JPH0682411U - 筐体の接合手段 - Google Patents

筐体の接合手段

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JPH0682411U
JPH0682411U JP2865093U JP2865093U JPH0682411U JP H0682411 U JPH0682411 U JP H0682411U JP 2865093 U JP2865093 U JP 2865093U JP 2865093 U JP2865093 U JP 2865093U JP H0682411 U JPH0682411 U JP H0682411U
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JP
Japan
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sheet metal
housing
protrusion
joining
lid
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Pending
Application number
JP2865093U
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English (en)
Inventor
勝博 鈴木
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板金を使用して箱型の筐体を組立る場合にネ
ジを使用せずに、板金加工を施した金属板同士の接合に
関する。 【構成】 筐体の接合部分の少なくとも一ヶ所に突起、
凹部等の係合部を設け、該筐体の突起、凹部とそれぞれ
嵌合係止する蓋体とを有する。 【効果】 板金加工した金属板同士の重なり目の段差も
なくなり、ネジが筐体の外面に露出することも無くなっ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、板金を使用して箱型の筐体を組立る場合にネジを使用せずに、板金 加工を施した金属板同士の接合に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、箱型の筐体を製作する場合に、板金加工を施した金属板を接合する方法 として、ネジを使用した手段と、溶接による接合手段が知られている。例えば図 8に示すように、筐体の端部としての板18に、コ字状に形成された板金17を 接合する際には、コ字状の板金17の折曲された上片の穴が配設され、筐体の端 部としての板18の対応する位置にネジ穴を設け、ネジ19をコ字状の板金17 の折曲された上片の穴に挿入してコ字状の板金17と筐体の端部としての板18 を堅締していた。また、この板金を接合する時に使用されるネジ19の頭が、コ 字状に形成した板金の平面よりも突出してしまい、このネジ19の頭を突出させ ない為に、コ字状に形成した板金17のネジ穴部分をプレス加工により、ネジ1 9の頭がコ字状に形成された板金17の平面より突出しないように落とし込み( 図示せず)を設けなければならないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の方法では、例えば大量の組立作業をするのではなく、 少量の組立作業を行なう場合に、図8に示したように断面コ字状に形成した板金 17に、もう一枚の板金を接合しようとする場合に、まずコ字状に形成した板金 17に設けた穴と、接合しようとする筐体の端部としての板金18に設けたネジ 穴との位置合わせを必要とし、このような場合には位置合わせをした穴とネジ穴 同士がずれないように、作業者自身の手で両方の板金を挾持したり、万力等の治 具を使用して対処していた。また、ネジを使用して図8に示すようにコ字状の板 金17と、接合するもう一方の板金18を接合しようとすると、どうしてもコ字 状の板金17に設けた穴と、板金18のネジ穴を合致させる必要があり、そのた めに、両方の板金を重ね合わせなければならず、両方の板金の間に段差が生じて しまい、美観上の問題と組立作業工程で作業を遅らせる原因の一つになってしま っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の問題点に鑑みなされたもので、筐体の接合部分の少なくとも一 ヶ所に突起、凹部等の係合部設け、該筐体の突起、凹部とそれぞれ嵌合係止する 筐体とを有する筐体の接合手段を提案するものである。
【0005】
【作用】
即ち本考案は、ネジを用いないで一方の板金にハ−フパンチによる突起を設け この突起を内部に嵌合させる他方側の嵌合穴や、一方の板金に突起を設け、もう 一方の板金には前記突起を嵌め込む為のスリット状の溝を設けて、板金部品同士 の接合を行うものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。図1は、本考案を施した 無線装置の外観斜視図である。この無線装置のケ−スは板金から作られており、 参照符号1としての筐体と、参照符号2の筐体部品を組合せて構成されている。 参照符号3は、筐体1を構成する板金部品と、蓋体2の部品の境目を示している が、上記筐体1と蓋体2との間には、表面上の段差はない。参照符号4は回動自 在なアンテナで、ハンディタ−ミナルを(図示せず)使用して商品情報や、在庫 デ−タの送信または受信するのに使用するアンテナである。参照符号5は、蓋体 2に組み込まれているパネル部分で、スイッチ等の他に装置の使用状態をLED によって表示をもするものである。
【0007】 図2は本考案の第1実施例を示した図である。参照符号2は、図1で示したパ ネル部分5を組み込んだ筐体で、板金を断面コ字状に形成している。参照符号2 の断面コ字状に形成した板金部品の内側に、スポット溶接または、接着材により 係止した接続部材6が設けられている。この接続部材6には、適宜箇所にハ−フ パンチによる突起が設けられている。このハ−フパンチは筐体内部から外部へ向 かって押圧して突出し、筐体1へ喰い込んで一体化されている。
【0008】 図3は、ハ−フパンチによる外部への突起7を施した接続部材6と、接合させ ようとする筐体1に施した穴8の嵌合前の状態を示した要部拡大図である。(図 3では、接合部材6と接合させる筐体1が下方向のみに図示しているが、図2の ように上方向にも、接合部材6と板金1があるものである。)蓋体2に取り付け られた接合部材6に設けた突起7を筐体1に設けた穴8に嵌合させるためには、 ハ−フパンチによる突起7を施した接続部材6を取り付けた断面コ字状の蓋体2 の上下の折曲部を支点として蓋体が湾曲するための力を加え、断面コ字状の筐体 2に取付けた接続部材6が撓んだ状態で、接続部材6に設けたハ−フパンチによ る突起7と、筐体1に設けた穴8を合致させる。この合致させた状態で、ハ−フ パンチによる突起7と、筐体1に設けた穴8が位置づれしないように固定し、断 面コ字状の部材2の復元力によりハ−フパンチ7と板金1に設けた穴8を嵌合さ せる。尚、筐体1の湾曲は復元する程度で十分である。
【0009】 図4は、筐体1と蓋体2に取付けた接続部材6を、接合させた状態を示した図 である。接続部材6に施したハ−フパンチによる突起7と、筐体1に設けた穴を 嵌合させた状態での嵌合部分は、筐体1の肉厚の幅と同等若しくは、筐体1の肉 厚より若干少ない幅でハ−フパンチによる突起7を設けているので、板金を組立 てハ−フパンチによる突起7は、板金1に設けた穴8よりも外側に突出すること はない。
【0010】 図5は第2の実施例で、接続部材6の先端部分に、折曲片9を設けたものであ る。図6は、蓋体2に取り付けられた接合部材6の先端部分の折曲片9と、接合 しようとする筐体1に設けられた折曲片9を嵌め込むためのスリット10の嵌合 状態を示したものである。このスリット10は、図5に示すように筐体1の接合 方向に貫通させた状態で設けられている。スリット10の幅11は、接続部材6 の先端に設けた折曲片9をスム−ズに嵌め込むので、折曲片9の幅12よりも若 干広い幅に設定されている。
【0011】 また、折曲片9をスリット10に嵌め込む場合には、第1の実施例の場合と同 様に、蓋体2に上下方向から、この蓋体2に上下方向から、この蓋体2の折曲部 13が、内側方向に撓むように荷重を掛け、スリット10と、突起9が嵌め込め るように位置合わせをしたところで、断面コ字状の部材2の上下方向にかけてい る力を止めることにより、蓋体2が撓んでいた分、復元力により突起9とスリッ ト10を嵌め込むことができる。
【0012】 図7は、第3の実施例で蓋体2に、左右両端にカ−ブをした凹部を持った接続 部材15を係止したものである。接合する側の蓋体1には、ハ−フパンチによる 突起9が設けられている。参照符号16は、ハ−フパンチによる突起9を施す時 にできた凹部である。次に、蓋体2と、筐体1を接合させる場合には、蓋体2に 係止された接合部材15の左側のカ−ブをした凹部を突起9に引っ掻けておき、 右側のカ−ブをした凹部14を板金1に設けた突起9に引っ掻けるように係止す る。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ネジを使用して板金と板金を接合してい た場合のように、1枚目の板金に設けたネジ穴と、2枚目の板金に設けたネジ穴 の位置合わせをするというようなこともなくなり、組立作業も楽になる。また、 ネジを使用して板金を組立るとネジが外面に露出してしまいうことと、板金と板 金の重なり目に断差が生じてしまい美観上好ましくなかったが、上記した方法で はそのようなこともなくなり、美観上もよくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線装置の外観斜視図
【図2】実施例1を示す外観斜視図
【図3】実施例1の要部拡大図
【図4】実施例1の要部拡大図
【図5】実施例2の外観斜視図
【図6】実施例2の要部拡大図
【図7】実施例3の外観斜視図
【図8】従来例の外観斜視図
【符号の説明】
1 板金 2 板金 3 板金同士の境目 4 アンテナ 5 パネル部分 6 接続部材 7 突起 8 穴 9 突起 10 スリット 11 スリット10の幅 12 突起9の幅 13 断面コ字状の板金部材のつば部 14 カ−ブをした凹部 15 カ−ブをした凹部を持つ接続部材 16 ハ−フパンチ時の凹部 17 断面コ字状に形成された板金 18 接合する側の板金 19 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の接合部分の少なくとも一ヶ所に突
    起、凹部等の係合部を設け、該筐体の突起、凹部とそれ
    ぞれ嵌合係止する筐体とを有することを特徴とする筐体
    の接合手段。
JP2865093U 1993-04-30 1993-04-30 筐体の接合手段 Pending JPH0682411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2865093U JPH0682411U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 筐体の接合手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2865093U JPH0682411U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 筐体の接合手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682411U true JPH0682411U (ja) 1994-11-25

Family

ID=12254390

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2865093U Pending JPH0682411U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 筐体の接合手段

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JP (1) JPH0682411U (ja)

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