JPH0682373A - 欠陥検査方法 - Google Patents

欠陥検査方法

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JPH0682373A
JPH0682373A JP4235056A JP23505692A JPH0682373A JP H0682373 A JPH0682373 A JP H0682373A JP 4235056 A JP4235056 A JP 4235056A JP 23505692 A JP23505692 A JP 23505692A JP H0682373 A JPH0682373 A JP H0682373A
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JP4235056A
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Fumitomo Hayano
史倫 早野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検物の本来のパターンの密集度や形状等の
条件によらずに欠陥のみを検出すると共に、検査時間を
短くする。 【構成】 被検物19を照明する光源24と、開口27
を有する輪帯遮光板28と、受光レンズ30のフーリエ
変換面の近傍に配置され開口31を有する遮光板32
と、開口31を通過した光に比例する光を光電変換する
受光器37と、開口31を通過した光による被検物19
の共役像を撮像する撮像装置35とを有する。1番目の
視野38−1では輪帯遮光板28の最適回転角を求め、
2番目の視野38−2では必ずしも輪帯遮光板28を回
転させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠陥検査方法に関し、
特に例えば半導体素子等をフォトリソグラフィ技術を用
いて製造する際に使用される露光用マスク、レチクル若
しくは露光後のウエハ又は光ディスク等のガラス基板、
鉄板若しくはメッシュ等の規則的な若しくは周期的な構
造を有する被検物上の異物や欠陥等を検査する際に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体素子等をフォトリソグラフ
ィ技術を用いて製造する際に使用される露光用マスク、
レチクル若しくは露光後のウエハ又は光ディスク等のガ
ラス基板、鉄板若しくはメッシュ等の規則的な(周期的
な)構造を有する被検物上の異物や欠陥等を検査する際
に欠陥検査装置が使用されている。
【0003】図3は従来の欠陥検査装置を示し、この図
3において、光源1から射出された光ビームL1は、振
動ミラー(ガルバノスキャナーミラー又はポリゴンスキ
ャナーミラー)2により偏向させられて走査レンズ3に
入射し、この走査レンズ3から射出された光ビームL2
が、被検査面4上の走査線5上を走査する。この際に、
光ビームL2の走査周期よりも遅い速度で被検査面4を
その走査線5に垂直なR方向に移動させると、光ビーム
L2により被検査面4上の全面を走査することができ
る。この場合、被検査面4の表面上に異物等の欠陥6が
存在する領域に光ビームL2が照射されると散乱光L3
が発生する。また、被検査面4上に異物等の欠陥とは異
なる例えば、レチクル上の回路パターン、ウエハ上の回
路パターン又は光ディスクのグルーブ等の周期的な構造
(以下、「パターン」と総称する)7が存在する領域に
光ビームL2が照射されると、そのパターン7からは回
折光L4が発生する。
【0004】しかし、欠陥検査装置で検出するべき対象
は、被検査面4にもともと存在するパターン7ではな
く、本来存在すべきでない欠陥6である。従って、パタ
ーンと欠陥とを区別して欠陥のみを検出しなければなら
ない。そのために図3においては、受光器8、9及び1
0が相異なる方向から走査線5に対向するように配置さ
れている。異物等の欠陥6から発生する散乱光L3はほ
とんど全方向に向かって発生する等方的散乱光であるの
に対して、パターン7から発生する回折光L4は回折に
よって生じるために空間的に離散的な方向に射出される
光(指向性の強い光)である。このような性質の違いを
用いて、受光器8、9及び10の全てで光を検出した場
合には、その光は欠陥からの散乱光であり、受光器8、
9及び10の内で1つでも光を検出しない受光器が存在
する場合には、その光はパターンからの回折光であると
判断する。これにより、パターン7と区別して欠陥6の
みを検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の欠陥検査装置においては、被検査面4上のパ
ターンの密集度や形状によっては、パターンからの回折
光であっても全ての受光器8、9及び10に光が入射し
て、誤って欠陥と判断する場合があるという不都合があ
った。
【0006】また、仮にパターンからの光と欠陥からの
光とを正確に識別できる欠陥検査方法があったとして
も、検査に要する時間が余りにも長くなることは望まし
くない。特に、その被検査面4の検査対象面積が大きい
場合には、検査時間はできるだけ短いことが望まれる。
本発明は斯かる点に鑑み、被検物の本来のパターンの密
集度や形状等の条件によらずに欠陥のみを検出すること
ができると共に、検査時間が短い欠陥検査方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による欠陥検査方
法は、例えば図1及び図2に示す如く、被検物(19)
に検査用の光を照射する光照射手段(24,25)と、
被検物(19)からの光を集光する集光光学系(30)
とを有し、この集光された光により被検物(19)の欠
陥を検査する方法において、被検物(19)と光照射手
段(24,25)との相対位置を変化させる移動手段
(20〜22)と、集光光学系(30)による被検物
(19)のフーリエ変換面の近傍に配置され被検物(1
9)からの光のフーリエ変換パターンの一部のみに対応
する光を通過させる開口手段(32)と、開口手段(3
2)を通過した光に比例する光を光電変換する光検出手
段(37)と、被検物(19)からの光のフーリエ変換
パターンと開口手段(32)との相対位置を変化させる
相対位置可変手段(28,29)と、開口手段(32)
を通過した光を逆フーリエ変換して被検物(19)の共
役像を結像する変換光学系(34)と、その共役像を撮
像する撮像手段(35)とを使用する。
【0008】そして、本発明では、移動手段(20〜2
2)により被検物(19)の第1の検出領域(38−
1)に光照射手段(24,25)の光を照射し(ステッ
プ101)、相対位置可変手段(28,29)により光
検出手段(37)の光電変換信号(V)が最小になるよ
うに被検物(19)からの光のフーリエ変換パターンと
開口手段(32)との相対位置を設定し(ステップ10
2,103)、このように設定された相対位置のもとで
光検出手段(37)の光電変換信号(V1 )を記憶する
と共に(ステップ104)、撮像手段(35)により被
検物(19)の共役像を観察する(ステップ105)。
次に、移動手段(20〜22)により被検物(19)の
第2の検出領域(38−2)に光照射手段(24,2
5)の光を照射した際に(ステップ106)、光検出手
段(37)の光電変換信号(V)がその記憶した光電変
換信号(V1 )に対して所定の許容範囲内で等しい場合
には、そのまま撮像手段(35)により被検物(19)
の共役像を観察し(ステップ107〜110)、光検出
手段(37)の光電変換信号(V)がその記憶した光電
変換信号(V1 )と所定の許容範囲を超えて異なる場合
には、相対位置可変手段(28,29)により光検出手
段(37)の光電変換信号(V)が最小になるように被
検物(19)からの光のフーリエ変換パターンと開口手
段(32)との相対位置を設定してから(ステップ11
1,112)、撮像手段(35)により被検物(19)
の共役像を観察するものである(ステップ110)。
【0009】
【作用】図4を参照して本発明の基礎となる光学原理を
説明する。図4において、11を被検査面として、被検
査面11に対し光ビームLが照射される。但し、ここで
は説明を簡略化するため、被検査面11が少なくとも部
分的に光を透過する物体であり、被検査面11の裏面方
向から垂直に光ビームLが入射するものとしているが、
本発明は透過照明でなくとも落射照明でも同様に適用さ
れる。更に、本発明は、明視野でも暗視野でも何れの照
明方法でも成立する。
【0010】被検査面11から光ビームLが射出される
方向に、受光レンズ12が配置され、受光レンズ12の
像側の瞳面P1には、被検査面11上のパターン13の
フーリエ変換像13Fが形成される。受光レンズ12の
瞳面P1はフーリエ変換面とも呼ばれる。更に、瞳面P
1から光ビームが射出される方向にレンズ14が配置さ
れ、レンズ14により瞳面P1と共役な第2の瞳面P2
上にそのフーリエ変換像13Fの縮小像が結像される。
第2の瞳面P2に受光器15の受光面が配置され、受光
器15により第2の瞳面P2上の縮小像が光電変換され
る。従って、被検査面11に対して受光レンズ12及び
レンズ14により共役となる位置11Cは第2の瞳面P
2とは異なっている。
【0011】図4では瞳面P1の位置には何らかの光学
素子が置かれているわけではなく、瞳面P1は仮想的平
面である。即ち、図4の構成では、被検査面11上の光
学情報の全てが受光器15に入射するため、このままで
は被検査面11上の本来のパターン13の光学情報と共
に、仮に欠陥が存在している場合にはその欠陥の光学情
報も受光器15に入射する。従って、欠陥とパターンと
を区別して欠陥のみを検出することは困難である。同様
に、被検査面11と共役な位置11Cにおいても、本来
のパターンと欠陥とが混じって観察されるので、欠陥の
みを観察することはできない。
【0012】そこで、本発明では図5のように構成す
る。図4と同じ部分に同一符号を付して示す図5におい
て、被検査面11、受光レンズ12、瞳面P1、レンズ
14、第2の瞳面P2及び受光器15の光学的位置関係
は図4と同じである。図5においては、更に開口16を
有する遮光板17が瞳面P1内に設けられている。この
とき瞳面P1に形成されるパターン13のフーリエ変換
像13F(図4参照)と、開口16との相対位置を変化
させると、フーリエ変換像13Fの内の光スポットが開
口16内に存在しない場合や、あるいは光スポットが開
口16内に存在してもその光スポットの光量が弱い場合
等が起こり得る。これに対して、被検査面11上に存在
する異物等の欠陥から生じる散乱光は既述したように等
方的に発生しているので、そのようにフーリエ変換像1
3Fと開口16との相対位置を変化させても、開口16
を通過する散乱光の光量の増減は緩やかか、あるいはそ
の開口16を透過する散乱光の光量はほとんど変化しな
い。この特性を利用して欠陥とパターンとを区別して欠
陥のみを検出する。
【0013】このとき開口16を通過する光は瞳共役位
置にある受光器15で検出される。受光器15の光電変
換信号Sが最も小さくなるようにフーリエ変換像13F
と開口16との相対位置を決定すれば、そのときにはフ
ーリエ変換像13Fのスポットが開口16を通らない
か、通ってもその光量が少ないことになり、相対的にフ
ーリエ変換像13Fよりも欠陥からの光学情報がより多
く開口16を通ることになる。このとき被検査面11と
ほぼ共役な位置11Cにおいて、その開口16を通過し
た光を用いて被検査面11の像を観測すれば、欠陥のみ
を検出することができる。観測手段としては電荷結合型
撮像デバイス(CCD)等の撮像手段を用いてもよく、
目視観察でもよい。以上が本発明の原理である。
【0014】前記のようにフーリエ変換像13Fと開口
16との相対位置を変化させる相対位置可変手段には大
別して2つの手段がある。第1の手段は、瞳面P1の面
内で遮光板17を動かして開口16の位置を変化させる
駆動手段である。第2の手段は、開口16の位置は固定
したままで光ビームLの入射ベクトル、即ち被検査面1
1に対する入射方向や入射角度を変化させる入射方向可
変手段である。前者を図6を参照して説明し、後者を図
7を参照して説明する。
【0015】図6(a)は図4及び図5の瞳面P1をこ
の瞳面P1に垂直な方向から見た状態を示し、この図6
(a)において、13Fが図1のパターン13のフーリ
エ変換像であり、開口16は図5の遮光板17の一部で
ある。瞳面P1上の与えられた原点POに対する開口1
6の位置を表す位置ベクトルを〈C〉としたとき、図5
の受光器15の光電変換信号Sは、位置ベクトル〈C〉
の変化に対して図6(b)に示すように変化する。即
ち、フーリエ変換像13Fの光スポットが開口16を通
過するときに、光電変換信号Sは大きくなるが、そうで
ない場合にはパターン13以外の欠陥情報が開口16を
透過するので、光電変換信号Sは小さい。
【0016】そのため、図6(b)の光電変換信号Sの
最小値Smin を検出すれば欠陥のみを検出することがで
きる。具体的には、所定の欠陥に対する1対の閾値S
TH1 及びSTH2 (STH2 >STH1 >0)を定めておき、
その光電変換信号Sの最小値S min が次式を充すときに
はその欠陥があるものと判定する。 STH1 ≦Smin ≦STH2 この際に、その最小値Smin には被検査面11の本来の
パターン13の影響がほとんど無いため、そのパターン
13によらずに正確に欠陥のみを検出することができ
る。
【0017】次に図7を参照して光ビームLの入射ベク
トルが変化した場合について説明する。図7において、
光ビームLの初期の入射ベクトル(被検査面11に入射
する光ビームLに平行な単位長さのベクトル)を〈e
0 〉としたときに、瞳面P1上にはパターン13の0次
回折光のスポット18が形成される。瞳面P1上に固定
された開口16に対するスポット18の位置ベクトルを
〈C0 〉とする。
【0018】そして、入射する光ビームLの被検査面1
1に対する入射方向や入射角度を変えると入射ベクトル
は〈e′〉となる。このとき、瞳面P1上の0次回折光
のスポットは18′となり、そのスポット18′の開口
16に対する位置ベクトルは〈C′〉となるが、〈C
0 〉≠〈C′〉である。即ち、図6に示したように開口
16の位置を変えた場合と全く同様に、位置ベクトル
〈C0 〉が変化するので、入射ベクトル、即ち入射方向
を変えることによっても欠陥の光学情報のみを得ること
ができる。
【0019】また、図4において、被検査面11を回転
させると、瞳面P1上で被検査面11のパターン13の
フーリエ変換像13Fが回転する。従って、被検査面1
1を回転させることによっても、図6の位置ベクトル
〈C〉が変化することになり、欠陥の光学情報のみを得
ることができる。
【0020】更に、欠陥の検出能力を向上させるために
は、上記の3個の方法を組み合わせてもよいし、また瞳
空間内で複数の開口16を形成するようにしてもよい。
例えば受光レンズ12を1つとして受光レンズ12の瞳
面P1内に複数の開口16を有する構成や、受光レンズ
12を1つではなく複数にして複数の瞳面と複数の開口
とを有する構成なども本発明に含まれていることは言う
までもない。
【0021】さて、図5の被検査面11上の光ビームL
が照射している照明領域を仮に「視野」と呼ぶことにす
ると、被検査面11と共役な位置11Cで得られる情報
は、その視野内の情報に限られる。その被検査面11の
全領域を検査するには、光ビームLを被検査物11上で
走査する又は被検査物11をステージ等で移動させる等
の方法を用いればよい。しかしながら、光ビームLと被
検査物11とが相対的に移動して視野が変わる度に、受
光器15の光電変換信号Sが最小になるように開口16
とフーリエ変換像13Fとの位置関係を設定するという
動作(以下、「開口の最適化動作」という)を繰り返す
のでは、検査時間が長くなってしまう。
【0022】そこで、被検査面11上の第1の視野(第
1の照明領域)で開口の最適化を行ってから第2の視野
(第2の照明領域)に移動したときに、開口16を通過
する光量が第1の視野の場合の光量からそれほど変化し
ていなければ、開口の最適化動作は行わない。即ち、第
2の視野での開口16とフーリエ変換像13Fとの位置
関係は、第1の視野の場合の位置関係と同じままで欠陥
検査を行う。逆に、開口16を通過する光量が第1の視
野の場合の光量とかなり違っていれば、開口の最適化動
作を行う。
【0023】特に、周期的なパターンが連続するレチク
ル若しくはマスク、光ディスクのグルーブ又はメッシュ
等においては、視野が変わっても開口の最適化条件がほ
とんど一定である場合が多い。従って、被検査面11が
そのような周期的なパターンが連続するものである場合
に本発明を適用すると、それぞれの視野において開口の
最適化動作の時間が大幅に短縮され、被検査面11の全
面の検査を高速に行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明による欠陥検査方法の一実施例
につき図1及び図2を参照して説明する。本実施例は、
被検物に対する光の入射ベクトルの方向を変えることに
より、受光レンズの瞳面上で開口とフーリエ変換像との
相対位置を変化させる場合を扱っているが、その入射ベ
クトルの方向を固定してその開口の位置を変える場合に
も本発明は同様に適用される。
【0025】図2は本実施例の欠陥検査装置の機構部を
示し、この図2において、19は被検査物であり、被検
査物19は互いに直交するX方向及びY方向に移動自在
なステージ20に支持固定されている。駆動部21及び
22によりそれぞれX方向及びY方向にステージ20及
び被検査物19を移動させることができる。被検査物1
9上には、本来のパターン23が形成されている。
【0026】24は光源を示し、光源24から発生した
光L5はレンズ25によりほぼ平行な光束となる。但
し、レンズ25の光源24と対称な方向に円形の遮光板
26が配置され、レンズ25から射出された光は遮光板
26により中央部の光束が遮光されて、輪帯照明光L7
となって開口27を有する輪帯遮光板28に入射する。
輪帯照明光L7の光束の外径は輪帯遮光板28の外径よ
り僅かに小さく、輪帯照明光L7の光束の内径は輪帯遮
光板28の内径より僅かに大きい。輪帯遮光板28は駆
動部29により円周方向であるθ方向(その回転角をも
θで表す)に回転自在に支持されている。なお、開口2
7は並進移動(X,Y方向への移動)させてもよい。
【0027】その輪帯遮光板28の開口27を通過した
光ビームL8は、受光レンズ30により光ビームL9と
なって被検査物19に対して斜めに入射する。被検査物
19から発生する回折光及び散乱光等の光L10は、受
光レンズ30により集光されて、受光レンズ30の瞳面
(即ち、被検査物19の受光レンズ30によるフーリエ
変換面)に配置された円形の遮光板32に入射する。こ
れは、受光レンズ30の焦点距離をfとしたとき、被検
査物19から受光レンズ30の主点までの距離と、受光
レンズ30の主点から遮光板32までの距離とを等しく
fに設定することにより、遮光板32をフーリエ変換面
に配置することと等価である。その遮光板32には開口
31が形成されており、遮光板32及び開口31の位置
は固定されている。また、本例では輪帯遮光板28の内
側にその円形の遮光板32がほぼ内接するように配置さ
れている。なお、開口31を回転させるようにしてもよ
く、更に並進移動させてもよい。
【0028】遮光板32から円形の遮光板26の方向に
順に、ハーフミラー33、レンズ34及び2次元CCD
等の撮像装置35を配置し、ハーフミラー33で遮光板
32の開口31からの光を反射した方向にレンズ36及
び受光器37を配置する。被検査物19と撮像装置35
の撮像面とは共役であり、遮光板32の開口31と受光
器37の受光面とは共役である。この場合、被検査物1
9から発生した光L10の内で、遮光板32の開口31
を通過した光L11はハーフミラー33に入射し、ハー
フミラー33を透過した光は、レンズ34を介して撮像
装置35の撮像面に達し、この撮像面に被検査物19の
共役像が2次元画像として結像される。撮像装置35の
代わりに接眼レンズを配置して被検査物35の共役像を
目視で観察するようにしてもよい。
【0029】一方、遮光板32の開口31を通過した光
L11の内でハーフミラー33で反射された光は、レン
ズ36により瞳面の開口31と共役な受光器37の受光
面に集束される。従って、その開口31を通過した光に
比例する光量が受光器37により光電変換され、受光器
37から検出信号Vが出力される。この実施例におい
て、駆動部29を動作させて輪帯遮光板28をθ方向に
回転させると、光ビームL9の被検査物19に対する入
射ベクトルが連続的に変わるので、遮光板32の開口3
1と被検査物19のパターン23のフーリエ変換像との
相対位置関係が変化する。
【0030】従って、例えば被検査物19上の或る狭い
視野(照明領域)の欠陥の検査を行う場合には、ステー
ジ20を動かしてその視野に光ビームL9を照射する。
その後、輪帯遮光板28をθ方向に1回転させて、受光
器37の検出信号Vが最小になる回転角θの位置にその
輪帯遮光板28を固定する。この状態では、遮光板32
の開口31の中には、被検査物19の本来のパターン2
3のフーリエ変換像の強い光スポットは存在せず、その
開口31を通過する光としてはパターン23からの光よ
りも被検査物19上の欠陥からの光の方が光量が多くな
る。従って、その開口31を通過した光を用いて、撮像
装置35で被検査物19の共役像を観察すると、被検査
物19のその視野内の欠陥を明瞭に観察することができ
る。
【0031】但し、この場合でもパターン23からの光
の量は0ではなく欠陥の観察がしにくいことがあるた
め、その撮像装置35の撮像信号にフィルタリング処理
や微分処理等の画像処理を施してSN比を向上させるよ
うにしてもよい。これにより、被検査物19の欠陥のみ
を例えば輝点としてCRTディスプレイ上に表示するこ
ともでき、より効率的に欠陥検出を行うことができる。
また、被検査物19の全面の欠陥検査を行う場合、その
全面の細かに分割された各視野でそれぞれ輪帯遮光板2
8をθ方向に1回転して最適な条件を求めるものとする
と、検査時間が長くなってしまう。そこで、本実施例で
は次のようにして検査時間を短縮する。
【0032】次に、図1のフローチャートを参照して、
図2の被検査物19上のほぼ全面の欠陥検査を行う際の
本実施例の動作つき説明する。ここでは、フーリエ変換
像13Fと開口31との相対位置を変化させる手段とし
て光ビームの入射ベクトルを変化させる手段を例に挙げ
て説明する。先ず、図1のステップ101において、図
2の駆動部21及び22を動作させて、光ビームL9の
照射領域を被検査物19上の1番目の視野38−1に設
定する。そして、ステップ102において、駆動部29
を動作させて輪帯遮光板28をθ方向に1回転させる。
次に、受光器37の検出信号Vが最小になるときの輪帯
遮光板28の回転角θ1 とそのときの検出信号Vの値V
1 とを求め(ステップ103)、それら回転角θ1 及び
値V1 を不図示のメモリーに1番目の視野38−1の最
適開口条件として記憶させる(ステップ104)。そし
て、輪帯遮光板28の回転角をθ1 に固定して、撮像装
置35によりその1番目の視野38−1の欠陥を観察す
る(ステップ105)。
【0033】その後、ステップ106において、ステー
ジ20を移動させて光ビームL9の照射領域を被検査物
19の2番目の視野38−2に移す。整数iの初期値を
2に設定して、その2番目の視野38−2を一般化し
て、i番目の視野38−iとする。この場合、輪帯遮光
板28の回転角は(i−1)番目の視野38−(i−
1)の観察で使用された回転角θi-1 に設定されてい
る。この回転角θi-1 の状態で、受光器37の検出信号
Vを測定して値Vi を得る(ステップ107)。次に、
i番目の視野の回転角θi-1 での検出信号Vとして記憶
されている値をVi-1として、ステップ108におい
て、図2の図示省略された判定部は今回の値Viが記憶
されている値Vi-1 に対して、次の関係を充足するかど
うかを調べる。 αVi-1 <Vi <βVi-1 (1)
【0034】(1)式において、係数αは1より小さい
係数、βは1より大きい係数であり、例えば係数α及び
βを次のように設定する。 α=0.9,β=1.1 (2) この場合には、i番目の視野での検出信号Vの値Vi
が、第(i−1)番目の視野での検出信号Vとして記憶
されている値Vi-1 に対して±10%の範囲内で合致す
るかどうかが判定される。
【0035】この判定の結果、(1)式が充たされてい
れば、動作はステップ109に移行して、このi番目の
視野での輪帯遮光板28の最適な回転角θi として(i
−1)番目の視野での最適開口条件として記憶されてい
る回転角θi-1 がメモリーに記憶される。同時に、この
i番目の視野での最適開口条件での検出信号Vの値V i
として(i−1)番目の視野での検出信号Vとして記憶
されている値Vi-1 がメモリーに記憶される。これを次
のように表す。 θi =θi-1 ,Vi =Vi-1 (3)
【0036】その後、動作はステップ110に移行し
て、輪帯遮光板28の回転角θを(i−1)番目の視野
で設定されていた値θi-1 に設定した状態で、撮像装置
35でそのi番目の視野38−iの欠陥の観察を行う。
一方、ステップ108において、(1)式の条件が充さ
れていない場合、即ち、(Vi ≦αVi-1 )又は(βV
i-1 ≦Vi )が成立する場合には、動作はステップ11
1に移行して、再び輪帯遮光板28の開口27の回転角
の最適化が行われる。即ち、駆動部29を動作させて輪
帯遮光板28をθ方向に1回転させた後に、ステップ1
12において、受光器37の検出信号Vが最小になると
きの輪帯遮光板28のθ方向の回転角θi とそのときの
検出信号Vの値Vi とを求める。そして、それら回転角
θi 及び値Vi をメモリーにi番目の視野38−iの最
適開口条件として記憶させる(ステップ113)。その
後ステップ110において、輪帯遮光板28の回転角を
ステップ113で記憶した回転角θi に固定して、撮像
装置35によりそのi番目の視野38−iの欠陥を観察
する。なお、ステップ108では、例えば(βVi-1
i )となるときにのみステップ111へ移行して、開
口位置を変更するようにしても良い。
【0037】そのステップ110から動作はステップ1
14に移行して、更に次の被検査物19上の視野の検査
を行うかどうかの判定を行う。即ち、変数iの値に1を
加算した後に、ステップ115において、変数iが整数
(N+1)に達したかどうかを調べる。整数Nは被検査
物19上のほぼ全面を分割して得られた視野の個数を表
す。そして、ステップ115で変数iが整数(N+1)
に達していない場合には、動作はステップ106に移行
して、被検査物19上の次のi番目の視野の欠陥検査が
行われる。そして、ステップ106〜115までの動作
が(N−1)回繰り返されて、被検査物19上の2番目
以降の視野38−2,38−3,‥‥の検査が行われ、
被検査物19上のN個の視野の欠陥検査が終了する。
【0038】このように本例によれば、例えば被検査物
19上のk(kはNより小さい正の整数)番目の視野の
検査後に(k+1)番目の視野の検査を行う際には、必
ずしも輪帯遮光板28をθ方向に回転させて最適開口条
件を求める必要がない。従って、各視野毎に最適開口条
件を求めながら検査を行う場合に比べて検査時間を短縮
できる。特に、被検査物19上の本来のパターン23が
周期的なパターンである場合には、k番目の視野を検査
する際でも(k+1)番目の視野を検査する際でも、パ
ターン23の遮光板32上でのフーリエ変換像の強度分
布はほぼ同一である。即ち、パターン23が周期的なパ
ターンであるような場合には、被検査物19上の1番目
の視野に対して求めた最適開口条件で、残りのほぼ全て
の視野の欠陥検査を行うことができ、被検査物19の全
面の欠陥検査に要する時間が大幅に短縮される。
【0039】なお、上述の実施例では開口27(又は3
1)の最適化動作では受光器37からの出力Vを用いる
ようにしていた。しかしながら、受光器37を設けずと
も、撮像素子35からの撮像信号を用いて開口位置を変
更するか否かを決定するようにしても良い。このとき、
撮像素子、例えばCCDの各アレイ毎の出力を加算した
値を用いるようにする。これにより、撮像素子35で受
光器37を兼用でき装置を簡略化できる。また、上述の
実施例ではk番目の視野を検査する際、1番目の視野で
求めた条件(信号V)を用いて開口位置を変更するか否
かを決定していた。しかしながら、この決定に際しては
1番目から(k−1)番目までの視野の何れの条件を用
いても良い。又は、常に検査を行うべきk番目の視野の
1つ前、即ち(k−1)番目の視野での条件を用いるよ
うにしても良い。
【0040】更に、k番目の視野を検査する際に開口位
置を変更すると決定した場合、ここで改めて開口位置を
変化させながら最適位置を求める動作を行わずとも、例
えばk番目の視野内のパターン情報(配列)と同一(な
いしはほぼ近似)のパターン配列を持つ視野が1番目〜
(k−1)番目までの視野の中にあれば、その視野を選
び出し、この選び出した視野で求めておいた条件(即
ち、開口の最適位置)をそのまま用いて開口位置を設定
するようにしても良い。また、予め被検物上の検査範囲
内でのパターン情報をメモリに持たせておき、k番目の
視野を検査するのに先立ち、当該視野内のパターン情報
と、1つ前、即ち(k−1)番目の視野内のパターン情
報とを比較し、両者の配列条件(ピッチ、周期方向等)
が大きく異る場合にのみ、上記実施例の如き受光器37
からの信号Vを用いた比較を行うようにしても良い。つ
まり、視野毎に比較を行うのではなく、視野内のパター
ン情報が変化するときだけ比較を行って、開口位置を変
更するか否を決定するようにしても良い。
【0041】次に、半導体素子等をフォトリソグラフィ
技術を用いて製造する際のフォトマスク又はレチクル
(以下、「レチクル」と総称する)の回路パターンのウ
エハへの露光工程においては、レチクルのパターン形成
面又は両面にそれぞれ支持枠を介してペリクルと呼ばれ
る異物付着防止膜を張設することがある。ペリクルの厚
さは例えば1μm程度である。そして、図2の被検査物
19がペリクル付きのレチクルである場合には、光ビー
ムL9の照射の際又は被検査物19からの光L10の受
光の際に、その支持枠(以下、「ペリクルフレーム」と
いう)が邪魔になって、そのペリクルフレームの近傍の
レチクル面を検査できない場合も考えられる。
【0042】そのような場合でも、図2の実施例では、
輪帯遮光板28の開口27が180°連続的に回転可能
であり、この180°の角度範囲の中に光ビームL9及
び光L10が共にペリクルフレームに遮光されない角度
範囲が必ず存在する。従って、このペリクルフレームに
遮光されない角度範囲を使用することにより、ペリクル
付きのレチクルの全面の欠陥検査を迅速に行うことがで
きる。
【0043】次に、以上述べた実施例の種々の変形例等
を説明する。 (1)図2の受光レンズ30の光軸を被検査物19に対
して傾ける。この場合、被検査物19のパターン23の
0次回折光に対して空間的により離れた方向から、その
パターン23からの光を受光することができるので、そ
のパターン23のフーリエ変換像の強度が小さくなり検
出の精度が向上する。この現象は、0次光から離れれば
離れるほど回折光量は小さくなるという回折の光学原理
に基づいたものである。
【0044】(2)被検査物19が部分的にであっても
光透過性を有したガラス基板や金網(メッシュ)等であ
る場合には、透過照明にすることができる。 (3)被検査物19を照明する光としては単一波長の光
でも白色光でも良い。但し、単一波長の光の方がフーリ
エ変換像の明暗の差がはっきりする点で好ましい。 (4)図8の光学系(受光レンズ30等)を被検査物1
9に対して複数組設け、被検査物19から複数の方向に
発生する光学情報を得るようにしてもよい。この場合、
より多くの光学情報が得られる利点がある。
【0045】このように、本発明は上述実施例に限定さ
れず本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、相対位置可変手段によ
り被検物からの光の内の欠陥に関する光のみを開口手段
を介して撮像手段に送ることができ、被検物上の本来の
パターンの密集度や形状等の条件によらずに、欠陥のみ
を検出することができる利点がある。しかも、その撮像
手段によりその欠陥の形状等を観察することができる。
また、被検物上の第2の検出領域では必ずしもその相対
位置可変手段を動作させる必要がないので、検査時間が
短い利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の欠陥検査動作の一例を示す
フローチャートである。
【図2】本発明による欠陥検査方法の一実施例が適用さ
れる欠陥検査装置の機構部の構成を示す斜視図である。
【図3】従来の欠陥検査装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の検出原理の説明に供する斜視図であ
る。
【図5】本発明の検出原理の説明図であり、瞳面P1に
開口を有する遮光板を配置した場合を示す斜視図であ
る。
【図6】(a)は瞳面P1における開口16とフーリエ
変換像13Fとの位置関係を示す正面図、(b)は開口
16とフーリエ変換像13Fとの位置関係が変化した場
合の図5の受光器15の光電変換信号Sの変化の一例を
示す波形図である。
【図7】本発明の検出原理の説明図であり、被検査面に
対する光ビームLの入射ベクトルが変化した場合を示す
斜視図である。
【符号の説明】
19 被検査物 20 ステージ 24 光源 25,34,36 レンズ 26,32 遮光板 27,31 開口 28 輪帯遮光板 29 駆動部 30 受光レンズ 33 ハーフミラー 35 撮像装置 37 受光器 38−1,38−2 視野

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検物に検査用の光を照射する光照射手
    段と、前記被検物からの光を集光する集光光学系とを有
    し、該集光された光により前記被検物の欠陥を検査する
    方法において、 前記被検物と前記光照射手段との相対位置を変化させる
    移動手段と、前記集光光学系による前記被検物のフーリ
    エ変換面の近傍に配置され前記被検物からの光のフーリ
    エ変換パターンの一部のみに対応する光を通過させる開
    口手段と、該開口手段を通過した光に比例する光を光電
    変換する光検出手段と、前記被検物からの光のフーリエ
    変換パターンと前記開口手段との相対位置を変化させる
    相対位置可変手段と、前記開口手段を通過した光を逆フ
    ーリエ変換して前記被検物の共役像を結像する変換光学
    系と、前記共役像を撮像する撮像手段とを備え、 前記移動手段により前記被検物の第1の検出領域に前記
    光照射手段の光を照射し、 前記相対位置可変手段により前記光検出手段の光電変換
    信号が最小になるように前記被検物からの光のフーリエ
    変換パターンと前記開口手段との相対位置を設定し、 該設定された相対位置のもとで前記光検出手段の光電変
    換信号を記憶すると共に、前記撮像手段により前記被検
    物の共役像を観察し、 次に、前記移動手段により前記被検物の第2の検出領域
    に前記光照射手段の光を照射した際に、 前記光検出手段の光電変換信号が前記記憶した光電変換
    信号に対して所定の許容範囲内で等しい場合には、その
    まま前記撮像手段により前記被検物の共役像を観察し、 前記光検出手段の光電変換信号が前記記憶した光電変換
    信号と所定の許容範囲を超えて異なる場合には、前記相
    対位置可変手段により前記光検出手段の光電変換信号が
    最小になるように前記被検物からの光のフーリエ変換パ
    ターンと前記開口手段との相対位置を設定してから、前
    記撮像手段により前記被検物の共役像を観察する事を特
    徴とする欠陥検査方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995009358A1 (en) * 1993-09-30 1995-04-06 Optical Specialties, Inc. Inspection system with in-lens, off-axis illuminator
JP2006329630A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP2013122445A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Applied Materials Israel Ltd パターン化サンプルを検査するための光学システム及び方法
JP2015511011A (ja) * 2012-03-07 2015-04-13 ケーエルエー−テンカー コーポレイション ウェハおよびレチクル検査システムならびに照明瞳配置を選択するための方法
CN113984790A (zh) * 2021-09-28 2022-01-28 歌尔光学科技有限公司 镜片质量检测方法及装置

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