JPH068185A - 産業用ロボットの付加二軸装置のマスタリング装置 - Google Patents

産業用ロボットの付加二軸装置のマスタリング装置

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JPH068185A
JPH068185A JP17095392A JP17095392A JPH068185A JP H068185 A JPH068185 A JP H068185A JP 17095392 A JP17095392 A JP 17095392A JP 17095392 A JP17095392 A JP 17095392A JP H068185 A JPH068185 A JP H068185A
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mastering
rotary drive
jig
axis
drive shafts
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JP17095392A
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Akira Nihei
亮 二瓶
Akihiro Terada
彰弘 寺田
Yasuo Sasaki
康夫 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用ロボットの手首先端に取着れさる付加
二軸装置のマスタリングを簡単に遂行可能なマスタリン
グ装置を提供すること。 【構成】 産業用ロボット(8)の手首(13)先端に
取着される付加二軸装置(15)のマスタリングに当た
り、同装置(15)が有する2つの回転駆動軸(θ1、
θ2)の一方を作動させたときに、可動側マスタリング
治具(46)の較正面(47、48)は、X軸またはY
軸方向に略平行に変位し、従って、固定側マスタリング
治具(41)が保持した二つの変位測定ゲージ(44、
45)の目盛を順次に設定マスタリング目盛表示へ追い
込み、マスタリングを簡単に達成する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットのマス
タリング装置に関し、特に、産業用ロボットの手首の先
端に取着されてロボット固有の動作自由度に付加的に重
畳される二つの動作自由度を有することにより、一つの
平面内で高精度の軌跡動作を遂行可能な付加二軸装置の
原点較正を行うマスタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に産業用ロボットにおいては、従来
より、製造過程の最終過程やロボット使用時にロボット
機体の旋回胴、ロボットアーム、ロボット手首等の可動
要素の駆動源を成すサーボモータを交換したとき、或い
は、偶発的にロボット機体が周囲に配置された外部機器
と機械的な接触を生じたりして部品の交換がなされた場
合等には、ロボット機体の所定の原点姿勢とプログラム
の原点との間の一致を図る較正、つまり、マスタリング
が行われる。このようなマスタリングはまた、同じプロ
グラムに対してロボット機体が交換された場合の互換性
を図る際にも遂行される。
【0003】このような産業用ロボットのマスタリング
は、一般的にロボット機体自体が有する可動要素の原点
姿勢に関して遂行されると共にロボット機体の手首先端
に装着される付加軸装置、特に、手首先端に装着可能な
ベース部と、同ベース部に保持された二つの回転駆動源
にそれぞれ結合した二つの回転駆動軸と、それらの回転
駆動軸に各枢着された第1、第2の二つのリンク系と、
該第1、第2のリンク系が相互に結合された枢着節に設
けられ、一平面内でX、Yの直交二軸方向に自在に移動
可能なツール取付部とを有して成る付加二軸装置に就い
てもマスタリングが遂行される。特に、上記した二つの
リンク系を有する付加二軸装置の場合には、同装置のツ
ール取付部に装着したツールを高精度の軌跡に沿って作
動させるために、二つの回転駆動軸の絶対原点座標の設
定を行うマスタリングを高精度に達成し得ることが要求
される。
【0004】ここで、二つの回転駆動軸と、二つのリン
ク系と、ツール取付部とを有した付加二軸装置の構成に
就いて、図4及び図5に基づいて簡単に説明する。図4
は産業用多関節型ロボットと、その手首先端に装着され
た付加二軸装置との全体的構成を示した斜視図である。
産業用ロボット8は、ベースを下底部に有した固定胴9
の上部に搭載された立軸回りに旋回可能な旋回胴10
と、同旋回胴10の一端に基端側が枢着されたロボット
上腕11と、そのロボット上腕11の先端に基端側が枢
着されたロボット前腕12と、そのロボット前腕12の
先端に設けられたロボット手首13とを有したロボット
機体を有し、このロボット機体はロボット制御装置14
の教示プログラムに従って制御される。また、ロボット
手首12の取付面には付加二軸装置15が、そのベース
部を介して取着され、この付加二軸装置14の先端に取
着れさたツールT1は、同付加二軸装置15が有する2
つの回転駆動源の作動に従って内蔵の二つのリンク系を
介して高精度の軌跡動作を行う構成を有している。従っ
て、ロボット機体の旋回胴10、ロボット上腕11、ロ
ボット前腕12、手首13の作動によってワーク上の近
傍まで付加二軸装置15を移動変位させて目的位置に位
置決めし、次いで位置決めされた付加二軸装置15が、
ツールT1を作動させるようになっている。
【0005】図5は、上記の付加二軸装置15が有する
二つのリンク系の詳細な構造を示している。同図5に示
すように、付加二軸装置15は、ベース部16に保持さ
れた2つの回転駆動源M1、M2に結合された第1、第
2の回転駆動軸θ1、θ2を備え、これらの回転駆動軸
θ1、θ2には2つのリンク17、18を有した第1の
リンク系19と、他の2つのリンク21、22を有した
第2のリンク系23とを有しており、それら第1、第2
のリンク系19、23のリンク18と23とが結合され
た枢着構造の節部24にツール取付部25が設けられ、
このツール取付部25にツールT1が着脱自在に取着可
能に構成されている。そして、上記ツール取付部25
は、2つの回転駆動軸θ1、θ2の回転に応じて二つの
第1、第2のリンク系19、23を介して直交二軸(X
軸、Y軸)方向に高精度に移動変位するようになってい
る。
【0006】さて、このような付加二軸装置15のマス
タリングに当たっては、図6に示すように、同二軸装置
15のベース部16に位置決めピン等で正確に取付けさ
れるスタンド形の構造を有した固定側マスタリング治具
30と、そのマスタリング治具30に直交配置で設けら
れたゲージ取付ブラケット31、32に取付けられて市
販のゲージブロック等で零点調整が行われる変位測定ゲ
ージ33、34と、付加二軸装置15のツール取付部2
5におけるツール取付面25aに位置決めピン等で正確
に取付けされる可動側マスタリング治具35とから成る
マスタリング装置が用いられる。すなわち、同可動側マ
スタリング治具35の較正面35a、35bが固定側マ
スタリング治具30の変位に接触、係合し、予め変位測
定ゲージ33、34に設定、調整された零点が得られた
とき、同付加二軸装置15の原点が制御装置14に設定
され、マスタリングが達成されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
図6に示す従来のマスタリング装置では、二つの変位測
定ゲージ33、34の触針先端は付加二軸装置15のツ
ール取付部25における枢動中心を通る構成がとられ、
その状態で可動側マスタリング治具35の構成面35
a、35bと接触して両ゲージ33、34が零点表示を
したとき、マスタリングが達成されるように設定されて
いる。
【0008】このために、図7、図8に示すように、例
えば、付加二軸装置15の2つの回転駆動軸θ1、θ2
を回転作動させてリンク系19、23を介してツール取
付部25を固定側マスタリング治具30に接近した近傍
位置で移動変位させるとき、一方の回転駆動軸θ1又は
θ2の回転駆動に応じて可動マスタリング治具35の両
較正面35a、35bが共に移動変位(X方向変位、Y
方向変位)してしまうために、両変位測定ゲージ33、
34の零点表示によるマスタリング位置を見つけ出す作
業は極めて煩瑣、困難になると言う欠点を有している。
すなわち、図7と図8とは夫々、回転駆動軸θ1を作動
させた場合と回転駆動軸θ2を作動させた場合の可動マ
スタリング治具35の較正面35a、35bの変位を示
し、各変位測定ゲージ33又は34を個別に零点表示ま
で追い込む操作をすることは極めて困難であることが理
解できる。
【0009】上述の欠点に鑑み、本発明の目的は、二つ
のリンク系を内蔵して産業用ロボットの手首先端に装着
される付加二軸装置のマスタリングを簡単に遂行可能な
マスタリング装置を提供せんとすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の発明の
目的に鑑み、付加二軸装置のマスタリングに当たり、同
付加二軸装置が有する2つの回転駆動源の一方の回転駆
動源を作動させたときに、可動側マスタリング治具の較
正面は、X軸またはY軸方向に平行に変位し、従って、
固定側マスタリング治具に装着した二つの変位測定ゲー
ジの目盛を順次に零点またはその他の設定マスタリング
目盛表示へ回転駆動軸の作動により追い込み、マスタリ
ングを達成するようにしたものである。
【0011】すなわち、本発明によれば、産業用ロボッ
トの手首先端に装着可能なベース部と、該ベース部に保
持された二つの回転駆動源にそれぞれ結合した二つの回
転駆動軸と、それらの回転駆動軸に各枢着された第1、
第2の二つのリンク系と、該第1、第2のリンク系が相
互に結合された枢着節に設けられ、一平面内でX、Yの
直交二軸方向に自在に移動可能なツール取付部とを有し
て成る付加二軸装置の原点位置を較正するマスタリング
装置において、前記ベース部に位置決め、装着されると
共にX軸およびY軸方向の変位測定ゲージを保持した固
定側マスタリング治具と、前記ツール取付部に位置決
め、装着され、前記X軸およびY軸方向のそれぞれの変
位測定ゲージに接触、係合する第1、第2の二つの較正
面を有すると共に該第1及び第2の各較正面が前記変位
測定ゲージとの接触位置近傍で前記二つの回転駆動軸に
おける一方の回転軸の回転に応じてX軸又はY軸方向に
略平行に変位可能な面として形成されている可動側マス
タリング治具とを、具備して構成されたことを特徴とす
る産業用ロボットの付加二軸装置のマスタリング装置が
提供される。
【0012】
【作用】上述の構成を有したマスタリング装置を用いれ
ば、固定側マスタリング治具を付加二軸装置のツール取
付部に位置決めピンを用いて所定の取付位置に取付け、
それに保持された変位測定ゲージの目盛を予め設計、選
定された所定の目盛表示となるように、市販のゲージブ
ロックを用いて設定し、他方、ツール取付部には可動側
マスタリング治具を、同じく位置決めピンを用いて所定
の取付位置に取付け、次いで、付加二軸装置の二つの回
転駆動源を順次に、又は交互に作動させて可動側マスタ
リング治具の較正面が変位測定ゲージの触針と接触、係
合し、所定の目盛表示が得られるように追い込む。
【0013】斯くして、両変位測定ゲージの目盛値が上
記の所定の目盛表示に成ったとき、マスタリングが終了
する。この場合に、付加二軸装置のツール取付部は、二
つの回転駆動源の一方を作動させると、二つの回転駆動
軸と二つのリンク系とを介して同ツール取付部に取付け
られた可動側マスタリング治具の較正面は、常に、一方
の面がX軸またはY軸に平行に変位するからその平行変
位面と接触した変位測定ゲージの目盛は一定値を維持す
る。故に、その間に、他方の較正面と接触した変位測定
ゲージの目盛値を目的の所定目盛値へ追い込むように該
他方の較正面を変位させれば良く、各回転駆動軸を個別
に作動させながらマスタリングの作業を遂行できるか
ら、極めて容易にマスタリング位置に設定することが可
能となる。
【0014】以下、本発明に係る付加二軸装置用のマス
タリング装置を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の実施例による付加二軸装置用
のマスタリング装置を構成を示す正面図、同図2及図3
は、付加二軸装置の二つの回転駆動軸を交互に作動させ
た場合のマスタリング治具の作用を説明する説明図であ
る。なお、付加二軸装置の構成は、図4、図5の図示に
より既に説明した構成を有し、本発明のマスタリング装
置もこのような二つのリンク系を有した付加二軸装置に
適用されるものであると解して差支えない。
【0016】図1を参照すると、本発明に係るマスタリ
ング装置40は、付加二軸装置15のベース部16に位
置決めピン60、ボルトねじ61等を用いて所定の取付
位置に固定されるスタンド形の固定側マスタリング治具
41と、同固定側マスタリング治具41の二つの直交配
置で設けられたブラケット42、43に止めネジ62を
用いて取付けられたX軸方向の変位測定ゲージ44、Y
軸方向の変位測定ゲージ45とを有している。これらの
固定側マスタリング治具41と、それに保持された変位
測定ゲージ44、45のそれぞれの構造は、図6に示し
た従来のマスタリング装置の対応の治具30、ゲージ3
3、34と違いは無い。
【0017】他方、付加二軸装置15のツール取付部2
5のツール取付面25aに同じく位置決めピン及びボル
トねじ(図示に現れない)で所定の取付位置に取付けら
れる可動側マスタリング軸46が設けられ、この可動側
マスタリング治具46は、上記の二つの変位測定ゲージ
44、45の触針44a、45aの先端と接触、係合す
る較正面47、48をオフセット位置に有した1つの部
材形状をしている。
【0018】ここで、本発明に係るマスタリング装置4
0においては、固定側マスタリング治具41の変位測定
ゲージ44、45の近傍位置まで可動側マスタリング治
具46の較正面47、48を予め接近させ、次いで、付
加二軸装置15の二つの回転駆動軸θ1、θ2(図5参
照)における一方の回転駆動軸θ1又はθ2を更に作動
させ、可動側マスタリング治具46が有する二つの較正
面47、48における一方の較正面、例えば、較正面4
7をX軸方向に変位させて変位測定ゲージ44の触針4
4aに接触、係合により所定の原点位置へ追い込む過程
で、他方の較正面48は、そのX軸方向には同時に変位
するが、Y軸方向には略変位しないような面を成すよう
に形成されている。つまり、較正面47、48が夫々、
変位測定ゲージ44、45の触針44a、45aに接
触、係合した状態では、図1からも理解できるように、
両触針44a、45aの軸線をX軸方向、Y軸方向に延
長した交点位置が、付加二軸装置15のツール取付部2
5におけるツール取付面25aの枢着軸心と一致しない
オフセット位置に在るように選定されている。
【0019】このような位置関係は、付加二軸装置15
のツール取付部25のツール取付面25aの面内にX、
Y座標を設定して、その座標系における各座標位置に就
いて、ベース部16の近傍で回転駆動軸θ1又はθ2を
作動させたとき、それらの座標位置がX軸方向またはY
軸方向に平行に変位する位置を実験的に求め、求めた位
置と一致した位置に較正面47、48が来るように形成
された可動側マスタリング治具46を形成することによ
り、所望の可動側マスタリング治具46を得ることがで
きる。
【0020】図2は、上述した本発明に係るマスタリン
グ装置40において、可動側マスタリング治具46を固
定側マスタリング治具41に保持された変位測定ゲージ
44、45の近傍位置において、付加二軸装置15の一
方の回転駆動軸θ1を、その駆動源M1により回転作動
させることにより、可動側マスタリング治具46の一方
の較正面47に大きなX軸方向の変位を得たとき、他方
の較正面48は同じくX軸方向に略平行に変位をしてい
るが、Y軸方向には略変位が無いことを示し、従って、
回転駆動軸θ1を作動させることにより、較正面47と
変位測定ゲージ44との接触、係合部で所定のマスタリ
ング位置に対応したゲージ目盛値になるように、簡単に
追い込むことが可能なことを示している。つまり、図示
の破線で示した可動側マスタリング治具46は回転駆動
治具θ1の作動に対応した変位を示している。
【0021】図3は、同様に付加二軸装置15の別の回
転駆動軸θ2を作動させると、可動側マスタリング治具
46の較正面47はY軸方向に略平行に変位し、他方較
正面48はY軸方向に大きく変位をすることを説明して
いる。従って、変位測定ゲージ45の目盛値が予め調
整、設定した所定のマスタリング位置に対応した目盛値
となるように簡単に追い込むことが可能であることを説
明している。
【0022】なお、本発明によれば、固定側マスタリン
グ治具41に保持された変位測定ゲージ44、45によ
るマスタリング位置に対応した目盛を設定し、可動側マ
スタリング治具46の二つの較正面47、48をこれら
の二つの変位測定ゲージ44、45に接触、係合させた
とき、各回転駆動軸θ1またはθ2を回転作動させて所
定のゲージ目盛に追い込む過程で、各回転駆動軸θ1ま
たはθ2の回転作動により生ずる較正面47または48
の変位割合が略同程度に発生するように各較正面47、
48を設けておくと、マスタリング操作に際して、両回
転駆動軸を回転させて順次に変位測定目盛値を所定値に
追い込むに当たり、X軸方向とY軸方向のマスタリング
精度の一致させることが可能になる。従って、可動側マ
スタリング治具46の較正面47、48は、夫々の変位
測定ゲージ44、45に対して略等距離に形成された面
となるように予め形成される。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明を介して明らかなよ
うに、本発明によれば、産業用ロボットの手首に取着さ
れる付加二軸装置のマスタリングに当たり、同付加二軸
装置が有する2つの回転駆動源の一方の回転駆動源を作
動させたときに、可動側マスタリング治具の較正面は、
X軸またはY軸方向に略平行に変位し、故に、固定側マ
スタリング治具の二つの変位測定ゲージの目盛を順次に
零点又は所定の設定マスタリング目盛表示へ回転駆動軸
の作動により追い込み、マスタリングを簡単に達成可能
にしたものである。従って、付加二軸装置のマスタリン
グを簡単な較正操作で遂行可能なマスタリング装置が得
られ、故に、マスタリング操作における作業能率の向上
が達成されるのである。
【0024】また、マスタリングに当たり、一平面内に
おけるX軸方向とY軸方向の二軸方向におけるマスタリ
ング精度を同一精度で設定可能なマスタリング装置が形
成可能であることから、マスタリング操作の精度向上を
もたらすことも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による付加二軸装置用のマスタ
リング装置を構成を示す正面図である。
【図2】付加二軸装置の二つの回転駆動軸の一方の回転
駆動軸を作動させた場合の本発明に係るマスタリング治
具の作用を説明する説明図である。
【図3】付加二軸装置の二つの回転駆動軸の他の一方の
回転駆動軸を作動させた場合の本発明に係るマスタリン
グ治具の作用を説明する説明図である。
【図4】付加二軸装置を具備した産業用多関節型ロボッ
トの全体的な構成を示す斜視図である。
【図5】付加二軸装置の二つのリンク系を有した構成を
示す略示斜視図である。
【図6】従来の付加二軸装置のマスタリング装置の構成
を示す正面図である。
【図7】付加二軸装置の二つの回転駆動軸の一方の回転
駆動軸を作動させた場合の従来のマスタリング治具の作
用を説明する説明図である。
【図8】付加二軸装置の二つの回転駆動軸の他方の回転
駆動軸を作動させた場合の従来のマスタリング治具の作
用を説明する説明図である。
【符号の説明】
8…産業用多関節型ロボット 13…ロボット手首 15…付加二軸装置 19…第1のリンク系 23…第2のリンク系 25…ツール取付部 25a…ツール取付面 40…マスタリング装置 41…固定側マスタリング治具 44…変位測定ゲージ 44a…触針 45…変位測定ゲージ 45a…触針 46…可動側マスタリング治具 47…較正面 48…較正面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業用ロボットの手首先端に装着可能な
    ベース部と、該ベース部に保持された二つの回転駆動源
    にそれぞれ結合した二つの回転駆動軸と、それらの回転
    駆動軸に各枢着された第1、第2の二つのリンク系と、
    該第1、第2のリンク系が相互に結合された枢着節に設
    けられ、一平面内でX、Yの直交二軸方向に自在に移動
    可能なツール取付部とを有して成る付加二軸装置の原点
    位置を較正するマスタリング装置において、 前記ベース部に位置決め、装着されると共にX軸および
    Y軸方向の変位測定ゲージを保持した固定側マスタリン
    グ治具と、 前記ツール取付部に位置決め、装着され、前記X軸およ
    びY軸方向のそれぞれの変位測定ゲージに接触、係合す
    る第1、第2の二つの較正面を有すると共に該第1及び
    第2の各較正面が前記変位測定ゲージとの接触位置近傍
    で前記二つの回転駆動軸における一方の回転軸の回転に
    応じてX軸又はY軸方向に略平行に変位可能な面として
    形成されている可動側マスタリング治具とを、具備して
    構成されたことを特徴とする産業用ロボットの付加二軸
    装置のマスタリング装置。
JP17095392A 1992-06-29 1992-06-29 産業用ロボットの付加二軸装置のマスタリング装置 Pending JPH068185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021153359A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 ファナック株式会社 ロボットのキャリブレーション装置
WO2022019262A1 (ja) * 2020-07-22 2022-01-27 ファナック株式会社 ロボット、マスタリング治具、マスタリングシステムおよびマスタリング方法

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