアネートも同様に本発明の方法に用いる
ことができる。
【0013】イソシアネート中のガス含量を増加もしく
は低減するためには、場合によっては、まさに使用する
材料の部分流をガス抜きあるいはガス供給して、混合室
に入れる前に部分流と変化していない主流とを均一に混
合することで十分であるかもしれない。この態様は、中
位の気泡数のフォームを大規模に製造する予定であっ
て、相応じて大量のイソシアネートをガス含量に関して
調整しなければならない場合における一つの選択であろ
う。最も簡便な場合、空気をガス供給用のガスとして使
用してもよい。しかしながら、基本的には窒素などの不
活性ガスあるいは二酸化炭素を用いて、ガス供給やガス
抜きを行なうこともできる。
【0014】これまで実施された方法処置を越える本発
明の方法の利点は明らかである。たとえば、プラント始
動中の不良バッチにかかる費用はほんの少しに下がる。
おそらくは結果として封止問題や製造能力の低減、射出
成形ポンプの摩耗の増大をもたらす広い範囲で、射出成
形圧および/または混合室圧を調整することはもはや必
要ではない。本発明の連続制御は殆ど即座に作用するの
で、気泡数が好適に監視されるなら、それ以上の不良バ
ッチは回避されるだろう。所望のガス充填は最初のガス
含量とは無関係に行なわれるので、供給された原料のガ
ス含量の変化は容易に平衡を保つことができる。最終的
に、製造中ですら気泡数を大いに変化させることが可能
であり、それによって製造を中断することなく、比較的
小さなバッチの形で気泡数に関して非常に様々な顧客の
要求に適うことができる。
【0015】最終的に、本発明によれば他のパラメータ
ーを変えることにより、連続気泡のみならず独立気泡の
ポリウレタンフォームを製造することすら可能である。
従って、極めて普遍的にかつ非常に様々な目的に利用で
きる方法である。
【0016】こうして、本発明の方法をもって初めて、
ポリウレタンフォーム製造における古くて基本的な問
題、すなわち、連続的に製造されるポリウレタンフォー
ムストランドにおける予備調整可能かつ再現可能に調整
でき、そして任意に変えられる気泡数の調整、その上、
これまで届かなかった広範囲の可能な変化での調整、を
解決することが可能になった。連続製造を妨害すること
なく、また定常の費用の実質的な増大もなくこの方法は
実施できるので、浪費を避けることにより、また広範囲
の製品を供給することにより、結果として実質的な経済
的利点が生じる。
【0017】イソシアネート起源のフォームの調製に
は、以下の化合物が利用できる。すなわち、脂肪族、環
状脂肪族、芳香族置換脂肪族、芳香族または複素環ポリ
イソシアネートを出発物質として使用できる。これらに
ついては、例えば、ユスツス・リエビグス・アナレン・
デル・ケミエ(Justus Liebigs Annalen der Chemie) 5
62、75〜136頁に記載がある。例えば、式Q(N
CO)n で表される化合物である。上記式において、n
は2乃至4であり、好ましくは2乃至3である。Qは、
2乃至18個、好ましくは6乃至10個の炭素原子を有
する脂肪族炭化水素残基、4乃至15個、好ましくは5
乃至10個の炭素原子を有する環状脂肪族炭化水素残
基、6乃至15個、好ましくは6乃至13個の炭素原子
を有する芳香族炭化水素残基、または8乃至15個、好
ましくは8乃至13個の炭素原子を有する芳香族置換脂
肪族炭化水素残基である。このようなポリイソシアネー
トは、例えば、ドイツ国特許公開2832253号明細
書の10〜11頁に記載されている。特に好ましいの
は、市販され容易に入手可能なポリイソシアネートであ
る。それらの例としては、2,4−および2,6−トル
イレンジイソシアネートおよびそれらの混合物(TD
I);アニリン−ホルムアルデヒド縮合およびそれに続
くホスゲン化により調製できるポリフェニル−ポリメチ
レン−ポリイソシアネート(粗製MDI);カルボジイ
ミド、ウレタン、アロファネート、イソシヌレート、ウ
レアまたはビウレット基を有するポリイソシアネート
(修飾ポリイソシアネート)、特に2,4−または2,
5−トルイレンジイソシアネートおよび4,4−または
2,4−ジフェニルメタンジイソシアネートから、それ
ぞれ誘導される、上記の基で修飾されたポリイソシアネ
ートを挙げることができる。
【0018】他の出発物質は、イソシアネート基に対し
て活性である少なくとも2個の水素原子および400乃
至10000の分子量を有する化合物である。これらの
出発物質には、アミノ、チオールまたはカルボキシル基
を有する化合物に加えて、複数の水酸基を有する化合
物、特に2乃至8個の水酸基を有する化合物、さらに具
体的には1000乃至6000の分子量、好ましくは2
000乃至6000の分子量を有する化合物が含まれ
る。これらの化合物の例としては、少なくとも2個、通
常は2乃至8個、好ましくは2乃至6個の水酸基を有す
る、ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネートお
よびポリエステルアミドが挙げられる。これらの化合物
そのものは、均質または発泡ポリウレタンの調製におい
て知られている。また、これらについては、例えば、ド
イツ国特許公開2832253号明細書の11〜18頁
に記載されている。本発明に従う方法において使用する
場合は、少なくとも2個の水酸基を有するポリエステル
が好ましい。
【0019】イソシアネートに対して活性である少なく
とも2個の水素原子および30乃至400の分子量を有
する化合物を、任意に他の出発物質として使用できる。
これらの化合物には、上記と同様に、水酸基、アミノ、
チオールおよび/またはカルボキシル基を有する化合
物、好ましくは、連鎖成長剤または架橋剤として機能で
きる水酸基および/またはアミノ基を有する化合物が含
まれる。このような化合物は一般に、イソシアネートに
対して活性である2乃至8個、好ましくは2乃至4個の
水素原子を有する。これらの例は、ドイツ国特許公開2
732292号明細書の21〜24頁に記載されてい
る。
【0020】水および/または揮発性の有機物質または
窒素のような反応において遊離するガスは、フォーム構
造を得るための発泡剤として使用できる。
【0021】任意に、以下に例示する試薬および添加剤
を併用してもよい。すなわち、触媒、乳化剤およびフォ
ーム安定化剤のような表面活性剤、反応遅延剤(例え
ば、塩酸やハロゲン化有機酸のような酸性物質)、また
通常の気泡調整剤、パラフィン、脂肪族アルコールまた
はジメチルポリシロキサン、さらに顔料または染料およ
び良く知られているトリクレシルホスフェートのような
耐火剤、さらにまた老化および気候の影響に対して有効
な安定化剤、可塑剤、防黴剤または防菌剤として活性な
物質、加えて、硫酸バリウム、キーゼルグール、カーボ
ンブラックまたは調製チョークのような充填剤を用いる
ことができる。任意に併用できる試薬および添加剤の例
は、例えば、ドイツ国特許公開2732292号明細書
の21〜24頁に記載されている。
【0022】さらに、本発明の方法で併用できる表面活
性剤、フォーム安定化剤、また気泡調整剤、反応遅延
剤、安定化剤、燃焼遅延物質、可塑剤、染料、および充
填剤、さらに、防黴剤または防菌剤として活性な物質、
加えてこれらの添加剤の使用形態および作用に関する詳
細は、クンストストッフ−ハンドブッヒ(Kunststoff-Ha
ndbuch) 7巻(ビエベグ(Vieweg)とホヒトレン(Hochtle
n)編集)、カール−ハンセル−ベルラグ(Carl-Hanser-V
erlag)、ミュンヘン、1966、例えば103〜113
頁を参照できる。
【0023】ポリウレタンフォームの調製に本発明の方
法を操作するためには、反応成分を公知の一段プレポリ
マーまたはセミプレポリマー法に従って反応させる。こ
の方法では機械装置を頻繁に使用する。これについて
は、例えば、米国特許2764565号明細書に記載さ
れている。本発明の方法に使用できる処理装置について
の詳細は、クンストストッフ−ハンドブッヒ7巻(ビエ
ベグとホヒトレン編集)、カール−ハンセル−ベルラ
グ、ミュンヘン、1966、例えば121〜205頁に
記載がある。
【0024】UBT発泡プラントの遠心調整を、図1に
示す(分画流れ図、TDI−ガス抜き−ガス化)。
【0025】処方を選択すれば、ポリウレタンフォーム
の気泡サイズの制御が、圧力操作遠心により達成され
る。これは以下の実施例において、本発明の請求範囲を
これらの実施例に限定することなく、説明する。
【0026】
【実施例】
[実施例1]上記のプラントにおいて、反応混合物は以
下の成分からなる。 アジピン酸、ジエチレングリコールおよびトリメチロー
ルプロパンから合成した水酸基数60を有する部分的に
分岐したポリエステル100重量部 水4.0重量部 3級アミン活性化混合物(デスモラピッドDB(Desmora
pid DB) 、バイエル・アー・ゲー)0.7重量部 3級アミン活性化混合物(ニアックスA30、UCC)
0.3重量部 安定化剤B8300(Th. ゴールドシュミット、シリコ
ン主成分)1.4重量部 2,4−(80重量%)および2,6−(20重量%)
トルイレンジイソシアネート混合物44重量%および
2,4−(65重量%)および2,6−(35重量%)
トルイレンジイソシアネート混合物50重量%からなる
混合物51重量部
【0027】上記反応混合物を、高さ52cm、長さ6
000cmおよび幅140cmのブロック中に発泡させ
る。生産においては、遠心機を1500rpmの平均回
転速度で稼働させ、Aの場合の操作圧を600mbar、B
の場合の操作圧を200mbarとする。双方の場合とも、
混合室(MK)圧を2.0bar とし、トルイレンジイソ
シアネート(TDI-P) の操作圧を65bar にする。
【0028】Aの場合、フォールは45ppiの気泡数
を有し、これに対して、Bの場合は25ppiの気泡数
が認められる。
【0029】[実施例2]ポリウレタンフォームの気泡
数を90ppiとする。これは以下の処方と機械の調整
により調製した。
【0030】実施例1に従うポリエステル100重量部 水2.1重量部 3級アミン活性化混合物(KST100、UCC)1.
0重量部 実施例1に従う安定化剤1.4重量部
【0031】以上の処方を実施例1のポリイソシアネー
ト混合物35.5重量部と共に、実施例1の方法で処理
し、フォームブロックを形成する。機械の調整は以下の
通りである。
【0032】遠心回転速度: 1500rpm 遠心操作圧: 1500mbar 混合室圧: 2.4bar 操作圧TDI: 80bar
【0033】[実施例3] エチレンオキサイドにより三官能修飾し、水酸基数46
を有するポリエーテルポリオール100重量部 水4.5重量部 3級アミン活性化剤(ポリカット77(Polycat 77)、エ
アープロダクト)0.1重量部 ジメタノールアミン0.2重量部 安定化剤B2370(Th. ゴールドシュミット)1.0
重量部 オクタン酸スズ(II)(tin(II) octoate )0.13重量
部 2,4−(80重量%)および2,6−(20重量%)
トルイレンジイソシアネート混合物51.0重量部
【0034】以上の混合物をブロック中へ発泡させる。
機械のパラメーターは以下のように予備選択した。
【0035】 ──────────────────────────────────── Aの場合 Bの場合 ──────────────────────────────────── 遠心回転速度: 1500rpm 1500rpm 遠心操作圧: 200mbar 650mbar 混合室圧 1.3bar 1.3bar 操作圧TDI: 80bar 80bar ────────────────────────────────────
【0036】このようにして、異なる気泡サイズが生じ
た。Aの場合では30ppiの気泡数であり、Bの場合
では45ppiである。使用した遠心機を図2に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】UBT発泡プラントの遠心調整を示す流れ図で
ある。
【図2】実施例で使用した遠心機を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 75:00 105:04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール、イソシアネートおよび水か
    らのポリウレタンフォーム製造における気泡数の連続制
    御方法であって、成分の混合が調整可能な射出成形圧と
    調整可能な混合室圧を有する混合頭部にて行なわれる方
    法において、混合頭部に注入する前に、イソシアネート
    のガス含量を連続的に増加もしくは低減することを特徴
    とする連続制御方法。
  2. 【請求項2】 イソシアネートのガス含量の増加もしく
    は低減を、調節可能な過剰または低減された圧力の加圧
    室にて行ない、該室を通ってイソシアネートが薄膜状に
    流れることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 流室が、数個の同軸の環状室がある遠心
    機として設計されていることを特徴とする請求項1もし
    くは2記載の方法。
JP5101999A 1992-04-03 1993-04-05 ポリウレタンフォームの気泡数の連続制御方法 Withdrawn JPH068262A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4211080 1992-04-03
DE4211080.7 1992-04-03

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