JPH0682080A - 負荷予測装置 - Google Patents
負荷予測装置Info
- Publication number
- JPH0682080A JPH0682080A JP4233412A JP23341292A JPH0682080A JP H0682080 A JPH0682080 A JP H0682080A JP 4233412 A JP4233412 A JP 4233412A JP 23341292 A JP23341292 A JP 23341292A JP H0682080 A JPH0682080 A JP H0682080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- sampling interval
- interval setting
- setting means
- outside air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はビルディング等における負荷予測装
置に関するもので、ステップ数が大きくなっても高い予
測精度が得られる負荷予測装置を提供することを目的と
する。 【構成】 一定サンプリング間隔設定手段１で設定され
た時間毎に重回帰法によるモデル式算出手段３にてモデ
ル式を作成して負荷予測を行い、この一定サンプリング
間隔設定手段１で設定された時間毎の結果を、１日に相
当する分積算して全日予測負荷を算出する全日負荷算出
手段６とで構成する。
置に関するもので、ステップ数が大きくなっても高い予
測精度が得られる負荷予測装置を提供することを目的と
する。 【構成】 一定サンプリング間隔設定手段１で設定され
た時間毎に重回帰法によるモデル式算出手段３にてモデ
ル式を作成して負荷予測を行い、この一定サンプリング
間隔設定手段１で設定された時間毎の結果を、１日に相
当する分積算して全日予測負荷を算出する全日負荷算出
手段６とで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルディング等におけ
る熱負荷や電力負荷などの負荷予測を行う負荷予測装置
に関するものである。
る熱負荷や電力負荷などの負荷予測を行う負荷予測装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ビルディング等における熱負荷や電力負
荷などの負荷予測方法や負荷予測装置については、既に
さまざまな開発がなされており、例えば、特開平３−５
０４３１号公報に示されているような負荷予測方法があ
る。
荷などの負荷予測方法や負荷予測装置については、既に
さまざまな開発がなされており、例えば、特開平３−５
０４３１号公報に示されているような負荷予測方法があ
る。
【０００３】この従来例においては、重回帰分析やカル
マンフィルタでは負荷，誤差の相関（時間的関係）を考
慮してないため１ステップ先の負荷予測しかできないと
いうことを前提に実施例の展開をしている。
マンフィルタでは負荷，誤差の相関（時間的関係）を考
慮してないため１ステップ先の負荷予測しかできないと
いうことを前提に実施例の展開をしている。
【０００４】以下にその基本的な技術について述べる。
この実施例の負荷予測方法は、（数１）に示すＡＲＩＭ
Ａモデル式を利用しており、
この実施例の負荷予測方法は、（数１）に示すＡＲＩＭ
Ａモデル式を利用しており、
【０００５】
【数１】
【０００６】但し、Ａi：自己回帰パラメータ、Ｂi：移
動平均パラメータ、ｘ（ｔ）：１ステップ先の予測負
荷、ｘ（ｔ-1）：現時刻の実負荷、ｘ（ｔ-2）：１ステ
ップ前の実負荷、ｅ（ｔ-1）：現時刻の実負荷−１ステ
ップ前に予測された現時刻の負荷である。
動平均パラメータ、ｘ（ｔ）：１ステップ先の予測負
荷、ｘ（ｔ-1）：現時刻の実負荷、ｘ（ｔ-2）：１ステ
ップ前の実負荷、ｅ（ｔ-1）：現時刻の実負荷−１ステ
ップ前に予測された現時刻の負荷である。
【０００７】このＡＲＩＭＡモデル式を使用した具体的
な負荷予測方法を説明する。現時刻の実負荷データがｘ
（ｔ-1）として、２３時間前の実負荷データがｘ（ｔ
-24）として、２４時間前の実負荷データがｘ（ｔ-25）
として代入され、１時間先の予測負荷ｘ（ｔ）が求めら
れる。次に、この予測負荷ｘ（ｔ）から２３時間前まで
の１時間毎の実負荷データがＡＲＩＭＡモデル式に代入
される。このようにして２時間先の予測負荷が求めら
れ、以下、順次負荷が求められる。
な負荷予測方法を説明する。現時刻の実負荷データがｘ
（ｔ-1）として、２３時間前の実負荷データがｘ（ｔ
-24）として、２４時間前の実負荷データがｘ（ｔ-25）
として代入され、１時間先の予測負荷ｘ（ｔ）が求めら
れる。次に、この予測負荷ｘ（ｔ）から２３時間前まで
の１時間毎の実負荷データがＡＲＩＭＡモデル式に代入
される。このようにして２時間先の予測負荷が求めら
れ、以下、順次負荷が求められる。
【０００８】すなわち、ＡＲＩＭＡモデルで現時刻にお
ける基本パターンを作成し、現時刻が１ステップ進毎に
基本パターンを更新してゆくものである。
ける基本パターンを作成し、現時刻が１ステップ進毎に
基本パターンを更新してゆくものである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、ＡＲＩＭＡモデルでｎステッフ゜先の予測
を行うにはｎ−１ステップまでの予測値を利用するた
め、ステップ数が大きくなる、すなわち予測すべき時間
が長くなるほど予測精度が低くなるという欠点を有して
いた。
従来例では、ＡＲＩＭＡモデルでｎステッフ゜先の予測
を行うにはｎ−１ステップまでの予測値を利用するた
め、ステップ数が大きくなる、すなわち予測すべき時間
が長くなるほど予測精度が低くなるという欠点を有して
いた。
【００１０】本発明は上記課題に鑑み、ステップ数が大
きくなっても高い予測精度が得られる負荷予測装置を提
供することを目的とするものである。
きくなっても高い予測精度が得られる負荷予測装置を提
供することを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の負荷予測装置は、一定サンプリング間隔設
定手段で設定された時間毎に過去数日の負荷と外気温度
を記憶し、同一サンプリング間隔で重回帰モデル式を算
出し、同一サンプリング間隔の１ステップ先の外気温度
を予測し、算出した重回帰モデル式に予測した外気温度
を代入して１ステップ先の負荷を算出し、算出された負
荷を１日に相当する分積算して全日予測負荷を算出する
ものである。
に、本発明の負荷予測装置は、一定サンプリング間隔設
定手段で設定された時間毎に過去数日の負荷と外気温度
を記憶し、同一サンプリング間隔で重回帰モデル式を算
出し、同一サンプリング間隔の１ステップ先の外気温度
を予測し、算出した重回帰モデル式に予測した外気温度
を代入して１ステップ先の負荷を算出し、算出された負
荷を１日に相当する分積算して全日予測負荷を算出する
ものである。
【００１２】また、サンプリング間隔として一定時間の
代わりに、可変サンプリング間隔設定手段で設定された
時間毎に、予め定められた負荷以上の時間帯はそれ以下
の時間帯より短いサンプリング間隔で記憶、重回帰モデ
ル式の算出、外気温度の予測、負荷の算出をするもので
ある。
代わりに、可変サンプリング間隔設定手段で設定された
時間毎に、予め定められた負荷以上の時間帯はそれ以下
の時間帯より短いサンプリング間隔で記憶、重回帰モデ
ル式の算出、外気温度の予測、負荷の算出をするもので
ある。
【００１３】
【作用】本発明の負荷予測装置は、一定サンプリング間
隔設定手段で設定された時間毎に重回帰分析によるモデ
ル式を作成して負荷予測を行い、この一定サンプリング
間隔設定手段で設定された時間毎の結果を１日に相当す
る分積算して全日予測負荷を算出するため、負荷予測の
精度はステップ数の大小に無関係である。すなわち、Ａ
ＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大きくなると予測
精度が低くなることはなく、常に高い予測精度が得られ
る。
隔設定手段で設定された時間毎に重回帰分析によるモデ
ル式を作成して負荷予測を行い、この一定サンプリング
間隔設定手段で設定された時間毎の結果を１日に相当す
る分積算して全日予測負荷を算出するため、負荷予測の
精度はステップ数の大小に無関係である。すなわち、Ａ
ＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大きくなると予測
精度が低くなることはなく、常に高い予測精度が得られ
る。
【００１４】また、負荷予測装置が、可変サンプリング
間隔設定手段で設定された時間毎に、予め定められた負
荷以上の時間帯では短いサンプリング間隔で負荷予測を
行うため、負荷が大きいところでは高頻度なサンプリン
グが可能となり、全体の予測精度が更に向上する。
間隔設定手段で設定された時間毎に、予め定められた負
荷以上の時間帯では短いサンプリング間隔で負荷予測を
行うため、負荷が大きいところでは高頻度なサンプリン
グが可能となり、全体の予測精度が更に向上する。
【００１５】
【実施例】以下本発明の一実施例の負荷予測装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【００１６】図１は本発明の一実施例における負荷予測
装置の概略構成図である。１は一定時間毎（ここでは１
時間毎）の頻度でサンプリング信号を出力する一定サン
プリング間隔設定手段で、２は過去数日（ここでは５日
間）の一定サンプリング間隔設定手段１で設定された時
間毎の負荷と外気温度の記憶手段である。
装置の概略構成図である。１は一定時間毎（ここでは１
時間毎）の頻度でサンプリング信号を出力する一定サン
プリング間隔設定手段で、２は過去数日（ここでは５日
間）の一定サンプリング間隔設定手段１で設定された時
間毎の負荷と外気温度の記憶手段である。
【００１７】３は一定サンプリング間隔設定手段１で設
定された時間毎の重回帰法のモデル式算出手段、４は一
定サンプリング間隔設定手段１で設定された時間毎の１
ステップ先の外気温度予測手段である。
定された時間毎の重回帰法のモデル式算出手段、４は一
定サンプリング間隔設定手段１で設定された時間毎の１
ステップ先の外気温度予測手段である。
【００１８】５はモデル式算出手段３で算出された重回
帰モデル式に外気温度予測手段４で予測された外気温度
を代入して１ステップ先の負荷を算出する負荷算出手段
であり、６は２２時に負荷算出手段５で算出された負荷
を１日に相当する分積算して全日予測負荷を算出する全
日負荷算出手段である。これらの構成要素より負荷予測
装置７が構成されている。
帰モデル式に外気温度予測手段４で予測された外気温度
を代入して１ステップ先の負荷を算出する負荷算出手段
であり、６は２２時に負荷算出手段５で算出された負荷
を１日に相当する分積算して全日予測負荷を算出する全
日負荷算出手段である。これらの構成要素より負荷予測
装置７が構成されている。
【００１９】以上のように構成された本実施例の負荷予
測装置について、図２のフローチャートを用いて、動作
の説明をする。
測装置について、図２のフローチャートを用いて、動作
の説明をする。
【００２０】図２のＳＴＥＰ１は一定サンプリング時間
経過したか否かの判定ルーチンであり、一定サンプリン
グ間隔設定手段１で行う。もし、１時間経過していれば
次のＳＴＥＰ２へ移行する。 ＳＴＥＰ２は負荷及び外
気温度を記憶するルーチンであり、負荷及び外気温度は
１時間毎に記憶手段２に記憶される。 ＳＴＥＰ３は負
荷及び外気温度のデータが５日分あるか否かの判定ルー
チンであり、記憶手段２で行なわれ、５日分のデータが
あれば次のＳＴＥＰ４へ移行し、なければＳＴＥＰ１へ
戻る。
経過したか否かの判定ルーチンであり、一定サンプリン
グ間隔設定手段１で行う。もし、１時間経過していれば
次のＳＴＥＰ２へ移行する。 ＳＴＥＰ２は負荷及び外
気温度を記憶するルーチンであり、負荷及び外気温度は
１時間毎に記憶手段２に記憶される。 ＳＴＥＰ３は負
荷及び外気温度のデータが５日分あるか否かの判定ルー
チンであり、記憶手段２で行なわれ、５日分のデータが
あれば次のＳＴＥＰ４へ移行し、なければＳＴＥＰ１へ
戻る。
【００２１】ＳＴＥＰ４は重回帰法のモデル式を算出す
るルーチンであり、モデル式算出手段３で行う。重回帰
法のモデル式は一般に（数２）で示され、
るルーチンであり、モデル式算出手段３で行う。重回帰
法のモデル式は一般に（数２）で示され、
【００２２】
【数２】
【００２３】但し、ｙ：負荷、ｘ：外気温度、ｃ：は残
差である。いま、仮に８時の重回帰法のモデル式を（数
３）とすると、
差である。いま、仮に８時の重回帰法のモデル式を（数
３）とすると、
【００２４】
【数３】
【００２５】モデル式の算出方法は、記憶手段２に記憶
されている５日分の８時の負荷をｙ8に、外気温度をｘ8
に代入し、残差ｃ8を最小にするようＡ8，Ｂ8を求め
る。
されている５日分の８時の負荷をｙ8に、外気温度をｘ8
に代入し、残差ｃ8を最小にするようＡ8，Ｂ8を求め
る。
【００２６】ＳＴＥＰ５は１ステップ先の外気温度を予
測するルーチンであり、外気温度予測手段４で行なわ
れ、方法としては記憶手段２で記憶された３日分の外気
温度データで最小二乗近似し求めている。
測するルーチンであり、外気温度予測手段４で行なわ
れ、方法としては記憶手段２で記憶された３日分の外気
温度データで最小二乗近似し求めている。
【００２７】ＳＴＥＰ６は１ステップ先の負荷を予測す
るルーチンであり、負荷算出手段５で行なわれ、ＳＴＥ
Ｐ４で求めた重回帰法のモデル式にＳＴＥＰ５で求めた
１ステップ先の外気温度を代入し負荷を予測する。
るルーチンであり、負荷算出手段５で行なわれ、ＳＴＥ
Ｐ４で求めた重回帰法のモデル式にＳＴＥＰ５で求めた
１ステップ先の外気温度を代入し負荷を予測する。
【００２８】ＳＴＥＰ７は翌日の全日負荷を予測する時
刻すなわち２２時か否かの判定ルーチンであり、２２時
ならば次のＳＴＥＰ８へ移行し、なければＳＴＥＰ１へ
戻る。ＳＴＥＰ８は全日負荷を予測するルーチンであ
り、ＳＴＥＰ７，ＳＴＥＰ８とも全日負荷算出手段６で
行なわれ、２３時から２２時までの１ステップ先の予測
された負荷を積算して翌日１日の全日負荷を予測する事
が出来る。
刻すなわち２２時か否かの判定ルーチンであり、２２時
ならば次のＳＴＥＰ８へ移行し、なければＳＴＥＰ１へ
戻る。ＳＴＥＰ８は全日負荷を予測するルーチンであ
り、ＳＴＥＰ７，ＳＴＥＰ８とも全日負荷算出手段６で
行なわれ、２３時から２２時までの１ステップ先の予測
された負荷を積算して翌日１日の全日負荷を予測する事
が出来る。
【００２９】次に他の実施例について、説明を行なう
が、前記実施例と同じ構成のものは同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
が、前記実施例と同じ構成のものは同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【００３０】図３は本発明の他の実施例における負荷予
測装置の概略構成図である。８は現時刻を検知する時刻
検知手段で、９は低速（ここでは２時間毎）の頻度でサ
ンプリング信号を出力する低速サンプリング間隔設定手
段、１０は高速（ここでは０．５時間毎）の頻度でサン
プリング信号を出力する高速サンプリング間隔設定手段
であり、１１は時刻検知手段で検知した時刻が８時から
１６時の時は高速サンプリング間隔設定手段１０に接続
し、他の時刻では低速サンプリング間隔設定手段９に接
続するようにしたスイッチである。
測装置の概略構成図である。８は現時刻を検知する時刻
検知手段で、９は低速（ここでは２時間毎）の頻度でサ
ンプリング信号を出力する低速サンプリング間隔設定手
段、１０は高速（ここでは０．５時間毎）の頻度でサン
プリング信号を出力する高速サンプリング間隔設定手段
であり、１１は時刻検知手段で検知した時刻が８時から
１６時の時は高速サンプリング間隔設定手段１０に接続
し、他の時刻では低速サンプリング間隔設定手段９に接
続するようにしたスイッチである。
【００３１】また、１２は時刻検知手段８，低速サンプ
リング間隔設定手段９，高速サンプリング間隔設定手段
１０，スイッチ１１を包含した可変サンプリング間隔設
定手段である。
リング間隔設定手段９，高速サンプリング間隔設定手段
１０，スイッチ１１を包含した可変サンプリング間隔設
定手段である。
【００３２】以上のように構成された他の実施例の負荷
予測装置について、図４のフローチャートを用いて、動
作の説明をする。
予測装置について、図４のフローチャートを用いて、動
作の説明をする。
【００３３】ＳＴＥＰ９は現時刻が８時から１６時か否
かの判定ルーチンであり、時刻検知手段８で行う。も
し、８時から１６時の間であれば、次のＳＴＥＰ１０へ
移行し、否であれば、ＳＴＥＰ１１へ移行する。これは
スイッチ１１で行う。
かの判定ルーチンであり、時刻検知手段８で行う。も
し、８時から１６時の間であれば、次のＳＴＥＰ１０へ
移行し、否であれば、ＳＴＥＰ１１へ移行する。これは
スイッチ１１で行う。
【００３４】ＳＴＥＰ１０は０．５時間経過したか否か
の判定ルーチンであり、高速サンプリング間隔設定手段
１０で行う。ＳＴＥＰ１１は２時間経過したか否かの判
定ルーチンであり、低速サンプリング間隔設定手段９で
行う。ＳＴＥＰ１０，ＳＴＥＰ１１とも所定時間経過後
は次のＳＴＥＰ２へ移行し、前期一実施例と同様の動作
を行う。もし、所定時間経過していなければＳＴＥＰ１
へ移行する。
の判定ルーチンであり、高速サンプリング間隔設定手段
１０で行う。ＳＴＥＰ１１は２時間経過したか否かの判
定ルーチンであり、低速サンプリング間隔設定手段９で
行う。ＳＴＥＰ１０，ＳＴＥＰ１１とも所定時間経過後
は次のＳＴＥＰ２へ移行し、前期一実施例と同様の動作
を行う。もし、所定時間経過していなければＳＴＥＰ１
へ移行する。
【００３５】以上のように、本実施例によれば、一定サ
ンプリング間隔設定手段１で設定された時間毎に重回帰
法によるモデル式算出手段３にてモデル式を作成して負
荷予測を行い、この一定サンプリング間隔設定手段１で
設定された時間毎の結果を全日負荷算出手段６にて１日
に相当する分積算して全日予測負荷を算出するため、負
荷予測の精度はステップ数の大小に無関係であり、、Ａ
ＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大きくなると予測
精度が低くなることはなく、常に高い予測精度が得られ
る。
ンプリング間隔設定手段１で設定された時間毎に重回帰
法によるモデル式算出手段３にてモデル式を作成して負
荷予測を行い、この一定サンプリング間隔設定手段１で
設定された時間毎の結果を全日負荷算出手段６にて１日
に相当する分積算して全日予測負荷を算出するため、負
荷予測の精度はステップ数の大小に無関係であり、、Ａ
ＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大きくなると予測
精度が低くなることはなく、常に高い予測精度が得られ
る。
【００３６】また、本実施例によれば、可変サンプリン
グ間隔設定手段１２で設定された時間毎に、予め定めら
れた負荷が大きくなる時間帯では高速サンプリング間隔
設定手段１０にてサンプリングし負荷予測を行うため、
特に、負荷が大きいところで高頻度なサンプリングとな
るため、全体の予測精度が更に向上する。
グ間隔設定手段１２で設定された時間毎に、予め定めら
れた負荷が大きくなる時間帯では高速サンプリング間隔
設定手段１０にてサンプリングし負荷予測を行うため、
特に、負荷が大きいところで高頻度なサンプリングとな
るため、全体の予測精度が更に向上する。
【００３７】
【発明の効果】以上、実施例からも明らかなように本発
明は、一定時間毎に定められた頻度でサンプリング信号
を出力する一定サンプリング間隔設定手段と、過去数日
の前記一定サンプリング間隔設定手段で設定された時間
毎の負荷と外気温度の記憶手段と、前記一定サンプリン
グ間隔設定手段で設定された時間毎の重回帰法のモデル
式算出手段と、前記一定サンプリング間隔設定手段で設
定された時間毎の１ステップ先の外気温度予測手段と、
前記モデル式算出手段で算出された重回帰モデル式に前
記外気温度予測手段で予測された外気温度を代入して１
ステップ先の負荷を算出する負荷算出手段と、前記負荷
算出手段で算出された負荷を１日に相当する分積算して
全日予測負荷を算出する全日負荷算出手段を設けたもの
であるため、負荷予測の精度はステップ数の大小に無関
係であり、ＡＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大き
くなると予測精度が低くなることはなく、常に高い予測
精度が得られる。
明は、一定時間毎に定められた頻度でサンプリング信号
を出力する一定サンプリング間隔設定手段と、過去数日
の前記一定サンプリング間隔設定手段で設定された時間
毎の負荷と外気温度の記憶手段と、前記一定サンプリン
グ間隔設定手段で設定された時間毎の重回帰法のモデル
式算出手段と、前記一定サンプリング間隔設定手段で設
定された時間毎の１ステップ先の外気温度予測手段と、
前記モデル式算出手段で算出された重回帰モデル式に前
記外気温度予測手段で予測された外気温度を代入して１
ステップ先の負荷を算出する負荷算出手段と、前記負荷
算出手段で算出された負荷を１日に相当する分積算して
全日予測負荷を算出する全日負荷算出手段を設けたもの
であるため、負荷予測の精度はステップ数の大小に無関
係であり、ＡＲＩＭＡモデルのようにステップ数が大き
くなると予測精度が低くなることはなく、常に高い予測
精度が得られる。
【００３８】また、一定サンプリング間隔設定手段の代
わりに、予め定められた負荷以上の時間帯はそれ以下の
時間帯より高頻度でサンプリング信号を出力する可変サ
ンプリング間隔設定手段を設けたものであるため、負荷
が大きいところでは高頻度なサンプリングが可能とな
り、全体の予測精度が更に向上する。
わりに、予め定められた負荷以上の時間帯はそれ以下の
時間帯より高頻度でサンプリング信号を出力する可変サ
ンプリング間隔設定手段を設けたものであるため、負荷
が大きいところでは高頻度なサンプリングが可能とな
り、全体の予測精度が更に向上する。
【図１】本発明の一実施例における負荷予測装置の概略
構成図
構成図
【図２】同実施例における負荷予測装置の動作フローチ
ャート図
ャート図
【図３】本発明の第２の実施例における負荷予測装置の
概略構成図
概略構成図
【図４】同実施例における負荷予測装置の動作フローチ
ャート図
ャート図
１ 一定サンプリング間隔設定手段 ２ 記憶手段 ３ モデル式算出手段 ４ 外気温度予測手段 ５ 負荷算出手段 ６ 全日負荷算出手段 ７ 負荷予測装置
Claims (2)
- 【請求項１】 ビルディング等における負荷予測装置に
おいて、一定時間毎に定められた頻度でサンプリング信
号を出力する一定サンプリング間隔設定手段と、過去数
日の前記一定サンプリング間隔設定手段で設定された時
間毎の負荷と外気温度の記憶手段と、前記一定サンプリ
ング間隔設定手段で設定された時間毎の重回帰法のモデ
ル式算出手段と、前記一定サンプリング間隔設定手段で
設定された時間毎の１ステップ先の外気温度予測手段
と、前記モデル式算出手段で算出された重回帰モデル式
に前記外気温度予測手段で予測された外気温度を代入し
て１ステップ先の負荷を算出する負荷算出手段と、前記
負荷算出手段で算出された負荷を１日に相当する分積算
して全日予測負荷を算出する全日負荷算出手段を設けた
ことを特徴とする負荷予測装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の負荷予測装置において、
一定サンプリング間隔設定手段の代わりに、予め定めら
れた負荷以上の時間帯はそれ以下の時間帯より高頻度で
サンプリング信号を出力する可変サンプリング間隔設定
手段を設けたことを特徴とする負荷予測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233412A JPH0682080A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 負荷予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233412A JPH0682080A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 負荷予測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682080A true JPH0682080A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16954660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4233412A Pending JPH0682080A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 負荷予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682080A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09210425A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-12 | Toshiba Corp | 冷暖房需要量予測装置 |
| JPH10141736A (ja) * | 1996-09-11 | 1998-05-29 | Toshiba Corp | 快適性指標ｐｍｖ学習装置 |
| WO2016147780A1 (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-22 | 株式会社東芝 | 機器特性モデル学習装置、機器特性モデル学習方法、及び記憶媒体 |
| CN109995562A (zh) * | 2017-12-30 | 2019-07-09 | 中国移动通信集团河北有限公司 | 网络业务量预测方法、装置、设备及介质 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4233412A patent/JPH0682080A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09210425A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-12 | Toshiba Corp | 冷暖房需要量予測装置 |
| JPH10141736A (ja) * | 1996-09-11 | 1998-05-29 | Toshiba Corp | 快適性指標ｐｍｖ学習装置 |
| WO2016147780A1 (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-22 | 株式会社東芝 | 機器特性モデル学習装置、機器特性モデル学習方法、及び記憶媒体 |
| JP2016170715A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 機器特性モデル学習装置、機器特性モデル学習方法、及びプログラム |
| CN109995562A (zh) * | 2017-12-30 | 2019-07-09 | 中国移动通信集团河北有限公司 | 网络业务量预测方法、装置、设备及介质 |
| CN109995562B (zh) * | 2017-12-30 | 2022-11-08 | 中国移动通信集团河北有限公司 | 网络业务量预测方法、装置、设备及介质 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2008145349A (ja) | バッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システム | |
| CN110109441B (zh) | 一种激光惯组故障预测方法和系统 | |
| CN107726632B (zh) | 加热控制方法及服务器 | |
| JP2001084479A (ja) | 交通流データ予測装置及び交通流データ予測方法 | |
| CN103578478A (zh) | 实时获取音乐节拍信息的方法及系统 | |
| JPH0851788A (ja) | モータ速度制御装置 | |
| JPH0682080A (ja) | 負荷予測装置 | |
| US11300626B2 (en) | Method and system for battery capacity estimation | |
| JPH085679A (ja) | 周波数検出方法と装置および電力系統安定化システム | |
| JP2001272466A (ja) | レーダ装置 | |
| EP0421444B1 (en) | Pitch period searching method and circuit for speech code | |
| JPS59220666A (ja) | 目標位置予測装置 | |
| JP3319297B2 (ja) | 高炉異常炉況予知方法 | |
| JP2600203B2 (ja) | 目標識別装置 | |
| JP2805508B2 (ja) | プラント機器の寿命管理方法及び装置 | |
| JP3551345B2 (ja) | 同期制御装置 | |
| EP0261765A2 (en) | Updating physical property correlations | |
| JPH11118922A (ja) | 目標追尾装置 | |
| JP2827446B2 (ja) | 電動機の速度検出方法 | |
| RU1838798C (ru) | Устройство дл определени приращени дальности до излучател на подвижном объекте | |
| KR100522230B1 (ko) | 아리마 모델을 변형한 전력 수요 예측 방법 | |
| JPH08136032A (ja) | 負荷予測補正装置 | |
| JP3229773B2 (ja) | 商品販売量等の予測装置 | |
| JP3039814B2 (ja) | 学習制御方式 | |
| JP2947583B2 (ja) | 線路特性測定装置 |